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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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景況感をめぐり綱引きが続く米国株…下値が切り下がる動きは要注意
 おはようございます。

 昨日の欧州情勢は、EU財務相理事会に関心が集まりました。財政赤字削減への取り組み強化に加え、経済統計の公正化を図るため監査権限を与えることとし、ブルガリアに調査団を送ることなどを決めています。大きな変化は見られなかったものの、財政赤字への取り組みを評価し、ユーロの買戻しが増加。米国市場では一時1.20台を回復する場面もありましたが、EU経済への不信感は根強く、1.190台へ押し戻されて終わっています。また、格付け会社フィッチレーティングが、英国の財政赤字解消への取り組み不足を指摘したことから、ポンド売りが強まっています。このところ、政権交代や政権連合の国が狙われるケースが増えていますが、政権交代があったばかりの英国が次のターゲットになるのでしょうか。シカゴIMM通貨先物市場のポンド売り越しは7万枚を超える状況が続いており、火種を抱えたままの状態になっています。

 昨日の米国株は、バーナンキFRB議長が「景気の二番底は考えにくい…」などと、景気の先行きに楽観的な発言を行ったことから高よりしてスタートしました。ただ、オバマ大統領のメキシコ湾原油流出事故の責任追及発言からBPが急落。これを受け欧州株が続落したことや、週末の雇用統計ショックの影響から売りが優勢となり再び下落。一時ニューヨークダウは9757ドルと昨年11月以来の安値に接近する場面もありました。ただ、LME商品先物市場で、銅や原油などが上昇したことを受け、資源・エネルギー株から反転。買いは素材株などに波及。その後は、神経質な動きを繰り返していましたが、いつものように引け一時間前になるとロボット売買が作動。ブルーチップを中心に買いが入り、指数は急伸。結局。主力株の影響が大きいニューヨークダウとS&P500は1%を超える反発になったものの、アナリストが半導体業界に弱気の見通しを出したことからNASDAQ総合指数は戻しきれず、小幅続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億2133万株増の16億4578万株、騰落状況は値上がり1836、値下がり1209と値上がり数が上回ってました。

 この日は、バーナンキFRB議長が強気の景気見通しを示したことやスイスがユーロ買い介入を実施。ドルがやや軟化したことから、このところ軟調になっていた銅や原油など景気との関連が深い資源価格が上昇。資源・エネルギー株が上昇したことが指数の押し上げに寄与しました。また、景況感の改善から、最近売られてきた金融株への見直しも進み、バンクオブアメリカなど主力銀行株も上昇。主力大型株が買われたことがダウやS&P500の上げにつながりました。
 ただ、米国景気への信頼感をめぐって強弱感が対立する構図には変化はなく、日々出てくる材料によって市場が乱高下するようになっています。昨日も書きましたように、下値が切り下がる弱さはあるものの、上昇中の52週線を意識して値を戻す展開が続いており、今週末に52週線を回復して終われるかどうかが焦点になります。まだ米国株は、景況感をめぐって、強気と弱気が対立する状態が続きそうです。

8日の米国市場
ニューヨークダウ 9939ドル98セント +123ドル49セント (1.26%)

NASDAQ総合指数  2170.57ポイント  -3.33ポイント (0.15%)

S&P500   1062.60ポイント  +11.53ポイント (1.10%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9510円 -20円

         (円建て) 9510円 -20円

米国10年もの国債金利  3.1680% -0.0160%

WTI原油  71.99ドル +0.55ドル

GOLD  1245.60ドル +4.80ドル ←一時、1オンス1254.50ドルの最高値更新


 米国株は反発したものの、CME日経平均先物は昨日の日経平均終値を下回って帰ってきており、先物市場にはやや売り圧迫が強まりそうです。円相場は対ドルが91円40銭台、対ユーロは109円40銭台の取引となっており、今のところは中立要因ですが、出てくる材料によっては上下に触れやすくなっており、今日も懸念材料として市場を左右しそうです。このところ、GLOBEXの米国株先物市場との連動性を強めており、同市場の指数を見ながらの神経質な展開が予想されます。9500円台の維持を目指して公的年金の買いが入るかどうかが焦点…。週末のメジャーSQに関しては、9500円を目処に終わらせようという合意があるようで、仕掛けてきな商いは今のところ出ていないようです。今日は、手がかり材料難から小動きの展開か…?今日も常識的ながら金関連。

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とりあえず…の買戻しから小反発…今晩の米国株が焦点
 8日火曜日の日経平均株価は、17円14銭高の9537円94銭と3日ぶりに反発したものの、TOPIXは0.88ポイント安の858.33ポイントと、3日続落して終わりました。出来高概算は18億501万株、売買代金は1兆2679兆円と、昨日から大幅にボリュームダウン。見送り気分の強い展開になりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは70、RSIは33、25日線かい離はマイナス5.0%でした。今日の終値での25日線は1万44円。いよいよ25日線の1万円大台割れが近づいてきました。テクニカル的には1万円大台回復のハードルはだんだん高くなっています。

 今日は、米国株が続落して終わったことや、CME日経平均先物が9400円で帰ってきたため、先物売が先行。9400円台のスタートになりました。GLOBEX米国株先物が続落し、一時、9600ドル台に下落するなど外部環境の悪化を手がかりに先物売が強まったものの、為替が安定的に推移していたことや、GLOBEX米国株先物が急速に切り返しプラス圏に浮上したことから、先物の買い戻しが増加。急速に下落幅を圧縮するとともに、このところ売られてきた精密株などに買戻しが増加。結局、日経平均は9500円の大台を維持して終わりました。まだ、どうなるか分かりませんが、GLOBEX米国株先物で、ニューヨークダウは9673ドルまで売り込まれた後、9897ドル高値まで上昇するなど、荒っぽい動きで反発しています。また、先物が全般に買い戻しを急いだ背景には、先週末、全般が強気するなか、3300枚を超える先物売りを行ったクレディスイスが2400枚近い買いを入れた(買戻し?)を入れたこともありそうです。

 今日の反発については、先物売りの攻勢があったものの、現物価格が5月27日につけた9395円の安値を下回らなかったことや、この日に、ヘッジの先物売りを行ったところが底堅い動きに買戻しを急ぐなど、ファンダメンタルを評価した買いというよりも、ショートポジションのまき戻しが大きいと思われます。また、為替についても、今晩EU財務省理事会やハンガリー政府の財政赤字削減に向けての政策が発表されるなど、重要なイベントを控え、投機筋が一旦売りを手仕舞いした影響が大きいようです。
 ユーロ安については、輸出国にとっては居心地がよく、輸出企業を抱えるフランスやドイツ、ベルギーなどの輸出主導国が簡単にユーロ安の是正に動き出すとは思えません。ただ、昨日も書きましたように、すでにユーロの対ドル価格は購買力平価からみた適正水準を下回り割高感は是正されており、今回、ユーロ安を仕掛けた主力ヘッジファンドが何時までもショートポジションを持ち続けているとは思えません。もしかしたら、今残っているのは、ちょうちんをつけた投機筋やヘッジのためにユーロ売りを実施した実需筋などかもしれません。その意味では、ユーロ売りのピークは過ぎたと考えても良いのかもしれません(EUという組織的な矛盾は是正されていませんが…)。まあ、落ち着きを取り戻すことを願っておきましょう。

 とにかく、問題は、今日の朝も書きましたように、ユーロ安がこれまで米国や米国と通貨をリンクさせて輸出を景気回復の起爆剤としてきた国に影響を及ぼし始めてきたことです。米国では、これまで製造業を中心に生産や受注が拡大。雇用を増加させてきました。しかし、このところ、製造業新規受注など製造業関係の指数をみると生産や受注に頭打ち感がでているほか、在庫が増加に転じるなど、ちょっとあぶない兆しが出ています、中国の直近のPMI指数でも、新規受注が落ち込むなど、製造業に頭打ち感が出てきています。どちらも、輸出の主要な仕向け先は欧州ですが、もしかしたら、ユーロ安が障害になって輸出採算が悪化して来ているのかもしれません。

 中国や韓国では通貨上昇による造船コスト高からでキャンセルも出始めていると言います。ユーロの下落は4月はじめから始まっていますので、来月から始まる米国の第二四半期決算では、輸出企業の業績下方修正が問題になるかも知れません。最近の米国株を見ると、輸出比率の高い企業ほど厳しく売られていますが、この動きは、中国でも同様。特に、中国の場合は、実質的な通貨高に見舞われているほか、賃金の上昇が全中国的に広がる懸念があり、コスト高から輸出企業全般がダメージを受ける可能性が出てきました。このところ、銅や鉄の原料輸入を控え、備蓄分を使っているといますが、もしかしたら、コスト圧迫がすでに始まってるのかも知れません。賃金上昇は、コストプッシュインフレになって、金利の上昇につながるだけでなく、内需にも影響を与えてきますから、中国経済の減速は避けられなくなるかもしれません。中国株の動きの鈍さは将来の懸念を織り込んでいるのかもしれません。目先の動きは別ですが…。

 今日の朝も書きましたように、昨年来、世界経済の回復を支えた構図は、「ドル高」に回帰したことで、大きく変わろうとしています。米国株にあっては、輸出から内需への変化でもあります。今回の雇用統計でも明らかになったように景気回復と雇用の回復が結びついていません。業績回復が鮮明になっているにもかかわらず、企業はコスト圧縮を進めています。コストのかかる投資は極力抑え、外部資源を利用しようとしています。その結果が、クラウドコンピューティングサービスなど、外務経営資源の活用です。おそらく、これからも持続的に成長できるのは、このコストカットにつながる業界なのかもしれません。また昨日から、新型アイホンが売り出されましたが、これだけ多くの機能が吹かされて、とてつもない情報量がやり取りされるようになると、従来のインフラではたえられるはずはありません。すでに日本でもスマートホンの増加と共に、あちこちで回線トラブルが多発するようになって来ました。詳しくは書きませんが、ここからどれだけに需要が発生してくるんでしょう。米国だけの問題でなくなってきているところにテーマとしても大きさを感じます。全体が冴えない…と嘆く前に、この分野を責めてみることを考えてみることです。今日の日経一面の記事はとても大事な記事ですよ。不足しているのは部材だけではなく、素材分野でも同様です。低迷相場の抜け道はここしかないようなきがするんですが…。

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ユーロ安は一服だが、打たれ弱くなった米国株…今度は、GSに召喚状
 おはようございます。

 週明けの米国株は、欧州株が安かったことに加え、先週末の雇用統計へのショックを引きずったまま小安くスタートしました。ただ、ドイツの製造業受注指数(4月)が予想を上回ったことから、ユーロ安が一服。売られすぎ感から買い戻されニューヨークダウは1万ドル大台に接近する場面もありました。ただ、大台付近では戻り売り圧力も強く、週末引け値付近を出たり入ったりしていましたが、いつもどおり、引け前一時間になると市場が波乱。この日は、米国の金融危機について調査している議会調査委員会が、ゴールドマン・ザックスに要請した書類提出に非協力的だった、として召喚状を送ったと、伝わったことが金融株を中心にした売りにつながり、全般も下落。結局、主力3指数とも続落。引け値ベースで2月の安値を切り、下落基調を鮮明にしてきました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比2億831万株減の14億2445万株。騰落状況は、値上がり815、値下がり2221でした。

 この日は、公共事業株や医薬、バイオテクノロジー関連などディフェンシブ系株が上昇。一方、自動車や・部品、半導体・同製造装置など、大型製造業を中心に売られました。この日、アップルがテレビ会議機能を搭載したりOSの互換性を強めた新型スマートホンを発表。販売増への期待が高まったものの、すでに情報が伝わっていたことや、地合の悪化に押され、小幅安で終わったことも市場の失望感を誘いました。この日の米国株では、GEやキャタピラー、ユナイテッドテクノロジーズなど、大型輸出株が続落したのが目立ちました。昨日、ドイツの製造業受注が予想外の増加になり市場に意外感を持たせましたが、この背景にあるのが、ユーロ安による輸出企業の競争力の強化。反面、これまでドル安による輸出増で製造業の好調を支えてきた米国の製造業にとっては、ユーロ安は採算の悪化につながります。アナリストは、欧州危機を盛んに喧伝しているようですが、市場はユーロ安による米国製造業の景気モメンタムの低下を冷静に読んでいるものと思われます。今回の調整は、昨年の危機後に続いたドル安を前提とした相場の基調が、ドル高を前提にした相場基調に転換することにともなうものと見ることは出来ないでしょうか。ドルとリンクしている新興国で輸出依存の国はきついことになりそうです。

 この日は、主力3指数が引け値ベースで2月安値を下回り、弱気市場に転換しました。当面、一昨年11月の戻り高値9600ドル付近が下値目処になるものの、依然、52週線の上昇は続いており、今週の引け値次第では、週足ベースの上昇トレンドの持続への期待感はのこります。今回のユーロ危機で、性急な出口政策への着手は先延ばしされましたので、過剰流動性は残り、その分、相場も延命した、とみることもできます。波乱の元凶はユーロ安ということははっきりしていますので、今月末のG20首脳会議では、通貨の安定が課題になるはず。昨晩も書いたように、理論価格を下回ってきたユーロ価格は早晩訂正されるものと思われます。

 今、回りを探しても何の好材料も見つかりません。こんなときには、どう対処しろと先人は言っていますか?

7日の米国株市場
ニューヨークダウ 9816ドル49セント  -115ドル48セント(1.16%)

NASDAQ総合指数 2173.90ポイント  -45.27ポイント (2.04%)

S&P500  1050.47ポイント  -14.41%(1.35%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9400円 -110円

         (円建て) 9405円 -105円

米国10年もの国債金利  3.1400% -0.06%

WTI原油  71.44ドル  -0.07ドル

GOLD  1240.80ドル  +23.10ドル ←ユーロ建て1035.29ユーロで史上最高値
  

米国株は続落、CME日経平均先物も9400円割れ寸前で帰ってきました。円相場は、国内では対ドルで91円台半ば、対ユーロは109円近くの取引となっており、ユーロ相場が今日の相場の鍵になりそうです。今日も外部要因を見ながら、先物に振り回される展開になりそうですが、CME価格が9400円で帰ってきたことから、オプションの価格9250円が意識され、今日はこの価格をめぐってデリバティブ筋の攻防が繰り返されそうです。昨日に続き、裁定解消売りの下方圧力が懸念されますが、ふたたび日経平均のPERが16倍台にはいるなど、一段と売り込みにくい環境にもなりつつあります。裁定買い残、信用買い残、円高による海外投資家の差益確保の売り…日本株が売られているのは、ファンダメンタルよりも需給要因が中心。先人いわく「需給の崩れには買い迎え…」。でも、どのタイミングで出るかは、各自の判断…か。常識的になりすぎるが、金関連。

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期待はずれのG20.…なんにも出ずで、週末の荒波をもろにかぶって急落
 週明け7日の日経平均株価は、380円39銭安の9520円80銭、TOPIXは30.95ポイント安の859.21と、ともに続落して終わりました。日経平均の下落幅は今年最大とのこと…。外部材料を見極めたいということから手控え気分が強く、出来高は20億953万株、売買代金は1兆4476万株と、週末にくらべ増加はしたものの、低水準の商いでした。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは65、RSIは31、25日銭かい離は-5.7%でした。ぶっ下がった割には、指数の低下はいまいちですね。今日の終値での25日線は1万100円でした。また、先週末の日経平均週足サイコロは6勝6敗、RSIは47…。素直に下げていれば、今週の下落でサイコロは4勝8敗におちていたはずなんですが…。まったく、先週の上げは、ジャンプしたところで、足払いをかけたようなものでしたね。

 さて、休みの間に、G20がらみで、何かでるかと思ったんですが、結局、何も出ず(というより、何も出来ない?)仕舞いで、週末の米国雇用統計ショックをもろにかぶることになってしまいました。
 また今日も、どこかからドイツの連邦最高裁判所が、先ごろ決まったEU安定化基金への出資を違法と判断する可能性がある…と伝えられ、ユーロは一段と下落。今日は一時108円04銭まで売り込まれています。まあ、どこから流れてくる話か分かりませんが、よほどユーロを下げたい人が多いようですね。先週末、通貨が売られたハンガリーも中央銀行総裁や財務相が「特に、特別な財政再建策を講じなくても、赤字は目標のGDP比3.8%は達成できる…」などと発言、必死になって打ち消しの努力をしています。結局、EU加盟のオーストリアやドイツ、イタリアなどからの借り入れが多いから、ハンガリーを叩けばユーロが下落するだろうという、仕掛け的な動きがあったんでしょう。EU域内の問題国については、今回のギリシャ危機に対する対応で、支援体制が整ったことから、当面、攻めにくくなり、横合いから崩しにきた…と言うところでしょうか。

 購買力平価からみたユーロは1.23ドル台だといわれますが、今日は、1.8ドル台まで売られており、すでに、売られすぎのゾーンに入ってきています。株式レポートでは、過去のテクニカル分析から1.7ドル台はあるかも…なんて馬鹿みたいな安値を書いていたのですが、いつの間にか目標を達成してしまいました。先週末、発表された1日現在のシカゴIMM通貨先物市場の取り組みで、ユーロショートのポジションは前週の15万2366枚から、13万8331枚へと1万4535枚も減少。5月末の中間決算を意識し、ヘッジファンドが買い戻したことが予想されます。結局、先週末にかけての噂先行の荒っぽい動きは、買戻し損ねた投機筋が巻き戻しを狙って動いているのかもしれません。購買力平価でみると、1ユーロは102円台ということのようですから、対円では割高感が残ったまま、なんですが…。ただ、理論価格を下回っても仕掛けてくる、というのは、終わりの始まりみたいな気がしないでもないんですが…。

 今日の相場は、再びユーロが下落したことや、週末のCME日経平均先物が9610円で終わっていたことから、これにサヤ寄せする格好で売られ、急落して始まりました。先週、米国の雇用統計を期待して先物を買っていた投資家の投げに加え、安全資産買いから債券が買われ、先物が急伸。そうなると、お決まりの「債券先物買い・株先物売り」のロング・ショート取引が行われ、株式市場には先物売りが多発。いつものように、裁定解消売りが板の薄いところに出され、現物市場も急落しました。今日は新安値が136銘柄出ていましたが、日本を代表する銘柄(というより裁定解消売り銘柄)が多く含まれており、日本売りの様相を呈しています。もちろん、いつものように、ユーロ安により為替差益がでている海外投資家の持ち株も売られています。また、先々週から、個人投資家を中心に、中小型株や新興市場株を中心に、買いを入れましたが、全体の地合に押されて、投げも入ったようです。

 全体的にはドスンと下げた後は、方向感のない展開でしたが、GLOBEX市場で米国株先物が続落。ニューヨークダウが一時120ドルを越える下落をすると、週末のSQを意識。ストライク価格の9500円を意識した売り崩しが入り、先物価格は一時9500円の大台を割り込んでいます。相変わらず、デリバティブ取りひきがファンダメンタルに関係なく、右や左に飛び交って、市場をかく乱しています。迷惑なのは個人投資家…。いくらなんでもこのPERは低すぎる、として買ったものが、さらに一段安。モノサシが通用しない市場になってきました。結局、世界中が景気をなんとかしようと通貨切り下げによる輸出増加を狙っている。そのしわ寄せが、なんらの通貨政策も持たず、実質金利は馬鹿みたいに高いまま放置されている円に向かい、益々、押し上げられていく…。今日ぐらいは、何か一言あるかと思ったんですが、野田新財務大臣は「通貨の水準については言わない…」とええ格好…。そんな場合じゃないと思うんですが。 

 まあ、これまでの経緯からみて、9500円から下は公的年金の介入が怖くて売り込みにくいのですが、今日、先物価格が9500円に届いたので、もしかしたら、もう一段下の9250円の価格を狙いに行く動きがでるかも知れません。まあ、タイミングの悪い時にメジャーSQに当たったものですね。今晩の米国が大幅高しなったら、明日は、9500円のもう一段下の価格を心配しなければなりません。なにしろユニクロや東エレなど値嵩の指数採用銘柄を狙い打ちすれば、日経平均なんて簡単に下げられますからね。景気が悪いのも、企業業績の減額懸念があるのも、海外から売りがくるのも、全て円高が原因…。これが分かっていて何もしないで、どんどん国富が失われていく…。これを放置している政治や行政はサボタージュしているとしか思えない…。仕事をしないのなら給料を返上したらいかが?

 明日の外部要因がどうなっているかは予測できないし、デリバティブを使って日本の株を操っている投機筋の考えなんて読めない。だったら、テクニカル指標が買いサインを出すまで我慢するしかない。それにしても、大弱気だったのにいきなり雇用情勢に関して強気になったゴールドマンザックスのアナリスト、みんなが雇用統計に期待して先物を買い越しているときに、大幅な先物売をやったクレディスイス…騙されるほうが悪いのか、また、情報がとれないのが悪いのか。裏返してみればインチキをやっているのかと疑われても仕方がない。

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雇用統計への失望感以上に、ユーロ安による輸出企業の業績減額修正を懸念
 おはようございます。昨日は野暮用で書き込みできずに失礼しました。

 欧州情勢は相変わらず混迷しています。昨日、ハンガリーの債務危機の再燃について書きましたが、昨日は、政権与党幹部が「ハンガリーはギリシャのような債務危機を避けられる見込みはわずかしかない…」と発言。これについて、首相報道官が「誇張ではない…」と追認するような発言をしたことから、同国に債権をもつドイツやイタリアなど
EU加盟国の銀行に影響が及ぶとして、再びユーロ売りが強まり、ユーロの対ドル相場は4年2ヶ月ぶりに1.200ドルを割り込んできました。また、フランスの首相が「ユーロの対ドルでの下落を懸念していない…」などユーロ安を追認するような発言をしたことも、ユーロ売りを加速しています。ユーロ危機は、域内ソブリンリスク問題から、旧東欧圏諸国への貸付が不良債権化するリスクをはらむという新たな悪材料を手がかりに売られ始めました。

 注目の米国雇用統計(5月)で、非農業部門雇用者数は43万1000人の増加。失業率は9.7%となり前月から0.2ポイントの低下になりました。ただ、雇用者数は事前予想の平均値50万人増を下回っています。政府が実施している国勢調査にともなう雇用は41万人。これを除いた民間部門の雇用者数の増加は4万1000人の増加にとどまり、市場予想の18万人の増加を大幅に下回ってしまいました。製造業や教育・医療分野などは順調に増加したものの、政府の住宅取得支援策が打ち切られた建設が3万5000人の雇用を削減したことが響きました。さらに失業率が9.7%に低下したものの、失業の長期化から休職活動をあきらめた人が多かったことから、実質的には改善していないとみられたことや、3月の数字が23万人の増加から20万8000人の増加に減額修正されたことも市場の失望感を誘いました。

 この日の米国株は、ユーロの下落や米国雇用統計の冴えない数字に失望し欧州株が下落した流れを受け、急反落してスタート。景気の先行きを懸念し原油価格が急落したことから資源株が下落。またユーロが売られた反動でドル相場が急伸。輸出への影響を懸念してGEやユナイテッドテクノロジーなど大型株が売られたことや、雇用統計への失望から、キャタピラーなど景気敏感株も売られるなど、前日まで雇用統計への期待感から買われてきた反動で、全面的に売られ、結局、主力3指数とも急反落して終わりました。下落幅はいずれも3%を超え、2月初旬以来の安値に落ち込みました。ニューヨーク市場の出来高は4億1220万株増の16億3276万株。騰落状況は値上がり289.値下がり2790と、ほぼ全面安の商状。

 この日は、雇用統計数字の期待はずれの数字が、個人消費や景気に影響し企業業績の足を引っ張るとして売られました。ニューヨークダウ採用銘柄を見ると、カード大手AMEXが5%を超える最大の下落幅を記録。個人消費への懸念が強まっていることを示しています。また、ユーロが対ドルで1.20ドルを割り込み一段とドル高が進んだことから、GE(4.5%下落)、インテル(4.36%下落)、ボーイング(4.91%下落)、ハネウエル(5.0%下落)など、輸出比率の高い企業がいずれもニューヨークダウの下落率(3.15%)を上回っており、為替差損の発生やドル高による輸出競争力の後退による受注の減少を市場が気にし始めたことが分かります。この点については以前から指摘してきたことですが、どうやら本当に、輸出企業の業績の減額修正を気にしなければならなくなってきたようです。経済に逆風が吹き始めたなか、ますます成長分野は限られてきました。

 ニューヨークダウは昨日の急落で今回の下落局面の引け値ベースでの安値を更新してきました。まだ、2月8日の引け値9908ドルを下回っていないため、上昇トレンドが壊れたわけではありませんが、いよいよ正念場に差し掛かってきた感じがします。特に、ユーロの一段の下落と、EU首脳のユーロ安容認発言は、米国輸出企業が一段と対欧州向け輸出で苦難に直面することを示しており、輸出リードによる景気回復を計画するオバマ政権の経済政策に暗雲を投げかけてきました。国際協調により通貨の切り下げ競争に歯止めをかける次期が接近してきたようです。こんな大事な時に開催されているG20蔵相・中央銀行総裁会議に、日本の財務大臣が出席していないなんて…。株価の安定のほうも政策頼みになってきたのでしょうか。週明けの相場は要注意。

4日の米国市場
ニューヨークダウ 9931ドル97セント -323ドル31セント(3.15%)

NASDAQ総合指数  2219.17ポイント -83.86ポイント (3.64%)

S&P500   1064.88ポイント  -37.95ポイント (3.44%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9615円 -315円

         (円建て) 9610円  -320円

米国10年もの国債金利 3.2079% -0.1618%

WTI原油  71.51ドル  -3.51ドル

GOLD  1217.70ドル +7.70ドル


 
4日の日本株

 日経平均株価  9901円19銭  -13円00銭

 TOPIX     890.16ポイント  -0.48ポイント

 出来高:17億6255万株  売買代金: 1兆2809億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗  騰落レシオ: 69  RSI:39

 25日線かい離:-2.6%  25日線: 1万167円 (前日比51円の下落)


 米国株が堅調に終わったことや、雇用統計への期待感から先物買いが先行。日経平均は続伸してのスタートになりました。ただ、週末控えであることや前日急伸したことから利益確定の売りが増加。先物市場へのまとまった売りから裁定解消売りがでたこともあり、引けにかけ上げ幅を縮小。結局、小反落して終わっています。

 この日の相場は、米国雇用統計への期待感が強まりましたが、先物市場では、このところ株価が下落に転じるときに売り仕掛けに動いてくるクレディスイスが久しぶりに3300枚を超える売りを実行。何か起こるのか…と懸念していましたが、早速、昨日の米国株急落、円急伸、CME日経平均先物の9600円台への急落という形になって跳ね返ってきました。節目、節目で動いてくるので、相場巧者なのかインサイダー的な動きをしているのかは分かりませんが、いずれにしても今回もしてやられた…ということには違いはありません。昨日のCME日経平均円建て先物終値は961円。大証先物終値を320円下回っていますので、週明けの日本株は、G20 で何らかの対策が出なければ、CMEの終値にサヤ寄せする格好で下落して始まる可能性が強まります。一昨日、夜にも、当面の上値目標値である2月安値に届いたほか、計算上のポイント9875円を押さえましたので、ここでの下落は想定内のうごきですが、下値については裁定解消売りの影響もあり明確には示せません。今週のレポートでは、いろんな測定法をつかって、当面の相場展開を考えてみたいと思います。当面は、米国の出方次第…。

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重要イベント控えで神経質な動き…NASDAQの回復力の強さに注目
 おはようございます。

 欧州情勢には、相変わらず不透明感が漂っています。EUとは直接関係ないものの、ハンガリーで政権交代がおき、財務問題が浮上。通貨が急落しています。EU銀行の貸付が多いだけに、目が離せなくなりそうです。また、ECB(欧州中央銀行)が、金融機関への資金供給を増やす必要があることに言及したことや、イタリアやスペイン国債が下落したこtもあり、再びユーロが下落。対ドルで、1.2152ドルに、対円でも113円台後半から112円台前半へと下落しています。

 この日の米国株は、週末の5月の雇用統計発表や韓国でのG20蔵相・中央銀行総裁会議という重要イベントを控え、神経質な展開になりました。新規失業保険申請件数が市場予想を下回って減少。給与計算サービスADP社の全米雇用統計で民間部門の雇用者数が増加するなど、好調な雇用関係の数字を反映して続伸してスタート。しかし、その後、既存小売店販売が頭打ちになるなど冴えない小売関連指標が発表されたことや製造業新規受注でコアの受注が減少したことなどを嫌気。一時、ニューヨークダウがマイナスに転じる局面もありました。ただ、ISM非製造業総合指数(5月)がほぼ市場予想通りだったことや、雇用関係の項目が判断の分かれ目になる50を上回ったことなどから引けにかけ急速に下げ幅を圧縮。神経質な動きを続けたものの、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億3101万株減の12億2056万株。騰落状況は値上がり1923、値下がり1076と、値上がり数が上回っています。

 この日は、比較的重要な経済指標の発表が続きました。新規失業保険申請件数(~5月29日)は、45万3000件。前週から1万件減少するとともに、市場予想の45万件を下回りました。トレンドをみる4週移動平均は、前週から1750件増の45万9000件。受給者総数(~22日)は466万6000件で、アナリスト予想平均の460万件を上回りました。また、雇用統計の先行指標であるADP全米雇用統計(5月)で民間部門の雇用者数は前月比5万5000件増。アナリスト予想の6万人増を下回っています。ただ、4月の数字は3万2000件の増加から、6万5000件の増加に大幅増額修正されました。

 製造業新規受注(4月)は、1.2%の増加。前月の1.7%増から鈍化するとともに、市場予想の1.8%増を下回っています。変動が大きい輸送機器を除く受注は前月の3.8%増から、0.5%減と落ち込みを見せています。また、ISM非製造業総合指数(5月)は55.4。前月の55.4と同水準になったほか、ほぼ市場予想(55.5)通りになりました。雇用指数が前月の49.5から50.6に上昇したのが目立ちましたが、一方で、新規輸出受注が57.0から53.5に低下する一方、在庫が53.5から60.5に上昇するなど気になる指標も出ています。

 この日は、重要イベントを控え終日神経質な動きが続きました。BPの原油流出事故を嫌気して売られてきた石油関連株が、この日発表された在庫統計で原油在庫が予想外に減少したことを好感。原油価格が上昇したことから買い直され、ダウの上げに寄与しました。また、企業のIT投資の増加を受けソフトウエア関連やネット関連株が上げ、NASDAQ総合指数は他の指数を上回る上昇になっています。ニューヨークダウは、底値圏で長大陽線をつけては、緩むという底固めの動きを続けています。上値を200日移動平均線(1万290ドル付近)に押さえ込まれた格好になっていますが、日本と異なり同線は上昇基調を持続。今後の材料の出方次第では、上抜ける期待ももたれます。ただ、上値から25日線が急速に下落してきており、この下落圧力に抗しきれるかどうかが焦点になりそうです。ただ、NASDAQ総合指数は株価が現状で推移した場合、来週中にも25日線が横ばいにはいるだけに、新しい動きが期待されます。米国で始まったネット革命はじょじょに姿を現しています。

3日の米国市場
ニューヨークダウ 1万255ドル28セント +5ドル74セント(0.06%)

NASDAQ総合指数  2303.03ポイント +21.96ポイント (0.96%)

S&P500   1102.83ポイント +4.45ポイント (0.41%)

CME日経平均先物(ドル建て)  9920円 -20円

        (円建て)   9925円 -15円

米国10年もの国債金利  3,2790% 0.0450%

WTI原油  74.61ドル  +1.75ドル

GOLD   1210.00ドル -12.60ドル


 米国株は続伸したものの、為替がやや円高にふれたことから、CME日経平均先物は大証先物終値をやや下回って帰ってきています。国内に帰ってからの為替は、対ドルが92円台なかば、対ユーロが112円台半ばで取引されており、相場的に大きく足を引っ張ることはなさそうです。昨日、先物が買われており、今日はCME価格にサヤ寄せする格好で小幅軟化して始まりそうですが、今晩に重要なイベントを控えているほか、週末控えでもあり見送り気分の強い展開になりそうです。米国のNASDAQの堅調ぶりを映し、電子部品などハイテク株が注目されそうです。ただ、指数的には、昨日の先物高で、裁定買い残が増加していると思われ、為替やGLOBEX、中国市場の状況によっては、売り仕掛けもあるかもしれません。引き続き、日立の動きに注目…。

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先物の買い戻しと裁定買いで指数が上昇。さらに買戻しが入り上昇するという好循環で上げる?
 外出していて書き込みが遅れました。ちょっと無駄な話が多いかもしれませんがご容赦。 

 3日木曜日の日経平均株価は、310円95銭高の9914円19銭、TOPIXは20.59ポイント高の890.64と、ともに急反発して終わりました。外部環境の不透明感が強く、主力投資家は手控え気味。出来高は19億6464万株、売買代金は1兆4435億円と、ともに昨日の商いを大幅に下回りました。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは74、RSIは34、25日線かい離はマイナス3%でした。今日の終値での25日線は1万218円。25日線までの戻りとすると、あと300円ほど…というところでしょうか。

 さて、今年最大の上げ幅だそうです。このところ売り込まれてきた米国株が、週末に発表される雇用統計の数字が予想(非農業部門雇用者数47万人増加)を上回るという見通しから、ポジション調整の動きが強まり買い戻されたことを好感。欧州情勢が落ちついていたことから、CME日経平均先物も上昇。今日の日本株は、CME価格にサヤ寄せする格好で先物買い先行でスタート。これが現物との裁定買いを誘発。日経平均採用の値嵩株の買いにつながり指数が上昇。これがさらに先物の買戻しを誘うなど、好循環が働き、指数の上げ幅を拡大したようです。非常に無機質な上げ方ですから、個人投資家や主力の投資家は見送りを決め込み、ボリュームはともなっていませんでした。

 為替の動きを見ると、ドルは92円台半ばに上昇。ユーロは113円近くまで上昇。為替が円安気味に推移していたことも買いにつながりましたが、市場筋によると、ヘッジファンドなどの投機筋が、ユーロ売りと日経平均の先物売りをセットにして実行していたようで、この双方の買戻しが振幅を拡大した…という側面もあったといいます。まあ、実にいろんなことをやってくれます。日経平均は操作が簡単ですし、倍率も20倍をこえていますから、少ない資金で仕掛けることが出来る…。万一うまくいかなかったら、指数採用の値嵩ものを無理やり動かせば、損はカバーできる…てなもんですか。投資家の方は、このあたりをよく知っていますから、もう値動きにつられてふらふら出てきて騙されるようなことはしなくなっています。その結果が、日経平均300円高にもかかわらず、出来高20億株割れ…ということでしょう。このあたりに証券市場の活性化のヒントがあるんですが、取引所の頭の良い人たちは、新しいデリバティブの品揃えばかり豊富にして、海外の金融やくざを日本市場に招待するようなことばかりやっています。そのうち、デリバティブに生き血を吸われてぺんぺん草も生えない市場になってしまうんでしょう。

 証券市場の重要な役割である資金調達を発表すると、株数が増えるといって空売り攻勢をかけられ、当初予定した資本額が調達できない事態に追い込まれる。また、新株が出来たら空売りしたヘッジファンドなどが新株を引き受け、それを空売り玉の返済に充てる…という具合。そのため、値決めになると売り叩くこともあるようです。企業が将来へ向けて資本調達を行おうとしている事を、証券市場が邪魔をする…いつから、こんな市場になってしまったんでしょうか。政治と同様に、株式市場の方も改革をやってもらいたいものです。昔の株式市場では、企業の新製品や新技術に将来の夢やロマンを求めて、大化けするものが相次ぎましたが、最近では、本当に信用できるかどうかわからない数字を並べ立て、資金力に物を言わせて相場を叩き潰しにくる外資系が多く、日本市場から夢が奪われてしまいました。

 まあ、グチを言っても仕方がありませんが、今日のように無機質な相場を見るにつけ、何でもかんでも数字で割りきろうとする英米流を大事にする金融当局や取引所のやり方には腹がたってきます。

 さて、今日の日本株ですが、派手に上げたものの、買いサインは出してはくれませんでした。素直に下げて、あと、1~2本陰線を出していれば、三本新値が陽転して買いサインを出してくれるんですが、いまのところ陽転値は1030円…。以前から、当面の戻り目処は2月安値(9日、9867円付近)と書いてきましたが、今日、その目標ゾーンに届いてきました。下げの道中で未整理になっていた計算上のポイント9875円を今日押さえにきました。この計算方法は独自のものですが、先日下値目処として示した9395円のポイントは、先月27日のザラ場安値9395円とジャストフィットしていただけに、重要視しています。まだ短期のテクニカル指標は上値余地を残しており、下げの過程で、未整理になっている9875円の上のポイントを押さえに行くため、5月14日の1万390円の窓閉めまでは戻り目処として計算できるものと考えています。

 今の日本株は、自律性を失っていますので、外部要因次第ではどうかわるか分かりませんが、次期総理として予想される菅副総理は、財務大臣に座って初めて官僚の優秀さが分かった…として、他の省庁に比べ官僚の使い方がうまいと言われています。今回の口蹄疫の件でも、農水省官僚との関係がうまくいかなかったために被害をかくだいしたという側面があるようですが、菅総理になり官僚への接し方が変わると、日本の流れももう少しスムーズに行くようになるかもしれません。
 まあ、6月にはいりヘッジファンドの決算圧力は和らいでいますから、とりあえず今までのように、後ろからばっさり切られるようなことはなくなるかも知れません。来週末にはメジャーSQを控えていますから、まだデリバティブにいじめられる相場は続きますが、今週確認されたように9500円ラインが下値になるようなら、個人資金の動きが活発になり、指数以外の株が賑ってきます。

 まあ何を買うかは、今日の日経夕刊のATTの料金体系変更の記事を読んでみてください。今の米国の通信業界で何が起きているかの一端を覗き見ることができるはずです。

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週末の雇用統計を意識し、ポジション調整の動きから急反発…
 おはようございます。

 欧州情勢は、スペインの小規模貯蓄銀行4行が経営統合を発表、ドイツが空売り規制対象を全株式に拡大して議会に諮ると伝えられた以外は大きな材料はなく、為替市場も一服状態になりました。ただ、ECB(欧州中央銀行)が10年から11年にかけ域内銀行が計上する損失額が1950億ユーロに達するとする予想が銀行間信用にのしかかり、3ヶ月ものドル建て銀行間貸し出し金利(LIBOR)は前日から小幅に上昇するなど、不信感から高止まりしています。

 昨日の米国株は、欧州の情勢が一服状態になったことや、チェーン店売上高など小売統計が順調な伸びを示したこと、中古住宅販売保留指数(4月)が市場予想を上回る伸びになったことなどを好感。反発してのスタートになりました。このところ、原油流出事故を起こしたBPの巻き添えを食う格好で下落していた資源開発や原油掘削施設運営会社などが、売られすぎとして買い戻されたほか、5月の自動車販売が二桁増となり、4月の落ち込みから回復したことを好感。自動車や同部品株も買いなおされました。じょじょに押し目買い気運が強まり、終日じり高の展開でしたが、最近と同様に引け近くになり上げ幅を拡大して終わっています。週末に好調な数字が予想される雇用統計の発表を控え、売り玉を買い戻すなどポジション調整の動きが強まったものと思われます。結局、主力3指数とも反発して終了。ニューヨーク市場の出来高は前日比7906万株減の13億5157万株。騰落状況は値上がり2592、値下がり455と、ほぼ全面高商状でした。

 昨日も、書きましたように、どうやら日経平均の9500円割れ、ニューヨークダウの1万ドル割れは阻止したいとする市場の暗黙の合意が出来上がっているようです。特に、米国の場合、株高による資産効果が個人消費に与える影響が大きく、景気対策の観点からも大台割れは阻止したいという政策的な意思があるようです。ただ、生臭い話は置いておいても、罫線的にみると、昨日までに、先週目木曜日につけた長大陽線の寄り付き付近まで下落。買いのポイントに来ていた、という見方も出来ます。当面、屈折点が集中する1万500ドル手前への戻りが予想されますが、25日線が勢いをつけて下落しているだけに、本当の反発力が試されるのは、25日線に接近してから…ということになりそうです。全体的には、頭の重たい展開が予想されるものの、米国の有力通信会社ATTがスマートホン利用への課金方法を変更して上昇するなど、ICT産業の動きが加速しており、株価的にも突出する時期が近づいているように思われます。

2日の米国市場
ニューヨークダウ  1万249ドル 54セント +225ドル52セント (2,25%)

NASDAQ総合指数   2281.07ポイント  +58.74ポイント (2.54%)

S&P500   1098.38 ポイント  +27.67ポイント (2.58%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9815円  +205円

         (円建て)  9805円  +195円

米国10年もの国債金利  3.34%  +0.09%

WTI原油  72.86ドル +0.28ドル

GOLD    1222.66ドル -4.30ドル


 米国株は反発、CME日経平均先物は9800円台を回復して帰ってきました。欧州情勢の落ち着きや日本の政局混乱を意識して、円相場は軟化。国内では対ドルで92円台前半、対ユーロは112円後半の取引となっており、今日はCME日経平均先物価格9805円にサヤ寄せする格好で堅調な相場が予想されます。先物市場には、売り玉が溜っており、CMEの終値を上回る動きが出るかもしれません。当面、先物買いが裁定買いを刺激。主力株の動きが強まりそうですが、買戻しの一巡後は、再び、中小型、超低位など個人投資家が手がける銘柄へ物色対象が移行しそうです。買い戻し一巡後は、再び、為替、GLOBEX、中国株を見ながらの不安定な展開へ…。日立の動きが焦点。

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鳩山首相辞任には無反応。でも小沢幹事長辞任は歓迎…世界で色んなことが起こりすぎ!
2日水曜日の日経平均株価は、108円59銭安の9603円24銭、TOPIXは9.99ポイント安の870.05と、ともに続落して終わりました。英米市場の再開を受けて、出来高は22億2241万株、売買代金は1兆5336億円と、ボリューム面も通常ペースに戻りました。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは71、RSIは19、25日線かい離はマイナス6.4%でした。RSIが先月25日以来の20%割れになっています。今日の終値での25日線は1万258円と、下落基調が続いています。

 今日の朝も列挙しましたが、欧州や米国など海外要因が不透明感を強めてきました。朝鮮半島の緊張状態は続いたまま…。このところ韓国海軍が演習を行ったくらいの話しか入ってきませんが、水面下ではものすごい情報戦が繰り広げられているんでしょう。週末には、G20蔵相・中央銀行総裁会議という重要イベントを控えていますから、北朝鮮側から何らかのアクションが出てくるかも知れません。なにしろ、日本のすぐ側で起きていることですから、他人事では済まされません。また、ユーラシア大陸の反対側では、パレスチナ支援物資を積んだ船をイスラエルが拿捕。トルコ国民に死者が出たことから両国の緊張が高まってます。また、レバノンがイスラエルの戦闘機を砲撃したとも伝わっています。また、核開発問題をめぐるイランの強硬姿勢と、同国への制裁をめぐる国家間交渉も不透明感を強めるなど、このところ地政学的なリスクも高まってきました。

 また、欧州に目を転じてみると、スペイン第二位の貯蓄銀行カハマドリードが公的資金の申請を要請。EUの景気指標が頭打ちし、景気の先行きに懸念が発生。その一方、フランスの閣僚がユーロ安を容認する発言を行うなど、投機筋がユーロ売りを仕掛けやすい思惑材料が続出しています。また、米国では、メキシコ湾での原油流出事故がお手上げ状態になっているばかりでなく、司法当局が民事、刑事の両面から事故の捜査に乗り出しているといいます。これを受け、石油関連株が軟化しているんですが、このところ、引け間際に相場が急伸、急落する傾向が強まっており、コンピューター取引の影響が強まっており、下手すると、また先月のような波乱が起きるのではないかと懸念する動きもあります。

 欧米市場の波乱が強まっていることから、安全資産としての円が買われ上昇する…というパターンになりますが、円の上昇は相手先通貨からみれば為替差益が増加すすことでもあり、結果的に、海外投資家の売りが出てくるというパターンになり、日本株を押し下げることになります。今日の寄り付き2000万株の売りも、この類のものでしょう。なまじ、景況感が改善してきたため、日銀としては一段の金融緩和政策が取りづらい。一方、今回の金融危機から、米国も利上げがしづらくなったこともあり、金利差が広がらないとして、円が押し上げられる構図になっています。政局のごたごたで、デフレ対策に対する関心が薄れていることも、円の押し上げに影響しているようです。日銀はプレッシャーがかからなければ、しらんふりですから、ここしばらくは、円高圧力は避けられないのかもしれません。その意味では、今回のG20は正々堂々と介入を主張できる場なのに、肝心の感財務大臣は出席が危ぶまれている…まったく、どうするんでしょうね。EUの方では、ユーロ安を容認する風潮さえ出てきていますから、ユーロ安で経済が影響を受け始めた米中日が歩調をあわせてユーロ安を是正するチャンスですが…。

 中国で、賃金問題を原因とする労働争議が急増しているといいますが、この背景には、ユーロ安による実質的な元切り上げや労働力不足で賃金上昇によるコストアップで、沿岸部に集中する労働集約的な輸出産業がダメージを受けていることが背景になっているようです。中国にとっては社会不安の沈静化のためにも、ユーロ安の是正による輸出競争力の回復が課題になっています。その意味でも、今週末のG20は大きな意味を持つと思うのですが。まあ、今週いっぱいは様子を見なければ仕方がないということでしょうか。

 ただ、今日の朝も、外部環境次第では、先物筋が動き、相場が変動する…と書きましたが、今日は鳩山首相と小沢民主党幹事長が辞任するというニュースがでて(株価的には大きな影響は無いと見て、解説はしませんが…)、為替が軟化。同時に先物に買いが入り、海外安で続落していた日経平均は急速に戻しました。しかし、日銀が国債の買いオペを実施すると、先物筋は、債券先物買い・株先物売りのロング・ショートポジションを組んだことから、株の先物売りが裁定解消売りを誘発。結局、下落したまま相場は終わりました。また、賽の河原の石積みになりましたね。先週の相場はかなり荒れましたので、さぞかし解消売りがでて、裁定買い残は減少したもの、と思っていましたら今日発表された数字は、わずか145億円の減少。まだ、1兆8000億円に近い買い残をのこしています。これだけの残があれば、石積みが完成しかかったら、鬼がでてきて壊すだけのエネルギーとしては十分。しばらくは、SMショーを楽しませてもらえそうです。とにかく、簡単に操作できる指数で、経済や相場の実態を反映しなくなった日経平均の先物を何時まで使い続けるのか…。本来の目的である、ヘッジに使っている投資家が果たして何人いるのやら…。単なるバクチと鞘取りの道具に成り下がっているものを、後生大事にする取り引き所の方々、あなたがたが、日本経済の立ち直りを阻害しているということに気づいてくださいよ。

 まあ、当面は株式投資を止められない訳あり投資家がやる超低位株や品薄株の日替わりメニュー相場…。週末のG20までおとなしくしておくところでしょうか。どうせ9500円を割ると公的年金の買いが入るでしょうから、下値もそれほど心配しなくても良いですしね。来週からの「七赤金星」入り相場に期待しましょう。

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内憂外患の米国市場…当面は外部材料の落ち着き待ち
 おはようございます。

 欧州情勢は相変わらず荒れ模様です。投機筋が活躍するロンドン市場が3日ぶりに再開されましたが、この日は、ECBが「2011年~2011年の間に、EU圏内の銀行が1950億ユーロ(2390億ドル)の追加評価損を計上する…」とのレポートや、EU経済圏の失業率が上昇したこと、ユーロ圏のPMI指数(5月)が57.6から55.8に低下、さらに、スペインの大手貯蓄銀行「カハマドリード」が公的資金の申請を行うなど、投機筋にとって絶好の売り材料が続出。フランスの格下げの噂まで飛び出し、一気に下落。一時、1.2143ドルの安値を下回ったことからストップロスの売りが発動。1,2112ドルまで下落した後、今度は買戻しから1.23ドル台まで戻すなど荒っぽい動きを続けています。

 連休明けの米国株は、欧州金融情勢が荒れ模様になったことや、中国PMI指数の低下、中東情勢の緊迫化(トルコ・イスラエル間の緊張、レバノンによるイスラエル機砲撃)を嫌気して続落してスタートしました。しかし、この日発表されたISM製造業景況指数(5月)が、前月水準を下回ったものの、市場予想を上回ったことから、米国景気は底堅いとして押し目買いが増加。一時、ニューヨークダウは80ドル以上上昇する局面がありました。その後、前週末終値付近を上下していましたが、引け近くに、ホールダー司法長官が「メキシコ湾の原油流出事故に関し、刑事、民事の双方から捜査をしている…」と発言したこを嫌気。当事者のBPや掘削装置の設置会社、運営会社などが急落。売りは他の銘柄にも波及し、結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2353万株減の14億3053万株、騰落状況は値上がり642、値下がり2403でした。

 この日発表された5月のISM製造業景況指数は59.7。前月の60.4から低下したものの、市場予想の59.0は上回りました。判断の分かれ目となる50は10ヶ月連続で上回り、米国経済が底堅く推移していることを示しました。項目別でも、新規受注は横ばい、生産は66.9から66.6へとやや低下。雇用は58.5から59.8に上昇と、生産面に頭打ち感がみられるものの、雇用の伸びが目立っています。また、ユーロ安で懸念された新規輸出受注も前月の61.0から62.0に上昇。受注残も57.6から59.5に増加する一方、在庫は49.4から45.6に減少。企業が豊富な受注残を抱えるものの、在庫の積み増しには慎重な姿勢を続けており、生産は当面堅調な状況が続くことを示しています。

 米国株は、欧州情勢の混乱、中国経済への懸念、中東情勢の緊迫化、エスカレートするメキシコ湾油田流出事故の影響などのい悪材料と堅調な経済指標の間で、乱高下しています。為替市場でもユーロが安値更新後に一転して買い戻されるなど、このところ市場の不安定な動きが目立ってきました。不透明材料の増加から、再び安全資産買いの動きが強まり、米国債が上昇。金価格も再び1オンス1230ドル台に乗せ、史上最高値を窺う動きをしています。外部環境は大荒れの展開ですが、一方で、携帯端末の売れ行き好調でアップルの投資判断が引き上げられるなど、米国内では携帯端末の増加が引き起こす通信インフラの強化や、経営コストの圧縮を目指した企業のICT需要の増加で、一大ブームがおきつつあります。目先的には、市場の混乱の沈静化待ちというところですが、次に物色する流れは決まっていますので、弱気になる必要は無いものと思われます。まあ、果報は寝て待て…か。

1日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0024ドル02セント -112ドル61セント (1.11%)

NASDAQ総合指数  2222.33ポイント  -34.71ポイント (1.54%)

S&P500    1070.71ポイント  -18.70ポイント (1.72%)

CME日経平均先物(ドル建て)  9630円 -110円

        (円建て)  9615円  -125円

米国10年もの国債金利 3,2600% -0.005%

WTI原油  72.43ドル  -1.74ドル

GOLD  1226.90ドル  +11.90ドル 


 連休明けの米国株は続落、CME日経平均も大証先物終値を125円下回って帰ってきました。為替は、海外市場で対ドルが90円台、対ユーロで109円大に上伸するなど円高が進みましたが、国内に帰ってからは、対ドルで91円台、対ユーロで111円台半ばの取引となっており、安定状態を取り戻しています。ただ、今日から投機筋が市場に戻るため、先物売買が活発化することが予想され、乱高下の動きが強まりそうです。為替、中国市場、GLOBEX米国株先物を見ながら、再び荒れ模様の展開にもどりそう。昨日から裁定解消売りの影響が出始めており、今日も先物次第。個人投資家も模様眺めに戻るか…?為替市場が噂先行になっているだけに、ちょっと動きづらくなっています。週末の雇用統計とG20が焦点…。

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こじっかりに終わったが、欧米市場は波乱の幕開け…
 6月1日火曜日の日経平均株価は、56円87銭安の9711円83銭、TOPIXは0.42ポイント安の880.04と、ともに反落して終わりました。手がかり材料が少なく見送り気分が強かったことから、出来高は16億3445万株、売買代金は1兆1101億円と、ともに前日比で減少して終わっています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは72、RSIは30、25日線かい離率はマイナス5.8%でした。今日の終値での25日線は1万312円と前日から55円の下落…。

 昨晩の英米市場が休日となり手がかり材料の無いままに、海外市場で為替がやや円高になったことや、CME日経平均が大証先物終値に比べ小安く終わったことを嫌気して、反落してスタートしました。寄り付き後、ドイツ証券が先物市場で大量のご発注を行うというハプニングがあったものの、すぐに買戻しが行われ大過なく終わっています。昨日上昇したゼネリック関連やハイテク関連には早くも利食い売りがでて下げに転じる一方、超低位株や低位の中小型株が値幅取りでかわれるなど、荒っぽい展開になっています。電力・ガス、金融株などディフェンシブストックが外資系証券の株価格上げを受け上昇。全33業種中、内需系を中心に17業種があげました。

 この日は、出来高が17億株を割り込むなど、需要な経済指標の発表を控えた米国株の動きを見たいというムードが強かったのですが、アジア株が全般にやすかったほか、中国株は不動産への新税導入懸念から下落幅を拡大したことから先物中心に売られ、裁定解消売りから一時下落幅が100円を超える局面もありました。今日の日経平均安値は9658円で、5月27日の反発道中で9642円からあけた窓を埋めるかと思わせましたが、結局、埋めないままに引けにかけ下げ幅を圧縮して終わっています。

 相変わらず、中国経済への懸念があり中国関連株が冴えない動きですが、今日発表された5月の中国のPMI(購買部協会景況指数)は、4月の55.2から52.7に低下。市場予想の54.0を下回っています。とりあえず14ヶ月連続で、判断の分かれ目になる50を上回っているものの、新規受注が前月の58.7から54.1に減少するなど、指数の頭打ち感がみられ、ユーロ安や欧州金融危機による対欧州向け輸出に変調をきたしていることが読み取れます。今晩、米国のISM製造業景況指数が発表されますが、中国と同様にユーロ安による輸出への影響から、生産や受注、在庫の状況に変調をきたしている可能性もあり、数字の動向が注目されます。

 先週末のスペイン格下げを市場は強気に受け止め、ユーロにも買戻しの動きが強まりましたが、連休明けとなった英国を含む欧州市場は軒並み2%を超える下落でスタートするなど波乱の幕開けになっています。米国の有力経済紙ウォールストリートジャーナルが、米国が欧州銀行のストレステスト(資産査定)の公開を求めている、と報じたことや、ECB(欧州中央銀行)がまとめたレポートで、2011年のユーロ圏銀行の貸し倒れ損失が拡大する、としたことを、てがかりに、投機筋が再びユーロ売りを強め、対ドル相場が1ユーロ1.2174ドルと再び安値を更新。対円でも90円台の取り率になっています。欧州情勢が再び波乱色を強めたことから、GLOBEX先物市場ではニューヨークダウ先物が100ドルを越える下落、円建て日経平均先物も9570円と、今日の大証先物終わりね9740円を170円下回る水準で推移しており、今晩の米国株の動向次第では、明日の日本株への影響も懸念されます。

 昨日の欧州株は、スペインの格下げにもかかわらず、堅調に推移しましたが、投機筋が多いロンドン市場がオープンすると同時に波乱色を強めてきました。今日のユーロ売り材料も、ECBのレポートやストレステストの公開などとってつけたような材料で売りこんでいます。今週末に、韓国でのG20蔵相・中央銀行総裁会議を控え、投機筋にとっても売りのリスクが高まっており、何らかの動きが始まったのかもしれません。ユーロ安の影響を受け、中国の景況感に変調の兆しがでているほか、韓国やマレーシアなど輸出主導国の景況感にもかげりがdており、今晩の米国のISM指数の数字によっては、何らかの為替政策が話し合われる公算も強まってきました。

 ユーロ安による欧州経済のてこ入れなど何らかの合意があれば話は別ですが、米国と中国という景気牽引のリード役が変調をきたすと、世界経済も無事ではすまない…。当面は、為替面から波乱しそうですが、注目は世界の景気回復ををどうして持続させるか…。当面、海外の状況がどう推移するか見守るしかないというところか?ただ、景気刺激策が今から動き出すほか、低金利政策がよその国よりも長く続く日本株に海外投資家の関心が集まっているのは確か。外部環境が落ち着くまでは、短期回転商いが続く…か。



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英米市場は休日。為替市場では連立破談で円売り強める…今日も小動き?
 おはようございます。

 昨日はメモリアルデーで、英国と米国のマーケットは休場でした。欧州主要市場は高安まちまちの動きでしたが、代表的な市場であるドイツDAX指数は18.15ポイント(0.31%)高の5964ポイント、フランスCAC40 は7.50ポイント(0,21%)安の3507ポイントと、いずれも小動きに推移していました。ユーロがドルに対して反発したことから商品市況が上昇。資源株が上昇したものの、週末のスペイン格下げを受けて、バンコデサンタンデールなどスペイン株が売られていました。

 米国市場は、株式、債券など主要市場は休場となりました。為替市場では、ユーロがドルに対して上昇。1ドル2.30台に上げ、ユーロ安は一服商状になっていました。また、円相場は、連立解消など日本政局の混乱を嫌気して売られ、一時91円68銭と先月20日以来の安値水準まで売られていました。また、原油市場は、立会い取引は休場だったものの、電子取引市場では、メモリアルデー休日を利用した郊外へのドライブの増加を映し、前週末比0.71ドル上昇の1バレル74ドル68セントで取引されていました。

 また、GLOBEX市場で、米国株は小高く推移していますが、日本株については、日経平均先物(ドル建て)が9750円、同円建てが9730円と、いずれも昨日の大証先物終値に比べ小幅に安く帰ってきています。

 国内円相場は、対ドルが91円台前半、対ユーロは112円をはさんだ取引になっていますが、本日も手がかり材料難から指数的には小動きの展開が続きそうです。為替状況やこのところ弱含んでいる中国市場の」動向によっては、先物売が優勢となり、裁定解消売りなどから値を崩す展開も予想されます。ただ、いまのところGLOBEX米国株先物が堅調にすいしていることから、昨日と同様に主力株は小動きの展開になり、中小型材料株優位の展開になりそうです。注目度が高まってきたゼネリック薬関連、スマートグリッド関連などテーマ株のほか、受注が急回復してきた電子部品なドハイテク株が為替市場の動きをみながら物色されそうです。このほか、超低位株も賑わいをみせそうですが、あくまで、短期の幕間つなぎの動きとおもわれますので、深追いは避けたいところ…。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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