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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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円安を好感し上伸…内需系の株も上昇しており、かさ上げ相場入りも意識
 週末が近づき、何かと気ぜわしい毎日が続いています。今日は、礼装用のネクタイと靴を買いに出かけました。今のところ、相場の方も見通しどおりに進んでいますので良いのですが、沖縄に行っている間に波乱したらどうしょう…なんて、あらぬことも考えてしまいます。…ということで、来週、月曜日と火曜日午前の書き込みはお休みさせていただきますので、よろしく。土曜日の朝は早起きしてナントカ書けたら…と思っています。

 さて、11日の日経平均株価は101円03銭高の1万664円95銭、TOPIXは7.94ポイント高の930.38と、ともに反発して終わりました。出来高概算は18億2879万株、売買代金は1兆1548億円と、ともに前日から増加したものの、薄商いが続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは103、RSIは69、25日線かい離はプラス4.2%でした。25日線かい離率は、次の加熱ゾーンである7%を目指しているのでしょうか。指数的には佳境に入りそうな感じになっています。今日の終値での25日線は1万235円で、上昇が持続中。

 米国株が続伸したことや、CME日経平均先物が高く終わったこと、為替が90円台半ばで円安気味に推移したことを手がかりに、買い先行でスタート。米国で銀行株が買われた流れを受け、邦銀株にも海外投資家の買いが入り、TOPIXを押し上げました。また、円安や資源高を受け、海運株や主力輸出株などが広範に買われ、年初来高値を更新した銘柄数は60に達し、今年最多になっています。途中、中国の消費者物価の上昇率が市場予想を上回る2.7%になったことから、利上げ懸念が台頭。円が一時強含むと、上げ幅を圧縮する場面もありました。引けにかけては明日のSQの清算値を意識した仕掛け的な先物買いが入り、日経平均は高値引けしています。一方で、原料鉄鉱石の値上げが伝えられた鉄鋼株など、全33業種中4業種が売られていました。

 今日の日本株は終日プラス圏で推移。海外投資家の断続的な買いが入り、裁定解消売りや決算対策売りを吸収。実需の買いで下値が固いことから、先物筋も仕掛けてきな売り崩しの動きも出来ず、先物の終日商いも3万6456枚にとどまっていました。日経平均の日足は、一目均衡表の雲を抜けたところでもんでいましたが、ボリンジャーバンドのプラス2標準偏差のラインが上向きに転じ、株価がこのラインに沿って上昇を始めたことを好感。持合を放れてきました。今のところ、25日線とのかい離率を除いては警戒すべきサインはありませんので、目先的には、ボリンジャーバンドのプラス2のラインい沿いながらじり高する…という、イメージになるのでしょうか。

 ただ、日本株の場合、自律性を欠き、海外要因次第では方向感を見失う浮き草みたいな市場になっており、内外の投資家をひきつけるインパクトのある材料がほしいところです。その意味では、来週、16日、17日に開催される日銀政策決定会合が注目されますが、先週あれだけのアドバルーンを上げたんですから、何らかのコメントを発表するなどファイティングポーズを示してもらいたいものです。シカゴIMM通貨市場には、まだ円買いポジションが積み上がったままですから、日銀の政策変更がフェイクだった…などとなると、ちょっと怖いことにもなりかねません。今日発表された中国の2月の消費者物価指数は市場予想の2.3%上昇を上回る2.7%のアップ。不動産価格の上昇も止まりませんから、市場が気にするように、14日の全人代終了後に利上げ…なんてこともあるかもしれません。日曜日に利上げなんてことになったら、最初に開くのは日本市場。円高の洗礼を浴び、市場はかなり荒れることもあるかもしれません。可能性としては低いものと思いますが、明日は後場からリスク回避の先物の売りが入り、軟調に終わる可能性もありそうですね。

 夜間取引のGLOBEX米国株先物でも、ダウは軟調に推移していますが、やはり、中国の利上げを気にしているように思われます。今のところ、円相場は90円台半ばで安定推移しており、為替市場には動きは出ていないようですが
、今晩の米国株次第では、明日はヘッジの動きが強まることは考慮しておいたほうがよさそうです。9日の書き込みで、当面の日経平均の目標として、インナーラインを上げましたが、株価はこのラインに近づいてきました。多くの人に認知されたラインではありませんので、どれほどの抵抗力があるか分かりませんが、一旦は警戒する必要がありそうです。

 今日の相場を見ても、円安を意識した輸出関連が買われる一方、値上がり上位には不動産や建設、その他金融など内需系企業が占めています。いずれも日銀の追加的な金融緩和でメリットを受ける業種であるほか、輸出系企業に比べ株価的にも出遅れ感が目立つグループでもあります。ついつい、派手なハイテク株に目が移りがちですが、大手のゼネコンなど建設の場合、徹底した選別受注の結果、利益率は好転しており、第三四半期経常利益の通期見通しに対する進捗率は、大成建設の87%、鹿島の116%など、業績面で増額修正余地を残したものも多くあります。昨日も書きましたように、下値不安が薄らげば、全般的なかさ上げ相場に移るのは自然の流れ…。市場には、持ち合い解消や資産圧縮の売りから法外な安値になっているものも多く、今後は「割安感の是正」というのもテーマになるかもしれません。中小型株の中には、需給を無視した売りで法外な安値になっているものもあります。PBRの見直しなどファンダメンタルに立ち戻った銘柄選別を…。

 土曜日から沖縄に行きますので、これから前倒しで株式レポートを作らねばなりません。今日はこれくらいで…。
 

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NASDAQ総合指数の独歩高が目立ってきた
 おはようございます。久しぶりに陽光が差し、爽快な朝でした。

 昨日の米国株は、1月の卸売り在庫が予想を下回ったほか、同売上高が予想を上回ったことから、企業の生産活動が順調に拡大しているとし、買いが先行。続伸してスタートしました。その後は上値を買いあがる材料のないまま、個別の材料を手がかりに上げ幅を拡大。一時、ニューヨークダウは1万600ドル台を回復する場面もありました。ただ、2月の中国の輸出が前年同月比46%増になったことが伝わると、中国の利上げ懸念が強まり下げ幅を圧縮。一時前日比で40ドル近く下落する場面がありましたが、中国の景気好調を受けた資源価格の上昇を受け、資源・エネルギー株が上昇したことなどから引けにかけ上昇。結局、主力3指数は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1985万株増の11億4250万株。騰落状況は、値上がり2046、値下がり985とこの日も買いが上回りました。

 この日は、指数によってまちまちの動きになりました。ダウ採用銘柄では、金融株やハイテク株、ボーイング、GEなど輸出株が堅調に推移したものの、ファイザーやウォルマート、マクドナルド、プロクター&ギャンブルなどディフェンシブ銘柄や消費関連が売られて相殺。ニューヨークダウはほぼ横ばいの動きにとどまりました。一方、アリコ売却で財務の改善が期待できるとしてAIGが買われたほか、政府が持ち株を売却するのでは、と伝えられたシティが引き続き買われるなど、政府が株式を所有する金融株の上げが目立ったほか、前日に続き、英バークレイズによる米銀買収の思惑から銀行株全般が強含んだS&P500が、ニューヨークダウの上げ幅を大きく上回りました。さらに、それを上回ったのがNASDAQ総合指数。グーグルの抱える中国撤退問題に近々結論が出るのでは…として、買われたほか、インテル、TI、アマゾンドットコムなどハイテク株が軒並み買われ、指数は5日続伸しほぼ高値引けしています。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は2%を超える上げとなり、市場は中小型成長株指向を鮮明にしています。

 ギリシャ問題の懸念が緩和されたことで、投資家のリスク指向が復活。中国をはじめとする新興国の景気好調を受け、原油をはじめとする資源価格が上昇。米国株も上げ足を早めています。ただ、日本と同様に景気の2番底懸念は根強く、模様眺めを決め込む投資家も多く、市場に流入する資金は限定的なものになっています。昨年までの過剰流動性を背景とした商いをともなう「金融相場」から、企業業績や景気を買う「業績相場」へと移行していることを思わせます。企業の資金需要の増加などから市場への流入資金が減少する中、好業績ものや成長性の高いものに資金が集中。全体の出来高の増加をともなわないのも、この相場の特徴になっています。このことについては、以前から書いてきて、成長性の高い企業で構成されるNASDAQ総合指数が米国株の指標になる…としてきましたが、昨年後半からの3指数の動きには明確に差が生じてきました。日本でも、新興市場や中小型成長株が右肩上がりになっているのに比べ、大型株の低迷が目立つのも、同じような理由によるものと思われます。ただ、過去、NASDAQ指数と日経平均のシンクロ度は高くなっていますので、米国株市場の流れは日本株についても物色対象の面で同様な流れを呼び起こしてくるのではないでしょうか。

10日の米国株
ニューヨークダウ 1万567ドル33セント  +2ドル95セント (0.03%)

NASDAQ総合指数  2358.95ポイント  +18.27ポイント (0.78%)

S&P500  1145.61ポイント +5.17ポイント (0.45%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万620円 +100円

          (円建て)  1万560円 +40円

米国10年もの国債金利 3.7200%  +0.19%

WTI原油  82.07ドル +0.67ドル  ←一時、83ドル台乗せ

GOLD  1122.00  変わらず


 米国株はNASDAQを中心に続伸。CME日経平均先物も、小幅高で帰ってきました。リスク指向の高まりから、円、ドルが売られ、高金利通貨やユーロを買いなおす動きが強まりましたが、昨日は対ドルでも円相場は軟化。現在は、1ドル90円50銭をはさんだ円安の取引になっており、相場環境としてはやや強い「順風」が吹くといった感じでしょうか。資源価格の上昇を受け、商社・資源株が注目されるほか、中国の輸出急増や円安を受け海運株も注目されます。また、米国SOXX指数の上昇を受け、ハイテク株の見直しがあるほか、将来の設備投資増を思惑して工作機械株の一段高も期待されます。ただ、指数的には明日SQを控えていますので、大きな動きは期待できないのではないでしょうか。引き続き、超低位株の循環物色と中小型材料株の流れが続く…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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