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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2010/05 | 06
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欧州波乱は織り込み済みだったが、予想外の差し押さえ率の上昇を受け続落
 おはようございます。

 また、ドイツか…。投資経験の長い人なら、1987年10月のブラックマンデーの引き金を引いたのがドイツ連銀による国際協調破りの利上げだったことを覚えておられると思います。また、記憶に新しいところでは、リーマンショックへの対応時にも、金融機関への資本注入や景気対策としての財政出動を渋り、EU全体が金融危機からの脱出が遅れ、今回のユーロ危機の遠因を作りました。さらに、今回の危機も、ドイツ国内の地方選挙を優先するあまり、ギリシャ支援を先延ばししたり、支援を渋る発言を繰り返したことが、投機筋につけこまれて危機を深めることにつながってしまいました。どうも、この国は、強調して物事にあたるという行動に対しては苦手なようです。市場介入の噂がでて、ユーロはとりあえず、小康状態を取り戻しましたが、また、市場が波乱を強めた場合、さらに強硬な対策を出してくる可能性もあります。投機筋対ドイツという構図が出てくるかもしれません。

 昨日の米国株は、ドイツの空売りやCDSへの規制を嫌気して欧州主要株式市場が軒並み急落したことを受け、軟調なスタートになりました。ただ、ドイツの投機規制措置は前日の相場の下げで織り込んでいただけに、欧州株の下落にも冷静に反応しています。ただ、第一四半期の住宅ローン差し押さえが、市場予想に反し、過去最高水準の4.63%に上昇したことや、住宅取得支援策の終了を受けた週間住宅ローン申請で、新規住宅取得用ローン申請が13年ぶりという水準に落ちこんだことを嫌気し下落幅を拡大。一時、ニューヨークダウは190ドル近い下げ幅となり1万324ドルまで下落しました。ただ、FOMC議事録で、当面、低金利状態が続くことが確認されたほか、今年のGDP成長率見通しが引き上げられたことを好感。さらに、為替市場でユーロが持ち直したこともあり、急速に下落幅を圧縮。結局、主力3指数は続落したものの、先行きに期待をつなぐ終わり方になりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億400万株増の16億2650万株。騰落状況は、値上がり660、値下がり2424と、ほぼ全面安状態…。

 この日は、住宅ローンの差し押さえ件数の増加や、住宅ローン申請件数が駆け込み需要の一巡から急減したことを嫌気。住宅関連株から売られました。また、欧州の混乱を受け、輸出への影響が大きいとして、キャタピラーやボーイング、GEなど輸出比率の高い企業が売られています。一方、デビッドカードなどカード事業への規制強化を嫌気して売られていたカード会社が売られすぎとして買い戻され上昇したほか、好業績の半導体・同製造装置関連が買われるなど、相場の立ち直り以後を展望した押し目拾いの動きも始まっています。

 ニューヨークダウは、週明けに2番底形成の期待感を強めたものの、ドイツの唐突な投機規制措置を受け再び底値模索の動きに変わりました。昨日も、ユーロの反発を受け、引けにかけ下げ幅を圧縮。6日の急落相場に対する2番底を意識した動きが出ています。日本株と同様に200日線を意識した動きになっていますが、6日の急落も支えた52週線が下方から上昇してきており、反発を期待した投資家が押し目を拾う動きも強まっています。まだ、外部環境次第のところはありますが、FOMC議事録が、景気見通しを上方修正しながらも、低金利を据え置く方針を発表するなど、市場にとっての好材料が消化不足になっている側面もあります。当面は、2番底確の動き…か?

19日の米国市場
ニューヨークダウ  1万444ドル37セント  -66ドル58セント (0.63%)

NASDAQ総合指数  2298.37ポイント  -18.89ポイント (0.82%)

S&P500   1115.05ポイント -5.75ポイント (0.51%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 1万125円 -15円

         (円建て) 1万115円  -25円

米国10年もの国債金利  3,3590%  -0.0170%

WTI原油  69.87ドル +0.46ドル

GOLD  1192.60ドル  -21.70ドル
 

 米国株は続落、CME日経平均先物も、大証先物終値をやや下回って帰ってきています。為替は、対ドルでは92円に接近、対ユーロでは114円台に軟化していましたが、国内での取引に入り対ドル、対ユーロともやや円が上昇して取引が始まっており、今日の株式市場も弱含みの環境から先物に振り回される展開が予想されます。日経平均は1万100円台と投資家心理が変化しやすい1万円大台割れになりやすいポイントにあり、先物筋もこれを意識して売り攻勢を強めてきそうです。為替、GLOBEX米国株先物、中国株の動向など、市場外部要因を見ながらの神経質な展開。板が薄くなってきているだけに、裁定解消売りの影響が強まりそう。短期テクニカル指標は売られすぎゾーンに接近中。底値確認までは現状維持…か?

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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