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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2009/12 | 01
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またまた亀井発言…外部環境も悪化し小幅安に転換
 寒さのせいか、血圧が上がり横になっていました。たまっていたメールに返事を送っていたらすっかり遅くなってしまいました。明日の朝にしょうかと思いましたが、がんばって書きましょう。

 さて、17日木曜日の日経平均株価は、13円61銭安の1万163円80銭、TOPIXは2.01ポイント安の896.28と、ともに小反落して終わりました。特効薬の効き目も一日だけで、今日の市場エネルギーは急速に減少。出来高は18億9700万株、売買代金は1兆2200億円と薄商いに戻りました。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは87、RSIは80、25日線かい離はプラス4%でした。昨日の25日線かい離に続き、RSIが警戒ゾーンに入っています。なお、本日の25日線は9778円に位置。上昇基調は維持しているもののピッチはやや衰えました。まあ、週末は近いし、年末も近い…無理することはないな~という感じでしょうか。

★益々舵取りが難しくなるFRB議長
 昨日の米国FOMCの声明は、「景気は着実に回復しているけどピッチは鈍い。だから、しばらく今の超低金利は続けるから(FRBが出口政策に取りかかっていると誤解して、金利を押し上げないでね)…」。でも、「金融危機はどうやら、沈静化したから流動性の供給策は来年の2月で止めさせてね…」というところでしょうか。FOMC開催前にも利上げはしないと言い、今回も、また改めて超低金利政策は持続する…と念押しするあたり…よほど金利の上昇が怖いようです。でも、FRBが言うように景気が確実に改善しているようなら、長期金利は確実に上昇するはず…。そうなったら、国債入札への応募は無くなるは、利払い負担は増加するは…で、これまでの苦労は水の泡になり、ドルも下落の憂き目を見ることになります。でも、だんだん日本のバブル崩壊後の状況と似てきましたから、余裕資金を抱え、運用先が無くなった金融機関が長期債を買ってくれて、長期金利は上がらない、という状況でデフレに突っ込んでいくんでしょうか…?バーナンキさん、ここから先は、オバマ大統領が言う、輸出主導で景気回復を図る(ドル安が必要)という政策にそって、為替調整もやりながら金利上昇も抑制しなければなりませんね。うまくやったら、マジシャンの称号がもらえるかもしれませんね。

★日本で行った大いなる実験が金融危機を救った?
 とにかく、何やかやと言いながら、日本の場合は、個人の金融資産が本来受け取るべき利益を、低金利という形で、企業や銀行、政府財政に付け替えてバランスシートを改善してきましたが、米国の場合、何で付け変えするんでしょうか?金融機関のバランスシートを改善しない限りは、根本的な問題は解決されません。だから、時価会計の停止というごまかしをやったり、昨日の、新資本規制の見直しをやらなければならなくなる…。欧米で起きた金融危機は、日本のバブル崩壊後の動きを参考にしながら、うまく乗り切ってきたようですが、日本がバブル崩壊に苦しんでいるとき、今の米国の経済諮問委員会のサマーズ委員長は日本の資本査定に厳格な時価会計ルールを適用することが正しいやり方だ…と時価会計の厳格適用を強制。結局、事態を深刻化させて失われた10年のきっかけを作ってくれました。その先例があるため、今回は、早々と時価会計ルールの適用を緩和しています。まさに、自分勝手…。日本での介入は「大いなる実験」だったのでしょうか。日本は米国から、2度の原爆を落とされましたが、3発目はバブル崩壊の演出。その後の立ち直りの時には、駄目押しの介入をされています。そろそろ、欧米流の得手勝手なルール変更をやめさせて、新しい金融秩序を作るべきところに来ているような気がするんですが…。まあ、バーナンキさんのお手並み拝見といきましょうか。

★相場環境が整ったら外部環境が悪化
 さて、今日は、円相場の90円台乗せを追い風に折角、いい調子で上げていたんですが、残念ながら、世界の中での最強通貨だった円が弱くなるということは、円高が進行しているときに上げていた世界の資産価格にとっては逆風。アジア株は安くなるは、資源価格は下落するは…で、円安以外に株価を支援する材料がなくなってきます。これも、世界が意図的に通貨の切り下げ競争をしているとき、一人、通貨高を指向?してきた咎めといえるのかもしれません。折角、株高の環境が出来たときには、世界の株価が調整に入り、日本株も伸び悩む…。まさに、政策の失敗としか言いようがありません。また、今日は、亀井さんがまたやってくれました。先日のモラトリアム発言に続き、デリバティブの規制論が飛び出してきました。まあ、操作性が高い日経平均先物の利便性を低めることは賛成ですが、全般を規制してしまうのは如何なもんでしょう。

★報道がある方向性を持ち始めたよう…真実は何かを見抜く目ガ必要に
 まあ、前回のように骨抜きにされてしまうんでしょうが、もうお騒がせはこの辺にしといて、そろそろ、まともに景気対策や日本の再建に取り組んでもらいたいものです。このところ、小沢幹事長の不穏当な発言や突出ぶりがマスコミで喧伝され、国民感情が悪化していますが、確かに同感するところはあるものの、もしかしたら、報道を通じて何かの力が国民感情を煽る方向に動き出しているのではないか…という危惧も感じます。民主党の政策については過激な部分ばかりが目立ちますが、恐らく来年になると、経済面で資本効率の高いところへの財政投入が始まり、その投資効率を上げるために規制でがんじがらめになった部分への法改正や制度変更が相次いでくるものと思います。株価にとっても一番面白いのは、規制緩和や制度改正が本格化する来年と思っていましたが、それだけに既得権を持つものの抵抗も大きいはず…。利権を失うことを恐れていた連中が、もしマスコミを巻き込んで動いていたら…。ここは感情論にとらわれず、事態の推移を冷静に見るところではないかと思います。

★各論重視の方向に変わりなし…民主党が無事なら、来年は規制緩和、制度改正ラッシュに
 株価については、以前から書いているように、日経平均の時価付近は2004年後半から2年近く持ち合って壁を作っているテクニカルな上値抵抗ゾーンでもあります。動きが鈍るのも当然のところ…。だから、ここは下げなければいいので、相場が安定してくれば、各論で勝負できます。日本株も米国と同様に、「二進一退」相場に入ることになると思いますが、来年に入り、医療や介護、環境など規制でがんじがらめになっているところの規制緩和や制度改正が続出し、投下資金の乗数効果が大きくなってくれば、日本が変化していることが目に見えてわかってきます。今は、この変化を信じてみるところではないでしょうか。いつもそうですが、欺瞞は正論を装って近づいてきます。これまで、何度も国民はだまされてきたはずです。今、目の前に見えていることが果たして正しいことかどうか…、また、真実が伝えられているのか…。儲かる銘柄を考える前に、真実を見抜く目をもつように努力しませんか…。

 各論相場に変化無し…。

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FOMC終了の出尽くし感で上げ幅圧縮…ネット関連に成長の芽
 おはようございます。寒い朝です。生駒山のほうから直接寒風が吹きつけています。この寒気はさらに強まり、奈良ののほうは氷点下が続くとのこと…。風邪がぶり返さないようにしなくては。

 さて、昨日の米国株ですが、予想を上回る住宅着工件数やほぼ予想通りの消費者物価指数など、堅調な経済指標を受け反発してスタート。新資本規制延長方針を受け金融株が買われたほか、原油価格の反発を受け資源・エネルギー株が買われるなど物色範囲を広げ、ニューヨークダウは一時1万500ドルの大台を回復、NASDAQ総合指数も一時昨年9月以来の2200ポイント台を回復していました。
 ただ、この日終わったFOMC後の声明で、超低金利政策の継続があらためて宣言。しかし、「経済活動が引き続き上向く一方、雇用市場の悪化は鈍化している…」と経済の現状認識を一歩進め、来年2月で金融危機時の流動性供給策の多くを来年2月で打ち切ると決定したことから、金融政策の手直しが近い…として、利食い売りが増加。引けにかけ上げ幅を縮小し、結局、NASDAQ総合指数とS&P500は反発したものの、ニューヨークダウは続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1300万株増の11億6445万株、騰落状況は、値上がり1967、値下がり1058と、全体は底堅い動きになっていました。

 この日は、堅調な経済指標が反発をリードするとともに、無線通信用半導体大手のブロードコムやデザインソフト大手アドビシステムズなどが市場予想を上回る決算を発表したほか、大手銀行がオンライン証券大手チャールズシュワブの投資判断を引き上げるなどハイテク株に好材料が相次ぎ、ナスダック指数を引き上げました。一方、半導体大手インテルが、不当な販売行為があったとして、米当局から提訴され下落、クリスマス商戦の不振からウォルマートが売られるなど、ダウ採用銘柄に下落するものがあり、ニューヨークダウは続落することになりました。このところ、昨日のネット関連企業への評価上げや前日の地域通信大手クエストコミニケーション、携帯サービスメトロPCSへの投資判断引き上げなどネットビジネスへの評価が上昇。米国の新たな成長産業が生まれつつあります。スマートホンの人気がハードだけではなく、端末向けに新たな機能を提供するソフト業界への刺激も生んでいるようです。日本の銘柄選定でもこの動きは参考になりそうです。

 米国株は、FOMC終了による材料出尽くし感から上げ幅を圧縮して終わりましたが、騰落状況を見ても底堅さを堅持しています。以前から指摘しているように、上値抵抗線の圧迫の強さから上値は伸び悩んでいるものの、下値からの買い圧迫も強く、下値、上値を切り上げる「二進一退」相場が続いています。とにかく、現在は、上値抵抗ラインの突破待ちの状況…。ただ、ここにきてNASDAQ総合指数の堅調振りが目立ってきました。前段に書いたようにネット関連企業が業績や成長性で市場の評価を上げているためと思われますが、以前から、書いているように米国株の一段の上昇のためには、新たな産業の成長性を示すことが必要で、最近のNASDAQ市場の堅調ぶりは、米国経済の市場の評価が変りつつあることを示しています。やはり、鍵は「成長性」。NASDAQに期待…。

16日の米国株
 ニューヨークダウ 1万441ドル12セント -10ドル88セント(0.10%)

 NASDAQ総合指数  2206.91ポイント +5,86ポイント (0.27%)

 S&P500  1109.18ポイント  +1.25ポイント (0.11%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万295円 +115円

            (円建て) 1万235円 +55円

 WTI原油 72.69ドル +2ドル ← 在庫が予想を上回る減少

 GOLD  1135.50ドル +13.10ドル
 

 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は、円安を交換し続伸して帰ってきました。FOMCの結果を受け、ドルは他通貨に対して強含みましたが、対円でも買われ、現在円相場は89円70銭台の取引になっています。相場環境は「順風」ですが、追い風の圧力がやや強まってきました。昨日は、金融株を中心に強烈な踏み上げ相場がありましたが、FOMC後も円安気味で推移していることから、本日は先結いの円高を予想して売り込まれていた輸出関連にも買戻しの動きが広がりそうです。今日も昨日に続き、個別色の強い展開。政府が後発薬の使用を促した診療報酬体系をい打ち出したことから、日本調剤が注目されそう。25日線の下落圧力との戦いも昨日やや上回ったことで、今日からの動きが注目されます。積水化成、大氣社…いずれも好調に推移しています。このところ、売られていた資源株も一時的に変われるか?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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