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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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先高期待で、権利配当落ち埋め寸前まで値戻し…米国中心の歯車が回りだした
 週明け29日の日経平均株価は、9円90銭安の1万986円47銭、TOPIXは0.59ポイント安の966.13と、ともに小反落して終わりました。出来高は19億8089万株、売買代金は1兆2689億円と、週明けの手がかり材料難も手伝い、薄商いに戻ってしまいました。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは139.5、RSIは74、25日線かい離は4.1%でした。今日の終値での25日線は1万550円と、上昇が続いています。
 今日は配当落ち銘柄が多いので、値下がり銘柄が多くなっていますが、配当を考慮すると値上がりしているものが多く、実際の騰落レシオの数字は、もっと高いものになるかもしれませんね。騰落レシオの数字は140に接近していますが、過去の数字を拾ってみると、06年8月に141、04年3月に147、97年5月に155という高い数字をつけましたが、97年はその後日経平均は下落に転じ、04年のケースではやや遅れて小天井を形成、その後は持ち合い相場に…、06年8月のケースでは、その後上昇を続け翌年5月ごろまで上昇しています。まあ、必ずこうなる…というセオリーはないわけで、相場環境や需給関係によって騰落レシオが低下しながら(買われる銘柄が絞り込まれながら)指数は上昇するケースもでてくることになります。まあ、売るための材料を探している人にとっては、過去のピークに近い騰落レシオの数字は神社のお守り札みたいなものですね。

 さて、今日は3月決算ものの権利配当落ち日…。概算で72円落ちるといわれていましたので、今日の日経平均は実質的に60円以上高い計算になり、結構、強い基調で終わった…ということでしょうか。週末の米国株は高安まちまちになったものの、新年度相場への期待感から個人投資家が低位材料株を買ったことや、先週に続き、債券が売られた地合を受け、投機筋が「債券先物売り・株先物買い」のL・S取引を実行。これが現物株との裁定買いを誘い、引けにかけ上昇。ほぼ権利・配当落ち分を埋めきるところまで戻して終わりました。また、中国市場やGLOBEX米国株先物が高かったことも戻りを支援しました。

★仕手株は注目テーマや業種の好転を象徴する…
 まあ、月末を控えて機関投資家が動けないということで、値上がり上位には出遅れ低位株がオンパレードで並んでいます。なかでも、約半数を低位機械株が占めていますが、いまや取り組仕手株に成長したツガミ効果とでも言って良いんでしょうか。このコーナーでも何度か、世界の景気が曲がり角を迎えるのなら世界の景気敏感株の出番になる…それも景気の最終段階で受注が伸びる機械株が面白い、と書いてきました。景気が2番底をとるなんて思ってもいませんが、自動車が回復し、家電販売は中国の農村部への普及、エコポイントで新製品投入競争が始まっている…。原油価格は1バレル80ドルを超えているだけでなく、今年の需給見通しも明るく、長い間メンテナンスが行われていなかった油井のメンテナンスが始まる…これは、もう工作機械しか無いでしょうと、今月最初のレポートで工作機械を取り上げましたが、アマダ、アイダ、牧野フライスとも十分な値上がりになりました。これまでの経験から行くと、何か特定の業種が注目されるときは、電気自動車でGSユアサが仕手化したように、その中から、仕手人気化するものが現れ、それとの比較感で周辺銘柄が上昇するものですが、今回の機械株相場も、もしかしたら、世界的な設備投資の復調を読み始めたのかもしれません。

★中国で始まった企業難民が繊維機械の需要につながる…?ジュウキの仕手化に注目
 また、同時に、津田駒やジュウキなど繊維機械の上昇が目立ってきました。特に、ジュウキの上げが目立ちますが、同社の信用取り組みを見ると買い残1569万株に対し、売りは1628万株と売り長になっています。以前から、中国沿海部の人件費の高騰や中国元の上昇で縫製業など労働集約産業は採算が合わなくなり、ベトナムやバングラデッシュなど低コストの労働力を求めて発展途上国に製造拠点を移す「企業難民」が増加しています。中国では、元の切り上げ圧力が一段と強まっていますから、今後も企業難民は増加。発展途上国での製造拠点建設から繊維機械の需要が増加する…なんて、勝手予測をレポートで書き、嘲笑されたものですが、株価の動きをみると、もしかしたら、実際に受注が増加する…なんてこともあるかもしれません。ジュウキの相場がどれほどの先見性を発揮するかちょっと注目してみたいと思います。

 それと、直近のレポートはこれまでの投資方針とガラッと変わった内容にしましたので、戸惑われた会員も多いかもしれません。造船や鉄鋼や重電などが並んでいますので、「何か間違えたんでは…」と思われるかも知れませんが、しっかりと相場観の変化を読んでおいてください。もしかしたら今週は、後から振り返って「あのときが…」というターニングポイントになるかも…なんて書いていますが、まんざらそうならないとも限りません。実際、機関投資家が動いていないにもかかわらず、大型株は高いですね~。

★安全資産が安全でなくなる日…
 さて、日米とも、騰落レシオは警戒ゾーン、おまけに上値抵抗線にぶち当たってきた(日本は微妙なところ)ということで、一点突破して上値を窺うには支援材料がほしいところ。中味に問題はあるにしても、ギリシャの債務問題は先延ばしされましたし、ドバイの債務問題も政府が乗り出し山場を越えてきました。新興国は利上げ問題を抱え、株価は高値波乱商状。不透明要因がとりあえず去ったなら、まず出遅れたところから…ということで、先進国の株価がしっかりに転じています。おまけに、ドルがしっかりしてきたものですから、ドル安の代替資産として買われた金などは冴えない動きになってきました。ここからの、注目点は、これまで安全資産と見られてきたものが、環境の変化から安全資産ではなくなってきた点です。これによって、物色対象にも新たな物が加わってきます。円だってこれまで安全資産として買われてきました…。どうなるんでしょうか。世界の歯車は、再び、米国を中心に回り始めたようナ気がするんですが…。これから発表される米国の景気指標への市場の反応が注目されます。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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