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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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閑散、見送り商状のなか、始まった2012年3月期業績の織り込み相場
 15日火曜日の日経平均株価は、8円04銭高の9887円89銭、TOPIXは0.27ポイント高の878.83と、ともに4日続伸して終わりました。全般的には見送り気分の強い展開で、出来高概算は15億4177万株、売買代金は1兆675億円と、前日に比べやや増加したものの、超薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは83、RSIは60、25日線かい離はプラス0.3%と、ついに25日線を回復してきました。今日の終値での25日線は9860円…前日からの下落幅は21円となり、下落ピッチは緩くなってきました。今日は、ギリシャ国債の格下げという、悪材料を抱えながらのスタートでしたが、ヘッジファンドなどの悪たれ坊主どもの決算対策が一巡しており、至極平穏な相場になりました。

 今日の相場は、週明けの米国株が続伸後にギリシャ国債格下げのニュースを受けて下げ幅を圧縮。結局下落して終わったことや、CME日経平均先物がドル建てで1万円大台にあと20円に迫りながらも、前日の大証先物終値を下回って帰ってきたことを嫌気。先物売が先行し軟調に始まりました。昨日のムーディーズによるギリシャ国債のジャンク級(投資不適格債)への引き下げが、欧州市場の終了後に発表されたもので、市場が未消化になっていたことから、欧州市場の反応を見たいというムードが強く、終日見送りがちに推移。日経平均の終日値幅はわずか85円にとどまっていました。ただ、日本株が崩れなかったのには、格下げのニュースにもかかわらず、円高が大きく進まなかったことやGLOBEX米国株先物が小幅高で推移。アジア市場も全般にしっかりに推移していたことから、先物筋も仕掛けのタイミングをつかめなかった…というところもあるんでしょう。ただ、東証終了後のインターバンク市場では円高がやや進行するとともに、スタートした欧州市場も反落していますが、ギリシャ国債格下げの材料は、米国や日本市場、アジア市場で冷静に受け止め消化されており、案外、欧州市場も切り返して終わるのかも知れません。

 以前から、「八白土星」の5月相場は、年盤の「八白土星」と同じになって、相場は低迷する可能性が強いとして、4月中に整理をつけておくように、と書きました。株式レポートでも5月に入って、慎重姿勢をとり注目銘柄を取り上げない週もありましたが、無理して注目したものは、やはり結果がよくありませんでした。ただ、「7赤金星」にはいる6月からは相性が良くなるので、積極的に攻めるべきとし、レポート銘柄も注目株を増やし、オリジン電気(6513やセガサミー(6460)などを取り上げましたが、やはり6月に入り、値上がりを始めました。このコーナーでも、「占いは…」と遠慮しながら、6日の「芒種」から季替わりするので、流れが変わる…と書いてきました。実際、米国株は先週から上げに転じたほか、先週末の予想を下回る小売売上高統計に関しては、強気の材料を詳細に探すという方向に転換。明らかに、雇用統計への失望相場とは異なった動きにメンタル面でも変わっています。まだ本当に強くなったかどうかは、分かりませんが、今晩の欧州株がギリシャ格下げの影響を跳ね除けて切り返せば、流れはずいぶんと変わってくるのではないでしょうか。今晩の欧州株の終わりかたは見ものです。

 さて、昨日も書きましたが、このところ個人投資家が相場を見送っているのは、新しい四季報や会社情報が出るのを待っているんじゃないか…と書きました。今日当たり、どうしてあげているのか分からないものがぱらぱら出ていましたが、調べてみると、2012年の業績見通しの良いものに買いが入っているようです。新しい情報誌を手に入れた投資家が、来年度の業績の良いものを調べ、割安なものを仕込もうという動きが始まっているようです。その意味では、いよいよ来年度の相場を織り込む動きが始まってきた…といえるのではないでしょか。

 例えば、株式レポートでは、指標株として、日立(6501)を継続して取り上げていますが、同社は、東芝や三菱電機など他の重電株に比べ、選択と集中という点では大きく遅れを取りました。しかし、ここにきて、新興国や先進国で始まった鉄道やエネルギー、通信などのインフラ投資ブームで、同社の総合力が注目されるようになってきました。パソコンの復調でHDD事業も復調。2011年3月期のEPSは29円50銭、2012年3月期は44円70銭に拡大する予想です。この数字からみれば、時価はPER10倍以下の割安株。また、他の主力株の相場のスタートが昨年3月なのに、同社は昨年の12月がスタート。相場の若さという点ではまったく異なっています。さらに、昨年1年間株価の頭を押さえていた抵抗ラインを上抜いているほか、現在は、この抵抗ライン付近まで下落。このラインが下値抵抗ラインに変化しているかどうかを試している段階。底に出てきたのが、2012年3月期予想EPS44円70銭…。株価がどう反応していくかが楽しみになってきました。

 昨日も書きましたように、日経平均週足のサイコロは5勝7敗、RSIは40と、中期の上げに対しても余裕含み。来月までは相性が良いとなっていますが、夏場にかかってくると、11月や年末に決算を控えた悪がきどもがまた動き出してくる…早いうちに勝負をつけてしまいましょうか。そのためには、人より早く、上がりそうなところに入っておくこと…か?

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またまた格付け会社がKYぶりを発揮…でも影響力は明らかに弱まっている?
 おはようございます。

 週明けの欧州市場は、比較的平穏に推移。ECBが先週末までに国債の買取を実施していたことが伝わったことや、4月のユーロ圏の鉱工業生産が前月比0.8%増加し、11ヶ月連続上昇するなど、政策面や景気面への信頼感が回復。EUの主要市場が全面高するとともに、ユーロも主要通貨に対して買い戻され値上がりしました。しかし、市場が終了するとともに、格付け会社ムーディーズがギリシャ国債の信用格付けを一気に4段階引き下げ、ジャンク級(投資不適格)としています。IMFなどの支援策は一応評価しながら、きつい引き締め策などがギリシャの成長を阻害する可能性があることを指摘しているようですが、再び、市場の流れが変化しようとしているときに、抜群の「KY」ぶりを発揮しました。たまたま、このタイミングになったのか…、それとも、危機感を煽るためか…。引き下げするなら欧州市場が開く前にやれば良いのに、わざわざジャンプしているときに足払いをかけることはないだろうと思いますが…。昨晩の話ではないですが、意図的なものを感じずにはいられません。

 昨日の米国株は、先週末の好地合を引き継ぎ、続伸してスタート。ドルが軟化したことから、キャタピラーやインテルなど欧州向け輸出比率が高い主力株を中心に買われたほか、サンディスクのフラッシュメモリーの成長性を高評価した記事が経済紙に掲載されたことや、アップルがアイホンやアイパッドなどの新製品の好調で、売り上げが大幅に増加するなどのレポートが出されたことから、ハイテク株全般も買われました。ただ、欧州市場が終了した昼ごろに、ムーディーズのギリシャ格下げの話が伝わると銀行株から売られ、急速に上げ幅を圧縮。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落したものの、ハイテク株が中心のNASDAQ総合指数は、小幅続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比9980万株増の11億4044万株。騰落状況は値上がり1888、値下がり1165と、値上がり数が上回っています。

 この日は、世界的な半導体需要の増加を予測する受託製造会社経営トップの話を好感。半導体・同製造装置関連などが買われ、SOXX(フィラデルフィア半導体株指数)が上昇して終わるなど、NASDAQ総合指数の堅調ぶりが目立ちました。米国内では、クラウドコンピューターサービスが、企業のコスト削減経営とマッチして急速に拡大。関連株は市場とは逆行する動きをしています。一方、ニューヨーウダウやS&P500など主力株を中心にする指標は輸出依存が強いため。、ユーロ相場に敏感に反応。昨日のように、場中に為替に関する悪材料がでると、ハランするもろさを抱えています。昨日のNASDAQの強さにみられるように、米国経済自体が構造変化を起こしつつあることを市場が映し始めたのかもしれません。

 直近の株式レポートで解説しましたように、やはり、ニューヨークダウは値を延ばすことが出来ませんでした。6月4日につけた長大陰線、下落中の25日株価移動平均線、5月後半から6月初旬にかけて形成した1万250ドル~300ドルのテーブル、そしてそのテーブルを作るもとになった200日株価移動平均線(週末1万313ドル)という抵抗帯があり、押さえ込まれた格好になっています。ちなみに、昨日のニューヨークダウの高値は1万328ドルでした。ただ、市場心理は先週末にかけ変化しており、当面は、上昇中の52週線と、同じく上昇中の200日線の間で往来相場となりそうですが、日本と異なり、25日線の状況が改善するのに一週間ほどの日柄で済みそうで、案外早い上昇相場への転換があるのかもしれません。

14日の米国株
ニューヨークダウ 1万190ドル89セント -20ドル18セント(0.20%)

NASDAQ総合指数  2243.96ポイント  +0.36ポイント (0.02%)

S&P500    1089.63ポイント  -1.97ポイント (0.18%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9890円 +10円

         (円建て) 9840円 -40円

米国10年もの国債金利  3.2750% +0.059%

WTI原油  75.12ドル +1.34ドル

GOLD  1224.30  -5.60ドル  


 週明けの米国株は、高安まちまち。CME日経平均先物は、一時ドル建てが9980円と1万円大台に接近したものの、ギリシャの格下げを受けて、小幅下落して終わっています。円相場は、海外で一時対ドルで91円96銭、対ユーロで112円87銭まで軟化する場面がありましたが、国内では、対ドルが91円60銭台、対ユーロは111円80線台と安定的な動きをしており、市場が悪材料に打たれ強くなったことを示しています。指数的には、今日も先物次第の展開になりそうですが、ギリシャ格下げを受けた先物筋の売り崩しの動きが予想されるものの、為替や、GLOBEXなどの外部環境が先物筋に味方するかどうかは疑問…。昨日も書いたように、指数採用株と、小型成長株には明らかに違いが見られ、今日も、二面性の強い展開になりそうな感じがします。米国の流れを受け電子部品、自動車部品などパーツ関連、ソフト関連などが賑いそう。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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