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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2009/12 | 01
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いよいよNASDAQ市場が突出し始めた…
 おはようございます。昨日は急用のため、書き込みが出来ずに失礼しました。

 さて、世界の「気」は乱れているのでしょうか。新金融規制の話は二転三転、イランがイラク南部の油田(ファッカ油田、休止中)を占拠、パキスタンでのクーデターの噂など、相変わらず好悪材料が日替わりメニューで続出しています。
 この日の、米国株は、これら地政学的要因から株を売る動きと前日発表された主要ハイテク企業の好決算を評価する買いが交錯。上下に波乱したあと、この日が決済にあたるデリバティブがらみの動きから引けにかけ買われ、結局、主力3指数とも4日ぶりに反発して終わりました。SQに関係する売買や指数銘柄の入れ替えに絡む売買があり、ニューヨーク市場の出来高は約31億6000万株になっています。騰落状況は、値上がり1774、値下がり1242でした。

 この日は、前日引け後に発表されたソフト大手オラクルの9-11月期決算が増収増益となり、EPSが0.29ドルと前年同期に比べ拡大したことや来期についても強気の見通しを出したことを好感。また、カナダの移動体通信機器大手リサーチインモーションのスマートホン「ブラックベリー」の販売が好調に推移し増益を確保したことなどから、買いがアップルやインテルなど他のハイテク関連まで広がっていました。個人消費は弱いものの、企業の前向きな投資意欲が強まっているとしてハイテク株を集中的に物色。NASDAQ総合指数は他の指標を大幅に上回る上昇率を示し、再び2200ポイント台を回復して来ました。

 地政学的要因から、原油は一時1バレル75ドル近くまで上昇しましたが、イランが占拠した油田は休止状態になっているなど、情勢が分かるにつれ上げ幅を圧縮。一時1オンス1100ドルを割り込みながら、イランのイラク侵攻を受け急伸した金価格も同様に落ち着きを取り戻して終わっています。ただ、パキスタン情勢の悪化や寒波による中国の天然ガス需要の急増などが支えになり、原油価格は比較的堅調さを取り戻してきたようです。ただ、ここに来てドル高基調が定着してきており、代替資産としての金や原油の相対的価値は減少しているように思われます。

 今週の米国株は、内外の材料に反応し波乱含みの展開になりました。ただ、週後半にかけては、冴えない個人消費よりも、企業の前向きな投資姿勢を評価する方向に変化しています。以前から、次の相場に移行するには、NASDAQの動きがカギになる…と書いてきましたが、昨日はNASDAQ相場が急伸。今月15日につけたザラ場高値2217ポイントに肉薄する動きになっています。既に、主力投資家は売買を手控えクリスマス休暇に備える動きに入っていますが、来週は、薄商いの中、ネット関連や企業のソフト投資を評価したハイテク株相場が出るかもしれません。ちょっと面白くなってきました。この日はあまり評価されませんでしたが、調査会社グローバルインサイトが発表した第三四半期の住宅価格調査は、前期比0.2%の上昇に転じ、2年間にわたる下落基調に終止符が打たれた可能性がある、としています。下落が続いていたカリフォルニア地域が2.1%の上昇率になったことが全体を牽引しましたが、地域別にも全米主要都市330の内、169が上昇に転じています。来週は、この変化を受けた動きも出てくるかもしれません。実質クリスマス休暇に入りうす商いとなるだけに、意外な相場がでるかもしれませんね。やはり、これからは「成長性」…。ニューヨークダウは25日線の上値圧力をかわせるかがカギ(ドル高による輸出企業への懸念を圧迫?)。

18日の米国株
 ニューヨークダウ 1万328ドル89セント +20ドル63セント (0.20%)

 NASDAQ総合指数 2211.47ポイント  +31.64ポイント (1.45%)

 S&P500   1102.47ポイント +6.39ポイント (0.58%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万160円 +20円

           (円建て) 1万115円 -25円

 米国10年国債金利 3.5460% +0.0590%

 WTI原油  73.25ドル  +0.60ドル

 GOLD  1112.40ドル  +5.60ドル  


 
 18日の日本株
 
 日経平均株価 1万142円05銭  -21円75銭

 TOPIX  893.59ポイント -2.69ポイント

 出来高 : 19億1826万株  売買代金 : 1兆2603億円

 日経平均サイコロ : 5勝7敗  騰落レシオ ; 91 RSI : 76

 25日線かい離 : +3.6%  25日線は上昇基調維持


 この日の日本株は、海外株安や円高、米国経済の先行き懸念などから輸出関連や金融株などを中心に売られ日経平均は続落してスタート。一時は1万円大台割れ寸前まで売られました。その後、安値圏で推移していたものの、後場になると日銀金融政策決定会合の結果を気にして、先物に手仕舞い的な買戻しが入ったことから下げ幅を圧縮。同会議では金融政策の手直しは無かったものの、「マイナス物価は容認しない…」との認識で一致。デフレと戦う姿勢を明確化したことから、今後も量的緩和策が続くとの観測から円相場が軟化。これを好感し急速に値を戻したものの、週末という特殊要因もあり手仕舞い売りもあったことから、プラス圏には浮上出来ずに終わっています。

 やっと日銀さんのエンジンがかかりだしたようです。今からやるんだったら、何故10年も実質デフレ状態を放置してきたんだ…と責めたくもなりますが、あれだけ通貨供給を増やしてもインフレにならない米国の状況をみて、「我々もやってみるか…」と考え方を変えたのかもしれませんね。後は、政府が日本が本格的に「円安」を指向している…と発言。思いっきって円安の目標値でも示して介入も辞さないくらい言ってみたら良いと思うんですが…。世界から怒られる…といいそうですが、ここまで外交面でもわがまま放題してきているんですから、世界からどう思われようが構わないくらいの気持ちでやったらどうでしょう。(まあ、無理か…)。

 まあ、過大な期待はせずに相場なりに見ていくことにしましょう。来週は、円相場が90円台に入っていますので、再び輸出株が注目されそうです。昨日の米国株でハイテク株が買われたように、米国ではスマートホン人気や企業のソフト関連投資が大容量通信やスマートホンへのソフト提供から関連業界が急成長。通信革命に近い状況が生まれています。スマートホンというハードが、ソフト需要を生み、それがまたハード需要を生み出す好循環が生まれています。半導体・製造装置のBBレシオも5ヶ月連続で1をうわまわっています。今後、企業の合理化の進展から、大容量通信の需要が伸びる予想で、それにともなうインフラ投資や新たなハード需要が増加することは必至。日本でもこの流れが定着しそうですが、まずは、ハード機器への部材供給が潤ってきます。電子部品や素材関連などが買われてきそう。

 今週の日経平均は、3度にわたり大台割れの危機を迎えましたが、以前から指摘してきた上昇中の26週株価移動平均線を割り込むことなく、結果的に、下値支持力の強さを証明することになりました。これで2週にわたり26週線上を維持しましたが、現状のまま推移すると来週から13週線が上向いてくるため、相場の基調も大きく変化してきます。日銀が正式にデフレ対決を表明した効果は大きいと思われ、当面、円安を背景に堅調な相場になるかもしれません。今週に続き、中小型好取り組株に加え、米国の通信業界に関連した電子部品や同関連素材株に注目したいところです。

 まだ頭が二日酔いで酩酊しています。なんだか、ばらばらみたいな気がしますが、要するに米国で始まった新しい成長産業に乗っかろうということ。危機が起こるたびにそれをばねとして成長する米国…日本にあの柔軟性があったらな~。何時になったら日本は形式主義や前例主義から抜け出せるんでしょう。成長分野を開拓して、新しい利権を開拓したら…官僚や政治家の皆さん!

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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