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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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膠着相場が続いているが、25日線の方向転換が投資家心理を変える?
 3日水曜日の日経平均株価は、31円30銭高の1万253円14銭、TOPIXは2.94ポイント高の905.65と、ともに4日続伸して終わりました。重要イベントを控え主要な投資家の手控え気分が強く、出来高概算は16億5500万株、売買代金は1兆2100億円とややボリュームは増加したものの、依然低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは91、RSIは59、25日線かい離は+0.6%でした。騰落レシオの上げ率が大きく、銘柄の物色範囲がじょじょに拡大している事を示しています。指数がこう着状態をつづけるなか、個人を中心に、次から次に銘柄を売買する「義経の八双飛び相場」が繰り広げられているようです。

 今日の相場は、欧米株がしっかりに終わったものの、円相場が88円台に上昇した事を嫌気し、反落して始まりました。ただ、円相場が88円台半ばに上昇したものの、海外投資家がTOPIXコア30銘柄を中心に買いを入れたとも言われ、先物安にともなう裁定解消売りも吸収。円高に意外な抵抗を示したことから、引けにかけては弱気のポジションを解消する動きも増加。結局、日経平均は4日続伸して終わりました。騰落状況を見ると、値上がり753、値下がり739とほぼ拮抗した状態になっていました。

★日経平均の三角持合は最終局面に
 「景況感も改善、先高感もあり買いに出たいが、為替がね~」というのが、投資家の本音でしょうか。でも、テクニカル的な状況は確実に変わりつつあります。日経平均株価の日足で11月安値からの動きを見ると、きれいな三角持合を続けています。それも下値支持線と上値抵抗線が交錯する最終局面に来ています。三角持合については、綱引きに例えられます。最初は、敵と見方がそれぞれ引き合い左右に行ったり来たりしていますが、やがて、だんだん力が拮抗してきて、動きが停止。次に動くときは一気に勝負がつく…というものです。現在の日経平均は、丁度、ロープの動きが止まった状態に例えられるのではないでしょうか。勝負については、予断を許しませんが、円高の進行という売り圧力が強まりながらも、日経平均の三本新値はまだ陽転したままです。

★長い移動平均線ほど強気を暗示
 また、現在の株価付近には、25日線、75日線、13週線、26週線などが集まっており、どうしても強弱感が対立する状態。ただ、交通整理してみると、13週線は現在の株価の上に位置し、上昇力が弱まってきたところ。26週線は、株価の下に位置しているものの、下降から横ばいに転じてきており、下支え効果が期待できる状態になってきました。中期のトレンドをみる52週線は下方から力強く上昇し、中期のトレンドが上向きにあることを示しています。13週線にはかげりが見えていますが、26週、52週と長期スパンのものほど上昇傾向にあり、中期的なトレンドは上向きにあることが分かります。

★25日線がいよいよ方向転換へ
 また、日足ベースでは上向きの200日線が下値支持力を発揮しているのは2月9日の安値を支えたことで証明済み。また、75日線も上昇トレンドを維持。株価は75日線上にあり、下値支持ラインに変わっています。問題は1月末以来、下降に転じ株価を圧迫し続けてきた25日線の動向。以前から、対応点の状況から見て今週中にも方向転換するのでは…としてきましたが、今日の終値での25日線の位置は1万193円。依然、下降が続いているものの、昨日からの下落幅はわずかに3円。このところ、前日との下落幅は20円、10円…と、日を追うごとに縮小。下落ピッチが緩慢になってきました。横ばいに入るのも時間の問題になっています。25日線が上向くと、投資家心理が大きく変わることは、一歩先に上昇転換したニューヨークダウが証明しています。テクニカル面だけから見ると、日本株は米国株を追いかける局面に入ってきた、といえそうです。

★米国では民間活力が再生…政府頼みから脱
 このところの米国株を見ると、先週は経済指標の悪い面をことさら過大評価して売っていたようですが、ギリシャやドバイの債務問題など他にも多くあった外部要因悪が影響したところもあるようです。ただ、今週に入ると、ISM製造業景況指数が予想や前月水準よりも悪かったにもかかわらず、7ヶ月連続して50を上回ったことや、雇用の数値が上昇したことなど、悪い中でも良いものを評価しようという動きに変わっており、メンタル面での変化がおきたことを思わせます。米国株も中期のトレンドは上向きになっていますので、もしかしたら、今回は吊り天井の需給の壁を上回ることになるのかも知れません。昨日も書きましたように、M&Aが活発になってきましたが、景気の先行きに自信が無ければ資金の外部流出をともなう企業買収などを行うはずはありません。昨年までは、政府の景気対策に頼った企業業績の回復で、はしごが外れたら景気の2番底に落ち込む懸念があったため、内部留保を重視してきました。しかし、ここにきて、M&Aが活発になりはじめたということは、景気の2番底懸念が薄らぎ、来るべき景気上昇に備え競争力を強化する必要があると、企業経営者が判断し始めたということが出来るのではないでしょうか。政府に頼らないでも民間の活力で景気を上向かせる自信が米国の経営者に蘇ったのかも知れません。

 夢見たいな事を書くな…と言われそうですが、マイナスエネルギーに満ちた日本国内をベースに物事を考えていたら折角のチャンスを逃がしてしまいそうな感じがします。良く使われるたとえ話ですが「日本人は、生か死かという窮地に追い込まれたら自ら死ぬ道を選ぶ…。しかし、米国人は、相手を殺しても自ら生き残ろうとする…」といいます。米国企業経営者のしたたかさ、柔軟さを信じてみたいと思います。

 今日はテクニカル面から強気を予想して見ましたが果たしてどうか…。6日から「一白水星」月に入りますが、この星は八白土星との相性は悪い…。だが、ここでは、3月安値を買って5月の連休前に売る…というアノマリーにかけてみたい。 日経平均の三角持合がどちらに離れるか…。

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米国株はM&A案件の増加を好感し3日続伸…上値の重さも目立つ
 おはようございます。

 昨日の米国株は、資源株や銀行規制法案が予想より緩いものになりそう、との観測から金融株が買われ欧州株が高くなった流れを受け、続伸してスタート。この日も、肥料メーカーへの買収提案があり、前日に続きM&A関連が賑ったほか、大規模の自社株買いの発表、投資判断の引き上げなど、重要な経済指標の発表がない中、個別銘柄に好材料が増加。ニューヨークダウは、一時先月22日につけた戻り高値1万468ドルに迫る場面がありましたが、マイクロソフトが来年度に営業費用が増加する…と公表し下落に転じると、高値警戒感や週末の雇用統計への懸念が高まり上げ幅を圧縮。前日引け値付近での上下を繰り返した後、結局、主力3指数とも小幅続伸して終わりました。
 ニューヨーク市場の出来高は前日比1億7500万株減の10億7150万株。騰落状況は、値上がり2127、値下がり895と、連日値上がり数が2000を超えています。

 この日は、ギリシャ債務問題が政権の財政再建策の提案と国民の緊縮財政への反対の間で揺れ動く中、独仏など主要国やEUによる救済の方向で事態が進んでいるとし、ユーロが買いなおされドルが軟化。米国株が高くなった流れを受け、リスク選好が増加。資源価格が上昇したことを背景に資源・エネルギー株が上昇し、指数の押し上げに寄与しました。また、前日に続き、この日もM&A案件が増加。液体窒素肥料大手テラインダストリーに同業のCFインダストリーが買収提案をおこなったほか、ネットワークソフトメーカーへの投資ファンドの買収提案、大手化学メーカーの事業部門売却などが相次ぎ、M&A人気を煽っています。また、UBSがパソコン大手デルの投資判断を引き上げるなど、個別銘柄に好材料が相次ぎました。

 ニューヨークダウは3日続伸して終わりましたが、依然、昨年11月中旬から12月にかけて形成した需給の壁に苦しんでいます。ただ、25日線が上昇に転じるとともに、短期の5日線を下値として買いが先行してきており、投資家心理に変化が見られます。ただ、出来高の増加がともなわないために、どうしても戻り売り圧力を吸収できない状態が続いており、どこかでポジティブサプライズがおき、商いをともなって一気に壁を突破するような動きが望まれます。その意味でも今晩発表されるISM非製造業景況指数と週末の雇用統計が注目されます。上げをリードしてきたNASDAQ総合指数が2300ポイントに王手をかけたものの、ここはニューヨークダウと同様の需給の壁。一気の突破は難しく、それだけニューヨークダウの動きが鍵を握ることになります。でも、米国の方は、どんどん明るさを増している感じですね。

2日の米国株
ニューヨークダウ 1万405ドル98セント +2.19ドル (0.02%)

NASDAQ総合指数  2280.79ポイント +7.22ポイント (0.32%)

S&P500  118.31ポイント +2.60ポイント (0.23%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万245円 +15円

          (円建て)  1万240円 +10円

米国10年もの国債金利  3.6140% +0.008%

WTI原油  79.73ドル +1.03ドル ← 一時80ドル台。ナイジェリアでパイプライン攻撃

GOLD 1136.90ドル +19.10ドル 


 米国株は小幅続伸。CME日経平均先物もほぼ前日の大証終値水準を維持して帰ってきました。ただ、ユーロが下げ止まった影響でドルが軟化。円相場が買い進まれ現在は88円70銭台の取引になっています。ユーロが小康状態を取り戻したことから、次の通貨への攻勢が気になりますが、先日も指摘しましたように、ドルが主要通貨にたいし強含むなかでも、対ドルでの円買いポジションだけは増加するという動きがあり、目先的に円買い圧力が強まる可能性があるとしました。今日の動きはちょっと気になります。来週末にメジャーSQを控えており、先物筋やオプション筋の攻勢が強まることも予想されます。本来なら米国の流れを受けてハイテク株が注目されるのですが、為替への懸念から見送ってきました。政府や金融当局から市場への働きかけが無ければ、一段の円高が進む懸念もありますが、果たして、何らかの動きがあるのでしょうか。トヨタ問題を機に輸出主導景気に黄色信号が点っているのに、ここで円高が進行すれば景気の腰折れ懸念も出てきます。投機筋は政府の介入姿勢を試しているのではないでしょうか。

 オバマ大統領が住宅の省エネ化策を発表。最大3000億ドルの税還付を行うと発表しましたが、果たして買い材料につながるか…。まあ、今日も為替に揺さぶられる一日になりそうです。内需株を買いたいところですが、何時為替の方向が変わるか分からないではこれも無理。当面、昨日書いたようなサーフィン相場でしのいでいくしかないようです。政治家の皆さん、馬鹿もいい加減にしなさいよ。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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