大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2010/02 | 03
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 - - - - - -



ユーロ売り一服で金融株、輸出株が買われ、指数は小幅高…市場は景気の踊り場入りを懸念
 おはようございます。窓から吹き込む風から差すような寒さがなくなり、心地よささえ感じるような季節になってきました。心なしか、鳥の鳴き声も弾んでいるようです。今日は法隆寺界隈をサイクリングして見ようかと思っています。

 さて、今週はユーロ安に揺れた一週間でしたが、昨日は、ドイツがギリシャ国債を購入する…と伝えられ、ユーロ売りが一服。通貨市場は小康状態を取り戻しましたが、円相場だけは例外で、とうとう88円台へと入ってきました。週明けの市場への影響が気になるところです。

 昨日の米国株は、ユーロ売りに歯止めがかかったことから欧州株が上昇した流れを受け、しっかりにスタートしました。しかし、中古住宅販売戸数(1月)が市場予想、前月実績ともに大幅に下回ったことや、ミシガン大消費者信頼感指数(2月)確報値が下方修正されるなど、冴えない経済指標が発表されると売り物が増加。一時ニューヨークダウは前日比で50ドル近く下落する場面もありました。ただ、昨年10-12月期のGDPが5.9%増に上方修正され、市場予想も上回ったことから再び上昇に転じるなど、経済指標をめぐって神経質な動きを繰り返し、結局、主力3指数とも反発して終わりました。月内最終商い日でもありニューヨーク市場の出来高は前日比1億7000万株近く増加し、12億4700万株。騰落状況は値上がり1804、値下がり1219と、買いが上回って終わっています。

 このところ住宅や雇用を中心に冴えない経済指標の発表が相次ぎ、市場も景気の踊り場入りを懸念。さらに、中国、インド、ブラジル…と新興国を中心に預金準備率を引き上げ始めたことから、景気減速を懸念し工業株の動きも鈍っています。この日は、ユーロ安が一服し、ドルが売られたことや、GDP統計で輸出が前期比22%増になったことを手がかりにGEやキャタピラーなど輸出主導の工業株が買われています。また、海外からまとまった軍用機の受注があったボーイングや株価見通しの引き上げがあったJPモルガンが上げるなど、ダウ採用銘柄が上げたことも指数の反発に貢献しました。市場は、景気の踊り場入りを懸念し始めており、月初に発表されるISM製造業・非製造業景況指数や週末の雇用統計に敏感に反応してくるものと思われます。

 ニューヨークダウは木曜日に波乱する場面がありましたが、アップルの株式分割への期待感が支えとなり、下値抵抗帯(1月~2月初旬に形成したテーブル)の上で踏みとどまりました。予想通り、横ばいから下落に転じた13週移動平均線と上昇トレンドにある26週線にはさまれたレンジ相場に入っていますが、すでに持ち合い相場も5週を経過しています。以前から、25日線の動向がポイントになるとしてきましたが、昨日から対応点が下落したことから、25日線の下落ピッチも緩慢になり始め、来週からは横ばい→上昇へ転じることが予想され、相場の転機になる可能性が出ています。
 テクニカル面では転換が近いことをうかがわせますが、やはり、それを後押しするファンダメンタルの材料が必要。雇用状況の改善に頭打ち感が出ていることから、オバマ政権としても、追加的な雇用対策を出さざるを得ない状況になっています。例年通り、3月初旬が相場の転換点になるか、それとも景気の息切れで、株価も息切れするか…。3月1日は「満月」で相場の変化日に当たっています。果たして、どちらに変化するか…。1日夜に発表されるISM製造業景況指数で製造業の腰の強さが確認されるかどうかが、最初の関門。次は、雇用吸収力が大きいサービス業の動きをみるISM非製造業業況指数…来週は大事な指数の発表が続きます。

26日の米国株
ニューヨークダウ 1万325ドル26セント  +4ドル23セント (0.04%)

NASDAQ総合指数  2238.26ポイント  +4.04ポイント (0.18%)

S&P500  1104.49ポイント  +1.56ポイント (0.14%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万160円 +60円

          (円建て)  1万160円 +60円

米国10年もの国債金利 3.5950%  -0.04700% ← 対ドル円高要因

WTI原油 79.63ドル +1.46ドル

GOLD  1118.30ドル +10.50ドル 


 米国株は小反発、CME日経平均先物は、大証終値を小幅に上回って帰ってきています。ユーロは買い戻されたものの、対ドルでは、金利の低下や景況感の悪化を映し円高が進行。円相場は88円台の取引で終わっています。週明けの日本株は、この環境を受けスタートするため、弱含みの相場が予想されます。月末のドレッシング商いの剥げ落ちもあるほか、円高を手がかりに先物筋の売り仕掛けも活発になるほか、裁定解消売りの増加も予想され、指数的には冴えない動きになりそうです。ただ、小型株指数や新興市場株指数の上昇に見られるように、個人投資家は指数売買とは離れたところでの売買を強めており、来週も低位株や中小型の好業績株を中心に循環物色相場が続くことになりそうです。金融機関の資産圧縮の動きや、企業間の株式持合い解消の動きが続いていると見られ、当面は、オーナー色の強い企業の優位がつづきそう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
フィギュア見物で先物筋も今日はテレビ観戦…手加減も今日一日?
 週末26日の日経平均株価は、24円07銭高の1万126円03銭、TOPIXは2.69ポイント高の894.10ポイントと、ともに小反発して終わりました。月末で動きが取れなかったのか、それともオリンピックの女子フィギュアが気になったのか、手控え気分が強まり、出来高概算は15億7611万株、売買代金は1兆1529億円と、ともに前日比では減少して終わっています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは74、RSIは52、25日線かい離はマイナス1%でした。今日の終値での25日線は1万224円。前日から30円下落しており、依然、下降トレンドが継続中。ちょっと為替がナントカならないとどうしようもありませんね。

★先物筋も仕掛けのタイミングがつかめず小動きに
 さて、米国株は、景気の踊り場懸念と好調な企業業績の間で綱引き状態が続いてますが、昨日は、米国の足元の新興国ブラジルが預金準備率の引き上げを実施したことから、一時は急落する場面もありました。ただ、アップルの株主総会を機に内部留保を成長資金に使うことが発表されたことや、株式分割実施の思惑が出てきたことから、最近売られてきたハイテク株や金融株を買い戻す動きが強まり、引けにかけ下落幅を縮小して終わりました。今日の日本株も、昨日売りまくった先物の買戻しから、堅調に始まりましたが、為替市場で買戻しからユーロ安が一服したことや、GLOBEX市場で米国株先物が小高く推移していたことから、先物筋も売り崩しのタイミングをつかむことが出来なかったようです。引けにかけては月末の評価上げを狙ったドレッシング買いから、小反発して終わりました。先物筋の動きが鈍ると相場の方も極めて平穏で、日経平均の終日値幅は86円にとどまっていました。今日で2月相場は終わりましたが、月足は2ヶ月連続の陰線で終わっています。

★2月相場は「逃げちゃって」2ヶ月連続の陰線…三月は「去っちゃって」、四月は「死んじゃった…?」
 1月相場は月半ばにずっこけて「行っちゃった…」で終わり、2月相場は月半ばに立ち直りかけたものの、これまた後半にずっこけて「逃げちゃって…」終わりました。文字通りなら、「三月相場は去っちゃって」、「四月には死んじゃった…」となるんですが、果たしてどうか…。まさに、「円高とともに上げ相場は去りぬ…」という感じでしょうか。何しろ、ユーロが安くなったからといって円が買われ、米国株が安くなっても円が買われる…という感じで、何かが起きると円高につながってしまいます。GDP比較で2倍近くになって、格付け会社が格下げを実施しようという国の通貨が何故安全資産なのか理解できません。円高になればなるほど、デフレ圧迫が強まってきますが、日銀と政府は、お互い「あんたがやりナ…」と、知らんプリ。需要不足を埋めるための予算委員会では、毎日、毎日、税金泥棒、不正献金が…と、不毛の論議に時間を費やし、経済論議はまったくなされていない状況。結局、民主党が参院選対策のばら撒き予算を、数に物を言わせて成立させて終わり…。この国は一体どうなっていくんでしょうかね~。

★日銀と政権の本音を勘繰ってみると…
 円安が寄与して、輸出主導で立ち直りかけた景気も今回の円高で「パー」。一週間で円相場が3円も上昇しているのに、経済閣僚や日銀からは何のコメントもないという状況。一度、政治家や日銀の本音を聞いたいものです。日銀さんは、「今景気がよくなって金利が上昇したら国債の利払いが増えて、財政が無茶苦茶になる。デフレの間は低金利が続き、利払い負担が起きないから、景気なんかよくしてたまるか…」とでも、言うんでしょうか。また、政府は「とにかく俺らは自民党の政策の反対を行くんだ。彼らが、円安で輸出振興だったから、俺らは、円高で、内需主導で行くんだ…」とでも考えているんでしょうか。一つの企業でも、それまでの経営を180度見直すのには経過的な措置を設けてショックを和らげようとするものですが、モット巨大な国の経済政策を反対向きにしようというんですから、これはもつはずはありません。ショックを和らげながら、やるという考えは無いんでしょうか。正直、どうしようもない連中ばかりです。

 なんだか、どんどん脱線していくようですが、民主党政権はアジア全体を取りこんだ商圏で企業の活性化を図ろうということのようですが、賃金が安くコスト競争力の強いアジア企業と果たして競争していけるのか…。結局、低賃金が日本まで波及し、一段と収入が減少。消費力が落ち、益々経済が落ち込んで行くことにもなりかねません。購買力も低いわけですから、供給する商品も価格を安くし無ければ売れません。結局、生産コストが安い海外に製造拠点を移さざるを得ず、結果的に空洞化が促進される…まさに自殺行為にも等しいやり方です。特に、民主党政権では法人税が低すぎるとか、設備投資減税など企業向けの優遇税制を見直す動きが出るだけであく、剰余金への課税など、企業の競争力を削ぐようなことばかりやっています。それだけでも、コストアップにつながるのに、加えて円高を放置されたら、企業に日本から出て行け…と言わんばかりの政策。このところ、企業の持つ剰余金を時価総額が下回っても買われないという、異常事態が続いていますが、今の政策が続くと、いずれ消費してなくなってしまうと市場が考え出したのではないでしょうか。モット明確に国のビジョンを打ち出してもらいたいものです。

★国は自らフロンティアを開拓し発展する…日本にフロンティアは無いのか?
 国が成長するには、フロンティアが必要です。古くはイギリスは植民地にそれをもとめ、米国は西部開拓を行い成長してきました。また、中国は沿岸部の成長から、内陸部の開発へと重点を移し経済成長を図っています。米国がITや金融という未開拓の分野にフロンティアを求めたのも、成長を維持しようという政策の表れです。日本の場合、開発すべきフロンティアが無くなったことが、成長の鈍化を招いた、といわれていますが、大量生産大量消費という古い価値観に縛られると、確かに開発すべき余地は無いものと思われます。しかし、少子高齢化にともなう介護やヘルスケア分野、生産人口の減少にともなう生産の自動化、蓄積した富を基にしたすみやすい社会を目指すユビキタス社会の到来など、ちょっと頭を使えば、日本国内に開拓すべきフロンティアはいくらでもあるはずです。何を好き好んで、安売り競争に巻き込まれて体力を費消する必要があるのか分かりません。大量生産・大量消費という古い価値観とともに往き、企業規模もそれを支えるため強大化してしまったため、これを維持しようとすれば、安売り競争に参加せざるを得ない、ということがあります。しかし、過去、日本やドイツと安売り競争をした米国企業がどうなったかを見れば、安売り競争の結果は見えているはずです。

 例えば、自動車業界は多くの部品点数を使うために、巨大な生産ラインが必要でしたが、これからくる、電気自動車時代は、世界から部品を集めてきて組み立てれば小さな町工場でも生産出来るようになります。すでに、パソコンやアイホンなども、世界中から部品を集めてきて、人件費の安い国で組み立てて供給する体制に変わっています。巨大な装置産業である自動車業界も将来は家電業界と同じような世界に入っていく可能性が出てきます。ここでも最後は人件費…。この変化に果たして今の日本の大企業が即応できていくのでしょうか。任天堂の株価が2万円を超えている一方、大量生産・大量販売を前提に巨大な経営資源を抱え込んだ日立製作所の株価が200円台で低迷していることを、どう説明したらいいんでしょうか。

★大量生・大量販売の古い価値観にとらわれている企業は淘汰される
 以前から書いているように、今、世界は大きな変革の波に洗われています。その中で、来るべき時代を映した新たなフロンティアが生まれようとしています。米国で産声をあげたコミュニケーションネットワーク産業(ICTのC)などが急成長し、クラウドコンピューティングなど新しいサービスが生まれています。やり取りする情報量の巨大化からソフトだけでなく、ハード需要も生まれ始めました。今回の米国の企業決算でも、関連企業の業績の急進振りが目立ちました。いま、注目すべきはこの新しい需要を取り込む企業です。需要の絶対額そのものはまだ小さいですから、大手の企業にとっては魅力は無いものの、小さな企業にとっては、会社の業容を一変させてしまう可能性を持っています。指数の採用企業の中にこんな企業がいくつ入っているんでしょうか。時代遅れの大量生産・大量販売でしか生き残れず、否応無しに安売り競争に、巻き込まれ低収益企業に堕して行く企業群が大半です。だから、指数を重視しても意味がないのです。いま研究すべきは、いち早く古い経営観から脱しようと努力している企業や新分野の需要を積極的に取り込もうと研究開発を進め、また市場開拓を進めている中小規模の企業です。

 話が長くなりましたが、今の日本株は独自では動けませんので、今後の動きは米国株次第…といっても過言では ありません。当面の動きについては、200日線を下値としますが、外部要因次第では日経平均の52週線付近への調整もありうるものと思われます。ただ、あまり指数を云々しても仕方がないことは、ここまで書いてきたことで分かっていただけるものと思います。政府の医療費削減から使用が増加するゼネリック薬関連でしつこく注目している日本調剤は、本日も139円高し2400円台に入ってきました。以前から、エスカレーター相場ですと書いてきましたが、何度も売り買いしてきましたのでトータルの値幅はかなりなものになったんではないでしょうか。まだまだ、この相場は続きます。

 今日は、くどくど書きすぎましたが、今後の相場を考える上でのヒントとして、頭の隅にでもとめて置いてください。それでは明日の朝…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

外部環境の悪化を嫌気し急落したが、テクニカルな売られすぎ感とアップルが強気筋を刺激して下落幅を圧縮
 おはようございます。

 一時小康状態を取り戻したかに見られていたギリシャ財政再建問題は、緊縮財政への国民的抵抗から暗礁に乗り上げ再び格下げ問題に波及しています。また、ここにきて、EU域内新興国の景気減速懸念も台頭。投機筋によるユーロ売りが激しさを増してきました。

 昨日の米国株は、混乱を受けて欧州株が安くなった流れを受けて見送り気分が強まったところに、新規失業保険週間申請件数が予想外の増加になったほか、耐久財新規受注(1月)でコアの受注がマイナスになるなど、景気の先行きに懸念を示す経済指標が相次いだことから、売りが先行。急落してスタートしました。欧州への融資を懸念して銀行株が売られるなど、後半に売られ、一時ニューヨークダウの下落幅は190ドル近くに達し、1万200ドルを割り込む局面もありました。ただ、後場に入ると、売られすぎとの観測から買戻しが入ったほか、この日、株主総会を開催したアップルコンピューターが、株式分割(1対4?)を発表する…との観測が伝わると、NASDAQ市場を中心に急速に下げ幅を圧縮。結局、主力3指数とも反落して終わったものの、下げ幅は小幅にとどまりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億3760万株減の10億7400万株。騰落状況は値上がり1512、値下がり1504とほぼ売り買いが拮抗した状態でした。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数(~20日)は、49万6000件。前週から2万2000件増加すると共に、市場予想の45万5000件も大幅に上回りました。トレンドを見る4週移動平均も前週比6000件増の47万3750件に増加。減少傾向に変化がおきています。また、受給者総数(~13日)も461万7000件と前週比で6000件増加。市場予想の456万件を上回っています。このところ、申請件数の増加が続き、雇用状況の悪化が懸念されています。この背景について、寒波の影響で統計数字の計上が遅れていた州があったほか、寒波の影響で仕事が無くなった建設工事従事者などが失業保険の申請を行うなど、一時的な要因が影響しているとの分析もあります。

 また、耐久財新規受注(1月)については、前月比3%増と2ヶ月連続のプラス。市場予想の1.5%増を大幅に上回ったものの、変動が大きい輸送機器うぃ除くコアの受注額が0.6%減になったことに、市場は懸念を持ったようです。

 ニューヨークダウは、欧州経済への懸念や景気指標の悪化から、一時的に弱気に傾きましたが、株価が25日線にと同とともにテクニカルな売られすぎ感が台頭。買戻しが入り1万300ドル台を維持して終わっています。昨日も書きましたように、結果的に、1月末から2月初旬にかけ形成したテーブルが下値支持力を発揮した格好で終わっています。また、今週末での25日線の状況改善を書きましたが、今日の引け近辺で推移すると、今晩で25日線の対応点が時価を下回り、下落トレンドが終わることも押し目買いを刺激したものと思われます。ただ、最近の景況感の悪化を示す経済指標に見られるように、景気の踊り場懸念は強く、当面は吊り天井と改善してくる25日線との間でレンジ相場を続け、相場環境の改善を待つことになりそうです。

25日の米国株
ニューヨークダウ 1万321ドル63セント -53ドル13セント (0.51%)

NASDSAQ総合指数  2234.22ポイント -1.68ポイント (0.08%)

S&P500 1102.93ポイント -2.31ポイント (0.21%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万70円 -30円

           (円建て) 1万60円 -40円

米国10年もの国債金利  3.6420%  -0.5300% ←過去最大の財政資金調達を乗り切った

WTI原油  78.26ドル -1.74ドル

GOLD  1107.80ドル  +11.30ドル
 

 米国株は反落、CME日経平均先物も小反落して帰ってきました。為替はユーロ安を受けてドル・円が上昇したものの、対ドルでは、米国株安を受けてリスク回避指向が強まり円が上昇。現在は89円20銭台の取引になっています。CME日経平均先物安もこのところの円高傾向を嫌気したものと思われます。
 今日も昨日に続き、円高を手がかりに先物による売り叩きや裁定解消売りの動きが出て、1万円大台の攻防戦が行われそうですが、後場からは月末のドレッシング的な商いから値を戻すこともありそうです。焦点は為替が88円台に入るかどうか…またそのときに金融当局や政府から何らかの発言があるかどうか。
 いずれにしても、今日は1万円をはさんで神経質な展開が予想されます。最近の解消売りの増加から、裁定買い残の水準が減少しており、ドレッシングの動きとあわせて積み増すような動きが出るかもしれません。来月には、メジャーSQを控えていますので、残が増加すれば再び下値圧力が強まりそう。昨日も書きましたように、指数は大崩れしなければ良し…として、徹底的に各論重視で。日本調剤のゼネリック薬の展開力に注目したい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ユーロ安が株の下落を拡大…EUの制度改革までユーロ安が続く?
 25日の日経平均株価は、96円87銭安の1万101円96銭、TOPIXは4.28ポイント安の891.41ポイントと、ともに続落して終わりました。出来高は18億940万株、売買代金は1兆2700億円と、前日比ではやや増加しました。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは75、RSIは42、25日線かい離はマイナス1.5%でした。いずれも中立ゾーンの動きですが、25日線とのマイナス乖離幅が拡大しているのは気になります。今日現在の25日線は1万254円で下落が継続中。

★円高で裁定解消売りが下げ幅拡大
 今日は、米国株が反発したことやCME日経平均先物がしっかリだった事を受け、買いが先行。一時日経平均は70円近く上昇。25日線近くまで達する場面がありましたが、ギリシャ国債の格下げの噂がでてユーロが軟化。一方で円が上昇を始めると共に、先物に売りが増加。現物と先物のサヤが逆転する場面が増えたことから裁定解消売りが多発。日経平均は下げ幅を拡大して終わってます。今日の引け値では、TOPIXの下落幅は0.48%にとどまっていますが、日経平均では0.95%とTOPIXの倍近い下落をしており、円高を嫌気して輸出株が売られたことだけでなく、裁定解消売りが影響したことがわかります。先物の買い手口を見ても国内大手証券や欧州系証券など最近裁定取引を活発化させていたところが多くなっています。

★民主党政権の経済オンチぶりに市場が泣いている
 今日の朝も為替やGLOBEXなど市場外要因で相場が変化することが多く、先物売りや裁定解消売りが懸念される…としましたが、予想通りの動きになっていました。以前から、市場のファンダメンタルと関係のない要因や、一部の値嵩株をい動かすだけで操作できる日経平均の動きなど予想しても無意味…と書いていましたが、今日も、値上がり銘柄数は816、値下がり数は929と、値上がり数が上回った相場でした。また、小型株指数はプラスで終わっています。投資家のほうも、ファンダメンタルとは関係のない要因で動く(動かされる)日経平均に辟易としているんでしょう。個人投資家は完全に嫌気がさしはじめたようです。その結果が小型株や新興市場など指数売買の影響を受けないところへの資金シフトでしょう。こんな投資家の気持ちが分かっているのか、東証のやることは、性質の悪い外人投資家やファンダメンタルとは関係のない要素で動く裁定取引業者の利便性を図るために高速売買を導入。折角、日本の株式市場で頑張って資金を運用しようとしている個人投資家の上前をはねるようなことばかりやっています。

 また、本来、国富を運用する場として、また景気対策の場(資産効果で消費を刺激できる)として重要な株式市場を無視するだけでなく、企業の剰余金に課税しようという馬鹿なことを口に出して言う一国の首相もいます。こんな国の株式市場が本当に発展していくんでしょうか。そのうち、キャピタルゲイン課税の強化などを次から次に打ち出して、日本の証券市場を打ち壊してしまうのではないか…という、恐怖心さえ抱くようになりました。この国の政権は一体何をしようとしているんでしょうか。あまりの経済オンチぶりにあきれ返るばかりです。まあ、世界の金融マフィアの皆様方には取引所は大いに貢献していらっしゃるんでしょうけど…。書いていて、本当に、情けない。株式市場が泣いている。

★当面は200日線だが、52週線も視野に
 まあ、グチっても仕方がありません。日米とも株価がレンジ相場に入りそうなことは以前から考えてきたとおりですので、何も意外性はありません。また、指数についても裁定解消売りという不確定要素があり、裁定業者が本気で解消売りを出してきたら下値めども算定できないので、指数を云々しても仕方がない…としてきました。日経平均の3本新値はまだ陰転していませんので、弱気相場にはなっていませんが、このところ安値を支えてきた26週線を切り込んだことで、当面の下値めどは200日移動平均線がある1万円どころになったほか、以前から、弱含めばありうる…とした52週線がある9700円台も視野に入ってきます。

★焦点はユーロだが、投機筋はEUの通貨制度の矛盾を突いているのが怖い
 今回の、下落要因がユーロという為替にあることが問題。ユーロが複数国家のためECBが市場で介入できないという弱点を抱えています。ドイツや、フランスなどの中央銀行が個別に介入しなければならず、利害関係が対立する国も多く、集中的な加入が出来ないという弱点を抱えています。投機筋はその弱点ついてきており、投機的動きを止めるのは日米との協力も必要になってきます。ところが、輸出のおかげで景気が回復しているのに、円高が進行して景気の先行きに黄色信号がともっているにもかかわらず、何の対策も出てこない日本の政策当局…。次の投機筋のターゲットは日本かもしれません。とにかく、震源地のギリシャでは耐乏生活は嫌だと国民がストライキで抵抗中。これでは、格下げ論がでても当たりまえ。他にもスペインやポルトガルなどギリシャよりモットひどい国が控えています。もしかしたら、EUの制度改革に進むまで、とことん投機筋から売り叩かれるかもしれません。それを前提にすることも必要になりそうです。
 
★投資方針は変化無し
 とにかく、以前から書いているように、指数は大崩れしなければ良し。基本は、中小型の高進捗銘柄の押し目買い、と、低位株の循環買い。当分は指数は気にせず、これでいきましょう。それにしても、今の政治家は一体何をやってるのかね~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

バーナンキFRB議長の金融政策現状維持追認を好感するも、頭の重い展開は変わらず
 おはようございます。昨晩は急な会合で出かけましたので、書き込みが出来ませんでした。

 さて、米国ではトヨタ車の不具合に関する議会喚問とバーナンキFRB議長の半年に一度の金融政策に関する議会証言が実施されています。米国投資家の関心事は、バーナンキFRB議長の証言の集中していますが、「景気回復ピッチは緩慢なものであり、雇用の回復状況が改善するまでは、長期間現在の超低金利状態を継続する必要がある…」と、早期の金融引き締め策への転換を否定したことから、市場に安心感が戻り、株価は反発して終わっています。

 この日は、新規住宅ローン週間申請件数が3週連続して減少した上、新築一戸建て住宅販売統計(1月)が予想に反して減少するなど、冴えない住宅統計が相次いで発表されたものの、FRB議長の議会証言への期待感から反発してスタート。同議長が「当面、現在の超低金利状況を続ける…」ことを確認する発言を行うとともに、上げ幅を拡大。一時ニューヨークダウは、1万400ドルに接近する場面もありました。ただ、前日発表の消費者信頼感指数やこの日発表の冴えない住宅関連指標から、景気の足腰の弱さが懸念されて上値を圧迫。結局、主力3指数とも反発し、高値圏で終わりましたが、上値の重さが目立つ展開でした。ニューヨーク市場の出来高は前日比7274万株減の10億740万株と相変わらず薄商い状態が続いています。騰落状況は、値上がり2223、値下がり817と買い気が上回りました。

 この日は、冴えない住宅統計があったものの、高級住宅販売のトールブラザースの赤字幅が予想を下回ったことや、冴えない住宅統計が景気の弱さをあらわし、FRBの金融政策の現状維持を裏付けるものと市場は判断。このところ売られていたアップルやインテルなどハイテク株が買いなおされたほか、金融株も個別に買われています。一方、冴えない住宅関連指標を受け、DRホートンなど住宅関連株が売られています。

 ニューヨークダウは、吊り天井を前に、前日は押し戻されていましたが、1月後半から2月初旬にかけて形成した下値抵抗帯が支えとなり反発しています。以前から、書いているように、ニューヨークダウは上昇中の26週線と頭打ちから下落懸念がでている13週線にはさまれた狭いレンジの動きを続けていますが、この日も、上値は13週線に押さえ込まれる格好になっており、依然、レンジ内の動きを抜け出しきれていません。全般的な出来高が増加しないところを見ても、現在の持ち合い相場がどちらにはなれるかを見極めたい動きがつようものと思われます。また25日線が依然下落を続けていることも投資家を慎重にさせています。この点については、以前から、今週いっぱいで、25日線の方向が変化してくる…と書いてきましたが、株価が現状のままで推移するとすれば、今週末金曜日には上向きに転じてくることになり、来週からは異なった相場展開が予想されます。景気の踊り場入り懸念を株価が払拭できるかどうか…。昨年と同様に3月初旬が相場の転換点になるか。(ただ、今年は、八白土星年に変わっており、3月の一白水星との相性があまりよくないのは気がかり…)

 24日の米国株
 ニューヨークダウ 1万374ドル16セント +91ドル75セント (0.89%)

 NASDAQ総合指数  2235.90ポイント  +22.40ポイント  (1.01%)

 S&P500     1105.24ポイント   +10.64ポイント  (0.97%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万240円  +40円

          (円建て)   1万230円  +30円

 米国10年物国債金利  3.6950%  0.0400%  ←冴えない5年もの国債入札の影響

 WTI原油  80.16ドル  +1.30ドル

 GOLD 1096.50ドル  -6.20ドル


 米国株は反発。CME日経平均先物は、小幅高で帰ってきています。為替は、欧州中央銀行がユーロ売りの投機的な動きに対し、牽制的な発言をしたことから、ユーロが買いなおされたほか、米国株の上昇でリスク選好が上昇。ドル相場が軟化したことから、円も90円をはさんだ取引になっています。今日の相場環境は米国株高を受けて強含みの展開が予想されるものの、円相場が80円台に入る可能性があることから、先物売りや裁定解消売りの影響で弱含む動きも予想されるなど方向感のない展開が予想されそうです。今日も昨日に続き、低位材料株や中小型好業績株が循環物色される展開になりそうですが、期末相場入りを控え金融機関の決算対策や持合解消売りなど需給要因の悪化が市場を圧迫している可能性もあり、相場全般は二極化を強めそうな感じになっています。議会喚問というハードルをクリアしたトヨタが悪材料出尽くしで買われるという見方もありますが、今回の問題の背景には日米間の政治的な問題があると思われ、今後司法の場に持ち越されるなど、事態がさらに複雑化することも計算に入れておいた方がよさそうです。

 以前から書いているように、日経平均の週足サイコロは9勝3敗の警戒信号を発しています。昨年8月にも同様に9勝3敗の警戒信号を出しましたが、そのごこの水準が高値になり調整に向かっています。昨日はかけませんでしたが、日経平均の日足サイコロは6勝6敗、騰落レシオは73.RSIは44、25日線かい離は-0.8%、25日線は1万279円で、依然、下降中…と指数的にも中途半端な状態。GE社が富士電機と合弁で日本のスマートグリッド事業に参入するなど、決算発表一巡後のテーマ相場入りを暗示するような動きがありますが、投資家心理は見送りに傾いており、相場の持続性には疑問がもたれます。当面、期末決算の増額修正期待銘柄を安値圏でひろう一歩下がった投資法が望まれます。今日もGLOBEX米国株先物、為替、中国株動向など市場外要因を踏まえた先物次第の相場…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

景気指標の悪化が弱き筋の売りを促した…
 おはようございます。

 昨日の米国株は、久しぶりに悪い経済指標にかく乱されています。
 ドイツのIFO景気動向指数(2月)が、市場予想を下回る結果になったほか、ドイツがマイナス成長に陥る可能性がある、との見通しが示されたことを受け、欧州株が軟調に推移。これを受け米国株も軟調にスタートしました。また、この日発表されたS&Pケースシラー住宅価格指数(12月)が市場予想(前月比横ばい)を下回り下落したことや、調査会社コンファレンスボードがまとめた2月の消費者信頼感指数が、市場予想の54.8を大幅に下回る46.0になったことから、景気の腰折れ懸念が台頭。不動産株や銀行、最近買われた半導体株などが広範に売られ、結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億3600万株増の10億8000万株。騰落状況は、値上がり939、値下がり2113と、売りが上回りました。

 この日は、DIY大手ホームデポの予想を大幅に上回る好調な決算が発表されたものの、市場は予想外の消費者信頼感指数の落ち込みに注目。景気の先行きに懸念が生じたとし、景気敏感株を売る動きを強め、資源株やハイテク株などが広範に売られました。以前から指摘しているように、需給の壁(吊り天井)に突き当たり頭の重い動きが続いていたところに、景気の先行きに疑問を投げかける指標が出てきたことから、売り急ぐ動きが出たものと思われます。また、例年、2月後半から3月にかけ安値を付けに行くことが多く(税金支払い用の資金捻出?)、この動きを懸念した売りもあるようです。消費者信頼感指数に関しては、市場予想との格差が大きいことや、事前に発表されたミシガン大消費者信頼感指数(2月56.2)との差も大きいことから、全面的に信頼できないという意見もあるようです。

 やはり、例年2月後半から3月初旬に安値をつけに行くという「季節性」を懸念した売りがでていると見ておいて良いのではないでしょうか。今回の戻り相場の道中では、1万200ドル台後半から1万300ドル台で7立会日にわたりもみ合い下値抵抗帯を形成しており、当面はこのゾーンでの下値抵抗力が試されることになります。今週中時価近辺で頑張れると25日線の改善が見込めますので、時間との戦いという側面もあります。このゾーンが機能しなかったら次の展開を考えることにしましょう。

 23日の米国株
 ニューヨークダウ 1万282ドル41セント  -100ドル97セント (0.97%)

 NASDAQ総合指数  2213.44ポイント  -28.59ポイント (1.28%)

 S&P500     1094.60ポイント  -13.41ポイント (1.21%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万215円 -135円

          (円建て)  1万205円 -145円

 米国10年もの国債金利  3.6910%  -1.28%

 WTI原油 79.12ドル -1.19ドル

 GOLD  1102.70ドル  -9.90ドル
  
 
 米国株は、景気の先行き懸念から続落。CME日経平均先物も、株安や円高(一時89円台)を嫌気して、大証先物価格に比べ、下落して帰ってきました。ドイツの景況感の悪化やソブリンリスク問題もありユーロが軟化し、ドルが買われたものの、株価の下落から安全通貨買いが再燃、円が上昇する展開になっています。日本では、90円20銭台の取引になっていますが、昨日に比べると円高が進行。今日の相場にも逆風として作用しそうです。米国の景況感の悪化から、輸出関連に売りがかさみそうですが、トヨタ社長の米議会証言に加え、バーナンキFRB議長の議会証言も控えており、当面は動きづらいところ。昨日売り崩しに失敗した先物筋の売り攻勢が懸念されるほか、米国でのトヨタ株安を受け、同グループ企業などへの仕掛け的な売りも予想されます。米国株については、FRB議長の議会証言で下値が固まると思いますが、日本株については当面は米国待ち…。新興市場の逆行高に見られるように指数取引の影響を受ける主力株をさけようといううごきもあり、当面、低位の材料株や中小型好業績株の循環物色でお茶を濁す展開か?まあ、トヨタ社長が、米国国会議員の意地悪にどこまで耐えられるか…。市場の関心はそちらに向かいそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

手がかり材料難の中、先物筋の一人相撲が続く…現物筋は模様眺めへ
 23日火曜日の日経平均株価は、48円37銭安の1万352円10銭、TOPIXは2.38ポイント安の907.37と、ともに反落して終わりました。米国でのトヨタリコール問題に関する公聴会やバーナンキFRB議長の議会証言など重要イベントを控え見送り気分が強く、出来高概算は17億940万株、売買代金は1兆1600億円と薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは77、RSIは49、25日線かい離はプラス0.5%でした。指数的には中立ゾーンの動きが続いています。今日の終値での25日線は1万302円と依然下落トレンドが継続中。日経平均は25日線を下回って動いていましたが、引けにかけ買い戻され25日線を回復して終わっています。

★先物筋の一人相撲で終わった相場
 今日は米国株が反落。為替もやや円高にふれたことから、売り先行でスタート。見送り気分が強いなか、中国本土株安や豪ドルやユーロが買われた反動でドルが売られ円高になったことを嫌気。一時は先物を使った売り崩しの動きが見られましたが、押し目の買い物があり下値が固かったことや、GLOBEX市場で米国株先物が小高く推移していたことから、引けにかけて先物の買戻しが入り、下げ幅を縮小して終わっています。銀行、不動産、建設など内需系10業種が買われたものの、円高を嫌気し精密や電気製品が売られたほか、トヨタの議会喚問を懸念しトヨタ系自動車部品株も売られていました。結局、先物筋が一人相撲を取って終わった、という感じでしょうか。日本の政治がだんだん社会主義化していることへの懸念からでしょうか、個人投資家の消極的な姿勢が目立ってきました。そのうち、鳩山政権は、ブルジョワの象徴である株式市場なんて閉鎖してしまえ、とでも言い出しかねませんね。株式市場が活性化すれば景気が上向いてくるのは米国で証明済みなんですが…。一体、何を考え、何をしようとしているのかがまったく分かりません。ネイティブジャパニーズではない人もたくさんおられますし、本当に日本の将来を考えた政治をやっておられるのか、最近、疑問に感じてきました。

★日米とも需給の壁と下値からの買い圧力のサンドイッチ状態
 以前から、日本は2003年から2年にわたってもみ合った需給の壁、米国も昨年11月中旬からの持合で形成した吊り天井が、それぞれ上値抵抗帯となって、頭の重い展開になると、書いてきました。米国は数度にわたる上値トライから、最近はじりじりと抵抗帯のなかに食い込み、突破の可能性が強まっています。それぞれ、上向きの下値支持線があり、下値支持と上値圧迫のはざ間で、レンジ相場に移っていくとの見通しを立ててきました。大体想定どおりの動きになっていますが、やはり、今後の焦点は米国株が吊り天井を突破できるかどうか…。今度の、議会証言で、バーナンキFRB議長の口から、雇用状況が改善するなど一定の条件を満足しないと政策金利であるFFレートを引き上げることは無い…という言質を取りたいのでしょう。

★選挙の点数稼ぎをしたい議員さんが続々と参戦…うんこ頭の議員さんたちの本領を発揮でトヨタは餌食
 今回の公定歩合の引き上げについてはさほど心配はしていませんが、やはり、気になるのはトヨタのリコール問題。米国の議員さんたちは、中間選挙を控えナントカ点数稼ぎをしたいところで、我も我もと、喚問に参加しようとしており、売名のためにどんな難問を持ち出してくるかわかりません。白いものでも黒と言いくるめてしまうようなディベート術を身につけており、お坊ちゃん育ちの豊田社長が太刀打ちできるものかどうか…。誘導尋問などに乗ってしまうと、とんでもない墓穴を掘ってしまう事にもなりかねません。常識的には、トヨタは雇用などの面で米国経済に貢献していますが、選挙になれば話は別物…。「うんこ頭」の実力を大いに発揮。変な愛国心を煽りたて事態を複雑にしてしまうリスクもあります。自動車産業は日本経済の生命線でもあり、ここに何かあると、ただではすみません。鳩山政権は、何か事態を緩和するような手を打っているんでしょうか…。やはり、今は軽々しくは動けないのが本音でしょう。

★手がかり材料難から右肩下がりのだらだら下げ銘柄が増加中
 今日の朝も書きましたが、久しぶりにチャートブックを買ってチェックしてみましたが、13週、26週、52週線とも右肩下がりを続けている銘柄のなんと多いことか。一気に下落して、移動平均線とのマイナス乖離が拡大すればリバウンド狙いの買いも入るのですが、移動平均線と一緒にだらだら下がっているため、買いに入るタイミングが計れず、新安値に落ち込むものも出てきています。真綿で首を絞めるような下げで、下げ方として質が悪い…。また、これまで右肩上がりを続けてきたものの中にも、ボックス相場が長引いて、週の移動平均線が横ばいや下落に転じるものが出始めており、銘柄選定には厳しい目が必要になっています。

★為替相場は複数通貨が入り混じった展開で、読みづらくなってきた
 ここに来て、為替が、新興国通貨対先進国通貨、また、スイスフラン対ユーロ・ドルなど、これまでとは異なった塚間で動き始めており、最終的に安定通貨として円が先行される流れが出来始めていることも懸念材料。対ドルでみたトレンドは円安指向になっているものの、このところ思いも寄らぬところから波乱要因が飛び出して来るだけに固定観念を持って動くことにはリスクがあります。ごちゃごちゃしても、最後には「円」みたいなところがありますので、予断は許しません。株価的には大きく波乱することはないと思いますが、無理するところでもないような気がします。以前から書いているように、エスカレーター相場ですから、良いと思った銘柄をじっくり持つことが大事。大氣社、日本調剤、酉島製作所、積水化成など、まだ抱いたままですが、利だけは確実に積み重なっているはずです。まあ、スピードが遅い…とイライラする人は、今の相場には不向き…。為替か丁半バクチでもやったほうが結果は早い。

 それにしても、トヨタ問題は、中間選挙の得点稼ぎをしたい、改選議員にお誂えのえさを与えてしまった感じですね。時期が時期だけに軽く考えることは止めておきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

手がかり材料不足で久しぶりに小反落…FRB議長の議会証言待ち
 おはようございます。寝過ごしてしまいました。

 週明けの米国株は、前日の堅調な地合を受けて続伸して始まったものの、欧州市場が軟化したことや、今週、バーナンキFRB議長の議会証言を控えていることから次第に見送り気分が強まりました。引けにかけ資源株などが売られ、結局、主力3指数とも反落して終わりました。手がかり材料難から、売買を手控える投資家も多く、ニューヨーク市場の出来高は前週末比1億7689万株減の9億4400万株と、再び10億株を割り込む薄商いになりました。騰落状況は値上がり1511、値下がり1540とほぼ売り買いが拮抗した状態。

 この日は、オバマ大統領が医療保険改革に関する新しい提案を行ったことから、ヘルスケア関連が買われたほか、このところ売られてきた金融株値ごろ感から買う動きが強まり、JPモルガンなど主要銀行が上昇。一方、競合相手の買収を行う油田開発大手のシュルンベルジェが売られるなど高安まちまちの展開。全般的には、模様眺め気分が強く、ニューヨークダウ30種の終日値幅は64ドルにとどまっています。

 ニューヨークダウは、需給の壁突破へ向けじりじりと高値を切り上げる展開になっていますが、この日も1万433ドルと高値を更新。吊り天井突破への期待感は日に日に高まっています。下値については、週末にも書きましたように、1月中旬から2月初旬に形成したテーブルがあり、当面はここが下値の抵抗帯に変わるため、小幅なレンジ内を動くことになりそうです。25日線の対応状況から見て、今週末にも25日線が上向いてくることから、持合の日柄は余りかからないかもしれません。明日開催されるバーナンキFRB議長の議会証言で、短期的な利上げが無いことが確認されれば、新たな上昇のきっかけになるかも…。日本株にとっては、議会のトヨタ経営トップの喚問が焦点。なにしろ、米国の議員は業界団体のロビイストの影響(カネをつかまされている?)を受けており、どんな落とし穴を設けているかわからない危うさがあります。

 22日の米国株
 ニューヨークダウ 1万383ドル38セント -18ドル97セント(0.18%)

 NASDAQ総合指数  2242.03ポイント  -1.84ポイント (0.08%)

 S&P500      1108.01ポイント  -1.16ポイント (0.10%)

 CME日経平均先物  (ドル建て)1万380円 +10円

           (円建て) 1万375円 +5円

 米国10年もの国債金利  3.7990% +0.17%

 WTI原油  80.16ドル +0.35ドル

 GOLD 1112.60ドル -8.70ドル


 米国株は小反落、CME日経平均先物は、ほぼ大証先物終値と変わらずで終わっています。為替は、ドルがユーロに対して強含んだものの、株価の下落などから円に対しては売られ、現在は91円10銭台と前日比では円高水準で推移しています。トヨタの米議会喚問、バーナンキ議長の議会証言など、日本の輸出や基幹産業の浮沈や当面の金融政策を占う重要イベントを控えていることから、全般的に見送り気分を強めた展開に…。今日も先物リードの展開か…。週足チャートをチェックしてみましたが、右肩上がりの銘柄と、右肩下がりの銘柄の差が激しくなっています。さらに安値を更新していく可能性のあるものも多く、「成長性」をテーマに銘柄の選別が進んでいる可能性があります。13週、26週、52週とも下降し、移動平均線とともにだらだらと下げている銘柄は要注意です。持ち合い解消売りが言われていますが、もしかしたら、本当に見込みのない株の処分売りが始まっているのかもしれません。期末の株主構成は大きな変化が予想されます。今日は、低位材料株の散発高か…。 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

週末の狼狽売りの先物の始末が終わってからは、無風相場
 週明け22日の日経平均株価は276円89銭高の1万400円47銭、TOPIXは20.67ポイント高の909.75と、ともに反発して終わりました。出来高概算は16億550万株、売買代金は1兆2230億円と、見送り気分が強かった週末に比べても薄商いになっています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは75、RSIは55、25日線かい離はプラス0.7%と、25日線を回復してきました。今日現在の25日線は1万322円。対応点の状況から見てまだ下落傾向が続きます。

★テクニカル的には25日線の下落圧力との勝負
 先週末の日経平均週足サイコロは9勝3敗と警戒ゾーン入り。RSIは55でした。13週移動平均線は1万250円弱のところで、上昇傾向にありますが、対応点の状況から今後は上昇力は弱まりそう。また、26週線は1万170円どころですが、対応点の状況からは今後下落傾向は緩和されてきます。週足サイコロが警戒ゾーンに入ったたものの、RSIはまだ中立ゾーンにあるため、押し目買いは続きそうですが、高値を買うのはサイコロの状況から見て、期待しづらいところ。日足での上げピッチを早めないと、13週線の下値支持圧力が弱まってきそう。本日、ギリシャ問題で下落する前の戻り高値(2月4日1万428円)をザラ場(1万449円)で抜いたことから、短期的な強気相場に入ったものの、依然25日線の下落が続いており、この下落圧力に抗し切れるかどうかがカギになりそう。米国株と同様に、2003年後半から2年間続いた持合相場に近づいており、当面、レンジ相場に入っていくか…。

★先週末の狼狽売りの後始末高…本番は今晩の米国から
 さて、週末にも書きましたように、今日は先物の狼狽売りの買戻しから、急反発してはじまりました。米国公定歩合の上げを受けた週末の香港株の急落やGLOBEX米国株先物安を見て、国内大手証券や欧州系証券から先物にまとまった(狼狽)売りがでていましたが、予想に反し欧米株は続伸。今日は、買戻しからスタート。これが裁定買いを誘発して上げ幅を拡大したものと思われます。また、売り物が手控えられる中、好業績物や下げすぎたものを買いなおす動機が広がり、ほぼ全面高商状になっています。終日、GLOBEX米国株の先物が小高く推移していたことや、春節空けの中国株が預金準備率の引き上げや、米国の利上げにもかかわらず小幅安にとどまったことも好感されました。ただ、先物の買い戻し一巡後は、頭の重たい動きが続き、個別銘柄でも前場中につけた高値を上回れないものの多かったようです。日米とも、ここからの需給の壁をどう突破していくかが鍵になりそうです。

 さて、今日は週明けで手がかり材料難から、見送り気分の強い展開になりました。まだ、米国の唐突な利上げを消化し切れていないところがあります。本来なら、ドルの買戻しから、円相場は92円台に入っても良かったのですが、なかなか円安になり切れないところに戸惑いがあるようです。今日は、ドイツの有力紙が、ギリシャ救済に関して、EU加盟国からの300億ドル以上の資金の供給や保証が核となった対策が検討されていると伝えられ、ユーロが戻したものの、思ったほどの円安にならなかったことも、株式相場の頭を重くしたようです。ただ、このところ、元や韓国ウォンなど輸出で元気だったところの通貨が買われていることは、いずれ、これまで通貨高でダメージを受けてきた日本や欧州の見直し買いにつながってくるものと思われます。

 ただ、今週は米国議会でトヨタの不具合問題に関する議会公聴会が開かれますし、明日から大型の財政資金調達も予定されており(公定歩合上げは資金調達をスムーズに進めるため、という噂もある)、市場にとっては注意が必要な材料が多くなっています。また、長崎の県知事選で与党民主党の推薦候補が敗れました。テレビの報道をみると投票の前日まで、集客力などの面で与党候補の優位が伝えられていましたが、蓋を開けてみると保守系候補が圧倒的な差をつけて逆転勝利しました。民主党にとっては、前回の選挙で県内全議席を取ったところでもあり、この敗戦は大きな意味があります。今後、来る参院選について根本的に見直しが必要になると思われ、経済政策や国民負担の増加などの面で大きな変化がでてくるほか、場合によっては、政界再編につながるような動きが出てくることもあるのではないでしょうか。それほど、今回の長崎県知事選の持つ意味は大きいものと思われます。もともと、民主党政権には積極的な期待感から投票したものではなく、自民党への批判票が集中したもの…。完全に期待感が剥げたものとおもわれます。小沢一局体制への批判な内部でも大きく、この選挙を機に再編に火がつく可能性もあるのではないでしょうか。まあ、参院選に向け、またご機嫌取りの政策が出てくるものと思われますが、恐らく、民主党への期待感は失望感に変わっているはず。残念なのは、受け皿になるべき自民党に自浄作用が難易も働いていないこと。結局、投票率の低下で終わってしまいそうな感じですね。そろそろ、「憂国の士」が輩出しても良いころと思いますが、これだけ選挙に金がかかっては…。

 今日は、血圧の薬が切れて、頭がハイテンション状態…。整理して考えられませんので、これくらいで勘弁してください。テクニカルのところだけ読んどけば良いです。今から、病院に薬をもらいにいきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

FRBの政策変更を冷静に受け止めた米国市場
 おはようございます。寒い朝です。車の屋根に霜が降りて真っ白になっています。その傍らで、梅の花が寒さに負けずにしっかりと花びらを開いています。「春はすぐそこまで来ているよ」と告げてくれているようです。

 さて、昨日は、FRBの突然の公定歩合引き上げに世界の市場は動揺しましたが、世界市場を一周する間に冷静に消化する余裕が生まれ、昨日の米国株はプラスで終わりました。日本を始めアジア市場が大幅安してきたことや、GLOBEX市場で100ドル近い下げをしたことから、昨日の米国株も反落して始まりました。ただ、消費者物価指数(1月)が0.2%と市場予想の0.3%を下回り、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアの指数がマイナス0.1%と82年12月以来のマイナスになったことから、追加的な利上げが当面ない…と安心感が広がり買い物が増加。一時、ニューヨークダウは50ドル近く上昇する場面もありました。その後は高値警戒感も手伝い前日引け値をはさんだ小動きの展開に終始。結局、主力3指数とも小幅続伸して終わりました。ニューヨークダウとS&P500は4連騰、NASDAQ総合指数は6連騰となりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比9600万株増の11億2100万株。騰落状況は値上がり1793、値下がり1227となっており、まだ気迷い商状になっていることが分かります。

 この日は、FRBの公定歩合引き上げの真意を探る動きから神経質な展開になりましたが、FRB理事やアナリストらの発言で、実際の金融引き締めはかなり先になるとの観測が優勢となりました。そこに、消費者物価のコア指数が27年ぶりにマイナスになった、と伝わり、金融引き締めは遠のいたとし、堅調な企業業績や底堅い米国景気を評価した買いが増加。堅調な景気見通しやフランスの精油所の生産停止による需給好転思惑から原油価格が1バレル80ドル台に乗せた事を好感。エネルギー株が買われたことも指数の押し上げに寄与しました。ボーイング、シェブロン、キャタピラーなどダウ採用銘柄のほかフェデックスなど運輸株、投資判断の引き上げがあった銀行株などが上昇。一方、期待はずれの決算になったデルコンピュータが大幅安していました。

 昨晩の書き込みで、米国株は意外な反応をするのではないか…としましたが、やはり、市場は今回の措置を冷静に受け止めたようです。ニューヨークダウは、吊り天井の中に入り、突破へ向けてキリをもみこむような上げを続けていますが、昨日も40ドル近い上髭を残すなど、まだ上値圧迫がきつい状況が読み取れます。ただ、当面の上値抵抗と見ていた13週移動平均線を上回ってきたほか、対応点の状況からみて移動平均線は下落から横ばいに転じてくる見通し。下落圧力が緩和されますので、吊り天井突破へ向けての可能性が強まってきました。ニューヨークダウは1月後半から2月初旬にかけ、吊り天井突破をこころみ失敗していますが、この時に形成したテーブルを今回の上げで突破。このゾーンが下値抵抗帯に変わっていることから、下値も限られたものになってきそうです。株価が現状で推移した場合、来週いっぱいで25日線が横ばいから上昇に転じてくることも強気材料。当面、公定歩合引き上げの後遺症がのこるものの、25日線の改善から、さらに上値を窺う展開になりそう。

19日の米国株
ニューヨークダウ 1万402ドル35セント +9ドル45セント (0.09%)

NASDAQ総合指数 2243.87ポイント +2.16ポイント (0.10%)

S&P500  1109.17ポイント  +2.47ポイント (0.22%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万285円 +145円

          (円建て)  1万275円 +135円

米国10年もの国債金利 3.7800% -0.2100%

WTI原油 80.04ドル +0.98ドル

GOLD  1121.30ドル +3.30ドル


 米国株は小幅続伸、CME日経平均先物も大証先物価格を大幅に上回って帰ってきました。また、為替も、ドル高に一服感はあるものの91円台半ばで帰ってきています。来週の相場に期待をつなぐ環境になっています。もともと、FRBの公定歩合上げを受けた昨日の日本株の反応は、当初上昇してスタート。利上げを好感する動きでした。しかし、香港市場が急落するとともに、先物売が増加し値を崩すことになっています。このことについては、昨晩も書きましたように、利上げの影響は欧州や日本の輸出にとってはプラスですが、ドルとのリンクを強めている中国に取っては元高に」つながり輸出にとってはマイナス。昨日の香港市場はこれを嫌気して下落しているのであって、日本株を同等に見るのは間違っているように思われます。欧州株のほうは素直にプラスの反応をしています。明らかに、先物筋はミスリードしました。週明けの日本株は先物筋の買戻しから反発して始まるものと思われますが、以前から書いているように、先物筋や一部裁定業者が支配する指数を気にしても仕方がありません。円相場が91円台に入ったことで、期末の企業業績にさらに伸びしろが出てきました。しつこいようですが、高進捗率銘柄を愚直に拾うことがベスト。今日からリスト作りに入ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

海外市場安に連れ安したが、市場は持続的な利上げはないことを熟知…今晩の米国株は注目
 週末19日の日経平均株価は、212円11銭安の1万123円58銭、TOPIXは16.65ポイント安の889.08と、ともに急反落して終わりました。出来高概算は18億3313万株、売買代金は1兆2785億円と、共に前日を上回ったものの、低水準の商いには変化はありません。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは70.RSIは47、25日線かい離はマイナス2.1%でした。今日の終値での25日線は1万345円となり、依然下落トレンドが続いています。今週はアップダウンのきつい一週間でしたが、最後の最後にサプライズが待っていました。おかげで、日経平均の週足はきっちり抵抗線に押さえ込まれた格好で終わっただけでなく、週のサイコロは9勝3敗と、とうとう警戒信号を出してしまいました。果たして、来週はどんな相場になるのやら…。

★海外市場の弱さにつれ安
 昨日の米国株終了後に、FRBが公定歩合の0.25%引き上げを発表。今日の日本株がこの材料を受けてオープンする最初のマーケットになってしまいました。ただ、寄りつきこそは、米国株の続伸やCME日経平均先物高、92円台の円安を好感。プラス圏で推移する場面もありました。ただ、遅れてスタートした香港市場が急落したことから、先物に売り物が増加し始め、裁定解消売りなども巻き込み下落幅を拡大。週明けの相場を懸念したヘッジ売りも増加し、結局、日本株も安値圏で終わっています。また、GLOBEX米国株先物が時間を追って下落幅を拡大。一時100ドル近く下落していたことも、投資家を慎重にさせたようです。

★米国の利上げは、想定どおりの行動
 さて今日の朝も書きましたように、FRBは以前からFOMC議事録を通して、緊急避難的に実施してきた「超」金融緩和状態を是正する出口政策について、市場にサインを送ってきました。特に、先月末に行われたFOMCでは、当面の金融政策について、初めて満場一致にならなかった…と、これまでのFOMCとは異なる動きがあったことを公表。ウォールストリートジャーナルに、出口政策のスケジュールをリークして記事にさせ、大雪で見送りになったバーナンキFRB議長の議会証言予定原稿を敢て公表。政策手直しの手法として、まず公定歩合を使うことを公表しています。今回の、公定歩合上げについては、「唐突」という見方もありますが、事前に市場にサインを送り続け、市場のショックを和らげる対策を講じてきていますので、意外感は余りありません。FRBが市場に送り続けているサインを見逃してはいけない…と何度か書いてきたと思います。

★公定歩合の上げ=金利上昇ではないことに注意
 ただ、公定歩合が上がったからといって、これから立て続けに政策金利であっるFFレートが上昇していく…というのは考えにくいところです。昨年から続いてきた危機対策は、まず金融機関の健全性を取り戻し、金融を正常化することを第一弾として実施。つづいて、消失した需要を埋めるため景気対策を実施しています。今回の手直しは、金融が正常化したものとし、これまで、市場への資金供給手段として実施してきた金融資産の買い上げなど流動性供給策をFRB資産の売却などを通し正常化することが狙いだと思われます。

継続的な利上げは雇用状況が改善するまでは出来ない
 現在の政策課題は、雇用対策に移っていますが、この段階で金利を上昇させ、景気の腰を折ったり、やっと底が見え始めた住宅市況回復をダメにすることは出来ません。実際に、FFレートを上げるのは、失業率の低下など雇用情勢の改善がはっきりしたときだと思われますが、この状況になるにはまだ相当な日柄を要しますし、場合に寄ってはFFレートの上げは来年にずれ込むこともありえます。まあ、今回の措置は金融政策が新しいステップに進むに当たり、公定歩合を引き上げ、FFレートの変動余地を上げておくという目的があるのではないでしょうか。

 今晩の米国株は、GLOBEX市場の先物安にあるように、一時的なショックに見舞われるかもしれませんが、実際の利上げが行われるのは、だいぶ先になることは市場も熟知しており、ショックは比較的短期間で消化してしまうのではないでしょうか。案外、出口政策への着手から「業績相場」入りの方向性がはっきりして、上げ足を速めることになるかもしれません。今晩の米国株が果たして、皆が心配しているように下落するかどうか…。FRBの政策変更で債権を持つリスクが増してきましたので、案外、これを機に、債権から株式への乗り換えが始まるのかもしっれません。今晩の米国株はちょっと面白いことになりそうです。

★日本株は結局26週線の下落圧力に負けレンジ相場に押し戻された
 さて、結果の分からないことはおいておいて、当初、日経平均株価は、上昇中の200日線と下落中の26週線にはさまれたレンジ相場になるのでは…としました。ところが米国株に刺激されてするすると上がり、上昇中の13週線もクリヤー。13週線の上昇力に支えられて一段高するのでは、と思わせました。もし、公定歩合の上げがなかったら、実際、そうなったかも知れません。ただ、終わって見ると、下落中の26週線の下に入ってしまい、結局、26週線の下落圧力に負けた格好で終わっています。対応点の状況から見て26週線の下落は来週も続きますし、週明けの株価に大きな動きが無ければ、13週線も横ばいに転じてきます。この二本の線とも、上値抵抗力を強めてきますので、再びレンジ相場に引き戻される可能性が強まってきます。実際に、どういう相場になるか週明けに期待したいところです。
 
★ドル高は欧州と日本に福音?
 ただ、今回の利上げは日本経済にとっては円安の進行という格好でメリットをもたらすのではないでしょうか。これまで、ドル安の時、ユーロと円は、通貨高に見舞われてきました。一方、ドルにリンクしていた中国元は相対的に安くなり、他のアジア諸国輸出シェアを奪うことなり、日本の輸出もダメージを受けてきました。しかし、今回の措置でドルが上昇すればその分中国元も上昇。輸出競争力を削がれることになります。少々我田引水的な話をしているのは、重々承知ですが、もし、もう一段円安が進めば、その分日本経済の評価が上がってくることになります。以前から、欧州の輸出企業や日本の輸出企業が面白いと書いてきましたが、来週以降、その流れが益々強まってくるかも知れません。それとともに、春節空けの中国にとっては、嫌なプレゼントになってしまいます。市場はどう反応してくるのでしょうか。

 年初に「八白土星」は突発的にいろんなことが起きるから、変化に備えることが大事…としましたが、早速、そんな動きになってきました。また、この星意で「火」の性があり、原子力が関係するとありますが、ここにきて、イランが核弾頭を開発した…との予想が出てきました。これはイスラエルにとっては容認できないこと…。場合によっては、米国の自制要請を無視して空爆することもあるかもしれません。たぶん株価は上昇するものと思いますが、その途中で、突発的なことが」おきて揺さぶれる覚悟が必要。イランは本当に開発したのでしょうかね~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

吊り天井突破の可能性を強めたところに公定歩合引き上げの足払い…
 おはようございます。今日も寒い朝です。なかなか、爽快な気分で布団からおきだすことが出来ません。名ばかりの春ではなく、本当の春が早くきてほしい…。

 さて、米国FRBは、昨年から「金融政策の変更が近いよ…」と市場にサインを送り続けてきました。つい最近も、大雪で見送られた議会証言の準備原稿を公開。このなかで、政策金利であるFFレートの操作性を高めるため公定歩合の引き上げに踏み切る可能性を示していました。昨日の夕刻、FRBは、突然(予定通り?)公定歩合を現行の0.5%から0.75%に引き上げ、19日から実施する…と発表。ドルが急伸、GLOBEX米国株先物も下落するなど、市場は混乱しています。ただ、米国の政策金利の中心は、あくまでFFレートであり、公定歩合操作は大きな意味を持たなくなっています。今後の物価や景気の状況によっては、FFレートを変更する可能性があり、変動幅を高めるために公定歩合を上げた、ということなんでしょう。今のところは、「象徴的」な動きですが、今後はFFレート操作により「実質的」な出口政策に着手するという、宣言を行った、と考えておけばいいのではないでしょうか。

 さて、昨日の米国株は、より前に発表された新規失業保険週間申請件数が、予想外の増加したことや、小売大手ウォルマートの冴えない売り上げ見通しを受け、小反落してスタートしました。しかし、その後に発表されたフィラデルフィア地区連銀製造業業況指数(2月)が予想を上回ったほか、調査会社コンファレンスボードの景気先行指数が10ヶ月連続して上昇するなど堅調な経済統計を好感。前日引け後に発表されたヒューレッドパッカードが好調な決算を背景に買われたことから、この日引け後に決算発表を予定しているパソコン大手デルが期待感から買われるなど、好調な企業決算を手がかりに引けにかけ上伸。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比6000万株減の9億6040万株と、10億株割れ。騰落状況は、値上がり2107、値下がり929でした。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数(~13日)は47万3000件。前週から3万1000件増加するとともに、市場予想の43万件を大きく上回りました。ただ、トレンドを見る4週移動平均は45万7000件と前週から1500件減少。2週連続して減少しています。また、総受給者数(~6日)は456万3000件と減少傾向が続いています。また、フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数は17.6。前月の15.2から上昇するとともに、市場予想の17,0もわずかながら上回りました。新規受注が前月の3.2から22.7に大幅に伸びたほか、出荷(11.0→19.7)、在庫(-1.6→3.2)、従業員数(6.1→7.4)など主要項目の改善が続いています。

 この日は、堅調な景気指標や好調な企業業績が買い手がかりになったほか、米国の堅調な景気を受け銅や原油など商品市況が上昇。これを受け資源・エネルギー株が買われたことも、指数の押し上げに寄与しました。需給の壁である吊り天井に挑戦中のニューヨークダウは、抵抗帯の中心である1万400ドル台を回復。2月3日のザラ場高値を上回り、抵抗帯突破への期待感を強めています。ただ、ここに来て、FRBの公定歩合引き上げという出口政策着手へのシグナルが市場に送られたことで、今後は否が応でも金利上昇を意識しなければならなくなり、金利の伸びと企業業績の伸びが競争する「業績相場」へと移行していきます。過剰流動性を背景にした需給相場は変質し、大型株はどうしても動きづらくなるとともに、金利上昇への思惑はドルを強め、資源価格へのプレッシャーが」強まることになります。以前から予想してきた動きですから、慌てることはありませんが、今後は物色の方向性を間違えないようにしなければなりません。今後の動きが注目されますが、すでにFRBのアナウンス効果があったことや、最近の堅調な相場付きにもかかわらず、出来高が減少していたことを考えても、市場はある程度この問題は織り込んでいたと考えても良いでしょう。もう週末ですので、実際の相場の反応は来週に持ち越される…ということになるのではないでしょうか。

19日の米国株
ニューヨークダウ 1万392ドル90セント +83ドル66セント (0.81%)

NASDAQ総合指数  2241.71ポイント +15.42ポイント (0.69%)

S&P500  1106.75ポイント +7.24ポイント (0.66%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万435円 +105円

           (円建て) 1万420円 +90円

米国10年もの国債金利  3.8030% +0.6100% ←市場は利上げを読んでいた?

WTI原油 78.45ドル +1.12ドル

GOLD 1118.00ドル -1.50ドル


 米国株は続伸、CME日経平均先物は1万400円台を回復して帰ってきています。ただこれは、FRBが公定歩合の引き上げを発表する前の数値、為替は利上げを映し、ドルが急伸し円相場は現在92円をはさんだ取引になっています。利上げ発表を受けGLOBEX米国株先物は70ドル以上下落していますが、日本株は円安を好感してか小幅安にとどまっています。日本市場は米国の利上げを受けて最初にオープンする市場だけに、直接受ける影響には大きいものがあり、今日は先物売から波乱相場が予想されます。金利上昇を受け債券先物売り・株先物買いなどの裁定取引がオkなわれ株式市場への影響はすう無いのかもしれませんが、週末でもあり、影響は読み消えないところがあります。ただ、中期的な方向性は、以前から米国株の業績相場入りを意識して書いてきましたので、輸出株や米国の新しいネットワーク産業の基盤をささえるパーツメーカーや素材メーカーなど高付加価値企業物色の方向性は変わりません。まあ、今日は影響を受ける最初の市場だけに、動きを読むのは難しい。じっくり反応を見てみましょうか。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

相場環境は良かったが、GLOBEX米株安が、上値追いを押さえた…?
 18日の日経平均株価は、28円86銭高の1万335円69銭、TOPIXは0.10ポイント高の904.73と、ともに小幅続伸して終わりました。手がかり材料難から見送り気分の強い展開で、出来高は16億5800万株、売買代金は1兆1100億円と前日から減少しています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは78、RSIは47、25日線かい離はマイナス0.4%でした。今日の終値現在の25日線は1万377円。下落傾向が続いていますが、25日線とのかい離修正はほぼ終わった、という感じでしょうか。昨日は、離れ小島を形成したときに空けた窓埋めを完了。目標達成感が出ていましたが、同時に日経平均の三本新値も陽転しており、積極的に売る相場でもなく、上値には戻り待ちの売り物がある一方、下値でも業績の好転などを評価した押し目買いが厚くあり、売りしかけも買い仕掛けもできにくい状態で、終日値幅が55円という膠着感を強めた相場になりました。

 今日は、米国株は続伸、円相場も91円台の円安…と、絶好の相場環境でしたが、日銀政策委員会を控え、様子見気分の強い展開でした。ただ、米国で債券価格が大きく変動したことから、日本でも債券先物売り・株先物買いのロング・ショートポジションが取られる局面もありましたが、手がかり材料にかけることから、トレンドを一方向に傾けるほどの売買はありませんでした。昨日も、日本株については、米国株次第…と書き、今日も為替とGLOBEX米国株先物次第の動きとしましたが、GLOBEXの米国株先物は終日マイナス圏で動いていたことから、今晩の株安を懸念し、上値を買いあがることに慎重になったようです。

 米国株については、朝も書いたように、「吊り天井」突破への挑戦が始まっていますが、何度も挑戦して失敗しているだけに、投資家も慎重に見ているようです。国内でも今晩突破出来るかどうか、GLOBEX市場で占っていますが、終日マイナスで推移していただけに、もしかしたら、また押さえ込まれてしまうのでは…として、買いあがることに慎重になっている感じがします。それだけ、今の米国株がテクニカル的に見ても大事なポイントに来ていると、見ている人が多いようです。おかげで、市場のほうは物色の柱を書いた展開になってしまいました。日米とも、膠着感を強めた相場になる可能性があると、書いてきましたので、今のこの動きには意外感はありませんが、とにかく、新しいトレンドを作るためには、昨年11月から12月にかけて形成した1万400ドルを中心にした需給の壁を突破するか、一旦大きく退いて、勢いをつけて壁を突破するかのどちらかしか無いように思われます。ただ、これだけ企業業績が良いのに大きく退くことは考えににくいので、結局、回数を重ねて突破するしかないのでしょうか。だから、膠着感が強まるとしたわけですが果たしてどうか…。

 2003年から2004年にかけての立ち直り相場でも、一旦駆け上がったあと2年近い持ち合い相場二」移行しましたが、現在は同じような動きが始まっているとみておいて良いように思われます。本来なら、国内の方から何か刺激材料が出てきてほしいのですが、一国の首相の口から、「内部留保に課税する…」なんて、とんでもない話が飛び出してくるくらいの経済オンチの民主党が政権を握っているんですから、期待するほうが無理というもの。

 また、日銀への期待感が高まっているものの、今日は白川総裁の口からインフレターゲットを否定するような発言が飛び出す始末。この国の経済の先行きを新権に考えている為政者はまったくいないような感じです。特に、日銀の非協力的な態度は以上ですが、まさか、景気がよくなって金利が上昇したら、国債の利払いが増加して国家財政が破たんする…だったら、景気なんかよくしないで、デフレ状態を持続して金利を抑制した方が良いなんて真剣に考えているんではないでしょうね~。とにかく、景気高揚への日銀の非協力的な態度はバブル崩壊以来ずーと続いてきています。とにかく、民主党政権の政策はどうも社会主義国のやり方に似てきた感じがしますが、これだけ経済オンチが揃っているだけでなく、国会でも経済論議はまったくなされていません。これだけ為政者がてんでんばらばらのことをしていたら、最後は一体どうなるんでしょうか。なんだか、空恐ろしくなってきました。

 以前から、米国経済に絡むところしかダメだ…と書いてきましたが、最近の日経の記事でも、新興国で安売リ競争に巻き込まれた企業の苦戦について書かれています。トヨタに社長も大量販売競争に巻き込まれて、品質重視のトヨタ生産方式をなおざりにしたことから今回の問題が発生した…と、発言しています。大量生産・大量消費を前提にした企業は、否が応でも新興国の安売り競争に巻き込まれていかざるを得ません。以前から、米国で起きている新しい産業の波を捉え、付加価値で勝負できる企業が良い…と」書いていますが、このことを改めて考えなおしてみる必要がありそうです。

 なんだか、関係ない話の方に言っているようですが、今後の相場展開を考える上では大事なポイントではないかと思われます。とにかく、今の政府や日銀に頼っていても何の解決策模示してくれないのは確か。だったら、新しく起きている先端産業分野で生きようとしている企業を発掘して、それに投資する…という、株式投資本来の姿に立ち返るのが早道みたいな気がするんですが。米国株が吊り天井を抜けたら、まったく違う世界が開けてくるはず。今はそれを待つところ…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は続伸…市場の関心は米国内経済の強さに移行
 おはようございます。
 3連休明けの米国株は、ギリシャ情勢や中国の金融政策の変更など外部環境悪に振り回された先週とは様変わりした相場つきに変っています。昨日は、より前に発表された住宅着工件数(1月)が予想以上の伸びを見せたことや、世界最大の農機メーカーでディアが、好調な決算を発表したことから続伸してスタート。続いて発表された鉱工業生産指数(1月)も予想を上回ったことから、市場の関心は内需の好調さに移行。住宅関連株、生活必需品関連、ヘルスケア関連などが買われていました。ただ、先月行われたFOM議事録が発表され、MBSなどこれまで市場から買い上げてきた資産の売却を開始することへの賛同者が多かったことや、政策金利であるFF(フェデラルファンド)レートと公定歩合レートの格差を拡大するなど金融政策の手直しが検討されたことが伝わると、売り物も増加。寄り付き直後につけたこの日の高値を終日上回れないという頭の重い展開となりました。結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸、NASDAQ総合指数は3連騰して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6079万株減の10億2051万株と低水準。騰落状況は、値上がり2048、値下がり978と買いが上回っています。

 この日の市場の関心は、好調な企業決算や、7ヶ月連続して増加を続ける鉱工業生産指数、予想を上回る住宅着工件数など国内要因に向かい内需関連株を中心に上昇しています。ただ、米国の好調な経済状況やFOMC議事録で金融政策手直しの可能性が高まったことから、長期金利が上昇。これを受けドルが買われたことから、資源価格が軟化。昨日買われた資源・エネルギー株は反落し、指数の伸びを抑えています。

 この日の上げで、ニューヨークダウ、NASDAQ総合指数ともに、当面の急所と見ていた25日線を上回ってきました。また、ニューヨークダウは、終値ベースでは2日の1万296ドルを上回り、下落トレンドが終わったことを暗示していますが、ザラ場ベースではまだ3日につけた1万356ドルを上回っていません。昨日も、当面の課題としてあげた吊り天井への再挑戦が始まっています。しかし、25日線の対応点から見ると同線はまだ下落を続けますので、下落圧力が残りますし、下落中の13週線も迫っており、この下落圧力をしのいで一気に上値抵抗帯を突破するには、ポジティブサプライズを背景に商いをともなった上昇が必要。まだ、下落トレンドのザラ場戻り高値(3日の高値)を上回っていないことがどう響いてくるか…。早く、吊り天井を突破してもらいたいものです。

 なにか弱気を書いているように思われますが、以前からいっているように、昨年3月からの上昇相場をリードしたのは、資源株や金融株が主になったニューヨークダウやS&P500。これから始まる業績相場では、これらの銘柄は主役の座からおり、NASDAQを中心とする内需株が主になるとしてきました。実際、吊り天井突破に苦しむニューヨークダウと異なり、NASDAQ総合指数は、目先的な抵抗帯もなく大きな上値余地を残しています。どうしても関心がニューヨークダウに向かいますので、テクニカルな解説はしていますが、焦点はNASDAQにあり、これに関しては強気であることはこれまで書いてきたとおりです。念のため…。

17日の米国株
ニューヨークダウ 1万309ドル24セント +40ドル43セント(0.29%)

NASDAQ総合指数  2226.29ポイント +12.10ポイント (0.55%)

S&P500  1099.51ポイント  +4.64ポイント (0.42%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  1万380円  +90円

           (円建て)  1万365円  +75円

米国10年国債金利  3.7420%  +0.7800%  ← 要注意

WTI原油  77,15ドル +0.14ドル

GOLD   1119.50ドル +0.20ドル
 

 米国株は続伸、CME日経平均先物も1万300円台後半を回復して終わっています。円相場は米国金利上昇を受けドルが独歩高したことから軟化し、現在は91円台前半の取引になっています。日経平均との連動性が高い米国鉱工業生産指数が7ヶ月連続上昇となったことも、日本株にはプラスに作用しそうです。今日の相場は、やや強い順風が吹いてきたといえそうです。このところ、日本の企業業績に海外投資家の関心が高まっており、主力輸出株を中心に堅調に推移しそうです。こところ、ソブリンリスク問題た中国の景気減速を意識し、弱気のポジションを取った投資かも多く、今日も昨日に続き、ショートポジションの解消の先物買いが全体をリードする展開に。GLOBEX米国株先物と為替動向が鍵を握る展開に変化無し。主力株を買う場合、13週移動平均線の上にあるか下にあるかで、成果が大きく異なってきますので、買う場合には一旦週足をチェックするくらいの余裕がほしいものですね。電子部品あど輸出ハイテク株…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

先週のニューヨークダウに続き、日経平均の三本新値が、本日、陽転
 17日水曜日の日経平均株価は、272円58銭高の1万306円83銭、TOPIXは19.46ポイント高の904.63と、ともに続伸して終わりました。出来高は17億6587万株、売買代金は1兆2322億円とともに前日比で増加したものの、絶対水準としてはエネルギー不足の展開でした。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは75、RSIは51、25日線かい離はマイナス0.8%でした。今日現在の25日線は1万393円で依然下降トレンドが継続中。昨日も日本株は米国株次第…と書きましたが、昨日の米国株が大幅高したら、早速この状態。喜んで良いのか、情けないと考えるべきか…複雑な心境ですね。

★先物リードで全面高
 今日は、米国株がギリシャのソブリンリスク、ドバイワールドの債務不履行、イランのウラン濃縮問題など全ての不透明材料を飲み込んで上昇したことを好感。為替が90円台で安定的な動きをしたこともあり、朝方から先物の買いが増加。先週末のオプション清算値(1万99円59銭)に絡んだ先物売り物があったものの、これを簡単に消化。その後も、先物に断続的な買いが継続。これが裁定買いを誘い、日経平均の上げ幅の拡大につながりました。引けにかけては、ストップロスの先物買いも増加。上げ幅をさらに拡大し高値圏で終わっています。国内から取り立てて新規の好材料が出たわけではありませんが、上値に這わされた売り物を次々と消化して上昇していく強さに、あらためて、業績面で評価不足になっていものを買いなおそうという動きが強まり、買いは広範に拡大。前33業種中、紙パルプを除く32業種が上昇するなど、ほぼ全面高商状で終わりました。

★日米共にテクニカルの急所に
 3連休前の米国株は軟調に推移していましたが、休み中にEU財務省会議を控えていたことから、リスクヘッジのショートポジションが取られていたこともあり、昨日の上げは、多分にショートポジションの解消の動きが影響している可能性もあります。ニューヨークダウ、NASDAQ総合指数とも一気に25日線まで戻ってきましたが、25日線は共に下落基調にあり、売り圧力が強まっていますから、今晩の米国株がこの抵抗ラインを突破できるかどうかが注目されます。特に、ニューヨークダウは以前から指摘してきた抵抗帯(吊り天井)の下限にとどいています。これまで、何度も突破を試みながら、そのたびに押し戻されてきた急所ですから、今晩からの動きは大きな意味を持ちます。もし、この吊り天井を突破すると、これが下値抵抗帯に変わり、ここから新しい上昇相場が始まります。大げさな言い方かも知れませんが今年前半戦最大の山場かも知れません。日本株の先行きを占う意味でも大事なところです。

★ニューヨークダウに続き、日経平均の三本新値も陽転
 さて、先週11日にニューヨークダウの3本新値が陽転し強気相場入りした…と書きましたが、その後、吊り天井まで一気に上値を切り上げてきました。遅ればせながら、日経平均株価も今日3本新値が陽転し強気相場入りしています。当面の上値抵抗線としていた下落中の26週移動平均線(1万170円弱)を上回り、一気に、まだ上昇トレンドを維持している13週移動平均線(1万240円台)を上抜いてきました。26週線の対応点の状況からみて、まだ下落トレンドが続きますので、この圧力に負けて、再び安値に引きずり込まれるか、それとも、回復してきた13週線を維持して、この上昇圧力を利して、さらに上値をたどるのか…日本株もテクニカル的に重要なポイントに差し掛かっています。それだけにリード役となる米国株の動きが重要になるのですが、果たして、ニューヨークダウが、吊り天井を克服できるかどうか…。

 当面、今日の上げで2月4日のザラ場安値1万279円から空けた窓を埋めた格好になって、目先の目標達成感が出ていることは懸念材料。25日線まで残すところ90円弱となっていますが、短期のテクニカル指標としては過熱感がありませんので、一段高を期待したいところ。ただ、このまま高くなって週末を迎えると、日経平均の週足は陽線となり、週足サイコロは9勝3敗となり、中期指標が警戒信号を出すことになります。まだ週のRSIは50台前半で過熱感はありませんので、7月中旬から8月半ばにかけての時と同じような持合相場に入るのかもしれませんが、どちらにしても指数的には大きな伸びは出来なくなってくる可能性が強まってきます。

★デリバティブを使った国家債務の飛ばしはギリシャだけ…?
 まあ、あまりテクニカルな話に固執しても仕方がありませんが、欧州のソブリンリスク問題は、とりあえず何かがあれば、EU主要国が市資金を出して救済するが、それまではモット厳しい財政再建策を立てて、取り組め…ということですから、これまで放置してきたいい加減なギリシャ政府が本当に取り組むかどうか…まだまだ、一山も二山もありそうな感じです。また、一部の報道で、デリバティブを使った国家債務の粉飾があった、と言う話が流されましたが、どうやら、とんでもないところに火がつきそうな感じになってきたようです。米国のゴールドマンザックスが、債務の飛ばしをアドバイスしたといわれていますが、どうやらギリシャ一国の問題ではすまなくなってきたようです。当面は、臭いものには蓋で、大きな問題にならないようですが、他の国でも同様な手段で飛ばしガ行われた可能性があるようで、ユーロ安に歯止めがかかったとは、まだいえないようです。昨日の米国株は、ドル安による資源株高が影響したようですが、再びユーロが売られたら資源価格が下落し、米国株も下落する…という、危なっかしいバランスの上に立っています。

★しばらくは「エスカレーター相場」
 とにかく、今晩以降の米国株が、吊り天井を突破できるかどうかが、日本株の先行きも握っています。今後も、」各論相場優位の展開が続きそうですので、順張りで買うものと、逆張りで買うものとをはっきり区別してかかることが大事です。日本調剤が新値を更新。25日線付近でもみ始めた大氣社も押し目買いのポイントに来ています。動きを見れば分かるように、一回上がっては踊り場を作り、」さらに上の買いに上がる…という「エスカレーター」相場が今の特徴。途中から飛び乗っても利食いはさせてくれません。必ず、踊り場で買うことが今の相場の入り方です。一気に上昇していくエレベーター相場になるまではまだまだ時間が必要…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は一気にテクニカルの壁まで上昇…懸念材料は棚上げしたままだが?
 おはようございます。

 ギリシャソブリンリスク問題は、EU財務省会議で「5月15日までに財政再建策を示すように…」と期限が切られたことから、とりあえず山場を越えた(先送り…?)と市場は判断したようです。また、ドバイワールドのデフォールト問題についても、(内容は別として)債務の弁済方法が示されたことから、とりあえずの危機は過ぎたと市場は判断。為替市場では、米国市場の3連休明けを機に、一旦、ユーロ売りのポジションを手仕舞う動きが強まっています。また、ユーロが買い戻された反動でドルが下落。株式市場が急反発したことから、リスク資産外が復活。資源や金などドル安ヘッジ資産が買われています。特に、原油価格の上昇が目立ちましたが、ウラン濃縮問題を機に、イランと米国の緊張関係が高まっており、これも原油価格を押し上げています。

 ただ、ギリシャ問題も、ドバイワールドのデフォールト問題も根本解決されたわけではなく、ユーロの買戻しも一時的なポジション調整の動きを出ていないものと思われます。

 3連休明けの米国株は、このような環境変化を受け資源株が買われ、急反発して始まりました。また、金融大手バークレイズの予想を大幅に上回る好決算から欧州株が上昇した流れを受け、金融株が買われたほか、製薬大手メルクの決算が市場予想を上回り上昇したことも指数の押し上げに寄与。2月のニューヨーク州製造業業況指数が、市場予想を上回ったことから、景気の腰の強さが再確認されたことも、広範な買いにつながり、結局、ニューヨークダウとS&P500は急反発、NASDAQ総合指数は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は10億8130万株と前週末比3億4600万株減少しており、3連休を前に取られたポジションの調整相場の色彩が強くなっています。騰落状況は、値上がり2526、値下がり511とほぼ全面高商状。

 この日発表された、ニューヨーク州製造業業況指数(2月)はプラス24.91。前月の15.92から大幅に上昇すると共に、市場予想のプラス18も上回りました。在庫が前月のマイナス17.33から、ゼロに改善したことが全体を牽引しましたが、アナリストは「在庫減は一時的な要因…」と分析。むしろ、新規受注が前月の20.48から8.78に低下したことから、需要の弱さが確認できると懸念材料を指摘しています。また、6ヶ月先の景況感をみる指数も56.10から52.78に低下しています。

 この日は、金融株や資源株などこれまで動きの鈍かった業種が買われ、大型株優位に展開になりました。ニューヨークダウ、NASDSAQとも急伸しましたが、この上げで、ともに下落中の25日線に到達。ニューヨークダウも一気に吊り天井の下限に届いてきました。イラン情勢の緊張やこれに関連して米国がイスラエルへの自制を促すなど、地政学的要因が高まるなど、資源価格の押し上げにつながる新しい要因が出てきており、抵抗帯突破への期待感は強まっていますが、これまで何度も挑戦して破れなかった壁でもあり、慎重な見方をしたいところ。特に、25日線の下落圧力をしのげるかも注目点。テクニカル的には、ここは、本当の正念場。

16日の米国株
ニューヨークダウ 1万0268ドル81セント +168ドル67セント(1.68%)

NASDAQ総合指数 2214.19ポイント +30.66ポイント (1.40%)

S&P500  1094.87ポイント +19.36ポイント (1.80%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万200円 +180円

          (円建て) 1万180円  +160円

米国10年もの国債金利 3.6640%  -0.2900%

WTI原油  77ドル12セント +2.99ドル (4.03%)

GOLD  1119.30ドル  +29.80ドル
 

 3連休明けの米国株は急伸、CME日経平均先物も大証先物終値を大幅に上回って帰ってきました。為替は、ユーロが他の通貨に対し買い戻され、対円でも上昇しましたが、対ドルでは90円10銭台と、前日に続きこう着状態が続いています。今日は相場環境的には「順」で、主力株に買いものが集まりそうです。特に、地政学的要因から資源価格が上昇しており、商社株や非鉄株などが賑いそうですが、ユーロ高の持続性には疑問が残り、再び安全資産買いからドルが買われる可能性もあり、相場の持続性には疑問が残ります。基本的に下落中の週足移動平均線の下にある銘柄は敬遠する方が無難でしょう。引き続き高進捗率ものの中小型株にこだわって押し目を拾いたい。まず、ニューヨークダウが吊り天井を突破できるかどうかが焦点。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

日経平均の終日値幅は50円弱…べた凪ぎ、超無風状態の相場展開
 電話が長引いてしまい、書き込みが遅れました。まあ、たいした相場でもなかったので、今日は思いつくままに書いておきます。 

 16日火曜日の日経平均株価は25円02銭高の1万0034円25銭、TOPIXは1.70ポイント高の885.17と、ともに小反発して終わりました。出来高概算は14億1630万株、売買代金は8415億円と、超閑散状態の商いになりました。中国、米国がお休み、海外投資家も動かない、海外では不透明材料が山積み…では動きたくても動けないという状態でしょうか。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは73、RSIは39、25日線かい離はマイナス3.7%でした。今日現在の25日線は1万416円。依然、下降中です。

★終日値幅は50円弱
 本日の日経平均の終日値幅は42円84銭…。まさに、べた凪ぎ、無風で舟は止まったままという状態でした。それにしても、終日値幅が50円にも満たないとは…。証券取引所関係者のため息が聞こえそうな一日でした。もともと、今週の相場は、下落中の26週移動平均線(1万160円強)と上昇中の200日線(970円弱)の間に挟まれた200円幅のレンジ内を動く相場と予想して来ましたが、日本経済を支えている輸出相手の2大国の市場がお休みでは、動くに動けないというところですね。普通なら、先物筋がモット活発に動くはずですが、こちらの方も欧州で開催されているEU蔵相会議でのギリシャ救済策が出てきたら、相場の流れは変わるとして、ポジションを持つことも出来ないということで、結局、べた凪ぎ相場になってしまったということでしょう。為替も終日90円をはさんだ展開で、相場環境に大きな変化はなく、何か仕掛けようとしても材料が無かったということでしょうか。

★決算発表の全産業の経常利益進捗率は80%…
 まあ、今日は取り立てて書くこともありませんが、GLOBEX米国株先物は今のところ30ドル以上上昇しているようですから、明日は、もう少しましな相場になるのかもしれません。決算発表もほぼ一巡してきましたが、今日付けの日経記事の業績集計によると、今期の全産業の業績は2期ぶりに最終黒字になる…ということです。証券関係者の見方では、期末の黒字は今の相場は織り込んでしまっているので、これ以上、上値は買い様がないとしていますが、4~12月期の経常利益の通期見通しに対する進捗率は80%近くに達しています。現在の段階でも、今の決算は5%の増額修正余地を残しています。また、前四半期までに通期見通しを達成しながら、通期の数字が12月までの数字を下回るという、超弱気な見通しも多く、為替や世界景気の状況が現状で推移すれば、この1~3月の数字自体が増額修正される余地を残していることになります。このまま推移すれば、3月末の決算集計で大幅な増額修正に進む企業が多く出てきそうな情勢になってきました。

 こんな状況のなかで、何故株価が2番底を取る、というような予想がでてくるんでしょうか。なんだか、市場のムードや、株価が動かないことに嫌気が差して弱気を言っている人が多いような気がしますが、実際に、今回の決算発表で大幅な増額修正になった企業はそれなりに相場を出してきたはずです。今年に入って、世界の景気が後退したかというと、実際には期を追うごとに成長率は伸びを増しています。恐らく、この1~3月の事業環境は、昨年10~12月を上回っているのではないでしょうか。このコーナーでは、指数のことは気にしないで、高進捗率銘柄を期末の決算をにらんで仕込むように書いてますが、今日の日経の業績集計記事だけでも、今期末に5%以上の増額修正がある可能性を示しているんですね。この状況で、もし為替の円安が進んだり、輸出数量が増加したりすれば見通しはさらに変化してくるのではないでしょうか。

 このところ、ニューヨークダウやS&P500が伸びなやみ、NASDAQが浮上する物色の流れの変化を書いていますが、日本でも、あれだけ業績を伸ばしながら株価が下落しているファーストリテーリングともうだめ…と言われてきた任天堂の株価が上昇に転じてきたことを、どのように考えたらいいのでしょうか。明らかに日本でも潮目が変化し始めています。どんなに早い潮流も下げ潮から上げ潮に変わるときには、一旦、なぎの状態が出てくるもの…。今が、そのときと考えるのには無理があるのでしょうか。一度、決算数字をみて、自分なりにおかしなことが多すぎると納得することが必要ではないでしょうか。

 終日値幅が50円弱では、どんな能書きを並べてみても説得力はありません。でも、少し先を見てみると、日本株はまだまだ捨てたモンじゃないことが分かりますよ。まあ、今晩の米国株の再開に期待しておきましょう。

 主力株と好業績中小型株の13週移動平均線の方向の違いに注目。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

週明けの欧州株は小反発だが、米国市場のオープンまでは大きくは動けない
 おはようございます。

 昨日の米国株はプレジデンツデーのため休場。欧州市場はオープンしていますが、中国や米国という主要市場が休場となり手がかり材料となるなか、見送り気分が強まり、閑散商状となりました。この日は、中国の引き締め強化の影響が薄らぐなか、日本のGDPが市場予想を上回る伸びになったことから、銅や原油など資源価格が堅調となり、資源株が買われました。また、シティグループがロイズバンキンググループなど、主要銀行の投資判断を引き上げたことから、銀行株が小幅に上昇。結局、欧州主要市場の株価は、ともに小反発して終わっています。

 EU臨時首脳会議から、ギリシャ救済への具体策の検討に向けて下駄を預けられた格好のEU財務省会議が開催されました。しかし、この間、ギリシャ国家財政の粉飾疑惑などが報じられたことから、同会議は「ギリシャが債務削減の目標の達成に向け、新たな措置を講じるべき…」との見解で一致。具体策の検討にはいたらなかったようです。これに対し、ギリシャ首相は、訪問先のロシア(資金調達?)から、「ギリシャは自力救済が可能…」とコメントを発表する、という状況。市場はこの間の動きには反応していませんが、ギリシャのソブリンリスク問題は、実際にデフォルトリスクが発生しない限り、具体的な救済措置の発動に至らないのかもしれません。スペインやポルトガル、イタリアなど多くの問題国を抱えながら、加盟国に問題解消を強制できないEUの体質そのものをリスクとする見方が高まるのかも知れません。

15日の欧州株
FT100(英国) 5167.47  +25.02(反発)

DAX指数 (ドイツ) 5511.10 +10.71 (反発)

CAC40種平均指数 (フランス) 3609.22 +10.15 (反発)


 今日の日本株は昨日に続き、方向感のない中、先物に振られやすい展開になりそうです。企業業績の回復色が鮮明になるなか海外や国内の長期性資金が下値を拾う動きがあり底堅い動きが続きそうですが、GLOBEXや為替などの動き次第では、先物の売り仕掛けが強まる可能性も。ギリシャ財政問題は、粉飾がらみの報道まで登場し、複雑化していますが、日本市場では消化難で、結局、米国市場の反応を見るしかないようです。昨日も書きましたように、上昇中の200日線と下降中の26週線との間の狭いレンジの動きになっていますが、今日も1万円大台をはさんだ小動きに展開が予想されます。主力株は益々動きづらくなりますので、当面は、中小型の材料株中心に流れに。今日の日経一面で報じられたベトナムのインフラ整備関連などが取り上げられそうですが、基本的には、上昇中の13週移動平均より上にあるものを買うようにしたいものです。しばらくは、狭いレンジ内で動く「イライラ相場」に耐えなければいけないようですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

方向感がつかめないまま小動きに終始…海外市場のオープン待ち
 週明け15日の日経平均株価は78円89銭安の1万0013円30銭、TOPIXは8.69ポイント安の883.47と、ともに反落して終わりました。海外市場が休日のところが多いほか、積み残しになった不透明材料も多く、見送り商状で、出来高は16億7900万株、売買代金は9700億円と、ともに薄商いで終わっています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは76、RSIは33、25日線かい離はマイナス4%でした。今日現在の25日線は1万446円で下落が継続中。なかなか落ちなかった騰落レシオの低下が目立ってきましたが、調整がすすんでいるというより、物色範囲が狭まっているということ。物色の方向感が大事になってきました。

★今日の日本株は週末の宿題を消化…欧米で消化済みで大きな変動はなし
 さて、今日の日本株は先週末に積み残した宿題の消化から始まりました。週末はEU臨時首脳会議がギリシャ救済を決めたことや、アジア株が全般に高かった(春節前のポジション調整?)ことで、先物買いが入り日経平均は続伸し1万円の大台を回復して終わっていました。ところが、この日の中国市場の引け後に、中国の預金準備率引き上げ(今年2回目)が発表され、欧州や米国市場は材料を織り込んだものの、日本市場は今日が消化する日。欧州や、米国市場が比較的冷静に受け止めたことから、日本株も大きく崩れることは無く、比較的冷静に消化した…と言えそうです。ただ、週末に先物を買った反動やオプション清算値(1万99円59銭)を意識した動きが続き、高値圏での先物売が厚く、高値を買いあがる動きは出ていません。また、GLOBEX米国株先物が終日マイナス圏で推移していたことも見送り気分を強める要因になっていました。全般的に小動きだったものの、先物価格が現物を下回ることも多く、裁定解消売りが散発的に出ていたことも日経平均の足を引っ張っていたようです。 米国市場が開くのは明日の夜からですから、明日の相場も今日のような無気力な相場が続くんでしょう。

★テクニカルな上値圧迫が強まる
 上値の重さについては、26週移動平均線や25日線が下落傾向にあることから、上値の重い展開が続く、としましたが、今日の動きを見ても、2月1日につけたザラ場安値1万129円を意識して伸び悩むなど、テクニカルな相場展開になっています。今日は、10~12月期のGDPが市場予想を上回る年率4.6%になるという好材料がありましたが、市場の目がいったのは、GDPデフレーターが前年比マイナス3%になったこと。やはり、デフレが続いている…として、折角の好材料も無視された格好になっています。

★ちょっと脱線
 政治は、何時までたっても経済政策の論戦はやらずに、不毛なカネの問題ばかり…。GDPデフレーターがマイナス3%というとんでもない数字になっても、ナントカしようという話は出てこない。新聞を開けば、国民が自信喪失するような話ばかりが載っている…。たまには、日本経済や企業が頑張っている話を書けば良いのに、なんだか寄ってたかって、弱気の話ばかりを掲載している。よせば良いのに、わざわざ海外から日本のことを悪く書いている記事を探してきて、針小棒大に取り上げる…。ただでさえ不況感が強まっているときに、誰がこんな気分の悪い記事ばかりが乗った新聞を購読する…? 「発行部数が減った」とか「広告収入が減った」など、経営危機を訴える前に、まともな記事を書いたらどうなんでしょうかね。どうも日本の知識人と言われている人種は、ほめることや良いことを言うとインテリと思われないという変な考えがあるように思われます。こんなことをやっていたら、そのうち購読者から嫌われて、会社がなくなってしまうことになるはず。すでに、それが始まっているのもかかわらず、まだそれに気が付いていない。まったく、ゆで蛙状態の業界ですね。

★日米ともレンジ相場になるか…?
 また、脱線しそうですので元に戻しますが、デフレ懸念は抜きにしてGDPを見ると、確実に改善はしてきています。国内投資家は完全に自信喪失状態ですから、上値は買いに行きませんが、海外投資家は確実に評価して買いの手を振ってくるものと思われます。今日、かなり裁定解消売りが出ていたはずですが、大きく崩れなかったことを見ても、下値には実需の買いが入っていたものと思われます。テクニカル的には、26週線が1万170円台で上値を圧迫。下値は200日線が9970円どころで下値を支える…という、約200円のレンジでの相場になっています。こんな相場が、ずっと続くと考えただけで空恐ろしくなってきますが、以前から指摘しているように、200日線の支持力には限界があると思われ、場合によっては52週線(9650円台)まで引いた方が出直りやすくなるのかもしれません。
 まあ、それもこれも米国株次第ですが、その米国株もレンジ相場(13週線と26週線の間)に入りそうな感じになっています。

 当面の懸念材料については、中国については、景気の沈静化というより、固定資産投資を押さえて不動産価格の上昇を抑制するのが狙い。締めすぎて成長率が落ち失業率が上昇。国民的な不満が高まることを政府はもっとも警戒していますから、オーバーキル(締めすぎ)になるようなことはしないと思われます。1月の消費者物価は12月に比べて低下しましたので、引き締め効果は上がり始めています。1月に上昇した卸売り物価の影響が消費者物価に及ばなければ、追加的な引き締めはかなり先になるのではないでしょうか。あまり、神経質になることは無いと思われます。

★心配なのは、野放図なギリシャ救済への独仏国民の嫌悪感の高まり
 問題は、欧州のソブリンリスク問題。ギリシャの救済はEUのトップ会談で決まりましたが、実際、救済にあたるのはフランスかドイツ。IMFの救済も考えられますが、この場合、強烈な引き締め策を要求されますから、とてもギリシャの国民性からは受け入れられないものと思われます。結局、EU主要国が救済に当たりますが、ここにきて、ギリシャの首相が「救済はありがたいが遅すぎた…」などと不穏当な発言をしています。また一部経済紙が伝えるところでは「加盟時にデリバティブを使った国家財政の粉飾があった」といい、ドイツ国内で、ギリシャをEUから除名すべきなどとする世論が高まっているといいます。実際に救済策が決まり、ドイツなどが資金を拠出するときに、国民から反対論が出て、予算の執行が出来なくなるリスクが生じてきました。また、ドバイでも、ドバイワールドが償還期限の迫った負債について、7年間据え置いた上、60%分だけ返済する…という提案を債権者におこなう方針を示すなど、EUの金融をめぐる情勢がきな臭くなっています。今晩からの相場で、欧米市場がこの問題をどう消化してくるか…。まだ、不透明材料は払拭されたわけではありません。

 強気方針に変化はありませんが、もう少し様子を見てみたいところです。今年は、指数的には大きな動きは期待できそうもありませんので、徹底的に各論で勝負するしかありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

3連休明けの米国株待ちだが、今日は、日本株が未消化の不透明材料への反応に注目
 おはようございます。昨日はレポート作成に時間をとられ、書き込みができず、失礼しました。

 12日の日本株
 日経平均株価 1万0092円19銭  +128円20銭

 TOPIX  892.16ポイント +8.66ポイント

 出来高 20億7028万株 (うち、SQ分1億300万株)

 売買代金 1兆3663億円 (同 1183億円)

 日経平均サイコロ : 6勝6敗  騰落レシオ : 79  RSI : 33 25日線かい離 : -3.6%

 25日線 1万473円 (下降トレンド継続中)

 日経平均週足サイコロ  8勝4敗 (今週高いと9勝3敗へ)  週足RSI : 54 (上昇傾向)

 13週移動平均線 : 1万200円 (上昇傾向)  26週移動平均線 : 1万174円 (3週連続で下落)

 52週線 : 9653円 (上昇傾向)

    

 週末の株価は、欧州臨時首脳会議でギリシャ支援で合意を見たことや前日の米国株高を受け、買い先行でスタート。ドル軟化によるリスク選好の増加から資源・商社株などが買われ指数を押し上げました。また、CME日経平均先物が高く終わったことから、先物が買い先行でスタート。これが裁定買いを誘発したことも指数の上げに寄与しています。日経平均の上昇率は1.28%、TOPIXは0.98%と上げ率では日経平均が上回っており、裁定買いの影響が大きかったことが分かります。この日はSQの清算日に当たりましたが、清算値は1万99円59銭に決まり、この清算価格をめぐり先物売買が繰り返されましたが、結局、清算価格を上回れずに終わっており、週明け相場も、この価格をめぐって神経質な動きが繰り返されることになりそうです。

 また、この休みの間に相場環境は大きく変化しています。「春節」の休日入りを前に、中国金融当局は今年2回目の預金準備率引き上げに踏み切り、引き締め姿勢をさらに強化してきました。また、折角、臨時サミットで合意を見たにもかかわらず、今日開催されるEU蔵相会議でギリシャ救済の具体策は健闘しないと関係者がコメント。さらに、沈静化したと思われていた、ドバイの債務問題でドバイワールドが、債務のカットを含むデフォールトを債権者に申し出る、と伝えられ、再び債務問題が浮上してきました。中国と並び新興国のけん引役とされるインドにも追加引き締めの思惑が強まっています。

 週末の米国株については、上記の悪材料については、ほぼ織り込んだものの、日本株については未消化の材料もあり、今日の相場への影響が気になります。週末にドルが買われたこともあり、現在の円相場は90円台の取り引きですが、ギリシャ救済問題の具体策棚上げやドバイの債務問題、中国の引き締めなどから円が強含む可能性もあり、今日も為替を見ながら先物に振られる展開になりそう。基本的に3連休明けの米国株待ち…。

 テクニカル指数でも示したように、今週高いと週足サイコロが9勝3敗の警戒信号を出してくることや、26週移動平均線が週末終値に100円足らずのところまで迫っている上、下降トレンドにあることから下落圧力を強めてくることも懸念材料。当面、下値支持線になっている200日線(9961円)と、26週線にはさまれた狭いレンジの動きのなかで、不透明材料を消化する流れへ。主力株の場合、どうしても指数売買の影響を受けるため、レンジ相場にならざるを得ませんが、このコーナーで注目してきた大氣社や日本調剤、酉島製作所、積水化成などの好業績の中小型株は13週移動平均線が力強い上昇トレンドにあり、明らかに主力株とは異なる動きに入っています。先週に続き、今週も各論相場の流れへ。第三四半期までに通期目標のほとんどを達成しながら、通期予想を据え置いているような企業を丹念に押し目買い。米国はNASDAQ総合指数を中心にした成長株指向の流れを強めてきますので、日本でも関連企業の活躍が期待できます。半導体や通信機器、電源機器などパーツメーカーのほかスマートグリッド、原子力、水などテーマ株飲みなおし買いも始まりそうです。

 以前から書いているように、指数は崩れなければ良し…。裁定取引業者の思惑次第でどうにでもなる、指数を気にしても仕方がない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

悪材料山積の中でプラス圏に浮上してきたNASDAQの動きに注目…
 おはようございます。 昨晩は、急用で外出し午前様になり書き込みが出来ませんでした。戻って
みると、いろんなことがあったようですね。

 さて、昨日は、中国が1月に続き今年2回目の預金準備率引き上げ(0.5%上げ→16.5%)を発表。欧州では、ギリシャ首相が「救済決定は遅すぎた…」と発言。一方、15日に開催されるEU蔵相会議では「具体的な救済策について話し合う予定は無い…」そうです。さらに、この日発表されたEU16カ国の10~12月期GDP成長率は年率換算で0.4%成長にとどまっています。米国では、この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(2月)が前月比で減少し、敬意の先行きに懸念が台頭しています。

 それにしても、ギリシャ首相の発言は一体どういう思惑があるんでしょうか。まだ、具体策については分かりませんが、いずれ、救済に当たる国の税金が投入される方向には違いがないと思われます。しかし、今回の発言で、救済国側の国民に嫌悪感を残したことは確かで、実際に救済が必要になった時点で、政策遂行がスムーズに行くかどうか危ぶまれる事態になってきました。また、EU臨時首脳会議の場で、「15日のEU財務省会議の場で、救済策を決める」と発表されましたが、これも、反故になったようです。一体、EUで何が起きているんでしょう。

 昨日の米国株は、これらの悪材料を背景に急反落してスタート。3連休控えであることから売り急ぐ動きが強まり、寄り付き後、すぐに1万ドル大台を割り込みました。ただ、携帯電話大手モトローラの分割の上げや子会社が中国投資会社と共同で新技術開発に投資することが評価されたインテルが上昇するなど、半導体・半導体製造装置などハイテク株や不動産株への見直し買いが入ったことから下げ幅を圧縮。結局、ニューヨークダウとS&P500は下げ分を埋めきれず反落したものの、NASDAQ総合指数は続伸して終わりました。中国の引き締め強化やEUの成長鈍化から、資源株や輸出主導株が売られ、一方で、国内のICT分野の好調が支えになっているNASDAQ総合指数が買われるという、今後の相場を展望するような流れが生じました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3億5100万株増の14億2700万株。騰落状況は、値上がり1608、値下がり1388と、買いが上回って終わってます。

 この日は、3連休控えで悪材料に対し神経質に反応。売り急ぐ動きが出る一方で、最近の弱気相場から逆張りで押し目買いをする動きも強まりました。特に、以前から強調していますように、「業績相場」への転換を意識し、海外要因に影響されない内需株へのシフトが進んでいます。このところの、日足のパターン変化(ソーサー型の底入れ)を強調しておきましたが、特に、NASDAQ総合指数において顕著に見られるようになってきました。ニューヨークダウと同様に25日線の下落が続いているほか、13週株価移動平均線が頭押さえとなっている状況は同じですが、ニューヨークダウのような需給の壁が2300ポイント近くまで無いことが上値余地を残しています。昨日のように、悪材料が山積している中で出直ってきた動きには注意する必要がありそうです。15日のEU蔵相会議でのギリシャ救済策検討の話が流れたことが、3連休明けの相場にどう影響するか注目されます。

 13日の米国株
 ニューヨークダウ 1万0099ドル14セント -45ドル05セント (0.44%)

 NASDAQ総合指数 2183.53ポイント +6.12ポイント (0.28%)

 S&P500  1075.51ポイント -2.96ポイント (0.27%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万105円 +5円

           (円建て)  1万90円  -10円

 米国10年もの国債金利 3.6930% -0.27%

 WTI原油 74.13ドル -1.15ドル

 GOLD  1089.50ドル -1.15ドル


 ※ 日本株やチャートの検討は明日の朝でも書きます。まだ頭が酔っ払っていますので風呂にでも入って寝ることにします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ギリシャ救済の具体策は週明けの蔵相会議にまる投げ…米国株は雇用の改善を好感
 おはようございます。
 注目のギリシャ救済を話し合うEU臨時首脳会議は昨晩開催されましたが、一致して救済に取り組む方針が確認されただけで終了。具体的な救済内容は来週始めに行われるEU財務省会議で決めることになりました。一部には、ドイツの政府系金融機関ドイツ復興金融公庫がギリシャ国債の買い入れを行うか、同国に融資する銀行に保証を行うなどの方式で救済を行う案などがEU関係者からコメントされています。

 EU臨時首脳会議の結果具体的な救済策が示されず、欧州本土株の株価が軟調に終わったことから、この日の米国株も続落してスタートしました。ただ、ドイツによる救済が濃厚になったことや、この日発表された新規失業保険週間申請件数が予想を上回る減少になったこと、引き続き好調な企業決算などを手がかりに押し目買いが増加。引けにかけ上げ幅を拡大し、結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は1%超え、S&P500も1%近い反発となりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6700万株増の10億7570万株になりましたが、豪雪により市場参加者が少なかったことや、EU財務省会議での具体的な救済策を見たいというムードから前日に続き薄商いになっています。騰落状況は値上がり2337、値下がり692と、ほぼ全面高商状。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数(~6日)は、44万件。前週から4万3000件減少するとともに、市場予想の46万5000件も下回りました。またトレンドを見る4週移動平均は46万8500件となり、前週から1000件減少。4週ぶりに下降に転じました。また、受給者総数(~1月30日)も前週の461万7000件から453万8000件に減少するとともに、市場予想の259万件も下回っています。前回の統計数字は、雇用統計の発表に先行して行われましたが、予想外の増加になったことや、4週移動平均が3週連続して増加したことなどから雇用状況が悪化しているとして、株価下落の発端になりました。今回、状況が改善されたことが確認され、市場に安心感が戻り株価上昇につながったものと思われます。

 この日は、雇用状況の改善傾向があらためて確認されたことや、飲料大手ペプシコの利益が急増したことなどから、あらためて好決算物を買いなおす動きが強まったことや、原油需要の上方修正や寒波による需要増を受け原油価格が堅調に推移したことを受け資源・エネルギー株も買われたことが指数の押し上げに寄与しました。この日の上げで、1月28日の1万120ドルを上回り、3本新値が陽転。強気相場入りしています。当面、上値指向を強めそうですが、以前から書いているように、このゾーンから上には吊り天井状態になった抵抗帯が控えているほか、下落傾向にある25日線、同じく今週から下落トレンドに入った13週線(1万330ドル台)が控えており、目先的に大きな伸びは期待できそうもありません。また、週明け15日は市場が休場となりますが、EU財務省会議の結果もあり、今晩は利食い先行の動きか…。レンジ相場へ。

 11日の米国株
 ニューヨークダウ 1万144ドル19セント +105ドル81セント (1.05%)

 NASDAQ総合指数  2177.41ポイント +29.54ポイント (1.38%)

 S&P500   1078.47ポイント  +10.34ポイント (0.97%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万75円 +85円

           (円建て)  1万55円 +65円

 米国10年もの国債金利  3.7330%  +0.3900% ← 30年債入札不調を受けた?

 WTI原油 75.13ドル +0.61ドル

 GOLD  1094.20ドル +18.40ドル
  

 米国株は反発、CME日経平均先物は10日の大証先物終値を上回るとともに1万円大台を回復して終わっています。為替は、海外で一時90円台に乗せたものの、ギリシャ救済策が具体策を書いたものとなったため、再びユーロが売られた反動で、円が上昇。現在は89円70銭台の取引になっています。相場環境的には「順」で、堅調な相場展開が予想されますが、今日はオプション決済のSQでもあり、清算価格をめぐって終日先物に振られやすい展開が予想されます。裁定解消売りが懸念されますが、相場環境の好転から押し目買い姿勢もつよまり、解消売りの影響は薄まってくるのではないでしょうか。休み前とどうように決算発表ものの個別物色と、既発表ものの見直し買い。休み明けの米国株が休みになることや、来週早々EU蔵相会議でギリシャ救済の具体策(もう決まっている?)が決まることから、後場からは見送り気分の強い展開に。今日も1万円大台の攻防戦。14日日曜日が「新月」で相場の変化日に当たっており、今日の動きに注目したい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

EU臨時サミットへの期待感とFRBへの懸念に揺れたが、最後は大雪に負けて投資家は市場から退散
 おはようございます。
 
 欧州では、ユーログループを中心にギリシャをはじめとする南欧債務国の救済に関する調整が進んでいます。ただ、「ドイツが主となり国債の購入を行う…」など、さまざまな救済策に関する情報が飛び交う一方、関係国がこれを否定する、と言う状態で、市場は混乱しています。これに対し、EU議会のユンケル議長が「ギリシャを巡る救済計画を11日に開催されるEUサミット後に提示する」と発言。市場は期待感を強め、今晩の結果を待つ動きになりました。

 昨日の米国株は、欧州株式市場が堅調に推移したことからしっかりに始まりましたが、この日開催が見送られたバーナンキ議長の議会証言の準備原稿が発表され、公定歩合の引き上げや準備預金への付利で金融調節を行うなど出口政策に言及したことを嫌気。一時ニューヨークダウは100ドル以上下落し、1万ドルを大きく割り込む場面もありました。ただ、企業業績が予想を上回るペースで改善していることや、情報が錯綜していたギリシャ救済に関し、EU臨時サミット後に具体案が提示されるとしたことから、事態が改善されるとの期待感が高まり、下げ幅を圧縮。一時は、30ドル近く上昇していましたが、この日米国東海岸を襲った寒波から早々に取り引きを手仕舞う動きが強まり、結局、主力3指数とも小反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億3000万株減の10億800万株と、大台割れ寸前まで減少。全般に見送り気分の強い展開でした。騰落状況は、値上がり1500、値下がり1497とほぼ売り買いが拮抗した状態でした。

 この日は、米国の12月の貿易収支が予想(360億ドルの赤字)を上回る402億ドルになったことや、この日開催された10年もの国債入札が不調に終わり長期金利が上昇したことなども市場の圧迫要因になりました。ただ、昨日も書きましたように、FRBの金融政策手直しに関しては、事前のアナウンスメント効果が生きており、一時的にショック安があったものの、すでに織り込み済みとして相場が切り返すなど、市場の懸念材料が解消し相場環境が落ち着いてくることを先取りした買いが先行しています。昨日のニューヨークダウは、このところ頭押さえになってきた5日移動平均線を上回ってきており、下値圏での押し目買い意欲が強まっていることを感じさせます。依然、1が通29日の安値1万67ドル付近を抵抗帯として意識している節はありますが、ソーサー型の底入れパターンが出掛かっていることは注目されます。25日線(1万360ドル付近)の下落ピッチが早まっていることや、13週株価移動平均線が下落に転じていることから、戻りには限界があるものの、底固めの動きが出始めたことには注目する必要がありそうです。当面、上昇中の150日線を下値に、吊り天井の下限である1万200ドル付近を上値にする狭いレンジの動きに入っていきそうです。(まだ金融規制強化の問題が残っており、52週線付近への下落懸念が消えたわけではありませんが…)

 10日の米国株
 ニューヨークダウ 1万0038ドル38セント  -0ドル26セント(0.20%)

 NASDAQ総合指数  2147.87ポイント  -3.00ポイント (0.14%)

 S&P500   1068.13ポイント  -2.39ポイント (0.22%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)1万55円  +65円

            (円建て) 1万35円  +45円

 米国10年もの国債金利  3.6940%  +0.6100% ←要注意

 WTI原油 74.46ドル +0.71ドル

 GOLD 1075.80ドル -0.90ドル
 

 米国株は、ギリシャ救済への期待感とFRBの出口政策着手への懸念の間を揺れ動いたものの、小幅安。ユーロの買い戻しや米国の長期金利上昇からドルが買われ、円相場が軟化したことから、CME日経平均先物は1万円大台を回復して終わっています。現在、国内では89円台後半から片足90円にかかる動きになっていますが、90円台が定着すると休み明けの相場にはプラスに作用しそうです。今晩のEU臨時サミットのギリシャ救済策の内容次第では、また為替が変動する可能性があり、予断を許さない状態が続いていますが、最近の欧州の論調を見ていると、フランスとドイツの間でお荷物はしょいたくないと、お互いをけん制する動きも出ており、サミットですんなり意見がまとまるかどうかは流動的。ただ、昨晩も書きましたように、どのような解決策になろうとも、EU加盟国が支援するとなればリスクが分散されるだけで、ユーロ全体からみた債務懸念はかわらないことになり、ユーロが売られる素地は残ることになります。結局、ユーロ安を利して輸出主導国が外貨を稼ぎ、時間をかけて救済していくしか道は無いのでしょう。それとも、どこも支援しないで、IMF方式の不況覚悟の節約生活を問題国に強いるか…。

 まあ、日本株は今晩の為替と米国株次第…。以前から、日経平均先物と裁定取引の問題点を指摘してきましたが、今日の日経でも、やっと裁定解消売りの圧力の大きさを認識する記事を書いてきましたね。とにかく、海外の金融マフィアが日本経済を操作するツールである日経平均先物は倍率を低めるか廃止し、TOPIXに一本化するなどの改善が望まれます。とにかく、背後霊を背負った指数は気にしても仕方がない。米国株が落ち着けば、日米で企業業績の再評価が始まり、「業績相場」への道程を歩むことになります。今晩の米国株は注目。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

相場環境は良好でも、明日は休み、あさってがSQでは動けない…か。
 10日水曜日の日経平均株価は31円09銭高の9963円99銭、TOPIXは1.93ポイント高の883.50と、ともに5日ぶりに反発して終わりました。明日の建国記念日を前に、見送り気分の強い展開で、出来高は19億2900万株、売買代金は1兆3050億円と、ともに前日比では減少して終わっています。また、日経平均サイコロは5勝7敗。、騰落レシオは80、RSIは23、25日線かい離はマイナス5.1%でした。騰落レシオとRSIの調整具合が良いですね。今日の終値での25日線は1万499円で下落トレンドが続いています。まあ、明日が休みで、休み明けが、SQときては、少々の好材料でも動けなかった、ということでしょうかね。

★「PIIGS」の救済は、主要加盟国が債務保証で対処?
 さて、EUがギリシャの債務問題の救済に乗り出す可能性があることは、昨晩の書き込みでも案内しましたが、加盟国の政府が救済する方向で合意を見ている、と伝えられ、ギリシャのソブリンリスクが山場を越えたとして、米国株は急伸して終わっています。ただ、具体的な内容が示されていないため、欧州市場の反応はまちまちで、上げ幅も小幅にとどまっていました。具体的な内容は分かりませんが、財政余裕があるドイツやフランスなどの有力国が個別に支援する格好になるものと思われます。本来なら、国内の歳出カットなど厳しい合理化を実施して財政状況を改善する自助努力がギリシャには求められます。どういう形になるかは分かりませんが、加盟国間で救済する…という脱法的な措置を講じることで、ギリシャに財政改善へ向けての甘えがでるほか、他の問題国が財政状況の改善のため厳しい取り組みをしなくなる可能性もあり、EUの加盟基準そのものが問われる事態に発展する可能性も出てきます。この問題は長く尾を引くことになりそうです。ウォールストリートジャーナルの報じるところでは、ギリシャなど債務問題を抱える国の資金調達に関し、加盟国政府が債務保証を行う方式に落ち着くと見られていますが、とにかく、具体的な支援策が示され、市場がどのように反応するかが注目されます。

★今日の日本株は、絶好の相場環境ながら、先物と裁定解消売りの圧迫をしのげず
 今日の日本株は、ギリシャ債務問題が山場を越えたとして米国株が急反発したことを好感。円相場が89円台後半で推移したことや、GLOBEX米国株先物や中国株が堅調に推移したことを好感。先物の買い戻しなどから反発し、1万円大台を回復して始まりました。好調な企業決算の発表が続き、株価全般に割安感があることから下値では買い物があるものの、高値圏では、休み明け金曜日のオプション清算価格をにらんだ先物売が増加。裁定解消売りが株価の頭を抑え、結局、日経平均は1万円大台を回復して終わることは出来ませんでした。相場環境がしっかりしていたことから、業績の増額修正を行った企業が個別に買われていたものの、全般は不透明材料を見極めたいとのムードが強く見送りがちの展開でした。

 また、順調に戻りかけていたとき、海外からドバイワールドが220億ドルの債務の返済一時停止を申し出た、と伝わり、円が強含んだことも上げ幅の圧縮につながったようです。「PIIGS」のソブリンリスク問題は、他の加盟国政府が債務保証をする方向でまとまりつつあるようですが、健全国が債務不履行リスクを背負うことは、マイナス要因と見ることも出来るため、将来的に投機筋のユーロ売り攻勢の種を残すことになるのではないでしょうか。悩ましいですね。将来の日本の姿を見るような気がします。

 日本株については、完全に自立性を失っており、外部要因次第の展開。今日も、為替や海外市場の動きを見ながら先物が上下。これにより裁定買いが入ったり解消売りが出たりで,指数が上下していたという感じでしょうか。裁定買い残の状況から、1月後半の下落に裁定解消売りが影響していたと書きましたが、今月に入ってもやはり、解消売りが市場を圧迫することが続いているようです。今日発表された裁定残の状況では前週に続き、買い残は約1100億円減少し、2兆300億円弱になっていました。先週も相場は下落していましたから、解消売りの影響が大きかったようです。不透明材料が増加し、下値での買い板が薄くなっていますから、だんだん解消売りの影響が大きくなっているようなきがします。まだ、絶対残高が2兆円もありますから売り圧迫には十分。しばらくは大きな動きが出来ないということでしょう。

★短期指数は底値ゾーンの接近を暗示
 さて、テクニカルに見ると、25日線とのかい離率、RSI、騰落レシオはもう少しのところまで来ています。ただ、週のRSIの低下が遅れており、ここで反発しても大きな相場は望めません。今日のところは上昇中の200日線を再び回復してきましたので、明るい材料ですが、一方で、25日線の下落ピッチが早まっているほか、26週線(1万100円どころ)の下落も始まっており、当面、上値も限られたものになりそうで、ここしばらくは下値調べの相場になるのではないでしょうか。

★とにかく、米国の株と景気の方向性の見極めが全て 
 とにかく、日本株は米国株次第…。今日の1月の機械受注統計の予想外の増加を評価する動きもありますが、以前から書いているように、資本財を主力とする日本経済は、世界の景気上昇の末期に好転してくるという特性があります。そうなると、世界の景気がすでにターニングポイントに近づいているのではないかという懸念も持つ必要が出てきます。米国の景気の踊り場入りを懸念材料のひとつに挙げてきましたが、ここにきて世界の設備投資との関連性が深い機械受注が急増したということは、逆に懸念すべき材料なのかもしれません。とにかく、鍵をニギるのは米国株と経済の状況。このまますんなりと業績相場に移行してくれるのか、それとも、もう一段下押して中間反落を終えるのか…今は、それを見極めるところ。
 強気の人は、とにかく、高進捗銘柄をリストアップして押し目を拾い、今期末の増額修正にかけることがベスト…か。

 今日は血圧が上昇し、熱に浮かれたような状態で書いています。このところ、少々疲れ気味です。今日は早めに寝て、体力と気力を回復することにします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

懸念材料解消で急反したが上値の重さは変わらず…焦点はFRBの政策
 おはようございます。気温が上がっているのか、朝から霧が立ち込め、生駒のお山も見えません。もう春なんでしょうかね~?

 さて、市場にとっての当面の懸念材料は、棚上げされたようです。
 ギリシャのソブリンリスク問題は、「ユーロ加盟国政府が支援することで原則合意した…」と伝えられ、落着しそうな情勢になってきました。また、今晩行われる予定だったバーナンキFRB議長の議会証言も大雪のため延期され、代わりに準備原稿が公表されることになりました。ただ、ギリシャ問題に一時的に蓋がされたとしても、ポルトガルやもっと負債規模の大きいスペインの債務問題も残っていますから、この問題は解決したとはいえないようです。本来的には長期的な問題と考えておく必要がありそうです。
 また、バーナンキFRB議長の議会証言も延期されたとは言え、証言の要旨は公表されますので、その内容いかんでは、再度、波乱の要因になるかもしれません。ただ、FOMCでの政策の現状維持への反対者が初めて出たこと、経済専門誌が政策変更のスケジュールを伝えるなどし、事前にアナウンス効果を高め、市場のショックを和らげるような措置がとられており、現在はそれを織り込みつつあるといえるのかもしれません。

 昨日の米国株は、ギリシャ問題が解決に一歩近づいたとの観測から、買戻しが先行し、大幅反発して始まりました。また、バーナンキ議長の議会証言が大雪のため延期されたと伝わると、当面の懸念材料が先延ばしになった、としてさらに買い気がつよまり、ニューヨークダウは一時230ドル以上上昇。1万100ドル台を回復する場面もありました。ただ、高値圏では戻り売り圧力も強く、上げ幅を圧縮したものの、結局、主力3指数とも1%を超える上げ幅で急反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億5380万株増の12億3860万株。好材料の出現に売りが手控えられるなか、買い戻し先行で上げた、という格好でしょうか。騰落状況は、値上がり2385、値下がり666とほぼ全面高商状。

 この日のニューヨークダウは、当面の下値支持線に届いていたところに、ギリシャのソブリンリスク問題が解決しそうとの好材料が飛び出し、買戻しなどから急反発しています。また、ユーロが投機筋の買戻しから急伸し、ドルが売られたことから資源価格が上昇。これを受け資源株が上げたことも指数の上げに寄与しました。ただ、以前から指摘してきた、上値の「吊り天井」に接近したことや、目先の抵抗線である5日線に届いたことから売り物が増加。結局、1月末につけた安値を上回れずに終わっています。すでに、13週線や25日線など主要な移動平均線が下降に転じ、下落圧力を強めていることから、当面は、昨年7月安値から引き上げた下値支持線との間でレンジ相場に移行するのではないでしょうか。FRBが金融政策の転換を表明するときが、金融相場から業績相場への転換点になるかもしれません。もう少し、下値固めの推移を見たいところです。

 9日の米国株
 ニューヨークダウ 1万0058ドル64セント +150ドル25セント (1.52%)

 NASDAQ総合指数  2150.87ポイント   +24.82ポイント  (1.17%)

 S&P500      1070.52ポイント   +13.78ポイント  (1.30%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万0040円 +100円

         (円建て)   1万0020円 +80円

 米国10年もの国債金利  3.6330%  +0.4100%

 WTI原油  73.78ドル +1.89ドル

 GOLD   1076.70ドル  +10.3ドル   
 

 米国株はギリシャ問題の緩和を受け急反発、CME日経平均も当面の懸念材料が払拭されたことで、大証先物終値を上回り、1万円大台を回復して終わっています。事態の好転をみてユーロが買い戻され、円、ドルが売られましたが、対ドルで円相場は依然89円台後半の動き。一時、89円90銭台に軟化していますが、今日の国内市場で90円には居ることが出来るかどうかがポイントになりそうです。ユーロ問題は小康状態を取り戻しましたが、今回のユーロ売りで投機筋は大きな利益をあげたましたが、市場全般に国家債務への懸念が増幅されており、次にどの通貨が狙われるかが懸念されます。PIIGSを考えると、再度ユーロ売りも考えられますが、為替に関して政府が無頓着な円に対する攻勢もないとはいえません。十分注意して流れを見たいところです。

 本日は、先物の買い戻しに加え裁定買いも活発化し、反発してのスタートが予想されます。ただ、先行き懸念は強く、投資家の手控えが続く中、為替、GLOBEX米国株先物を見ながらの先物リードの流れには変化は無いものと思われます。今週末のSQへ向けた動きも活発になりそうで、1万円大台をめぐりオプション決済をめぐる先物売買が株価の動きを左右しそうです。指数が堅調に推移しそうですので、各論相場がつよまり、好決算ものが買いなおされる動きが強まりそう。(しばらくは方向感のつかみづらい流れが続くので、全力投球は避けたい)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

売られすぎ警戒の先物買戻しで、下落幅を圧縮したが、結局、4日続落…
 急用で外出していました。やっと帰りつきましたので、今から急いで書きます。

 9日の日経平均株価は、18円92銭安の9932円90銭、TOPIXは1.44ポイント安の881.57と、ともに4日続落して終わりました。出来高概算は20億7470万株、売買代金は1兆3680億円と、ほぼ前日並の薄商いでした。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは81、RSIは27、25日線かい離はマイナス5.65%でした。今日終値での日経平均25日線は1万527円。だんだん下落ピッチが早まってきました。指数的にはもう一息の所ですが、良いところに来ると変な戻りをして数字を上げてしまいます。

 さて、今日の相場ですが、米国株安に加え、円高やCME日経平均先物安など相場環境の悪化が続いていることから売りが先行してスタート。先物の売り攻勢が強まったことから裁定解消売りも多発。一時9860円台まで売り込まれました。その後は、中国株が反発したことや、GLOBEX米国株先物がプラス圏で推移していたことにくわえ、この日で4日続落になることから、売られすぎのリスクが高まったことから先物の買戻しが増加。引けにかけ下げ幅を圧縮して終わりました。ただ、前日引け値付近になると先物売や裁定解消売りがでて株価を圧迫。結局、前日比でプラス圏に浮上することは出来ませんでした。

 この日も日経平均は下落して終わりました。テクニカル的には、昨年11月前半の踊り場に到達したことから目先的な買戻しが入ったものと思われます。ただ、強力な抵抗ラインと見ていた200日株価移動平均線(9942円に位置)をキープできずに終わったことは、相場の弱さを暗示しているように思われます。週単位で見ると、13週線はまだ上昇しているものの、26週線は下降を始めており、どうしても上値の売り圧迫が強まる格好になっています。引けにかけ、順調に値を戻しながら、結局、マイナスで終わったのも、26週線が下落に転じ上値圧迫を強めている折から、上値余地(今日現在え1万169円)があまり無いことも、買いあがる姿勢を弱めているようです。

 日本株の場合、株価の方向が、為替や海外の景気、海外投資家の動向など、市場外部要因に左右されるだけに、テクニカルな予想が建てにくいことも予想を難しくしています。海外市場は、オーストラリアを訪問していたトリシェECB総裁が急遽ECB理事会に出席することになったことで、ギリシャ救済の何らかの策が打たれるのでは…として、海外株が反発。GLOBEX米国株先物も50ドルを超える上昇になっていることから、リスク資産買いが再燃、円は89円台後半に軟化しており、明日の相場に期待をつなぐ格好になっています。

 ただ、日本株にとっては、欧州のソブリンリスクと並んで、明日おこなわっれるバーナンキFRB議長の議会証言も目を離せません。米国の経済の状況から見て、金融政策の手直し(出口政策への着手)はできない、との観測が多いようですが、これまで全員一致で金融政策を決定してきたFOMCが、前回の開催で、利上げを主張した理事がでる、という大きな変化がありました。FRBはいろんな現象を通して市場にサインを送っていますが、今回、全員一致を見なかった、ということは、もしかしたら市場に送るサインだったのかもしれません。明日行われるFRB議長の議会証言で、もし政策変更に言及したとしたら…。そして、そのときの市場の反応は? 「PIIGS」の債務問題ばかりが注目されますが、日本でも米国でも債務の状態が悪化しているのは同じ。市場がもし、米国だって、日本だって危ないじゃないかと思い始めだしたら、米国の国債だって無事で済むはずはありません。FRBとしては、そういう事態にならないように早めに手を打つ必要があります。まあ、なめてかからない方が良いと思います。

 当面の米国株については、今日の朝も書きましたように、昨日の下落で、当面の下値支持ラインまで到達。今後は、このラインの下値支持力の強さを試すことになります。GLOBEXの米国株先物を見る限り、このライン上から反発しているように見えますが、まあ、ECB理事会にあまり期待を抱きすぎて、先週末のG7のように肩透かしを食うことが内容にしなければなりません。まあ、とにかく、景気の二番底、FRBの利上げ、中国の金融引き締めによる景気減速、PIIGSのソブリンリスクなど、懸念材料は山積し、市場には弱気が満ち満ちています。こんなときに、相場が大きく崩れるとは考えにくいもの。まあ、今晩以降の米国株の動向をじっくり見させていただきましょう。ただ、日本の場合は、国内投資家が強気にならない限り、指数は、先物業者と裁定業者の思いのまま。あてにはなりませんから、各論で勝負するしかありません。ナントカ、為替が90円台を回復してほしい。

 今日は、あまり考えずに書いています。分かりにくかったらごめんなさい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

FRBの金融政策手直しへの懸念強まる…中間反落相場はいずれ上がる
 おはようございます。三寒四温といいますが、今日は暖かい朝でした。こころなしか、外で泣いている鳥の声も甲高いようです。春は一歩ずつ近づいているようです。

 さて、週明けの米国株は、欧州のソブリンリスクや金融政策の手直し(出口政策への着手)懸念が市場を圧迫し、売り先行でスタート。ユーロが持ち直したことから資源価格が上昇したことを受け、資源株やディフェンシブ株が買われ欧州株が反発したことを好感。一時はプラス圏に浮上する場面がありましたが、10日に開催される議会証言で、FRB議長が出口政策について言及する、と伝えられたことから、景気の先行きへの懸念が高まり、引けにかけ売りが先行。結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比4億7740万株減の10億8480万株と市場エネルギーは減少。見送り気分の強い展開だったように思われます。また、騰落状況は値上がり1077、値下がり1957と、前週末に続き、売りが優勢でした。

 この日は、主要な経済指標や、注目企業の決算発表も無く手がかり材料に乏しい展開。そのなかで、週末に行われたG7で欧州ソブリンリスクへの何らかの対策が打ち出されるとして、週末の市場で引けにかけて急伸した分への失望売りがでて反落しています。米国の金融機関も「PIIGS」に対し債権を抱えているのではないかとの疑念から、金融株が売られています。また、一部有力情報誌が、FRBの金融政策手直しのスケジュールを伝えたことから、10日行われるバーナンキFRB議長の議会証言で、危機対応の超金融緩和策の手直しについて言及されるのではないか…として、早すぎる政策手直しへの懸念が台頭したことも売りを加速する原因になったようです。一方、住宅市場の改善を見込み、モルガンスタンレーが投資判断を引き上げた住宅大手ホームデポや市場予想を上回る決算を発表した玩具大手ハズブロが買われるなど、好材料には積極的に反応しています。

 この日の米国株は、欧州ソブリンリスクへよりも、FRBの出口政策着手への懸念を強めていたようです。このところ、昨年3月からの過剰流動性を背景にした上昇相場を支えてきた金融株の下落が目立ってきたことも、政策手直しによる流動性の減少を懸念しているように見受けられます。一方、この日の下落率をみても景気敏感株が多いNASDAQ総合指数の下落率が少なく、相場全般は景気感応度を強めつつあるように思われます。今回の調整は、相場が過剰流動性を背景にした「金融相場」から、景気回復を背景にした「業績相場」へと移行するときに現れる「中間反落」と見るのが正しく、一部に言われている景気の2番底や、1929年の大恐慌時に現れた中間反騰が終わり、さらに下値が切り下がる…というものとは違うものと思われます。当面、下値模索の動きが続くことが予想されますが、上昇時にステップを固めながら上昇していることから、よほどの悪材料でも出ない限り急落する懸念は無いものと思われます。

 下値については、先月23日の書き込みでチャートを掲載。このなかで、26週線と昨年7月安値から引き上げた支持線がめどとなる…としましたが、昨日のニューヨークダウもほぼこのラインで抵抗しており、ここで値固めが出来るかどうかが当面のポイントになります。週末の安値を下回らなかったことは、プラスに評価しても良いのではないでしょうか。もう少し、この抵抗線での反応を見たいところです。

 8日の米国株
 ニューヨークダウ 9908ドル39セント -103ドル84セント(1.04%)

 NASDAQ総合指数  2126.05ポイント -15.07ポイント (0.70%)

 S&P500      1056.74ポイント -9.45ポイント  (0.89%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9895円 -65円

         (円建て)  9870円 -90円

 米国10年もの国債金利  3.5920%  +0.4600% ←FRBの政策手直しを懸念

 WTI原油  71.66ドル  +0.46ドル

 GOLD   1065.70ドル  +13.50ドル


 米国株は反落、CME日経平均先物も下落し。9800円台の植わり値になっています。一時、買いなおされたユーロも米国株の下落で再び安全資産買いが強まり、円、ドルが上昇。対ドルでも円は一時89円10銭台まで上昇しています。今日の日本株も、為替、GLOBEX米国株先物を見ながら、先物売買にリードされる方向感のない展開になりそうです。200日線への接近から、下値抵抗も強まりそうで、今日は先物の買い戻しなどからやや反発するような動きも期待でできそうですが、上値の圧迫感は依然強く、結局、先物売→裁定解消売りから多いな動きは出来ないのではないでしょうか。このところ、ドルが強含むなかで、シカゴIMM通貨先物市場で対ドルでの円買いポジションが増加しており、円高の進行が懸念されます。政府や金融当局からの何らかのけん制の動きが必要なところに来ていると思うのですが…期待するだけ無理か?
 
 以前から書いているように、指数は裁定取引という背後霊を抱えており意識するだけ疲れる…。大きく崩れなければ良し、として各論で勝負。何度も書きますが、高進捗率銘柄の押し目買いを愚直に続けること…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

方向感のつかめないまま、先物と裁定解消売りで押し幅拡大…懸念は今晩の米国株
 週明け8日の日経平均株価は105円21銭安の9951円82銭、TOPIXは8.77ポイント安の883.01と、ともに3日続落して終わりました。週明けで手がかり材料が少なく、出来高は190区9660万株、売買代金は1兆2900億円と、ともに前週末に比べ、減少して終わっています。また日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは85、RSIは27、25日線かい離はマイナス5.7%でした。今日終値現在の25日線は1万566円で、下降トレンドが継続中。不透明材料が相次ぎ、模様眺め気分が強まるなか、先物リードで売られた、という格好でしょうか。

 今日は、週末のCME日経平均先物が1万円大台を割り込んで終わっていたことや、ユーロ安の進行から円相場が89円台前半の円高になったことから先物の売りが先行してスタート。外部環境の悪化から見送り気分が強まるなか、裁定解消売りなどが出て下げ幅を拡大。先週末の先物ヘッジ売りの買い戻しなどから、値を戻し、一時、前週末比プラスになる局面もありました。しかし、海外株式市場が続落したことや、GLOBEX市場で米国株先物が安く推移していることなどから、後場に入ると再び先物売が優勢となり、日経平均の下げ幅を拡大。結局、昨年12月初旬以来、1万円の大台を割り込んで終わっています。円高を嫌気して輸出株が売られたことや、ドルの上昇を受けた資源価格の軟化で、資源株が売られるなど、業種別にみても、33業種中、上昇したのは電力・ガス、不動産などわずか4業種という状況でした。

★週末の米国株の急反転は、G7での「PIIGS」救済決定への思惑
 先週末の米国株は、引けにかけ急速に値を戻し、小反発して終わりました。市場で、「当日開催されるG7で、ギリシャやポルトガルなど国家財政が悪化したPIIGS救済策が示される…」との、噂が流れたことが原因だったようです。ただ、G7終了後何のコメントも出なかったことから、市場には失望感が漂い、ユーロ安が一段と進行。円高が進んだことも嫌気したようです。G7に関しては、共同声明も出されなかったことから、何が話し合われたかについて色んな憶測が飛び交っており、PIIGS救済に関して、IMFの融資や域内有力国による救済融資などが突然飛び出してくるのではないかとして、一段とユーロを売ることには警戒感も強いようです。予想通り円高が進んでも、政府や金融当局からは何のコメントも無く、今晩の米国株次第では、安全資産への逃避傾向が強まり円高が一段と進む可能性も出てきました。やはり、投機筋の機先を制する意味でも、何か一言は欲しかったですね。こういう、ターニングポイントで何の行動もないと、日本政府はやはり円高を容認していると投機筋から見られてしまうんです。とにかく、今のヘッジファンドなどの投機筋はユーロの売り崩しで成功していますから、資金力も豊富で、今。、円が狙われたらひとたまりもありません。

★何故日本だけ、割を食い続けねばならないのか
 折角、日本の景気の回復をリードし始めた輸出ですが、これまでは、中国や韓国の意図的な通貨安政策で輸出機会を奪われ、今度はユーロ安でドイツやフランスの輸出企業から機会を奪われることになります。また、対ドルでも円高となり、輸出採算の悪化に見舞われるだけでなく、輸出そのものを奪われることにもなりまねません。世界中が意図的な通貨安を演出し、輸出による景気回復を図ろうとしているのに、何故日本だけが、何もせず、円高のデフレ圧迫にさらされているのか…、なにか、国際会議の席で、日本だけが割りを食う取り決めでもなされているんでしょうか?最近の、動きを見るに付け、なんだか割り切れないものを感じてしまいます。ドイツやフランスなどユーロ主要国の輸出企業は軒並み買われて来る様な気がするんですが…。日本だけが犠牲になる必要は無いはずです。

★元高強制は欧米金融資本が資金を回収するサイン
 まあ、日本の歴代政府が円高ポイズンを飲まされ続け、長期の不況を甘受させられてきました。結局、欧米資本が大きな資金を入れてきた中国を輸出を中心に経済発展させ、自分たちの富を膨らませるためには、輸出経済の日本が邪魔だった…という事なんでしょう。その中国についても、そろそろ刈り取りの時期が近づいてきたようです。最近、元への切り上げ圧力が凄まじく強まってきました。日本の場合も、彼らが刈り取りする時期には、プラザ合意で強烈な円高を強いられました。資本を投下している国の通貨を大幅に引き上げると、その分彼らの儲けも膨らむことになります。
中国も、このあたりは良く分かっていますから、国民的な反対をあおり、元切り上げに抵抗する動きを強めています。

 プラザ合意後に欧米資本の中国投資が急増しましたが、その後の日本経済の動きを見れば、自分たちが資本を投下した国の経済を拡大するためには、輸出競争力のある日本経済を押さえ込む必要があった、ということでしょう。中国に大幅な元高を強い、資金を回収した後、どこに資金を持っていくか…。オリンピックや万博を開催させ、さらに経済発展に弾みをつけさせる、ということを考えると、次はブラジルへの資本投下ということになるんでしようか。そのためには、中国から資金を抜くことが大事…。オリンピックも万博も欧米金融資本にとっては道具のひとつでしかない、ということでしょうか。彼らにとって、日本は、ハイエナが食い散らかした残骸でしかないということ…か。中国が、米国債を大量購入し、軍事力を強化しているのは、資金を回収されることへの対抗策なのかもしれません。一部に、今回のG7で、中国が米国債を売った場合のことを話し合ったという噂がありますが、まさか、亀井大臣がいう、郵貯資金の運用対象拡大と関係があるなんてことは無いでしょうね。また、小沢幹事長不起訴も…。この国は、骨の髄までしゃぶられても分からない「ゆで蛙」状態なのか…。

★下値は52週線か…ユーロが落ち着かないと、次がよめない。
 まあ、ぼやいていても仕方がありませんが、株価の方は、当面の支持線だった26週移動平均線もあっさり切り込んできました。次は、昨年11月安値を支えた52週線(先週末に9608円)まで抵抗線がないことになります。日足ベースを見ますと、200日線が9937円にありますから、明日はこの攻防戦になりそうですが、裁定取引という背後霊を背負っていますから、下値のめどは算定しづらいところ。過去のテクニカル指標では、日足ベースではRSIの10台、週足ベースで20台が反転の時の数字でしたが、いずれもまだかけ離れていますので、もう少し時間がかかるのかもしれません。当面、欧州の状況が落ち着かないと、円の反転が望めませんので、相場観が建てづらいという側面があります。ただ市場に溜りこんだドル買いやユーロ売りの残高はかなり大きなものになっていますから、突然のIMF融資の決定やユーロ域内強国による救済が決まれば急反転する可能性もあります。まあ、あまり大きなポジションを作ることなく、様子を見たほうが良いのかもしれません。以前から言っている中間反落だとすると、ある程度の調整日柄が必要。週にRSIが20台に入るのが条件…。

 上昇する13週線上にいることが押し目買いの条件ですが、酉島製作所、積水化成、日本調剤など皆頑張っています。本日、大氣社が通期見通しを発表しましたが、営業利益は倍増、最終利益も大幅に増額修正してきました。いまのところ想定どおりの動きを続けています。刈り取りの時期も近そうですので乞うご期待。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は引け際の急反発で、目先の底入れ感強まる…
 おはようございます。冷え込みのきつい朝でした。あまり寒いので布団の中で新聞を読んでいたら、またまた、2度寝してしまいました。「相場はどうなるの…」。早朝からの電話でたたき起こされ寝ぼけまなこで書いています。

 さて、注目の米国の雇用統計(1月)で、非農業部門の雇用者数は2万人の減少。市場予想の5000人増を下回りました。一方、失業率は前月の10.0%から9.7%に改善。市場予想の10.1%を下回る結果となり、市場に戸惑いをもたらしたようです。
 
 数字は取引開始に先行する1時間前に発表され、GLOBEX先物市場では50ドル以上下落していた下げ幅を急速に圧縮する動きがあったものの、立会いが開始されると、あらためて雇用者数が減少したことを嫌気し下落幅を拡大。一時は、170ドル近く下落する場面もありました。ただ、テクニカル的な節値に接近したことや売られすぎに対する警戒感から引けにかけては買戻しや押し目買いが増加。急速に値を戻し主力3指数とも小反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比7900万株増の15億6219万株でしたが、パニック的な売りが出た前日の相場に比べ、値下商いが少なかったことから、売り物が出尽くした、として買いが入ったようです。騰落状況は値上がり1326、値下がり1740まだ売り長の商状でした。

 この日は、判断に迷う雇用統計数字を受け模様眺め気味にほぼ前日終値付近でスタートしたものの、PIIGSの財政問題が尾を引き欧州株が続落したことを嫌気。じょじょに売り物がかさみ下げ幅を拡大していくという典型的な弱気相場になりました。ただ、株価が150日移動平均線付近に達すると、好業績のハイテク株や素材関連株に買い戻す動きが強まり、好業績を発表しながら放置されていたシスコシステムズが買われたほか、インテルやアップル、アルミ大手のアルコアなどが急反発していました。
 
 ニューヨークダウは、この日の安値から177ドル反発し1万ドルの大台を回復して終わりました。まだ上昇トレンドを維持している26週移動平均線を維持しているほか、日足を見ると本体は小幅な陽線で、168ドルの下ヒゲを引っ張ったことから、とりあえず目先的な底値を確認した可能性が高くなっています。
 ただ、以前から指摘しているように、短期的には25日線が、中期でも13週線がそれぞれ下落に転じており、上値の売り圧迫も強まっています。当面、吊り天井の下限を上値にし1万ドル大台の攻防戦を繰り返しながら、次の手がかり材料を待つ展開になるのでしょうか。NASDAQ総合指数の上昇率の大きさを見ても、やはり、金融相場から業績相場への移行が進んでいると見て良いようです。

 5日の米国株
 ニューヨークダウ 1万0012ドル23セント +10ドル05セント (0.10%)

 NASDAQ総合指数  2141.12ポイント  +15.69ポイント (0.74%)

 S&P500  1066.18ポイント  +3.55ポイント (0.29%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9995円 -65円

         (円建て)  9975円  -85円

 米国10年もの国債金利 3.55% -0.64% ← リスク回避姿勢はまだ強い

 WTI原油  71.85ドル -1.76ドル

 GOLD 1052.20ドル  -10.20ドル  


 米国株は小反発したものの、CME日経平均先物は大証先物終値を下回るとともに、1万円大台を割り込んで帰ってきました。相変わらず欧州の「PIGS」財政問題が為替市場でのリスク回避の動きを強めドル、円が上昇。雇用統計の悪化を受け、対ドルでも円が買われ、89円台前半の円高がつづいていることが、CMEでの日本株売りにつながっているようです。米国株が下げ止まった動きが週明けの為替相場にどのように反映されるかが焦点になりますが、当面は、CNE先物安や円高が先物売を刺激。週明けは冴えない始まりになりそうです。
 円の独歩高になる懸念もあり、政府や日銀からの何らかのアクションが望まれますが、残念ながら、為替には無関心という状況。当面は、為替やGLOBEX米国株先物を見ながらのあなた任せの相場になりそうです。指数は裁定取引という貧乏神がくっついていますので、大きく崩れない限りはあまり需要視しないことでしょう。来週は決算発表も一巡してきますので、期末に増額修正が期待できる高進捗率銘柄を仕込むタイミングをはかることにしましょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

海外株安を受け大幅続落したものの、下値には業績期待の買いも…
 週末5日の日経平均株価は298円89銭安の1万0057円09銭、TOPIXは19.31ポイント安の391.78と、ともに続落して終わりました。出来高は22億9340万株、売買代金は1兆7507億円と前日比でやや増加したものの、指数の下落幅に比べると商いは少なく、市場は比較的冷静に今日の下落相場を受け止めたようです。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは85、RSIは27、25日線かい離はマイナス5%でした。RSIの20%台、騰落レシオ80%台、25日線かい離は相場の底値ゾーンが近いことを暗示しています。本日引け値での25日線は1万580円。やや下落ピッチが早くなってきました。押し目買いの誘惑に誘われる所ですが、ここからは週単位のテクニカル指標で出のタイミングを計るほうが良いと思われます。

 さて、今日の朝も書きましたが、昨日の4日「立春」から「八白土星」年に入りました。星意は大地が鳴動する年になるとし、火山の噴火や天変地異に注意とされています。昨年から鹿児島の桜島の噴火活動が活発になり、とうとう入山禁止になったそうですが、小笠原諸島の南硫黄島付近でも火山活動が観測されるなど、まさか八白土星入りの所為では…なんて自然現象がおき始めていることは気になります。突然、何かがおき、事態が変動しやすいということですから、常に、何らかの手段でヘッジしながら動くことを忘れないようにしたいものです。

★欧州のPIGS問題が円、ドル高を加速
 欧州の問題国(ギリシャ、スペイン、ポルトガル、イタリア=いわゆるPIGS)の債務問題が再浮上しています。ギリシャの過剰債務問題はEU理事会への再建計画の提出で、いちおう山場は越えたように見えましたが、同じように不動産バブルの崩壊に苦しむスペインやポルトガルの財政問題が急浮上。制度上、ECB理事会も加盟国も表立っては問題国を救済できないことから、事態の深刻化が予想され、ユーロが下落。通貨危機に発展することも懸念されています。超法規的な手段で、ドイツやフランスなどの有力国が救済に乗り出すものと思われますが、ほかにも旧東欧圏に属した加盟国も同様な問題を抱えており、欧州では金融危機が再発する可能性も出てきました。もともと、欧州では不動産バブルは米国以上の規模でおき、主要な金融機関は南欧諸国のリゾート開発や旧東欧圏への投資を活発化さてきましたが、危機発生後、この投資資金が不良債権化。欧州金融機関の財務の悪化状況は米国以上と言われてきました。

 金融機関への公的資金投入は米国に先行して行われましたが、景気対策に遅れを生じたたため不動産価格の下落が拡大。ここに来て、再び不良債権問題が浮上してきたものです。ドイツやフランス、英国では過剰流動性によるインフレ発生を気にして出口のタイミングを図る動きが出ていますが、これによる金利の上昇が、不動産価格の一段の下落や不良債券問題を再びあぶりだした、という側面もあり、EUの金融政策を難しいものにしています。市場は、現状では利上げは当分出来ないだろう…として、ユーロ売りを強めているようです。米国の利上げも、遠のいた感じがありますので、ドルキャリーで資金を調達した投機筋がユーロ売り攻勢を強める可能性も強まってきました。

★雇用統計数値の見通し幅が広がったことが不透明感を増幅
 また、最近の米国株は、雇用情勢の改善を受け、1月の雇用統計で非農業部門雇用者数が5000人程度の増加に転じる、との予想で買われてきましたが、週間の失業保険申請件数の4週移動平均が3週間連続で増加。19週続いた減少傾向にトレンド転換が起きたとして、今晩発表される雇用統計への警戒感が高まったものと思われます。
 この数字については、政府が年初に実施した国勢調査のため雇用を増やしたことで2万人以上増加するという説から、今回の統計で失業者数の改訂が行われ80万人~120万人程度失業者が増加する、という説まで広範にあり、実際、蓋を開けてみるまでは分かりませんし、それに対する市場の反応も読みにくいところがあります。

★ファンドの投げがストップロスを巻き込んで下落幅を拡大?
 昨日の米国株は、このような不透明材料から警戒感が高まっているところに、一部ファンドの投売りが出たことが、ストップロスの売りを巻き込んで下落幅を拡大したのではないか、ということもあるようです。ただ、朝も説明しましたように、ニューヨークダウは26週線や最近の安値を結んだ下値支持線付近で下げ止まっており、上昇トレンドは維持して終わっています。最後は踏ん張って終わったという点には注目しておいて良いと思います。実際、GLOBEX米国株先物は小高く推移しており、出てくる数値に関係なく、反発に向かう可能性はあるのではないでしょうか。

★日本株は下落の材料を消化…業績の伸びしろが下値を支えた
 今日の日本株は、海外市場の波乱や円高を受け、先物売が多発。輸出株も個別に売られましたが、先物は1万70円で寄り付いたあと、1万20円までしか下げず、結局売り崩せずに終わっています。TOPIXの下落率に比べ、日経平均の下落率が大きく、裁定解消売りや輸出株売りが影響したことがわかりますが、下げの理由がはっきり分かっていたことから、市場は冷静に悪材料を消化。むしろ、昨日指摘した、通期業績の伸びしろを評価し、冷静に押し目をひらったことが相場全般の崩れを小さなものにしたようです。まあ、ここであれこれ予想しても仕方がありませんが、結局は米国株次第…答えは蓋を開けてみるまでは分かりません。

 ただ、米国株が過剰流動性を背景にした金融相場から、業績相場に移行する過渡期にあり、その過程では「中間反落」が起こる可能性があることはこのところ書いてきました。また、新規失業保険週間申請件数の4週移動の増加はトレンド転換を意味し、非製造業の低迷を意味するISM非製造業総合指数の低迷も雇用吸収力が製造業以上に大きい業界だけに問題がある、として景気の踊り場入りを懸念して来ましたが、これも株価の調整材料になっているのかも知れません。実際、世界の景況と密接につながる銅市況が下落し始めたことは、単なる投機資金の撤退だけではないようナ気がします。景気の踊り場に入ったら、調整機関が長引くことも考えられますので、ここからの景気指標には十分な注意を払う必要があります。当面の相場動向については、先月23日の書き込みを参考にしてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ