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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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薄商いの中、3日続伸。三本新値も陽転し、基調は強気に。指数銘柄と小型成長株の違いに注目
 週明け14日の日経平均株価は、174円60銭高の9879円85銭、TOPIXは12.12ポイント高の878.56と、ともに三日続伸して終わりました。出来高概算は14億7106万株、売買代金は9941億円と、一兆円の大台を割り込む超薄商いになってしまいました。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは81、RSIは62、25日線かい離はマイナス0,02%でした。今日の終値での日経平均の25日移動平均線は9881円。今日のザラ場高値は9882円ですから、4月27日以来、一ヶ月半ぶりに25日線にワンタッチしたことになります。

 「欧州の嵐はどこへ行ってしまったの…?」というのが、今日の投資家の本音でしょう。連日、EUの悪い話を流されまくってユーロが売られ、域内からのネタが尽きたらこんどは、EUの銀行が貸しこんでいる域外のハンガリーを利用。貸し倒れが出るぞ…と脅して、さらにユーロを売る、という具合でした。ただ、GDP比赤字が4%台のハンガリーをまな板のうえに上げたのは、ちょっとまずかった。よく考えると、フランスの方がGDP比の赤字額は7%以上となっており、もっと悪いじゃないか。でも、フランスの場合は金融安定化基金で守られているから、これ以上攻撃は出来ないしな~。というのが投機筋の本音でしょう。

 以前から、ユーロ安をしかけた本尊は5月末までに抜けているんじゃないですか?と書いてきました。購買力平価からみたユーロの対ドル理論価格は1,23ドル台。すでに割高感は解消されているからユーロ安は行き過ぎているのでは…としましたが、英米銀行やファンド勢から流れてくる話はいずれも、1ユーロ1ドルになる、いや1ユーロ0.8ドルだ、といずれも弱気な話ばかり…。なんだか、原油や金、穀物価格が急騰したときに、ゴールドマンザックスやメリルリンチなどの投資銀行が、「上がるよ…、上がるよ…。我を忘れて買いに行けよ」とレポートで煽ったときと状況が似ています。これに煽られて、140ドル台の原油を買った人は30ドル台まで叩き込まれたんですから、泣くに泣けませんよね。でも、煽りまくったところが巨額の損失を出した、という話は一向に聞きません。皆が信用して買っているといに、彼らはしっかり売りつないでいたわけです。でも、騙された…という抗議は通用しません。彼らに言わせれば、あなた方もプロなんでしょう。騙される方が悪いんですよ…という理屈です。まさに、今回のサブプライムローン問題で、彼らが「私たちは悪くない…」と言った理屈でもあります。

 もともと、彼らアングロサクソンの歴史は、狩猟民族から発生しているように「トラップ(罠)の文化」。農耕民族のように、食べ物を栽培して食料を確保するというより、農耕民族から食料を奪ったり、動物の習性を研究して落とし穴などの罠にはめて食料にするという文化から発生しています。自分が生きるためなら、他人を騙しても良いという文化なんです。搾取が基本なんですね。集団の「和や信頼」がないと農耕文化を維持できない農耕民族とは根本的に異なっているんです。また、横道にずれそうですが、要は騙されて罠にはまってはいけない…ということです。最近、日本でも格付けがはやっていますが、どうも、外資系が流してくると、神社のお札のようにありがたがる風潮がありますが、本当に、盲目的に信用しても良いんでしょうか。馬鹿みたいに買いに行っているときに、ほくそえんで売っている人がいるんじやないでしょうか?日本の投資家ももう少し、人を疑うことを覚えた方が良いのかもしれません。

 まあ、そういう観点でみると、本来なら、米国株は先月の29日に300ドル近い下ヒゲを引いた時に底が入っていたはず…。しかし、6月に入ると急にあちこちから弱気の材料があふれ始め、本来、底だったはずの安値も更新。あまりの悪材料の多さに、「総悲観」の局面になったのが先週までの相場だった…といえます。しかし、先週末の米国株の動きは明らかに「総悲観」の局面とは違う動きをしました。為替も同様です。直近のレポートでも流れの変化を指摘しましたが、やはり、今日は、為替の動きも反対向きになりましたし、GLOBEXの米国株先物でも、ニューヨークダウは40ドルを超える上げになり、今晩に期待を抱かせる動きになっています。まだテクニカルの問題をクリアしなければなりませんが、少なくとも、メンタル面では大きな変化が起きた…とみても良いのではないでしょうか。

 さて、問題のテクニカルですが、日経平均hは今日で3日続伸。変則ながら「赤三兵」みたいな線をつけました。また、三本新値も陽転…。買いサインを入れました。ただ、25日線は対応点が1万円以上にあり、まだ2週間くらいは上げに転じませんから、これを上向かせるだけのエネルギーが出て来るかどうかが焦点になりそうです。とりあえず、25日線に届いたこと、以前からポイントにしてきた、2月安値9867円に届いたことで、目先目標達成感が出ることもあるかもしれません。当面、上昇局面入りを確実なものにするには6月4日の戻り高値9962円を上抜くことが必要になりますが、25日線の下落圧力をしのいで、達成できるかどうか…。

 先週末の日経平均週足サイコロは5勝7敗、RSIは40と、ほぼ昨年11月安値時に接近する数字になっていますので、中期的な出直り相場に入っても不思議ではありません。ただ、以前から言うように、指数はデリバティブでがんじがらめになっていますから、これを云々しても無意味。チャートをみても、13週線や26週線など中期のトレンド線が下を向き、かつ株価が移動平均線の下に入って、典型的な戻り売りパターンを示している指数採用銘柄と、機械や電子部品、自動車部品など軽量級のものとは根本的に動きが異なります。米国でも、低迷相場の中で、クラウドコンピューター関連は連日新値を更新するなど、新しい流れが始まっています。相場の前提は、ドル安からドル高に変っており、輸出主導の大型株相場は、NASDAQ主導の中小型株相場へと変わりつつあります。以前から言っているように、指数は崩れなければそれで良し…。あとは、成長性を重視した銘柄を買えば良い。国策の変化反映したゼネリック薬の日本調剤(3341)とうとう、4000円の大台に乗せてきました。

 今日は四季報と会社情報の発売日。これをみて、今週くらいから個人投資家の買い姿勢が高まりそうですね。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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