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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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投資家総見送りのなかで、先物リードの無機質なシラケ相場が続く
 4日木曜日の日経平均株価は、107円42銭安の1万145円72銭、TOPIXは8.01ポイント安の897.64と、ともに5日ぶりに反落して終わりました。出来高は17億2080万株、売買代金は1兆1883億円と相変わらずの薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは91、RSI(相対力指数)は51、25日線かい離はマイナス0.43%でした。今日の終値での25日線は1万189円と下落基調は継続中ですが、下落ピッチは緩慢になってきました。今日の朝も、先物と裁定解消売りの影響を書きましたが、今日もしてやられた…ということでしょうか。思いのままに操れる指数が先物で使えて、保証金率も異例の低さ。まさに、どうでもしてくれ…という感じですね。

★「下げ三法」の定石どおりの動き
 昨晩は、移動平均線の状況から相場を予想してみましたが、ごちゃごちゃ書いている間に、肝腎なことを書きわすれていました。先月25日につけた最近では比較的長い陰線との関係ですが、昨日まで、日経平均はこの陰線内で4連騰したものの、昨日の引け値で長大陰線の寄り付きを上回れず酒田五法でいう「下げ三法」見たいな形を形成していたことです。今日はもともと警戒すべき日だったんですね。まあ、終わって見れば「やっぱりか…」という感じですが、とにかく、為替の円高懸念が払拭できない限り、なかなか上値慕いの動きにシフトすることが出来ません。
 今日も、相場環境の落ち着きから無難にスタートしたものの、欧州ではギリシャ首相の辞任の噂がでていたほか、約5800億円にものぼる緊縮財政の発表から公務員が大規模なストを実行するなど、果たして改善策が実行できるかどうかも怪しい状態になっています。一方、投機筋が協調してユーロ売りを計画したのではないか、として、調査する動きが出ており、ヘッジファンドなどがユーロ売りやギリシャ国債売りやCDS買いなどを手仕舞う動きが強まったことが、最近の小康状態につながったものといえます。ただ、厳しい財政緊縮案に対しての国民の反感は強く、実際に実施できるかどうかは不確定。結局、IMFからの支援に頼ることになる…との観測が強く、ユーロ安懸念は消えません。
 
★後場からの先物の売り攻勢が下げ幅を拡大
 今日の相場も、前場中は動きの少ない相場でした。しかし、GLOBEX米国株先物がじょじょに下げ幅を拡大。同時に香港や中国株が下落して始まると、途端に先物筋の動きが活発化。シンガポールで日経平均先物を売り崩すとともに、日本が始まると「国債の先物買い・株先物売り」の裁定取引を実施。これが裁定解消売りを誘発して下げ幅を拡大する…という、いつもの流れになりました。前場中の先物の売買枚数は2万枚程度ですが、後場から5万枚近く出来ており、先物影響が大きかったことが分かります。

★見送り気分が強まれば「賽の河原の石積み相場」が再燃
 いつも書くことですが、死んだ子供が母親に会いたいと何ながら賽の河原で石積みをしても、もうすぐ積み上がって親に会えるというところで、鬼が出てきて石積みを壊す…子供は、母親に会いたい一心で、また最初から石積みを行うが、完成しそうになったらまた鬼が来て壊す…という話と良く似ています。昔は、海外投資家がそれをやっていましたが、最近は国内の証券会社からも鬼になってやるところが出てきました。まあ、日本がだめになるのも分かるような気がします。取引所はこんな欠陥商品でも手数料が上がるからと改善しようとしない…、裁定業者は日本経済がどうなろうと自分が儲ければ良い…。どこを見ても日本の国をよくしようと思う人がいない…。正しい企業価値が反映されてこその株式市場ですが、指数が動く要因は単に現物と先物のサヤ…しかもそのサヤは簡単に操作できる…。中国が先物導入を欧米から要求されながら逃げ回っている気持ちが良く分かります。本当に、この国の為政者の目線はどこを向いているんでしょうか。

★ユーロ崩しの犯人探しが円買いを誘発?
 ユーロ売りがやりにくくなるとともに、唯一、対ドルで買いポジションがつみあがっていた円の動きに警戒する必要があると、週末にもかいたばかりですが、今日は、一時88円12銭まで円高が進行。88円割れが見えそうになってきました。それでも、政府や金融当局からは何のけん制発言もありません。気をつけないと、ユーロの代わりに円買いを仕掛けられる可能性だってないとはいえません。最近の市場では、米国のハイテク機器の好調を受けても日本のハイテク企業が買われないのも市場が円高を怖がっているからに他なりません。とにかく、ドルが売られたといっては円が買われ、ドルが買われたといったら円が連れ高する、どこまで行っても円は高くならざるを得ないような感じになっています。日銀は低金利を維持している、といっていますが、インフレ率はマイナス3%超え。政策金利を0.1%に据え置いているといっても、物価を勘案した実質金利は3%を優に超えています。これでは、国内の資金も動きようがありません。米国と比較しても実質金利では日本が上回っています。円高になって当然ですね。これでは国民はひたすら現金を大事にして、ものは買わないし、企業だって3%以上の投資成果が出ないんだったら設備投資を止めて内部留保を優先するでしょう。日銀さんには名目金利ではなく、実質金利で物事を考えてもらいたいものです。もっとも、古臭い経験則にしがみついている以上、考え方を変えないでしょうし、公務員体質が変化を妨げるはずです。この国はどうなっていくんでしょうか。

★米国の回復はサービス業波及…ISM非製造業の改善はモット大きな評価ができる
 まあ、こんなグチばかり書いても仕方がありませんが、ポイントは円高のくび木から何時逃れられるか。昨日の米国経済統計を見ても出遅れていたサービス業の回復が目立ってきました(ISM非製造業景気指数の上昇)。雇用の85%を吸収しているだけに、本来ならこの変化はもっと大きく評価して良いはず。いずれ、この変化がプラスに評価される時期が来て、株価も新たな上昇局面に入る時期が来るものと思われます。テクニカルな話は、このところ書いていますので、それを参考にしてもらえば良いのですが、日本国内から変われないのなら、米国や海外の状況を素直に反映できる企業を買うしかない。また、国内でも自ら新しい市場を切り開いている企業を買うしかない。あなた任せの企業は消えていくしかない。歴代自民党政権が出来なかった時代遅れ企業の淘汰を今回は市場がやってくれるのではないでしょうか。ただし、痛みを享受することを逃げてきただけに、市場から受けるバッシングは大きなものになることは覚悟しておかねばなりませんが…。

 目先はニューヨークダウがメルクマールに…。

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予想外の好調な景気指標を受け上げたものの、ボルカールールの法案化が上げを打ち消し…
 おはようございます。娘の結婚式が来週に迫り、なにかと気ぜわしい毎日が続いています。バージンロードを娘と歩くらしいですが、娘と腕を組んで歩くなんて、小学校5年生の時に「もうお父さんと風呂に入らない…」と宣告されていらい、記憶にありません。やはり、感傷的になっているのかな~。

 さて、米国株は生みの苦しみが続いています。昨日の米国株は、ギリシャの追加的な財政削減策を好感し欧州株が高くなったことや雇用統計の先行指標であるADP全米雇用報告の改善、ISM非製造業景気指数の予想を上回る改善、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で地域経済が回復傾向をたどっていることが確認されたなど、好調な景気指標を好感。続伸してスタート。一時ニューヨークダウは、先月22日につけたザラ場の戻り高値1万468ドルを上回りました。ただ、オバマ大統領が医療保険改革に取り組む姿勢を強調したことや、金融規制強化を目指したボルカールールの法制化が提案されたことなどを嫌気。引けにかけ利食い売りが増加。結局、S&P500は小幅続伸したものの、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は4日ぶりに小反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億3400万株減の9億3700万株と再び10億株割れ。騰落状況は、値上がり1641、値下がり1368でした。

 この日発表された民間調査会社によるADP全米雇用報告(2月)によると非農業部門の従業員数は前月比2万人の減少。前月の6万人減から減少幅が大幅に縮小しました。市場予想は2万人の減少でほぼ予想通り。寒波の影響が懸念されましたが、雇用状況が順調に改善されていることを示しました。また、同日発表のISM非製造業景気指数(2月)は53.0.前月の50.5からさらに改善。2007年12月来、2年ぶりの水準に改善しています。景気指数が前月の52.2から54.8、新規受注が54.7から55.0にそれぞれ改善したほか、雇用指数が前月の44.6から48.6い大幅に改善。まだ判断の分かれ目になる50を下回っているものの、雇用の85%を占めるサービス業の指数が改善したことは、週末発表の雇用統計に向け明るい材料になりそうです。

 同日発表された2月米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、12地区連銀中9連銀で経済活動が改善傾向にあることが確認されています。製造業活動は大半の地区で強まっています。特に、ハイテク機器、自動車、金属産業で堅調としています。ただ、雇用はレイオフが減少したものの、まだ新規の雇用に結びついていない状況であることや商業用不動産を中心に不振が続き、建設などを圧迫しているほか、金融機関の慎重な融資姿勢が続いていることなどが報告されました。

 この日は、好調な景気指標を、金融規制案(ボルカールール)が打ち消した格好ですが、規制案に関しては、銀行の自己売買規制など根幹的な部分に関し民主党内でも反対が多く、実際に実施されるかどうかは微妙なことは市場も織り込み済み。商いの薄さを見ても、週末の雇用統計を気にしていることが分かります。また、このところ指摘していますように、ニューヨークダウとNASDAQともに、テクニカル的な壁に直面。この壁を突破できるかどうかを市場が注視している状態と言えるのではないでしょうか。ただ、この日発表された景気指標を見る限り、これまで製造業に比べ出遅れていたサービス業に改善の兆しがでており、景気の回復傾向が広がりを見せ始めたことは好材料といえます。すでに、25日線が上昇に転じるなど、テクニカル面での改善傾向も始まっており、壁の突破は案外早く実現するのではないでしょうか。当面は先に需給の壁に到達したニューヨークダウの動きが注目されます。

 3日の米国株
 ニューヨークダウ 1万396ドル76セント  -9ドル22セント (0.09%)

 NASDAQ総合指数 2280.68ポイント -0.11ポイント (0.00)

 S&P500  1118.29ポイント  +0.48ポイント (0.04%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万250円 +20円

            (円建て)  1万240円 +10円
 
 WTI原油  80.96ドル +1.22ドル

 GOLD  1142.70ドル +2.10ドル


 米国株は小反落、CME日経平均先物は、大証終値比小幅高で帰ってきました。ギリシャ問題の一服でユーロが買いなおされ、円、ドルはともにユーロに対し軟化しましたが、円はドル相場に対し強含みに推移。現在も88円台前半で推移しています。米国ベージュブックでもハイテク機器の好調や今日の日経でエルピーダメモリーの積極的な展開が伝えられており、国内電子部品株などを手がけたいところですが、どうしても円相場が気になるところ。結局、今日も先物取引と裁定解消売りを気にしながら、超低位株や中小型材料株でお茶を濁す展開か…。持ち合い解消や金融機関の資産圧縮のための株売りが続いてますが、なかには市場を板を無視した投売りに近いような売りも出るようになっています。銘柄選別には注意したいところです。

 一貫注目中の日本調剤は昨日急所を上回りましたのでしばらくはもたつくかも…。大氣社は予定通り下値固めから上値を窺う動きに変化しています。酉島製作所は需給面から圧迫を受けていますが、焦点は26週線に接近してから…会員各位、以上よろしく。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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