FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -



外部環境さえ落ちつけば、だめな日本株だって上がれるんだぞ…
 10日木曜日の日経平均株価は、103円52銭高の9542円65銭、TOPIXは6.42ポイント高の856.70と、ともに反発して終わりました。明日にメジャーSQを控え見送り気分が強く、出来高は16億8525万株、売買だいいんは1兆1900億円と、ともに急減しています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは71、RSIは42、25日線乖かい離はマイナス3.9%でした。今日の終値での25日線は9933円。昨日1万円を割り込んだあとも、下落ピッチを早めています。

 今日は、米国株が反落して帰ってきたものの、CME日経平均先物が堅調になったことや、為替がやや円安気味に推移するなど、外部環境が落ち着いていたことから、個人投資家を中心に日本株の割安感に注目。押し目買いが入り堅調にスタートしました。昨日伝えられた中国の5月の貿易統計で、輸出が予想通り前年同月比48%の増加になったことや貿易収支が前月の17億ドルの黒字から195億ドルに急増したことを好感。また中国の年金運用担当者が、「EUはソブリンリスク問題を乗り切れる…」と発言したことから、ユーロに買戻しが入り一時110円台に反発。これも手がかり材料となり先物に買戻しが入り、上げ幅を拡大。さらに、GLOBEX市場で米国株先物が(ニューヨークダウ)で70ドル近く上昇したことも先物の買戻しを誘い、結局、日経平均は反発、9500円の大台を回復して終わりました。

 今日も結局外部環境次第の相場付きでした。順調に調整してくれているなと思っていたら、突然ユーロが買い戻されたり、GLOBEX市場で米国株が急伸したりで、戻さなくても良いところで戻してしまう…。結局、整理が不十分なままで切り替えしてしまうから戻り売りに押されて上げ止まってしまう…というパターンを繰り返しています。日本市場で、ナントカ円安のまま、欧州市場が開くと、株が下落して、ユーロが売られ、現在は、1ユーロ1.20ドル台の攻防戦に入っています。前日も購買力平価から見た、ユーロは理論価格を下回っておりそろそろ底がための動きが始まるのでは…としましたが、やはり対ドルでは底堅い動きに変わり、1.20ドル台が固まってきました。ただ、対円っでみた理論価格は104円でまだ割高感は解消されておらず、この辺が110円台から先に進めない原因かも知れません。まだ、予断は許しませんが、そろそろ地合が変わってきた…とみても良いのではないでしょうか。

 ただ、全体が下落傾向を強めているにもかかわらず、信用買い残が今年最高水準に達するなど、どうしても整理未了感は免れません。なまじ、ファンダメンタル面で割安感が出ているだけに、だらだらと買い下がるため、上値にシコリを作ってしまっています。今日の朝も、日経平均週足の週足サイコロは5勝7敗に低下、RSIも38に低下し、中期的には整理が進んできました。EU危機の端緒になった中東ドバイショックが起きた昨年11月安値時の週足RSIは33、サイコロは4勝8敗でしたから、かなり良い線まで調整は進んでいました。また、13週線とのかい離は、当時は9%ですが、今回はすでに10%に達しており、この点では何時流れが変わってもおかしくない時期に来ています。ただ、目先的に、買いゾーンには届いているものの、まだ、明確に「買い」のサインは出ていません。ただ、それも昨日、引け値ベースで安値を更新したことで、三本新値の」陽転値が、5月20日の1万30円から、同21日の9784円に低下。これまでよりは陽転しやすくなっています。単なる値ごろ感ではなく、「赤三兵」や三本新値の陽転など、底打ちを暗示するサインを待つところではないでしょうか。

 それにしても、韓国やベトナム、中国、米国など、通貨が安くなった国の経済が立ち直り、ここにきて、ユーロ安になったドイツやオランダ、ベルギーなどの経済指標が急速に回復するなど、通貨安政策が景気回復にそれなりの効果を挙げることが分かっていても、何にも手を打たない日本って…。やはり、国際合意で、日本が最終的な通貨高のババを引くことで、世界経済を救済することが決まっているんでしょうか。最近のユーロ首脳の発言を聞いても、折角つかんだユーロ安という錦の御旗を手放してたまるか…という雰囲気になっています。日本だって、そろそろ声を上げても良いんではないですか。声が上がらないのが不思議で仕方がない…。

 相場の神様が「GO」サインをだしてくれるまで、おとなしく待っていましょう。

これから出かけますので、今日はこの辺で…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



弱気の材料を並べて、いつも通りの引け際マジックで下落。大台回復はならず…
 おはようございます。

 昨日の欧州情勢は比較的平穏でした。EUの経済統計監査権限の強化が発表された際に最初の検査対象と名指しされたブルガリアのCDSが上昇。次の火種として市場の懸念を増幅しています。また、これまで、行き過ぎと批判が多かったドイツの空売り規制について、これまで反対してきたフランスが賛同。EUもこれに賛意をあらわすなど、空売り規制やCDSの売買停止などの案が成立する見通しが強まってきました。金融危機の原因を作った英米流の金融システムにEUが反対姿勢をしめせば、世界の金融が混乱する可能性もあります。また、ギリシャやイタリア、スペインなど愛製に問題を抱える国の国債金利が高止まりしており、ユーロの不安定な動きは依然続いたままの状態です。

 昨日の米国株は、ユーロが安定していたことや、中国の5月の輸出が増加した…とする報道を受けて、続伸してスタート。昨日発表されたベージュブック(全米地区連銀経済報告)で、景況感の改善が12地区全てに波及していることが確認されたことも好感。一時、ニューヨークダウは高値1万65ドルまで買われ大台を回復。しばらくは大台を超えたところで推移していましたが、昨日もまた引け近くになって波乱。ユーロが伸び悩んだことや、メキシコ湾の原油流出事故による損失で、BPが無配に転落または経営破たんの可能性もあるなど弱気の噂が飛び交い急落。結局、主力3指数とも下落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比5296万株増の16億9874万株。騰落状況は値上がり1568、値下がり1472とほぼ拮抗した状態でした。

 この日は、堅調な小売売上高を映し、ウォルマートやコストコなどが買われたほか、原油価格の上昇を受け資源・エネルギー株が買われ、一時指数を押し上げました。また、不動産リートへの投資判断引き上げを受け不動産株も上昇しています。ただ、引けにかけては、BPの経営悪化を懸念し、午前中に上げていたエネルギー株が下落に転じたほか、昨日の上げをリードした金融株も売られています。市場は大きく反応していませんが、一時話題になった信用保証会社(モノライン)大手アンバック・フィナンシャルが、来年度の資金調達に目処がつかず、破産法の申請可能性が伝えられるなど、気になる動きもでています。

 この日、ニューヨークダウは1万ドル大台を回復するとともに、5日移動平均線も上回り、短期的な強気相場入りの期待を持たせましたが、結局、好例の引け間際のマジックで下落して終わり、5日線の回復はなりませんでした。上昇中の52週線の回復はなかなか難しいようです。また、次の主役として期待されるNASDAQ市場が、欧州向け輸出のい採算悪化を嫌気して売られ、安値を更新していることもきになるところです。一時期は無視されてきたユーロ相場に関して、このところ敏感に反応するようになってきており、市場がユーロ安による対欧輸出の採算悪化→輸出企業の業績減額修正を気にし始めていることが分かります。ユーロ相場は目先小康状態ですが、当面の米国株もユーロ相場の方向感を見定めるため、見送り商状が続きそうです。日本に続き、来週末がSQになるのも懸念材料。

9日の米国市場
ニューヨークダウ 9899ドル25セント -40ドル73セント(0.43%)

NASDAQ総合指数  2158.85ポイント -11.72ポイント (0.54%)

S&P500   1055.69  -6.31ポイント (0.59%)

CME日経平均先物(ドル建て)9490円 +10円  9月限り 9545円 +75円

        (円建て) 9485円 +5円   9月限り 9480円 +10円

米国10年もの国債金利 3.1870% +0.019%

WTI原油 74ドル38セント +2.39ドル

GOLD  1229.70ドル -15.90ドル
 

 米国株は反落、CME日経平均先物は限月交替が接近していることから小動きに推移。ほぼ大証終値と変わらずで帰ってきています。円相場も、対ドルが91円20銭台、対ユーロが109円40銭台と、小幅な円安になっていますが、相場的には中立要因か。中国の輸出増加の噂を受け、中国関連が賑う可能性があるものの、5月は鉄鉱石や銅など原材料の輸入を抑えた結果の輸出超過額の増加の可能性もあり、実際の数字を確認した方が無難。今日も前場中は、明日のSQへむけた先物筋やオプション筋のポジション調整の動きから波乱含みの展開か…?GLOBEX市場の動きをみながらの神経質な相場になりそう。昨日の段階で日経平均週足のRSIは37に低下。昨年11月安値時は33で底打ち…。もうそんなに時間はかからない…?       

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ