大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



月末特有の懐事情が絡み、小動きに推移…
 31日水曜日の日経平均株価は7円20銭安の1万1089円94銭、TOPIXは0.77ポイント安の978.81とともに、小反落して終わりました。月末で機関投資家の動きが取れないなか、個人の積極的な出遅れ株買いが続き、出来高は20億3722万株、売買代金は1兆5314億円と、ほぼ前日並の商いになりました。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは138、RSIは78、25日線かい離は4.6%でした。今日の終値での25日線は1万607円と、上昇基調を持続しています。
 
 テレビの解説を聞いていると、「騰落レシオ、騰落レシオが…」と口をそろえて言い立て、「危ない…、高値警戒感が…、下押し懸念がある…」などと、テクニカル面の過熱を指摘します。ちょっとどうかな…というような銘柄が動いていますので、日替わり相場の方には、物色の一巡感が出てきましたが、あまり騰落レシオばかりにこだわるのもどうなんでしょうか。もし、明日からインデックス銘柄ばかりが集中的に買われたら、騰落レシオは下げながら日経平均は上昇するというパターンになるのですが…。また、来期の業績を意識しながら動いていますから、下値も乏しくなっています。「危ない、危ない…」と警告していただくのはありがたいんですが、それでは、ここからどれくらい下落するのかの目処もはっきり言ってくれなくては困ります。当面の下値目処は25日線ということになるんですが、じりじり下げていく間に25日線も上昇(1日20円前後)していきますので、届いてみれば調整幅は2~3%だった、ということにもなりかねません。個別では大した下げにはなら無いわけですから、あまり大騒ぎしすぎるのもかんがえものだと思うんですが…。昨日までの日経平均週足のRSIは、まだ62。これが80を超えるまではじたばたしない方が良いと思いますよ。
 
 また、へそ曲がりなことを書いてしまいました。今日の相場は、米国株やCME日経平均先物がほぼ横ばいで帰ってきたことから小動きに始まりました。月末の債券の入れ替えなど特殊要因が絡み、債券先物が売られる一方、株の先物が買われるL/S取引があり、現物株に裁定買いが入る場面もありました。円が一時、93円60銭台と1月安値の93円77銭に接近する場面があったものの、他のアジア市場の動きがまちまちだったことや、GLOBEXで米国株が下げ幅を拡大したことや円相場が92円台前半に買われたことなどを嫌気して利食いが先行。結局、小反落して終わっています。全体的には動きの乏しい展開で、終日値幅は61円にとどまっています。

 まあ、明日には日銀短観も出ますし、今晩には米国で、雇用統計の先行指標になるADP雇用統計や製造業新規受注など重要な経済統計の発表も控えています。明日には、ISM製造業業況指数と重要な経済指標の発表も続きます。特に、米国の債券市場の動きが微妙なところに来ていますから、好調な景気指標を受けて金利が上昇すれば、円安が一段と進行。一方、指数が期待はずれなものになれば、債券が買われ金利が低下。円が上昇して相場が腰折れになる可能性も出てきます。まあ、動かない方が無難ということなんでしょう。

 ただ、来週からの新年度入りからは、面白い相場が始まりそうです。日本は原発受注で負けた…といわれましたが、ロシアは日本に協力を求めてきました。恐らく、中東で大型案件を受注した韓国も何らかの形で日本の協力を求めてくるんでしょう。また、昨日伝えられた東アジア18兆円基盤整備など、世界中で鉄道やプラントなど膨大な公共投資が始まってきます。日本でもメリットを受ける企業が出てきますが、これから、一番、日本企業がメリットを受けるのは米国の投資ブーム。詳しくはレポートを優先しますが、米国で始まった高機能のスマートホンの新製品発投入合戦がどういう影響をもたらしてく来るかを、じっくり考えてみてください。
 アップルの株価は、昨日、過去最高値を更新しましたが、市場は同社が進めようとしている将来像を高く評価しています。ダンピング競争にさらされるインフラ受注合戦に地道を上げるのもいいのですが、付加価値という点から言ったらやはり米国のインフラ整備。それも最先端のものになりますから、付加価値の大きさでも比較にならないでしょう。 
 まあ、今日は、たいして書くこともありませんが、朝も書いたように、日本株は上昇バンドのインナートレンドを抜き、値固めを始めたところ…。ニューヨークダウは、インナートレンドに頭を押さえられて動きが取れないところ…ということで、日本株が一歩リードする格好になっています。この動きが、経済統計のサプライズによってどう変化するのか…。その意味では、現在のスタンスを維持して、動きを見極めたほうが良いのかもしれません。

 以前から、目先バタバタしている銘柄に乗るのでは無く、先行したグループが押し目を作るところをタイミングを捉えて買った方がいいとして、日本調剤が昨年8月高値の2595円を切るところを買えば…と書きましたが、セオリーどおり、これをきったところから反転。今日は新値をとってきました。同じく先行した大氣社も現在は値固めからで直りに入りそうな感じになってきました。以前から言うように、まだしばらくはエスカレーター相場が続きますから、途中で乗っかると利食いはさせてもらえません。4月後半から5月にかけて、業績発表が始まりますから、それへ向けての待ち伏せもここからは有効です。まあ、4月はいろんなやり方が出来ると思います。

 先週から新規の会員募集を始めましたが、多くの方から問い合わせやご入会をいただきありがとうございました。引き続き、関心のあるかたはメールでお問い合わせください。ちょっと慣れない事務処理で疲れ気味ですので、今日はこの辺で…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
上値圧迫に抗しながら高値更新…好調な経済指標が下値切り上げに貢献
 おはようございます。お向かいの桜は、日ごとに白さを増してきます。生駒のお山も今日は陽光を浴びてご機嫌さんのようです。今日のお昼は三室の桜の下で、コンビ二弁当でも開いてみましょうか。

 さて、昨日の欧州では、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズがアイスランドの格下げを実施。ポルトガルが国債の発行額を増額したほかギリシャの20年国債入札が不調となったことから、戻り歩調となったユーロ相場が頭打ちになっています。また、米国で消費や住宅で明るい指標が発表されたことでドルが買いなおされたことも、ユーロの足を引っ張りました。一連の動きを嫌気し、昨日の欧州株は下落。ドル高にともなう冴えない資源価格を受けて資源株などが下落しています。

 一方、米国株は、S&Pケースシラー住宅価格指数(1月)で主要20都市圏の価格が0.3%上昇し、8ヶ月連続上昇。市場予想の0.3%下落を上回ったことや、調査会社コンファレンスボードの消費者信頼感指数(3月)が前月の46.5から52.5に上昇したことを好感し続伸してスタートしました。堅調な景気指標を映し、大手百貨店のメーシーズや小売大手ウォルマートなど小売関連が上昇したほか、ホームセンター大手のホームデポなど住宅関連も個別に買われています。
 
 また、大手投資銀行が株価見通しを引き上げたスリーエムや新たに新型「iPHONE」の供給を受ける…と伝えられたベライソンコミュニケーションズが上昇。同社への供給を含めスマートホンの新型機種2種を発売するとしてアップルが買われ、過去最高値を更新するなどテクノロジー関連が人気化。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は0.7%上昇しています。ただ、シティの政府持ち株売却を嫌気し、金融株全般は冴えない動きでした。
 
 結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は続伸して終わったものの、金融株の下落を映し、S&P500は反落して終わっています。週末にイースター休日を控えていることや高値警戒感が強く、ニューヨーク市場の出来高は前日比3770万株減の9億671万株と、9億の大台割れ寸前。騰落状況は、値上がり1552、値下がり1462と、ほぼ売り買いが拮抗した状態になっています。

 米国株はテクニカルな上値抵抗線が集中するポイントに差し掛かり、上値圧迫を受けながらも下値からの買い圧力が増加。じりじりと下値を切り上げる動きが続いています。今月25日には一時4%近くまで開いた25日線とのかい離は昨日までに2.6%台に収縮。RSIも70前後で落ち着いた動きをしており、過熱感はじょじょに解消されつつあります。日本と同様に、上昇バンド内のインナートレンドが上値を圧迫しています。ただ、雇用状況の改善や堅調な個人消費を背景に景況感が改善。一方で債券保有リスクの高まりから、金融市場内での資金循環に変化が始まろうとしており、株式の需給面もこれから改善。米国株はさらに上値を窺う展開となりそうです。

30日の米国株
ニューヨークダウ 1万907ドル42セント +11ドル56セント(0,11%)

NASDAQ総合指数 2410.69ポイント +6.33ポイント (0.26%)

S&P500 1173.27ポイント -0.05ポイント (0.00)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万1140円  +20円

          (円建て)  1万1115円  -5円

米国10年もの国債金利 3.868% +0.04%

WTI原油  82.37ドル +0.20ドル

GOLD  1105.70ドル -5.80ドル 


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物はほぼ弱含み横ばいで帰ってきました。欧州で、ソブリンリスク思惑からユーロが売られたことで、ドルが買いなおされ、円相場は海外市場で片足93円台の相場になっています。国内に帰ってからは92円80銭台の取引になっており、今日の相場環境も「順」で堅調な相場展開が予想されます。昨日の上げで、日経平均は上値抵抗線を突破。上昇バンドの上限ラインを窺う流れに入っています。円安を映し、外需株が引き続き買われるものの、下値警戒感の後退から、割安株の水準訂正相場も続きます。米国の金利は高止まりしており、今日の日本の債券市場の動きが注目されますが、昨日の1.4%乗せに続き、今日も債券が軟化するようなら、一段の大型株の上昇が期待されます。指数的には、今日も、為替、GLOBEXを見ながら先物リードの展開…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

期末特有のドレッシング相場…?債券の動きをみるとそんなんじゃないような気がするんですが…
 30日火曜日の日経平均株価は、110円67銭高の11097円14銭、TOPIXは13.45ポイント高の979.58と、ともに反発して終わりました。低位大型株へと物色範囲が広がったこともあり、出来高は22億1689万株、売買代金は1兆5289億円と、ともにボリュームアップして終わっています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは137、RSIは78、25日線かい離は4.9%でした。今日の終値での25日線は1万578円で、力強い上昇が続いています。
 相変わらず、高値警戒感が強いようですが、今日は物色範囲が不動産や消費関連など内需系にも波及。下値不安が遠退いたことから、下値リスクの少ない出遅れ株を買おうという動きが強まっています。どうやら、経済の先行きを弱気し、穴の中に逃げ込んでいた資金が株を持たないリスクにさいなまれて動き出してきたみたいですね。

 さて、今日は米国株高に加え、CME日経平均先物がしっかりに終わっていた事を好感。買い先行で始まりました。寄り付き前に雇用関係指標が発表され有効求人倍率がやや改善したことも、強気を刺激しました。ただ、先月の鉱工業生産指数が市場予想より悪い0.9%減になったものの、中国の春節による経済活動の停滞が影響していることなど、特殊要因があることを冷静に受け止め、買い気は続いていました。また、米国で債券が下落した流れを受け、債券と株の先物の間の裁定取引も活発化。これが現物のインデックス買いを誘い、終日プラス圏での推移となりました。一時、円高が進み92円10銭台に上昇すると、上げ幅を圧縮する場面もありましたが、引けにかけては、円が92円台半ばに売られたことや、GLOBEX市場の米国株夜間取引で、上げ幅を拡大した事から先物リードで買いが先行。日経平均は年初来高値を更新して終わっています。

 まあ、値上がり1359、値下がり212と、ほぼ全面高商状ですから、期末を控えたドレッシング商い…などという動きも全て飲み込んだような相場つきになっていました。以前から、05年後半の個人投資家を中心にした数量相場と似てきた…と書きましたが、値上がり銘柄数の広がりを見ていると、まんざら冗談でもなくなってきた感じですね。ただ、05年から06年1月のライブドアショックまでの相場は、みんなかんかんの強気で、NHKが朝の番組でデイトレードを取り上げるほどでした。でも、今はこの水準でも高所恐怖症をわずらっている人が多くいますし、経済の先行きに懸念を持っている投資家も多く、弱気を引きずりながらの上昇…。03年4月に相場が底を打ち、上昇3年を経過して企業業績も回復。過去最高決算が続出していたものの、上昇相場は老齢期に入っていた当時と、金融危機から立ち直ってやっと1年たったばかりで、企業業績もこれから急伸期に入っていく現状と比べるのは、如何なものでしょう。

 でも、今日あたりの動きを見ると、「乗り遅れたく無い…でも、本命を買うのは怖い…」という弱気の中の強気の投資家が恐る恐る出てきた感じを受けます。こういう状態の時は、一度は背中によく冷えたこんにゃくを突っ込まれるような動きが出てくるものですが、今回は果たしてどのあたりで出てくるか…。相場の神様という方は、よくよく皮肉な方でいらっしゃいますから、今買うかどうか迷っている投資家に、「あーあ、やはり買わなくて良かった…」という気持ちにさせる下落をどこかで演出します。それを何回か繰り返しながら株価の水準を上げ、最後には景気は上昇、企業決算も過去最高益を更新。マスコミからも弱気のコメントを一掃し、弱気筋が買い出動しやすい舞台を作り上げてくれます。まさに、そのときに「強気相場は幸福感の中で消えていく」ことになります。今は、どの段階なのでしょうか?

 弱気筋が絶対の安全資産として逃げ込んでいた、債券市場で、今日10年もの国債金利が、昨年11月12日以来の1.4%に上昇してきました。米国の債券が下落し始めたし、円も安くなってきた…。「ちょっとやばいんじゃないの」と感じる連中が債券を売ってキャッシュを積み上げに動き出したんでしょう。ある程度の裁量権をもっているマネージャーは早手回しに株を買い始めたのかも知れません。大半のファンドは、4月に新年度入りし、新規の運用資金枠の設定や株式の組み入れ比率、運用方針が決まらないと動けませんが、こういう大きな資金が4月から動いてきます。何を買うんでしょうね~。でも、こういう人が買いに出てきたら、相場の神様はどんな動きをするんでしょうか?

 以前から、5月の連休前が勝負…と書いてきましたが、この説明でお分かりかと思います。さて、日曜日の日経相場欄で、あるファンドマネージャーが日経平均1万1300円目標を出していました。私も、以前この数字を出したことがありますが、これは一昨年10月の日経平均ザラ場安値6994円から、フィボナッチ係数を使って算出した目標値1万316円に対応しています。大手の投資家が動けないのはまさにこの数字がブレーキをかけているわけです。でも、このブログをお読みの方には、以前から、上昇バンドの目先の上値抵抗線になっているインナートレンドラインを抜くかどうかがポイント…と書いてきました。そのためには、買いを集める材料が必要と書いてきましたが、これを促す変化が市場で起きていますね。まあ、とりあえず、抵抗線を抜いたわけですから、いよいよ上昇バンドの上限を目指すことになります。エスカレーター相場ですから一気に行くことは無いでしょうが…。短期間に行ってしまうエレベーター相場は、この上昇バンドを抜いてからで、まだまだ先の話し…。

 また、勢いで、書きすぎてしまいました。レポート募集の事務的な作業に追われてちょっと疲れ気味です。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、これからの相場展開を投資家心理の面から予想してみました。案外、当たらずといえども遠からず…という感じになるのでは無いでしょうか。

※レポート購読会員は現在も募集中です。お問い合わせに対する回答が遅れていますが、しばらくご容赦下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

安全指向の後退からリスク資産の選好が強まり、株価を押し上げへ
 おはようございます。昨日は、晴れたと思ったら、突然、突風が吹いてきてミゾレ交じりの雨になるなど、大変な一日でした。今日はピーカンで、朝から生駒のお山が朝日を浴びてきれいにみえます。昨日の寒さにびっくりして、花芽を閉じた桜も、今日は一斉に花開くことになりそうです。

 さて、ギリシャ問題が一応の解決をみて、昨日は、ギリシャが危機後初の国債発行(7年債。50億ユーロ)を実施したことを好感し、ユーロが主要通貨に対して上昇。市場に安心感が生まれ、ドルを売る一方、原油や非鉄などリスク資産を買う動きが強まりました。国債の発行条件など一部懸念材料はあるものの、事態が前進したことに市場は一応の評価をしたようです。

 週明けの米国株は、原油や銅をはじめとする非鉄市況が上昇したことを受け、資源・エネルギー株が買われ、先週末の終値を上回ってスタートしました。また、この日発表された個人消費支出(2月)が5ヶ月連続で増加したことも好感し、消費関連株も上昇するなど、買いは広範に広がりS&P50010業種のうち、9業種が上昇するという堅調ぶり。注目の新型旅客機787が主翼の負荷試験に好結果を残した、としてボーイングが買われたほか、アップルが注目の大型商品「i-PAD」の発売が接近したアップルが上昇。同商品を販売する家電量販大手ベストバイも買われています。また、四半期末を控え、持ち株の評価上げを狙い最近上昇した銘柄を買う「ウィンドウドレッシング」の動きも強まり、全体を押し上げました。結局、主力3指数ともに上昇し、ニューヨークダウは引け値ベースで08年9月来の高値を更新して終わりました。ただ、週末に休みを控え、手控え気分も強く、ニューヨーク市場の出来高は9億4400万株と薄商いにとどまっています。騰落状況は値上がり2097、値下がり944でした。

 この日発表された2月の個人諸費支出・所得統計で、消費支出は前月比0.3%の増加。前月の0.4%増(0.5%増から下方修正)に続き、5ヶ月連続して増加しました。ほぼ、市場予想通りの内容。一方、個人所得は、市場予想の0.1%増を下回り、ほぼ前月と変わらず。所得の伸び悩み背景に、個人貯蓄率は3.1%と、08年10月以来の水準に低下しています。市場では、所得が伸び悩んでいるのに対し、支出が増加していることにつき、「株価上昇による資産効果」があるのでは…と見ています。

 ニューヨークダウは、引け値ベースで高値を更新して終わっているものの、最近の高値を結んだ上値抵抗線や、以前から指摘している上昇バンド内にあるインナートレンドラインの上値抵抗を意識して伸び悩む動きが続いています。ただ、直近号のレポートで指摘した変化は本日も継続。安全資産の概念が大きく変化してきており、物色動向にも変化が出てくる可能性があります。当面、2進1退の動きを続けながら、上値抵抗帯の突破を計ることになりそうです。

29日の米国株
ニューヨークダウ 1万895ドル86セント +45ドル50セント(0.42%)

NASDAQ総合指数  2404.36ポイント +9.23ポイント(0.39%)

S&P500  1173.22ポイント  +6.63ポイント (0.57%)

CME日経平均先物(ドル建て) 1万1090円 +70円

        (円建て)  1万1050円  +30円

米国10年もの国債金利  3.87% +0.17%

WTI原油 82.50ドル +2.50ドル  ←ドル安とロシアのテロが影響?

GOLD 1110.30ドル +6.10ドル


 米国株は上昇、CME日経平均先物も大証終値を小幅に上回り帰ってきました。為替は、ドルが売られた(ユーロが買われた)ものの、対円では92円台半ばで安定的な動き。国内でも同水準の取引になっています。また、ユーロの対円相場は一時124円70銭台にはいるなど、一時の円高水準に比べ5円近い水準訂正になっています。今日の相場環境は「順」の風が吹いていますが、これまで輸出株の中で出遅れていた欧州向け比率の高い森精機などの見直し買いが入るかもしれません。さらに、米国債の下落を受けた国内債券の動きも注目され、投機筋の「債券先物売り・株先物買い」のL・S取引が、現物株との裁定取引を通し、指数を押し上げる可能性もあります。出遅れ感のある大型数量株の動きに注目。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

先高期待で、権利配当落ち埋め寸前まで値戻し…米国中心の歯車が回りだした
 週明け29日の日経平均株価は、9円90銭安の1万986円47銭、TOPIXは0.59ポイント安の966.13と、ともに小反落して終わりました。出来高は19億8089万株、売買代金は1兆2689億円と、週明けの手がかり材料難も手伝い、薄商いに戻ってしまいました。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは139.5、RSIは74、25日線かい離は4.1%でした。今日の終値での25日線は1万550円と、上昇が続いています。
 今日は配当落ち銘柄が多いので、値下がり銘柄が多くなっていますが、配当を考慮すると値上がりしているものが多く、実際の騰落レシオの数字は、もっと高いものになるかもしれませんね。騰落レシオの数字は140に接近していますが、過去の数字を拾ってみると、06年8月に141、04年3月に147、97年5月に155という高い数字をつけましたが、97年はその後日経平均は下落に転じ、04年のケースではやや遅れて小天井を形成、その後は持ち合い相場に…、06年8月のケースでは、その後上昇を続け翌年5月ごろまで上昇しています。まあ、必ずこうなる…というセオリーはないわけで、相場環境や需給関係によって騰落レシオが低下しながら(買われる銘柄が絞り込まれながら)指数は上昇するケースもでてくることになります。まあ、売るための材料を探している人にとっては、過去のピークに近い騰落レシオの数字は神社のお守り札みたいなものですね。

 さて、今日は3月決算ものの権利配当落ち日…。概算で72円落ちるといわれていましたので、今日の日経平均は実質的に60円以上高い計算になり、結構、強い基調で終わった…ということでしょうか。週末の米国株は高安まちまちになったものの、新年度相場への期待感から個人投資家が低位材料株を買ったことや、先週に続き、債券が売られた地合を受け、投機筋が「債券先物売り・株先物買い」のL・S取引を実行。これが現物株との裁定買いを誘い、引けにかけ上昇。ほぼ権利・配当落ち分を埋めきるところまで戻して終わりました。また、中国市場やGLOBEX米国株先物が高かったことも戻りを支援しました。

★仕手株は注目テーマや業種の好転を象徴する…
 まあ、月末を控えて機関投資家が動けないということで、値上がり上位には出遅れ低位株がオンパレードで並んでいます。なかでも、約半数を低位機械株が占めていますが、いまや取り組仕手株に成長したツガミ効果とでも言って良いんでしょうか。このコーナーでも何度か、世界の景気が曲がり角を迎えるのなら世界の景気敏感株の出番になる…それも景気の最終段階で受注が伸びる機械株が面白い、と書いてきました。景気が2番底をとるなんて思ってもいませんが、自動車が回復し、家電販売は中国の農村部への普及、エコポイントで新製品投入競争が始まっている…。原油価格は1バレル80ドルを超えているだけでなく、今年の需給見通しも明るく、長い間メンテナンスが行われていなかった油井のメンテナンスが始まる…これは、もう工作機械しか無いでしょうと、今月最初のレポートで工作機械を取り上げましたが、アマダ、アイダ、牧野フライスとも十分な値上がりになりました。これまでの経験から行くと、何か特定の業種が注目されるときは、電気自動車でGSユアサが仕手化したように、その中から、仕手人気化するものが現れ、それとの比較感で周辺銘柄が上昇するものですが、今回の機械株相場も、もしかしたら、世界的な設備投資の復調を読み始めたのかもしれません。

★中国で始まった企業難民が繊維機械の需要につながる…?ジュウキの仕手化に注目
 また、同時に、津田駒やジュウキなど繊維機械の上昇が目立ってきました。特に、ジュウキの上げが目立ちますが、同社の信用取り組みを見ると買い残1569万株に対し、売りは1628万株と売り長になっています。以前から、中国沿海部の人件費の高騰や中国元の上昇で縫製業など労働集約産業は採算が合わなくなり、ベトナムやバングラデッシュなど低コストの労働力を求めて発展途上国に製造拠点を移す「企業難民」が増加しています。中国では、元の切り上げ圧力が一段と強まっていますから、今後も企業難民は増加。発展途上国での製造拠点建設から繊維機械の需要が増加する…なんて、勝手予測をレポートで書き、嘲笑されたものですが、株価の動きをみると、もしかしたら、実際に受注が増加する…なんてこともあるかもしれません。ジュウキの相場がどれほどの先見性を発揮するかちょっと注目してみたいと思います。

 それと、直近のレポートはこれまでの投資方針とガラッと変わった内容にしましたので、戸惑われた会員も多いかもしれません。造船や鉄鋼や重電などが並んでいますので、「何か間違えたんでは…」と思われるかも知れませんが、しっかりと相場観の変化を読んでおいてください。もしかしたら今週は、後から振り返って「あのときが…」というターニングポイントになるかも…なんて書いていますが、まんざらそうならないとも限りません。実際、機関投資家が動いていないにもかかわらず、大型株は高いですね~。

★安全資産が安全でなくなる日…
 さて、日米とも、騰落レシオは警戒ゾーン、おまけに上値抵抗線にぶち当たってきた(日本は微妙なところ)ということで、一点突破して上値を窺うには支援材料がほしいところ。中味に問題はあるにしても、ギリシャの債務問題は先延ばしされましたし、ドバイの債務問題も政府が乗り出し山場を越えてきました。新興国は利上げ問題を抱え、株価は高値波乱商状。不透明要因がとりあえず去ったなら、まず出遅れたところから…ということで、先進国の株価がしっかりに転じています。おまけに、ドルがしっかりしてきたものですから、ドル安の代替資産として買われた金などは冴えない動きになってきました。ここからの、注目点は、これまで安全資産と見られてきたものが、環境の変化から安全資産ではなくなってきた点です。これによって、物色対象にも新たな物が加わってきます。円だってこれまで安全資産として買われてきました…。どうなるんでしょうか。世界の歯車は、再び、米国を中心に回り始めたようナ気がするんですが…。これから発表される米国の景気指標への市場の反応が注目されます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

利食い売りを正当化する弱気の材料を探す米国の投資家
 おはようございます。久しぶりの晴天です。今日は生駒のお山もきれいに見えています。朝方は霜が降りていていましたが、だんだん気温も上がってきたようです。今日は、三室のお山に桜の開花状況を見に行って見ましょうか…。

 さて、ドバイの債務問題も政府が乗り出し当面の山場を乗り切り、ギリシャ問題も強硬派のドイツが折れて合意が成立、ポルトガルも財政赤字の削減による対GDP比3%割れに取り組むことを国会で決議…市場を騒がせたソブリンリスク問題は一巡し、為替市場も落ち着きを取り戻してきたようです。

 昨日の米国株は、ギリシャ債務問題が解決へ向け一歩前進したことミシガン大消費者信頼感指数(3月)の確定値が市場予想を上回ったことなどを好感し、前日引け値を上回ってスタート。アップルの株価目標引き上げなど個別の材料株の上昇も買いを刺激。一時は、1万900ドルを回復する場面もありましたが、8週連続で在庫が増加したことを嫌気し原油価格が1バレル80ドルを割り込むと資源・エネルギー株から株価が下落。さらに、黄海の南北朝鮮境界線付近で韓国の軍艦が沈没(原因は不明)。死傷者が出たことから地政学リスクを嫌気した売りがかさみ利食い売りが増加。急速に上げ幅を圧縮して終わっています。地政学リスクを受け原油価格が80ドル台を回復したことから、引けにかけ、やや値を戻し、ニューヨークダウとS&P500 は小幅続伸して終わったものの、NASDAQ総合指数は続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億2414万株減の10億2874万株。騰落状況は値上がり1528、値下がり1489とほぼ売り買いが拮抗した状態でした。

 この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(3月)の確定値は73.6。前月と同水準に落ち着いたほか、市場予想の73.0を上回り、市場の安心感を誘いました。またこの日、第4四半期のGDP確定値も発表されましたが、数値は5.6%の増加。改定値の5.9%増や市場予想の5.9%増を下回っています。個人消費が、改定値の1.7%増から1.6%増下方修正されたことなどが影響しましたが、数値が下方修正されたことへの市場への見方は異なり、終日、投資家の心理を圧迫したようです。また、先日成立した医療保険関係でATTが10億ドルの費用を計上したことから、他の企業の費用負担の増加を懸念する動きも強まり、医薬やバイオ関連、ヘルスケアサービスなどに利食い売りが増加しています。

 ニューヨークダウが一昨年8月の月足長大陰線の寄り付き付近に接近したことや、上値抵抗力のある週足におけるインナートレンドラインの圧迫を受け頭打ち感が強まっています。また、NASDAQ総合指数もニューヨークダウと同様に一昨年10月の月足長大陰線の寄り付き付近への接近で目標達成感を強める動きが出ています。市場は高値警戒感を強め、ソブリンリスクに続き、今度は地政学要因に売りの理由を求めるなど、弱気をひきづったままの上昇が続いています。メンタル面から見れば理想的な上昇が続いているといえそうです。目先的に、1月高値を中心にした下値固めの動きになりそうですが、ここまで景気や株価に対して弱気だったPIMCOのビルグロス氏(債券の神様といわれる)が、財政赤字の拡大予想から、安全資産としての債券から株式への乗り換えを推奨するなど、需給面に大きな変化を与える動きも出てきました。まあ、当面は過熱感のガス抜きと見ておけば良いのではないでしょうか。

 26日の米国株
 ニューヨークダウ 1万850ドル36セント +9ドル15セント(0.08%)

 NASDAQ総合指数  2395.13ポイント -2.28ポイント (0.1%)

 S&P500  1166.59ポイント  +0.86ポイント  (0.07%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万955円 +25円

            (円建て)  1万920円 -10円

 米国10年もの国債金利 3.8550%  -0.4600%

 WTI原油  80.00ドル -0.53ドル

 GOLD  1104.20ドル  +11.50ドル 
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

円安に加え、ソブリンリスクが解消…日本株も新局面へ
 26日週末の日経平均株価は、167円52銭高の1万996円37銭、TOPIXは14.59ポイント高の966.72と、ともに3日続伸して終わりました。円安を好感した買いや、配当取りを狙った買いが入ったことから、出来高は21億5094万株、売買代金は1兆4889億円と、ともに増加しています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは132、RSIは80、25日線かい離は4.6%と、指数的にはさらに過熱感を強めて終わっています。今日の終値での25日株価移動平均線は1万516円と、上昇基調を維持しています。
 今週の上げで日経平均週足は7週連続で前の週を上回っています。日経平均週足のサイコロは9勝3敗と依然警戒ゾーンにありますが、あと2週上げても9勝3敗のまま…。昨日の段階での週足RSIは64で、過熱感は出ておらず、中期的な強き方針に変更はありません。

★遅ればせながら高値を更新してきた日本株
 さて、世界の株価が、次々と、1月中旬の高値を更新していくなか、出遅れていた日経平均がやっと1万1000円の大台をつけ、新値を更新してきました。前場中は高いながら頭の重い展開が続いていましたが、EU首脳会議でギリシャ救済策で一応の合意を見たことや、ドバイ政府が基金を通して、ドバイワールドや同社の不動産運営会社ナキールを救済することが決まり、新興国のソブリンリスクが後退したことを好感。後場から上げ足を速め一気に新値を更新して終わっています。円安関連だけでなく、電力株や食品株など内需系も含め、全業種が買われる展開で、配当取りや4月相場を先取りした出遅れ株買いが後半に入ったことを感じさせます。
 
 ただ、米国の債券下落を受け、日本の債券も売られると見た投機筋が、寄り対きから「債券先物売り・株先物買い」の裁定ポジションを組んだことが、現物株との裁定取引を誘い上げ幅を拡大したという側面もあるようです。また、今日の朝も、取り組み銘柄に注目…としましたが、このところ円安を背景に上昇してきたキャノンや京セラ、オムロンなど輸出企業にはまとまった売り残が乗っており、期末を控え、貸し株返済のための買戻しが入っていた、という需給要因からの買いがあったことも注意が必要です。
 
★来週以降も為替がカギ…日経平均は上値抵抗線を抜く
 来週以降の相場では、やはり、円相場がポイントになりそうですが、今週、円安の要因になった日米の金利差拡大が来週も続くかどうかがカギ…。このところ、米国の財政資金調達が不調に終わるケースが多く、応札を増やすかのように入札時期になるとドルが上昇する傾向があります。今回のドル上昇も、国債入札の不調による金利上昇から始まっており、入札というイベントが終わったあと、金利がどうなるかが注目されます。為替相場については、株式レポートでもこのブログでも、昨年4月の100円から昨年11月の84円まで続いた円高の流れが、今年1月のトレンド転換を起こし円安方向に動き出した…書いておきました。その後、90円をはさんだ展開から何度か投機筋の円買い仕掛けがありましたが、結局、ドルを売り崩すことが出来ないまま週足は三角持合を形成。今回日米金利差の拡大を機に、一気に円安方向へと動いてきました。また、この3年間円安の頭を押さえてきた上値抵抗線も、今週上回っており、チャート面からはしばらく円安が続くパターンになっています。それだけに、米国の金利動向が注目されることになります。

 昨日も日経平均の上値抵抗線になりかかってるインナートレンドラインを一点突破するような動きが必要…としましたが、中味に問題があるとしても、今日それを週の引け値ベースで上抜いてきたことは大きな意味があります。来週、このライン上で値固めできれば、昨日載せたチャートに示した上昇バンドの上限を狙う動きが出てくると思いますが果たしてどうなるか…。これも来週の焦点になります。

★日経平均に先行して高値を更新していた全単純平均…本質は「かさ上げ」か?
 さて、騰落レシオは130台に上昇、米国も140に接近。ともに警戒感を引きずりながらの上げになっています。弱気が多いことがこの上昇相場の寿命を長くしていますが、騰落レシオの過去の例を見ると03年4月の底値からの出直り局面の翌04年3月に147まで上昇しています。一方、今日やっと日経平均は高値を更新しましたが、すでに全単純平均は24日に258.7円をつけ、1月15日につけた256.88円を上回り新値を更新しています。ここまで、主力株に先行して、全体的な割安感を是正するかさ上げ相場が続いていたということでもあります。恐らく、この流れは今後も続くものと思われ、物色範囲の広がりとともに、騰落レシオも記録的な水準に上昇していくのかもしれません。円安関連とともに「かさ上げ相場」への備えも忘れないようにすることが大事でしょう。

 4月は、5日の「清明」から九紫火星月に入ります。物事の最高の状態を差し、大きな変化がおきやすい月でもあります。技術の最高の状態を表すハイテク株が注目されまが、連休前後から業績発表期に差し掛かりますの、一旦は、持ち高を減らすことも必要になるかも知れません。そのあたりから、今一生懸命に言っている「高進捗率」銘柄への種まきの成果が出てくる…はず。休み中に、もう一度チェックをしてみては如何…?

 ※今週から、株式レポートの購読者の募集を始めております。すでに7名の方から、問い合わせがあり、入会された方も5名になりました。既存会員との申し合わせにより、新規募集は150人までとしております。関心がおありの方は、右メールフォームか、メールを通じ、お問い合わせください。今後の入会者の状況を見て、新たな会員向けブログの計画もしています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

EUの不協和音と金利上昇懸念が市場を圧迫し振り出しに…
 おはようございます。
 
 昨日の米国株は、新規失業保険申請件数の減少やFRB議長が議会で実質ゼロ金利維持の証言を行ったことなどを手がかりに急反発してスタートしました。懸念されていたギリシャ救済問題で、独仏が「IMFとEU加盟国による協調救済」で合意した、と伝えられたことも市場に安心感を呼び買い気が増幅。ニューヨークダウは一時120ドル近く上昇1万1000ドルに接近する局面もありました。ただ、この日行われた7年債入札の結果が思わしくなく、財政資金調達への懸念が増幅。長期金利が3.9%台に跳ね上がったことや、EUとIMFの協調融資で合意を見ると思われていたギリシャ救済方式にトリシェECB(欧州中央銀行)総裁が異論を唱えたことから、急速に上げ幅を圧縮。結局、ニューヨークダウは小幅に反発して終わったものの、NASDAQ総合指数とS&P500は小幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億834万株増の11億5288万株と増加。騰落状況は、値上がり1256、値下がり1779と、このところ値下がり数が上回る日が続いています。

 この日発表の新規失業保険週間申請件数(~20日)は、44万2000件。前週の45万5000件から1万3000件の減少。市場予想の45万件も下回りました。また、トレンドを見る4週移動平均は前週比1万1000件減の45万2750件と3週連続して減少。受給者総数(~13日)も前週比5万4000件減の465万件になっています。景気の回復から雇用状況も順調に改善されています。

 昨晩から開催されたEU首脳会議を前に主要加盟国である独仏が会談。「ギリシャからの支援要請があった場合、EU加盟国が出資比率に応じて、IMFと協調して支援する案」で合意を見た…と伝えられ、他の加盟国もこれを支持しているとし、一時、市場は安心感を取り戻しました。ただ、あくまで域内での解決を目指すトリシェECB総裁は、「救済に外部機関を加えるべきでは無い…」とし、異論を唱えたことから、再び市場は波乱しています。また、この日の米国市場を圧迫したのは7年債入札の不調。日本が年度末を控えるなど、投資家が動きづらいことから、入札倍率は前回実施(2月)の2.98倍を下回る2.61倍に低下。応札者の減少から落札金利も上昇。2年債、5年債、7年債といずれの入札も不調になったことから、財政資金調達への懸念が増幅。長期金利は、3.9%台に上昇。リーマンショック後の最高金利である昨年6月の3.936%に接近し、急速に金利上昇懸念が高まってきました。

 昨日のニューヨークダウは1万1000ドルの大台に接近したものの、金利上昇懸念とギリシャ救済問題に関するEUの不協和音を嫌気し急反落して終わっています。ただ、ニューヨークダウがサイコロジカルラインやRSI、25日線かい離からみて、過熱感があることは指摘してきましたが、同時に、日本と同様に、上昇バンド内にあるインナートレンドラインが上値抵抗線として株価を圧迫する可能性があることも書いてきました。昨日はこのラインに急接近しており、テクニカル面でも弱気に転換しやすいポイントに来ていた点は否めません。
 ギリシャ問題については、ギリシャはあくまでも市場からの資金調達にこだわり、独仏はIMFとの協調救済、ECBは域内自力救済と意見が分かれていますが、問題解決へむけて前進していることは間違いの無いところ…。最後は、面子にこだわるECBと負担を軽減したい独仏との調整ということになるんでしょう。ECBは、金融危機時に緊急避難的に引き下げていた適格担保の要件を、本来は元に戻す予定でしたが、これを延期。ギリシャなど問題国への融資の道を開くことを決めています。いずれ、何らかの解決を見るものと思われます。

 当面の問題はやはり、株価と逆相関で動く金利の動向。入札不振という一時的な要因で、再び下落に向かうのか、それとも景気動向も含めて一段の上昇に向かうのか…当面は、金利の動きが鍵を握ってきそうです。今晩の債券市場の動きがポイントになりそうです。下値については、以前から指摘している、1月19日高値付近…。

25日の米国株
ニューヨークダウ 1万841ドル21セント +5.06ドル (0.05%)

NASDAQ総合指数 2397.41ポイント -1.35ポイント (0.06%)

S&P500 1165.73ポイント -1.99ポイント (0.17%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万685円 +95円

          (円建て)  1万825円 +55円

米国10年もの国債金利  3.9010% +0.7200%

WTI原油  80.53ドル -0.08ドル


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は大証先物終値を上回り帰ってきました。為替相場は前日に続きドルの独歩高が続いているほか、対円でも金利差の拡大から円安が進行。国内では92円50銭台の取引になっています。昨日に続き、主力輸出株優位の展開が続きそうですが、EU首脳会議の結末を見たいということや週末控えであることから、見送り気分の強い展開になりそうです。また、EU首脳会議の結論次第では為替が変動する可能性があり、ポジションの手仕舞いやヘッジの動きから為替が予想外にぶれる可能性もあり、今日は為替の動きが焦点になりそうです。権利付き最終売買日でもあることから、配当取りなどの動きも予想されますが、重要イベントや為替変動の可能性が大きいことから、週明けの相場を懸念。配当つきのまま売却する動きも強まるかもしれません。当面、信用好取り組み銘柄のほか、引き続き「超低位株」や割安株のかさ上げ相場が続きそうです。ただ、週明けの相場変動リスクを考えると、業績指向を強めた銘柄選定が必要かと思われえます。まあ、焦らなくても、4月相場は5月の連休のレジャー資金ぐらいは稼がせてくれるような気がするんですが…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

急激な円安を消化しきれず小幅高で終わる…円安の持続性を読みきれず
 25日木曜日の日経平均株価は、13円82銭高の1万828円85銭、TOPIXは0.16ポイント高の952.12と、ともに小幅続伸して終わりました。出来高概算は19億259万株、売買代金は1兆3183億円と、ともにボリュームアップしています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは124、RSIは81、25日線かい離はプラス3.2%でした。今日の終値での25日線は1万489円。依然、上昇傾向が続いていますが、このところ小幅な値動きが続いていることから伸び率がやや鈍ってきました。小幅な値動きを重ねながら、上値を慕う動きは、ニューヨークダウが「吊り天井」突破前に見せた2月後半から3月初旬の動きに良く似ています。このときは、5日の122ドル高で一気に壁を突破。その後はじり高ながら高値を更新し続けています。上値抵抗ライン突破に苦労している日経平均に、このような一点突破のような動きが出てくるかどうかが焦点になります。

★円安にはなったが、市場は「持続性」を測りかねている?
 さて、今晩から始まるEU首脳会議を控え、ギリシャとドイツの対立、ポルトガル国債の格下げ…と続けざまにパンチが繰り出され、ユーロ売りが加速。対ドルでの安値を更新しています。財務に対する懸念の高まりから韓国ウォンなど新興国通貨も売られていました。また、ドルとともに安全資産として買われてきた円も、この日は米国との金利差の拡大から売られて下落。シカゴIMM通貨先物市場に溜っていた投機筋の円買いポジションのまき戻しもあり、一気に円安が進行。ドル独歩高の様相を呈しています。

 今日の日本株も、輸出企業の採算レート(91円50銭台?)を上回る円安を好感。主力輸出企業が買われましたが、欧州新興国財務懸念から香港が売られ、金融当局のまとまった資金吸収から利上げ懸念が強まった中国市場が下落、同様に利上げ懸念が強まった豪州株が軟化したことや、円相場が小幅に反発したことから、上値を買う動きは少なく、一時は、前日比でマイナスに転じる局面もありました。引けにかけ、円相場が92円台を回復したことから買い戻す動きが強まり、小幅ながら続伸して終わっています。ただ、日経平均の終日値幅は64円、先物も70円幅と小動きにとどまっており、急激な円安を消化しきれない市場の戸惑いも感じさせます。

★為替の波乱と共に強まる金利上昇の動き
 以前から、先物市場に溜りこんでいる円買い(ドル売り)ポジションの後始末が注目される、としました。昨日は、米国の5年もの国債入札が倍率、間接入札比率とも平均を下回り、一昨日行われた2年債に続き不振だったことから、今晩行われる7年債320億ドルの入札への懸念が増幅。長期金利が上昇し、日米の金利差が拡大したことからドル買いが優勢となり、これが投機筋のストップロスの円売りを巻き込んだものと思われます。今晩の入札結果によって、金利が一段と上昇し円安が加速するのか、金利上昇が株式市場に波及し、リスク回避から円が買われるのか…ちょっと読みづらい局面になってきたので、株式市場でも手控え気分が強まった、ということでしょう。
 問題は、ここに来て、インドの利上げ、中国のまとまった資金吸収、豪州の利上げ懸念、カナダ金融当局の利上げ発言など、利上げにつながる動きが増えていること。特に、米国の金利上昇は、ドルリンクの国に波及していくだけに、ちょっと注意が必要かも知れません。今日の上海市場の下げも、金融引き締め懸念もありますが、元がドルリンクになっているだけにドル高が実質的な元高につながり輸出にマイナスになるとの見方があるのかもしれません。

★ユーロ安を利して回復色を強めるドイツ
 まあ、とにかくEU首脳会議でギリシャ救済に関しIMFを選択するのか、域内で自力救済を行うのか、それとも、異なる救済案が提示されるのか…明日には結論が出る(先延ばしする可能性も…?)のでしょうが、為替の反応を見ないと手が出せない…ということなんでしょう。ただ、昨日、為替市場がポルトガルの格下げに揺れたものの、株価はプラスで終わっています。ユーロ高で回復が遅れていたドイツで3月のPMIや景気動向指数が市場予想を上回る好調な数字になったことを好感。ユーロ安が欧州の輸出を下支えし始めたことが顕著になってきました。新興国などの意図的な通貨安により輸出シェアを奪われていた欧州がユーロ安を機にマーケットシェアを回復し始めた…ということでしょうか。EUの輸出企業の買いが強まりそうです。本来なら、日本も円安が進めば、モット回復色が鮮明になるのですが、市場では円を安全資産のラストリゾートと見ている節があり、思ったように円安がすすまないことが、いまだに1月高値を上回れない理由になっているようです。ここは大きなチャンスだと思うんですが…。政府から何か為替に関する発言が出ても良いんですがね…。このあたりの間の悪さが、素人政治といわれるところでしょうか。

★上値抵抗線の突破がカギ…下値不安の後退からかさ上げ相場が続く
 まあ、なんやかんや言っても、今日の東証一部の新値更新銘柄数は56。昨日を上回っています。キャノンやリコー、京セラ、ファナックなど日本を代表する輸出企業が増えてきました。期末を控え買戻しの動きが強まっていることも予想されますが、やはり、今後の動きは為替次第…。期末が終わり輸出企業のドル売りが一巡した後の為替相場次第では、空売り筋の踏み上げが一段と強まる可能性もあります。4月相場では輸出型ハイテク株の仕上げ的な動きが強まるのかもしれません。為替以外には相場を圧迫する材料はありませんので、当面下値不安も乏しく、割安に放置されている銘柄のかさ上げも平行して進みそうです。
 とにかく、今は、日経平均の上値抵抗ラインになっているインナーラインの突破が最大の課題。図は日経平均週足のインナーライン(一週遅れ)を示したものですが、週足終値で果たしてこのラインを上回って終われるか…。明日は正念場になりそうです。
無題

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

為替市場は大荒れ…欧米株はポルトガルの格下げは冷静に受け止め
 おはようございます。
 
 昨日の為替市場は、EU首脳会議を控え、格付け会社フィッチがポルトガル国債の格付けを一段階引き下げ、さらに引き下げる可能性があることを示唆。ユーロが対ドルで安値を更新しただけでなく、リスク回避の動きが強まり新興国通貨が売られるなど、大荒れの展開になりました。ただ、同国の格下げ懸念は以前から言われてきたことで、欧州株はいずれもしっかりで終わっています。相場が一方向に傾いたことで、IMM通貨市場で溜りこんだ、投機筋のユーロ売りや円買いのポジション解消がかなり進み、相場的には転機が近づいた、といえるのではないでしょうか。

 昨日の米国株は、ポルトガル国債の格下げには冷静に反応したものの(銀行株は堅調)、2月の新築住宅販売が統計開始以来の最低水準に落ち込んだことや、この日行われた5年もの国債入札が不調になったことから、財政資金調達への懸念が高まり長期金利が上昇したことを嫌気し反落してスタートしました。主要通貨に対しドルが急伸したことから、資源価格が軟化。エネルギー株が売られたことも下げに寄与しています。売り買いが交錯するなか、終日安値圏での推移となりましたが、ニューヨークダウの終日値幅は62ドルの狭いレンジに収まっており、外部環境が荒れた割には、欧州と同様にしっかりだったといえるのかもしれません。結局、主力3指数ともに反落して終わりました。ニューヨー市場の出来高は前日比2900万株増の10億2276万株と10億株の大台を回復。騰落状況は、値上がり1020、値下がり2007でした。

 この日発表された、新築住宅販売(2月)は、前月比2.2%減の年率30万8000戸。(上方修正された)1月の31万5000戸を下回るとともに、市場予想の31万5000戸にも届きませんでした。市場は、寒波による影響が大きいと受け止めてはいますが、1963年に統計が開始されて以来の最低水準になったことに失望。キャタピラーやアルコアなど関連株が売られました。また同日発表の耐久財受注(2月)は0.5%の上昇。市場予想の0.6%増をわずかに下回ったほか、前月の3.9%増から伸び率が鈍化しています。ただ、変動が大きい輸送用機器を除いたコアの耐久財受注は0.9%の増加。市場予想の0.6%を上回るとともに、前月の-0.6%からは回復色を鮮明にしています。

 また、この日は、5年もの国債入札420億ドルが実施されましたが、入札倍率は前回実施の2.75倍を下回る2.55倍に低下。海外投資家の動向を見る間接入札比率も39.7%に低下。昨年7月らいの最低水準に落ち込み、今晩行われる7年債320億ドルの入札への懸念が高まり長期金利が急騰。ドル高に拍車をかけることになりました。

 この日の、株式市場は、ポルトガル国債の格下げという海外要因よりも、むしろ国内要因や市場内部要因が影響したように思われます。原油価格が一時80ドルの大台を割れましたが、これはこの日発表された原油在庫が、市場予想(165万バレル増加)を4倍以上上回る725万バレルに増加した影響が大きいものと思われます。また、テクニカルで見ると、ニューヨークダウの日足サイコロが10勝2敗、RSIが75%、25日線かい離が3.4%を超えるなど過熱感がでていたことも利食い売りを増加させたようです。ただ、個別では、貸し倒れの減少で銀行株の強気見通しが出されたり、画像処理大手アドビシステムズが好調な業績を発表するなど、強気材料が続いており、基調の強さには変化は無いものと思われます。為替市場の動向と今晩の7年債入札の結果が注目されます。当面、調整したとしても下値めどは、1月の戻り高値付近までと見ておけば良いのではないでしょうか。

24日の米国株
ニューヨークダウ 1万836ドル15セント -52ドル68セント (0.48%)

NASDAQ総合指数  2398.76ポイント -16.48ポイント (0.68%)

S&P500   1167.72ポイント  -6.45ポイント(0.65%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万850円 +110円

          (円建て)  1万795円 +55円

米国10年もの国債金利 3.8300%  +0.1490%

WTI原油  80.61ドル -1.30ドル ← 一時80ドル割れ


 米国株は反落したものの、CME日経平均先物(円建て)は円安を好感して小幅に上昇して帰ってきました。このところ、シカゴIMM通貨先物市場に溜っていた円買いポジションのまき戻しがポイントになる…としてきましたが、昨日は金利上昇が支えとなり、対円でもドルが上昇。これまでの持ち合いから円安方向に放れてきました。国内に移っても、円相場は92円10銭台の取引となっており、今日は、輸出株を中心に堅調な相場展開が期待されます。ただ、輸出業者の手持ちのドル売りなど実需の売りが相場を圧迫する可能性も強いほか、投機筋の利食いの動きもありそうで、波乱の芽は残されています。相場観を一方向に傾けるのはまだ早いのかもしれません。ただ、為替が、日本の企業の輸出採算レート91円50銭を上回ってきたことから、輸出株の評価が上がりそうですが、米国の耐久財受注が上向いていることも支えとなりそうです。当面、ソニーと任天堂が指標株として注目されることになりそうです。円安の進行で、業績の高進捗率銘柄に益々増額修正の思惑が強まりそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

為替市場が急変し始めた…明日の相場環境はどう変っているのか?
 24日水曜日の日経平均株価は、40円88銭高の1万815円03銭、TOPIXは4.60ポイント高の951.97と
、ともに反発して終わりました。出来高概算は18億9348万株、売買代金は1兆2750億円と、依然、低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは134、RSIは73、25日線かい離は3.3%でした。今日の終値現在の25日線は1万468円で上昇持続中。指数は冴えない動きが続いていますが、全般的なかさ上げ相場は継続中で今日も値上がり銘柄数は1000を超えています。
 騰落指数は警戒ゾーンの130を越えていますが、裏返してみれば物色範囲が拡大していることでもあります。ちょっと焦点ボケの感も否めませんが、ここからの関心事は騰落レシオが低下しはじめたとき、どこに物色対象が絞られてくるか…。資金が集中するだけに意外高を演じるものが出てくるはず。でももしかしたら、このままかさ上げ相場が継続していくこともあるかも…。なんだか、05年末から06年始めの相場に似てきたように思うんですが…。

 さて、今日は米国株高が続伸したことや、為替市場で円が落ち着いていたことから、裸眼3Dのゲームを発表した任天堂関連を中心にハイテク株が買われたほか、2月の輸出額が過去3番目の前年比45.35という高い伸びを示したことから、輸出関連が買われ、一時、日経平均は100円を超える上げ幅になっていました。今日こそは、上値抵抗ラインを抜いてくるかな…と期待していましたが、朝から気になっていたのが、ユーロの動き。円に対して、122円をはさみ神経質な動きをしていましたが、そのうち121円台が定着。後場から、ユーロが対ドルで安値を更新。現在も1.34をはさみ投機筋の執拗な売り攻勢が続いています。これを受け、バスケット売りや先物売がでて、日経平均は軟化。一時は前日比マイナスに落ち込む場面もありました。引けにかけては、ポジション調整の先物の買戻しもあり、上げ幅を回復。1万800円の大台を回復して終わっています。

 どうも、ユーロが落ち着きませんね。明日からEU首脳会議が始まりますが、ギリシャ政府と対立色を強めるドイツは、IMFによる救済をいまだに主張。「どうしようも無くなったら、助けてやっても良い…」と、一歩引いた姿勢を取り続けています。昨日のブログでも直近のレポートでも、今回のユーロ弱気論には、持ちすぎた売りポジションを解消したい投機筋の思惑が絡んでいる…と書いてきました。EU首脳が今週中には何らかの解決策で合意を形成しなければならない、というように、投機筋も、問題が解決する前にポジションを減らしておかねば、ユーロが上昇して損失をこうむる可能性があります。また、問題解決(出来るはずは無いのですが…)の後には、ユーロ売りを仕掛けた犯人探しが始まり、とんだ濡れ衣をかけられる可能性もあると言う事情もあります。明日からの、EU首脳会議を前に対ドルで安値を更新した、というのも、買戻しのチャンスを作っているということではないでしょうか。依然書いたように、IMMのポジションでは円買いのポジションも積みあがっていましたので、この分の処理も進んでいるんでしょう。

 実際、現在の取引でユーロの買戻しが急増。(ドイツの景気指標の発表を意識して買い戻しているといわれるが…) 円は122円半ばになっているほか、対ドルでも91円に接近しています。やはり、流れが変わってきましたね。

 まあ、このまま行けば明日は輸出関連株が買われて、1月高値に挑戦…という筋書きになるんでしょうが、個人投資家が指数売買を敬遠する流れはこれからも続くのは間違いの無いところ。今日の任天堂関連のように出てきた材料の関連株を短期の値幅とりで狙ったり、底値鍛錬が出来ている超低位株を仕掛けたり、企業実体から見て割安なものをじっくり拾うという個別色の強い流れが続きそうです。このところ、高進捗率銘柄を待ち伏せで狙うように、と書いていますが、今日の引け後に、横浜ゴムが増額修正を発表していました。同社も、第三四半期の経常利益進捗率は120%を超えており、すでに通期の業績計画を達成していました。事前に買われた形跡はないようですから、明日は寄付きから買われるんでしょうが、ここで買ってしまうとしばらく待たされることになります。決算発表は2月の3日ですから、この段階から進捗率の120%は分かっていたはず…。その後の押し目を拾って待っておけば、そこそこの値幅は稼げたはずですね。こんな状態になっている銘柄はまだたくさんありますから、安いところを拾って待っておくことです。

 「急がば回れ」…しばらくはこれで行きましょう。

 今日は、血圧の薬が切れて頭が冴えません。明日は朝一に薬をもらいに行ってきます。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

警戒しながらも高値を更新…SOXXの異常な強さに注目
 おはようございます。窓の外に見える桜の花芽がどんどん開き、日ごとに白さを増していきます。春は否応無しに押し寄せている感じです。そろそろ三室のお山も白塗りのお化粧を始めそうです。ちょっと行ってみようかな…。

 さて、昨日の米国株は、警戒感を引きずりながら高値を更新、上げ幅を拡大しています。この日は、前日の医療保険制度改革法の成立を好感した医薬品株の買いなどから続伸してスタート。中古住宅販売(2月)数字の発表待ちのムードが強かったものの、出遅れの金融株などに買いが入り堅調に推移。発表された数値が3ヶ月連続で減少したことを受け、一時は上げ幅を圧縮する場面がありましたが、数値が事前予想より良かったことを手がかりに買い気が戻ったほか、シカゴ地区連銀総裁がFRBが当分緩和的な金融政策を続ける…と発言したことを好感し、上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも続伸し年初来高値を更新して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2981万株増の9億8369万株。騰落状況は値上がり2195、値下がり815と、ほぼ全面高になりました。

 この日は、医療制度改革法の成立を受けて医薬品などが買われたものの、ヘルスケア関連には利食い売りも増加。結局、やや軟化して終わっています。しかし、建機最大手キャタピラーの投資判断が引き上げられたことや、プリンターメーカーに買収の思惑が出て買われるなど個別銘柄を中心に買われたほか、通信業界で始まった大容量情報交換のインフラ整備の動きを受け関連株が買われ、アップルやシスコシステムズが高値を更新。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は前日に続き2%を超える上昇になっています。株価の面でもWEB2.0関連の注目度が高まってきました。

 昨日も解説しましたが、ニューヨークダウは、1月19日近辺の戻り高値付近で3日間揉み下値を確認。次の目標である1万1000ドル付近へ向けて動意づいてきました。ギリシャ問題や商業用不動産の不振など警戒材料を引きずりながらの上昇で、相場の力強さを感じさせます。日足サイコロは10勝2敗と加熱状態ではあるものの、週足では8勝4敗と余裕含み。日本と同様に右肩上がりの上昇バンド内にありますが、日本がインナートレンドラインを上値抵抗として意識しているのに対し、米国は、このラインを下回らずに反発したことで、相場の強さが異なっています。当面、一昨年10月の月足長大陰線の寄り付き、週足の上昇バンド内にある上値抵抗線がともに1万1000ドル付近にあり、この時点での反応が注目されます。目先的な抵抗ゾーンまで値幅がありませんので、新規の買いは慎重にしたいところです。

 23日の米国株
 ニューヨークダウ 1万888ドル83セント  +102ドル94セント (0・95%)

 NASDAQ総合指数  2415.24ポイント +19.84ポイント (0.83%)

 S&P500   1174.17ポイント +8.36ポイント (0.72%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万810円  +90円

            (円建て) 1万770円  +50円

 米国10年もの国債金利 3.6800%  +0.1700%

 WTI原油  81.64ドル +0.04ドル

 GOLD  1103.50ドル +4.20ドル


 米国株は大幅続伸。CME日経平均先物(円建て)は小幅高で帰ってきました。26日のEU首脳会議を控え、ユーロの不安定な動きが続いており、円相場も90円をはさみ神経質な動きが続いています。ただ、昨晩は米国株の上昇から、リスク指向が強まり、対ドルで円は90円半ばまで軟化。現在は90円30銭台の取引になっています。環境的には「順」といえますが、為替次第の流れは変わらず、先物主導の流れが続きそうです。ただ、相変わらず新興市場や中小型株を中心にする個人投資家の物色意欲は強く、指数に関係の無いところでは個別色の強い底堅い展開が続いています。本日も、引き続き超低位株や中小型割安株の水準訂正相場が続きそうです。このところ、決算期末を控え、業績の増額修正に踏み切る企業が増え、株価のインパクトになるケースが増えてきました。高進捗率銘柄ほどその可能性が強くなりますので、待ち伏せ方針で狙ってみるのも面白そうです。エスカレーター相場では、途中で飛び乗ってもすぐに踊り場になり、利食いは次のエスカレーターに乗らないと出来ません。先行グループに、13週線や26週線など次のエスカレーターの乗り口に近づいているものが増えてきましたよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ますます膠着感が強まる日本株
 3連休明け、23日火曜日の日経平均株価は50円57銭安の1万774円15銭、TOPIXは1.56ポイント安の947.37と、ともに反落して終わりました。出来高概算は17億1874万株、売買代金は1兆1799億円と、ともに薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは130、RSIは73、25日線かい離は3.2%でした。今日の終値での25日株価移動平均線は、1万437円と上昇トレンドを維持しています。
 3連休明けで手がかり材料難になっていたものの、米国株がインドの利上げやギリシャ債務に関するEUのごたごたをしっかり消化。オバマ政権の浮沈をかけた医療制度改革法案を僅差で成立させ、政権基盤が安定化したことを好感して上げたことから、日本株の利上げやギリシャ債務問題という悪材料の織り込みは、小幅安で済んだ…という感じでしょうか。

★泥仕合の様相を呈してきたギリシャ債務問題
 さて、ギリシャ債務問題に関して、ギリシャの閣僚の強硬発言とドイツメルケル首相の救済不要発言が交錯。ののしりあいの様相を呈してきました。まだ、約2兆円の資金調達が必要な5月末まで時間がありますので、ギリシャは耐乏生活を強いる国民向けに…、一方、救済で中心的な役割を果たすと考えられるドイツは、加盟するときからインチキがあっただけでなく、「(EUの)金利の高いカネは借りられるか…」というような勝手な発言を繰り返すギリシャに俺たちの税金は使わせない、という国民感情を代弁し、舌戦を繰り返しています。だんだん、IMFによる救済に傾きつつあるような流れですが、EUの将来にとって、域内で問題を解決できなかったら将来に禍根を残すだけに、最後は、主要国が奉加帳を廻し救済することになるのではないでしょうか。ギリシャ閣僚は、このユーロ安で輸出経済のドイツはメリットを受けている…と非難しますが、結局、輸出力のある国がユーロ安を利して輸出を増やし、外貨を稼ぎ、これを「PIIGS」の救済に廻して、債務問題を解消するしかないのではないでしょうか。このコーナーでは、以前から、ギリシャなどの債務問題から来るユーロ安は域内の輸出企業を潤す…として、欧州の輸出企業の買いを進めてきましたが、どうやら、企業の業績に反映し始めたようですね。

★それでも確実の売りの持ち高を減らす投機筋
 ただ、日本にとってはとんだとばっちり…。両国の舌戦が昂じて、ユーロが下落、米国株も寄り付き段階で株価が安かったので、安全資産買いから円が上昇。一時は89円80銭台まで買われていました。米国株がたかったにもかかわらず、CMEの日経平均先物が安かったのは、ひとえに円高によるところが大きかったようです。ただ、投機筋は、安値圏では着実にユーロの売りポジションを減らしていますね。EUでは今回のユーロ安の犯人をヘッジファンドなどの投機筋の仕掛けと決めつけ、規制を強める方向で動いていますから、規制リスクを避けるためにも持ち高を減らしたいところでしょう。市場ではドル対ユーロは1対1まで行くとユーロの一段の下落を予想する向きがありますが、彼らの台所の事情を考えたら、本当にそうなるの…。安いところでは必死になって買い戻しているんじゃないの…?と思いたくもなります。流れが変わる時期が近づいているのかも知れませんね。ただ、ユーロが波乱すればするほど円買い圧力が強まります。海外株式市場が次々に年初来高値を更新していく中で、日本だけがいまだに抜けきれない…というのは、このあたりが影響しているんでしょう。

★けんかのとばっちりを受ける円相場…無策の政府と金融当局
 輸出依存の片肺飛行ですから、円が高くなれば日本経済はすぐに墜落してしまう脆弱な体質…。昨年末の決算の輸出企業の採算レートは1ドル91円台…。今の水準でもかなり厳しい状態です。それでも、政府や国会では普天間問題や不正献金問題ばかりで、経済対策はなんにも話し合われていません。財務省あたりが、ひとこと、「100円にしたいな~」位のことを言ったら、即解決がつく問題のような気がするんですが…。結局、海外がやっているように意図的な通貨安にする気は無い…。国債が売られて利払いが増えるほうが、国民生活が悪くなるよリ怖い…ということなんでしょう。そのうち、見かけの景気が上向いたら、消費税上げに踏み切り国民を窮乏の渕に追い込みにかかるんでしょう。何しろ、国民は、民主党を支持するのではなく、自民党への批判から民主党に絶対多数を与えてしまいました。まあ、何があっても政権を手放すことがないでしょうから、後、3年半も素人政治が続くことになります。マスコミは相変わらず日本沈没論を書きまくっていますし、まったく、この国はどうなってしまうんでしょうか。最近、真剣に怖くなってきました。

★技術移転で世界の経済に貢献する「お人よしの日本」
 ただ、海外の見方はちょっと違うようですね。最近のニュースを見ていると、日本企業と技術提携して新商品の開発に踏み切る海外企業が増えています。お人よしの日本から、いろんな技術を盗んで飛躍してやろうか…ということでしょうか。日本は産業スパイが暗躍する国として有名で、技術は盗み放題…といいます。また、過去をみても、いま台湾が世界有数の液晶表示装置(LCD)の主要供給国になっているのもさかのぼれば、大手M電機が製造技術を台湾企業に売却したことが発端。また、ソニーが低コストのLCDの供給をサムスンから受ける見返りに当時世界トップクラスだった画像表示技術をとられてしまい、今、世界トップの座を明け渡してしまいました。また、新幹線についても、中国は新幹線受注を匂わせて日本の大手企業から車輌を購入。これを、ねじ一本まで解体して、分析。その後、自主開発の新幹線として世界に発表。現在では受注の競争相手になっている…という始末です。その意味では、日本は確実に他国の経済発展に協力しているといえますね。お金は騙し取られるは、技術は盗まれるは…この国はどこまでお人よしに出来ているんでしょう。そのうち、国民の命まで盗まれることのないようにしてもらいたいものです。

★フロンティア開拓で成長を図る世界…規制でフロンティアに手が付けられない日本
 なにをくどくど書いているんだ…とお叱りを受けそうですが、結局、政治には頼ることはできないし、政治が頼りない以上、企業に頑張ってもらって海外からカネを稼いでもらい、政府の無駄遣いを支えないとこの国はやっていけない…ということ。また、労働コストが高い以上、ソーラーパネルでも電気自動車用電池でも組み立て型の産業では歯が立たず、結局、付加価値の高いパーツや素材の供給で生き残っていくしかないということです。それに加えて、経済成長の要件であるフロンティアの開拓を進めること…。沿岸部を中心とした中国の輸出産業が元高や人件費の上昇で衰退し、輸出が落ち込む中、中国は内陸部にフロンティアに求め開発を始めています。米国も、医療保険制度改革でヘルスケアという新たなフロンティアを生み出し、、ICT分野では2000年にかけてのIT革命で出来上がったインフラを利用。大容量情報の伝達をベースにした新たなフロンティアの開拓を始めています。一方、日本では、フロンティアになりそうな分野には、既得権益者を保護する規制の網が張り巡らされ、新規参入しようものなら袋叩きの合うような分野に満ち満ちています。農業、農業といいますが、地方にいくと、ボス政治が幅を効かし、水を支配する農業委員会や農協などが邪魔をしてくる…。記者をしていたとき、道の駅の農産物の直売所で、農家の人が安く売っていると、農協からクレームが付き、中央卸売市場の仕切値を下回ることが出来なくなったことがありました。自分たちの品物の値段が下がるようなことはしてくれるな…と圧力をかけてきたのでしょうが、(今はどうか知りませんが…)彼らの頭の中には消費者のことなんかはかけらもありません。また、大手の企業が進出してきたときは、わずか、数10センチの農業用水路を巡りクレームをつけまくり、計画を頓挫させたこともありました。

 果たして、こんな状態で新分野の開拓なんかできるんでしょうか…?いっそのこと、日本が根こそぎ壊れてしまうような出来事でもあったほうが良いのかもしれませんね。結局、海外の変化を取りこめる企業か、国内で自らフロンティアを作り出して業績を上げる企業しか妙味がないと言うことになります。

★高進捗率銘柄に材料が出始めた
 まあ、相場については、過熱感の解消がかぎになること…日経平均の上昇バンドないにあるインナートレンドラインを上回らないと次の上昇に移行できないことは書いてきましたので、今日は敢て、書くことは無い、として、ぼやいてみました。ただ、以前から、高進捗率銘柄に注目するように書いてきましたが、今日は進捗率が111%に達していた大成ラミックが増額修正で上げていましたし、同じく進捗率が550%を超えていた三菱電機も増額修正を発表しています。5月の連休にかけてこんなのが増えてきますので、とにかく、しこしこと高進捗率銘柄を仕込むこと…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

オバマ政権の基盤強化を好感し高値更新…NASDAQの強さに注目
 おはようございます。3連休中の書き込みがレポート作成や野暮用で出来ませんでした。

 さて、週明けの米国株ですが、ギリシャ債務問題をめぐる同国とドイツの感情的なもつれやインドの予想外の利上げを嫌気して続落してスタート。一時は、1万700ドルの大台を割り込む局面がありました。ただ、医療保険制度改革法案が成立した事から、当面の不透明要因が払拭されただけでなく、オバマ政権の基盤が安定した、として市場は好感。ヘルスケア関連から切り返し、1万800ドルの大台を回復。原油価格が株高を好感して上昇したことから資源株なども買われ、終日高値圏で推移。結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は再び10億株の大台を割り込み、9億5400万株と薄商いに戻っています。騰落状況は、値上がり2005、値下がり1015でした。

 この日は、医療保険制度改革法案が予想に反し僅差で可決したことから、市場には戸惑いが残り、一時は関連株が下押す場面もありました。ただ、先週までの取引で悪材料については織り込んだ…として、法案成立でメリットを受ける製薬会社などが買われ、メルクやファイザー、ブリストルマイヤーズなどが買われていました。また個別銘柄でも、ボーイングが受注増を手がかりに株価見通しの引き上げが相次ぎ上昇したことや、シティへの投資判断引き上げ、大手シートベルトメーカーのオートリグの業績増額修正など好材料が出されたことも、全般的な買い安心感につながりました。

 米国株は、ヘルスケア関連が買われたことで、NASDAQ総合指数が再び上昇力を取り戻し引け値ベースで2008年8月来の水準を回復してきました。医療保険制度改革法法案の成立でヘルスケア関連に新たな成長の芽が出てきましたが、オバマ政権は同時にIT(米国ではICT)分野の育成に乗り出しており、昨晩は、フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)が前日比で2.4%上昇。ヘルスケア関連を上回る上昇率を示しています。今後、オバマ政権はこの勢いを借りて金融規制改革法案の成立にチャレンジしますが、金融機関へのレバレッジ規制の強化は、株式市場への資金流入を減少させ、益々、中小型株志向を強めていくことになるものと思われます。ニューヨークダウについては、先週やっと年初来高値を更新。他の2指数に追いつきましたが、大型株が中心になっているため、どうしても業績相場の中では動きが鈍りがちになります。以前から、1月高値を抜いた場合、再度、頭を叩きに来る…と書きましたが、先週、木曜日、金曜日と昨日を含め、1万670ドル~1万690ドルと1月高値付近を中心に底固めするような動きをしています。いずれ、上値を伸ばす動きになるのでしょうが、当面は、2進1退の動きになるのではないでしょうか。今後の、リード役はNASDAQ総合指数ということになりそうです。

 23日の米国株
 ニューヨークダウ  1万785ドル89セント +43ドル91セント(0.41%)

 NASDAQ総合指数  2395.40ポイント  +20.99ポイント (0.88%)

 S&P500  1165.81ポイント +5.91ポイント (0.51%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万720円 -30円

            (円建て)  1万685円  -65円

 米国10年もの国債金利 3.6630% -0.2400%

 WTI原油  81.25ドル +0.57ドル
 
 GOLD 1099.30ドル -8.10ドル
 

 米国株は反発したものの、CME日経平均先物は、先週末の大証先物終値に比べ、安くなって帰ってきました。EUでは、ギリシャとドイツの間の反目は激しさを増しており、EU独自の救済からIMF救済に変化する思惑も強まっており、昨日はユーロを売る動きが強まりました。ただ、先週も書きましたように、規制強化を恐れる投機筋は、溜りすぎたユーロ売りのポジション調整に動いており、昨日は、ドルに対し買い戻す動きも強まり、引けではドルに対しユーロが戻って終わっています。ただ、円に対しては、安全資産への逃避から一時的に90円を割り込み、この動きが日経平均先物の売りにつながったものと思われます。
 ただ、日本市場に入りドルを買い戻す動きも強まり、現在は90円台20銭の取引、と落ち着きを取り戻しています。今日は週末買われた反動や海外先物安の影響で反落して始まりそうですが、為替が安定していることから深押しはなく、次第に個別物色の色合いを強めていくことになりそうです。日経平均については、以前から指摘している、上昇バンド内のインナートレンドラインが目先の上値抵抗線となっており、先週、結局このラインを抜けきれずに終わっています。一段高のためには、このライン抜けが焦点になりますが、目先的に短期テクニカル指標の過熱感があり、高値で持ち合いながらガス抜きをすることになるのでしょうか。期末が接近し、大口投資家の動きが制約されますので、益々個人主導の流れを強めそうです。超低位株、配当取り、増額修正着たい銘柄などが焦点ですが、今日は、日経が一面で、「ビルゲイツと東芝の次世代原発共同開発」というインパクトの大きい記事を掲載しており、原発関連が再び注目段階に。このところ休んでいた日本製鋼や木村加工機、原発空調で東芝が大株主にいる新日本空調なども穴株的な感覚で面白そう…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

こじれるギリシャ問題や新興国の利上げ懸念を嫌気し小幅調整…指数加熱のガス抜きの側面も
 おはようございます。
 
 今週は、沖縄行きの後遺症からなかなか立ち直れないでいる間に、週末にかけてバタバタと相場環境が悪化。ちょっと週明けの動きが懸念される状況になってきました。

 昨日の米国株は、ギリシャ債務問題がこじれるなか、インドが予想外の利上げに踏み切ったことから、他の新興国への波及を懸念。さらにFRBが再び公定歩合の再引き上げを実施するのでは…など、金融引き締めへの警戒感が台頭。ドルが上昇したことや利上げによる新興国の景気減速懸念から資源価格が軟化。これを受け資源・エネルギー株が売られたほか、利食い急ぎの動きもでて、結局、主力3指数は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、先物やオプションのSQがあり、前日比10億5498万株増の19億7834万株に急増しましたが、実商いは依然低水準で推移しています。騰落状況は、値上がり901、値下がり2136と昨日に続き売り物が上回りました。

 昨日は主要な経済指標の発表は無く、海外要因に左右される相場付きになりました。ギリシャ債務問題は、債務弁済用に5月末までに160億ユーロの資金調達が必要といわれていますが、EU加盟国が救済することで合意が近づいていたにもかかわらず、ギリシャ政府が借り入れ金利について不満を表明。IMFへの支援申し入れの可能性を示したことから、救済に対し国民が反対しているドイツが態度を硬化させていることが問題をこじれさせています。このまま、期限切れとなり、IMFの救済となった場合、他の「PIIGS」諸国の債務問題も控えており、EUの存在そのものが問われる事態になりかねない状況になっています。最終的に、EUが救済する形で落ち着くものと思われますが、世界の金融市場がEUに対して抱いた不信感は大きなものがあります。その結果、対ユーロでドルが上昇。ドル安代替資産として買われた金が下落。WTI原油も80ドル台に下落しています。

 また、これに拍車をかけたのがインドの突然の利上げ。インド準備銀行は、政策金利であるリバースレポ金利を過去最低の3.25%から3.5%へ、レポ金利を4.75%から5%へ、それぞれ引き上げました。さきごろ発表された2月の卸売り物価指数が前月の8.5%から、9.8%に上昇。好調な内需を背景に企業の製品値上げが続いており、インフレ抑制のため早めに利上げに踏み切ったようです。中国も消費者物価が2.7%に上昇しており、3月の数字いかんでは利上げが予想されていることから、インドの利上げをきっかけに、中国、ブラジルなど新興国の利上げ懸念が高まり、景気減速→商品需要の減少を思惑し、原油など資源価格の下落につながりました。また、今月いっぱいで金融危機対策の緊急措置が終わる米国自体にも公定歩合再引き上げ思惑が浮上するなど、週後半にかけ金融引き締め懸念が強まってきました。

 この日は、終日、ギリシャ債務問題と新興国の利上げ懸念、FRBの利上げ懸念が市場を圧迫。保険制度改革法案の成立可能性が強まったことで、ヘルスケア関連が買われたものの、資源株の下落や大手投資銀行が銀行や金融株の株価見通しを引き下げたことで、金融関連が下落するなどしましたが、材料の大きさに比べると下落は小幅にとどまっており、市場は冷静に受け止めた、といえそうです。
 もともと、ニューヨークダウの日足サイコロが10勝2敗の加熱信号を出していたほか、年初来高値となった18日には、RSIが73.2と最近にない水準まで上昇。25日線かい離も警戒ゾーンの3%を突破していました。昨日の書き込みでも過熱感を抱えたまま、1万1000ドルの壁まで行き調整するか、「新値抜けは一旦売り」のセオリーどおりに調整するか…としてきましたので、自然の流れかと思われます。当面、インドの利上げの影響が他の新興国や市場に及ぼす影響を見なければなりませんが、S&P500の来期見通しをベースにしたPERは13倍を割り込んでおり、調整したとしても深押しは無いものと思われます。むしろ、これまで悪材料を消化しながら上げてきた強さに注目すべきかとおもいます。以前から書いてきているように、新興国需要よりも、米国で始まった第二次の「ICT革命」という新しい需要に注目すべきではないでしょうか。

 19日の米国株
 ニューヨークダウ 1万741ドル98セント -37ドル39セント (0.35%)

 NASDAQ総合指数  2374.41ポイント -16.87ポイント (0.71%)

 S&P500  1159.90ポイント -5.92ポイント (0.51%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万750円 変わらず

           (円建て)  1万705円  -45円

 米国10年債金利  3.7000%  +0.125%

 WTI原油 80.68ドル -1.52ドル ← 一時80ドル割れ

 GOLD  1107.40ドル -20.00ドル 


日本株については、連休中に取り上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

為替市場での仕掛けが怖くて、手が出せない…
 週末19日の日経平均株価は、80円69銭高の1万824円72銭、TOPIXは8.14ポイント高の948.93ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高概算は17億5200万株、売買代金は1兆1830億円と、3連休控えで見送り気分の強い展開でした。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは127、RSIは77、25日線かい離は4%でした。今日現在の25日線は1万407円に上昇しています。

★円高への不安がぬぐいきれず見送り強まる
 米国株は上昇、円相場は90円台で安定的な動き、CME日経平均先物は小幅高と、相場環境的には追い風になりましたが、堅調な景気指標が後押しする米国株と異なり、日本株は手がかり材料難の動きが続き、なかなか上値を買いあがることが出来ません。三連休控えであることも買い手控え気分を強めさせたようですが、日経平均の終日値幅はわずか51円…。完全にこう着状態に陥っています。アジア株は全般に小じっかりだったものの、GLOBEX米国株先物が小安く推移。円相場は90円台半ばへと、円安気味に推移しましたが、連休中にユーロ売りを仕掛けられたら…という不安から、高値を買うこともできない…という状態でした。やはり、昨日、対スイスフランでユーロ売りを仕掛け、反動で円高になったことがトラウマで影響しているようですね。昨晩も、FRBが公定歩合の引き上げに踏み切る…など、いろんな噂が為替市場で流され、ユーロ売りを誘うような投機的な動きが続いています。

★投機筋のユーロ売りポジションの処理をめぐり、ためにする噂が増加
 シカゴIMM通貨先物市場では、対ドルでのユーロ売りポジションは10万7000枚を超え、買いポジションを差し引いても7万4550枚も売り越しになっています。一方、欧州では今回のユーロ下落に際し、ヘッジファンド規制や金融取引への課税など規制を強化しようという動きが強まっており、投機筋としても持ち高を減らしたいと考えているはず。そのため、色んな噂を流して、ユーロ売りを誘っているものと思われます。ただ、対ドルでの円は、差し引き2万6200枚を超える買い越しになっており、ユーロに売り仕掛けが入ると、円高になりやすくなっていることも市場の懸念材料になっています。いまだに日本株が1月高値を抜けきれないのは、円高懸念が大きいと思われます。折角、日銀が自らの節を曲げ、追加的な緩和をやっても、政府の方からなんらのアクションも無かったため、市場のほうでは「日銀の緩和もこれで終わり…」と受け止められてしまったようです。休み中に仕掛けが入ってはたまらない…として、輸出関連株を売った投資家もあった、といいます。

★政局不安も増幅
 円高懸念だけなら良いのですが、ここに来て、民主党内もごたごたしてきました。小沢幹事長批判を強めた生方副幹事長を解任へ追い込む動きが強まり、内紛が表面化してきました。幹部クラスも今回の措置に憤りを表明しており、対立が深刻化する恐れも出てきました。どうやら、小沢幹事長取り巻きのチャ坊主どもが、機嫌取りでやったことのようで、幹事長は関知していないようですが、なにやら独裁国家のような様相を呈して来た感じがします。いま、放送中の龍馬伝で土佐勤皇党がトップの武市半平太の思惑に反し、周辺が暴走して悲劇の渕に突っ込んでいったような状態になりかかっているんではないでしょうか。絶対多数をとっていますので、政権を投げ出すようなことはないと思いますが、問題が山積しているときだけに、注意しておく必要がありそうですね。

 また、ここにきて、昨日発表された公示地価で、商業地を中心に下落が加速。2年連続して地価が下がってきました。下落幅が縮小している…など慰めてきな解説がありますが、今後、海外投資家に煽られて不動産ファンドを組成。証券化などレバレッジを効かせて、高値で不動産を買いこんだ連中のお仕置きも始まってきます。投売りするような事態になれば、また、下落に拍車をかけることになりますが、懸念されるのは、資産価格の下落が逆資産効果を生み、デフレを促進する可能性があることです。折角、外需の回復を受け、景気が底打ちし始めたのに、デフレの進行で、景気回復が帳消しになる可能性もあります。それだけ、今の外需リードの景気回復を大事にしなければいけないのに、4~5円の為替変動で企業の儲けを吹き飛ばしてしまう為替動向に対して、政府は無関心…。景気対策はおきっぱなしにして、パフォーマンスの業務仕分けに地道を上げている…。

 そんなことをする暇があったら、株式市場を活性化して株価を上げれば資産効果から経済が活性化するのは、小泉政権で証明済み…。答えがあるのにそれをせずに、むしろキャピタルゲイン課税を強化しようなど、とんでもないことを言う民主党政権…。いまだに、株価が出遅れているのも当然のような気がします。

★政治は頼れない、として、成長シーズを持つ企業を地道に発掘することしかない
 まあ、いくらグチってみたって、絶対多数を占めている以上、どこかで折り合いをつけて手打ちをし、政権に居座り続けるんでしょう。結局、政策に期待できない以上、自助努力を重ね成長を維持している企業や海外の成長を取りこんでいく企業を買うしかないんでしょう。今日、戸田工業が米国に電気自動車用電池素材の工場建設を発表し買われていましたが、米国のEV車普及やWEB2.0など新分野の成長をにらみ米国に進出する素材メーカーが増えてくるものと思われます。大量生産・大量消費という成長パターンは、労働コストの安い新興国相手ではもう無理、というもの。中国でさえ、労働コストの上昇で労働集約的な産業は立ち行かなくなってきました。結局、付加価値を追求できる企業しか生き残っていけないようナ気がします。いまだに、大量生産に依存しないと利益を上げられない企業は結局安売り競争に巻きまれただの会社になっていくことになるんでしょう。それは、日本やドイツとの安売り競争に負けた米国の企業が証明しています。

 現在は、下値不安が薄らぎ、割安感を是正する「かさ上げ」相場が始まっていますが、最後は「成長性」が投資成果の鍵を握ってきます。先端分野に地道に取り組んでいる企業を、じっくり仕込んでいくところでしょう。まだまだ日本の企業は捨てたものではありませんよ。
 
 株価の解説などは、連休中にも書こうと思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は高安まちまち…為替市場で投機筋の動きが活発化。規制強化を嫌気しポジションはずしか?
 おはようございます。

 ギリシャのソブリンリスク問題が再燃し欧州株が軟化したものの、昨日の米国株は、2月の消費者物価指数(CPI)が前月比横ばいとなったことや、フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数(3月)が前月比で増加するなど、インフレがコントロールされている中で景気が順調に拡大している事を好感。小幅続伸して始まりました。新規失業保険申請件数が予想に届か無かったことや、為替市場でFRBの公定歩合引き上げ観測が流れたことで、上げ幅を圧縮する場面もありましたが、引けにかけ医療保険制度改革法案の採決可能性が高まり、ヘルスケア関連が買われたことなどから引けにかけ値を戻しました。ただ、個別の企業に好悪材料がでた影響を受け、指数間の動きはまちまちで終わっています。結局、ニューヨークダウは8連騰、NASDAQ総合指数は小幅続伸、S&P500は金融株が売られた影響で反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比9700万株減の9億2336万株と再び10億株割れ。SQを控え見送り気分が強まっています。騰落状況は、値上がり1281、値下がり1737と久しぶりに値下がり数が上回りました。

 この日発表されたCPI(2月)は前月比横ばい。振れの大きい食品・エネルギーを除いたコア指数は+0.1%。ほぼ市場予想(+0.1%)どおりの結果になりました。前年同月比は、総合指数が+2.1%。コア指数は+1.3%でした。失業率の高さが物価上昇を抑制しているほか、エネルギー価格が下落(-0.5%)したころが、物価の安定につながったようです。また、同日発表のフィラデルフィア製造業業況指数(3月)は、18.9。前月の17.6から上昇するとともに、市場予想の18.0も上回りました。従業員指数が8.4ポイントに上昇、労働時間が7.6に改善するなど雇用関係の指数は改善したものの、新規受注が22.7から9.3、出荷が19.7から13.6に低下するなど、心配な項目もありました。

 同日発表の新規失業保険申請件数(~13日)は、45万7000件。前週から5000件減少したものの、市場予想の45万5000件をわずかに上回りました。トレンドを見る4週移動平均は47万1250件。前週から4250件減少したものの、受給者総数(~6日)は457万9000件となり、前週から1万2000件増加。市場予想の454万件も上回っています。

 この日は、為替市場でギリシャ問題やFRBによる公定歩合引き上げ観測など噂が乱れ飛び、波乱の動きとなりました。ギリシャ問題の再燃を嫌気して金融株が売られる一方、前日買われた不動産株も下落。S&P500の下落につながりました。また、このところ、ハイテク株を中心に堅調を持続してきたNASDAQ総合指数についても、この日、リサーチ会社が半導体大手AMDの売り推奨をしたことから、インテルなど半導体関連が連れ安。続伸したものの上げ幅は小幅にとどまりました。一方、リサーチ会社が「新型旅客機787の生産計画が順調に進んでいる…」とレポートしたボーイングが上昇するなど採用銘柄の上昇が目立ったニューヨークダウが高値圏で終わるなど、採用銘柄の動きが指数間の格差を生んだようです。ただ、運輸大手フェデックスが市場予想を上回る行政を発表。上昇するなど運輸株が上げたように、荷動きの活発化は米国経済の底堅さを示しているようです。

 ニューヨークダウは、小幅な値上がりを重ねながらじり高傾向をたどっています。日足サイコロは10勝2敗と過熱感はあるものの、堅調な景気指標と好調な企業決算が支えとなり、じょじよに弱気を駆逐している感じがします。当面、昨年3月安値を基点にする右肩上がりの上昇バンドの上限を目指す展開に入っていると思われます。次の急所は一昨年7月安値の1万1000ドル付近となりますが、一旦は、今年1月高値の頭を叩きに行く動きがないと上にはいけないものと思われます。1万1000ドルを達成してからになるのか、その前になるのかは判断が難しいのですが、SQ通過後に弱気筋がどう動いてくるかが焦点になりそうです。

 18日の米国株
 ニューヨークダウ 1万779ドル17セント +45ドル50セント(0.42%)

 NASDAQ総合指数  2391.28ポイント +2.19ポイント (0.09%)

 S&P500  1165.82ポイント -0.39ポイント (0.03%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万795円 +105円

           (円建て)  1万725円  +35円

 米国10年もの国債金利 3.6720% +0.3000%

 WTI原油 82.20ドル -0.73ドル

 GOLD 1127.40ドル +3.40ドル
 

 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は海外で円が90円台に戻った事を好感。小幅高で帰ってきました。円相場は国内に入り90円台40銭台の取引となり、相場環境としては「順」ですが、3連休控えに加え、今晩米国でSQを控えていることから、見送り気分の強い展開になりそうです。安定状態を取り戻した、と思われていたギリシャ債務問題が首相の強気の発言からさまざまな憶測を生み、投機筋が付け入っており、当面、為替の動きが焦点になりそうです。投機筋のユーロ売りポジションは法外な規模に膨らんでおり、このポジションの解消が注目点になっています。ただ、ドル・円がこう着状態に入っていることから、スイスフランやポンドなどドル以外の通貨を使ったユーロ売り仕掛けに動いており、昨日のように突発的に円が上昇する可能性もあります。今日も、為替市場を見ながらの先物リードの展開になりそうですが、個人投資家を中心に、益々、指数売買を敬遠する動きが強まり、新興市場や超低位株、中小型材料株を買う動きが強まりそうです。今日も為替次第の展開…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

為替投機筋の動きに翻弄され下落した日本株…日銀効果はもう剥落?
 18日木曜日の日経平均株価は、102円95銭安の1万744円03銭、TOPIXは6.64ポイント安の940.79と、ともに反落して終わりました。出来高概算は19億5750万株、売買代金は1兆2540億円と、ともに低調な商いが続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは126、RSIは77、25日線かい離はプラス3.53%。短期テクニカル指標は昨日に比べやや低下したものの、騰落レシの120%越えなど警戒的なサインは残ったまま。今日の終値での25日線は1万377円上昇ピッチはさらに急になっています。まあ、今日の動きは、目先溜った加熱感を解消するには良かったんではないでしょうか。

★忘れていた鬼がやってきた
 米国株は、ニューヨークダウが7連騰して帰ってきたものの、円相場がドルに対して買われたため、CME日経平均先物は弱含みで帰ってきました。相場環境的には海外の新値更新ラッシュを受け、日本株でも1月19日高値の更新が期待されましたが、結局は為替次第のところがありますので、終日、為替の動きを見ながら神経質な動きを繰り返し、方向感のない展開になってしまいました。午後2時ごろには、スイスフランとユーロの間で仕掛けてきな動きが出てユーロが下落。これが円相場に波及し円が上昇すると先物にまとまった売りが出され、日経平均は下げ幅を拡大して終わっています。一時、ギリシャがIMFに救済を申請する…との噂が流れていたようですが、つい先ごろ、EUによる資金援助がまとまったばかり。財政赤字削減の過酷な要求を突きつけられるIMFに救済を申し込むことは常識的にも考えにくいところですが、結局、投機筋の仕掛けに負けて下落した…というところでしょうか。以前にも書いたように、シカゴIMM通貨先物市場では、円買いやユーロ売りのポジションが積み上がったままですので、このポジションを解消するためにもユーロ売りを進める必要があった、ということでしょうか。やはり、火種は残ったままでしたね。

★もうはげてしまった日銀効果
 実際、日銀が量的緩和枠の拡大に踏み切ったものの、円の下落はたいしたことは無く、むしろ、ユーロ売りのあおりを食って円が上昇する、という格好になっています。以前から、ユーロが売られると円が買われ、ドルが売られても円が買われ、結局、最後はファンダメンタルに関係なく、円だけがずるずる押し上げられて行く格好になっています。おかげで、現在は89円80銭台の取引になっており、日銀の緩和枠拡大効果長続きしませんでした。本来なら、政府が本気でデフレを解消する気があるのなら、市場へ向けて明確な円安待望または具体的な水準について、言及すべきなのですが、まったくその姿勢は見られません。これで、また80円台が定着するようなことになったら、今期の輸出企業の利益見通しが低下し、その分株価が下方に修正されることになります。投機筋の円買い、ユーロ売りポジションが大きい間は、今日のような動きが何度も繰り返されるはずです。本気で円高を阻止する気があるかどうか、政府の姿勢が問われてきます。

★米国で生まれた変化が日本企業を救う
 ただ、(まともな)海外投資家の日本株への見方はだいぶ変わってきたようです。海外景気の改善を企業が取りこみ業績が上向き始めたことや、日銀の政策変更、政府の追加景気対策への思惑など、これまで日本株を押さえ込んできた霧が少しずつ晴れてきたことで、世界の景気敏感株としての見直しが始まってきたようです。昨日も、米中関係の変化について書きましたが、中国では金融政策の変更リスクや事業遂行リスク(グーグルの例)が高まっているほか、情報開示が適切になされているかなど新たなリスクも発生し始めました。上海市場がいまだに昨年11月の高値を更新しきれないところを見ても、何かが違ってきているという印象を抱かせます。一方、米国では、ブロードバンド網の構築や鉄道網の敷設、スマートグリッド、高速道路補修など新たなプロジェクトが動き出し始めたほか、WEB2.0関連ビジネスがハード、ソフト両面で成長。設備投資を引っ張るような状態も生まれています。これを受け、米国の鉱工業生産指数の伸びが続いていますが、これとの相関関係が強いのが資本財輸出が多い日本経済…。

★為替次第の相場脱却は何時…しばらくはかさ上げ相場にかけるしかない…か
 今後、米国で高速大容量ルーターなど通信関連機器の需要が増加するとともに、日本の電子部品や通信機器メーカーなどに大きな需要が舞い込んできます。物色の柱は見えているのですが、それを邪魔しているのが為替。民主党は、景気が上向いてきたことで安心しているような感じがありますが、彼らの政策で上向いたものは何もありません。全て、前の麻生政権の置き土産や海外の景気回復のおかげなのです。それも、円相場が5円も動けば全て帳消しになってしまうほどのレベル…。そろそろ、何か日本政府らしいことをするべきところに来ているような気がするんですが…。今日は、1月高値を更新して日本も先進国の仲間入りするかと思ったんですが、投機筋のユーロ売りの仕掛けで簡単に挫折してしまいました。

 今日の朝も、為替の方向性が確定すれば…という条件付で、輸出ハイテク株の買いを書きましたが、これで、またしばらくおあずけ…。どうせ先物筋も売り攻勢をかけてくるでしょうから、主力株も買えない…。かといって、大きく崩れることもありませんから、結局、超低位株や割安株などを買うかさ上げ相場が続くことになるんでしょう。時価総額が利益剰余金を下回っているとして注目していた日東工業(6651)も900円台を回復してきました。指数売買とは関係がない市場として個人資金が流れる新興市場も続伸しています。市場は、完全に指数売買の影響を受けないところ受けないところへと資金が流れているような気がします。まあ、しばらくは「かさ上げ相場」にかけることにしましょうか。為替がこのままだと、明日の相場は心配ですね。このところ、先物筋や商品投資顧問筋がおとなしいだけにちょっと心配なところもあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

日米の緩和姿勢持続に、市場は先行きを楽観…日本は為替動向が焦点
 おはようございます。
 
 世界の株式市場は、景況感の改善と過剰流動性持続という好環境を背景に、同時株高減少を強めだしたようです。昨日の米国株は、前日のFOMCによる金融緩和の長期間維持決定に加え、日銀が追加的な金融緩和に踏み切ったことを好感。続伸してスタートしました。2月の卸売り物価指数が市場予想を下回り、前月比-0.6%になったことから、インフレ懸念が遠のき金融緩和状態が持続するとの観測が強まり、一段高。1月19日の戻り高値を更新し、ニューヨークダウは一時万1万760ドル台まで値を伸ばす場面がありました。ただ、戻り新値更新後は高値警戒感が強まり利食い売りも増加。上げ幅を圧縮する場面もありましたが、引けにかけて、やや買いなおされ、結局、主力3指数とも続伸して終わっています。ニューヨークダウは7日続伸。昨年8月の8連騰以来の連続上昇になりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比244万株増の10億2037万株と、SQ、先物清算日接近を控え薄商いが続いています。騰落状況は値上がり2161、値下がり886とこのところ値上がり数が2000を超える強調相場が続いています。

 この日発表された2月の卸売リ物価指数は、前月比0.5%の低下。ガソリンやヒーティングオイルなど石油製品の下落が影響し、前月の1.4%上昇からマイナスに転じました。市場予想の-0.2%も下回っています。振れ幅が大きいエネルギー・食品を除いたコア指数も前月比0.1%の上昇にとどまり、前月の0.3%上昇から上げ幅を縮小しています。また、この日発表された住宅ローン申請指数(~12日)は、前週に比べ1.9%減。30年住宅ローン金利が0.1%低下し4.91%と5%割れになったにもかかわらず、低下しました。寒波など一時的な要因の影響が大きいものと思われますが、このところ、住宅関連指標の弱さが目立っており、引き続き注目する必要がありそうです。新規住宅取得用ローン申請は前週比2.3%減、借り換え申請は1.7%減でした。

 この日は、ドルが主要通貨に対し弱含んだことから、原油など資源価格が上昇。これを受け資源エネルギー株や素材株が上昇。ダウ採用銘柄でもアルコアやデュポンなどの上げが目立ちました。また、この日は大手生保や大手クレジットカード会社がTARP資金の返済計画を発表したことを受け、金融株が上昇。この流れを受け不動産株も買われるなど、出遅れ株への買いも広がりました。また、格付け会社ムーディーズがフォードモーターに債務格付けを引き上げたことから、自動車・同部品株が買われたほか、引き続きM&A関連株の人気が高く、この日は非公開の炭鉱会社の買収を発表した石炭生産会社が買われるなど、買い対象はじょじょに広がりを見せています。

 この日の上げで、出遅れていたニューヨークダウが今年1月の高値を上回り、主要3指数が揃って新値に進んできました。SQへの慎重な見方から商いをともなっていませんが、買い気が広がっていることは強気の材料。ニューヨークダウでみて、次は一昨年7月安値の1万1000ドル付近が焦点になりますが、ここでの注目点は、一旦、この節値まで上昇して1月高値まで押し目を作るか、新値抜けは一旦売り…のセオリーどおりに利食い売りで調整するか…のい判断。いずれも先高方向に違いはありませんが、昨日の相場付きを見ていると、投資家の間にも気迷い感があるようです。まあ、現在の買いポジションを維持して様子見をする、というのが無難なところでしょうか。

 18日の米国株
 ニューヨークダウ 1万733ドル67セント +47ドル69セント(0.45%)

 NASDAQ総合指数  2389.09ポイント +11.08ポイント (0.47%)

 S&P500  1166.21ポイント +6.75ポイント (0.58%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万830円  +50円

            (円建て) 1万770円  -10円

 米国10年もの国債金利 3.6420% -0.11%

 WTI原油  82.89ドル +1.19ドル

 GOLD 1124.00ドル +1.80ドル 


 米国株は続伸したものの、CME日経平均先物(円建て)は、小幅安で帰ってきました。緩和姿勢を明確にした日米の通貨が主要通貨に対して売られたものの、対ドルでは円が強含み90円前半まで円が買われたことから、先物が軟化したものと思われます。現在の国内取引は90円30銭台となっており、依然、こう着状態の範囲内で、今日も為替の水準をめぐり先物リードの神経質な動きが続きそうです。ただ、日銀が大方の予想を裏切り緩和姿勢を続けたことや、政府内に追加的な景気刺激策論議が出てきたことで、海外投資家の日本株への評価が高まる可能性もあり、出遅れ大型主力株を加えた全般的な「かさ上げ相場」が続くことになりそうです。米国に続き、日経平均が1月15日の高値を上回れるかどうかが今日の焦点…。海外資源高を受けた商社、海運、資源株のほか、引き続き超低位株とキャッシュフローやPBRからみた割安株。また、米国で上向き始めた設備投資を受けた機械株、半導体製造装置株、電子部品株など投資妙味。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

約束どおり追加的な緩和策を実施…ゲタを預けられた政府のデフレ解消策は出るの?
★沖縄行きで思ったこと…
 娘の結婚式で沖縄に行っていましたが、那覇空港に降りると自衛隊との共同運用のため自衛隊機が多くありました。戦闘機は最新鋭ですし、対潜哨戒機も多くありましたが、まさに、最前線基地の状態。仮想敵国はどこなんだろう…とついつい考えてしまいますが、やはり、中国やロシアという軍事大国を意識しているのは間違いないところ。台湾や朝鮮半島などの緊張状態に対処し、日本の安全を守るためには、やはり、沖縄の基地は必要なんだなと、つい考えてしまいました。10年ほど前に、中国の上海に取材に行ったことがありますが、空港から上海中心部に向かう途中、工事中の高層ビルが林立しているのを見て、「この国は後戻りできない…」と妙な感慨にふけった想いがあります。当時、欧米主要国(というより金融資本)は中国の経済発展を図ると民主化できると考え、1980年代だけで5000億ドルの資金を投入した、と言われていますが、そのおかげで、確かに中国は急速に発展しました。しかし、想いとは裏腹に民主化は遠のくばかり…。中国に投資してきた資金の回収にも不透明感が漂い始めました。

 いずれ、金融自由化により投資成果の持ち出しが自由になるような方策を講じなければなりませんし、中国元の切り上げで投下資本を膨らませて持ち帰らなければなりませんので、少々荒っぽいやり方を強制して来るかもしれません。その際、軍事的な圧力を強めることが必要になりますので、日本の軍事的な価値は上昇してきます。中国経済を育成するため、欧米金融資本は強烈な円高により日本の輸出産業にダメージを与え、その代わりに、中国が意図的に通貨安にすることで日本の輸出シェアを奪う格好で輸出を伸ばす手法がとられました。ところが、何時までたっても、民主化は達成されず、それどころか、軍事力でも米国に迫る勢い…。中国海軍が太平洋に進出し、米国西海岸が直接攻撃の危機にさらされる状態になり始めたため、中国への圧力を強め、資金回収を急ぎ始めたのではないでしょうか。そうなると、昔の東西冷戦時のように、中国やロシアを日本海に封じ込める必要から日本の「不沈空母」」としての価値が高まってきた…というのが今の状況。不沈空母の役割を果たすには、それなりの経済力が必要となりますので、冷戦時代のように、日本の経済へのてこ入れが始まる…なんて、飛行機の座席で、自分勝手な想像をめぐらしていました。

★FOMCと日銀の金融政策決定会合が2段ロケットに
 さて、「妄想」はそのへんにしておいて、本日(17日水曜日)の日経平均株価は、125円27銭高の1万846円、TOPIXは9.33ポイント高の947.43と、ともに反発して終わりました。出来高は19億9399万株、売買代金は1兆3465億円と、商いは増加したものの、低水準の売買代金を見ると、超低位株が買われた影響が大きいものと思われます。また、日経平均サイコロは、8勝4敗、騰落レシオは129、RSI(相対力指数)は85、25日線かい離は4.84%になりました。騰落レシオとRSIがともに警戒信号を発しています。また、今日現在の25日線は1万346円となり、上昇ピッチを早めてきました。株式レポートと同時にこのブログでも、「かさ上げ」相場が始まり、超低位株や割安株が物色される、としましたが、今週に入って益々かさ上げ色を鮮明にしてきましたね。

 今日は、米国のFOMCで、当面、低金利政策が持続されると確認され6連騰したことを好感し、高寄りしてスタート。先週末のSQ清算値付近の攻防を続けていました。ただ、予想通り日銀が新型オペの枠を20億円に拡大することを発表すると、材料出尽くし感から円が上昇。これを受け、先物売から株価も上げ幅を縮小する場面もありました。しかし、日銀の姿勢が変化したことを素直に評価した買いが引けにかけ増加。SQ清算値を上回ると先高を期待した買いが入り、本日の高値付近で終わっています。全33業種中、値下がりしたのは運輸の1業種だけという、ほぼ全面高の商状でした。

★日銀の決断はありがたいが、世界の出口政策の邪魔にはならないの…
 ひさしぶりに、国内初の材料が株価の上昇要因になりました。欧米がバブル抑制のため金融引き締めを実施している時に、平成6年、世界の中銀の反対を押し切って量的緩和の解除とゼロ金利の解除をわずか3ヶ月の間に実施。世界にばら撒かれた円キャリーの資金を一気に吸収。今回の金融危機発生の引き金を引いた日銀でしたが、昨年の金融危機時に、最初の強調緩和の要請を断り、危機を深めたのも日銀。他国が徹底した通貨供給の増加に踏み切ったのに、お茶を濁すような緩和を実施。需給面から強烈な円高を招いたのも日銀。ここに来て、世界の中銀が緩めすぎた緩和を是正しようとして動き出しているときに、通貨供給の緩和を始めたのも日銀…。世界が過剰流動性を抑制し、投機的な動きを封じようとしているときに資金供給を増やし、出口政策の効果を帳消しにするような行動をしているのも日銀…。国内の資金需要が弱い時に市場に資金供給すれば、結局、円キャリー取引となって投機資金を供給することになってしまうんでしょうね。世界の金融関係者は、今頃やるんだったら、昨年の段階で強調行動を取れよ、とでも言いたいところでしょう。こんな自分勝手な日銀に金融の舵取りをまかしているんですから、日本が20年も沈没し続けるはずです。

 それだけで飽き足らず、海底に穴をほってもっと深くまで沈めてあげようとしてくれているのが、今の民主党政権。もし、海外の経済回復が無かったら、実際どこまで沈んでいたんでしょうか。まあ、これで、円キャリー取引が活発になれば円安になり日本の輸出競争力も強化され、世界の市場には新たな投機マネーが供給されますから、市場にとってはありがたいこと…。また、株価の上昇は資産効果を通し消費を刺激する効果もありますから景気にはプラス。でも、民主党政権にはキャピタルゲイン課税など証券優遇税制に批判的な議員も多く、料率の引き上げなど市場に冷水をぶっ掛ける経済オンチの行動をとるリスクも付きまとっています。まあ、とにかく、日銀としては、やることはやった…。あとは、政府がちゃんと行動してデフレを処理してくれ、というところでしょう。さあ、鳩山さん、どうしますか…?

★円ドル相場の膠着感が解消するまでは循環的な「かさ上げ相場」
 全般の流れについては、このところ書いていたように「下値の心配が薄れたら超低位株や割安株のかさ上げ相場」と書いてきました。日ごとに、100円割れ銘柄が少なくなって行きますが、当面は、超低位株、PBRなどから見た割安株が有利な展開になりそう。為替については、対ドルの動向がポイントになってきますが、朝も書きましたように、13週と26週が収束した状態で、こう着状態に入っています。25日線が上向いていることから、近々、流れの変化が予想されますが、1円台いはいると、米国のWEB2.0関連の隆盛をはやし、電子部品や素材などのパーツメーカーが人気化していそうです。やはり、為替が相場の方向性を決める流れには違いはないようです。

 さて、朝ニューヨークダウについて、目先の過熱感はあるが、週の単位で見ると過熱感は無く、当面、1月高値更新後に短期指標の過熱感の解消を待ち、再度、1万1000ドル大台に挑戦、としました。日経平均も、今日、騰落レシオとRSIが警戒信号を出してきましたので、先行き調整を予想する関係者が多いようです。もしかしたら、調整しないまま行ってしまう可能性もあるかもしれません。米国と同様に、日経平均の週足RSIはまだ60台前半にありますから、調整があったとしても短期間…。為替の動きが出るまでは、とっかえひっかえのかさ上げ相場が続きそう…。

 まだ、泡盛のストレートが脳細胞に影響していますから、理屈ばかりが先行して申し訳ありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

金融政策の現状維持長期化確認で安心買い戻る…じりじり追いやられる弱気筋
 おはようございます。娘の結婚式が終わり、やっと奈良に帰ってきました。長い間お休みし、申し訳ありませんでした。昨日は新聞をひっくり返したり、チャートのチェックをしたりで、休みボケの頭を覚醒させるのに精一杯で、結局
、書き込みが出来ませんでした。まだ、泡盛のストレートの後遺症が残っています。

 さて、昨日の米国株は、EUがギリシャ救済を正式に表明したことから、格付け会社がウオッチリストから除外。危機がひとまず収束したことや、FOMC(米連邦市場委員会)で、超低金利状態が継続することが確認されたことを好感。ハイテク株から不動産株まで幅広く買われ、ほぼ全面高商状。引けにかけ上げ幅を拡大し、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨークダウは6連騰。ニューヨーク市場の出来高は前日比9200万株増の10億1800万株と、依然、低水準の商いが続いています。騰落状況は値上がり2206、値下がり805と、値上がり数が大幅に上回っています。

 この日は、FOMC後の声明文で「FF(フェデラルファンドレート)を長期にわたり、異例の低水準に維持することを正当化する…」とこれまでの表現を踏襲しています。大まかな表現に変更は無いものの、労働市場について「安定化しつつある…」と従来の判断を一歩進めており、将来の政策変更をちらつかせています。

 この日の相場は、FOMCで引き続き低金利状態が続くことを好感し、全面的に買い気が広がりました。特に、FCC(連邦通信委員会)がブロードバンド接続の大容量化や普及促進することを発表したことが、ハイテク株や通信株の上げを促したほか、インテルがサーバー向けの新型CPUの出荷を開始したことを好感。同社の一段の業績上伸を期待した買いが入ったことも、ハイテク株の上げに寄与しています。また、低金利の持続を好感し、原油価格が再び80ドルの大台を回復したことから資源株も上昇。さらに、外食チェーンのベニハナ二買収提案があったことやハーレーダビッドソンへの買収思惑などM&Aがらみの材料もあり、買い手がかり材料が多かったことが広範な買いにつながりました。

 米国株は、強弱感が対立するなか、じり高の動きを続けています。ニューヨークダウの日足サイコロは10勝2敗と過熱感があるものの、市場環境の好転からじわじわと買い物が増加。ニューヨークダウは5日移動平均線に沿って上昇。このところ放物線型の上げパターンが出掛かっており、上げ幅が拡大してくる可能性もあります。日足ベースでは、加熱しているものの、週足サイコロは6勝6敗と過熱感はありませんので、押し目買い方針に変更はありません。
 当面、1月19日の高値1万725ドルを上回ったところで過熱感の調整に入り、さらに昨年3月安値からの右肩上がり上昇バンドの上限を目指す展開になりそうです。

 16日の米国市場
 ニューヨークダウ 1万685ドル98セント +43ドル83セント (0.41%)

 NASDAQ総合指数  2378.01ポイント +15.80ポイント (0.69%)

 S&P500  1159.46ポイント +8.95ポイント (0.78%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万785円 +115円

           (円建て)  1万730円 +60円

 米国10年もの国債金利  3.6530%  -0.51%

 WTI原油  81.98ドル +0.28ドル

 GOLD  1122.10ドル +17.10ドル
 
 
 米国株は続伸。CME日経平均先物も1万700円台を回復して帰ってきています。為替は、FOMCで金融政策の現状維持が長期化することが確認され、ドルが軟化。ユーロ、円が買い戻され、円相場は90円30銭台の取引になっています。日本株は先週末の幻のSQ値1万808円形成の無理やりの上げの後遺症に、高値波乱の動きを続けています。短期のテクニカル指標が、騰落レシオ119、RSI75、25日線かい離4%など、警戒信号一歩手前にあることや、円高への警戒感が手控え気分を強めさせているようです。いずれ、海外高に押し上げられれ格好で、幻のSQ値もクリアーすりのでしょうが、目先的には、円高への警戒感が先物を通じ、頭を押さえる展開になるかもしれません。ただ、先週も、「下値不安はどんどん薄らいでいることから、内需銘柄を含めた超低位株や割安株のかさ上げ相場に移行する可能性がある…」と書きましたが、昨日の値上がり上位を見ても低位株が上位を独占しています。

 「指数を見ていては全体感は把握できない…」としましたが、どうやら全般的なかさ上げ相場に入りそうです。物色範囲が拡大しますので一時的に騰落レシオの上昇があるかも知れませんが、当面は、PBRなどで見た割安株の循環物色が優勢になりそうです。ただ、円ドル相場のチャートで25日線が上昇に向かうなど円が弱含む兆候がでているほか、週足でも13週、26週線が収束しており、近々、為替市場でも流れの変化が起きるかも知れません。円高懸念からハイテク株の動き鈍っていますが、米国のハイテク株優位の流れは日本にも波及。為替市場の動きを見ながら、一段高を目指してくるのではないでしょうか。任天堂の強さが持つ意味を考えるところ…。今日も、材料株優位の展開に…。まだ、銘柄チェックが終わっていませんので、今日はこれくらいで…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

お断り
お断り 

昨晩は、株式レポートの発行を一日早めたため、作成に手間取り書き込みが出来ませんでした。発信を終えましたのでブログに取りかかりましたが、やはり時間的に無理でした。申し訳ありませんが、来週火曜日夜の書き込みまで、休載させていただきます。
 来週は、14日「全人代」終了後の利上げ、15,16日の日銀政策決定会合、FOMCと金融政策がらみの重要イベントが続き、為替が注目材料になりそうです。16日の日銀政策決定会合の日が「新月」の相場変化日に当たっていることも注目点。以前チャートで図示した、日経平均の上値抵抗線に接近していることも注目されます。

 大事なときに申し分けありません。もう出発しなければなりませんので悪しからず…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

中国への引き締め警戒感を規制骨浮き期待の金融株の上げが相殺して続伸
 おはようございます。
 
 昨日の米国株は、中国の利上げ懸念から欧州市場が安くなったことを受け反落してスタート。1月の貿易収支が縮小したものの、輸入の減少が経済活動の低下につながるとし、利食い売りが増加。一時、ニューヨークダウは1万500ドルの大台割れ寸前まで下落する局面がありました。ただ、シティのパンディットCEOが、明るい利益見通しを発表したことや、金融規制法の成立が難航していることから、内容がこれまでよりも緩いものになる可能性があるとして、前日に続き金融株が買われたことから全般に値を戻し、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。NASDAQ総合指数は6日続伸。S&P500は1月高値を上回り、年初来高値に進んでいます。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億6000万株減の9億8100万株と薄商い。騰落状況は、値上がり1794、値下がり1215でした。

 この日発表された新規失業保険申請件数(~6日)は、46万2000件。前週から6000件減少。ほぼ市場予想(46万件の増加)どおりの結果になりました。トレンドを見る4週移動平均は前週から5000件増加し47万5500件と再び増加に転じたほか、受給者総数(~2月27日)も3万7000件増加し、455万8000件になりました。市場予想の449万件も上回っており、投資家の手控え気分を強めました。

 この日は、前日に続き銀行株が全体をリード。英国バークレイズの米銀買収の思惑に加え、景気上昇による収益環境の好転、懸念された金融規制法案が緩やかな内容になるのでは…との観測から買われ、S&P500の高値更新につながりました。また、ビデオゲーム販売のゲームストップにM&A観測が出たことを機に買収関連が買われたほか、飲料大手ドクターペッパーへの投資判断引き上げなど材料株が個別に賑わいを見せています。

 米国株は、薄商いに象徴されるように、上値を買いあがる手がかり材料を待つ投資家が多いようです。ただ、市場の弱気をよそに、株価は上げ足を速め、NASDAQ総合指数は連日の高値更新。M&Aや規制への警戒感が薄れて株価的な出遅れ感を修正している金融株が買われ、S&P500も年初来高値を更新してきました。大型株から構成されるニューヨークダウの出遅れ感が目立ちますが、この動きは過剰流動性を背景にした「金融相場」から、企業業績を映した「業績相場」への移行を反映したもの。ニューヨークダウを見すぎると米国株の全体感は把握出来ません。NASDAQ総合指数が指標となり、一昨年5月高値の2500ポイント抜けを窺う相場へ。NASDAQ総合指数のサイコロは9勝3敗と警戒ゾーン入りしているものの、短期間に過熱したもの。週足サイコロはまだ6勝6敗と5分の星で過熱感は無く、このケースでは押し目買いで報われます。

11日の米国株
ニューヨークダウ 1万611ドル84セント +44ドル51セント (0.42%)

NASDAQ総合指数  2368.46ポイント +9.51ポイント (0.40%)

S&P500  1150.24ポイント +4.63ポイント (0.40%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万720円 +40円 

          (円建て)  1万705円 +25円

WTI原油 82.30ドル +0.11ドル

GOLD  1108.00ドル  +0.20ドル
 

 米国株は続伸。CME日経平均先物も1万700円台に乗せて帰ってきました。為替市場では、大きな材料も無くこう着状態になっていますが、対ドルでは株式市場の上昇から、ドルが強含み、現在は90円60銭台の取引になっています。週末控えであることや来週FOMC、日銀政策決定会合という大きなイベントを控え慎重姿勢が強まりそうです。ただ、前日引け間際にSQの清算値引き上げを意識した先物買いが入ったことから、今日は清算価格をめぐって神経質な動きが続きそうです。円相場が軟化していることから、前日に続きハイテク株が買われそうですが、下値警戒感が後退したことから、割り安感の是正相場も始まっており、全体的な底上げ相場が始まっています。単純に円安関連を狙う方法もありますが、企業の実態価値から見て売られすぎになっている株を逆張りで狙うやり方も検討してみては…?進捗率から見て業績の増額修正期待の強い食品株なんかもねらい目に…。今の為替水準なら、輸出も輸入も気持ちの良いところのように思うのですが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

円安を好感し上伸…内需系の株も上昇しており、かさ上げ相場入りも意識
 週末が近づき、何かと気ぜわしい毎日が続いています。今日は、礼装用のネクタイと靴を買いに出かけました。今のところ、相場の方も見通しどおりに進んでいますので良いのですが、沖縄に行っている間に波乱したらどうしょう…なんて、あらぬことも考えてしまいます。…ということで、来週、月曜日と火曜日午前の書き込みはお休みさせていただきますので、よろしく。土曜日の朝は早起きしてナントカ書けたら…と思っています。

 さて、11日の日経平均株価は101円03銭高の1万664円95銭、TOPIXは7.94ポイント高の930.38と、ともに反発して終わりました。出来高概算は18億2879万株、売買代金は1兆1548億円と、ともに前日から増加したものの、薄商いが続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは103、RSIは69、25日線かい離はプラス4.2%でした。25日線かい離率は、次の加熱ゾーンである7%を目指しているのでしょうか。指数的には佳境に入りそうな感じになっています。今日の終値での25日線は1万235円で、上昇が持続中。

 米国株が続伸したことや、CME日経平均先物が高く終わったこと、為替が90円台半ばで円安気味に推移したことを手がかりに、買い先行でスタート。米国で銀行株が買われた流れを受け、邦銀株にも海外投資家の買いが入り、TOPIXを押し上げました。また、円安や資源高を受け、海運株や主力輸出株などが広範に買われ、年初来高値を更新した銘柄数は60に達し、今年最多になっています。途中、中国の消費者物価の上昇率が市場予想を上回る2.7%になったことから、利上げ懸念が台頭。円が一時強含むと、上げ幅を圧縮する場面もありました。引けにかけては明日のSQの清算値を意識した仕掛け的な先物買いが入り、日経平均は高値引けしています。一方で、原料鉄鉱石の値上げが伝えられた鉄鋼株など、全33業種中4業種が売られていました。

 今日の日本株は終日プラス圏で推移。海外投資家の断続的な買いが入り、裁定解消売りや決算対策売りを吸収。実需の買いで下値が固いことから、先物筋も仕掛けてきな売り崩しの動きも出来ず、先物の終日商いも3万6456枚にとどまっていました。日経平均の日足は、一目均衡表の雲を抜けたところでもんでいましたが、ボリンジャーバンドのプラス2標準偏差のラインが上向きに転じ、株価がこのラインに沿って上昇を始めたことを好感。持合を放れてきました。今のところ、25日線とのかい離率を除いては警戒すべきサインはありませんので、目先的には、ボリンジャーバンドのプラス2のラインい沿いながらじり高する…という、イメージになるのでしょうか。

 ただ、日本株の場合、自律性を欠き、海外要因次第では方向感を見失う浮き草みたいな市場になっており、内外の投資家をひきつけるインパクトのある材料がほしいところです。その意味では、来週、16日、17日に開催される日銀政策決定会合が注目されますが、先週あれだけのアドバルーンを上げたんですから、何らかのコメントを発表するなどファイティングポーズを示してもらいたいものです。シカゴIMM通貨市場には、まだ円買いポジションが積み上がったままですから、日銀の政策変更がフェイクだった…などとなると、ちょっと怖いことにもなりかねません。今日発表された中国の2月の消費者物価指数は市場予想の2.3%上昇を上回る2.7%のアップ。不動産価格の上昇も止まりませんから、市場が気にするように、14日の全人代終了後に利上げ…なんてこともあるかもしれません。日曜日に利上げなんてことになったら、最初に開くのは日本市場。円高の洗礼を浴び、市場はかなり荒れることもあるかもしれません。可能性としては低いものと思いますが、明日は後場からリスク回避の先物の売りが入り、軟調に終わる可能性もありそうですね。

 夜間取引のGLOBEX米国株先物でも、ダウは軟調に推移していますが、やはり、中国の利上げを気にしているように思われます。今のところ、円相場は90円台半ばで安定推移しており、為替市場には動きは出ていないようですが
、今晩の米国株次第では、明日はヘッジの動きが強まることは考慮しておいたほうがよさそうです。9日の書き込みで、当面の日経平均の目標として、インナーラインを上げましたが、株価はこのラインに近づいてきました。多くの人に認知されたラインではありませんので、どれほどの抵抗力があるか分かりませんが、一旦は警戒する必要がありそうです。

 今日の相場を見ても、円安を意識した輸出関連が買われる一方、値上がり上位には不動産や建設、その他金融など内需系企業が占めています。いずれも日銀の追加的な金融緩和でメリットを受ける業種であるほか、輸出系企業に比べ株価的にも出遅れ感が目立つグループでもあります。ついつい、派手なハイテク株に目が移りがちですが、大手のゼネコンなど建設の場合、徹底した選別受注の結果、利益率は好転しており、第三四半期経常利益の通期見通しに対する進捗率は、大成建設の87%、鹿島の116%など、業績面で増額修正余地を残したものも多くあります。昨日も書きましたように、下値不安が薄らげば、全般的なかさ上げ相場に移るのは自然の流れ…。市場には、持ち合い解消や資産圧縮の売りから法外な安値になっているものも多く、今後は「割安感の是正」というのもテーマになるかもしれません。中小型株の中には、需給を無視した売りで法外な安値になっているものもあります。PBRの見直しなどファンダメンタルに立ち戻った銘柄選別を…。

 土曜日から沖縄に行きますので、これから前倒しで株式レポートを作らねばなりません。今日はこれくらいで…。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

NASDAQ総合指数の独歩高が目立ってきた
 おはようございます。久しぶりに陽光が差し、爽快な朝でした。

 昨日の米国株は、1月の卸売り在庫が予想を下回ったほか、同売上高が予想を上回ったことから、企業の生産活動が順調に拡大しているとし、買いが先行。続伸してスタートしました。その後は上値を買いあがる材料のないまま、個別の材料を手がかりに上げ幅を拡大。一時、ニューヨークダウは1万600ドル台を回復する場面もありました。ただ、2月の中国の輸出が前年同月比46%増になったことが伝わると、中国の利上げ懸念が強まり下げ幅を圧縮。一時前日比で40ドル近く下落する場面がありましたが、中国の景気好調を受けた資源価格の上昇を受け、資源・エネルギー株が上昇したことなどから引けにかけ上昇。結局、主力3指数は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1985万株増の11億4250万株。騰落状況は、値上がり2046、値下がり985とこの日も買いが上回りました。

 この日は、指数によってまちまちの動きになりました。ダウ採用銘柄では、金融株やハイテク株、ボーイング、GEなど輸出株が堅調に推移したものの、ファイザーやウォルマート、マクドナルド、プロクター&ギャンブルなどディフェンシブ銘柄や消費関連が売られて相殺。ニューヨークダウはほぼ横ばいの動きにとどまりました。一方、アリコ売却で財務の改善が期待できるとしてAIGが買われたほか、政府が持ち株を売却するのでは、と伝えられたシティが引き続き買われるなど、政府が株式を所有する金融株の上げが目立ったほか、前日に続き、英バークレイズによる米銀買収の思惑から銀行株全般が強含んだS&P500が、ニューヨークダウの上げ幅を大きく上回りました。さらに、それを上回ったのがNASDAQ総合指数。グーグルの抱える中国撤退問題に近々結論が出るのでは…として、買われたほか、インテル、TI、アマゾンドットコムなどハイテク株が軒並み買われ、指数は5日続伸しほぼ高値引けしています。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は2%を超える上げとなり、市場は中小型成長株指向を鮮明にしています。

 ギリシャ問題の懸念が緩和されたことで、投資家のリスク指向が復活。中国をはじめとする新興国の景気好調を受け、原油をはじめとする資源価格が上昇。米国株も上げ足を早めています。ただ、日本と同様に景気の2番底懸念は根強く、模様眺めを決め込む投資家も多く、市場に流入する資金は限定的なものになっています。昨年までの過剰流動性を背景とした商いをともなう「金融相場」から、企業業績や景気を買う「業績相場」へと移行していることを思わせます。企業の資金需要の増加などから市場への流入資金が減少する中、好業績ものや成長性の高いものに資金が集中。全体の出来高の増加をともなわないのも、この相場の特徴になっています。このことについては、以前から書いてきて、成長性の高い企業で構成されるNASDAQ総合指数が米国株の指標になる…としてきましたが、昨年後半からの3指数の動きには明確に差が生じてきました。日本でも、新興市場や中小型成長株が右肩上がりになっているのに比べ、大型株の低迷が目立つのも、同じような理由によるものと思われます。ただ、過去、NASDAQ指数と日経平均のシンクロ度は高くなっていますので、米国株市場の流れは日本株についても物色対象の面で同様な流れを呼び起こしてくるのではないでしょうか。

10日の米国株
ニューヨークダウ 1万567ドル33セント  +2ドル95セント (0.03%)

NASDAQ総合指数  2358.95ポイント  +18.27ポイント (0.78%)

S&P500  1145.61ポイント +5.17ポイント (0.45%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万620円 +100円

          (円建て)  1万560円 +40円

米国10年もの国債金利 3.7200%  +0.19%

WTI原油  82.07ドル +0.67ドル  ←一時、83ドル台乗せ

GOLD  1122.00  変わらず


 米国株はNASDAQを中心に続伸。CME日経平均先物も、小幅高で帰ってきました。リスク指向の高まりから、円、ドルが売られ、高金利通貨やユーロを買いなおす動きが強まりましたが、昨日は対ドルでも円相場は軟化。現在は、1ドル90円50銭をはさんだ円安の取引になっており、相場環境としてはやや強い「順風」が吹くといった感じでしょうか。資源価格の上昇を受け、商社・資源株が注目されるほか、中国の輸出急増や円安を受け海運株も注目されます。また、米国SOXX指数の上昇を受け、ハイテク株の見直しがあるほか、将来の設備投資増を思惑して工作機械株の一段高も期待されます。ただ、指数的には明日SQを控えていますので、大きな動きは期待できないのではないでしょうか。引き続き、超低位株の循環物色と中小型材料株の流れが続く…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

外部環境が無風では先物も動けずで、「超」膠着状態
 10日水曜日の日経平均株価は、3円73銭安の1万363円92銭、TOPIXは1.94ポイント安の922.44と、ともに小幅続落して終わりました。メジャーSQや来週のFOMC(米公開市場委員会)の開催など重要なイベントを控え手控え気分が強く、出来高は16億1877万株、売買代金は1兆722億円と、閑散商状が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは101、RSIは57、25日線かい離は3.3%でした。今日の終値現在の25日線は1万225円。これで上昇トレンドに変化して3日間上げが続いています。

★風が吹かなければ舟も動けない
 昨日の米国株は小幅反発、CME日経平均先物も小幅高。頼みの為替も1ドル90円をはさみこう着状態。中国株は小安い、GLOBEX市場の米国株先物も横ばい状態…。日銀の追加金融緩和もあり、大きくは売り込めない。国内も企業業績の発表も終わり手がかり材料難。これだけ、相場環境が膠着すれば、株価が膠着するのも仕方がない、というところでしょうか。日経平均の終日値幅はわずかに41円。今年最小の値幅でした。また、相場のリード役の先物も終日出来高は2万7454枚。最近似ない低水準の商いでしたリード役がいないんですから、方向感が出ないのも当然。以前から、上は2003年半ばから2005年始めにかけ、2年近くもみ合った需給の壁デ押さえられるものの、企業業績の回復を評価した実需の買いで、下値がきりあがっていくため、だんだん狭いレンジの動きになっていく…としましたが、だんだん、その傾向が強まってきたような感じがします。

★甦る米国のダイナミズム
 米国では、金融危機の引き金を退いた金融業界で、系列企業の売却をして自らM&Aの先兵として動き、一般企業は景気の立ち直り後をにらんで、シェア確保のために同業他社を買収する動きが活発化。金融危機時には見過ごされていたシリコンバレーから、IPO予備軍がどんどん生まれ、世界中から資金が流れ込んでいます。また、昨日は、通信サービス業界に革命を起こそうと、通信機器大手のシスコシステムズが画期的な超高速、大容量のルーターを開発。これから拡大しようとする通信サービス業界でトップシェアを確保しようとしています。

 これまでにも、日本は「IT革命」などといって一昔前お表現を使っていますが、欧米では同じ表現が「ICT革命」として使われています。ITは単に情報技術と訳されますが、米国では「C(コミュニケーション)」を重視した流れに進化。大容量や多様性のある情報をやり取りするハードやソフトを供給する企業が急速に業績を伸ばしつつあると、何度か書いてきました。「これがダメなら次がある…」。米国経済はここに来て、最大の特色である「柔軟性」を発揮し始めています。NASDAQ市場がいち早く戻り新値を更新しただけでなく、フィラデルフィア半導体株指数が市場最高値を更新してきたことを、見ても米国が新たな成長のシーズを見つけたように思われます。

★黄金の60年代後の産業後退に匹敵する変化がおきるかも…
 以前から、黄金の60年代が終わった後、日独の新興工業国に重厚長大産業のシェアを奪われた後、新たに軽薄短小のハイテク産業に活路を見出し、IBMやインテル、テキサスインスツルメントなどハイテク成長産業が次々に誕生。黄金の60年代後の米国経済を支えたことは記憶に新しいところです。このとき、約20年にわたってニューヨークダウは700ドルから1000ドルの間のボックスの動きになりましたが、この間NADSDAQ市場は逆行高していった事例を紹介しました。今、まさに、金融産業から、新しい成長産業へのシフトがはじまろうとしているのではないでしょうか。そのうち、これが大きな流れとなり、IPOが増加。成長資金を獲得しながら、急速に巨大化。雇用を吸収していくことになるかもしれません。米国経済は、ようやく従来のダイナミズムを発揮し始めた、と見ています。

★マスコミによる敗北主義の喧伝に萎縮する日本
 さて、一方の日本は…というと、まさに、敗北主義が蔓延しています。命の危険にさらされているのに、点滴の落ちるスピードを上げない日銀。病気の原因も治療法も分からずおろおろする政治家。政治が悪い、と自助努力をしない国民…。これではよくなるものもよくなりません。今は、小泉政権時代のように、「何がなんだか分からないけど、とにかく走ろうよ…」というムードが大切。しかし、国民のやる気を削ぐ役目をマスコミが果たし、世界中から日本に対するネガティブな話を重箱の隅をつつくようにして集め、針小棒大に報道。SMショーのように、読者が暗い気持ちになると悦に入っています。その典型的な例が、今日の日経朝刊トップの記事。「有力外資相次ぎ日本撤退…」という見出しを見るだけで、「あ~あ、また我々を見捨てて、新興国に行くんだな~」と、暗い気持ちにさせてくれました。

 でも、一面を見ると、近くに、最先端研究の助成に1000億円を配分するとし、その対象である30の研究が公表されていました。もし、日本を明るくしたい…という、企業のポリシーがあるなら、こちらを一面トップにもって行けば良いはずです。それを敢て、悪い話をトップにもって行く…。これが、マスコミの姿です。新聞記者時代にも、美談として書いた記事が、いつの間にか他の記者が取材しなおし、まったく反対の話に仕立て直された経験もあります。何か、人が読んで気分が悪くなることを書くことが、インテリだというような大きな勘違いをしているんではないでしょうか。ましてや、記事をつかって関係者を脅迫するなどもってのほか…。マスコミが「袴ごろ(つき)」といわれるのも、そういう悪い体質が内在しているからでしょう。話が横道にそれそうですが、今は景気の「気」を高めることが第一。盛り上がるたびに、水をかけるようなことをしていては何時までたっても日本は浮かべない。

★今の日本はエンジンのない帆船…風の吹きようでどこに行くか分からない状態
 まあ、相場を見ても分かるように、今の日本経済は海外からの働きかけがないと動けない状態…。それも中心は米国。米国株が立ち直って以降の日本株の動がそれを証明しています。米国の新たな流れは、日本のパーツメーカーの需要増となって現れますし、流れが増幅すれば設備投資の増加となって、資本財への発注増となって現れます。精密さを要求されるハイテク機器に安物の製造装置は使えませんから、この点でも日本のパーツメーカーはメリットを受けてくるはず…。付加価値を考えたら欧米市場の深堀をする企業が注目されます。

 その障害になっているのが、為替…。これまでは、韓国や中国の通貨安誘導で輸出のシェアを食われましたが、今度は、ユーロ危機による通貨安で欧州の輸出企業が日本の輸出シェアを食ってくる…。この国はどこまでお人よしに出来ているのだろうか…。

 株式レポート直近号の銘柄、本日は3銘柄が高値を更新。好調に推移しています。近々、継続追跡する銘柄を掲載しますので、購読者様はお待ちください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

金融のM&Aがらみで高値更新も、テクニカルな過熱感から上げ幅を圧縮
 おはようございます。

 昨日の米国株は、欧州で通貨不安が再燃、ドルが強含むなか、資源株が売られるなどし続落してスタートしました。その後、有力アナリストが大手銀行シティの株価が割安になっている…と発言したことや、英銀バークレイズが米国で金融機関の大型買収を計画している、と伝えられたことから金融株を中心に上昇に転じ、一時、ニューヨークダウは戻り高値を更新し、1万600ドル台に乗せる場面もありました。ただ、引けにかけては高値警戒感も手伝い上げ幅を圧縮。結局、ニューヨークダウとS&P500は小幅反発、NASDAQ総合指数は4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億株増加し11億2300万株。騰落状況は値上がり1735、値下がり1314と、買い優勢の展開が続いています。

 この日は、重要な経済指標がないなか、個別の材料株が全体をリードする展開。2月の月間搭乗率が上昇したことを受け、ユナイテッド航空やアメリカン航空が買われたほか、モルガンスタンレーが鉄道株の将来性を評価。強気の見方を示したことからユニオンパシフィックやCSXなど鉄道関連株が賑いました。また、通信機器大手シスコシステムズが超高速大容量ルーターを発表。株価はこれまで期待感で買われてきたため、材料出尽くしで横ばいとなりましたが、他のハイテク株買いに波及。アップルが過去最高値を更新するなどし、NASDAQ総合指数の戻り高値更新に貢献しています。一方、冴えない見通しを発表したテキサスインスツルメントが下落、食品。生活必需品関連などディフェンシブ系が売られています。

 昨日の米国株は「往って来い」の状態になったものの、主力3指数とも高値を切り上げています。ニューヨークダウは昨日高値1万612ドルをつけた後急速に伸び悩みましたが、これは1月15日につけた1万609ドルの罫線的な節値に到達したことにより目標達成感が出たためと思われます。昨日は50ドル近い上影を残しており上値圧迫が気になるところです。また、25日株価移動平均線とのかい離率が3%近くに達し、目先的な警戒信号が出ていることも投資家を慎重にさせているようです。ただ、下値については、昨日も書きましたように、最近の高値を結んだ強力な下値支持線があり下値も固くなっています。当面、時価付近でもみ合いながら25日線の上昇を待ち、新たな展開を探るというところでしょうか。投資家は、高値を買いあがる材料の出現待ち…というところですが、だんだん、辛抱しきれず見切り発車する人が増えてくるのではないかと思われます。

9日の米国株
ニューヨークダウ 1万564ドル38セント +11ドル86セント (0.11%)

NASDAQ総合指数  2340.68ポイント +8.47ポイント (0.36%)

S&P500  1140.44ポイント  +1.94ポイント  (0.17%)


CME日経平均先物 (ドル建て)  1万590円 +30円

          (円建て)    1万585円 +25円 

WTI原油  81.45ドル  -0.42ドル

GOLD  1122.00ドル  -1.60ドル


 米国株は小反発。CME日経平均先物は小幅上昇して帰ってきました。欧州でギリシャの債務削減策の実効性に疑問がもたれているほか、ポルトガル国債の格下げ懸念が出る一方、投機筋抑制への首脳の発言が続き為替も複雑な動きを示しています。円相場は、輸出企業の円買いが増加し、主要通貨に対し強含でおり、現在も90円をはさみ神経質な動きを繰り返しています。昨日は、先物筋も下値の固さから仕掛けてきな動きは弱まりましたが、本日は、SQをあさって寄り付きに控え、先物筋やオプション筋が強気筋、弱気筋のポジションが集まる1万500円を中心に攻防を繰り広げることになりそうです。為替、GLOBEX米国株先物の動きを見ながら、先物筋の動きが強まりそう。

 今日も各論優位の展開。指数銘柄を避け、超低位株や中小型材料株が日替わりメニュー的に買われる展開が予想されます。指数的には大きな動きはできないんではないでしょうか。米国株と比べ、外部要因意外に手がかりがない日本株は分かりにくくなってきましたね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国に習い日本も小幅なレンジ相場…方向感を書く中、個別物色が強まる
 礼服を探したり、週末の沖縄行きの準備など何かと忙しく、書き込みが遅れました。今日はあまり中味がないかもしれません…。もっとも、相場の方も中味があるようなものではありませんでしたが…。

 9日火曜日の日経平均株価は、18円27銭安の1万567円65銭、TOPIXは2.93ポイント安の924.38と、ともに3日ぶりに小反落して終わりました。出来高概算は16億1529万株、売買代金は1兆1025億円と、昨日に輪をかけた薄商いになりました。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは107、RSIは58、25日線かい離は3.4%でした。短期的な調整懸念が予想される25日線かい離を除いては注目すべき指標はありません。今日の終値での日経平均25日移動平均線の位置は、1万217円。昨日に続き上昇傾向を続けています。

★国内投資家の資産圧縮売りと海外投資家の実需買いが交錯
 今日は、米国株が小反落して帰ってきたことや、GLOBEX米国株先物が終日小安く推移していたことから模様眺め気分が強い展開でした。また、為替市場でユーロを中心に投機筋や輸出業者の手持ちドル売りなどなどが交錯。投機筋の円買いから、円相場が89円台に入ったときは、先物に1000枚を超えるまとまった売りが持ち込まれたものの、大きな崩れも無く売りを消化。その後は、仕掛け的な動きも無いなか膠着感を強め、日経平均の終日値幅は50円にとどまっています。先物の売りにともない裁定解消売りも出ていたはずですが、下値での実需筋の買いが厚く、下値の固い状態が続いています。ただ、一方、上値についても決算対策売りや持合解消売りなどが這わされており、全体が膠着感を強めることとなっています。

 完全に手がかり材料難の動きになっていますね。先週の、日銀の政策変更の神通力も、再び円相場が89円台に押し戻されたことで、薄れてしまったようです。また、週末にメジャーSQを控えており、清算値を1万500円どころに収めたい弱気筋と、弱気筋の踏み上げを狙いたい強気筋の玉が交錯していることも膠着の原因になっているみたいですね。米国株の動きと為替動向によりますが、明日ぐらいから仕掛けが入ってくるかもしれません。このところの上げで、裁定買い残も増加しているはずですから、先物が波乱すれば裁定解消売りの影響も気になります。ただ、以前と違い下値の買い板が厚くなっていますから、影響は限定的だと思いますが…。

★日経平均はテクニカルな壁に到達…
 また、ここから買いあがれないのは、テクニカルな面も影響しているようです。日経平均は一目均衡表の雲の上限に来ていましたし、ボリンジャーバンドの+2標準偏差のラインに届いていましたから、どうしても目先の目標達成感が出やすいところです。ボリンジャーバンドについては、標準偏差のラインが上向き始めており、このラインに沿いながら株価が平行してあげる可能性はあります。ただ、一般的には一目均衡表の利用者が多く、当面、一目均衡表の雲の突破が一段高のかぎになりそうですね。

★インナーラインについて 
 ただ、指数のことをあまり云々しても仕方がないと思います。昨日も、当面の目標値として日経平均週足のトレンド線を上げましたが、あまり値幅が残っていないので、指数にこだわるより、個別銘柄にこだわった方が良いとしました。このラインについての問い合わせがありましたので、チャートを示したいと思います。
z.gif
 レポート直近号では詳しく解説していますが、これを簡略してインナートレンド線だけを抽出したものが、上の図です。チャート内に実線で示していますが、これまで下値支持線になったり上値抵抗線になったりと、重要な機能を果たしてきたラインです。過去の動きから見ても、今回の戻り相場でこのラインが意識されることは確か…。1万1000円どころになるものと思われますが、このラインを突破しない限りさらに上値を窺うことは出来ません。残された値幅は余りありませんので、投資家は手控え気分を強めているものと思われます。

★森よりも木を見る相場
 指数は頭の重い展開が予想されますが、一方で、下値については米国経済のファンダメンタルの改善を受け、ますます固くなっていきますので、結局、各論相場の流れが強まっていきます。朝も書きましたが、期末を控え配当取りの動きが強まるほか、期末決算で大幅な増額修正が期待出来る業績の高進捗率銘柄、キャッシュフローやPBRからみた割安株などが買われるほか、昨日から始まった住宅版エコポイント制度関連などテーマ株も個別に買われてきそうです。以前から書いているように、指数を意識しすぎると見えるものも見えなくなってしまいます。日米とも、出来高が減少する中、中小型株や新興市場株が堅調に推移しており、流れは、軽量級、言い換えれば成長性の高いものに向かっていることは確か…。しばらくは、森よりも木を見ていきましょう。

 それにしても、IMM通貨先物市場の円買いポジションの急増が気になる…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国市場は新規の買い手がかり材料待ち…だが、NASDAQ市場の高値更新で成長株指向が強まる
 おはようございます。朝から冷たい雨…。風も強いし、荒れ模様の天気が続いています。長女の結婚式が週末に迫ってきましたが、天気は大丈夫かな?

 さて、世界の市場のムードは様変わりになってきました。市場のにぎわいも、世界の景気の底割れを支えてきた新興国から、先進国市場へと広がりを見せています。
 
 週明けの米国株は、週末に発表された2月の雇用統計数字を消化する動きから、続伸してスタート。ファーストフード大手マクドナルドの2月売り上げが、海外店舗の好調で4.8%増になったことや経営再建中のAIG子会社アリコのメットライフへの売却が決まるなど新たな大型のM&Aが発表されるなど、強気の材料が相次ぎ、一時ニューヨークダウは週末につけた高値を上回る場面もありました。ただ、オバマ大統領が医療保険制度改革の法案化の考えを示したことや、保険会社の掛け金引き上げを批判したことからヘルスケア関連が売られ、前日比でマイナスに転じるなど、前日引け値をはさんで神経質な動きを繰り返した後、結局、ニューヨークダウとS&P500は、小幅反落、NASDAQ総合指数は続伸して終わるなど高安まちまちの展開になりました。全般的に、手がかり材料難で見送り気分が強く、ニューヨークダウの終日値幅は45ドルと小幅にとどまっています。また、ニューヨーク市場の出来高は前週末比1億4322万株減の9億4525万株と再び10億株を割り込んでいます。騰落状況は、値上がり1792、値下がり1249と、買いが上回りました。

 この日は、世界的な景気回復を映しWTI原油先物が一時82ドル台に乗せたことから、資源・エネルギー株が買われたほか、AIGのアリコ売却に加え、資源大手ロイヤルダッチシェルが中国のペトロチャイナと共同で、オーストラリアの石炭層ガス大手アロウエナジーに買収提案を行うなどM&Aの案件が続いたことを好感。関連株が買われたほか、新技術の発表が近いとされるシスコシステムズや投資判断の引き上げがあったリサーチインモーションなどハイテク株が堅調でNASDAQの上昇に貢献しました。

 週末にも、「当面は、NASDAQ総合指数が米国株の市場をリードする…」と書きましたが、昨日のNASDAQ総合指数は、一昨年9月来の高値に出てきています。ただ、全体の出来高は増加せず、投資家は上値を買いあがる新たな強気の材料を待っているような感じがします。NASDAQ、ニューヨークダウともに、小動きになっていますが、1月高値付近の戻り売りを消化している段階。にもかかわらず、高値を更新してきたNASDAQの強さは評価できます。また、ニューヨークダウについても、一件もたついているように見えますが、1月高値からの下落過程で取ってきた戻り高値を結んだライン上で値固めを行う動きが見られ、高値更新は時期は近いものと思われます。週末発表の消費者信用残高の増加が個人消費の回復期待につながりましたが、今週末に小売売上高の発表を控えており、そのあたりが高値更新への突破口になるか…?

 7日の米国株
 ニューヨークダウ 1万552ドル52セント -13ドル68セント (0.13%)

 NASDAQ総合指数  2332.21ポイント +5.86ポイント (0.25%)

 S&P500  1138.50ポイント -0.19ポイント (0.02%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万625円 +45円

           (円建て)  1万620円 +40円

 米国10年もの国債金利 3.7080%  0.26%

 WTI原油  81.76ドル +0.26ドル

 GOLD 1123.60ドル -11.20ドル
 

 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は1万600円台に乗せて帰ってきています。円相場は、ユーロがギリシャ首相の投機要請発言から戻したものの、対ドルは90円台前半の取りひきとなっており、今日の日本市場の相場環境は「微風」が吹いている、といった感じでしょうか。昨日は先物の買戻しや、週末のメジャーSQを意識した先物のヘッジ売りが裁定買いを誘発し指数の上げ幅を拡大しましたが、今日も、先物優位の展開は変わらず、為替やGLOBEX米国株先物を見ながら神経質な売買を繰り返しそうです。昨日買い越した先物玉も多く、外部環境次第では波乱する局面もあるかもしれません。ただ、NASDAQ市場の戻り高値更新に見られるように、ハイテク株(輸出株)優位、中小型株優位の流れは変わリません。一方で、下値不安の後退から、PBRやPERから見た割安株の水準訂正、期末の配当取りを意識した高配当銘柄買いなど、個別色の強い展開が平行して続きそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

鳩山政権の支持率低下に反比例して上げ足を速める日本株って…
 寒がぶり返してきました。慌ててヒーターを取り出して足元において書いています。寒風にさらされて雨戸がガタガタ鳴っています。寒いです。でもこれで、桜の花のつぼみが固くなり、次の暖かさで一斉に花開く…。

 さて、週明けの日経平均株価は216円96銭高の1万585円92銭、TOPIXは16.50ポイント高の927.31と、ともに続伸して終わりました。出来高概算は18億8400万株、売買代金は1兆3500億円と、ともに前週末に比べ増加して終わっています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは105、RSIは65、25日線かい離はプラス3.8%。今日の終値での日経平均25日移動平均線は1万203円。週末に比べ16円プラスとなり、1月末以来の下降トレンドに終止符を打ちました。株価の伸びの割りに出来高の増加が少ないようです。まだ、主力投資家の様子見が続いているようですね。

★25日線が上向きに転換
 米国にくらべ、やや遅れましたが、日経平均の25日線も上向きに転じました。対応点の状況からみて、しばらくは上昇基調が続きます。また、今日の上げで、これまで、1月28日高値1万462円、2月3日1万436円、同4日の1万438円、同22日1万443円と、4度にわたりぬけ切れなかった壁を突破。この1万450円付近が下値の壁に転換しました。目先的に、騰落レシオやRSIが加熱する可能性もあるほか、25日線のかい離が4%近くになってきたことから、一旦上昇した後に短期的な調整が入可能性もあります。その場合でも、1万450円付近の壁が下値を支えますから、この付近でもみ合いながら25日線の上昇を待つ…というパターンになるのでしょうか。これまで、下落傾向にあった26週移動平均線も、対応点を抜いてきましたので、今週から上向きに転じてくるはず…。下値はかなり固くなってきます。

★今週は中期テクニカル指標の警戒ゾーン入りを注視
 ただ、気になるのは中期指標の加熱。日経平均週足のサイコロは9勝3敗と警戒ゾーンに入ったままですし、週のRSIも先週末に71まで上昇。今のピッチで上昇するとRSIが警戒ゾーンの80を越える可能性も出てきます。日経平均の当面の目標については、今週号のレポートでも書きましたが、昨年底打ち後スタートした上昇バンド内にあるインナーライン。チャートを見て判断すれば分かりますから、それぞれ調べてみてください。このインナートレンド線が作る上値抵抗線まであまり値幅がありませんから、短期方針は別にして、少し眺めの方針の買いは、今日は控えるように…としています。実際、今日は寄りピンで終わったものも多いようですね。相場解説でも三角持合離れが話題になっていましたが、この場合一旦上がった後、三角持合の下値支持線を確認に来る場合がありますので、買いに入るなら、このあたりがポイントになるのかもしれません。もちろん、これは日経平均やTOPIXの指数を対象にした話…。各論はまったく別物であることをお断りしておきます。

★今日の相場状況について
 さて、今日の日本株は、日銀の突然の追加的な緩和措置の発表による「円安」と、改善傾向を示した雇用統計や消費者信用残高が2008円7月以来の増加幅になったことを好感した「ドル高」が相乗効果となり、円相場が90円台半ばに軟化したことを好感。円高の進行を懸念して先物を売っていた投機筋の先物買戻しや、週末にオプション・先物決済を控え、SQ値が高めに決まり損失が拡大することを恐れた先物のヘッジ買いなどが重なり、一気に1万500円の壁を抜いてスタートしてきました。また、先物の買いが裁定買いを誘発したことも指数の押し上げにつながっています。また、円高の進行を思惑して輸出関連株を売っていたショート筋の買戻しも多かったようで、業種別値上がり上位に外需関連がズラリと並んでいるのも、買戻しが中心の相場だったことを思わせます。GLOBEXで米国株先物が続伸して推移していたこともあり、今晩の米国株の上げを気にした先物筋が引け前に買いを入れたことから、引け際に一段高することにつながりました。まあ、海外要因主導の流れは変わらないようですね。

★円安への環境が出来ているのに動かない金融当局と政府
 為替次第の流れ…には変化はありませんが、折角、90円台に入ったのに、何故、金融当局や政府は追い上げるような発言や行動をしないのでしょうか。日銀の突然の態度変更については、シカゴIMM通貨先物市場で、わずか一週間のうちに差し引きの円買いポジションが1717枚から3万2552枚に急増。ユーロ投機で成功した投機筋が規制が厳しくなったユーロから円買いに方針転換したことから、円が急進する可能性があったことが原因では…と週末にも書きました。また、為替市場への介入枠を5兆円拡大したことも、投機筋には恐怖で、短期間に3円近くも動いたのは、投機筋の円ロングポジションの解消が影響したのではないでしょうか。雇用や消費の改善でドル高のお膳立てが出来ているのに、何故このタイミングを利用して、さらに円安方向に持っていかないのでしょうか。こういうことをするから、投機筋から、鳩山政権は円高を指向していると見透かされてしまいます。

★市場は鳩山政権に見切りをつけた…支持率の低下に反比例して上がる日本株
 もっとも、昨年の政権誕生までに期待感で上がった株価は、政権成立を高値に下落をはじめ、今度は支持率の下落と共に株価が上げ始めてます。まあ、株式市場は鳩山政権に見切りをつけた…ということなんでしょう。ただ、衆議院で圧倒的多数を占めた以上、任期いっぱいは民主党政権が続きますから、日本株価は国内要因では上げずらく、ひたすら海外要因を反映していくことになるんでしょう。恐らく、政治には任せて置けないとして、民間が勝手に動いていくことになるはずです。日本が国際競争力を失った大きな要因が国内の過当競争にあることははっきりしましたので、海外に打って出るためにも国内でのシェアを拡大。利益率の向上を図る動きが強まってきそうです。これまでは、経営効率の悪い企業も、好調企業からの付回しで生き延びてきましたが、もう、税金を投入してまで生かしておく余裕はありません。いよいよ本格的な淘汰の時代が始まりそうな気がします。その意味ではこれからの日本は良い方向に向かっていくような気がするのですが…。ただし、共産主義の国みたいにやたらとばら撒きをし、あれはダメ、これはダメと規制を強化する民主党政権が、邪魔をしなければ…の話ですが。

 当面は、上値めどを探る相場になるものの、目先的な上値余地はあまり大きくない…。中期的なテクニカル指標の加熱が近づいていることも気にかかる…。ただ、相場環境や長短移動平均線の改善から下値の懸念は無い…。とうことはしばらくは個別の材料株物色の流れが続く。超低位株、中小型材料株の流れは変わらない…。これから移動平均線の状況が変わるもので、株価が移動平均よりも上にあるものを狙いたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ