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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2010/05 | 06
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独仏の不協和音が報じられ、市場はEUの崩壊を意識…大きな変化が近い?
 おはようございます。

 欧州の情勢は相変わらず波乱が続いています。昨日は、EU緊急首脳会議で、フランスのサルコジ大統領がEU脱退をほのめかし、ドイツのメルケル首相に金融安定化策への合意を迫った、とスペインの新聞が暴露。これを機にユーロ売りが強まったところに、ドイツのメルケル首相が「欧州は危機的な状況にある…」」と発言。これを受け、ユーロは急落。対ドル相場はリーマンショックがあった一昨年11月の安値を更新。1.24ドルを割り込んでいます。また、格付け会社ムーディーズがギリシャの格下げが80%超えの確率で実施されると公表。フランスの格下げの話もでるなど、まさにEUが破たんするかのような様相を呈しています。欧州主要市場の株価はいずれも3%を超える下落になっていますが、先週6日の安値は下回っておらず、為替市場に比べると、反応は冷静だったように思われます。投機筋の売り攻勢に加え、実需筋のヘッジ売りも巻き込み相場は一方通行的な動きになってきました。リーマンショック時のドル資金取りいれ不能状態でつけた安値を下回るなど、市場は行き過ぎの状況を呈し始めており、協調介入の実施など、劇的な変化が起きる時期が近づいているのかもしれません。米国や中国など、輸出依存の強い国はこれ以上のユーロ安は容認できないという台所の事情も絡んできます。

 昨日の米国株は、ミシガン大消費者信頼感指数や鉱工業生産指数など経済の好調さを裏付ける指標が相次ぎ発表されたものの、欧州経済情勢の混乱やドル高の進行が輸出の減速懸念につながるとして売りが増加。金融規制改革のなかに、デビッドカードの発行手数料引き下げ項目が盛り込まれたことを嫌気して、VISAやマスターカード、AMEXなどカード会社が売られたほか、サブプライムローン組み入れ商品の組成や販売で不正行為があったとして複数の金融機関が捜査を受けていることに続き、地方債の販売や格付け会社への情報提供で不正行為があったなど新たな悪材料がでて金融株が売られたことから下落幅を拡大。ほぼ全面安商状となり、ニューヨークダウは一時前日比240ドル以上下落する場面もありました。引けにかけてはやや下落幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3億1807万株増の15億2202万株。騰落状況は、値上がり375、値下がり2711でした。

 ニューヨークダウは、予想通り1万1000ドル付近の壁を突破出来ず2番底確認の動きに入ってきました。6日の急落を支えた52週線は依然上昇トレンドを維持していますし、26週線も週の引け値を支えています。詳しい分析はレポートを優先しますが、当面は、移動平均線、トレンドラインなどテクニカルな動きから下値を探る動きが」続くことになりそうです。これ以上のユーロ安が、景気回復の障害になる国が増えており、腕力が使われる時期が近づいているような気がします。

14日の米国市場
ニューヨーク株 1万620ドル16セント -162ドル79セント (1.51%)

NASDAQ総合指数  2346.85ドル  -47.51ポイント (1.98%)

S&P500     1135.68ポイント -21.75ポイント (1.88%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万320円 -130円

         (円建て)  1万300円 -150円

米国10年もの国債金利 3.4600% -0.07%

WTI原油  71.65ドル -2.69ドル

GOLD 1227.8ドル  -1.4ドル


 米国株は続落、CME日経平均先物も海外株安に連れ安し1万300円台に下落して帰ってきました。円相場はリスク回避の強まりから対ドルで91円80銭台まで買われたものの、結局、92円台半ばまで軟化したものの、対ユーロ相場は116円台から113円台半ばに急伸し、そのままの水準で取り引きを終えており、週明けの日本市場への影響が懸念されるところです。ただ、巨大な経済規模を持つユーロ相場の急落は、世界の経済回復の阻害要因になりつつあり、この休日中に何らかの修正策が出てくる可能性があります。その意味では、日本市場は対策を受けて最初に開く市場になりますので、昨日の相場環境にとらわれない方がよさそうです。とにかく、休みの間に、EUだけでなく、G7というよりG20を含め、何が打ち出されてくるか…が焦点。何も無ければ、1万円大台の攻防になるだけにしんどいことになるかも…。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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