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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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外部環境が無風では先物も動けずで、「超」膠着状態
 10日水曜日の日経平均株価は、3円73銭安の1万363円92銭、TOPIXは1.94ポイント安の922.44と、ともに小幅続落して終わりました。メジャーSQや来週のFOMC(米公開市場委員会)の開催など重要なイベントを控え手控え気分が強く、出来高は16億1877万株、売買代金は1兆722億円と、閑散商状が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは101、RSIは57、25日線かい離は3.3%でした。今日の終値現在の25日線は1万225円。これで上昇トレンドに変化して3日間上げが続いています。

★風が吹かなければ舟も動けない
 昨日の米国株は小幅反発、CME日経平均先物も小幅高。頼みの為替も1ドル90円をはさみこう着状態。中国株は小安い、GLOBEX市場の米国株先物も横ばい状態…。日銀の追加金融緩和もあり、大きくは売り込めない。国内も企業業績の発表も終わり手がかり材料難。これだけ、相場環境が膠着すれば、株価が膠着するのも仕方がない、というところでしょうか。日経平均の終日値幅はわずかに41円。今年最小の値幅でした。また、相場のリード役の先物も終日出来高は2万7454枚。最近似ない低水準の商いでしたリード役がいないんですから、方向感が出ないのも当然。以前から、上は2003年半ばから2005年始めにかけ、2年近くもみ合った需給の壁デ押さえられるものの、企業業績の回復を評価した実需の買いで、下値がきりあがっていくため、だんだん狭いレンジの動きになっていく…としましたが、だんだん、その傾向が強まってきたような感じがします。

★甦る米国のダイナミズム
 米国では、金融危機の引き金を退いた金融業界で、系列企業の売却をして自らM&Aの先兵として動き、一般企業は景気の立ち直り後をにらんで、シェア確保のために同業他社を買収する動きが活発化。金融危機時には見過ごされていたシリコンバレーから、IPO予備軍がどんどん生まれ、世界中から資金が流れ込んでいます。また、昨日は、通信サービス業界に革命を起こそうと、通信機器大手のシスコシステムズが画期的な超高速、大容量のルーターを開発。これから拡大しようとする通信サービス業界でトップシェアを確保しようとしています。

 これまでにも、日本は「IT革命」などといって一昔前お表現を使っていますが、欧米では同じ表現が「ICT革命」として使われています。ITは単に情報技術と訳されますが、米国では「C(コミュニケーション)」を重視した流れに進化。大容量や多様性のある情報をやり取りするハードやソフトを供給する企業が急速に業績を伸ばしつつあると、何度か書いてきました。「これがダメなら次がある…」。米国経済はここに来て、最大の特色である「柔軟性」を発揮し始めています。NASDAQ市場がいち早く戻り新値を更新しただけでなく、フィラデルフィア半導体株指数が市場最高値を更新してきたことを、見ても米国が新たな成長のシーズを見つけたように思われます。

★黄金の60年代後の産業後退に匹敵する変化がおきるかも…
 以前から、黄金の60年代が終わった後、日独の新興工業国に重厚長大産業のシェアを奪われた後、新たに軽薄短小のハイテク産業に活路を見出し、IBMやインテル、テキサスインスツルメントなどハイテク成長産業が次々に誕生。黄金の60年代後の米国経済を支えたことは記憶に新しいところです。このとき、約20年にわたってニューヨークダウは700ドルから1000ドルの間のボックスの動きになりましたが、この間NADSDAQ市場は逆行高していった事例を紹介しました。今、まさに、金融産業から、新しい成長産業へのシフトがはじまろうとしているのではないでしょうか。そのうち、これが大きな流れとなり、IPOが増加。成長資金を獲得しながら、急速に巨大化。雇用を吸収していくことになるかもしれません。米国経済は、ようやく従来のダイナミズムを発揮し始めた、と見ています。

★マスコミによる敗北主義の喧伝に萎縮する日本
 さて、一方の日本は…というと、まさに、敗北主義が蔓延しています。命の危険にさらされているのに、点滴の落ちるスピードを上げない日銀。病気の原因も治療法も分からずおろおろする政治家。政治が悪い、と自助努力をしない国民…。これではよくなるものもよくなりません。今は、小泉政権時代のように、「何がなんだか分からないけど、とにかく走ろうよ…」というムードが大切。しかし、国民のやる気を削ぐ役目をマスコミが果たし、世界中から日本に対するネガティブな話を重箱の隅をつつくようにして集め、針小棒大に報道。SMショーのように、読者が暗い気持ちになると悦に入っています。その典型的な例が、今日の日経朝刊トップの記事。「有力外資相次ぎ日本撤退…」という見出しを見るだけで、「あ~あ、また我々を見捨てて、新興国に行くんだな~」と、暗い気持ちにさせてくれました。

 でも、一面を見ると、近くに、最先端研究の助成に1000億円を配分するとし、その対象である30の研究が公表されていました。もし、日本を明るくしたい…という、企業のポリシーがあるなら、こちらを一面トップにもって行けば良いはずです。それを敢て、悪い話をトップにもって行く…。これが、マスコミの姿です。新聞記者時代にも、美談として書いた記事が、いつの間にか他の記者が取材しなおし、まったく反対の話に仕立て直された経験もあります。何か、人が読んで気分が悪くなることを書くことが、インテリだというような大きな勘違いをしているんではないでしょうか。ましてや、記事をつかって関係者を脅迫するなどもってのほか…。マスコミが「袴ごろ(つき)」といわれるのも、そういう悪い体質が内在しているからでしょう。話が横道にそれそうですが、今は景気の「気」を高めることが第一。盛り上がるたびに、水をかけるようなことをしていては何時までたっても日本は浮かべない。

★今の日本はエンジンのない帆船…風の吹きようでどこに行くか分からない状態
 まあ、相場を見ても分かるように、今の日本経済は海外からの働きかけがないと動けない状態…。それも中心は米国。米国株が立ち直って以降の日本株の動がそれを証明しています。米国の新たな流れは、日本のパーツメーカーの需要増となって現れますし、流れが増幅すれば設備投資の増加となって、資本財への発注増となって現れます。精密さを要求されるハイテク機器に安物の製造装置は使えませんから、この点でも日本のパーツメーカーはメリットを受けてくるはず…。付加価値を考えたら欧米市場の深堀をする企業が注目されます。

 その障害になっているのが、為替…。これまでは、韓国や中国の通貨安誘導で輸出のシェアを食われましたが、今度は、ユーロ危機による通貨安で欧州の輸出企業が日本の輸出シェアを食ってくる…。この国はどこまでお人よしに出来ているのだろうか…。

 株式レポート直近号の銘柄、本日は3銘柄が高値を更新。好調に推移しています。近々、継続追跡する銘柄を掲載しますので、購読者様はお待ちください。

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金融のM&Aがらみで高値更新も、テクニカルな過熱感から上げ幅を圧縮
 おはようございます。

 昨日の米国株は、欧州で通貨不安が再燃、ドルが強含むなか、資源株が売られるなどし続落してスタートしました。その後、有力アナリストが大手銀行シティの株価が割安になっている…と発言したことや、英銀バークレイズが米国で金融機関の大型買収を計画している、と伝えられたことから金融株を中心に上昇に転じ、一時、ニューヨークダウは戻り高値を更新し、1万600ドル台に乗せる場面もありました。ただ、引けにかけては高値警戒感も手伝い上げ幅を圧縮。結局、ニューヨークダウとS&P500は小幅反発、NASDAQ総合指数は4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億株増加し11億2300万株。騰落状況は値上がり1735、値下がり1314と、買い優勢の展開が続いています。

 この日は、重要な経済指標がないなか、個別の材料株が全体をリードする展開。2月の月間搭乗率が上昇したことを受け、ユナイテッド航空やアメリカン航空が買われたほか、モルガンスタンレーが鉄道株の将来性を評価。強気の見方を示したことからユニオンパシフィックやCSXなど鉄道関連株が賑いました。また、通信機器大手シスコシステムズが超高速大容量ルーターを発表。株価はこれまで期待感で買われてきたため、材料出尽くしで横ばいとなりましたが、他のハイテク株買いに波及。アップルが過去最高値を更新するなどし、NASDAQ総合指数の戻り高値更新に貢献しています。一方、冴えない見通しを発表したテキサスインスツルメントが下落、食品。生活必需品関連などディフェンシブ系が売られています。

 昨日の米国株は「往って来い」の状態になったものの、主力3指数とも高値を切り上げています。ニューヨークダウは昨日高値1万612ドルをつけた後急速に伸び悩みましたが、これは1月15日につけた1万609ドルの罫線的な節値に到達したことにより目標達成感が出たためと思われます。昨日は50ドル近い上影を残しており上値圧迫が気になるところです。また、25日株価移動平均線とのかい離率が3%近くに達し、目先的な警戒信号が出ていることも投資家を慎重にさせているようです。ただ、下値については、昨日も書きましたように、最近の高値を結んだ強力な下値支持線があり下値も固くなっています。当面、時価付近でもみ合いながら25日線の上昇を待ち、新たな展開を探るというところでしょうか。投資家は、高値を買いあがる材料の出現待ち…というところですが、だんだん、辛抱しきれず見切り発車する人が増えてくるのではないかと思われます。

9日の米国株
ニューヨークダウ 1万564ドル38セント +11ドル86セント (0.11%)

NASDAQ総合指数  2340.68ポイント +8.47ポイント (0.36%)

S&P500  1140.44ポイント  +1.94ポイント  (0.17%)


CME日経平均先物 (ドル建て)  1万590円 +30円

          (円建て)    1万585円 +25円 

WTI原油  81.45ドル  -0.42ドル

GOLD  1122.00ドル  -1.60ドル


 米国株は小反発。CME日経平均先物は小幅上昇して帰ってきました。欧州でギリシャの債務削減策の実効性に疑問がもたれているほか、ポルトガル国債の格下げ懸念が出る一方、投機筋抑制への首脳の発言が続き為替も複雑な動きを示しています。円相場は、輸出企業の円買いが増加し、主要通貨に対し強含でおり、現在も90円をはさみ神経質な動きを繰り返しています。昨日は、先物筋も下値の固さから仕掛けてきな動きは弱まりましたが、本日は、SQをあさって寄り付きに控え、先物筋やオプション筋が強気筋、弱気筋のポジションが集まる1万500円を中心に攻防を繰り広げることになりそうです。為替、GLOBEX米国株先物の動きを見ながら、先物筋の動きが強まりそう。

 今日も各論優位の展開。指数銘柄を避け、超低位株や中小型材料株が日替わりメニュー的に買われる展開が予想されます。指数的には大きな動きはできないんではないでしょうか。米国株と比べ、外部要因意外に手がかりがない日本株は分かりにくくなってきましたね。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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