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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2010/03 | 04
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期末特有のドレッシング相場…?債券の動きをみるとそんなんじゃないような気がするんですが…
 30日火曜日の日経平均株価は、110円67銭高の11097円14銭、TOPIXは13.45ポイント高の979.58と、ともに反発して終わりました。低位大型株へと物色範囲が広がったこともあり、出来高は22億1689万株、売買代金は1兆5289億円と、ともにボリュームアップして終わっています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは137、RSIは78、25日線かい離は4.9%でした。今日の終値での25日線は1万578円で、力強い上昇が続いています。
 相変わらず、高値警戒感が強いようですが、今日は物色範囲が不動産や消費関連など内需系にも波及。下値不安が遠退いたことから、下値リスクの少ない出遅れ株を買おうという動きが強まっています。どうやら、経済の先行きを弱気し、穴の中に逃げ込んでいた資金が株を持たないリスクにさいなまれて動き出してきたみたいですね。

 さて、今日は米国株高に加え、CME日経平均先物がしっかりに終わっていた事を好感。買い先行で始まりました。寄り付き前に雇用関係指標が発表され有効求人倍率がやや改善したことも、強気を刺激しました。ただ、先月の鉱工業生産指数が市場予想より悪い0.9%減になったものの、中国の春節による経済活動の停滞が影響していることなど、特殊要因があることを冷静に受け止め、買い気は続いていました。また、米国で債券が下落した流れを受け、債券と株の先物の間の裁定取引も活発化。これが現物のインデックス買いを誘い、終日プラス圏での推移となりました。一時、円高が進み92円10銭台に上昇すると、上げ幅を圧縮する場面もありましたが、引けにかけては、円が92円台半ばに売られたことや、GLOBEX市場の米国株夜間取引で、上げ幅を拡大した事から先物リードで買いが先行。日経平均は年初来高値を更新して終わっています。

 まあ、値上がり1359、値下がり212と、ほぼ全面高商状ですから、期末を控えたドレッシング商い…などという動きも全て飲み込んだような相場つきになっていました。以前から、05年後半の個人投資家を中心にした数量相場と似てきた…と書きましたが、値上がり銘柄数の広がりを見ていると、まんざら冗談でもなくなってきた感じですね。ただ、05年から06年1月のライブドアショックまでの相場は、みんなかんかんの強気で、NHKが朝の番組でデイトレードを取り上げるほどでした。でも、今はこの水準でも高所恐怖症をわずらっている人が多くいますし、経済の先行きに懸念を持っている投資家も多く、弱気を引きずりながらの上昇…。03年4月に相場が底を打ち、上昇3年を経過して企業業績も回復。過去最高決算が続出していたものの、上昇相場は老齢期に入っていた当時と、金融危機から立ち直ってやっと1年たったばかりで、企業業績もこれから急伸期に入っていく現状と比べるのは、如何なものでしょう。

 でも、今日あたりの動きを見ると、「乗り遅れたく無い…でも、本命を買うのは怖い…」という弱気の中の強気の投資家が恐る恐る出てきた感じを受けます。こういう状態の時は、一度は背中によく冷えたこんにゃくを突っ込まれるような動きが出てくるものですが、今回は果たしてどのあたりで出てくるか…。相場の神様という方は、よくよく皮肉な方でいらっしゃいますから、今買うかどうか迷っている投資家に、「あーあ、やはり買わなくて良かった…」という気持ちにさせる下落をどこかで演出します。それを何回か繰り返しながら株価の水準を上げ、最後には景気は上昇、企業決算も過去最高益を更新。マスコミからも弱気のコメントを一掃し、弱気筋が買い出動しやすい舞台を作り上げてくれます。まさに、そのときに「強気相場は幸福感の中で消えていく」ことになります。今は、どの段階なのでしょうか?

 弱気筋が絶対の安全資産として逃げ込んでいた、債券市場で、今日10年もの国債金利が、昨年11月12日以来の1.4%に上昇してきました。米国の債券が下落し始めたし、円も安くなってきた…。「ちょっとやばいんじゃないの」と感じる連中が債券を売ってキャッシュを積み上げに動き出したんでしょう。ある程度の裁量権をもっているマネージャーは早手回しに株を買い始めたのかも知れません。大半のファンドは、4月に新年度入りし、新規の運用資金枠の設定や株式の組み入れ比率、運用方針が決まらないと動けませんが、こういう大きな資金が4月から動いてきます。何を買うんでしょうね~。でも、こういう人が買いに出てきたら、相場の神様はどんな動きをするんでしょうか?

 以前から、5月の連休前が勝負…と書いてきましたが、この説明でお分かりかと思います。さて、日曜日の日経相場欄で、あるファンドマネージャーが日経平均1万1300円目標を出していました。私も、以前この数字を出したことがありますが、これは一昨年10月の日経平均ザラ場安値6994円から、フィボナッチ係数を使って算出した目標値1万316円に対応しています。大手の投資家が動けないのはまさにこの数字がブレーキをかけているわけです。でも、このブログをお読みの方には、以前から、上昇バンドの目先の上値抵抗線になっているインナートレンドラインを抜くかどうかがポイント…と書いてきました。そのためには、買いを集める材料が必要と書いてきましたが、これを促す変化が市場で起きていますね。まあ、とりあえず、抵抗線を抜いたわけですから、いよいよ上昇バンドの上限を目指すことになります。エスカレーター相場ですから一気に行くことは無いでしょうが…。短期間に行ってしまうエレベーター相場は、この上昇バンドを抜いてからで、まだまだ先の話し…。

 また、勢いで、書きすぎてしまいました。レポート募集の事務的な作業に追われてちょっと疲れ気味です。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、これからの相場展開を投資家心理の面から予想してみました。案外、当たらずといえども遠からず…という感じになるのでは無いでしょうか。

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安全指向の後退からリスク資産の選好が強まり、株価を押し上げへ
 おはようございます。昨日は、晴れたと思ったら、突然、突風が吹いてきてミゾレ交じりの雨になるなど、大変な一日でした。今日はピーカンで、朝から生駒のお山が朝日を浴びてきれいにみえます。昨日の寒さにびっくりして、花芽を閉じた桜も、今日は一斉に花開くことになりそうです。

 さて、ギリシャ問題が一応の解決をみて、昨日は、ギリシャが危機後初の国債発行(7年債。50億ユーロ)を実施したことを好感し、ユーロが主要通貨に対して上昇。市場に安心感が生まれ、ドルを売る一方、原油や非鉄などリスク資産を買う動きが強まりました。国債の発行条件など一部懸念材料はあるものの、事態が前進したことに市場は一応の評価をしたようです。

 週明けの米国株は、原油や銅をはじめとする非鉄市況が上昇したことを受け、資源・エネルギー株が買われ、先週末の終値を上回ってスタートしました。また、この日発表された個人消費支出(2月)が5ヶ月連続で増加したことも好感し、消費関連株も上昇するなど、買いは広範に広がりS&P50010業種のうち、9業種が上昇するという堅調ぶり。注目の新型旅客機787が主翼の負荷試験に好結果を残した、としてボーイングが買われたほか、アップルが注目の大型商品「i-PAD」の発売が接近したアップルが上昇。同商品を販売する家電量販大手ベストバイも買われています。また、四半期末を控え、持ち株の評価上げを狙い最近上昇した銘柄を買う「ウィンドウドレッシング」の動きも強まり、全体を押し上げました。結局、主力3指数ともに上昇し、ニューヨークダウは引け値ベースで08年9月来の高値を更新して終わりました。ただ、週末に休みを控え、手控え気分も強く、ニューヨーク市場の出来高は9億4400万株と薄商いにとどまっています。騰落状況は値上がり2097、値下がり944でした。

 この日発表された2月の個人諸費支出・所得統計で、消費支出は前月比0.3%の増加。前月の0.4%増(0.5%増から下方修正)に続き、5ヶ月連続して増加しました。ほぼ、市場予想通りの内容。一方、個人所得は、市場予想の0.1%増を下回り、ほぼ前月と変わらず。所得の伸び悩み背景に、個人貯蓄率は3.1%と、08年10月以来の水準に低下しています。市場では、所得が伸び悩んでいるのに対し、支出が増加していることにつき、「株価上昇による資産効果」があるのでは…と見ています。

 ニューヨークダウは、引け値ベースで高値を更新して終わっているものの、最近の高値を結んだ上値抵抗線や、以前から指摘している上昇バンド内にあるインナートレンドラインの上値抵抗を意識して伸び悩む動きが続いています。ただ、直近号のレポートで指摘した変化は本日も継続。安全資産の概念が大きく変化してきており、物色動向にも変化が出てくる可能性があります。当面、2進1退の動きを続けながら、上値抵抗帯の突破を計ることになりそうです。

29日の米国株
ニューヨークダウ 1万895ドル86セント +45ドル50セント(0.42%)

NASDAQ総合指数  2404.36ポイント +9.23ポイント(0.39%)

S&P500  1173.22ポイント  +6.63ポイント (0.57%)

CME日経平均先物(ドル建て) 1万1090円 +70円

        (円建て)  1万1050円  +30円

米国10年もの国債金利  3.87% +0.17%

WTI原油 82.50ドル +2.50ドル  ←ドル安とロシアのテロが影響?

GOLD 1110.30ドル +6.10ドル


 米国株は上昇、CME日経平均先物も大証終値を小幅に上回り帰ってきました。為替は、ドルが売られた(ユーロが買われた)ものの、対円では92円台半ばで安定的な動き。国内でも同水準の取引になっています。また、ユーロの対円相場は一時124円70銭台にはいるなど、一時の円高水準に比べ5円近い水準訂正になっています。今日の相場環境は「順」の風が吹いていますが、これまで輸出株の中で出遅れていた欧州向け比率の高い森精機などの見直し買いが入るかもしれません。さらに、米国債の下落を受けた国内債券の動きも注目され、投機筋の「債券先物売り・株先物買い」のL・S取引が、現物株との裁定取引を通し、指数を押し上げる可能性もあります。出遅れ感のある大型数量株の動きに注目。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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