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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2010/05 | 06
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今期業績に関し、強気の見通しを発表した企業が勝ちの相場…過去は関係なし
 週末14日の日経平均株価は、158円04銭安の1万462円51銭、TOPIXは11.45ポイント安の936.45と、ともに反落して終わりました。金融株への押し目買い気運が強まったこともあり、出来高は25億7032万株(うち、SQ分1億800万株)、売買代金1兆8230億円(同971億円)と、SQ分を除いた実商いの面でも前日のボリュームを上回って終わっています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは90、RSIは41、25日線かい離はマイナス4.4%でした。今日の終値での25日線は1万941円。前日からの下落幅は35円となり、このところ下落幅が拡大傾向にあります。今週も終わりましたが、日経平均の週足のRSIは60、サイコロは8勝4敗…。当面の上値目処である25日線までは480円弱。中期張りのGOサインが出ない以上、なかなか動けませんね。

 さて、今日はオプションのSQでしたが、清算値は1万435円41銭に決まりました。終日この清算値を意識した相場が続き、一時はこの価格を下回り弱気に傾く場面がありましたが、引けにかけては海外安を受け、弱気ポジションを取っていた先物筋が買い戻しをいれたことから急速に下落幅を圧縮したものの、週末のポジション手仕舞いの動きから利食い売りが増加、結局、反落して終わりました。

 今日も、先物に振り回されて終わった、という感じでしょうか。今日は、決算発表のピークですが、市場の関心はすでに終わった前期決算の結果よりも、今期の見通しに移っています。前期の決算が予想を上回っても、今期の見通しが冴えないと売られる…という展開。しかし、経営者は一様に下期に対して「超弱気」。上期に、ほぼ前期並の堅調な数字を予想しながら、下期には利益が何分の1かに減少するという慎重な見通しが多くなってます。まあ、前期の結果はまったく評価されませんから、こと株価的には馬鹿みたいな強気の見通しを出したところだけが買われる…ということでしょうか。

 そんなに今年の下半期の景気って悪いんでしょうかね。結局、前期の決算のように、四半期ごとに、見通しが上ぶれた、また次の四半期で、また上ぶれました、次の四半期でもやっぱり上ぶれました…となって、株価はそのたびに水準を切り上げ、のこぎり型の上げパターンになるんでしょう。前期の数字も、当初見通しから見て、大幅に増額修正されていたはず…。投資家にとって、これだけ大きな誤差がある情報を会社側から提供されるのは問題は無いんでしょうか。米国だったら、訴えられるかもしれませんね。もう少し、正確な需要予測と損益分岐点からみた利益予想を出してもらいたいものです。まあ、今年の相場の上げパターンが分かった、というだけでも成果があったということでしょう。 そのうち、来期になると、馬鹿みたいな強気の見通しを出してきて、相場も企業業績もピークを迎えるということになるんでしょう。


 まあ、日本株の場合、日本という国自体が方向感を見失ってしまっていますから、国内から材料が出てくる可能性は少なくなっています。まともな政治を目指そうという、次の参院選挙は単なる票目当ての人寄せパンダみたいな候補者が乱立。政治は国民からどんどん離れていってしまっています。政治素人の民主党はぼろ勝ちしていますから、人気いっぱいは政権を譲り渡す気はないでしょうから、混沌とした政治がまだ続くことになります。共産主義的な考えや社会民主主義的なポリシー、保守が混在し、お互いに足を引っ張りあい、先に進めないなか、世界の軍事的な勢力関係は変化し、経済でも新興勢力が台頭。国の保護を受けた企業が、あっという間に世界シェアトップの座に躍り出てくるような激変の時代に、今の、口ばかりの素人政治がまだ3年半も続くことになります。冗談抜きで、もしかしたら、日本は世界の孤児になりかねません。日本が普天間の問題で右往左往している間に、中国海軍は米国がもっとも懸念する太平洋に進出。すでに、米国西海岸が直接攻撃の可能性にさらされるようになっています。

 日本にとっても、輸出入の生命線であるシーレーン断絶の危機にもさらされています。鳩山さんは、5月末の期限を先延ばしする方針のようですが、6月に入ると米国の予算計画の策定に入りますが、今のような混迷が続くと、軍事予算の検討も出来ず、世界の秩序維持の体制が整えられません。また、アジア諸国でも、中国との間に国境問題を抱えている国が多く、今回のごたごたで、中国の軍事的な脅威をどうしのぐか、頭を悩めている首脳も増えているのです。まさに、鳩山政権は、世界の緊張関係を増幅させているという過ちを起こしているのです。中国の脅威を避けるためにも、日本にアジアの中心的な存在になってほしいと思っている国も多いのですが、このままでは、安全保障の観点から、中国の影響下に入る国も出てくるかもしれません。

 まさに、世界が多極化し、軍事、経済、政治の勢力図が短期間に急変しているときに、こんな状態で良いのでしょうか。本来受け皿になるべき自民党もまさに人材不足。世界の勢力を分析し、対処法も熟知している官僚機構は、民主党がノウハウもないまま政治主導を言いつのるため、お手並み拝見と知らん振り…。最近、本当にこの国は大丈夫なんだろうかと、真剣に、怖くなってきました。幕末の下級武士が閉塞感にさいなまれ、倒幕という過激な行為に走っていった気持ちが分かるような気がします。テロがはやらなければいいんですが…。

 まあ、株価の方は以前から書いているように、上昇中の200日線と52週線を下支えとし、上値は75日線の圧迫を受けて、膠着感を強めていく…。勝負は25日線がドーンと落ちてきたとき、これに抵抗して上げに転じるか、それとも下落圧力に負けて、200日線もきってしまうのか…。勝負はこのときに決まる。米国も基本は同じ。52週線を支えとし、上値は下げシブって作ってしまった1万1000ドル付近の抵抗帯。こちらも25日線が下落してきており、このラインとくっついたときが勝負。日米とも、今回の調整には基調転換がともなっているだけに、安易な判断は禁物ではないでしょうか。

 とにかく、政治家さんたち、本当の「国難」が、すぐそこに来ていますよ。

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ユーロの逆回転と米銀の不正容疑の捜査を懸念して反落
 おはようございます。なんだか季節の針が逆回転しているような…。足元にはヒーターが動いています。チリ地震で地球の回転軸がずれた…なんて話があるようですが、本当でしょうか。八白土星は天変地異が多いといいますが、まさに星意が暗示するよな流れになっています。ただ、揺さぶられ続けても、最後は山の頂上に上りつくといますから、耐えたものが勝ち…ということでしょうか。

 さて、欧州情勢は、相変わらず不安定な動きが続いています。忘れられていた中東ドバイの債務問題が浮上。不動産開発のナキールが債務の再編問題に取りくんでいることが、欧州の銀行にとってマイナスになる…としてユーロが売られ、次には、スペインに続き、ポルトガルが財政再建への取り組みの追加策を発表すると、今度は財政再建への取り組みの強化が、欧州景気に悪影響をもたらす…として、ユーロを売る…。結局、昨日の為替市場で、ユーロは対ドルで安値を更新して終わっています。まあ、先日までは財政再建への取り組みが不足しているとして売っていたのに、今度は取り組みが景気への障害になる、との勝手な解釈で動いています。先日も書きましたように、シカゴIMM通貨先物市場に溜りこんだ対ドルのユーロ売りポジションは尋常な水準ではなく、まだ逃げ遅れている建て玉が多いんでしよう。昨日の動きをみても、変動が大きいのは、ドルに対してだけで、円に対してはそれほど大きくは動いていません。後始末的な動きに入っているものとは思いますが、ドルに対する下落率に比べ、、対円では少ない…として、仕掛けられると、株式市場にとっては、ちょっとまずいことになりますね。早く、落ち着いてほしいものです。

 昨日の米国株は、欧州株が総じて堅調に推移したことから、続伸してのスタートになりました。一時、ニューヨークダウは高値1万920ドルと急落後の戻り高値を更新する場面はありましたが、新規失業保険申請件数が市場予想をやや上回ったほか、複数の米国銀行がサブプライムローン関連商品の組成や販売で不正な行為があったとして捜査を受けている…と伝えられると、警戒感が台頭。金融株が売られたほか、ドル高を受けた原油価格の下落を受け資源株が下落。指数の下落幅を拡大しました。さらに、前日引け後に、市場予想を上回る決算を発表したシスコシステムズが、弱気の決算見見通しを示したため、前日買われたインテルなどハイテク株も下落しています。結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比6992万株減の12億395万株。騰落状況は、値上がり1089、値下がり1972でした。

 ニューヨークダウは上げ下げを隔日で繰り返す「鯨幕相場」が続いています。来週、オプションがらみのSQが迫っており、デリバティブの影響が強まっているのでしょうか。昨日も書きましたように、下落に転じた25日線が近づき売る圧迫がつよまっているほか、下落時に下げ止まった1万1000ドル付近の壁も意識し始めており、当面、2番底を意識した動きが強まりそうです。すでに、短期の5日線が上向きに転じており、このラインを踏み台にして、25日線を突破できるかが焦点。まだ、先週6日の揺り戻しは続く…。

13日の米国市場
ニューヨークダウ 1万782ドル95セント -113ドル96セント (1.05%)

NASDAQ総合指数  2394.36ポイント  -30.66ポイント (1.26%)

S&P500      1157.43ポイント  -14.24ポイント (1.22%)

CME日経平均先物  (ドル建て) 1万495円 -145円

          (円建て)  1万480円  -160円

米国10年もの国債金利 3.5300%  -0.04%

WTI原油  74.40ドル -1.25ドル

GOLD 1230.10ドル  -13.90ドル 


 米国株は反落、CME日経平均先物も、1万500円を割り込んで帰ってきています。国内に帰っての円相場は、対ドルで92円台後半、対ユーロでは116円台前半での取引になっていますが、ユーロ相場の不安定さが気になるところです。今日は、SQの清算日になっており、清算値がいくらに決定されるかに注目が集まりそうです。その後は、清算値をめぐって強気筋と弱気筋の攻防が続くと思われますが、週末を控えているなか、ユーロの下落に加え、米国での金融機関への捜査など不透明要因が増加していることから手控え気分も強まりそうです。今日は、800社以上が決算を発表するピークになりますが、来週からは手がかり材料難になることもあり、当面は相場の方向感や物色対象を見極める必要がありそうです。引き続き「ウェイト アンド シー」方針で。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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