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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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鳩山首相辞任には無反応。でも小沢幹事長辞任は歓迎…世界で色んなことが起こりすぎ!
2日水曜日の日経平均株価は、108円59銭安の9603円24銭、TOPIXは9.99ポイント安の870.05と、ともに続落して終わりました。英米市場の再開を受けて、出来高は22億2241万株、売買代金は1兆5336億円と、ボリューム面も通常ペースに戻りました。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは71、RSIは19、25日線かい離はマイナス6.4%でした。RSIが先月25日以来の20%割れになっています。今日の終値での25日線は1万258円と、下落基調が続いています。

 今日の朝も列挙しましたが、欧州や米国など海外要因が不透明感を強めてきました。朝鮮半島の緊張状態は続いたまま…。このところ韓国海軍が演習を行ったくらいの話しか入ってきませんが、水面下ではものすごい情報戦が繰り広げられているんでしょう。週末には、G20蔵相・中央銀行総裁会議という重要イベントを控えていますから、北朝鮮側から何らかのアクションが出てくるかも知れません。なにしろ、日本のすぐ側で起きていることですから、他人事では済まされません。また、ユーラシア大陸の反対側では、パレスチナ支援物資を積んだ船をイスラエルが拿捕。トルコ国民に死者が出たことから両国の緊張が高まってます。また、レバノンがイスラエルの戦闘機を砲撃したとも伝わっています。また、核開発問題をめぐるイランの強硬姿勢と、同国への制裁をめぐる国家間交渉も不透明感を強めるなど、このところ地政学的なリスクも高まってきました。

 また、欧州に目を転じてみると、スペイン第二位の貯蓄銀行カハマドリードが公的資金の申請を要請。EUの景気指標が頭打ちし、景気の先行きに懸念が発生。その一方、フランスの閣僚がユーロ安を容認する発言を行うなど、投機筋がユーロ売りを仕掛けやすい思惑材料が続出しています。また、米国では、メキシコ湾での原油流出事故がお手上げ状態になっているばかりでなく、司法当局が民事、刑事の両面から事故の捜査に乗り出しているといいます。これを受け、石油関連株が軟化しているんですが、このところ、引け間際に相場が急伸、急落する傾向が強まっており、コンピューター取引の影響が強まっており、下手すると、また先月のような波乱が起きるのではないかと懸念する動きもあります。

 欧米市場の波乱が強まっていることから、安全資産としての円が買われ上昇する…というパターンになりますが、円の上昇は相手先通貨からみれば為替差益が増加すすことでもあり、結果的に、海外投資家の売りが出てくるというパターンになり、日本株を押し下げることになります。今日の寄り付き2000万株の売りも、この類のものでしょう。なまじ、景況感が改善してきたため、日銀としては一段の金融緩和政策が取りづらい。一方、今回の金融危機から、米国も利上げがしづらくなったこともあり、金利差が広がらないとして、円が押し上げられる構図になっています。政局のごたごたで、デフレ対策に対する関心が薄れていることも、円の押し上げに影響しているようです。日銀はプレッシャーがかからなければ、しらんふりですから、ここしばらくは、円高圧力は避けられないのかもしれません。その意味では、今回のG20は正々堂々と介入を主張できる場なのに、肝心の感財務大臣は出席が危ぶまれている…まったく、どうするんでしょうね。EUの方では、ユーロ安を容認する風潮さえ出てきていますから、ユーロ安で経済が影響を受け始めた米中日が歩調をあわせてユーロ安を是正するチャンスですが…。

 中国で、賃金問題を原因とする労働争議が急増しているといいますが、この背景には、ユーロ安による実質的な元切り上げや労働力不足で賃金上昇によるコストアップで、沿岸部に集中する労働集約的な輸出産業がダメージを受けていることが背景になっているようです。中国にとっては社会不安の沈静化のためにも、ユーロ安の是正による輸出競争力の回復が課題になっています。その意味でも、今週末のG20は大きな意味を持つと思うのですが。まあ、今週いっぱいは様子を見なければ仕方がないということでしょうか。

 ただ、今日の朝も、外部環境次第では、先物筋が動き、相場が変動する…と書きましたが、今日は鳩山首相と小沢民主党幹事長が辞任するというニュースがでて(株価的には大きな影響は無いと見て、解説はしませんが…)、為替が軟化。同時に先物に買いが入り、海外安で続落していた日経平均は急速に戻しました。しかし、日銀が国債の買いオペを実施すると、先物筋は、債券先物買い・株先物売りのロング・ショートポジションを組んだことから、株の先物売りが裁定解消売りを誘発。結局、下落したまま相場は終わりました。また、賽の河原の石積みになりましたね。先週の相場はかなり荒れましたので、さぞかし解消売りがでて、裁定買い残は減少したもの、と思っていましたら今日発表された数字は、わずか145億円の減少。まだ、1兆8000億円に近い買い残をのこしています。これだけの残があれば、石積みが完成しかかったら、鬼がでてきて壊すだけのエネルギーとしては十分。しばらくは、SMショーを楽しませてもらえそうです。とにかく、簡単に操作できる指数で、経済や相場の実態を反映しなくなった日経平均の先物を何時まで使い続けるのか…。本来の目的である、ヘッジに使っている投資家が果たして何人いるのやら…。単なるバクチと鞘取りの道具に成り下がっているものを、後生大事にする取り引き所の方々、あなたがたが、日本経済の立ち直りを阻害しているということに気づいてくださいよ。

 まあ、当面は株式投資を止められない訳あり投資家がやる超低位株や品薄株の日替わりメニュー相場…。週末のG20までおとなしくしておくところでしょうか。どうせ9500円を割ると公的年金の買いが入るでしょうから、下値もそれほど心配しなくても良いですしね。来週からの「七赤金星」入り相場に期待しましょう。

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内憂外患の米国市場…当面は外部材料の落ち着き待ち
 おはようございます。

 欧州情勢は相変わらず荒れ模様です。投機筋が活躍するロンドン市場が3日ぶりに再開されましたが、この日は、ECBが「2011年~2011年の間に、EU圏内の銀行が1950億ユーロ(2390億ドル)の追加評価損を計上する…」とのレポートや、EU経済圏の失業率が上昇したこと、ユーロ圏のPMI指数(5月)が57.6から55.8に低下、さらに、スペインの大手貯蓄銀行「カハマドリード」が公的資金の申請を行うなど、投機筋にとって絶好の売り材料が続出。フランスの格下げの噂まで飛び出し、一気に下落。一時、1.2143ドルの安値を下回ったことからストップロスの売りが発動。1,2112ドルまで下落した後、今度は買戻しから1.23ドル台まで戻すなど荒っぽい動きを続けています。

 連休明けの米国株は、欧州金融情勢が荒れ模様になったことや、中国PMI指数の低下、中東情勢の緊迫化(トルコ・イスラエル間の緊張、レバノンによるイスラエル機砲撃)を嫌気して続落してスタートしました。しかし、この日発表されたISM製造業景況指数(5月)が、前月水準を下回ったものの、市場予想を上回ったことから、米国景気は底堅いとして押し目買いが増加。一時、ニューヨークダウは80ドル以上上昇する局面がありました。その後、前週末終値付近を上下していましたが、引け近くに、ホールダー司法長官が「メキシコ湾の原油流出事故に関し、刑事、民事の双方から捜査をしている…」と発言したこを嫌気。当事者のBPや掘削装置の設置会社、運営会社などが急落。売りは他の銘柄にも波及し、結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2353万株減の14億3053万株、騰落状況は値上がり642、値下がり2403でした。

 この日発表された5月のISM製造業景況指数は59.7。前月の60.4から低下したものの、市場予想の59.0は上回りました。判断の分かれ目となる50は10ヶ月連続で上回り、米国経済が底堅く推移していることを示しました。項目別でも、新規受注は横ばい、生産は66.9から66.6へとやや低下。雇用は58.5から59.8に上昇と、生産面に頭打ち感がみられるものの、雇用の伸びが目立っています。また、ユーロ安で懸念された新規輸出受注も前月の61.0から62.0に上昇。受注残も57.6から59.5に増加する一方、在庫は49.4から45.6に減少。企業が豊富な受注残を抱えるものの、在庫の積み増しには慎重な姿勢を続けており、生産は当面堅調な状況が続くことを示しています。

 米国株は、欧州情勢の混乱、中国経済への懸念、中東情勢の緊迫化、エスカレートするメキシコ湾油田流出事故の影響などのい悪材料と堅調な経済指標の間で、乱高下しています。為替市場でもユーロが安値更新後に一転して買い戻されるなど、このところ市場の不安定な動きが目立ってきました。不透明材料の増加から、再び安全資産買いの動きが強まり、米国債が上昇。金価格も再び1オンス1230ドル台に乗せ、史上最高値を窺う動きをしています。外部環境は大荒れの展開ですが、一方で、携帯端末の売れ行き好調でアップルの投資判断が引き上げられるなど、米国内では携帯端末の増加が引き起こす通信インフラの強化や、経営コストの圧縮を目指した企業のICT需要の増加で、一大ブームがおきつつあります。目先的には、市場の混乱の沈静化待ちというところですが、次に物色する流れは決まっていますので、弱気になる必要は無いものと思われます。まあ、果報は寝て待て…か。

1日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0024ドル02セント -112ドル61セント (1.11%)

NASDAQ総合指数  2222.33ポイント  -34.71ポイント (1.54%)

S&P500    1070.71ポイント  -18.70ポイント (1.72%)

CME日経平均先物(ドル建て)  9630円 -110円

        (円建て)  9615円  -125円

米国10年もの国債金利 3,2600% -0.005%

WTI原油  72.43ドル  -1.74ドル

GOLD  1226.90ドル  +11.90ドル 


 連休明けの米国株は続落、CME日経平均も大証先物終値を125円下回って帰ってきました。為替は、海外市場で対ドルが90円台、対ユーロで109円大に上伸するなど円高が進みましたが、国内に帰ってからは、対ドルで91円台、対ユーロで111円台半ばの取引となっており、安定状態を取り戻しています。ただ、今日から投機筋が市場に戻るため、先物売買が活発化することが予想され、乱高下の動きが強まりそうです。為替、中国市場、GLOBEX米国株先物を見ながら、再び荒れ模様の展開にもどりそう。昨日から裁定解消売りの影響が出始めており、今日も先物次第。個人投資家も模様眺めに戻るか…?為替市場が噂先行になっているだけに、ちょっと動きづらくなっています。週末の雇用統計とG20が焦点…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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