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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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ポジティブサプライズを好感して上げたが、為替市場の反応はいまいち
 週末5日の日経平均株価は、223円24銭高の1万368円96銭、TOPIXは13.81ポイント高の910.81と、ともに急反発して終わりました。出来高概算は17億4718万株、売買代金は1兆2710億円と、ほぼ前日並みの水準で、値幅にのわりには実商いがともなっていない相場だったようです。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは95、RSIは61、25日線かい離はプラス1.8%。今日の終値での25日線は1万187円と前日から2円弱の低下。依然、低下傾向が続いているものの、ほぼ横ばい状態に入ってきました。
 今日の引け値で、13週線を上回ったほか、26週移動平均線の対応点の状況からみて、来週以降下落中の26週線の改善も見込めるなどテクニカル面でも期待感が出てきそうです。ただ、すでに日経平均の週足サイコロが9勝3敗になっているほか、RSIも70近くに上昇。これが80以上に上昇してくるようだと、一気に警戒感が強まる可能性もあります。来週は週単位のテクニカル指標が注目されます。

★日銀のポジティブサプライズがあったが、為替市場では効果薄
 さて、本日の日本株は米国株高など海外要因に加え、実に久しぶりに国内からポジティブサプライズが飛び出し株高要因となりました。日銀が4月をめどに追加緩和策を実施する…と伝えられ、円が89円台に定着したことを好感しました。昨日は、円高が進行し先物中心に売られましたが、今日は一転して円安に転換。売りのポジションを持ち越した先物筋が慌てて買い戻したため、先物と現物のサヤが拡大。これが裁定買いを誘発して日経平均が上昇した…ということでしょう。なんだか、指数取引が外部材料で右往左往しているという感じですが、今日の上げで、日経平均の日足三角持ち合いが上放れしてきました。これは強気のサインですから、来週の動きが大いに注目されるところです。まあ、これも今後追加的な株価材料が国内から出てくるかどうか…ですが、今回の日銀の追加緩和策も、政権からの催促がうるさいから、実施する姿勢を見せたものでしょうが、景気が上向いてきているので、先延ばししておけば、さらに敬意が良くなって、もしかしたらやらなくても良いのでは…なんて読みがあるのでしょうか。または、折角立ち直ってきた輸出主導景気が円高でおしゃかになりそうだから、円安になるようにしよう…ということでしょうか。本音は果たして、どちらなんでしょうかね。

★ゲタを預けられた鳩山政権はどうする?
 いずれにしても、昨年の金融危機の時に日銀が欧米の中央銀行と歩調をあわせて、実質的に通貨供給を増やすような緩和策をやっておれば、それなりに国内景気は回復したでしょうし、欧米中銀とともに歩調をあわせた出口政策に着手することが出来たはずです。他の中銀と異なリ通貨供給を絞ったことが円高を招き、不況感を強めることになってしまいました。ここにきて、新興国やFRB、ECBが出口政策に着手し、また計画し始めた時に、今から緩和をやるというんですから、他の中銀にとっては迷惑この上ない話です。各国中銀がインフレを抑えようと、過剰流動性を吸収しようとしているときに、日本が量的緩和をしたら、折角過剰流動性を吸収しても、日本が作り出す流動性が国内に流入。政策を尻抜けにしてしまう可能性もあります。まあ、世界的な過剰流動性が一気に収縮するよりはましですが…。どうも、日銀のやることはいつもタイミングをはずしてばかりですね…。とにかく、リップサービスはやったよ…。あとは民主党の皆さん、政策でデフレ解消をお願いしますよ…というところでしょうか。

★政治家頼るに足らず…で企業の自助努力始まる
 鳩山政権にとっては、責任転嫁する先がなくなっちゃった…。でもどうしたら、デフレが解消できるか分からないもの…と嘆き節が聞こえそうです。とにかく、日本の政治家は、頼むに足らず…。ひたすら海外要因にすがるしかないのが今の日本経済の実態です。情けないですね。でも、昨日も書きましたが、政治に頼っていても何もしてくれないし、するだけの才覚もないことがはっきりして来ましたので、企業の自助努力が随所で目立ってきました。恐らく、これから国内マーケットの再編と外需の取り組みが平行して始まることになるんでしょう。このコーナーでは、この1~2年この考え方で銘柄選別をしてきましたが、指数を上回る成果を上げることが出来ました。米国のコミュニケーション産業の成長性に注目するように書きましたが、昨日発表された米国の製造業新規受注でもコンピューター間連機器の伸びが大きくなっていました。また、ベージュブックでもハイテク機器の好調振りが伝えられています。

★米国ISM非製造業景況指数の改善は景気回復の広がりを暗示
 これまで米国の景気は、ISM製造業景況指数が7ヶ月連続50%を上回るなど、在庫の積み増しにリードされた製造業がひっぱってきましたが、これまで低迷を続けてきたISM非製造業景気指数が3ヶ月前の40台から、先々月初めて50台を回復。先月はさらに改善傾向を強め53%台へと上昇してきました。これまで製造業だけが景気のけん引役でしたが、ここにきて、サービス業まで回復の波が広がり始めたことを示しています。製造業と異なり、サービス業は雇用の85%を占めていますから、ここが回復すると、雇用の状況も一気に変わってくるはずです。
 今は、ここに注目するところではないでしょうか。ここには、ネットワークサービスやITコミュケーションソフトなどを扱う企業も多く、米国が新しい需要を作りながら回復し始めたことがわかります。この分野の成長は大容量の情報のやり取りをともないますから、これにともない発生するハード需要も大きなものになります。この基礎を支えるのが日本のハイテク産業やファインケミカル産業。今後、ここからの需要に支えられ売り上げも大きく増加してくるはずです。 新興国で「ひーこら」行って安売り競争をすることに比べると、付加価値は段違い…。狙いははっきりしているように思うのですが…。

 また脱線しそうですが、今日日経平均が上がったのも、昨日売り叩いていた先物の買戻しと裁定買いという無機質の材料による上げ。むしろ、アノ頑固な日銀が追加的な金融緩和をするといったのに、90円台をつけ切れなかったことのほうが問題…。市場は日銀の本気度を疑っているような感じがします。むしろ、投機筋の関心はユーロの方にあり、こちらが売り込まれれば日銀のリッピサービスも反故になってしまう可能性もあります。まあ、注目すべきはやはり米国株…。雇用統計の数字にかかわらず、ニューヨークダウが吊り天井を突破できるかどうか…。抜ければ一段高が期待できるだけに、こっちの方に関心があります。日銀が本気で緩和するなら、その時真剣に考えれば良いだけ…。
 それにしても日本調剤、良かったですね~。おいしくいただきました。

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じりじり高値を切り上げる米国株…今晩の雇用統計が「吉」とでるか「凶」とでるか(あまり関係ないと思うのですが)
 おはようございます。
 
 欧州中央銀行(ECB)がEU経済への慎重な見通しを発表したことを受け安く終わったものの、昨日の米国株は、雇用統計の発表を控え慎重姿勢が強まるなか、新規失業保険申請件数が減少したことや、労働生産性が市場予想を上回る伸びを見せるなど、好調な経済指標を受け反発してスタート。(中古住宅販売の先行指数である)保留指数(1月)が市場予想を大幅に下回る減少になったことから、一時的に前日比マイナスに落ち込む局面があったものの、製造業新規受注が前月比で増加するなど、好調な経済指標が発表されたことや、主力銘柄への投資判断の引き上げが相次いだことから、引けにかけ上げ幅を拡大。結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は反発。S&P500は5日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1315万株増の9億4983万株と、依然、薄商いが続いています。騰落状況は値上がり1779、値下がり1253でした。

 この日発表された新規失業保険申請件数(~27日)は46万900件。前週から2万9000件の減少になりました。市場予想は47万件でほぼ予想通りの結果。トレンドをみる4週移動平均は47万750人で前週から3500人の減少。再び減少に転じました。また、受給者総数(20日)は450万人で、同13万4000人の減少。市場予想の460万件を下回りました。今晩発表される2月の雇用統計で非農業部門雇用者数は、寒波の影響から1月の2万人減から5万人減へ減少する見通し。また、住宅販売保留指数(1月)は、市場予想の前月比1%増を大幅に下回る7.6%減となり、中古住宅販売件数への影響が懸念されています。ただ、前年比では12.3%増になっているほか、寒波という特殊要因が影響しているとし、深刻に見る関係者は少ないようです。

 この日は、2月の小売売上高が好調だったことから、小売関連株が買われたほか、コカコーラやボーイング、ウォルトディズニーなどニューヨークダウ30種採用銘柄に投資判断の引き上げがあったことも指数の引き上げに貢献しました。これまで上げをリードしてきたNASDAQ総合指数が上値の壁に到達しましたので、今後は、吊り天井突破に日柄をかけてきたニューヨークダウの動向が注目される、としてきましたが、一昨日はザラ場で、昨日は引け値ベースでそれぞれ戻り高値を更新してきており、壁突破への期待感が高まっています。米国の景況感の好転は、製造業からサービス業へ広がりをみせていることは、今回のISM指数で確認されており、今後、一時的な要因(寒波の影響)があるものの、雇用状況は急速に改善してきそうです。新興国需要と米国の景況感の拡大に支えられた日本のパーツ・素材メーカーの動きが注目されます。

 4日の米国株
 ニューヨークダウ 1万444ドル14セント  +47ドル58セント (0.46%)

 NASDAQ総合指数 2292.51ポイント +11.63ポイント (0.51%)

 S&P500  1122.97ポイント  +4.18ポイント (0.37%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万230円 +90円

           (円建て)   1万225円 +85円

 WTI原油  80.49ドル  -0.38ドル

 GOLD   1132.60ドル  -10.10ドル

 
 米国株は反発、CME日経平均先物も1万200円台を回復して終わってきました。為替市場では、EUの景況感の低迷や緩和政策の継続などを受けユーロが軟化。一方、景況感の改善や株高を受けドルが買われており、円相場は一時89円台に軟化していました。現在は89円をはさんだ展開になっており、今日は先物の買戻しなどから堅調な相場展開が予想されます。日経一面トップで、日銀が追加緩和を検討…という思わせ振りな記事が出ていますが、今のところ為替市場には大きな影響を与えていないようです。昨日書いたように、実質金利の低下を促す狙いがあるものと思われますが、記事どおりなら、今月中旬の政策委員会で検討し、実施は4月ごろから、としており、機動性にかける感じがします。欧米や新興国が出口に取りかかろうとしている時に、日本が一段と金融を緩めれば、海外の政策変更がしり抜けになる可能性もあり、いまさらながら、金融危機のときの日銀のあいまいな対応が悔やまれます。今日の日経の記事に対する日銀のコメントが注目されます。
 今日も為替動向をめぐっての先物売買リードの展開ですが、為替が89円台で落ち着けば、ハイテク株に動きが出るかも…。ただ、超低位株や中小型好業績株物色のながれは変わりません。週末でもありますし、今晩の米国雇用統計を考えると後場からは見送り気分の強い展開に。日本調剤は大口投資家の買いが入ってきたので、当面は撤退…。ファーストリテーリングに代わり株価が回復してきた任天堂関連で、メガチップスの再注目を。25日線は改善したものの、まだ13週や26週線の状態が悪く、買い場は慎重に選ばなければなりません。13週線の改善は近いのですが、26
週線はここから下落圧力を増してきますので、当面は逆張り相場となります。下値抵抗線上で値固めしている大氣社も目が離せません。まあ、今日は米国株の動きをじっくり見せてもらうことにしましょう。 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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