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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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雇用統計発表の需要イベント通過で、全面高…NYダウ、NASDAQとも壁を突破
 おはようございます。

 注目の米国雇用統計(2月)で、非農業部門の雇用者数は3万6000人の減少になりました。減少幅は市場予想の6万3000人減を大幅に下回りました。また、失業率は9.7%と、前月比で横ばいでしたが、市場予想の9.8%は下回ってます。寒波の影響で建設業の雇用者数が大幅に減少したほか情報産業でも減少しています。また、これまで口調を続けてきた製造業の増加幅が1000人にとどまっています。一方、派遣を含む企業向けサービスや教育・医療などの増加が続いており、サービス業の雇用吸収力が強まっています。

 昨日の米国株は、予想を上回る内容になった雇用統計を好感し、続伸してスタート。前日発表された好調な小売統計に加え、この日発表された消費者信用残高(1月)が約1年ぶりに増加に転じたことを好感。個人消費の回復期待が高まり、金融・不動産セクターが買われたほか、原油高を受けた資源・エネルギー株が上昇。また、アップルの新携帯端末「i PAD」の販売開始日が4月3に決まったことを好感しハイテク株が全面高。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)が市場最高値を更新するなど、売りが手控えられるなか、広範囲に買われ、結局、主力3指数とも1%を超える上げ幅で続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比9864万株増の10億4850万株と薄商い。騰落状況は、値上がり2581、値下がり478とほぼ全面高商状。

 この日の上げで、ニューヨークダウは需給の壁だった昨年11月中旬から12月にかけて形成した目先の需給の壁(吊り天井)を突破してきました。また、NASDAQ総合指数も1月11日につけたザラ場高値(2326ポイント)、同19日の引け高値(2320ポイント)をともに上回り、12月から1月にかけ形成した壁を一気に突破しています。やはり、25日線の上昇転換という強気シグナルとともに全体の動きが変化してきました。ただ、ニューヨークダウは長期足で見た場合、依然、2000年から2006年にかけて形成した抵抗帯の中にあり、次は、この上値抵抗ゾーンの突破がかぎになります。一方、NASDAQ総合指数はITバブル時に高値を取って以来大きな動きが無く、2500ポイント付近まで大きな抵抗帯はありません。当面、上値余地を残したNASDAQ優位の展開になるのではないでしょうか。NASDAQ市場と日経平均の連動性は高く、昨日の動きや今後期待される動きは日本株にも好影響をもたらしてきそうです。

5日の米国株
ニューヨークダウ 1万566ドル20セント  +122ドル06セント (1.17%)

NASDAQ総合指数  2326.35ポイント  +34.04ポイント (1.48%)

S&P500   1138.69ポイント  +15.72ポイント (1.40%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万545円 +175円

           (円建て) 1万540円 +170円

米国10年もの国債金利 3.6800%  +0.07600%

WTI原油  81ドル78セント  +1.53ドル

GOLD  1132.60ドル  変わらず  


 米国株は大幅続伸、CME日経平均先物も上伸し1万500円台半ばに達しています。日銀の追加的な金融緩和報道に対しては小幅な反応にとどまった為替相場も、この日の雇用統計結果や、米株高を素直に反応。ドルが買われた結果。円相場は90円台に軟化しています。IMM通貨市場の取り組みを見ると、ドルに対し、ポンドやユーロの売りが増加する中、円だけはロングポジションが急増。差し引き3万2552枚の買い越しになっています。わずか一週間で3万枚以上増加したわけですから、日銀があわてて追加的な金融緩和を発表したのもこのあたりに原因がありそうです。昨日の円下落も、米国株高を見た投機筋が慌てて円を買い戻した結果なのでしょう。ただ、欧州では、ギリシャの次に問題になりそうなスペイン(悪さはギリシャ以上?)に対し、EUが緊縮財政の要望を出しており、問題が再燃する懸念もあります。IMMの円買いポジションの増加は気になるところです。

 まあ、週明けの日本株は、週末にSQを控えて気迷い気分が強まりそうですが、米株高、円安、CME高を背景に弱気筋のポジションをつくような動きがでて強調相場が展開されそうです。円の90円台回復から、輸出株や資源株に買いの手が回りそうですが、下値不安が薄らいだことから、PBRで見た割安株や高配当銘柄の配当取りの買いも予想されます。指数売買が活発になりそうですが、やはり、超低位株と中小型材料株狙いの方向は変わらないものと思われます。ひとまず、雇用統計発表が無事通過してよかったですね。 

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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