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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2010/06 | 07
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金融改革法案の合意で悪材料が出尽くすも、GDP下方修正による景況感の悪化が上値を抑え、膠着相場に
 おはようございます。

 昨日の欧州情勢は、主要な舞台がカナダで開催されているG8,G20に移っているため、比較的平穏に推移しました。ただ、財政再建の行き過ぎを懸念する米国をよそに、ドイツのメルケル首相は、EUや同国の財政再建の強化を提唱。フランスもフィヨン首相が、1000億ユーロに達する赤字削減に言及。前提となる経済成長率が低下する場合、削減額を増額する必要があるなどと発言。EU全体で財政再建に取り組む姿勢を強めることをアピールしています。

 昨日の米国株は、高安まちまちの終わり。この日は、第一四半期GDPの確定値が発表されましたが、改定値の3.1%増から、2.7%に下方修正。特に、個人消費や設備投資が下方修正されたことから、第二四半期の見通しへの警戒感が高まり、小売や日常買回り品関連が下落しました。っまた、この日、長らく市場の頭を押さえてきた金融規制改革法案について、上下両院の合意ができ、内容的にも銀行の業績を悪化させるほど厳しい内容にならなかったことから、悪材料出尽くし感で金融株が買われたほか、格付け会社への締め付けが予想より緩かったとして、格付け会社が買いなおされたことから、引けにかけ全体的に下落幅を縮小。結局、ニューヨークダウは続落したものの、金融株の上昇を受けたNASDAQ総合指数やS&Pは反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比12億9370万株増の25億5464万株。騰落状況は、値上がり2212、値下がり810と買いが上回っていました。

 この日は、金融規制改革法案が思ったほど厳しい内容にならなかったことを好感、シティやAIG、AMEXなどの金融株が商いをともなって買われ、S&P500やNASDAQ指数の上げに寄与しました。ただ、GDP確定値が消費の弱さを受け下方修正されたことから、ウォルマートやコカコーラ、P&G、ジョンソンアンドジョンソンなど消費関連の足を引っ張りました。消費関連の場合、中国に仕入れ拠点を置くものが多く、元切り上げによるコストアップを懸念する動きもあるようです。一方、景気減速懸念を受け、ドルが軟化したことを受け、ボーイングが堅調に推移したほか、ドル軟化による金、原油など資源価格の上昇を受け、産金株、アルコアなど素材株の上げも目立ちました。

 米国株は、当面の懸念材料だった金融規制改革法案成立に目処がついたことから、買いが先行しましたが、欧州を中心とした緊縮財政で景気が悪影響を受けるのでは…との懸念が上値を抑え、上にも下にも動きにくい展開になっています。週明けからは、需要な経済指標の発表が続くことや、合意をみた金融規制改革法案の市場への影響を探る動きが始まります。また、景況感の後退からアナリストの第二四半期業績の下方修正が増えており、実際の業績内容との刷り合わせも始まります。さらに、下半期入りとなるファンド筋がユーロへの攻勢を再開するかどうかも焦点となり、当面は、小動きの展開となるのでしょうか。以前から書いているように、下落中の13週線、26週線と上昇中の52週線にはさまれ、三角持合的な動きへ。オラクルの好決算にみられるように企業のICT投資回復でメリットを受ける企業に日が当たる…?

25日の米国市場
ニューヨークダウ 1万143ドル81セント -8ドル99セント (0.09%)

NASDAQ総合指数  2223.48ポイント  +6.06ポイント(0.27%)

S&P500 1076.76ポイント  +3.07ポイント (0.29%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9790円  +50円

         (円建て)   9760円  +20円

米国10年もの国債金利  3.1130%  -0.0100%

WTI原油  78.86ドル  +2.35ドル 

GOLD  1255.80ドル +10.30ドル


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値を20円上回って帰ってきています。円相場は、ユーロの安定を受け、対ユーロは110台前半で日本と同水準で終わったものの、米国のGDP下方修正を受け円の対ドル相場はやや上昇。90円20銭台の終わりになっています。週明けの日本株は、選挙戦が佳境に入ってくることや、外部環境にらみで、動きづらい展開になりそう。米国と異なりテクニカル的な下値支持線が無いのが難点だが、下げ幅が拡大する原因を作った欧州系ファンド勢の売りが、中間決算期末の通過で緩和する期待があることは好材料。しかし、これもユーロ相場次第のところがあり、外部環境次第の流れに変わりはありません。日本株については、日々の相場環境を見ながら判断するしかなさそう。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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