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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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先物の買い戻しと裁定買いで指数が上昇。さらに買戻しが入り上昇するという好循環で上げる?
 外出していて書き込みが遅れました。ちょっと無駄な話が多いかもしれませんがご容赦。 

 3日木曜日の日経平均株価は、310円95銭高の9914円19銭、TOPIXは20.59ポイント高の890.64と、ともに急反発して終わりました。外部環境の不透明感が強く、主力投資家は手控え気味。出来高は19億6464万株、売買代金は1兆4435億円と、ともに昨日の商いを大幅に下回りました。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは74、RSIは34、25日線かい離はマイナス3%でした。今日の終値での25日線は1万218円。25日線までの戻りとすると、あと300円ほど…というところでしょうか。

 さて、今年最大の上げ幅だそうです。このところ売り込まれてきた米国株が、週末に発表される雇用統計の数字が予想(非農業部門雇用者数47万人増加)を上回るという見通しから、ポジション調整の動きが強まり買い戻されたことを好感。欧州情勢が落ちついていたことから、CME日経平均先物も上昇。今日の日本株は、CME価格にサヤ寄せする格好で先物買い先行でスタート。これが現物との裁定買いを誘発。日経平均採用の値嵩株の買いにつながり指数が上昇。これがさらに先物の買戻しを誘うなど、好循環が働き、指数の上げ幅を拡大したようです。非常に無機質な上げ方ですから、個人投資家や主力の投資家は見送りを決め込み、ボリュームはともなっていませんでした。

 為替の動きを見ると、ドルは92円台半ばに上昇。ユーロは113円近くまで上昇。為替が円安気味に推移していたことも買いにつながりましたが、市場筋によると、ヘッジファンドなどの投機筋が、ユーロ売りと日経平均の先物売りをセットにして実行していたようで、この双方の買戻しが振幅を拡大した…という側面もあったといいます。まあ、実にいろんなことをやってくれます。日経平均は操作が簡単ですし、倍率も20倍をこえていますから、少ない資金で仕掛けることが出来る…。万一うまくいかなかったら、指数採用の値嵩ものを無理やり動かせば、損はカバーできる…てなもんですか。投資家の方は、このあたりをよく知っていますから、もう値動きにつられてふらふら出てきて騙されるようなことはしなくなっています。その結果が、日経平均300円高にもかかわらず、出来高20億株割れ…ということでしょう。このあたりに証券市場の活性化のヒントがあるんですが、取引所の頭の良い人たちは、新しいデリバティブの品揃えばかり豊富にして、海外の金融やくざを日本市場に招待するようなことばかりやっています。そのうち、デリバティブに生き血を吸われてぺんぺん草も生えない市場になってしまうんでしょう。

 証券市場の重要な役割である資金調達を発表すると、株数が増えるといって空売り攻勢をかけられ、当初予定した資本額が調達できない事態に追い込まれる。また、新株が出来たら空売りしたヘッジファンドなどが新株を引き受け、それを空売り玉の返済に充てる…という具合。そのため、値決めになると売り叩くこともあるようです。企業が将来へ向けて資本調達を行おうとしている事を、証券市場が邪魔をする…いつから、こんな市場になってしまったんでしょうか。政治と同様に、株式市場の方も改革をやってもらいたいものです。昔の株式市場では、企業の新製品や新技術に将来の夢やロマンを求めて、大化けするものが相次ぎましたが、最近では、本当に信用できるかどうかわからない数字を並べ立て、資金力に物を言わせて相場を叩き潰しにくる外資系が多く、日本市場から夢が奪われてしまいました。

 まあ、グチを言っても仕方がありませんが、今日のように無機質な相場を見るにつけ、何でもかんでも数字で割りきろうとする英米流を大事にする金融当局や取引所のやり方には腹がたってきます。

 さて、今日の日本株ですが、派手に上げたものの、買いサインは出してはくれませんでした。素直に下げて、あと、1~2本陰線を出していれば、三本新値が陽転して買いサインを出してくれるんですが、いまのところ陽転値は1030円…。以前から、当面の戻り目処は2月安値(9日、9867円付近)と書いてきましたが、今日、その目標ゾーンに届いてきました。下げの道中で未整理になっていた計算上のポイント9875円を今日押さえにきました。この計算方法は独自のものですが、先日下値目処として示した9395円のポイントは、先月27日のザラ場安値9395円とジャストフィットしていただけに、重要視しています。まだ短期のテクニカル指標は上値余地を残しており、下げの過程で、未整理になっている9875円の上のポイントを押さえに行くため、5月14日の1万390円の窓閉めまでは戻り目処として計算できるものと考えています。

 今の日本株は、自律性を失っていますので、外部要因次第ではどうかわるか分かりませんが、次期総理として予想される菅副総理は、財務大臣に座って初めて官僚の優秀さが分かった…として、他の省庁に比べ官僚の使い方がうまいと言われています。今回の口蹄疫の件でも、農水省官僚との関係がうまくいかなかったために被害をかくだいしたという側面があるようですが、菅総理になり官僚への接し方が変わると、日本の流れももう少しスムーズに行くようになるかもしれません。
 まあ、6月にはいりヘッジファンドの決算圧力は和らいでいますから、とりあえず今までのように、後ろからばっさり切られるようなことはなくなるかも知れません。来週末にはメジャーSQを控えていますから、まだデリバティブにいじめられる相場は続きますが、今週確認されたように9500円ラインが下値になるようなら、個人資金の動きが活発になり、指数以外の株が賑ってきます。

 まあ何を買うかは、今日の日経夕刊のATTの料金体系変更の記事を読んでみてください。今の米国の通信業界で何が起きているかの一端を覗き見ることができるはずです。

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週末の雇用統計を意識し、ポジション調整の動きから急反発…
 おはようございます。

 欧州情勢は、スペインの小規模貯蓄銀行4行が経営統合を発表、ドイツが空売り規制対象を全株式に拡大して議会に諮ると伝えられた以外は大きな材料はなく、為替市場も一服状態になりました。ただ、ECB(欧州中央銀行)が10年から11年にかけ域内銀行が計上する損失額が1950億ユーロに達するとする予想が銀行間信用にのしかかり、3ヶ月ものドル建て銀行間貸し出し金利(LIBOR)は前日から小幅に上昇するなど、不信感から高止まりしています。

 昨日の米国株は、欧州の情勢が一服状態になったことや、チェーン店売上高など小売統計が順調な伸びを示したこと、中古住宅販売保留指数(4月)が市場予想を上回る伸びになったことなどを好感。反発してのスタートになりました。このところ、原油流出事故を起こしたBPの巻き添えを食う格好で下落していた資源開発や原油掘削施設運営会社などが、売られすぎとして買い戻されたほか、5月の自動車販売が二桁増となり、4月の落ち込みから回復したことを好感。自動車や同部品株も買いなおされました。じょじょに押し目買い気運が強まり、終日じり高の展開でしたが、最近と同様に引け近くになり上げ幅を拡大して終わっています。週末に好調な数字が予想される雇用統計の発表を控え、売り玉を買い戻すなどポジション調整の動きが強まったものと思われます。結局、主力3指数とも反発して終了。ニューヨーク市場の出来高は前日比7906万株減の13億5157万株。騰落状況は値上がり2592、値下がり455と、ほぼ全面高商状でした。

 昨日も、書きましたように、どうやら日経平均の9500円割れ、ニューヨークダウの1万ドル割れは阻止したいとする市場の暗黙の合意が出来上がっているようです。特に、米国の場合、株高による資産効果が個人消費に与える影響が大きく、景気対策の観点からも大台割れは阻止したいという政策的な意思があるようです。ただ、生臭い話は置いておいても、罫線的にみると、昨日までに、先週目木曜日につけた長大陽線の寄り付き付近まで下落。買いのポイントに来ていた、という見方も出来ます。当面、屈折点が集中する1万500ドル手前への戻りが予想されますが、25日線が勢いをつけて下落しているだけに、本当の反発力が試されるのは、25日線に接近してから…ということになりそうです。全体的には、頭の重たい展開が予想されるものの、米国の有力通信会社ATTがスマートホン利用への課金方法を変更して上昇するなど、ICT産業の動きが加速しており、株価的にも突出する時期が近づいているように思われます。

2日の米国市場
ニューヨークダウ  1万249ドル 54セント +225ドル52セント (2,25%)

NASDAQ総合指数   2281.07ポイント  +58.74ポイント (2.54%)

S&P500   1098.38 ポイント  +27.67ポイント (2.58%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9815円  +205円

         (円建て)  9805円  +195円

米国10年もの国債金利  3.34%  +0.09%

WTI原油  72.86ドル +0.28ドル

GOLD    1222.66ドル -4.30ドル


 米国株は反発、CME日経平均先物は9800円台を回復して帰ってきました。欧州情勢の落ち着きや日本の政局混乱を意識して、円相場は軟化。国内では対ドルで92円台前半、対ユーロは112円後半の取引となっており、今日はCME日経平均先物価格9805円にサヤ寄せする格好で堅調な相場が予想されます。先物市場には、売り玉が溜っており、CMEの終値を上回る動きが出るかもしれません。当面、先物買いが裁定買いを刺激。主力株の動きが強まりそうですが、買戻しの一巡後は、再び、中小型、超低位など個人投資家が手がける銘柄へ物色対象が移行しそうです。買い戻し一巡後は、再び、為替、GLOBEX、中国株を見ながらの不安定な展開へ…。日立の動きが焦点。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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