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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2010/05 | 06
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投げ商いは出たが、セリングクライマックスだったのかに関しては「?」
 週末21日の日経平均株価は、245円77銭安の9784円54銭、TOPIXは18.46ポイント安の879.69とともに続落して終わりました。出来高は25億9979万株、売買代金は1兆8955億円と、ともに前日比で増加して終わりました。また、日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは68、RSIは21、25日線かい離はマイナス8.67%ととりあえず、すべての指数が底値ゾーンに入ってきました。今日の終値での25日線は1万713円。前日から58円の下落となり下落ピッチに加速がついてきました。短期テクニカル指標は買いゾーンに入ってきましたが、日経平均週足サイコロは7勝5敗、RSIは49と、整理未了感は残ったまま。もしかしたら、昨年3月の底入れパターンのように、短期と中期の間にタイムラグが生じるかも…?

 相変わらずドイツの空売り規制が尾を引き欧州株が軟化。さらにヘッジファンドに対し登録制や自己資本規制などの規制を設けようという動きが強まっています。さらに昨日は、銀行の自己売買に制限を加えるなどの各種活動規制を盛り込んだ金融規制法案が上院で成立。先ごろ成立した下院の法案とのすりあわせにより、最終的な規正法成立へ向け動き出すことになります。ヘッジファンドへの資金提供などに制限が設けられているといい、規制強化を嫌気したポジション解消の動きが下落を加速しているという話もあるようです。何しろ、5月から6月はヘッジファンドや投資信託など各種ファンドの中間決算期に当たっており、その分売り物が出やすい時期でもあります。まさに、タイミング的には最悪…ということでしょうか。早ければ6月くらいから年後半の運用へ向けポートフォリオを構築する時期に入りますが、これだけ外部環境が混乱していては、なかなか、リスク資産を組み込むというわけには行きません。なにしろ、昨年3月からの相場の出直りをリードしてきた主役に対する規制を強めようと言うのですから、彼らの力が衰えた市場がどういう動きをするようになるのかが読めないのが痛いですね。

 今日の日本株も、米国株の続落、CME日経平均先物の急落、円高を嫌気した先物売に急落してスタートしました。また、場中には、ユーロ安で利が乗った日本株を売る欧州筋の動きが続いたほか、終日先物価格が現物価格を下回っていたことから裁定解消売りもでて、下落幅を拡大しています。また、銀行株のようにこれまで業績見通しが良いことや、割安感があるとして押し目を信用買いしていた個人投資家も、さすがに今日の下げには耐えられなかった人も多かったようです。日経平均の動きを見ると、午後2時ごろにかけて下落幅を拡大するところがありましたが、追い証に耐えられなかった投資家の信用の投げがあったものと思われます。ただ、今日の終値ではじいた日経平均のPER(株価収益率)は17倍まで低下。先高期待を持たせているだけに、果たして、これまでのように男性的な投げ商いで底が入るかどうかは疑問ですし、今日の動きがセリングクライマックスとするのは、まだ早計のような気がします。

 立会い中の指標であるGLOBEX米国株先物は、日本株の立会い中78ドル高から68ドル安までぶれており、今晩の動きがどうなるかはまだ読めません。チャート的には、一応捨て子線をつけ「明けの明星」らしいパターンを示しましたが、今の日本株は外部環境次第でどうにでも変わるため、信頼性は薄くなっています。また、戻っても、25日線の下落の勢いが強いだけに、これを跳ね上げるだけのエネルギーがあるかどうか…?また、2月の安値を下回ったことでここから戻ると三尊天井形成の懸念も出てきます。まだまだ、しばらく、悩みは多いようです。

 海外投資家を含めた需給関係の好転待ちで月内から来月半ばまでの日柄整理の流れは変わらないか…?

 さて、相場の方は八方塞りのようですが、今日のデルの決算発表で面白いう動きがありました。なかなかの好決算だったようですが、通期の見通しに対しては慎重な見方を発表していました。その要因が部品調達がうまくいかない…というもの。リーマンショック後の急激な需要の収縮に対し、電子部品メーカーは生産の縮小や設備の廃棄に追い込まれ。供給能力が縮小しています。そこに起きてきたのが家電や自動車販売の支援措置。おかげで、在庫整理や稼働率の上昇でパーツメーカーの業績は回復に向かいましたが、米国では新たに企業のIT投資が始まり、パソコンや通信設備の需要が急回復しています。結果、この需要にパーツの供給が間に合わないという状況がおこり始めているといいます。いまのところは、在庫整理などが優先されているようですが、さらに需要が拡大すれば次は価格面に跳ね返っていきます。今回のデルの決算はこの流れを懸念しているものとおもわれます。パーツ業界の注目度がたかまることは、何度か書いてきましたg、組み立てメーカーが真剣に部品供給を気にしなければならない事態になっているとしたら、これは注目しないわけには行きません。

 ちゃんと、抜け道は用意されているんですね。特に、日本の電子部品メーカーが注目されますが、心配なのは為替だけ…。相場がもたもたしている間に、成長分野の銘柄選別でもしてみてはどうでしょうか。

 今晩から、色んなやり方で、株価の波動予測をしてみようと思います。回答はレポートで。

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欧州情勢悪化と米国内経済への懸念、金融規制法案の前進、SQが重なった複合下落
 おはようございます。昨日は体調が優れず、書き込みが出来ず失礼しました。

 さて、欧州情勢は混沌としてきました。ドイツの唐突な空売り規制の発動に対し、ECBや他の加盟国首脳からも不満の発言が相次ぎ、EU内の結束の乱れを露呈。投機筋に格好の付け入る隙を与えてしまいました。ギリシャ支援のための緊急首脳会議の席上、EU脱退を匂わせてドイツに合意を迫った、といわれるフランスのサルコジ大統領が急遽ドイツを訪問するようですが、協調体制にヒビが入ったとして、一旦はなくした信頼を取り戻すことが出来るのか…。ドイツの投機規制策発表後、空売りできないしわ寄せは、為替に向かう…と懸念されていましたが、ユーロ・ドルは持ち直したものの、リスク回避の資金が円買いに向かい、対ドル、対ユーロとも6日つけた高値に接近する動きになっています。

 昨日の米国株は、ドイツの空売り規制の影響が尾を引き欧州株が安くなったことを受け、続落してスタートしました。この日は、欧州金融情勢への不安に加え、新規失業保険週間申請件数が予想外の増加に転じたこと、5月のフィラデルフィア連銀業況指数、コンファレンスボード景気先行指数(4月)がそれぞれ市場予想を下回るなど景気の先行きを懸念する指標が増えたことも嫌気し、売りを加速しました。さらに、この日は追い討ちをかけるように、一旦は打ち切り動議が否決された金融規制改革法案の審議が、再度の動議により打ち切りが決定。早ければ今晩か明日にも成立する見通しになったことから引けにかけて金融株を中心に一段と売り物が増加。ストップロスの売り物も巻き込み、結局、主力3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は4億9520万株増の21億2170万株。騰落状況は、値上がり160、値下がり2988と全面安商状でした。

 この日は、欧州景気への懸念を映し、キャタピラーやスリーエムなど欧州向け輸出比率の高い企業が大幅安していました。ただ、対ドルのユーロ相場が反発するなど為替相場は落ち着きを見せていたものの、米国株の下落率はいずれも3%台後半に達し、欧州株の2%台の下落率を大幅に上回り、米国内の要因が下落に影響していたことがわかります。特に、市場が懸念してきた金融規制改革法審議が打ち切られ、成立に向け一歩前進したことに市場は大きな懸念を抱いているようです。まだ、6日の急落時につけた安値を下回るにはいたっていませんが、法案の中味が不透明だけにしばらくは市場が気にする動きが続きそうです。この日は、予想外の急落になりましたが、今晩がオプションの決済日に当たっていることから、この処理に絡む動きも影響していたのではないでしょうか。まず、SQ後の動きを見極めることでしょう。直近のレポートでは、ニューヨークダウの下落の目処についても書いておきましたが、今のところまだ想定内の動きを続けています。

20日の米国市場
ニューヨークダウ 1万68ドル01セント  -376ドル36セント (3.60%)

NASDAQ総合指数  2204.01ポイント  -94.36ポイント (4.11%)

S&P500     1071.59ポイント   -43.46ポイント (3.90%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9735円 -305円

         (円建て)   9720円 -320円

米国10年もの国債金利 3.2640%  -0.09500%

WTI原油  68.01ドル  -1.86ドル

GOLD   1187.80ドル  -4.80ドル    


 米国株は大幅続落、CME日経平均先物も急激な円高を嫌気して下落、。大証先物終値を320円下回る9720円で終わって帰ってきました。円相場は、リスク回避の円買いから対ドルで89円台、対ユーロ111円台の円高水準で帰ってきました。ユーロ安是正への介入の噂が根強くあり、ユーロ・ドルではユーロは値戻ししているものの、株価下落による安全資産買いの動きが円買いを促進しています。今日は日経平均の海外先物安にサヤ寄せする格好で大幅安する可能性が強まっていますが、本来日柄にかける調整が一気に値幅整理に移行する可能性も出てきました。6日の為替急変時、引け値では、対ドルで90円台、対ユーロでも114円台に戻して終わったものの、今回は、海外情勢の不透明感を受けて、円高がさらに進行する可能性もあり、金融当局や政府から何らかのアクションが出てくる可能性があり、一時的に相場が急変することもありそうです。以前から書いているように、シカゴIMM通貨先物市場には、円のショートポジションが3万枚以上残っていましたから、投機筋がこの踏み上げを狙った買いを入れると予想外の円高になる可能性があるとしましたが、目先的にこのリスクが生じています。このところ書いていますように、裁定解消売りの影響が強まっており、下値目処を立てにくいところ(サヤだけで動いているので、採算は関係なし)がありますが、短期のテクニカル指標はいずれも底値ゾーンに入っていますので、狼狽売りするようなところではないように思われます。投げ商いが増えれば流れの変化も早い。ここからは、自分の気持ちとの勝負…。今日は下値目処の計算をしなおして見ます。
 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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