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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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じり高が続く米国株…業績にらみの膠着相場だが、下値からの買い圧力は予想以上
 おはようございます。昨日は、書き込み出来ずに失礼しました。ちょっと横になっていたら、朝まで寝てしまいました。誰も起こしてくれませんでした。思いやりなのか、それとも無視されているのか…。

 さて、昨日の米国株は、欧州市場が高安まちまちになるなか、この日開催されたEU首脳会議が、域内主要銀行のストレステスト結果を7月下旬までに公開することを決定。これを好感して銀行株などが買われ高よりしてスタートしました。ただ、この日が、先物やオプションなど4種類のデリバティブの決済日に当たっていたことや、昨日までに発表された冴えない景気指標や雇用の悪化に関する指標が株価を圧迫。一時暴落後の戻り高値を更新したものの、その後は前日引け値付近で小動きに推移。結局、主力3指数とも小幅続伸して取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は前日比6億700万株増の17億6575万株。騰落状況は値上がり1681、値下がり1339と値上がり数が上回っています。

 この日は、金融情勢の波乱をヘッジ目的で金価格が上昇。一時、1オンス1263ドルの最高値を更新。これを映し、これを映しニューモントマイニングなど産金株が買われたほか、非鉄や原油価格の上昇を受け資源・エネルギー株も買われ指数を押し上げました。また、欧州銀行がストレステストを実施することで債務懸念が減少する、として、金融株も買われるなど、全般が小動きとなるなか、堅調に推移しました。

 この日で、ニューヨークダウは4立会日、NASDAQ総合指数は7立会日連続の上昇になりました。以前から書いているように、上昇トレンドが壊れていない200移動平均線が下値を支えるものの、5月20日の長大陰線の呪縛からまだ逃れられない格好になっています。また、これまで下値を支えてきた26週移動平均線に接近していることも、上値を追うことを慎重にしているようです。このところ、新規失業保険申請件数や景気指標内の雇用項目に悪化の兆しを示すものや、製造業統計で、在庫が急増するなど、ファンダメンタル面で変調の兆しが出ていることも警戒感を高めています。ただ、運送大手FEDEXの内外取扱高など実際の景気の体温計に当たる指標は堅調に推移しており、市場はやや神経質になりすぎている感じがします。当面、景気指標に一喜一憂しながら、来月はじめの雇用統計、来月末からはじまる決算発表へとつなげていくものと思いますが、懸念材料を抱えながら、水準を切り上げていくパターンになりそうです。とにかく、最大のポイントは、今年1月の高値を上回ること…。

18日の米国市場
ニューヨークダウ 1万450ドル64セント +16ドル40セント(0.16%)

NASDAQ総合指数  2309.80ポイント  +2.64ポイント(0.11%)

S&P500   1117.51ポイント +1.47ポイント(0.13%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  1万0040円 +40円

         (円建て)  9995円  -5円

米国10年もの国債金利  3.223%  +0.033%

WTI原油  77.18ドル  +0.33ドル

GOLD  1258.3ドル  +9.6ドル



18日の日本株

日経平均株価 9995円62銭 -4円38銭

TOPIX  884.64ポイント  -2.34ポイント

出来高: 15億5513万株   売買代金 :1兆1387億円

日経平均サイコロ :7勝5敗   騰落レシオ :86  RSI :56

25日線かい離 :+2%  25日線 :9803円     


★市況
 終日、外部環境にらみの展開。上海市場の重たい動き、膠着感を強めた円相場、GLOBEX米国株先物も終日小動きに推移。先物も仕掛けの材料不足から小動きに推移。終日値幅は80円にとどまったものの、引けでは1万円大台をキープ。大台の固さが目立ちました。先物が小動きに推移したことから現物市場はさらに膠着感を強め、日経平均の終日値幅は64円にとどまっています。好調な企業業績見通しが個人投資家の押し目買いを誘い、主力株を中心に信用買い残が増加。荷もたれ感が出ていることも動きを重くしています。ただ、昨日も大型株指数がマイナスになる一方、小型株指数がプラスで終わるなど、全般は成長株を中心にした業績回復を先取りする動きを強めています。

★来週は
 米国CME日経平均先物(円建て)は小幅(5円)安で帰ってきました。円相場は対ドルでは膠着感が強まり、90円60銭台、対ユーロは依然ユーロへの懸念が残り112円20銭台とやや円高で終わっています。週明けの相場は、手がかり材料難から、週末終値付近でのスタートになりそうですが、その後は、GLOBEX、為替、上海市場など外部環境にらみの展開に…。ただ、市場の流れは、先物市場の影響を受けやすい指数よりも、個別銘柄の材料を評価する動きになりつつあります。米国NASDAQ市場の強さを反映し、ハイテク株中心の流れへ。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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