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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2010/05 | 06
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ゴールドマン「刑事」訴追懸念と個別企業の悪材料が市場を圧迫…週末・月末要因も下げを増幅
 おはようございます。 昨晩は急用で外出し、書き込みが出来ませんでした。ご容赦!

 昨日の米国株は、ギリシャ債務問題が融資の実行に一歩近づいた…との観測から小康状態を取り戻し、堅調なスタートになりました。ただ、米国第一四半期GDP成長率が市場予想を下回ったことや、複数の司法関係者からゴールドマンザックス(GS)が刑事事件で捜査を受けている…と報じられたことから、売りが拡大。格付け会社S&Pが、GSの投資判断を「売り」に格下げしたことや、同じく格付け会社のムーディーズがギリシャ銀行9行の格下げを実施。さらに、有力シリコンウェハーメーカーMEMCエレクトロニックが予想外の赤字決算を発表したところに、韓国サムスン電子が、下期に半導体の在庫が拡大する可能性がある…と発表するなど、個別銘柄への悪材料が増加したほか、最近上げ相場をリードしてきたハイテク株にも悪材料が出たことで、下げ幅を拡大。結局、主力3指数とも大幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億6559万株増の15億7841万株。騰落状況は、値上がり768、値下がり2294と、ほぼ全面安商状でした。

 この日発表され第一四半期(1~3月期)のGDP成長率は3.2%。市場予想の3.3%をわずかながら下回りました。市場にとってはやや失望する数字だったものの、個人消費は3ヶ月連続して増加。前期比年率3.6%増と、ほぼ三年ぶりの増加幅になったほか、設備投資が同4.1%増と二期連続して増加するなど、景気の回復が着実にすすんでいる内容になっていました。また、GDPデフレーターは0.9%増と市場予想の1%増を下回り、景気回復下でもインフレがコントロールされるなど、不振が続く住宅部門を除き、好ましい内容になっていました。また、3月の小売売上高(前月比1.9%増)、シカゴ購買部協会景気指数(4月=63.8←58.8)なども、堅調な数字となり、マクロ経済指標の堅調振りが目立ちました。

 この日は、住宅大手DRホートンの第一四半期決算が黒字に転換するなど好調な企業決算発表が続いているものの、一部ハイテク株の予想外の赤字決算や、半導体の在庫拡大予想がハイテク株の下落を増幅。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)が4%近く下落するなど、好調だと思われていた業種にマイナス材料が出たことが失望売りを増加させています。また、民事訴追を受けたものの、近々、SECと和解する…との観測が流れていたGSについて、刑事捜査が進んでいると報じられたことは、市場全体への悪材料と受け止められ売りを加速しました。同社が、商品や債券市場、デリバティブ市場だけでなく、株式市場でも値付け業務に関係するなど重要な役割を果たしているだけに、実際に刑事訴追を受け業務が制限された場合の影響は計り知れず。現有ポジション解消にともなう市場への実際的な影響も懸念されます。昨日の下落については、週末、月末要因が加わり、やや影響が増幅された懸念はありますが、週明けからはGS刑事訴追の推移を見ながら、ポジション解消の動きが強まるかもしれません。

 昨日のニューヨークダウの動きは、予想通り長大陰線の下落圧力を抜け出せず、下落して終わりました。まだ、この陰線内の動きですが、一昨日、昨日と高値がほぼ同額で毛抜き型をつけていること、25日線を下回って終わったことを考えると、当面は下値調べの動きが強まるかも知れません。これについては、以前から、今年1月高値の1万780ドル付近への下落の可能性を指摘してきましたので、想定内の動き…。また、当初からSECが民事提訴にしか踏み切れなかった時点で、刑事訴追に困難さが指摘されてきており、この問題に関しては、予断を持たず事態の推移を見守る必要があるかも知れません。今回のGDP統計をみても分かるように、株価上昇による資産効果が個人消費に貢献していることは明らかで、これを犠牲にしてまで、GS刑事訴追に踏み切れるかどうか…。不確定要素が多すぎる感じがしますが、ちょっとのリスクも許容できない投資家なら、キャッシュポジションを上げておくのも「アリ」かもしれません。

30日の米国株
ニューヨークダウ 1万1008ドル61セント -158ドル71セント (1.42%)

NASDAQ総合指数  2461.19ポイント -50.73ポイント (2.02%)

S&P500    1186.68ポイント -20.10ポイント (1.67%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万1005円 -45円

         (円建て) 1万990円  -60円

米国10年もの国債金利  3.6630%  -0.06500%

WTI原油  86.15ドル  +1.05ドル

GOLD   1180.10ドル +11.70ドル 


 30日の日本株

日経平均株価 1万1057円40銭 +132円61銭

TOPIX    987.04ポイント +9.40ポイント

出来高 22億3495万株  売買代金  1兆7453億円

(テクニカル)
日経平均サイコロ 6勝6敗

騰落レシオ 119

RSI  45

25日線かい離 マイナス0.6%

 米国株や日本株の詳しい解説は、レポート発信(月曜日を予定)後にブログで解説する予定です。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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