FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



円安に加え、ソブリンリスクが解消…日本株も新局面へ
 26日週末の日経平均株価は、167円52銭高の1万996円37銭、TOPIXは14.59ポイント高の966.72と、ともに3日続伸して終わりました。円安を好感した買いや、配当取りを狙った買いが入ったことから、出来高は21億5094万株、売買代金は1兆4889億円と、ともに増加しています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは132、RSIは80、25日線かい離は4.6%と、指数的にはさらに過熱感を強めて終わっています。今日の終値での25日株価移動平均線は1万516円と、上昇基調を維持しています。
 今週の上げで日経平均週足は7週連続で前の週を上回っています。日経平均週足のサイコロは9勝3敗と依然警戒ゾーンにありますが、あと2週上げても9勝3敗のまま…。昨日の段階での週足RSIは64で、過熱感は出ておらず、中期的な強き方針に変更はありません。

★遅ればせながら高値を更新してきた日本株
 さて、世界の株価が、次々と、1月中旬の高値を更新していくなか、出遅れていた日経平均がやっと1万1000円の大台をつけ、新値を更新してきました。前場中は高いながら頭の重い展開が続いていましたが、EU首脳会議でギリシャ救済策で一応の合意を見たことや、ドバイ政府が基金を通して、ドバイワールドや同社の不動産運営会社ナキールを救済することが決まり、新興国のソブリンリスクが後退したことを好感。後場から上げ足を速め一気に新値を更新して終わっています。円安関連だけでなく、電力株や食品株など内需系も含め、全業種が買われる展開で、配当取りや4月相場を先取りした出遅れ株買いが後半に入ったことを感じさせます。
 
 ただ、米国の債券下落を受け、日本の債券も売られると見た投機筋が、寄り対きから「債券先物売り・株先物買い」の裁定ポジションを組んだことが、現物株との裁定取引を誘い上げ幅を拡大したという側面もあるようです。また、今日の朝も、取り組み銘柄に注目…としましたが、このところ円安を背景に上昇してきたキャノンや京セラ、オムロンなど輸出企業にはまとまった売り残が乗っており、期末を控え、貸し株返済のための買戻しが入っていた、という需給要因からの買いがあったことも注意が必要です。
 
★来週以降も為替がカギ…日経平均は上値抵抗線を抜く
 来週以降の相場では、やはり、円相場がポイントになりそうですが、今週、円安の要因になった日米の金利差拡大が来週も続くかどうかがカギ…。このところ、米国の財政資金調達が不調に終わるケースが多く、応札を増やすかのように入札時期になるとドルが上昇する傾向があります。今回のドル上昇も、国債入札の不調による金利上昇から始まっており、入札というイベントが終わったあと、金利がどうなるかが注目されます。為替相場については、株式レポートでもこのブログでも、昨年4月の100円から昨年11月の84円まで続いた円高の流れが、今年1月のトレンド転換を起こし円安方向に動き出した…書いておきました。その後、90円をはさんだ展開から何度か投機筋の円買い仕掛けがありましたが、結局、ドルを売り崩すことが出来ないまま週足は三角持合を形成。今回日米金利差の拡大を機に、一気に円安方向へと動いてきました。また、この3年間円安の頭を押さえてきた上値抵抗線も、今週上回っており、チャート面からはしばらく円安が続くパターンになっています。それだけに、米国の金利動向が注目されることになります。

 昨日も日経平均の上値抵抗線になりかかってるインナートレンドラインを一点突破するような動きが必要…としましたが、中味に問題があるとしても、今日それを週の引け値ベースで上抜いてきたことは大きな意味があります。来週、このライン上で値固めできれば、昨日載せたチャートに示した上昇バンドの上限を狙う動きが出てくると思いますが果たしてどうなるか…。これも来週の焦点になります。

★日経平均に先行して高値を更新していた全単純平均…本質は「かさ上げ」か?
 さて、騰落レシオは130台に上昇、米国も140に接近。ともに警戒感を引きずりながらの上げになっています。弱気が多いことがこの上昇相場の寿命を長くしていますが、騰落レシオの過去の例を見ると03年4月の底値からの出直り局面の翌04年3月に147まで上昇しています。一方、今日やっと日経平均は高値を更新しましたが、すでに全単純平均は24日に258.7円をつけ、1月15日につけた256.88円を上回り新値を更新しています。ここまで、主力株に先行して、全体的な割安感を是正するかさ上げ相場が続いていたということでもあります。恐らく、この流れは今後も続くものと思われ、物色範囲の広がりとともに、騰落レシオも記録的な水準に上昇していくのかもしれません。円安関連とともに「かさ上げ相場」への備えも忘れないようにすることが大事でしょう。

 4月は、5日の「清明」から九紫火星月に入ります。物事の最高の状態を差し、大きな変化がおきやすい月でもあります。技術の最高の状態を表すハイテク株が注目されまが、連休前後から業績発表期に差し掛かりますの、一旦は、持ち高を減らすことも必要になるかも知れません。そのあたりから、今一生懸命に言っている「高進捗率」銘柄への種まきの成果が出てくる…はず。休み中に、もう一度チェックをしてみては如何…?

 ※今週から、株式レポートの購読者の募集を始めております。すでに7名の方から、問い合わせがあり、入会された方も5名になりました。既存会員との申し合わせにより、新規募集は150人までとしております。関心がおありの方は、右メールフォームか、メールを通じ、お問い合わせください。今後の入会者の状況を見て、新たな会員向けブログの計画もしています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



EUの不協和音と金利上昇懸念が市場を圧迫し振り出しに…
 おはようございます。
 
 昨日の米国株は、新規失業保険申請件数の減少やFRB議長が議会で実質ゼロ金利維持の証言を行ったことなどを手がかりに急反発してスタートしました。懸念されていたギリシャ救済問題で、独仏が「IMFとEU加盟国による協調救済」で合意した、と伝えられたことも市場に安心感を呼び買い気が増幅。ニューヨークダウは一時120ドル近く上昇1万1000ドルに接近する局面もありました。ただ、この日行われた7年債入札の結果が思わしくなく、財政資金調達への懸念が増幅。長期金利が3.9%台に跳ね上がったことや、EUとIMFの協調融資で合意を見ると思われていたギリシャ救済方式にトリシェECB(欧州中央銀行)総裁が異論を唱えたことから、急速に上げ幅を圧縮。結局、ニューヨークダウは小幅に反発して終わったものの、NASDAQ総合指数とS&P500は小幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億834万株増の11億5288万株と増加。騰落状況は、値上がり1256、値下がり1779と、このところ値下がり数が上回る日が続いています。

 この日発表の新規失業保険週間申請件数(~20日)は、44万2000件。前週の45万5000件から1万3000件の減少。市場予想の45万件も下回りました。また、トレンドを見る4週移動平均は前週比1万1000件減の45万2750件と3週連続して減少。受給者総数(~13日)も前週比5万4000件減の465万件になっています。景気の回復から雇用状況も順調に改善されています。

 昨晩から開催されたEU首脳会議を前に主要加盟国である独仏が会談。「ギリシャからの支援要請があった場合、EU加盟国が出資比率に応じて、IMFと協調して支援する案」で合意を見た…と伝えられ、他の加盟国もこれを支持しているとし、一時、市場は安心感を取り戻しました。ただ、あくまで域内での解決を目指すトリシェECB総裁は、「救済に外部機関を加えるべきでは無い…」とし、異論を唱えたことから、再び市場は波乱しています。また、この日の米国市場を圧迫したのは7年債入札の不調。日本が年度末を控えるなど、投資家が動きづらいことから、入札倍率は前回実施(2月)の2.98倍を下回る2.61倍に低下。応札者の減少から落札金利も上昇。2年債、5年債、7年債といずれの入札も不調になったことから、財政資金調達への懸念が増幅。長期金利は、3.9%台に上昇。リーマンショック後の最高金利である昨年6月の3.936%に接近し、急速に金利上昇懸念が高まってきました。

 昨日のニューヨークダウは1万1000ドルの大台に接近したものの、金利上昇懸念とギリシャ救済問題に関するEUの不協和音を嫌気し急反落して終わっています。ただ、ニューヨークダウがサイコロジカルラインやRSI、25日線かい離からみて、過熱感があることは指摘してきましたが、同時に、日本と同様に、上昇バンド内にあるインナートレンドラインが上値抵抗線として株価を圧迫する可能性があることも書いてきました。昨日はこのラインに急接近しており、テクニカル面でも弱気に転換しやすいポイントに来ていた点は否めません。
 ギリシャ問題については、ギリシャはあくまでも市場からの資金調達にこだわり、独仏はIMFとの協調救済、ECBは域内自力救済と意見が分かれていますが、問題解決へむけて前進していることは間違いの無いところ…。最後は、面子にこだわるECBと負担を軽減したい独仏との調整ということになるんでしょう。ECBは、金融危機時に緊急避難的に引き下げていた適格担保の要件を、本来は元に戻す予定でしたが、これを延期。ギリシャなど問題国への融資の道を開くことを決めています。いずれ、何らかの解決を見るものと思われます。

 当面の問題はやはり、株価と逆相関で動く金利の動向。入札不振という一時的な要因で、再び下落に向かうのか、それとも景気動向も含めて一段の上昇に向かうのか…当面は、金利の動きが鍵を握ってきそうです。今晩の債券市場の動きがポイントになりそうです。下値については、以前から指摘している、1月19日高値付近…。

25日の米国株
ニューヨークダウ 1万841ドル21セント +5.06ドル (0.05%)

NASDAQ総合指数 2397.41ポイント -1.35ポイント (0.06%)

S&P500 1165.73ポイント -1.99ポイント (0.17%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万685円 +95円

          (円建て)  1万825円 +55円

米国10年もの国債金利  3.9010% +0.7200%

WTI原油  80.53ドル -0.08ドル


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は大証先物終値を上回り帰ってきました。為替相場は前日に続きドルの独歩高が続いているほか、対円でも金利差の拡大から円安が進行。国内では92円50銭台の取引になっています。昨日に続き、主力輸出株優位の展開が続きそうですが、EU首脳会議の結末を見たいということや週末控えであることから、見送り気分の強い展開になりそうです。また、EU首脳会議の結論次第では為替が変動する可能性があり、ポジションの手仕舞いやヘッジの動きから為替が予想外にぶれる可能性もあり、今日は為替の動きが焦点になりそうです。権利付き最終売買日でもあることから、配当取りなどの動きも予想されますが、重要イベントや為替変動の可能性が大きいことから、週明けの相場を懸念。配当つきのまま売却する動きも強まるかもしれません。当面、信用好取り組み銘柄のほか、引き続き「超低位株」や割安株のかさ上げ相場が続きそうです。ただ、週明けの相場変動リスクを考えると、業績指向を強めた銘柄選定が必要かと思われえます。まあ、焦らなくても、4月相場は5月の連休のレジャー資金ぐらいは稼がせてくれるような気がするんですが…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ