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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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為替市場での仕掛けが怖くて、手が出せない…
 週末19日の日経平均株価は、80円69銭高の1万824円72銭、TOPIXは8.14ポイント高の948.93ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高概算は17億5200万株、売買代金は1兆1830億円と、3連休控えで見送り気分の強い展開でした。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは127、RSIは77、25日線かい離は4%でした。今日現在の25日線は1万407円に上昇しています。

★円高への不安がぬぐいきれず見送り強まる
 米国株は上昇、円相場は90円台で安定的な動き、CME日経平均先物は小幅高と、相場環境的には追い風になりましたが、堅調な景気指標が後押しする米国株と異なり、日本株は手がかり材料難の動きが続き、なかなか上値を買いあがることが出来ません。三連休控えであることも買い手控え気分を強めさせたようですが、日経平均の終日値幅はわずか51円…。完全にこう着状態に陥っています。アジア株は全般に小じっかりだったものの、GLOBEX米国株先物が小安く推移。円相場は90円台半ばへと、円安気味に推移しましたが、連休中にユーロ売りを仕掛けられたら…という不安から、高値を買うこともできない…という状態でした。やはり、昨日、対スイスフランでユーロ売りを仕掛け、反動で円高になったことがトラウマで影響しているようですね。昨晩も、FRBが公定歩合の引き上げに踏み切る…など、いろんな噂が為替市場で流され、ユーロ売りを誘うような投機的な動きが続いています。

★投機筋のユーロ売りポジションの処理をめぐり、ためにする噂が増加
 シカゴIMM通貨先物市場では、対ドルでのユーロ売りポジションは10万7000枚を超え、買いポジションを差し引いても7万4550枚も売り越しになっています。一方、欧州では今回のユーロ下落に際し、ヘッジファンド規制や金融取引への課税など規制を強化しようという動きが強まっており、投機筋としても持ち高を減らしたいと考えているはず。そのため、色んな噂を流して、ユーロ売りを誘っているものと思われます。ただ、対ドルでの円は、差し引き2万6200枚を超える買い越しになっており、ユーロに売り仕掛けが入ると、円高になりやすくなっていることも市場の懸念材料になっています。いまだに日本株が1月高値を抜けきれないのは、円高懸念が大きいと思われます。折角、日銀が自らの節を曲げ、追加的な緩和をやっても、政府の方からなんらのアクションも無かったため、市場のほうでは「日銀の緩和もこれで終わり…」と受け止められてしまったようです。休み中に仕掛けが入ってはたまらない…として、輸出関連株を売った投資家もあった、といいます。

★政局不安も増幅
 円高懸念だけなら良いのですが、ここに来て、民主党内もごたごたしてきました。小沢幹事長批判を強めた生方副幹事長を解任へ追い込む動きが強まり、内紛が表面化してきました。幹部クラスも今回の措置に憤りを表明しており、対立が深刻化する恐れも出てきました。どうやら、小沢幹事長取り巻きのチャ坊主どもが、機嫌取りでやったことのようで、幹事長は関知していないようですが、なにやら独裁国家のような様相を呈して来た感じがします。いま、放送中の龍馬伝で土佐勤皇党がトップの武市半平太の思惑に反し、周辺が暴走して悲劇の渕に突っ込んでいったような状態になりかかっているんではないでしょうか。絶対多数をとっていますので、政権を投げ出すようなことはないと思いますが、問題が山積しているときだけに、注意しておく必要がありそうですね。

 また、ここにきて、昨日発表された公示地価で、商業地を中心に下落が加速。2年連続して地価が下がってきました。下落幅が縮小している…など慰めてきな解説がありますが、今後、海外投資家に煽られて不動産ファンドを組成。証券化などレバレッジを効かせて、高値で不動産を買いこんだ連中のお仕置きも始まってきます。投売りするような事態になれば、また、下落に拍車をかけることになりますが、懸念されるのは、資産価格の下落が逆資産効果を生み、デフレを促進する可能性があることです。折角、外需の回復を受け、景気が底打ちし始めたのに、デフレの進行で、景気回復が帳消しになる可能性もあります。それだけ、今の外需リードの景気回復を大事にしなければいけないのに、4~5円の為替変動で企業の儲けを吹き飛ばしてしまう為替動向に対して、政府は無関心…。景気対策はおきっぱなしにして、パフォーマンスの業務仕分けに地道を上げている…。

 そんなことをする暇があったら、株式市場を活性化して株価を上げれば資産効果から経済が活性化するのは、小泉政権で証明済み…。答えがあるのにそれをせずに、むしろキャピタルゲイン課税を強化しようなど、とんでもないことを言う民主党政権…。いまだに、株価が出遅れているのも当然のような気がします。

★政治は頼れない、として、成長シーズを持つ企業を地道に発掘することしかない
 まあ、いくらグチってみたって、絶対多数を占めている以上、どこかで折り合いをつけて手打ちをし、政権に居座り続けるんでしょう。結局、政策に期待できない以上、自助努力を重ね成長を維持している企業や海外の成長を取りこんでいく企業を買うしかないんでしょう。今日、戸田工業が米国に電気自動車用電池素材の工場建設を発表し買われていましたが、米国のEV車普及やWEB2.0など新分野の成長をにらみ米国に進出する素材メーカーが増えてくるものと思われます。大量生産・大量消費という成長パターンは、労働コストの安い新興国相手ではもう無理、というもの。中国でさえ、労働コストの上昇で労働集約的な産業は立ち行かなくなってきました。結局、付加価値を追求できる企業しか生き残っていけないようナ気がします。いまだに、大量生産に依存しないと利益を上げられない企業は結局安売り競争に巻きまれただの会社になっていくことになるんでしょう。それは、日本やドイツとの安売り競争に負けた米国の企業が証明しています。

 現在は、下値不安が薄らぎ、割安感を是正する「かさ上げ」相場が始まっていますが、最後は「成長性」が投資成果の鍵を握ってきます。先端分野に地道に取り組んでいる企業を、じっくり仕込んでいくところでしょう。まだまだ日本の企業は捨てたものではありませんよ。
 
 株価の解説などは、連休中にも書こうと思っています。

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米国株は高安まちまち…為替市場で投機筋の動きが活発化。規制強化を嫌気しポジションはずしか?
 おはようございます。

 ギリシャのソブリンリスク問題が再燃し欧州株が軟化したものの、昨日の米国株は、2月の消費者物価指数(CPI)が前月比横ばいとなったことや、フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数(3月)が前月比で増加するなど、インフレがコントロールされている中で景気が順調に拡大している事を好感。小幅続伸して始まりました。新規失業保険申請件数が予想に届か無かったことや、為替市場でFRBの公定歩合引き上げ観測が流れたことで、上げ幅を圧縮する場面もありましたが、引けにかけ医療保険制度改革法案の採決可能性が高まり、ヘルスケア関連が買われたことなどから引けにかけ値を戻しました。ただ、個別の企業に好悪材料がでた影響を受け、指数間の動きはまちまちで終わっています。結局、ニューヨークダウは8連騰、NASDAQ総合指数は小幅続伸、S&P500は金融株が売られた影響で反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比9700万株減の9億2336万株と再び10億株割れ。SQを控え見送り気分が強まっています。騰落状況は、値上がり1281、値下がり1737と久しぶりに値下がり数が上回りました。

 この日発表されたCPI(2月)は前月比横ばい。振れの大きい食品・エネルギーを除いたコア指数は+0.1%。ほぼ市場予想(+0.1%)どおりの結果になりました。前年同月比は、総合指数が+2.1%。コア指数は+1.3%でした。失業率の高さが物価上昇を抑制しているほか、エネルギー価格が下落(-0.5%)したころが、物価の安定につながったようです。また、同日発表のフィラデルフィア製造業業況指数(3月)は、18.9。前月の17.6から上昇するとともに、市場予想の18.0も上回りました。従業員指数が8.4ポイントに上昇、労働時間が7.6に改善するなど雇用関係の指数は改善したものの、新規受注が22.7から9.3、出荷が19.7から13.6に低下するなど、心配な項目もありました。

 同日発表の新規失業保険申請件数(~13日)は、45万7000件。前週から5000件減少したものの、市場予想の45万5000件をわずかに上回りました。トレンドを見る4週移動平均は47万1250件。前週から4250件減少したものの、受給者総数(~6日)は457万9000件となり、前週から1万2000件増加。市場予想の454万件も上回っています。

 この日は、為替市場でギリシャ問題やFRBによる公定歩合引き上げ観測など噂が乱れ飛び、波乱の動きとなりました。ギリシャ問題の再燃を嫌気して金融株が売られる一方、前日買われた不動産株も下落。S&P500の下落につながりました。また、このところ、ハイテク株を中心に堅調を持続してきたNASDAQ総合指数についても、この日、リサーチ会社が半導体大手AMDの売り推奨をしたことから、インテルなど半導体関連が連れ安。続伸したものの上げ幅は小幅にとどまりました。一方、リサーチ会社が「新型旅客機787の生産計画が順調に進んでいる…」とレポートしたボーイングが上昇するなど採用銘柄の上昇が目立ったニューヨークダウが高値圏で終わるなど、採用銘柄の動きが指数間の格差を生んだようです。ただ、運輸大手フェデックスが市場予想を上回る行政を発表。上昇するなど運輸株が上げたように、荷動きの活発化は米国経済の底堅さを示しているようです。

 ニューヨークダウは、小幅な値上がりを重ねながらじり高傾向をたどっています。日足サイコロは10勝2敗と過熱感はあるものの、堅調な景気指標と好調な企業決算が支えとなり、じょじよに弱気を駆逐している感じがします。当面、昨年3月安値を基点にする右肩上がりの上昇バンドの上限を目指す展開に入っていると思われます。次の急所は一昨年7月安値の1万1000ドル付近となりますが、一旦は、今年1月高値の頭を叩きに行く動きがないと上にはいけないものと思われます。1万1000ドルを達成してからになるのか、その前になるのかは判断が難しいのですが、SQ通過後に弱気筋がどう動いてくるかが焦点になりそうです。

 18日の米国株
 ニューヨークダウ 1万779ドル17セント +45ドル50セント(0.42%)

 NASDAQ総合指数  2391.28ポイント +2.19ポイント (0.09%)

 S&P500  1165.82ポイント -0.39ポイント (0.03%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万795円 +105円

           (円建て)  1万725円  +35円

 米国10年もの国債金利 3.6720% +0.3000%

 WTI原油 82.20ドル -0.73ドル

 GOLD 1127.40ドル +3.40ドル
 

 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は海外で円が90円台に戻った事を好感。小幅高で帰ってきました。円相場は国内に入り90円台40銭台の取引となり、相場環境としては「順」ですが、3連休控えに加え、今晩米国でSQを控えていることから、見送り気分の強い展開になりそうです。安定状態を取り戻した、と思われていたギリシャ債務問題が首相の強気の発言からさまざまな憶測を生み、投機筋が付け入っており、当面、為替の動きが焦点になりそうです。投機筋のユーロ売りポジションは法外な規模に膨らんでおり、このポジションの解消が注目点になっています。ただ、ドル・円がこう着状態に入っていることから、スイスフランやポンドなどドル以外の通貨を使ったユーロ売り仕掛けに動いており、昨日のように突発的に円が上昇する可能性もあります。今日も、為替市場を見ながらの先物リードの展開になりそうですが、個人投資家を中心に、益々、指数売買を敬遠する動きが強まり、新興市場や超低位株、中小型材料株を買う動きが強まりそうです。今日も為替次第の展開…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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