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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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GLOBEXの米国株の上げが無かったら、今日のアジア株の上げはあったのかな~
 週明け21日の日経平均株価は242円99銭高の1万298円01銭、TOPIXは17.85ポイント高の902.49と、ともに急反発して終わりました。出来高は17億7107万株、売買代金は1兆3029億円と、前週末比でやや増加したものの、依然、薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは99、RSIは64、25日線かい離はプラス4.4%に拡大しています。今日の終値での日経平均25日線は9804円。前週末の9803円から、1円上昇しました。今週号のレポートでは週内か来週はじめくらいから状況が改善するか…としましたが、うれしい誤算になりました。この改善で、下値のライン(直近レポートで図示)がますます固くなってきそうです。

 さて、レポートでは、今回の中国の為替変動幅の拡大は「円安要因」としました。新聞などの論調では、中国が米国議会の圧力に負けて変動幅の拡大に踏み切った…として、米国国会議員の勝ち誇ったようなコメントを流していました。でも、本当にそうなんでしょうか。中国元は米国ドルにリンクしているおかげで、今回のユーロ安では、実質的に15%くらい通貨高になった勘定になります。本来なら、変動幅の拡大なんかしたくないはずですが、中国としては国内金融政策上、どうしても通貨を切り上げなければならない事情があるようです。詳しくは書きませんが、だから円高では無く円安になる…としました。実際、取引終了後、円は対ドル、対ユーロとも円安方向に動いているようです。今後の中国国内情勢にもよりますが、小幅な通貨調整は否応無しにしばらく続くのではないでしょうか。

 今日の日本株は、大幅高で終わりました。値下がり数がわずか141銘柄しかありませんから、全面高商状になっています。為替はやや円高方向に振れてスタートしていますから、本来は、こんなに上げるはずは無かったのですが、結局、寄りつき前から、GLOBEX米国株先物が急伸。ニューヨークダウは100ドルを超える上昇になっていましたので、これが全体を引っ張る格好で上げをリードしています。もし、GLOBEXがちんたら始まっていたら、先物が売りから入り、今日の指数とは反対の結果になっていたかも知れません。まあ、米国としては、「元がきりあがったんだから、俺たちの国の輸出がしやすくなる…」ということなんでしょう。また、シットヘッド(くそ頭)とあだ名される議員さんたちにしてみれば、元切り上げに抵抗する中国を屈服させてやった…、これで中間選挙に向けて点数稼ぎが出来たくらいにしか思っていないでしょう。とにかく、上海市場が始まるまでは反応は分からないはずだったのに、米国のおかげで、先物が買い戻され、これにリードされる格好で裁定買いが入り指数を押し上げ、さらに、GLOBEX米欧株先物が150ドル近くまで上げ幅を拡大したことも、先物買いや裁定買いの増加につながり指数を一段と押し上げた…というのが今日の相場だったんでしょう。(でも、レポートで予想したとおりの行動を中国が取ったら、今日の買いが全部売り物に変わるかもしれませんが…)

 まあ、全面高相場ですから、まずは万歳ということなんでしょう。おかげで、出遅れていた、TOPIXが6月初旬の戻り高値を更新。これで、先日の安値が2番底だったことが確認されました。すでに先週の段階で2番底を確認していた日経平均や新興市場、中型株指数、小型株指数に比べて、出遅れていた主力大型株がやっとキャッチアップしてきた、ということですね。ただ、週足を見れば分かりますが、欧米ファンドの売りを浴びてチャートを壊された主力株は、柳の下の幽霊状態…。少し上がろうとするとすぐに柳の枝に引っかかってしまいます。まだ、しばらくは逆張り圏内の動きでしかないということです。一方、いち早く2番底を確認した軽量級の銘柄群は右肩上がりを維持。押し目買い基調を続けており、完全に二極化しています。個人は、動きの良い新興市場や、中小型の方に注力していますね。

 このコーナーでは株式レポートと並んで、6月初旬から強気相場の流れに変わる…と何度も書き、物色の中心は軽量級になるとしてきました。すでに、5月30日号から、中小型株中心に注目銘柄の数を増やして会員様にお届けしましたが、いまのところは、オリジン電気やセガサミー、NTTデータ、電化などが順調に値幅をかせいでます。また、昨日発行した直近号では、このコーナーでもしつこく書いているクラウドコンピューター関連で3銘柄取り上げましたが、本日は日経一面の記事の後押しもあり2%を超える上昇をしています。以前から書いているように、米国ではアカマイなどのクラウド関連は連日の新値更新になっています。今回取り上げた企業も、クラウドサービスに不可欠な技術を持つ会社で、もしかしたら、米国と同様な相場に発展するかもしれない…と、一人期待しているんですが果たしてどうか?

 どうも、日本の市場関係者は、中国ばっかりに目が向いている感じがしますが、日本の企業にとって採算の良い取引先は中国ではないはず…。それにしても、今日の日経一面の記事「ITで70兆円新市場」の見出しはいいのですが、いまどき、ITなんていっているのは日本だけ…。見識の無さを図らずも自ら示すことになりました。ソフトバンクだって、アイホンをどんどん売るのは良いんですが、これだけ大容量のデータをやり取りするようになったら、通信インフラが突いていかなくなることぐらいは、米国のトラブルの増加をみていれば事前にわかって対処できたはず…。ウエブ業界は新しい世界に入っている…という認識を政治かも業界人も持たないと、また遅れを取ることになる…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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