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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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海外要因を映した先物買いで続伸…国内政治要因には無反応
 3月1日、週明けの日経平均株価は、46円03銭高の1万172円06銭、TOPIXは4.83ポイント高の898.93と、ともに続伸して終わりました。週明けで手がかり材料難だったほか、決算期末入りで、決算対策売りへの警戒感が強く、出来高は14億8180万株、売買代金は9829億円と、二週間ぶりに1兆円割れになりました。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは81、RSIは57、25日線かい離はマイナス0.4%でした。今日の引け値での25日線は1万208円で、下落トレンドが継続中。日経平均週足サイコロは9勝3敗で警戒信号発信中ですが、RSIは59と、押し目買いを暗示中。13週線の上昇は続いていますが、26週線は下落が続いています。下値には、52週線(9754円)や200日線(1万31円)という上昇中の中期移動平均線があり下値を支えているものの、上値は、25日線(1万208円)や26週線(1万154円)という下降中の移動平均線の下落圧力があり、狭い範囲のレンジ相場を余儀なくされています。日本株は、海外要因と国内のテクニカル要因の影響が株価を支配しているようですが、政治など国内要因にはまったく無反応…。日本経済は無政府状態のような状況になっています。

★海外要因の先物買いで小幅続伸
 今日は、週末のCME日経平均先物が、週末の大証終値を上回り1万160円で終わっていたことから、先物リードで小高く始まりました。また、ドイツがギリシャ国債の引き受けに動くのでは…との報から、ユーロが買い戻されたことから、円高が進行しなかったことを好感。アジア市場が全面高になったほか、GLOBEX米国株先物でニューヨークダウが60ドル近く上昇するなど外部環境の好転を受け、先物の買いが先行。裁定買いを誘い日経平均は、1万215円高値まで買われる場面もありました。しかし、下落中の25日線や26週線に届くとともに、戻り売りが増加。結局、移動平均線の下落圧力に負ける格好で上げ幅を圧縮する形で終わっています。全般的に売りものが手控えられる中、チリ大地震による銅採掘量の減少を思惑した非鉄株買いや、海外インフラ整備の受注獲得への政府支援などを思惑した原発関連株などが広範に買われ、全33業種中下落したのは海運や空運などわずか4業種にとどまりました。

★日本株は為替次第…焦点はISM非製造業景況指数
 米国では、ギリシャ救済にドイツが乗り出すことが伝えられたことから、ユーロ安が一服したことを好感。リスク選好が強まり非鉄や原油、金などドル代替資産が上昇。米国株でもGEなど輸出比率が高い工業株が買われています。ただ、米国内経済を見たとき、中古住宅販売が大幅減少になったほか、新規失業保険週間申請件数の4週移動平均が3週間連続して増加するなど、これまで、順調に改善していた住宅や雇用の頭打ち感が目立っています。また、昨年10月ー12月の個人消費の改定値も速報値の2.0%増から1.7%増に下方修正されています。週末のドル安は、米国経済を懸念した売りも含んでいるだけに、今後の指標次第では、円買いが再開される心配があります。今晩には、ISM製造業景況指数が発表されますが、これまで発表された製造業関連の筋をみると、生産が頭打ちになるような在庫の増加もありませんし、受注残も上昇していましたので、そんなに心配する数字は出てこないのではないでしょうか。問題は、ISM非製造業の景況指数。サービス業が主となっており、雇用吸収力が大きい業種だけに個人消費とのかかわりも深く数字が注目されます。1月の数字は、判断の分かれ目になる50を超え、12月を上回りましたが、このところ、50を出たり入ったりしており、予断は許しません。

★企業業績と景気の踊り場入り懸念が綱引き中…今週の数字でバランスに変化も
 投資家の関心は、景気の踊り場入りや2番底取りに向かっており、当分、景気指標に敏感な状況が続きそうです。特に、このところの寒波の影響で土木・建設業の仕事量が減少しており、この影響が雇用統計に出ることも懸念されています。日本株は、200日線と25日線にはさまれた狭いレンジ内の動きになっていますが、ニューヨークダウも上昇中の26週線と横ばいになってきた13週線の間に挟まれレンジ相場を続けています。言い換えれば、好調な企業業績と景気の踊り場入り懸念の板ばさみになっている状況です。これから出てくる数字によっては、この微妙なバランスが壊れる可能性もあります。今回の景気指標に注目が集まっているのも、相場の変化がおきるかもしれないという投資家の心理を反映したものではないでしょうか。焦点は、ISM非製造業景気指数になるかもしれませんね。

★ユーロ売りはまだ継続中?一方で、増加する円買いポジション
 日本には為替の変化になって出てきますので、他人事ではありません。週末発表されたIMM通貨先物市場のポジションを見ると、「ユーロ売り・ドル買い」ポジションは差し引き7万1623枚と過去最高水準に積み上がっており、簡単に終わるような相場ではないことを暗示しています。他の通貨に対するドルの強さが目立っているのですが、円に対してだけが例外。対ドルでの円売りポジションが減少し、円買いポジションが増加に転じています。ユーロ売りで利英を上げた投機筋が円買いを仕掛けに来た可能性もあります。まあ、実際の動きは読めませんが、ちょっと警戒しなければならない動きはでています。日米とも、綱引き相場が続いているだけに、今週はもしかしたら山場を作る週になるかもしれません。

★東証一部で経常利益300%以上増益銘柄が53社…
 ただ、これはあくまでも指数を重視した場合の話…。今日も新興市場は続伸していますし、中小型株や超低位株はしっかりに推移しており、個人投資家中心の循環物色相場は続いています。全体の方向感が定まれば今日の原子力関連のように、テーマ性を重視した流れにも変わっていくはずです。でも、しつこく言いますが、やはり基本は今期末に増額修正が期待できる銘柄群…。スクリーニングしてみると、今期300%以上の経常増益をする企業が東証一部だけで53社も出てきました。そのほかにも、第三四半期までに通期の目標を達成しながら、期末の見通しが第三四半期の数字を下回る…というような超弱気の見通しを出している企業もたくさんあります。変ですね。すでに、期末に入っているのに、残り一ヶ月で、業績を激変させるような変化があるのでしょうか?ちょっと常識では理解できないことがまかり通っているのが今の株式市場です。当然と思えば買いを見送れば良いし、変だと思えば徹底して買えば良い…それだけの話です。日本調剤は今日も続伸。大氣社は、下値抵抗ラインで値固め中。跳ねれば買い。 

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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