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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2010/05 | 06
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ユーロの反発を受け、株価も続伸…ユーロ安に困った米国が何かやらかすか?
 27日木曜日の日経平均は117円06銭高の9639円72銭、TOPIXは10.89ポイント高の969.89と、ともに続伸して終わりました。出来高は23億9458万株、売買代金は1兆6845億円と、ともに前日からは減少しています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは67、RSIは30、25日線かい離はマイナス7.8%でした。今日の終値での25日線は1万458円。「失望」から「もしかしたら…」という心理的な変化があったのか…。

 昨日の米国株は、底打ちへの期待感から上げた分が、さまざまな噂や憶測が飛び交いユーロが再度下落に転じたことを嫌気。一気に下落に転じ、引け値ベースの安値を更新して終わりました。今日の日本株も、昨日わけの分からない上げ方をしたものの、再び米国が安値を更新したことを嫌気。先物売りを浴びて反落してスタートしました。ただ、ユーロ安の引き金になった英国ファイナンシャルタイムズの「中国が保有欧州債の見直しをしている…」という報道が、否定または、これまでどおり投資を続けるなど複数の中国関係者の発言として報じられると、ユーロ相場が反発。対円でも110円台にはいると、先物にまとまった買い戻しが入り、株価は上げ幅を拡大。ほぼ高値圏で終わっています。もともと、短期のテクニカル指標が底値ゾーンにあり枯れ木に日がつきやすい状態にありましたから、輸出株や割安株を中心に幅広く買われています。また、アジア株も安値から反発。ユーロ安をきっかけに下落した米国株も夜間取引では、ダウは160ドル近い上昇になっています。

 まあ、良い引けになった、というところでしょうか。昨日は後場から公的資金と見られる買いがTOPIX70型を中心に入りナントカ防衛ラインの9500円台を維持して終わりましたが、中味を見ると値下がり数が値上がり数の倍近くに達するなど、実質的には負け相場。しかし、今日はユーロ相場が戻したことから安心感から買いが戻ったほか、今日から実質的に運用の新年度入りした海外ファンドがポートフォリオ調整から日本株をかった(らしい)ことも安心感を誘ったようです。ただ、米国株も突っ込んでは急激に切り返し、高く始まっては、引けにかけとっこんで終わるなど、欧州情勢を巡って乱高下の動きが強まっており、まだまだ安心できる状態ではありません。今日の戻しも、欧州がユーロ危機に対して根本的な手を打ったわけではなく、中国の事情によるもの…。EUの協調体制はちじに乱れており、色んな思惑が出て気安く、まだまだ安心は出来ません。

 ただ、今回の中国の保有欧州国債の見直しの話しも、前回のドル危機の時、外貨準備の運用の多様化として資産に組み入れたユーロ資産が今回のユーロ危機で値下がり。含み損を抱えたことが引き金になっています。また、ユーロ高により主要な輸出先である欧州向けが落ち込み、輸出に影響が出始めていることも中国の懸念材料です。一方、米国も状況は同じ…。これまでの製造業の好調は、輸出に支えられてきたところがありますが、最近のユーロ安・ドル高で輸出が競争力を失いつつあることは確か…。こところ、生産や新規受注が減少し、在庫が増加するなどあまり歓迎できない数字が出てきています。また、昨日発表の耐久財新規受注(4月)をみても、変動が大きい輸送機器を除いた受注は、アナリストの増加予想を裏切り減少に転じています。さらに、設備投資を見る指標である非国防資本財受注もマイナスに転じており、輸出の頭打ちが生産に影響を与えるおそれも出てきました。

 世界でも一番自分勝手な国である米国がユーロ安の影響で困り始め、中国も外貨準備で含み損を抱えたばかりでなく、輸出にも影響が出てきてはたまりません。恐らく、何らかの行動を取り始める可能性が強まっています。米国のガイトナー財務長官が、中国から欧州に飛び、日本には、バーナンキFRB議長が来ています。米国も自分のところに火の粉が飛んできましたから、火の粉を払うために協調介入など何らかの対策を講じているのかもしれません。それも、G7ではなく、G20を巻き込んでのものになるかも…。とにかく、米国がうごきだしたことは、EUの混乱もやがて沈静化の方向に向かうのかも知れませんが、問題はドイツ…。相変わらず投機筋を意識して投機封じの動きを強めており、ドイツとの調整が難航しそうな感じがします。まあ、実際のところはどうか分かりませんが、投機筋にとっても、ここからは介入リスクが高まるところ…。国際協調対投機筋と言う構図で徹底的に抵抗するか、お上には逆らわずで、素直に撤退するか…。いずれにしても、変化は突然訪れる…かも。明日は「満月」の変化日ですが、果たして…。

 今日はこれから、病院に出かけますので、これくらいで。
 

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ユーロの再下落を嫌気して続落…景気の先行き懸念も背景にはあるか?
 おはようございます。
 
 欧州の金融情勢は、まだ、波乱状態が続いています。為替市場の落ち着きを見て欧州株式市場は全面高になったものの、引け後に、ドイツの消費者信頼感指数(6月)が予想外に下落。また、英国有力経済紙が、中国が保有する欧州国債の見直しをしている、と伝えたことから、再びユーロ売りが強まりました。イタリア政府が財政赤字の削減策を発表したことも景気の先行きへの懸念材料と捉えられたほか、格付け会社フィッチの関係者がスペインの市場リスクが高い…と発言したことが、格下げを連想させ、ユーロ売りを加速。ニューヨーク市場では対ユーロ相場が再び安値を更新するなど、市場は弱気弱気へと傾いています。

 この日の米国株は、欧州株が全面高になったことや、4月の住宅販売や耐久財受注など市場予想を上回る経済指標の発表を受け、大幅高でスタート。トールブラザーズなど住宅関連株などが買われ、一時、ニューヨークダウは前日比135ドル高する場面もありました。ただ、中国の保有欧州国債の見直しなどのマイナス材料を受け、ユーロ相場が軟化するとともに、マイクロソフトやマクドナルドなど主力大型株を中心に売りが増加。引けにかけ下げ幅を拡大し、結局、ニューヨークダウ、NASDAQ総合指数ともに続落。S&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比5845万株増の19億4085万株。騰落状況は、値上がり1909、値下がり1179と、値上がり数が多くなっていました。

 この日発表された、耐久財受注(4月)は前月比2.9%の増加。市場予想の1.3%増を大幅に上回り、2008年9月以来の水準に上昇しています。非国防航空機・部品が前月比228%伸びたことが数字を引き上げました。ただ、変動が大きい輸送用機器を除いた受注はマイナス1%で、市場予想の0.5%の増加を下回っています。また、設備投資の動向を見る航空機を除く非国防資本財受注は2.4%の減少となり、前月の6.5%増から大幅に落ち込んでおり、内容的にはあまり良いものではなく、市場の失望感を誘っています。

 この日の米国株は、欧州株がオーストラリアが資源企業への超過利潤課税を見直すのでは…と伝えられたことや、為替の安定を好感して全面高になったことや、前日引けに書け急伸し、底打ち感が強まったことから買いが先行しましたが、先週末と今週はじめにつけた高値を抜けなかったことから急速に伸び悩み、結局、下落中の5日線に押さえ込まれる格好で終わっています。ただ、急落する場面では押し目買いがはいるものの、高値を買いあがる動きはなく、引け値ベースでは、じょじよに安値を切り下げる動きが続いていることは気になります。前々日の底打ち感が、この日陽線をつけ切れず終わったことは、市場関係者にとっては期待はずれ…。下値が切り下がっていることは、注意が必要です。

26日の米国株
ニューヨークダウ 9974ドル45セント -69ドル30セント(0.69%)

NASDAQ総合指数  2195.88ポイント  -15.07ポイント (0.68%)

S&P500    1067.95ポイント -6.08ポイント (0.57%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9435円 -55円

         (円建て)  9420円 -70円

WTI原油   71.51ドル +2.76ドル

GOLD   1212.40ドル  +15.4ドル


 米国株は続落、CME日経平均先物も売られ、9500円を割り込んで帰ってきました。ユーロ市場の波乱が続き、円相場は対ドルで90円割れ、対ユーロでも109円台の取引と、国内でも円高水準で推移しており、今日の相場の足を引っ張りそうです。懸念された中国の保有欧州国債の見直しについては、比率を変える予定はないと、発表。市場を落ち着かせる動きに出ています。ただ、米国株の引け後の夜間取引(GLOBEX)は、続落しており、今日も日本株は先物売に翻弄されることになりそうです。一段のユーロ安から、欧州筋からの売りが膨らむ可能性があるほか、先物売にともなう裁定解消売りも懸念材料。昨日くらいから中小型株の下落幅が拡大しており、個人の信用の投げも増加しているか…。目先、需給面の悪化局面が出そうですが、実質月替わり商いになるほか、ユーロ安が世界の金融市場に影響を及ぼし始めたことから、国際協調体制による何らかの協調行動が出る可能性もあり、ショートポジションを取るにもリスクがあります。当面、静観方針…か。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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