大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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一時はGDP数字に失望したが、過去の数字より現況を重視して押し目買い
 おはようございます。
 
 昨日の米国株は、第二四半期GDP速報値が予想値(2.5%増)を下回る2.4%増になったことから、景気の減速感が支配的になり売りが先行。急落してのスタートになりました。また、ミシガン大消費者信頼感指数確報値(7月)が予想を下回ったことが売りを加速。ニューヨークダウは一時120ドル以上下落。前日の安値1万387ドルを下回る1万347ドルまで売られていました。ただ、景気の減速感が出たといっても、プラス成長が4四半期連続していることや、この日も好調な企業決算の発表が続いていること。同日発表されたシカゴ購買部協会景況指数(PMI)が予想を大幅に上回っていたことから、景気敏感株を中心に買い戻す動きが強まり、引けにかけ上昇。ニューヨークダウは小幅続落となったものの、NASDAQ総合指数とS&P500は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比498万株減の11億7605万株。騰落状況は、値上がり1759、値下がり1243と、値上がり数が上回りました。

 注目の第二・四半期GDP速報値は2.4%の増加となりました。統計手法の改定から、前四半期の数値が3.7%増に上方修正されたことから、減速感が目立つ結果になりました。ただ、4四半期連続で増加傾向を続けていることや、企業の設備投資が大幅な伸びを示したことや、4~6月のドル高環境にもかかわらず、輸出が二桁の伸びを示したことが注目されます。また、輸入の伸びが29%近くになるなどドル上昇の影響がでたほか、個人消費の伸びが1.6%増にとどまるなど、雇用不安の影響が指摘されていました。ただ、4~6月はユーロ危機の影響が大きく、この間、株価が調整。これによる逆資産効果の可能性も考えられます。7月にはいり、為替、株式市場の状況は大きく変化しており、第二四半期の数字を額面どおり受け取るのは問題が残りそうです(あまりに、単純すぎるでしょうが…)。この日発表された7月のシカゴPMI指数で、新規受注が前月の59.1から64.6に急増。生産も64.2から65.0へとわずかに改善するなど、調査項目に改善するものが多くありました。

 この日は、ボーイングやアルコア、キャタピラーなど景気敏感株を中心に買われ、値を戻しました。ニューヨークダウは安値1万347ドルまで売り込まれましたが、このポイントは、以前から、下値の目処としてきた7月中旬の戻り高値がある1万400ドル付近に対応したもの。この付近には、200日線や26週株価移動平均線などチャート上の節値が集中していることも、押し目買い気運を強めさせたようです。残念ながら、今週の動きで、6月の戻り高値を更新し、上昇トレンド入りを確認することはできませんでした。当面は、200日線に支えられながら、高値持合を続け、25日線の接近を待って再度6月のザラ場高値(1万627ドル)更新に挑戦することになるのでしょうか。市場は、強気と弱気が拮抗してきています。ここは目先ではなく、米国経済に関する大勢観を持って相場観を組み立てることが大事です。

30日の米国市場
ニューヨークダウ  1万465ドル94セント  -1ドル22セント(0.01%

NASDAQ総合指数  2254.70ポイント  +3.01ポイント(0.13%)

S&P500   1101.60ポイント +0.07ポイント (0.01%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9550円  +20円

          (円建て)   9535円  +5円

米国10年もの国債金利  2.9070%  -0.0920%

WTI原油  78.95ドル  +0.59ドル

GOLD  1181.70ドル  +3ドル

 
 米国株はほぼ横ばい。CME日経平均も大証先物終値とほぼ変わらずで帰ってきました。ニューヨーク外為相場では、円が一時ドバイショック時以来の85円台に上昇しています。終値は86円台半ばで終わっていますが、週明けの日本市場では、投機筋が円買い、株売りを仕掛けてくる可能性が強い上、米国債金利が大幅に低下していることから、債券先物買い・株先物売りの裁定取引も活発化しそうで、週末に続き、主力株への売り圧力が強まりそうです。来週以降、米国でFRBが長期国債の買い入れを再開するなど、量的金融緩和の一段の拡大思惑が強まりドル売り傾向が強まりそうですが、日銀の出方が注目されます。昨年11月のドバイショック時と同様に量的緩和を拡大するか、それとも円高を放置するか…来週は為替をめぐって相場は波乱しそうです。米国が緩和に踏み切れば、日銀が仕方無しに追随するということになりそうですが…。政府はこの大変な時に何をやっているんでしょうね~。日銀が何もやる気がないだけに、何とかしてもらわないと。

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円高と先物売りに振り回され続落…海外では円高が進行中
 週末30日の日経平均株価は、158円72銭安の9537円30銭、TOPIXは11.97ポイント安の849.50と、ともに続落して終わりました。出来高は大型数量株が賑ったこともあり、21億1640万株、売買代金は1兆3849億円と、ともに前日比で増加しています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは77、RSIは48、25日線乖離はプラス0.6%でした。今日の終値現在での25日線は9479円。前日から15円の低下となり、依然、下落基調が続いています。今週は、下落中の13週線の下値圧力が強いことを懸念。ただ、下値については、来週半ばにも25日線が上向きに転じてくる可能性があることから、両者のサンドイッチ状態になるかも…としましたが、水曜日の戻り高値以降、13週線に押さえ込まれる格好で調整。今日は、25日線の方向転換を意識しとりあえず下げ止まりの動きをしています。市場は、当面、25週線が方向転換し、下値を支えることを期待していますが、現在の25日線はまだ下落中。まだ下方圧力を強めたままですので、もし何かの理由で下方突破するようなことがあれば、ずるずると下に行ってしまうこともありえます。まあ、日本株には、売り叩きする投資家はいるものの、日本経済の将来を評価する投資家はいないようですから、ちょっと注意しておいた方が良いですね。

 さて、今日の朝も書きましたように、このところ、日本市場に帰ってくると対ドルでも対ユーロでも円が強含み、欧州の日本売りCTAを元気付かせてしまいます。今日も、輸出業者がドル売りやユーロ売りを持ち込み円高が加速したほか、来月から実施されるFX取引の規制強化から、円の売り方の投げが予想されるなど、円高要因が重なったことから、円高が進行。米国株で債券が買われた流れを受け、日本でも債券先物買いが有力となり、これが株の先物売りを増幅。今晩の米国GDP数値の発表を懸念した機関投資家のヘッジ売りなども重なり、今日の日本株には終日下落圧力がかかりました。昨日の先物出来高は3万4100枚でしたが、今日は5万9000枚近くに拡大。先物市場の売り圧力が強かったことが分かります。今日は日立など主力企業の決算も発表され、良い数字が出ることが期待されていましたが、先物売りが現物株の解消売りを誘発。良い決算が期待できるというのに、単にサヤが縮まった…という理由だけで売られています。まあ、今の相場にとっては、企業業績よりも、景気の見通しよりも大事なのは目先の現物と先物のサヤ…。思うように動かなかったら、日経平均の値嵩株を売り崩して、相場を下げる方向に導けば良いということでしょうか。

 今日の相場も、日本売りを強める商品投資顧問が再び先物を4930枚も売ってきました。月末にともなうポジション調整なのかもしれませんが、また、売りポジションが増加してしまいました。この投機筋は、2ヶ月前の米国雇用統計の発表の時は、皆が期待して買いに回っている時に売りに回り、見事に下落を当てています。また、ユーロ危機の最中にも、格下げが発表される少し前に売りを実施するなど、強力な情報網を持っているような感じがします。その投機筋が、今日も5000枚近い大きな売り玉を出してきた。なんだか気持ちが悪いですね。もしかしたら、今晩のGDPの数字に関し、何らかのネタをつかんでいるのかもしれません。実際、欧州市場に取引の場が移り、為替市場で対ドルが86円10銭台、対ユーロも111円90銭台をつけたり、と、円高が一段と進行しています。このまま、推移して、投機筋が予想するような数字になると、ちょっとヤバイ…。

 まあ、ここで、あれこれ悩んでいても仕方がありませんが、昨日発表された米国ベージュブックでも7月に入って新車販売が不振になるなど、ユーロ危機の影響が出始めている感じがします。今日発表された日本の鉱工業生産指数も車や電位部品の輸出減を受け。4ヶ月ぶりにマイナスに低下しています。どうやら、日米とも通貨高のマイナスの影響が出始めたようです。6月後半からユーロ安はやや修正されていますが、これではまだまだ…。ちょっと警戒した方がいいのかもしれません。一方、EUでは自動車業界は絶好調ですね。まあ、米国のICT産業の好調でどの程度輸出の落ち込み分をカバーしているか、まあ、今晩の数字を見ないとなんといえない所でしょう。

 今晩の数字をみて、明日の朝にでも書きます。ただ、この数字はあくまでも過去の数字…。昨晩も書き増したように、日米とも水面下では巨額の遊休資金が動き出す兆候が見え始めています。まあ、あまり目先や過去の数字にとらわれないことが大事ですね。

今日は、来客があり書き込みが遅れました。殴り書きをしていますので、分かりづらければご容赦!

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GDP数値発表を控え神経質な展開…目先の下値調べは終わったが?
 おはようございます。

 昨日の米国株は、新規失業保険申請件数が前週から減少したことや、欧州市場が堅調な景気指数を受け高く推移していたことを好感し買い先行でスタート。大幅な増益を記録したエクソン(91%増益)が急伸したほか、好調な決算を発表したモトローラやサウスウエスト航空など主力株が買われ、ニューヨークダウは、一時90ドル近く上昇し戻り高値を更新する場面もありました。ただ、グラフィック半導体大手エヌビィディアが慎重な業績見通しを発表。半導体への先行き懸念が高まると共に、前日引け後に期待を裏切る決算を発表したクラウド関連のアカマイや業績を下方修正したシマンテックが売られるとともに、景気の先行き懸念が台頭。明日発表される第二・四半期GDP数値への警戒感が高まり、利食い売りが増加。ニューヨークダウは110ドル安に下落幅を拡大。一時1万380ドル台に下落するなど荒っぽい動きになりました。ただ、為替市場でドルが軟調に推移していることから、資源株などが買い直され引けにかけ下げ幅を圧縮したものの下落分を埋めきれず、結局、主力3指数は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億7676万株増の11億8100万株。騰落状況は、値上がり1591、値下がり1423と値上がり数が上回っています。

 この日は、一部ハイテク株が冴えない決算を発表、インテルやAMDなど半導体・同製造装置関連が売られたほか、日用品大手のコルゲートの売り上げが市場予想を下回ったことから、家庭用品、パーソナル用品が売られるなど決算発表が株価の足を引っ張りました。ただ、押し目買い意欲は強く、以前から指摘指摘している押し目のポイント、7月中旬の1万400ドルの戻り高値付近から反転しています。今晩発表される第二四半期GDPへの警戒感が強いのですが、同期間の企業業績は予想を上回る好調な状況。このところ、企業業績とマクロ指標のかい離ができており懸念はありますが、ここにきて、ドル安が進行し始めていることは米国製造業の復調にとっては明るい材料で、案外、あく抜けにつながる可能性もあります。とりあえず、今月中旬の戻り高値の頭を叩いたことで、目先的な下値調べは終わった格好になっていますので、今晩の数字次第では予想外の展開もあるかもしれません。

 29日日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0467ドル16セント -30ドル72セント(0.29%)

NASDAQ総合指数  2251.69ポイント -12.87ポイント (0.57%)

S&P500  1101.53ポイント  -4.60ポイント (0.42%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9645円 -45円

          (円建て)  9640円  -50円

米国10年もの国債金利  2.9866%  -0.0092%

WTI原油  78.36ドル +1.37ドル

GOLD  1171.2ドル  +8.8ドル


 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証先物終値を50円下回り9640円で帰ってきています。ニューヨーク外為市場では、株安や今晩発表されるGDPへの警戒感、債券市場への資金回帰による金利低下などからドル相場が軟化。対円で86円70銭台に軟化しています。また、ユーロの景況感の改善からユーロが買われ、一時1.3107ドルと戻り高値を更新する場面もありました。国内市場に入るといつもどおり円高が加速。現在は、対ドルが86円60銭台、対ユーロが113円30銭台と、円が上伸しています。今日は、円高の進行のほか、今晩、ビッグイベントを控えていることから、先物筋やオプション筋のの思惑が交錯。波乱含みの展開になりそうです。ドルの軟化を受け、資源価格が上昇するなど、ドル代替資産に動意が見られますが、円高が相殺するため、国内で相場になるかどうかは微妙。今日も、決算発表数字をめぐり個別に買われる展開か…?週末控えで、先物筋の売り仕掛けと裁定解消売りが懸念されます。好業績株についても、先行きの業績を懸念する動きが強く、相場は短命。チャートを参照し、戻り目処を算定して買うなど慎重な姿勢が望まれます。

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ユーロ危機下で頑張った日本企業…でも、先行き懸念で買いは手控え
 29日木曜日の日経平均株価は、57円25銭安の9696円02銭、TOPIXは4.24ポイント安の861.27と、ともに反落して終わりました。出来高は18億9435万株、売買代金は1兆1956億円と前日から減少して終わりました。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは81、RSIは55、25日線かい離はプラス2.1%でした。今日の終値での25日線は9494円。前日からの下落は9円。下落ピッチは落ちてきました。時価付近でがんばってくれたら週明けには25日線は上向きに転じてきます。今まで、下値を支持するラインが無かっただけに、5日線、25日線が上昇に転じれば状況は大きく変わってきます。目先は13週の下落圧力をどうしのぐか。

★外部環境が整わず先物筋も手控え
 今日は、米国株が下落したことや、CME日経平均先物も、大証先物終値を下回って帰ってきましたから、相場環境としては弱含み…。いつものように、円相場が、国内取引に入り強含みになったことも、手控え気分を強めさせました。ただ、今日は外部環境が大きく動かなかったことから、先物筋も積極的な売買は手控え気味。商いは日通しで3万4100枚程度と閑散商い。一時、海運大手の好業績を好感し現買いが入ったものの、積極的に仕掛けるような動きは無く、結局、先物はCME日経平均先物の終値9680に近い。9690円で終了しています。まあ、先物筋も仕掛けに動いても、主力株の企業業績が予想外に良い事から、現物買いが入るため、売り崩しにくいということもあるんでしょう。本来なら、買いに動いてもいいのですが、全体のポジションが売りに傾いていますので、動けないというところでしょうか。売り方に踏ませるチャンスなんですが、国内投資家も気迷い気分ですから、結局、相場がこう着状態になってしまいます。

★危機下でも頑張った日本企業
 さて、日本企業の決算発表真っ只中というところですが、予想通り4~6月というユーロ危機の厳しい経営環境下にもかかわらず、外需依存型企業の健闘うぶリが光っています。いっぽう、国内市場依存型の企業は、減額修正などさえない決算が目立っています。これを、見ても今、円安にすれば、かなりの景気刺激効果があると思うのですが、また、このことについて書けば毎日の繰り返しになりますので、今日は書きません。ただ、良い数字が出ていても、証券関係者は、ユーロ危機の影響はこれから出てくる…と慎重姿勢を崩しません。このあたりが、折角、良い数字が出てきても買われない背景なんでしょうか。でも、この期間中、EU経済が崩壊するのでは…とまで、言われ、海外の輸出企業に信用状が発行してもらえず、EU企業との取り引きができなかったり、契約がキャンセルされたり…と異常な事態が続いたんですが、為替が落ち着きを見せているのに、「これからが大変だ…」という根拠は一体何なのでしょうか。業績見通しが外れた言い訳をしているようにしか見えないのですが…。

★世界中が「余った金をどうしよう」状態になっている
 今日のテレビの解説をしていた、大手証券のストラテジストは、8月初旬まで上がっても、ニューヨークダウは10月にかけ9000ドルを割り込むと、大変なご託宣をしていました。米国GDPの数字が予想より低く出るとか、景気情勢が悪いにもかかわらず、FRB内で利上げ論議が高まるなどが原因になるそうです。だったら、今のうちに売っておかないとけませんが、売れとは言いません。後になって、下がったら、「あの時言っておいたでしょ」と、自慢たらしく行ってくるんでしょうね。所詮、評論家であり実践家ではないんでしょう。ただ、今回のレポートでも指摘しましたが、今、世界中で余った金をどうしようかという状態になっています。米国や日本の債券市場には安全資産のドル・円買いで流入した資金が滞留。米国では、ここにきて金利が3%台に入り、投資家はリスクを感じ始めています。また、リーマンショック後の資金ショート懸念に備え、企業や個人は借金返済にいそしみ、米国企業の手元には邦貨換算で140兆円の資金が滞留しています。このまま、株主総会を開いて、何も言われないんでしょうか。この使い道を真剣に考えないといけない事態に米国の経営者は追い込まれています。

★世界中で始まった新成長分野の縄張り争い
 日本だって状況は同じ。そんな時に、EVや水の問題、インフラ開発など成長分野が世界で雨後の筍のように出てきました。それも、どの分野も主役がいない状態。シェアの獲得を目指して、ものすごい縄張り争いが始まっています。当然、敵を呑み、呑まれる合従連衡が熾烈になってきます。そこで物を言うのは資金力。今日の松下グループの再編も、何か大きな狙いがあるようですし、日清食品のオリエンタル酵母などの買収も同様。米国でパソコンメーカーのデルがデータ処理会社を買収するなど、景気後退後の成長分野をにらんだ投資が活発化しています。この動きが、証券市場を刺激しないはずはありません。これに、債券市場に眠っている資金が加わったときに何が起きるか。目先の弱気の材料ばかり数え上げるより、少し視点を変えてみれば、面白い現象があちこちで起きているのに気づくはずです。先週末に起こったことも、株式市場にはプラスに作用してくるはずです。ちょっとかk過ぎようとしていますので、この辺で…。

★ドル安は株安で、米国株の先物は反発
 海外では、ユーロ・ドル相場は1.3070ドルと、再びユーロは危機後の高値を更新してきました。ドル安は株高としましたように、GLOBEX米国株先物市場は、ニューヨークダウが50ドルを超える上昇になっています。米国株が上がれば日本株も上がる…。あっ、忘れていましたが、大手証券のストラテジストは、8月頭から9000ドル割れに向かって下げる、といっていましたので、売らなければいけませんでしたね。こんなところで強気したらいけませんでした。大先生、失礼いたしました。

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景気の二番底懸念で小幅に調整…高値挑戦は、仕切りなおし?
 おはようございます。

 昨日の欧州情勢は、ストレステスト効果が剥げるなか、ドイツの消費者物価指数(7月)が前月の0.9%から1.1%へと上昇が加速したことを嫌気。引き締め強化を懸念し株価が5日ぶりに反落。他の欧州主要市場の株価も軟調に推移していました。また、米国の耐久財受注やベージュブックが冴えない内容になったことから、リスク回避の動きが強まり、ニューヨーク外為市場で、ドルは主要通貨に対し売られて終わっています。対ユーロは1.29990ドル台、対円は87円40銭台、ユーロ・円は113円62銭~72銭と、円の上昇が目立っていました。

 昨日の米国株は、6月の耐久財受注が市場予想を下回るなど景況感の悪化を示す指標が発表されたことや、航空機大手ボーイングが発表した業績が冴えなかったことから、売り先行でスタートしました。ただ、耐久財受注の内容には評価できるものもあり、一段と売り込む動きはなく、前日に続き運輸株などが物色され底堅い動きをしていました。しかし、午後になり地区連銀経済報告(ベージュブック、7月19日現在)が発表され、景況感が横ばいや下降に転じた地区が4地区になった、と伝えられると、景気の2番底懸念が増幅し下落幅を拡大。結局、ニューヨークダウは反落、NASDAQ総合指数、S&P500は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1022万株減の10億427万株。騰落状況は、値上がり994、値下がり2013でした。

 この日発表の6月耐久財受注は、前月比1.0%の減少。市場予想の1.0%増を下回り、前月の0.8%減に続き2ヶ月連続の減少になりました。非国防航空機・部品が前月比25.6%減と前月の30%減に続き、大幅に減少したことが響きました。また、コンピューター・電子機器が同1.9%減、一次金属が同2%減など冴えないものが多かったほか、変動が大きい輸送機器を除いたコアの受注も0.6%減と市場予想の0.3%増を下回っています。ただ、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財は0.6%の増加と前月の4.6%増に続き、増勢を維持。市場予想(前月比変わらず)も上回っています。また、ベージュブックでは、全の案に景況感の改善が続いているものの、クリーブランド、カンザスシティで景況感が横ばいに、アトランタ、シカゴで下落に転じるなど、景況感が悪化する地域が出てきた、としています。ただ、歩みは遅いながら製造業を中心に着実な景気回復がつづいているほか、サービスセクターの回復が顕著になってきた、と明るい面を指摘しています。ただ、商業用不動産や住宅の不振、融資の逼迫が続いていることを懸念。ほとんどの地区で自動車販売が減少しているなど不安材料も指摘しています。

 ニューヨークダウは高値挑戦を前に、冴えない経済指標とボーイング決算への失望から、調整含みの動きになってしまいました。ただ、ベージュブックが景気の2番底懸念を示す内容になったにもかかわらず、ニューヨークダウは5日移動平均線を底に下げ止まっており、底堅い動きを示しています。とりあえず引け値ベースでは6月高値を更新していますので、一旦調整しても不思議ではありませんが、昨日も書きましたように、下値は今月中旬の戻り高値までで限定的となっており、好材料の出現を待ち、6月ザラ場高値更新へのチャレンジがありそうです。当面、ユーロ・ドル相場が焦点に…。

28日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0497ドル88セント -39ドル81セント(0.38%)

NASDAQ総合指数  2264.56ポイント -23.69ポイント (1.04%)

S&P500   1106.13ポイント  -7.71ポイント (0.69%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9695円 -35円

         (円建て)  9680円 -50円

米国10年もの国債金利  2.9958%  -0.0527%

WTI原油  76.99ドル  -0.51ドル

GOLD  1162.4ドル  +0.6ドル


 米国株は反落、CME日経平均先物も円高を嫌気し、9700円を割り込んで帰ってきています。昨日のCME市場では安値9590円まで売り込まれており、今日の先物市場でサヤ寄せする動きが出れば、波乱の種になりそうです。円相場は国内に帰り、対ドルが87円40銭台、対ユーロが113円60銭台とニューヨーク外為市場と同水準で動いていますが、今日は円安の一服から利食い急ぎの動きになりそうです。また、米国債金利が再び3%を割り込んだことで、債券先物市場に買い圧力が増加。株先物には売り圧力がかかりますので、今日は裁定解消売りも懸念されます。立会時間中のGLOBEXの動きが焦点に。ただ、指数自体は売り崩しがあっても底堅く推移しそうですから、好業績物を個別に買うなど、決算発表を見ながらの個別物色の展開になりそうです。昨晩も書きましたように、昨日の日経平均の終値付近には下落中の13週移動平均線があり、どうしても下落圧力を受けやすいポイントに来ていたことも、投機筋にとっては売り仕掛けのタイミングになるのかもしれません。投機筋がお迎え相場を演出して逃げるのか、それとも売り乗せしてくるのか、他人事ながら興味津々です。

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買戻しで急伸…円安と先物買戻しの持続、米国株の6月高値抜けが一段高の条件
 28日水曜日の日経平均株価は、256円42銭高の9753円27銭と反発。TOPIXは19.39ポイント高の865.51と4日続伸して終わりました。この日は主力株中心に買い(買戻し…?)が入り商いは増加。出来高概算は19億2283万株、売買代金は1兆3000億円と前日比で増加しています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは80、RSIは63、25日線かい離は2.6%でした。今日の終値での25日線は9503円と、前日から15円の低下。引け値で25日線を上回ってきましたが、対応点の状況から見て、まだ4~5日は下落が続きますから、下方への引力に引き込まれないようにしなければなりませんね。

 さて、久しぶりに国内に戻ってきても、好環境が続きました。欧州情勢の安定や米国株高、リスク指向の回帰など市場の状況が変化するなか、安全資産として一番資金が逃げ込んでいただけでなく、円の先高観が根強くあったため、資金流出が一番遅れていた円資産からの逃避が遅ればせながら始まりました。ユーロ・ドル間は現在も1.30台と小動きの展開ですが、円・ドルは88円10銭台に上昇。ユーロ・円も114円台後半まで上昇。円安が進行しています。また、米国金利の上昇を受け、債券の先物も軟化。今日は、債券先物売り・株先物買いの裁定取引も活発に入り、これが現物株との裁定買いを誘発。日経平均の上げ幅を拡大した…という面もあります。昨日までは、なんとか円相場を高めに維持することで、突っ張っていた日本売りの商品投資顧問も今日は突っ張りきれず、買戻しを入れたようです(窓口に使っている欧州系証券会社が3800枚を越える買いもの)。シカゴIMM通貨先物市場には、円高を予想した円ロングのポジションがまだ5万4700枚以上残っていましたから、昨日、今日の荒っぽい動きをみると、損切りの円売りが出ていたのかも知れません。やはり、ユーロ情勢の落ち着きとともに、状況は変わってきましたね。

 また、中国政府は、利上げをしないまま、なんとか不動産価格の押さえ込みに成功しましたが、ユーロ情勢の変化(ドル安の回帰)は、米国株の上昇につながるとともに、ドルとのリンクをはずさない中国にとってもメリットがあり、資金は中国など新興国に向かっていく…としましたが、やはり、中国本土株が急ピッチで上がってきました。ユーロ危機は、EU(ヨーロッパ共同体)そのものの崩壊まで織り込む凄まじいものでしたが、その分安全資産に逃げ込んだ資金はものすごい額になります。通貨情勢は落ち着いたものの、欧米の景気に関しては見方が分かれており、資金が一気に流出すると言うところまでは行きませんが、ここにきての適度なドル安は米国の輸出を刺激。4~6月に落ち込んだ受注を回復し、再び在庫循環を修復してくるものと思われます。具体的な数字になって出てくるのは、まだ1~2ヶ月先になりそうですが、市場の方は、それを先に織り込んでくるはずです。

 そのときに、刺激材料になるのが、先週末に起こった変化。日本でも同様の動きがありましたが、このときは、景気刺激の方向には回らなかったために、一層景気の谷を深めることになってしまいました、しかし、米国はこんなのをほっといたら株主から何を言われるかわからない…。市場はこの変化をかぎつけたのかも知れませんね。

 まあ、今日の相場は、買戻しや米国の金利上昇などテクニカルな要素が作用した面が大きいと思います。とにかく、今の日本株は米国株次第…。株が上がればリスク指向が増して円ガ安くなり、日本経済にプラスに作用するとして株価は上昇してきます。もっと、手っ取り早く、円安誘導するような手を打てばいいのですが、今日みたいに円安方向に動いているときにも、日銀の関係者は「為替水準を意識して金融政策をやっているわけじゃない」と先日の山口副総裁と同様な発言を繰り返し、円安の動きに水を差すような態度を示しています。どうも、日銀の真意が分かりません。需給ギャップが25兆円もありインフレの心配は皆無なのに、インフレを怖がって通貨供給を絞る行動を続けています。何か変ですね。やはり、何かの意図をもって円安にしたくない政策をとっているとしか思えません。まあ市場は勝手に走るでしょうけど…。

 とにかく、日経平均は元気良く戻してくれました。ただ、目先的には25日線の下方引力が働いているほか、今日の高値付近には、急落してきた13週移動平均線がいます。この圧力をしのいで6月21日のザラ場高値1万251円を抜いて、下落相場に歯止めが打てるか…。朝も書いたように、米国と同じ状況にあります。ただ、米国と違うのは、1万200円付近で、下落中の26週線と52週線がデッドクロス寸前になっていること…。テクニカルで見ても、このハンディキャップをしのぐには、米国株の一高や政府または金融当局の本格的な円安への取り組みが必要になりますが、これが当てにならない…。先物の買戻しや円のみきり売りが一巡した後の相場の伸びが気になるところですが、今のところ、企業業績が4~6月の厳しかった状況下でも意外に健闘。最近になり、さらに受注が拡大するなど、先行きに期待できる動きも出てきます。米国だって、株が上がれば資産効果から消費が増えるのも、今回の回復期で経験済み。全体的に良い方向に回転し始めたのではないでしょうか。ただし、今の相場のパターンは、2004年の回復期の相場と同様なパターン。勢いの良い上昇は期待しないほうがよく、2進1退のエスカレーター相場が続きます。
今晩の米国株の状況に期待しておきましよう。

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高値挑戦前の一服?…金価格急落、国債金利上昇の持つ意味は
 おはようございます。
 
 欧州では、域内銀行91行のストレステストが終了して以降、ユーロ巻き戻しの動きが強まっています。昨日は、好調な銀行決算が発表されたほか、銀行規制強化に緩和の動きが出ていることを好感。欧州主要市場がほぼ全面高になったことから、さらにユーロを買い戻す動きが強まり、ニューヨーク市場では、ユーロは対ドルで一時1.3047台まで上昇。対円でも114円30銭台に急進して終わっています。この日は、金価格が25ドル安と急落していますが、ユーロ危機時に組まれた「ユーロ売り・金買い」のロングショートポジションが閉じられたためと、思われます。ユーロ危機はどうやら後始末の段階に入ってきたようです。

 昨日の米国株は、欧州株が続伸したことやこの日発表されたケースシラー住宅価格指数(5月)が前月水準を上回り上昇したことを好感。買い先行でスタート。デュポンの予想を上回る決算も手伝い上げ幅を拡大。一時、ニューヨークダウは高値1万578ドルまで上昇していました。ただ、3日連騰のあとで高値警戒感が強まっているときに、この日発表のコンファレンスボード(CB)消費者信頼感指数(7月)が前月から低下。市場予想も下回ったことから、利食い売りが増加。一時、1万500ドルの大台を割り込む場面もありました。しかし、安値圏では押し目買いも入り再びプラス圏に浮上するなど、引けにかけては前日引け値付近で底堅く推移。結局、デュポンの好決算に支えられたニューヨークダウは4日続伸して終わりました。ただ、NASDAQ総合指数とS&P500は、4日ぶりに小反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比9650万株増の11億1449万株。騰落状況は値上がり1332、値下がり1686と値下がり数が上回りました。

 この日発表された7月のCB消費者信頼感指数は、市場予想の51.0を下回る50.4に低下したものの、予想を大きく下回らなかったことや、前月の数字が当初の52.9から54.3の上方修正されたことなどから、市場への影響は限定的なものになりました。就職困難とする比率が前月の43.5%から、45.8%に拡大するなど、全般的に内容が悪化するものが多かったようですが、景気の現状認識について「悪い」とするものが41.0から43.6に拡大する一方、「良い」とするものも、8.4%から9.0%に拡大するなど、判断の難しいものもありました。景気がまだら模様で回復している様子を示しているのかもしれません。この日は、この数字を受け、小売り」や耐久消費財、アパレルなど消費関連が冴えなかったものの、銀行規制の緩和が期待される銀行や公益事業株などが堅調に推移していました。

 昨日も書いたように、米国株が4月来の下降トレンドに終止符を打つには、6月のザラ場戻り高値を更新する必要がありますが、この日は、高値を延ばしたものの、経済指標の低下や高値警戒感に足を引っ張られ、仕切りなおしの動きになってしまいました。すでに、200日線や当面の上値抵抗線だった13週線、26週線も上回っており、けい線的には上値を圧迫する材料は無く、早期に6月高値は更新されるものと思われます。すでに、ここまで上値抵抗になっていた26週線は上向きに転じ、下値支持力を強めていますので押し目も限定的。ドル安=株高の図式に支えられ、米国株は一段高へ。

27日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0537ドル69セント +12ドル26セント (0.12%)

NASDAQ総合指数  2288.25ポイント -8.18ポイント (0.36%)

S&P500   1113.84ポイント  -1.17ポイント (0.1%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9655円 +155円

          (円建て)  9635円 +135円

米国10年もの国債金利  3.0485%  +0.0505%  ←本日の注目ポイント

WTI原油  77.50ドル  -1.48ドル

GOLD  1161.8ドル  -25.1ドル ←ユーロリスク解消のサイン


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物はリスク指向の回帰から円が売られたことを好感。買戻しが入り96円台に続伸して帰ってきました。海外市場で円安が進行しましたが、国内に帰っても対ドルが87円80銭付近、対ユーロが114円を」はさんだ動きになるなど、円安が進行した状態になっており、今日の相場環境は明るいものになりそうです。昨晩の書き込みで、安全資産として買われた円が売られないのはおかしい…としましたが、やっと動きが始まったようです。まだ円の先高観は強く、今日も国内輸出業者からのドル売りが持ち込まれるかもしれませんが、相場観が変われば、ドルの売りが減少し、円相場がさらに緩む可能性もあります。CMEでも買戻しと思われる動きがでており、今日は、日本売りのポジションを持つCTAの動きが注目されます。踏めば以外高も…。米国で10年もの国債金利が3%台に乗せさらに上昇する勢いにあり、今日は「債券先物売り・株先物買い」の動きも活発化。日本株の売りポジションを持つ投資家にとっては針のむしろになりそうです。踏み上げ相場は近い?そうなれば、国内の裁定取引をやっている業者が持ち高を増やしてきますので、後々の爆弾を抱え込むことにはなりますが…。決算発表が邪魔ですが、海運や資源などのほか、エレクトロ二クスや自動車、FAなど設備投資関連に注目。やりたい放題やってきた投機筋の方々、そろそろ引導が渡される時期が接近?もっとも、日本の国内投資家が強気にならないとできませんけどね。

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こう着状態続き小反落…投機筋も売り崩しができなくなってきた?
 27日火曜日の日経平均株価は、6円81銭安の9496円85銭と反落して終わったものの、TOPIXは0.24ポイント高の846.12と小幅ながら続伸して終わりました。BIS規制の緩和で銀行株が買われたこともあり、出来高は17億4190万株、売買代金は1兆817億円とともに、前日比で増加して終わりました。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは73、RSIは55、25日線かい離はマイナス0.2%でした。今日の終値での25日線は9518円昨日からの下落幅は30円となり下落の勢いが増しています。今日、日経平均の終日値幅はわずか54円でしたが、見送り気分が強く、25日線を上値抵抗として先物筋の圧迫が続いています。

 米国株は続伸。特にニューヨークダウは(引け値ベースですが)6月の戻り高値を抜き、とりあえず4月から続いた下落相場に歯止めがかかった格好になっています。朝も書きましたように、今晩、ザラ場高値の1万628ドルを抜いてくると、上昇トレンドに転換したとして買い気が増してくることが期待されます。本来なら、日本でも、モット好感して買い気が戻ってもいいのですが、投資家心理というよりも、国民の心理そのものが萎縮してしまっています。このところ、日本に帰ってくるまでは、円相場は、海外で円安気味に推移していますが、国内に来ると円高になってしまいます。証券関係者やマスコミなどから円高必至の観測が流されますから、輸出業者が手持ちのドルを売りにくるようで、どうしても円高気味に推移してしまいます。また、欧州のCTA(商品投資顧問)が「円買い・株先物売り」という日本売りのポジションを抱えたままで、どうしても相場を売り崩すために、円買いを仕掛けてくることも原因のようです。今、市場は欧州に移っていますが、円相場は対ドルが87円台半ば、対ユーロも113円台半ばに軟化しています。やはり、投資家は円の先高感を払拭しないと、動けないようですね。

 ただ、海外市場が出直り色を強めてきたことや、ドル相場が軟化しリスク指向が戻ってきたことから、本来なら安全資産として買われた円はもっと売られてもいいはず…。それが売られないということは、以前懸念した、G20会合での日本の「円高容認説」がもしかしたら、本当のものかもしれないということ。レポートでも書きましたように、日銀は、不自然なときに日本のGDP成長率の上方修正を行い。ほぼ、同時に米国FRBが景気の下方修正と一段の金融緩和の可能性を表明。円相場は86円台に上昇してきました。当然、日銀への風当たりは強くなりますが、山口副総裁は、「為替の水準を意識して金融政策を実施しているのではない…。為替政策は政府の役目だ」とはき捨てています。FRBバーナンキ議長の発言は、景気の足腰がしっかりしていないのに、財政再建に着手したEUに対する警告の意味もあるものと思われますが、実際、金融緩和措置を実施し、円相場が85円を突破しても日銀が動かなければ、やはり、財政赤字半減の期限を日本だけ特別扱いする見返りに、円高を容認させられた可能性が強まってきます。

 結構、いい業績が発表されているにもかかわらず、買いが戻ってこないことや、本来なら、リスク指向の回帰から売られてもいい円が高値圏にあること、常識的に考えるなら、海外市場で株高が始まり、円にも下落のリスクが高まっているのに、一向に、日本売りのポジションを解消してこない投機筋の動きを考えると、何か大きな力が作用しているとしか考えられません。政府はまったくあてにならないし、日銀は、旧態依然とした経済理論にこだわっているほか、大株主のどこやらの国の意向を受けて、国民経済の利益になることと反対のことをやっている…とにかく、この国は何かが変。どんな馬鹿な人間も20年間自分らのやり方を踏襲してきて事態が改善しなければ、間違ってているかも知れないとして、やり方を変えるのが普通。事態をどんどん悪化させてもやり方を買えないということは、何か大きな力がかかっていて変えられないのか、日銀の伝統を守るためなら国民生活がどうなっても構わない…という官僚的な発想で政策運営をしているのか。そろそろ、日本という国のことを考えて見たらどう…?。とにかく、この相場の無気力ぶりは異常。もしかしたら、市場が日銀や政府が正しい政策を取りえないことを感じていのかも知れませんね。

 ただ、市場はもっと冷徹なもの。海外が上がり、日本だけが低迷していたら、裁定が働き必ず日本株の割安修正が行われます。とにかく、今の日本経済が自らの意思をもって動け無い以上、指標となるのは米国株。その米国株も、本格的な上昇期に入るかどうかの正念場に来ています。もし今晩、ザラ場の戻り高値を抜けば、一気に流れは好転してくるかもしれません。実際、先週末にはそれを促す動きがありました。その意味では、日本売りのポジションをもっている投機筋も大きなリスクにさらされていることになります。もし米国株が1万1000ドルを回復するようなことになれば、ほうっておいても日本株も上昇しますから、どこかの時点では投機筋も売りポジションの解消を行わねばなりません。日銀だって、飛ぶ鳥を落とす勢いのみんなの党が、あまりの日銀の政策のひどさに日銀法の改正問題を持ち出してきており、米国で一段の金融緩和が行われるなら、何らかのアクションを起こさざるを得ない状況に追い込まれています。

 とにかく、色んな状況は大きく変化して来ています。前の状況のもとに出来上がった状態は否応無しに、新しい状況に応じて変化させられます。まあ、少しでも早く強気になっておくことでしょう。レポートでも詳しく説明していますが米国でも大きな資金が動き出してくるかもしれません。資本財供給国「日本」の存在はこれから評価されることになります。ニューヨークダウは昨日まで3日続伸となりましたが、冴えなかったGLOBEX市場も日本市場が終わるとともに、上昇に転じてきています。4日続伸し、6月のザラ場高値を抜けるかどうか…。今日の米国株の注目ポイントはこの一点…。

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米国株、3日続伸し6月高値抜け(引け値ベース)で底打ち確認…リスク指向が復活
 おはようございます。
 
 欧州のストレステストの結果については賛否両論があるようですが、市場は素直に結果を受け入れ、売られすぎのユーロの買い戻しに動いています。また、ドイツのIFO業況指数が東西ドイツ統合後最大の伸びをしめしたほか、個別企業も輸出企業を中心に業績を増額修正するなど、ユーロの下落がEUの輸出を刺激。景況感の改善につながったことを評価し、ファンダメンタル面からユーロを見直す動きも始まっています。昨日のニューヨーク外為市場では、ユーロは再び対ドルで1.303ドルの高値をつけ、1.2990ドルで終了しました。また、対円でもストレステスト結果をめぐって一時112円20銭台まで売り込まれる場面があったものの、米国株高を受け、再び買いなおされ、113円30銭台で終了するなどあらっぽい動きになっていました。

 昨日の米国株は、二日続伸した後を受け慎重姿勢が目立つものの、この日発表された新築住宅販売件数(6月)が市場予想を上回る前月比23.5%の増加(5月の数字が大幅に下方修正されたことによる反動?水準自体は過去2番目の低水準)になったことや、輸送大手フェデックスが業績見通しを上方修正したことを好感。特に、景気の体温計とも言われる荷動きの状況を反映するフェデックスの業績が増額修正されたことは、市場が予想するほど景気が冷え込んでいない兆し…との判断から買い物が増加。6月高値の関門を突破したことで引けにかけ、一段と買い物が増加。結局、主力3指数とも3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は1億3157万株減の10億1799万株。騰落状況は、値上がり2442、値下がり579でした。

 この日は、新築住宅販売件数が予想外に増加したことを好感。DRホートンやトールブラザーズなど住宅関連が買われたほか不動産、銀行も物色されました。また、フェデックスの業績見通しの増額修正を好感し、運輸関連株も買われるなど、食品や生活必需品などディフェンシブ系を除く、景気敏感株を中心に買われています。

 昨日のニューヨークダウは、6月18日の引け値ベース節値1万450ドルを上回り、上昇に弾みがついてきました。引け値ベースではとりあえず4月から続いた下落相場に歯止めがかかったことになりますが、ザラ場ベースの節値は6月21日の1万627ドル。これを上回ると、文字通り底打ちを確認することになります。当面の焦点は、この高値の更新がなるかどうかですが、ユーロが安定を取り戻したことや米株高で再びドルが売られリスク指向が復活しようとしていることは注目点。リスク回避商品の代表だった米国債金利は、2点底を確認。昨日も再び35台に乗せるなど、保有リスクが高まってきました。ここから資金は非鉄や新興国、高金利通貨などリスク商品に回帰する可能性も出てきます。これに、直近レポートで指摘した変化が増幅されれば、米国株の一段高が期待できるかもしれません。一足早いサマーラリーなんてことも…。

26日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0525ドル43セント +100ドル81セント(0.97%)

NASDAQ総合指数  2296.43ポイント +26.96ポイント (1.19%)

S&P500  1115.01ポイント +12.35ポイント (1.12%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9555円  +65円

          (円建て)  9535円  +45円

米国10年もの国債金利 2.99%  変わらず 一時3.03%

WTI原油  78.98ドル 変わらず

GOLD  1183.1ドル  -5.9ドル 


 米国株は3日続伸、CME日経平均も一時9425円まで売られたものの、引けでは9535円と、大証先物終値を上回って帰ってきました。円相場は、国内に帰り対ドルが87円を挟んだ動き、対ユーロは113円をはさんだ動きで、海外市場に比べ円高に振れやすい水準で推移しています。相場環境としては、海外株高と円相場の安定が支えとなり堅調な動きが予想されますが、企業決算の発表を控え、個人投資家の動きが鈍る中、頭の重い展開になるか…。日本株を弱気する欧州CTA筋は円買い・株先物売りのポジションを崩しておらず、円買い仕掛けに動く可能性もあります。ただ、ユーロの安定、米株高でリスク志向が強まっており、安全通貨としての円も売られやすい展開で、投機筋にとっては逆風。買い戻せば日経平均も上昇に転するかも…。いずれにしても、指数は無視。輸出ハイテク株、設備投資関連株、海運、資源などが注目段階に。新興国株式も要注目。指数にこだわっては相場の姿が見えなくなりますよ。

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続伸して終わったが、上値は先物筋の売りで抑えられ重い動き…気になるのは海外情勢
 週明け26日の日経平均株価は、72円66銭高の9503円66銭、TOPIXは4.59ポイント高の845.88と、ともに続伸して終わりました。海外市場の情勢を見極めたいとのムードが強く、出来高概算は13億213万株、売買代金は1兆円割れの9492億円と、超閑散商いになりました。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは78、RSIは57、25日線かい離はマイナス0.5%でした。今日の終値での25日線は9547円。週末から20円の低下ですが、今日の日経平均の高値は9561円ですから、今日の相場は25日線の下落圧力にしっかり負けて終わっていることが分かります。

 今日は、米国株が続伸、CME日経平均先物が9505円と9500円の大台乗せで終わっていたことを好感。国内での円相場が、対ドル、対ユーロとも軟化して始まったことも支援材料となり、先物や欧州関連株の買戻しなどから高よりしてスタートしました。ただ、中国上海市場の動きがさえなかったことや、日経平均が25日線に届いたところで動きが鈍ったことから、先物売が優勢となり、上げ幅を圧縮。9500円を回復して終わったものの、引け味の悪い終わり方になりました。先物筋は、週末のCME先物終値9505円を意識して取引しており、これ以上は行き過ぎtろみて売り姿勢を強めたようです。為替相場で、時間の経過と共に円相場が下げ渋ったことも嫌気されたようです。

 日本でも決算発表が始まりましたが、投資家の関心は、EUの銀行ストレステストへの欧米市場の反応を見たい…、米国の住宅指標の中味を見たい…、今晩の米国市場は…などにあり、相変わらず見送るための材料探しをやっています。ただ、直近のレポートでも指摘しましたように(会員の皆様は、必ず今回のレポートはお読みください)、米国市場で大きな変化が起きています。詳しくは、後日に譲りますが、先週23日段階でのニューヨークダウのPERは14.5倍。一年先のEPSを基にしたPERは12.59倍と、一年先のEPSは現在より拡大することが、分かっており現在の株価に割安感が出ていることが分かります。また、ストレステストの結果を受け、ユーロが強含み、1ユーロ1.29台に上げてきています。以前にも買いましたように、現在の米国株はドル安=株高の構図になっていますから、ユーロの状況が変化したとしたら、4月初旬以降続いてきたドル高、株安の流れにも変化が出てくるのでは無いでしょうか。7月初旬からの米国株ので直りについて、年金基金のポートフォリオ構築にからむアノマリーを指摘する向きもありますが、今回米国で起きた変化は、それ以上のもの。もしかしたら、バーナンキFRB議長が一番待ち望んでいたことかもしれません。

 まあ、とにかく、状況は大きく変わろうとしています。何時までも弱気の材料ばかり探しまくったり、海外の投機筋が流す日本経済の衰退論(馬鹿なマスコミがすぐに追随して記事を大げさに扱う)などに踊らされないようにすることが大事になるでしょう。今回の日本企業の決算を見ていると、日本の優秀な経営者たちが、マスコミが流しているような無能ぶりとは別の、したたかな経営をしていることが分かるはずです。この4~6月期は、ユーロ危機で円が一番上昇した時期に当たります。その厳しい環境下で、日本の経営者がどんな成果を残してきたか…。表面上の数字ではなく、為替予約、海外生産基地の活用、原材料仕入れ手法のシフトなど、努力の跡を見ることが大事です。マスコミが書きたてるように、決して円高に押しつぶされるような経営はしていないことが分かるはずです。

 今日の相場も結局は先物筋に良いようにリードされた相場。そして、日本の投資家の弱気の姿勢が目立ったいつも通りの相場…。債券先物が高かったようですから、見返りに株の先物を売り、それが裁定解消売りをよび上げ幅を圧縮した面もあるようです。まったく、いつまで、こんな馬鹿な相場が続くんでしょうか。そのうち、世界の株価が上がっても日本株だけは上がらない…なんて馬鹿な話が流れて、マスコミが書きたてることになるんでしょう。きょうは、あまりくどくどと書くつもりはありません。 まあ、会員のかたは必ず今回のレポートは読むようにしてください。

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ストレステストは肩透かしの結果だが、GEの増配と自社株買い再開は「ビッグサプライズ」になるかも?
 おはようございます。
 
 市場が固唾を呑んで見守っていた、EU91行のストレステストの結果は、7行が不合格になりました。詳細はスペイン5行(カイシャ・デ・サラサ貯蓄銀行グループ、カハマール、エスピーガ貯蓄銀行グループ、ディアダ貯蓄銀行グループ、バンカシビカ)、ギリシャ1行(ギリシャ農業銀行)、ドイツ(ヒポレアル)でした。合計の資本不足額は35億ユーロ程度で、市場が予想した金額を大幅に下回っています。査定基準が甘かったのでは…という疑問もあるようですが、中味は別にして、EUの銀行が「禊(みそぎ)」を終えたことは事実。金融市場の懸念材料がまたひとつ消えました。ただ、相変わらす、格付け会社の市場無視の動きは続き、この日も、S&P(スタンダードアンドプアーズ)がハンガリーの格付けを安定的から「ネガティブ」に引き下げています。2000億ドルの緊急融資をめぐってIMFとの交渉が中断していますが、引き下げ理由は景気を気にした別の事由。
 また、この日は、ドイツの7月IFO業況指数が発表されていますが、市場予想を上回る106.2に上昇。3年ぶりのい水準になっていますが、上昇幅は東西ドイツ統一後最大の伸びといいます。ユーロ危機による通貨安効果が、輸出主導国の経済にどれだけ大きなインパクトを与えたか…の証明になるような数字でした。

 昨日の米国株は、前日急伸した後だけに利食い先行で小安くスタートしました。寄り付き前に発表されたフォードなど主力企業の決算が好調だったことから、下押すこともなく前日引け値付近で推移。EUのストレステスト結果待ちのムードが強かったのですが、結果が拍子抜けするようなものだったところに、GEが四半期配当の20%積み増しとリーマンショックがあった一昨年秋以来中断していた自社株買いを復活する…と公表。これを好感した買いが同社株に集まったほか、他の主力株にも絵買いが波及。週末控えで引けにかけ伸び悩んだものの、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2658万株減の11億4956万株。

 この日は、寄り付き前にフォードが売り上げ利益とも市場予想を大幅に上回る好決算を発表。ストレステスト結果待ちの市場の売り急ぐ動きを押さえ込みました。しかし、米国を代表するGEが増配と自社株買いの再開を発表したあとは、景気敏感株中心に買う動きが増加。素材大手アルコアや受注好調のボーイング、消費財のジョンソンアンドジョンソン、ウォルトディズニーなど主力株が買われ指数を押し上げています。一方、ファイザーやメルクなどディフェンシブ系企業が売られたほか、政府持ち株の追加売却が発表されたシティが下落しています。

 
 昨日も書きましたが、昨日のニューヨークダウは当面の因縁場だった先週末の長大陰線から抜け出し、200日線の上に出てきました。また、陰転していた三本新値も陽転し、強気相場に転換しています。底入れパターンについても通常とは異なる形が出てきましたが、詳しくはレポートに譲りたいと思います。ただ、長らく金融部門の不振に苦しんできたGEが増配と自社株買いを再開したことは、巨額の内部留保を抱える米国企業に株主還元の再開への重要な一石を投じたと見られ、今後市場のムードを一変させる可能性も出てくるサプライズになる(評価しすぎ?)かもしれません。ユーロ・ドル相場も再び1.29ドル台に下落してきました。

23日の米国市場
ニューヨークダウ 1万424ドル62セント +102ドル32セント(0.99%)

NASDAQ総合指数  2269.47ポイント +23.58ポイント (1.05%)

S&P500  1102.66ポイント +8.99ポイント(0.82%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9520円 +80円

          (円建て)  9505円 +65円

米国10年もの国債金利 2.9940% +0.0620%

WTI原油 78.98ドル -0.32ドル

GOLD 1187.70ドル  -7.80ドル


 米国株は続伸、CME日経平均先物も9500円大台を回復してきました。円相場もニューヨーク外為取引では、対ドルが87円44銭、対ユーロが112円80銭台に軟化。当面の懸念材料が払拭されるとともに、米国株の上昇でリスク回避姿勢が後退。円もそれなりに軟化してきました。週明けの相場では、決算発表が本格化してきますが、米国企業の決算発表でガイダンスを引き上げる企業が増えていることなどを考えると、ハイテク・自動車部品に加え、工作機械など設備投資関連株の再評価が始まるかもしれません。鍵は週明けの為替水準が握っています。週末の相場では、円買い・株先物売りで日本株を弱気してきた欧州筋が買戻しを入れており、週明けの為替水準によっては先物買戻し、裁定買いで指数が大きく伸びる可能性も出てきます。まあ、週明けの為替を注目してみましょう。

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外部環境の好転に支えられ全面的に反発…米国の明確な底入れサイン待ち
 週末23日の日経平均株価は、210円08銭高の9430円96銭、TOPIXは15.81ポイント高の841.29と、ともに6日ぶりに、反発して終わりました。みずほフィナンシャルのポートフォリオ形成によもなう売買が減少したことから、出来高は19億6339万株に減少したものの、円安を好感した値嵩ハイテク株が変われたこともあり、売買代金は1兆2415億円に増加しています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは75、RSIは57、25日線かい離はマイナス1.4%でした。今日の終値での25日線は9567円に低下しています。まあ、円高が一服し、米国株が上げれば日本株も上がる…という典型的なパターンの相場でした。

 米国株は急反発。CME日経平均先物も、円安を受け9300円台半ばで帰ってきた…。国内の為替取引でも対ドルで87円台、対ユーロで112円台と昨日に比べ円安で始まっていましたから、相場環境としては申し分なく、輸出ハイテク株がオンパレードで買われたほか、先物の買い戻しが裁定買いを誘発。指数を押し上げています。
 
 ただ、基本は、いくらの円安になれば、何枚の株先物を買い建てる、米国債が安ければ、日本国債の先物を何枚売って、株の先物を何枚買いたてるなど、事前にプログラムされたコンピューターが自動的に売買を繰り返す、無機質な相場の流れが続いています。結局、どのコンピューターも同じようなソフトが組み込まれていますから、米国が高ければ寄付きから一時に買いが集中して、窓を開けてスタート。その間、相場環境に変化が無ければ、売買プログラムは作動しませんから横ばいの動きが続く…。場合によっては、投機筋が変な話を流して為替などの相場環境を動かすと、コンピューターが一斉に動き、売買を開始する…というのが最近の相場の流れです。ヘッジファンドなどの投機筋は、プログラム売買の裏の裏まで熟知していますから、実際に、コンピューターが売買プログラムを発動するような状況を作り出すような売買や情報を流してきますから、日本の幼稚なプログラム売買も手玉に取られているというのが実態のようです。

 個別の銘柄でも、個人が買いを入れたり売りを入れたりすると、鞘取りプログラムで売買されて、売り物をブルけられたり、買い物をさらわれたりするだけでなく、相場の寿命自体も短くなってます。こんな危険極まりない市場には、個人やまともな機関投資家は近づいてこないでしょう。出来高が増加しない原因がどこにあるか考えてみたらいいのですが、取引所の発想は、だったら取り引き時間を長くしたらいいじゃないか…というもの。この安易さは、税金をとるとき、取りやすいところから取れ…とやっていたら、サラリーマンの課税率がとんでもない水準まで上がっていた…というのと似ています。まあ、とにかく、昔、企業の成長に夢やロマンをかけて売買していたころのウキウキした気分が無くなり、なんだかものすごく薄っぺらい市場になってしまったような感じがします。

 まあ、ぼやいていても、市場に夢やロマンが戻るわけでも無いし、与えられた環境の中でベストを尽くすことだけ考えてやることにしましょう。ただ、これからは、日本以外の市場も対象にしますが…。

 さて、短期のテクニカル指標は明確な底値サインを出す前にまた反発してしまいました。日経平均週足のサイコロは4勝8敗、RSIは20台後半と、ほぼ底値ゾーンにあるのですが(昨年三月底には遠いが…)、短期がなかなか底値ゾーンを示すところまで行きません。外部環境頼みの相場になり自立性を欠いていることが、原因のようです。今日の市場を見ると、欧州のストレステスト結果への楽観的な観測や米国の追加的な景気対策への期待感があるように思われますが、実際のところ、バーナンキFRB議長が議会証言で「早すぎる財政再建への取り組みはまずいよ」と発言したことをEUはやろうとしていますし、米国も、FRB議長の本音は金融緩和をしたいが、まだ景気の先行きに強気の人も多く、抵抗が多い。したがって、もう少し弱気が増えたら緩和でもしようか…という段階。どっちも景気の先行きは暗いのが現状。

 ただ、これまでと違った減少が起こっているのが新興国と米国の関係。これまでは、米国の金利が上がれば、新興国も上がり、下落すれば新興国も下落するという構図だったはず。通貨をドルにリンクしているため、こうなったのですが、最近は、ドルとリンクしていても、国内的な要因から金利を引き上げる新興国が増えています。国内の景気が強すぎて、米国とあわせて金利を下げていてはインフレが加速してしまうという流れがおき始めています。それだけ、国内経済が強いことになりますが、今後、米国の株価が安定してくると、資金が、一斉に金利の高い新興国へ流れ、さらにインフレ懸念を加速して利上げをする段階に入っていくのかも知れません。状況は大きく変化してしまっています。この流れを捉えることが大事になるとおもいます。

 また、中国についても、結局、金利の引き締めをしないままに、景気刺激策へと軸足を移し始めています。このコーナーでは、上海の住宅価格が下落に転じたので、利上げは無いのでは…と書き、一部お叱りも頂戴しましたが、結局、利上げはありませんでした。米国や日本の不動産バブルの研究で、価格が下落に転じた後も引き締めを続けると、バブル崩壊の底を深めてしまうという結論を得ていたものだと思われます。明らかに中国の政策対応も変化してきました。日本にいると、どうしても、米国やEUにばかり、目を奪われてしまいますが、一方では、中国からの生産基地の移転など新たな動きが出ています。先進国から中国に生産基地が移転したときの同様の動きが東南アジア諸国に向けて始まっているのです。デフレに突っ込んでいく先進国とインフレで成長する国のどちらに投資すべきか考えてみるところでしょう。

 今日の朝も書いたように、米国株はテクニカル的な抵抗ゾーンに到達。今晩、ここを突破できるかどうかの底力を試されます、強気入りの判断はおあずけにしておきましょう。

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失業保険給付期間延長法案成立などを機に、好業績の再評価で急伸
 おはようございます。昨日は、他の原稿の締め切りの都合で書き込みができず失礼しました。

 昨日の欧州情勢は、ストレステストの結果発表を今日に控え、悪材料出尽くしを先取りする買いが増加。主要株式市場は大幅に続伸して終わりました。EU域内主要91行の結果発表時間に関しては、情報が交錯し、日本株の立会時間中に間に合うかは微妙な情勢。スペインなど債務問題国のマスコミは、同国の銀行は問題なし…などと、強気の見通しを示しています。ただ、米国の例に学ぶまでも無く、問題行があったとしても資本注入で対処できるわけで、あまり過大視することはないのではないでしょうか。EU株式市場は、材料で尽くし感に加え、米国株が急伸したことを受けリスク許容度が増加。資源価格が上昇したことも指数の押し上げに寄与しています。

 米国株は、バーナンキFRB議長の議会証言での景気の先行き懸念を引きずり投資家の慎重な姿勢が続いているものの、欧州株が急伸した流れや早朝発表されたキャタピラーやスリーエムなど主要企業の決算が市場予想を上回る好調なものだったことを受けて、買いが先行。急反発してスタートしました。新規失業保険申請件数が市場予想を上回るなど冴えない経済指標の発表がありましたが、中古住宅販売(6月)の減少率が市場予想を下回ったほか、コンファレンスボードの景気先行指数(同)がマイナスに転じたものの、市場が予想する減少率を下回ったことを好感。また、懸案だった失業保険給付期間の延長法案が上院に続き、下院でも採択されたことも市場の安心感を誘いました。この日は好業績銘柄を中心に買われ、上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも大幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2407万株減の11億7612万株。騰落状況は、値上がり2673、値下がり396とほぼ全面高商状。

 この日は、スリーエムやキャタピラーなど主要輸出企業が決算を発表しましたが、ユーロ危機の影響をさほど受けていなかったことが確認され市場の安心感を誘ったようです。また、国際宅配大手UPSの業績が90%増益と市場予想を大幅に上回っただけでなく、通期見通しも増額修正したことで、景気の体温である物流が増加していることに、投資家は景気の底堅さを確認した、という側面もあるようです。

 ニューヨークダウは、これまで書いてきましたように、先週末の長大陰線抜けと上値抵抗線に転じている200日線乗せがポイントになる、としましたが、昨日の高値1万363ドルはこの長大陰線の寄り付きと、200日線に接近したところから小幅に反落しており、市場がまだテクニカルな上値抵抗を意識していることが分かります。ただ、昨日200ドルの陽線が立ったことで、下値不安はかなり払拭され、当面は、先週末の長大陰線という弱気ゾーンのなかにできた、強気の陽線内での動きになるのかもしれません。FRBは、一段の景気悪化に備え金融緩和策は温存すると見られ、目先的に政策面からのサプライズは出にくいのかもしれません。昨日の、UPSの予想外の決算のように景況感の改善につながる企業決算からのサプライズを期待したいところです。

22日の米国市場
ニューヨークダウ 1万322ドル30セント  +201ドル77セント (1.99%)

NASDAQ総合指数  2245.89ポイント  58.56ポイント (2.68%)

S&P500  1093.67ポイント  +24.08ポイント (2.25%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9350円 +150円

          (円建て)  9345円 +145円

米国10年もの国債金利 2.9320%  +0.040%

WTI原油  79.30ドル +3.74ドル

GOLD 1195.6ドル +3.8ドル
 

 米国株は急反発。CME日経平均先物も大証先物終値を145円上回り9345円で帰ってきています。ストレステスト結果の発表を控え、ユーロが買い戻されたほか、米国株の急伸でリスク回避指向が減退。円・ドルが売られています。円相場は日本に帰ってきて、対ドルが87円をはさんだ水準、対ユーロが112円20銭台の取引となっており、今日の相場環境には久しぶりに順の風が吹きそうです。先物の買戻しや裁定買いなどが増加し、指数的には反発が予想されるものの、ストレステスト発表後の市場の反応が読みにくいことや週末控えであることから、指数売買以外は低調に推移しそうです。ただ、早すぎる出口への着手から景気の冷え込みが予想される欧州、景況感の悪化から政策対応待ちの米国にくらべ、中国を中心した新興国の成長が顕著になってきますので、日本でも新興国関連が見直しされることになるかもしれません。中国が打ち出した新エネルギーへの65兆円投資計画などの関連株が再評価されてきそうです。それにしても、糸の切れたタコみたいになっている今の政治はナントカならないのでしょうか。中味のないパフォーマンスばかりでは、日本はどんどんおいていかれます。取引所は、海外投資家の利便性ばかり考えて立会時間の延長を考えているようですが、その前に、国内投資家の育成に本気で取り組むべきではないですか。グローバル化などと頑張ってみたって魅力の無い市場に集まってくる連中はろくな者ではないのは、これまでで分かっているはずですが…。

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何も出なかったFRB議長証言への失望と再び波乱を強めるユーロ情勢を嫌気し反落
 おはようございます。

 為替市場が再び波乱含みになっています。昨日行われた議会証言で、バーナンキFRB議長が「米国の景気は異例に不透明な状態にある」と発言。長期にわたり低金利・低インフレが続くとしながらも、金融緩和を実施するなど具体的な対策に言及しなかったことから、市場に失望感が強まり株価が下落。安全指向が強まり、ドル・円への資金回帰が強まりました。また、欧州では、IMFとの緊急融資交渉を打ち切ったハンガリーが、今後、財政面の交渉はEU と行うなど、IMFとの関係の先行きに疑問を投げかけたほか、この日行われたポルトガルの短期国債入札が、目標額を消化したものの、金利が前回実施(4月)にくらべ、倍に上昇したほか、応札倍率が前回の2.8倍から1.3倍に急減するなど、総じて不調に終わったことも嫌気され、ユーロを売る動きが増加。また、ストレステストの結果発表が明日(23日)に迫るにつれ、期待感が剥げていることもユーロを弱くしています。昨日のニューヨーク為替市場では、ユーロは1ドル1.2753ドル台に軟化、一時の1.3ドル台から急速に値を崩しています。また対円でも110円80銭台に軟化。円は、対ドルでも買われ、86円台に上昇。再び、円の独歩高の様相を強めています。

 昨日の米国株は、前日まで続伸した流れを受け、好決算を発表したアップルなどが買われ、堅調にスタートしました。ただ、この日行われるバーナンキFRB議長の議会証言を見たいという空気が強く、前日引け付近で神経質な動きを続けていました。しかし、午後に入り議会証言の内容が伝わると、金融緩和期待が剥げただけでなく、景気の先行き懸念も増幅して売り急ぐ動きとなり下落。結局、主力3指数とも3日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比7512万株増の12億0019万株。騰落状況は、値上がり992、値下がり2018でした。

 この日は、スターバックスやイーベイ、コカコーラなど注目企業が決算を発表しましたが、いずれも市場予想を上回る好調なものでした。ただ、市場の関心はマクロの経済見通しに移っており、終日、バーナンキFRB議長の議会証言待ちのムードが強く、頭の重い展開でした。ニューヨークダウについては、昨日も先週末の長大陰線を上回ることが出直りの条件…としましたが、昨日の高値付近には下落ピッチを上げてきた13週移動平均線や52週線、少し上の1万380ドル付近には200日線も控えるなど、上値抵抗線が密集した格好になっており、テクニカル的にも動きづらいところ。以前から書いているように目先的には、2番底なのか逆三尊型なのか、底入れパターンを模索している段階。再びユーロが安くなり始めたのは、米国の輸出企業にとってはマイナスになる…。中国株の堅調振りが目立ってきましたが、出遅れていた先進国株のキャッチアップが終わり、再び新興国に資金が流れはじめたか…?インドネシア、バングラデッシュなど中国からの工場移転が始まった国の高値更新は要注意。

21日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0120ドル13セント -109ドル43セント (1.07%)

NASDAQ総合指数  2187.33ポイント -35.16ポイント (1.58%)

S&P500   1069.59ポイント -13.89ポイント (1.28%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9225円  -55円

          (円建て)  9200円  -80円

米国10年もの国債金利 2.8819%  -0.0754%

WTI原油  76.56ドル -1.02ドル

GOLD  1184.80ドル  -7.40ドル 


 米国株は反落。CME日経平均先物も9200円丁度と、大証先物終値を80円下まわって帰ってきました。円相場は、冒頭に説明しましたような状況から独歩高になり、国内に帰っても対ドルが86円80銭台、対ユーロも110円90銭台のい取引になっており、今日も先物の売りや輸出関連株の売りから冴えない相場になりそうです。昨晩も書きましたように、日銀に円高を阻止する考えは無いようですから、投機筋も安心して円買いを進められる状態になってしまいました。当面、株先物売りと円買いをセットにして日本売りを進める投機筋の出方によっては、一段安も考えられますが、まだ財務省による為替介入の可能性もあり、投機筋としても深追いはしにくいところ。下値については、裁定解消売りしだいのところがあり、読みづらいのですが、レポートでも書きましたように、9000円飛び台は政治にとっても防衛ラインになってくるのではないでしょうか。

 ただ、お隣の朝鮮半島情勢が以上に緊張してきましたが、民主党政権さんは有事に対する備えとか、最悪の事態が起きないように仲介の労をとるとか、また、もしもの時に国内でのテロ発生に対する備えとか、しっかりしているんでしょうか。大恐慌後には、通貨の切り下げ競争で、ナントカ国内経済を維持しようとしましたが、それでもうまくいかなかったときに、何が起きたか…。朝鮮半島、イラン…米国艦隊は続々と両地域に集結しているといいます。何時、何が起きても不思議では無い国際情勢。果たして、今の理想主義の民主党政権で対処できるのか…?

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日銀さん、投機筋を助けるような動きをしてはいけませんね~…円高の進行が株価の腰を折った
 のどの調子が悪いので、病院にいったら、あさっての朝胃カメラを飲むことになりました。以前、ポリープが見つかって、ほうりっぱなしにしていましたが、もしかしたら、立派に成長しているかも…。楽しみなことです。

 さて、21日の日経平均株価は、21円63銭安の9278円83銭、TOPIXは2.91ポイント安の829.35と、ともに4日続落して終わりました。出来高は、インデックスがらみの動きでみずほファイナンシャルが売買されたことで20億2391万株に増加していますが、売買代金は前日に比べ5000億円以上減少してます。なにやっていることやら…。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは75、RSIは46、25日線かい離はマイナス3.6%でした。今日の終値での25日線は9624円と、前日から24円の低下。下落に弾みがついてきています。

 今日の朝も書きましたが、今日の相場は絶好の相場環境からスタートしたはずでした。確かに、先物の買戻しや円安を好感した輸出関連株の買いに上昇して始まりました。でも結局はそこまで…。「外部環境次第…」と書いたように、次第に円相場が上昇に向かうとともにじわじわと値を崩して行きました。直近のレポートでも為替市場で円買いポジションを持ちながら、株の先物売りを増やしている投機筋の話を書き、金融当局が明確な円高阻止の意思を表明しないかぎり日本の円独高が進み、同時に、株の独歩安も進むと警戒感を表明していました。実際、円買いを仕掛けている投機筋も、節値が近づいており、日本政府や金融当局から、何らかのサインが出てくるのでは…と、戦々恐々としている状態でした。

 特に、今晩はバーナンキFRB議長が議会証言で一段の金融緩和について言及するのでは…という、思惑からドル売り・円買いが進みやすく、もしかしたら、日銀からなにか…と思っていたら、山口日銀副総裁は「特定の為替水準を目標にして金融政策を実施することは無い…」と投機筋を元気付ける発言をし、さらに「為替のことをやるのは政府の仕事…」と切り捨ててくれました。まさに、投機筋にとっては勇気千倍の発言。おかげで、円は対ドルで86円80銭台に、対ユーロで111円50銭台に急伸しています。

 市場が円買い介入を懸念しているのに、それを言下に否定。私たちは関知しませんからどうぞ円買いを進めてください、といったようなものです。一方で、政府の方からは、対ドル、対ユーロで円高が続くのは好ましくない…という発言もありましたが、日銀から「どうぞ円を買ってください」とお墨付きをもらったんですから、政府の発言の効き目なんてあるわけはありません。この日銀の「ゴーイングマイウエー」の姿勢が、まさにバブルを導き、政策の失敗(意図的?)でバブル崩壊を深刻なものにし、リーマンショック後も国際協調体制に背を向け、表面上は緩和をするふりをしながら、通貨供給はしっかり絞っている…。今の日銀は一体どこの国のことを考えて政策を実行しているのでしょうか。どうせ、為替に関して日銀は何もしないから、今日の朝も「夏休み」と書いたのですが、評判が悪かったようです。相場が悪い時に自分の思いを曲げてまで相場に媚びるつもりはありませんから…。

 とにかく、今は、米国、日本の市場がどんな底入れパターンになるかを見極めるとき。実際、これまで昨年3月の底のときのように、サイコロ、騰落レシオ、RSI、25日線とのマイナスかい離が揃って底値ゾーン到達のサインを出したことはありません。だから、中途半端な強気しか出てこないのです。

 でも、今日の朝も書きましたように、米国企業の決算を見ると、以前から強気を通しているICT関連企業の決算は、どこも、売り上げ、利益とも市場予想を上回る数字を出しています。物色の流れは決まりつつあるのです。今後は日本国内を放れても、海外で成長株を買う覚悟が必要になるかもしれません。日本が、米国で生まれつつあるビジネスフォームを取り入れるのは、中国や韓国、台湾、シンガポールなど他のアジア諸国が取り入れて成長が進化した後になるんでしょう。
 
 最近の、日本株の低迷が暗示するものは、日本が大きな成長機会を失おうとしていることを投資家に知らせようとしているのかもしれません。一体、何がこの国の成長を阻害しているのでしょうか。今日の日銀の態度を見ていると、答えの一端が垣間見えたような感じがします。日本は、経済成長という大きな化け物と戦争するつもりになって、挙国一致内閣を作るくらいの覚悟を示さないと、海外投資家も日本を見直すことは無いでしょう。株式市場が泣いている…。

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企業業績への期待と失望が交錯するなか、政策期待で続伸
 おはようございます。

 昨日の米国株は、前日発表されたIBM、TIの決算が市場予想に届かなかったことを嫌気して、下落してスタート。また、6月の住宅着工件数が前月比5%減の54万9000戸となり、2ヶ月連続して減少したことから、景気の先行き懸念が増幅。ニューヨークダウは一時150ドル近く下落し、安値1万0007ドルと大台割れ寸前まで追い込まれました。ただ、この日発表予定のアップル決算への期待感や1万ドル大台接近にともなう値ごろ感から、投資家の押し目買い気運が高まっていたところに、今晩開催されるバーナンキFRB議長の議会証言で、一段の金融緩和策が発表されるとの噂が流れたほか、オバマ政権が推進する失業給付金延長法案が上院で進展したことなどを好感。引けにかけ上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億7092万株増の11億2506万株。騰落状況は値上がり2458、値下がり559と値上がり数が圧倒的に上回りました。

 この日は、投資家の企業業績への失望感と期待感が交錯したほか、景気の先行き懸念から政策当局への対策期待が強まるなど、投資家の心理を強く反映する相場展開になりました。ただ、住宅着工件数は減少したものの、先行きの指標となる着工許可件数が前月比で増加。これを映し住宅株が買われたほか、大幅な減益決算になったゴールマンザックスが利益が市場予想を上回った、として小幅に上昇して終わるなど、投資家の強気の姿勢が目立ちました。また、海外市場で銅など非鉄や原油が上昇したことを受け、素材や資源株が上昇したことも指数の押し上げに寄与しています。引け後に発表されたアップルの決算は、EPSが市場予想平均の3.10ドルを上回る3.51ドルに、売上高も予想の147億5000万ドルをい上回る157億ドルと、絶好調の内容となり、夜間取引でも急伸しています。

 米国株は、大台割れ寸前で踏みとどまり、結局、反発して終わりました。企業業績は順調に伸びているものの、売上高が市場予想に届かないものが多く、投資家の姿勢を慎重にさせているようです。ただ、昨日発表された決算でアップルやクラウドサービス関連のVMウエアなどICT関連企業の決算は、利益、売り上げとも市場予想を上回る実績を残しており、為替動向に左右されない内需をベースに成長している分野があることを改めて知らしめることになりました。ニューヨークダウはとりあえず、続伸して終わりましたが、チャート的には先週末に急落した時の、長大陰線を上回ってこれるかどうか…。このゾーンには上値抵抗線として意識してきた200日線が控えており、先行きに判断はこの陰線抜けてからに譲りたいと思います。一時下火になったかに見えるクラウドサービス関連ですが、VMウエアの決算を機に切り返しに入れるかどうか。米国市場でも注目されて来るはずです。

20日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0229ドル96セント  +75ドル53セント(0.74%)

NASDAQ総合指数  222.49ポイント  +24.26ポイント (1.10%)

S&P500  1083.48ポイント  +12.23ポイント (1.14%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9400円 +100円

          (円建て)  9380円 +80円

米国10年もの国債金利 2.9320%  -0.072%

WTI原油 77ドル44セント  +0.90ドル

GOLD  1191.50ドル  +9.80ドル 


 米国株は続伸、CME日経平均先物も一時軟化(9160円)したものの、大証終値を上回って帰ってきました。円相場は対ドル、対ユーロで円高が一段と進展する場面がありましたが、米国株が下落から上昇に転じたことや、日銀の為替介入の噂が流れて売られ、やや軟化して帰ってきています。国内では、対ドルが87円20銭台、対ユーロが112円50銭台とやや円安に動いており、今日の相場環境としては「順」の風が吹きそうです。円高進行で売られた湯主株の買い戻しや昨日に続き、先物の買戻しから堅調な展開が予想されますが、今の相場に上値を買いあがる力は無く、高より後は小動きの展開となり、その後は、GLOBEXや中国市場など外部要因眺めの展開になりそうです。先週末から流れ出した日銀への為替介入や金融緩和の噂が本当かどうか、市場が円買いを強め、日銀や政府の出方を探る動きも近々出るかもしれません。米国市場の一段高など外部要因頼みの展開はまだ続く…。夏休み…。

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とりあえず連休中の悪材料は織り込んだが、業績発表が怖くて売り込みはできず…
今日は、たいしたこともかけませんので、思いつくままに書いてみました。馬鹿みたいな話が多いので、読み飛ばしてくれても結構です。

 20日火曜日の日経平均株価は、107円90銭安の9300円46銭、TOPIXは8.32ポイント安の832.26と、ともに3日続落して終わりました。出来高概算は17億8870万株、売買代金は1兆1405億円でした。増資新株の発行が迫っているみずほファイナンシャルの商いが、多く、出来高は増加しましたが、これを除くと実商いは15億割れ…相変わらずの薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは77、RSIは42、25日線かい離はマイナス3.6%でした。今日の終値での25日移動平均線は9648円。前週末比23円の下落となり、下げピッチに弾みがついてきました。昨日が休みで、週末の米国株の急落、円の86円台への上昇を織り込まなければいけませんから、アジア市場で唯一下落した、としても仕方が無いところでしょうか。

 今日は、週末の米国株が急落、CME日経平均先物は9200円台、対ドルの円相場は86円台、GLOBEX市場の米国株先物はIBM、TIの決算が市場見通しに届かなかったことを嫌気して二桁の下落…と相場の外部環境は最悪の状況でスタートしました。先物は売り先行でスタートし、現先のサヤが逆転して裁定解消売りが続発。日経平均も一時は150円以上下落する場面がありました。先物市場の買い手口に久々に国内大手証券の買いがありましたが、裁定と現物を売って裁定取引の解消をしたんでしょう。しっかり、国内株の下落に貢献しておられますね。また、今日は、徹底的に日本株を弱気している欧州系の証券会社が2000枚近い買いをいれていましたが、今日のように、相場が一方的な流れになるときは、一旦は益出しするというセオリーどおりの行動をしているんでしょう。まあ、まだ売り玉は1万枚くらいはありますから、円高とダブルで儲けようということでしょう。

 これだけ悪材料が揃っているのに、よくこの程度の下げで済んだ…ということでしょう。誰が流したのか知れませんが、昨日の欧米市場で「円が85円台に入ったら、日銀が一段の金融緩和に踏み切る…」という、ありがたい話が流れていましたので、投機筋としては、円を買い上げにくかった、という事情もあったようです。ただ、G20後のレポートでも書きましたように、日本は、財政赤字半減の期間を免除されるかわりに、円高を容認させられたのではないか、ということです。米国の景況感が大きく落ち込みましたが、主要な原因はユーロ安による輸出受注の減少。輸出回復→製造業のてこ入れのためには通貨安が必要。欧州も財政問題を解決するには、輸出国が外貨を稼ぎ、それを問題国の融資に廻すことが必要。だったら、とりあえず、毒にも薬にもならない存在の日本に泣いてもらって、通貨高を引き受けてもらおう…ということではないでしょうか。

 実際、FRBは、景況感が悪化しているので、一段の金融緩和が必要と発言。間髪をいれず、日銀が日本のGDO成長率の上方修正を発表。一気に円高・ドル安が進むようなお膳立てをいしています。その後は、88円台に入っても、87円台に入っても、そして危機ゾーンの86円台に入っても、政府筋から何の発言も出ていません。FRBと日銀のタイミングを計ったような発言など不自然なことばかりです。シカゴIMM通貨先物市場の円買い・ドル売りポジションもG8、G20 が開催される前に、一気に円買い越し額が2万4000枚も膨らんでいます。このときに、何かあったんでしょうね。もし、日本が円高を容認させられているとしたら…。

 いろいろ流れている話を聞くと、鳩山首相も米国関係者から辞任するように要請され辞めたということのようですが、その際、小沢幹事長も道連れにしろとの要請があった、とも聞いています。菅首相も就任前に米国での面接が済んでいた、という噂も出ています。以前、クリントン国務長官が小沢氏に会いにきたことがありましたが、これも面接だったようで、危険分子との印象を持たれ、最近の検察審査会問題につながった…との話もでています。どれも、日本の独立性を傷つけるような話ばかりですが、案外、当たらずとも遠からずということなのかも知れません。日本の新の政府は米軍横田基地のなかにある…という噂もあるようです。この国の戦後はまだ終わっていないんですね。そろそろ、真の独立を考えるときが来た様に思うのですが、果たして、今の政治家に、命をかけて(まさに命を賭して)この国の独立を図れる人材がいるのかどうか…。

 また、話が横道にそれましたが、米国の基本的な考え方は、日本は米国と戦争をした国…。そして、対日戦争でもっとも多くの米国民を失った危険極まりない国。独立して再武装し、米国に歯向かうようなことをさせてはいけない国なのです。徳川幕府が、参勤交代や城普請で財力を削ぎ、徳川幕府に抵抗できないようにしたのと同様の政策を取っている、という見方もできます。この考え方に立てば、日本国内に駐留している米軍は、日本が米国に反抗できないように圧力をかけているという見方もできます。つまり、日本はあらゆる面で、米国を上回ってはならないということになります。バブル崩壊が何故起こったか、トヨタの欠陥車問題が何故発生したか…よく考えてみる必要がありそうです。

 そうなると、市場が懸念しているように、円が上昇しても政府の方から、なんのアクションもでないことになりますが果たしてどうか…。まあ、これだけいじめられ続けても、経常収支の」黒字を維持し続けている、日本はやはり英米にとっては「分けの分からない国」ということになり、無理難題を吹っかけてくるのでしょう。まあ、最近人気の龍馬伝では無いですが、日本が薩摩か長州になって思い切って反旗を翻してみてはいかがでしょうか、いっかいの浪士の集団が幕府の要人である井伊大老を桜田門外で暗殺したことを機に、「な~んだ。俺たちにもできるんだ」という権威を軽んずる意識が芽生え、明治維新につながっていった例もあります。

 また馬鹿なことを書いてしまいました。今の相場は、円高がどうなるか。これから始まる決算発表がどうなるか。また欧州のストレステストの中味は…など結果待ちの状態。米国の下落にしても、IBMの決算もTIの決算も市場が先走って予想した数字にとどかなかっただけで、増収増益基調は維持しています。前の安値を売り込むような悲惨な数字では無いんですね。それ以上に、ユーロ危機によるユーロ安で米国の輸出がダメージを受けようとするときに強気の予想をするアナリストの方に問題があるような気がします。すでに、1ユーロ1.18台魔で下落したユーロは、1.30台まで上昇。米国企業の輸出環境は大幅に改善されてきています。アルゴリズム取引などわけの分からないコンピューター取引に依存し、人間の感性なんか無視された非人間的な相場になっていますが、米国株が下げそうで下げない背景には、為替の転換があるのかもしれません。

 とにかく、まずは米国株、次は米国の金利上昇を受けた円安でうるおう日本の輸出株という順番。これから始まる日本の決算が怖くて一段の売り込みもできないのが今の相場の実態…。待つも相場で目先は夏休みでも…いいか。

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反発はしたものの、企業決算への過剰な期待感が裏目に…
 おはようございます。朝からセミの鳴き声がかまびすしくなっています。今日もまた、暑い一日になりそうです。

 ユーロ下落に歯止めがかかるとともに、色んな弱材料が増えてきました。ハンガリーとIMFの2000億ドルの融資交渉が、緊縮財政への一段の踏み込みをめぐって意見が対立。交渉が17日に中断したと伝えられ、ユーロが一時売られていました。IMF関係者は「いつでも交渉再開の用意がある…」としており、交渉自体がなくなったわけでは無いのですが…。また、ドイツ銀行ヒポレアルがストレステストに不合格になるとの噂があったほか、ムーディーズがアイルランドの2段階格下げを行うなど、なんだか急にあわただしくなってきました。フランスの財務相が、ユーロ高を懸念するような発言を行うなど、景気刺激策として有効なユーロ安を逃してたまるか…という感じなのでしょうか。これだけ悪材料が出ても、崩れなくなってきましたが、投機筋というパイロット役がいなくなれば、こういう流れになるんでしょう。大成功の投機筋はどこへいったんでしょうか。次に、流動性が大きいところは円なのですが…。こちらは売りではなく買いのようですが…。

 週明けの米国株は、先週末急落して終わった事から、今週の企業決算への期待感などからハイテク株を中心に押し目買いが入り、小幅反発してスタートしました。ただ、この日発表された住宅建設業者信頼感指数(7月)が2ヶ月連続して低下。1年3ヶ月ぶりの水準に低下したことを嫌気。売り物が増加し、一時、ニューヨークダウは前週末比でマイナスに転じる場面がありました。しかし、インテルの過去最高決算による急反発のイメージが根強く、この日引け後に決算が発表されるIBMやTI(テキサスインスツルメント)に買い物が入りじり高。中東から大型の受注があったボーイングが買われるなどし、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末(オプションなどのSQがあった)にくらべ、5億3631万株減の9億54414万株と再び薄商い状態に回帰。騰落状況は値上がり1956.値下がり1025と、値上がり数が上回りました。

 引け後に発表されたIBMの決算は、EPSが市場予想の2.58ドルを上回る2.61ドル。売上高も前期比2%増の237億ドルと好調な内容でした。ただ、売上高が市場予想の241億7433万ドルに届かなかったことから、夜間取引で急落。TIの決算も売上高が市場予想に届かず、同様に急落。GLOBEXでは、ニューヨークダウは50ドルを越える下落になっています。

 この日は、反発して終わりましたが、今週発表される一連の住宅関連指標への警戒感が根強いほか、先週発表の小売売上高の減少を引きずり、小売関連株が売られるなど景気の先行きへの弱気の見方が増えています。そのため上値を追ってまで買おうとする投資家は少なく、すでに下落に転じた25日線に接近するとともに頭を押さえられ伸び悩んでいます。昨日の、IBMやTI決算への過剰な期待感がマイナスに出たことから、企業業績への過剰な期待感を修正する動きが出ることも予想され、当面は、冴えない展開になるのかもしれません。ただ、ドル相場の軟化で、製造業の復調が予想されることから下値は限定的になりそうです。当面、米国内のICT関連企業の決算内容が注目されます。

19日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0154ドル43セント +56ドル53セント(0.56%)

NASDAQ総合指数  2198.23ポイント  +19.18ポイント (0.88%)

S&P500  1071.25ポイント +6.37ポイント (0.60%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9290円 -110円

          (円建て)  9270円 -130円

米国10年もの国債金利  2.9640%  +0.025%

WTI原油  76.54ドル  -0.53ドル

GOLD  1181.9ドル -6.3ドル


 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値比130円安で帰ってきましたが、週末の終値比では30円高。円相場は、週末の米国株安、昨日の冴えない住宅関連指標を受け、86円80銭台、対ユーロは欧州情勢の緊迫化から112円30銭台とともに円高での取引になっています。さらに、IBM、TIへの決算の失望感(決して悪いものでは無いが…)からGLOBEX米国株先物が下落していることもあり、今日の相場環境はかなり悪い条件でのスタートになります。CTAなど円買いと株先物売りをセットにした投機筋の存在もあり、今日は売り攻勢が強まりそう。海外市場で、円相場が85円台に入ると、日銀が一段の緩和に踏みきるとの噂が流れましたが、今日は円が移行性が強まるなか、日銀の姿勢を試す動きも出るかもしれません。これから、決算発表を控え、一段と売り込むにはリスクがありますが、裁定取引とリンクした指数採用銘柄に関しては話は別。今日も、先物と現物のサヤを見ながら神経質な相場が予想されます。そろそろ、政治の出番だと思うのですが、情け無い顔をして「小沢さんに会いたい…」と、ラブコールを送る首相では…。平成維新は、一体、何時起きる?

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米国の景況感悪化を前倒しで織り込み急落…?
 おはようございます。

 先週末の日本株は、米国株は小幅に反落、CME日経平均先物も小幅安で帰ってくるなど、弱含みの相場環境を受けて軟調にスタートしました。米国では、FRBが景況感を下方修正し、新たな景気刺激策の必要性に言及したほか、6月の小売売上高が2ヶ月連続で減少するなど景気への懸念が増幅。昨日は、追い討ちをかけるようにニューヨーク州製造業景況指数など複数の製造業に関する悪い数字が出現。景況感の悪化が鮮明になっていました。さらに、生産者物価指数がマイナスになったことから、デフレ懸念が台頭。長期金利が3%をわりこんだことも、日本に帰り、債券先物買い・株先物売りのロングショートポジションつくりを促し、株の先物売りを刺激しています。

 前日の中国の予想を下回る景気指標や相次ぐ米国の景気指標の悪化から、為替相場ではリスク回避の円買いが増加。これが先物売りやインテルの過去最高決算を好感して買われたハイテク株の見切売りを誘発。さらに、3連休控えで機関投資家の先物ヘッジ売りも増加するなど先物への下落圧力が強まったことから、先物価格が現物価格を下回る状態が増え、裁定解消売りが増加。先行きへの警戒感が強く押し目買いが入らない中、下落幅を拡大して終わりました。

 この日は、米国市場の引け後に発表された米検索大手グーグルの決算が市場予想に届かなかったことから、引け後の夜間取引で急落していたことや、これを受けたGLOBEX米国株先物も軟調に推移していましたから、日経平均の下落幅が大きくなったことは、米国市場の軟調を前倒しで織り込んだ…という側面もあるのかもしれません。今週は、インテルの決算に狂喜し、グーグルや米銀決算に失望する…という、荒っぽい動きになりました。米国市場では、景況感の悪化が企業決算への見方を厳しくし、利益以上に企業の収益環境をみる売り上げに関心が移っているようです。来週は、IBMやアップル、イーベイ、マイクロソフト、ハネウェルなど、米国主要企業の決算が発表になりますが、ユーロ危機によるドル高の影響がどの程度出ているかが焦点になります。為替の影響が業績伸び悩みの主因とすると、最近のドル安に相場はどう反応してくるか…。チャートの分析や下値目処などは、株式レポートで説明します。とにかく、週末のCME日経平均先物は大証先物終値に比べ160円安い9240円で終わっており、連休明けは大幅安でスタートしても仕方が無いところ。その後、先物の買戻しで下落幅を圧縮して終われるかどうかがカギ。日銀も政府もそろそろ何かしないと、投機筋はどこまで円を持ち上げるか分かりませんよ。

16日の日本株
日経平均株価: 9408円 36銭 -277円17銭   TOPIX: 840.58ポイント -16.02ポイント

出来高: 17億3382万株    売買代金 : 1兆1641億円

日経平均サイコロ : 6勝6敗  騰落レシオ: 85  RSI: 41  25日線かい離 :-2.7%

日経平均週足サイコロ : 5勝7敗  週足RSI: 27  13週線乖離:-6%


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企業決算に揺さぶられ、ついに投資家が切れた?…現実悪を売るか、環境好転を買うか、の選択
 おはようございます。昨晩は書き込みができずに失礼しました。

 さて、欧州情勢は来週23日に発表されるストレステストの結果待ちということで、平穏な動きが続いています。IMFやECBから、テストの結果に関する強気の発言が続いていることや、懸念されていたギリシャ、ポルトガル、スペインの国債入札が無事終了したことも市場の安心感を誘っています。このところ、ユーロの上昇が目立っていますが、金融危機時に金との間で組んだ「ユーロ売り・金買い」のポジションを解消するなどユーロ売りの残務整理みたいなことが続いているようです。投機筋の関心は、「ドル売り・円買い」へと移っており、また他の商品との間で新たな裁定ポジションが組まれてくることになるんでしょう。どうやら次のターゲットは円に絞られてきたようです。

 昨日の米国株は、最近の弱い経済指標を受け警戒感が強まっていたところに、この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(7月)が前月水準、事前予想を大幅に下回る11ヶ月ぶりの水準に落ち込んだことを嫌気。寄り付きから売り先行のスタートになりました。また、前日発表のグーグル決算が市場予想に届かなかったことや、この日発表のGEや銀行の決算への失望感も加わり売り物が増加。ほぼ終日下落を続け、結局、主力3指数とも大幅に下落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3億7875万株増の14億9045万株。騰落状況は、値上がり612、値下がり2417でした。

 今週の米国市場は、FRBが景気見通しを下方修正して以来、これを裏付けるように市場見通しや前回水準を下回る景気指標が次々と発表され、市場の景況感が急速に悪化。債券市場で10年もの国債金利が3%を割り込み、2年債金利が過去最低水準におちこむなど金融市場に波乱の芽が出ていました。しかし、企業決算への期待感は強く、インテルが過去最高決算を計上、アルコアも黒字決算に浮上するなどしたことから、株式市場は高値圏で堅調に推移していました。しかし、最近発表される企業決算がいずれも期待を裏切るものになったことから、投資家の気迷い感が増幅。昨日は期待を裏切る銀行やGEなど主力企業の決算に、ついに投資家の懸念がピークに達し、見切売りに動き、米国株は急落して終わりました。この日は、オプションなどのSQ日にあたっており、これが下落幅を拡大したところもありそうです。

 今回の4~6月期決算は、ユーロ危機と重なりドルが強含み米国の輸出に懸念が強まった時期でもあります。欧州は米国の高付加価値品などの主要な輸出仕向け先でもあり、輸出企業の業績が注目されましたが、どうやら、ドル高の影響が色濃く出ていたようです。これで、4~6月期の製造業の指標が月を追うごとに低下していった説明がつくように思われます。また、7月にかけての新規受注などが悪化しているのも、ドル高の影響が残り、欧州からの発注が減少しているのでしょう。ドル安の時に積み上げた輸出受注を、ドル高の時期に消化して来たものの、輸出競争力を喪失するとともに、新規受注が減少。生産や出荷に影響がでてきた…というのが最近の状況ではなかったのでしょうか。

 しかし、オバマ大統領が、米国の輸出を倍増させ、雇用拡大につなげる…と再度発言。その後、ドルは急速に下落。昨日は5月初旬以来2ヶ月半ぶりに1ユーロ1.3ドル台に下落してきました。対円では86円台に下落しています。ユーロ危機により欧州の景況感は明るさを増していますが、その市場をマーケットにする米国のドルが下落してきた…この変化をどうみるか、ということです。企業決算や景気指標は過去の数字です。企業決算を嫌気して下落することは「現実悪」を織り込んでいることになりますが、その企業の経営環境がドル安で好転しつつあるとしたら…。まあ、よく考えてみることでしょう。それと、米国経済を支えてるものは輸出だけではないことはこのコーナーでも書いてきました。来週あたりから、その関連株の決算が発表されてきます。終わってみたら、「ああ、やっぱり決算内容は良かった…」ということになるんじゃないでしょうか?

 でも、昨日ニューヨークダウの3本新値は陰転。テクニカル的には弱気相場入りしています。

16日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0097ドル90セント   -261ドル41セント(2.52%)

NASDAQ総合指数  2179.05ポイント -70.03ポイント (3.11%)

S&P500  1064.88ポイント  -31.60ポイント (2.88%)

CME日経平均先物 (ドル建て)9265円 -135円

          (円建て) 9240円 -160円

米国10年もの国債金利 2.9390%  -0.03900%

WTI原油  76.01ドル -0.61ドル

GOLD  1188.20ドル  -20.10ドル ←ユーロ売利との裁定解消?


※日本株については明日の朝でも書きます。いまから寝なおします。

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金融規制法成立の一方で、GSとSECが和解…景況感の悪化で長期金利が再び3%割れに
 おはようございます。
 
 米国市場では、前日のFRBの景況感下方修正以降、景気の先行きへの懸念が強まっていますが、この日もフィラデルフィア連銀景況指数(7月)、ニューヨーク州製造業景況指数(7月)が市場予想を大幅に下回ったことや、6月の卸売物価指数がマイナス幅を拡大するなど、市場の懸念を強める指標が続出。これを嫌気した売りが増加し、ニューヨークダウは一時120ドル以上下落する場面もありました。また、この日、金融規制改革法案が成立したことも金融株への重石になり、終日、安値圏での推移していましたが、引けにかけ、メキシコ湾油田の原油流出阻止に成功したと伝えられたBPが買われたことや、SEC(米証券取引委員会)が詐欺容疑で民事訴追していたGS(ゴールドマンザックス)証券と和解(和解金5億5000万ドル)した、と伝えられたことを好感。急速に値を戻しておわりました。結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は値を戻しきれずに小幅安で終わったものの、S&P500は前日比プラスで終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比5325万株増の11億1670万株。騰落状況は値上がり1459、値下がり1523でした。

 この日発表のニューヨーク州製造業景況指数(7月)は、5.08.前月の19.57から大きく落ち込みました。また、フィラデルフィア連銀製造業景況指数(同)も、前月の8.0から5.1へと落ち込んでおり、FRBの懸念を裏づける結果になっています。ともに、新規受注や出荷が大幅に落ち込んだほか、受注残も急減するなど先行きを懸念する状況も出ており、半年先を見る景況予想も大幅に落ち込んでいます。また、6月の卸売物価指数は0.5%の下落。市場予想の0.1%を大幅に下回り、3ヶ月連続の低下になりました。食品価格やガソリン価格の下落が大きく影響しましたが、変動が大きい食品やガソリン価格を除いたコアの指数は0.1%の上昇となっています。一方、6月の鉱工業生産指数が市場予想を上回る0.1%の増加になったことや、新規失業保険申請件数が市場予想の45万件を下回る42万9000件(前週比2万9000件の減少)になるなど、堅調な指標は無視された格好になっています。景況感の悪化や卸売物価指数のマイナス継続を受け、金利が軟化。2年債は過去最低水準に低下したほか、10年債も3%を割り込み、再び金利の低下色を強めています。

 この日の米国株は、景況感の悪化から公益株などディフェンシブ系の株がしっかり。景気との関連性が高い運輸株が売られました。ニューヨークダウは一時大幅に下落しましたが、下値から25日線が上昇してきていることや、長期の下値支持線である52週線が控えていることから押し目買い気運がでているところに、好材料がでて反転した…という所でしょう。ただ、昨日も指摘したようにこの日も200日線の回復ができずに終わっています。この高値付近には下落中の26週線があることや、高値を結ぶ上値抵抗線が集まっており、この抵抗帯を突破するには何らかのサプライズが必要なところ。当面、上昇中の52週線と下落中の26週線にはさまれ持合形成へ。

15日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0359ドル31セント -7ドル41セント(0.07%)

NASDAQ総合指数 2249.08ポイント -0.76ポイント (0.03%)

S&P500  1096.48ポイント +1.31ポイント (0.12%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9645円 -25円

          (円建て)  9625円 -45円

米国10年もの国債金利  2.9939% -0.0662%

WTI原油  76.62ドル -0.42ドル

GOLD  1208.3ドル +1.3ドル


米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、米国景況感の悪化、円の上昇を嫌気して、小幅安で帰ってきています。円相場は、対ドルが日米金利差縮小思惑から87円40銭台に上昇しての取引。対ユーロはユーロが買いなおされた動きを受け片足113円の取引になっています。今日は対ドルでの円高進行を嫌気し売り先行の相場になることが予想されます。特に、10年債金利が3%を割り込んだり、2年債金利が過去最低に落ち込むなど米国の金利低下を反映。債券先物買いの一方で、株先物売りが増加。これが裁定解消売りを誘発し下落幅を拡大する懸念があります。3連休控えであることも、利食い売りの増加につながります。グーグルの決算が市場予想を下回ったことからハイテク株も手がけにくく、今日は手詰まり感から方向感の無い展開になりそうです。裁定解消売りなどから大きく崩れなければ、超低位株を中心にした日計り商いも…。今日はGLOBEXの動きがカギ…。

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米国市場がこけたら日本もこけた…日本市場から主体性が消えたのは何故?
 15日木曜日の日経平均株価は、109円71銭安の9685円53銭、TOPIXは14.13ポイント安の856.60と、ともに反落して終わりました。相場の方向感がつかみきれず、出来高は15億4695万株、売買代金は1兆668億円と前日比で大幅に減少しています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは48、25日線かい離は0.02%でした。今日の終値での25日線は9683円。前日より6円の増加となり、上昇トレンドを維持しています。今日は外部環境に悪化と昨日まとまって先物の踏み商いをした欧州系外資の巻き返しにやられた…というところでしょうか。

★好悪材料が交錯し、下値膠着相場に
 今日は、日銀金融政策決定会合で、成長率見通しが上方修正されたものの、米国景気指標の悪化とFRBの景況感の下方修正という好悪材料が打ち消しあうなか、追加景気対策の審議が難航。FRBが一段の金融緩和に追い込まれる…との思惑が増幅。ドルが下落し円高が進行するなか、昨日買われたハイテク株が売られ、下落幅を拡大しました。ただ、先物先行で売られて始まったことから、寄付きから下落してスタートし、日経平均の終日値幅は49円にとどまっています。まあ、上がるも下がるも、先物などデリバティブの動向次第の無機質な相場になっています。今日の朝も書きましたように、米国の金利が低下すれば自動的に日本の債券先物を買い、一方で株の先物を売るというシステム売買がコンピューターを通して行われます。また、システム売買をするとことが似たり寄ったりのプログラムで売買しますから、寄り付きに売買が集中。上がるか下がるかして寄り付いた後は、ほとんど凪ぎのような相場が続く…ということになります。

★日本経済の上方修正も好感されないファンダメンタルなど無視された鞘取り市場に堕してしまった
 いまや、ファンダメンタルなど無視したコンピューターを使った鞘取り商いだけが東京株式市場を飛び交っています。そのなかでは、経済見通しも需給関係も関係なし。ひたすらよそよりも0.000何秒かでも早く注文を通すことに血道を上げています。これが、証券取引所が目指す国際化であり近代化というものでしょうか。ファンダメンタルはまったく反映せず、企業が本来の上場目的である資本調達を実施しようとすると寄ってたかって売り叩かれ、希望の資本額の調達もままならず、会社の将来設計にも支障をきたすというのが今の市場の実態です。私たちが、証券会社に入ったときは、取引所は企業の資本調達を行うという崇高な目的があったはずですが、最近の社員教育のテキストには、企業が株式市場で資本調達をおこなうことは背信的な行為という風に教えているのでしょうか。まともに成長資金も調達できないような市場はそのうち、衰退して行くしかないと思います。

★市場から人間臭が消えた
 まともな個人投資家がどんどん市場を去って、残っているのはデイトレーダーばかり。そのデイトレーダーさえ、コンピューターを駆使したアルゴリズム取引に駆逐されようとしています。まあ、多くの投資家のさまざまな見方があってこその株価なのですが、株価形成が多様性を失った時に何が起きるか…。最近の米国の事例を見るまでもなく、答えは分かっているはずです。最近、株取引がまったく面白くなくなった…。海外や他の商品の方に切り替えたいという意見を多く聞くようになってきましたが、金融当局や取引所は、国民が資産形成の手段としての株式市場を敬遠していることをどう考えているのでしょか。弱小な個人投資家なんか、馬鹿高い手数料を支払った上、買ったら損をするのが必至の投信でも買っておけば良いとでも考えているんでしょう。株式市場の支配権を先物筋が握って以来、の異本経済の低迷が続いていることとの因果関係を為政者は考えたことがあるんでしょうか。そろそろ、「日本のために…」という本来の目的に沿った制度改革が必要になってきたと思うんですが…。

★円高を」手がかりに先物筋の売り崩
 まあ、これ以上書くとくどくなりますので、やめときますが、相場の方は、今日の朝も予想しましたように、米国の景気刺激策として金融への緩和圧力がかかることから、円高方向に動きやすくなる…として、先物筋の売り攻勢が強まる可能性がある、としました。案の定、円高が進行すると、昨日4000枚以上の売り玉の踏みを余儀なくされた欧州系の証券会社が3500枚を終える売りを行い、売り崩しにきました。中国の経済統計が予想を下回ったものの、堅調な数字だったことや、消費者物価指数がデッドラインの3%を下回る2.9%に低下。利上げ懸念が遠のいたこと、GLOBEX米国株先物が堅調だったことから、一段と売り崩すことはできなかったものの、国内投資家にとっては、日銀が成長率見通しを引き上げた、という好材料は無視され、ただ、腕力だけに頼った売り崩しがまたあった…ということは、益々、今の相場への失望感を強める結果になっています。

 まあ、今日の中国の経済統計の結果で、利上げが遠のいた以上、中国株の出直りが期待できますので、少し、中国株のほうへのシフトも真剣に考えてみたいと思います。日本株は、いっそのこと指数デリバティブと裁定取引の対象になっている指数採用銘柄だけの売買にして、後は、取り引いを廃止したら…。そして、投資家が一斉に海外に走ったら、円も安くなるし、経済も上向くし、なにより個人投資家が儲けるチャンスが出てくるという万々歳の結果になるような気がしますが…(もちろん、冗談ですよ)。とにかく、政治は機能しない。日銀本気でデフレに取り組む気はない。官僚はサボタージュを」決め込み、やる気はない。国民は馬鹿にされ続けても筵旗を揚げる気はない。皆が無い無いづくしの国では株価も動きようがない…。米国が止まれば、即、方向感を見失うという頼りない市場に落ち込んでしまいました。

★2ヶ月ぶりのドル安は株価にとってプラス
 まあ、昨日も書いたように、25日線を上回ってきましたので、基本的な上昇相場に戻ったことは確か…。ただ、国内要因から方向感がつかめないのは、国が機能していないから仕方がなく、」当面は米国頼み。その米国は、景況感が悪化していますが、以前から書いているように、今の悪化は、4~&月のユーロ危機で米国経済がダメージを受けたときのもの。今日の為替取引で、ユーロ・ドルは1ユーロ1.28ドル台と2ヶ月ぶりの高値をつけており、市場はドル安を好感し、再び、上げ歩調を強めてきます。以前から、米国のICTバブルとかかわりに無い企業はダメ…としてきましたが、今後益々この傾向が強まってくるはずです。インテル決算の刺激材料は景況感の悪化で打ち消され、関心は、欧州のストレステストや米国銀行の決算発表に移っています。ただ、これから座敷牢に閉じ込められる金融株に成長株としての魅力はなし。やはり、関心はIBMやGEなど主力企業に移っていくものと思われます。朝も書きましたが、まずニューヨークダウが200日線を回復すること…。それが日本株がで直る条件でもあります。中国株も要注意。

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景況感の悪化とハイテク株人気が綱引きし、ニューヨークダウは7日続伸
 おはようございます。

 昨日の米国株は、前日引け後に発表された半導体大手インテルの過去最高決算を好感したものの、6月の小売売上高が予想以上に減少したことや、この日公開された6月のFOMC(公開市場委員会)議事録で、景気判断が引き下げられ、追加景気対策に言及したことを嫌気。7立会日ぶりに反落してスタートしました。その後、インテルの好決算を受けたハイテク株買いと、今晩から発表される決算への懸念から銀行株を売るなど、強気と弱気が交錯。前日引け値をはさんで上下動を繰り返していたものの、為替市場でドルが軟化するとハイテク株が勢いを取り戻し、結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は7立会日続伸して終わりました。ただ、金融株の影響が大きいS&P500は7日ぶりに小反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比6806万株減の10億6345万株。騰落状況は値上がり1331、値下がり1629でした。

 この日は、6月の小売売上高の予想を上回る減少を受け、ウォールマートやターゲットなど小売関連株が下落。大手銀行が住宅メーカーの投資判断を引き下げたことから、住宅関連株が下落するなど、内需関連株が総じて冴えない展開でした。一方、インテルの好決算を受け、デルやヒューレッドパッカードなどパソコン関連が買われたほか、インテルが異例の期中の設備投資増額を発表したことを受け、半導体製造装置が買われるなど、テクノロジー・ハード機器、自動車部品などが総じて堅調に推移しました。

 この日は、インテルの過去最高決算を受け、当面の上値抵抗線になっている200日株価移動平均線(1万370ドル付近に位置)の奪回が期待されましたが、冴えない経済統計とFRBの弱気の経済見通しが足を引っ張り、結局、同線を回復できず頭を押さえられる格好で終わっています。25日線が下方から結構な勢いで上昇してきていますので、崩れる心配はありませんが、200日線突破に手間取ると、一旦は、下値を固める動きが出るかもしれません。昨日も書きましたように、今回の下落相場の終焉のためには6月21日のザラ場高値(1万627ドル、引け値1万442ドル)を上抜くことが条件になります。小売り統計やFRBの景況感の下方修正はいずれもユーロ危機による株価低迷時の逆資産効果が出ている時のもの…。株価の回復やドル相場の軟化で状況は変化しており、案外早い時期に200日線を回復してきそうです。今後発表されてくるネットビジネス関連企業の決算が注目されます。

14日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0366ドル72セント +3ドル70セント(0.04%)

NASDAQ総合指数  2249.84ポイント +7.31ポイント (0.35%)

S&P500 1095.17ポイント -0.17ポイント (0.02%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9790ドル 変わらず

          (円建て)  9780円 -10円

米国10年もの国債金利  3.0500% -0.0540%

WTI原油  77.04ドル -0.35ドル

GOLD  1207.0ドル  -6.50ドル


米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は大証終値とほぼ変わらずで帰ってきています。国内での円相場は、対ドルが88円20銭台、対ユーロが112円40銭台の取引となっておりやや円高気味に推移しています。米国で、10年もの国債金利が大幅に低下していることが、円買いにつながっているようですが、今日は、債券先物買い・株先物売などの裁定取引が活発化。指数的に下方圧力が強まることも予想されます。米国で市場のハイテク株、自動車部品株物色の流れを受け継ぐものと思われますが、基本は為替相場次第…。日本株に弱気してきた先物筋には昨日踏まされたところも多く、彼らの売り攻勢が強まる可能性も…。今日も、為替、GLOBEX、中国上海市場など外部環境眺めの展開ですが、物色の方向感を失えば、再び、超低位株物色の流れが強まるのかも…。

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日経平均の三本新値が再び陽転…米国企業の決算の中味に注目
 14日水曜日の日経平均株価は、258円01銭高の9795円24銭、TOPIXは16.34ポイント高の870.73と、ともに急反発して終わりました。出来高概算は23億251万株、売買代金は1兆2179億円と、ともに前日から増加したものの、超低位株の商いが多かったことに加え、みずほファイナンシャルグループの9億株近い大商いがありましたので、実質的には薄商い状態が続いていることになります。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは102.RSIは45、25日線かい離はプラス1.2%でした。今日の終値での25日線は9677円。前日より14円と二桁の上げに転換してきました。

★先物による日本売りを進めてきた外資が買い戻し?
 一昨日は、アルコアの黒字転換、昨日はインテルの市場予想を上回る好決算が株価の刺激材料になりました。ただ、昨日の相場は、オプション清算値9636円をめぐる先物筋の強引な売り込みでねじ伏せられ、安く終わりましたが。今日は、半導体大手インテルの好決算が背景となり、日本とのかかわりも深いだけに、簡単には売り崩せなかったようです。このところ、日経平均先物を売りまくっていた外資系証券(CTA?)がまとまった先物買いを行っていましたが、もしかしたら先高を見こして買い戻しをおこなったのかも知れません。大体三分の一程度を買い戻したようですが、今晩以降の米国株の動き次第では、さらに踏んで来る可能性があります。昨日も書きましたように、もしかしたら、円先物買いもセットになっているかもしれませんので、どちらも踏んで、円安、日経平均高なんて小気味のいいことにはならないものでしょうか。

★三本新値が陽転…6月のようなダマシにはならない
 今日は、ニューヨークダウに遅れていた三本新値が、6月28日の陽転値9693円を上抜き陽転。強気相場入りしました。前回6月中旬にも陽転し、2点底確認の大ダマシになりましたが、今回は果たしてどうなるか…。米国株と同様に、波動を追っていくと、日米共に6月20日前後の戻りが余分なものになっています。その後、安値を更新していることから、高値、安値が切り下がる下降トレンドからまだ抜け切っていません。日米とも6月20日ごろの戻り高値を抜いて底打ちを確認するか、または、今月初旬の安値に対する2番底を確認するのか…の底打ち確認のサインを探ることになります。テクニカル的には、52週線を上回り、昨日は頭を押さえられたもののインテルの好決算を受けた今晩の市場で200日線抜けが期待できる米国株に「一日の長」があります。日本株の場合は、200日線、52週線ともはるか遠くにあり、戻りの頭が押さえられる可能性が強く、結局、米国株の動きにリードされながら動くしかないというところでしょうか。

★ユーロ安の輸出へのダメージは軽い?
 ただ、昨日の決算で、インテルの決算がユーロ安の影響を受けていなかったことは、これから発表される米国主力輸出企業の決算への期待を高めることになります。また、クラウドコンピューティングやスマートホンを端緒にする大容量通信の増加は、サーバーや中継基地などのインフラ増強を促しており、この関連メーカーの業績改善も期待されます。以前から、今の米国経済は「輸出」だけじゃないよ…として、第二次ICT革命(バブル)の到来を書いてきましたが、果たして、関連企業の業績にどの程度反映されてきているか…。

★設備投資が復調すれば日本株の時代が再来
とにかく、企業は、リーマンショックによる需要の収縮に対応して、生産設備の削減を強いられてきましたが、ここにきて、需要側が拡大し始めたため供給側に問題が発生。業種によっては生産体制の拡大を図らなければならない事態にきています。日本の景気の谷が、他の国以上に深かった要因は、リーマンショック前の証券化バブルにより増加していた設備投資が急激に収縮したことによる影響が大きかったものと思われます。ここにきて、世界の需要の拡大から生産設備の拡大の必要に迫られる動きがでてきたことは、最大の資本財供給国である日本の経済にとってプラスに作用して来るはずです。以前から先進国のなかで最後まで株高が続くのは日本…と書いてきましたが、経済サイクルの循環と密接に関連しているという特徴があるためです。もしかしたら、日本にとって追い風が吹き始めたのかもしれません。工作機械、半導体製造装置など、設備投資関連は、まだまだこれから…?

 相場にとっては弱気が多いうちが「花」。弱気の材料を指折り数えられる間に、相場は底打ち反転していきます。強気材料を指折り数えだしたら、相場の寿命は尽きたも同じ…。明日の夜は、スペインの約30億ドルの国債入札。23日にはEUのストレステストの結果発表…まだまだ、弱気の材料は流れてくる。それでも下げない相場に、異変を感じる人が少しづつ増えてくる。最後に残るのは、目の前に好材料を突きつけられないと強気になれない鈍感な投資家だけ…そして「幸福感のなかで強気相場は消えて行く…」。新会員募集中。

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好調な企業決算とドル安回帰が株価を押し上げ、6立会日続伸へ
 おはようございます。

 格付け会社ムーディーズによるポルトガル国債格付けの2段階引き下げの影響は、4月にS&Pが実施した同国国債への格下げを追認したに過ぎない…と冷静に捉えられ、影響は一時的なものになりました。むしろギリシャ国債の入札が好調に推移したことや、アルコアなど好調な企業決算の背景に米国株が大幅高になったことを好感。リスク回避姿勢が弱まり、ユーロは上伸。ニューヨーク市場では、一気に1ユーロ=1.2718ドル、対円でも112円80銭台に上昇して終わっています。

 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアルミ大手アルコアや鉄道大手CSXの予想を上回る決算を手がかりに急伸してスタート。アルコアが好調な世界景気を背景に今期のアルミ需要が拡大するとの見通しを発表したことも、景気見通しに対する投資家の期待感を強めました。また、ドルが軟化したことから、リスク指向が復活。原油や金などドル代替資産が上昇したことから資源株が上昇。指数の引き上げに寄与しました。さらに、景気拡大期待を背景に金融株が買われたほか、この日、引け後に発表されるインテル決算への期待が高まり、ハイテク株全般が買われたほか、半導体製造装置など設備投資関連も上昇。ニューヨークダウは一時6月中旬以来の1万400ドル台を」回復。結局、主力3指数とも6日続伸して終わりました、ニューヨーク市場の出来高は前日比2億7663万株増の11億3151万株、騰落状況は値上がり2644、値下がり387と、この日は値上がり数が大幅に上回りました。

 この日引け後に発表されたインテルの第2四半期の決算は、売上高が108億ドル(予想は102.5億ドル)、EPSは51セント(同43セント)と市場予想を上回る好調なものでした。第3四半期については売り上げ予想を従来の109.2億ドルから116億ドルへと引き上げています。また、設備投資も期初の48億ドルから52億ドルへと増額修正。今期の半導体需要が好調に推移するものとの見通しを強めています。

 頭打ち感を強めていたニューヨークダウは、この日の大幅続伸で状況を一変させてきました。上昇に転じた25日線が株価を放り上げた…という感じですが、ここからの焦点は一段高して6月中旬の高値を更新。下降相場に歯止めをかけられるかどうかに移ってきました。予想を上回るインテルの決算発表から、GLOBEX夜間取引でニューヨークダウは70ドル近く上昇していますが、この日のニューヨーク市場のダウ30種高値1万407ドルは200日移動平均線に届いたところ…。市場もこの圧迫を意識して、引けにかけ利食いを優先しています。為替市場でドルは再び軟化するなど米国株が上昇する条件は整っており、今晩、200日線を回復し、さらに一段高に進めるかどうか…。インテル決算でユーロ安の影響が軽微だったことに企業決算への期待感が強まってきました。弱気に満ちた相場環境は大きく変化しようとしています。

14日の米国市場
ニューヨークダウ 1万363ドル02セント  +146ドル75セント (1.44%)

NASDAQ総合指数 2242.03ポイント +43.67ポイント (1.99%)

S&P500  1095.34ポイント +16.59ポイント (1.54%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9650円 +120円

          (円建て) 9625円 +95円

米国10年もの国債金利  3.114%  +0.0680%

WTI原油  77.15ドル +2.20ドル

GOLD 1213.5ドル +14.8ドル


 米国株は6立会日連続上昇。CME日経平均先物も円の軟化を背景に9600円台を回復して帰ってきました。円相場は対ドルが88円70銭台、対ユーロが片足113円に入っており円安気味に推移。日経平均との連動性が高いインテルの決算も絶好調と、市場環境としては申し分の無いものになっています。ただ、昨日の動きに見られるように、先週末のSQ値9636円付近では、先物筋の売り圧迫が強く、この圧力をしのいで25日線(昨日9663円)を回復できるかがかぎになりそうです。ただ、米国企業の決算がユーロ安の影響を受けていなかったことから、これから発表される日本企業の決算への期待感が高まりそうで、ハイテク株を中心に株価水準の訂正が始まることになりそうです。昨日に続き、電子部品、自動車部品、半導体設備投資関連などパーツや設備投資関連に注目。

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ポルトガルの格下げを見越して先物に売りしかけ…25日線の上値抵抗が強い
 13日火曜日の日経平均株価は、10円88銭安の9537円23銭、TOPIXは3.31ポイント安の854.39とともに、続落して終わりました。総じて見送り気分が強く、出来高概算は18億7720万株、売買代金は1兆922億円と、薄商いが続いています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは93、RSIは35、25日線かい離はマイナス1.3%でした。今日の終値での25日線は9663円と前日比で横ばいの動きになっています。

 昨日の米国株は小幅高。CME日経平均先物もしっかりに終わっていました。また、引け後に発表された米国アルミ大手アルコアと鉄道大手CSXの決算はいずれも市場予想を上回るなど、相場環境としては良好なものでした。実際、海外からのバスケット買いなども入り、日経平均は堅調に推移していましたが、中国上海市場が不動産への一段の規制強化を懸念。軟調に推移したことや、日経平均が先週末のSQ価格9636円に、後7円まで接近すると先物筋からまとまった売りが出され、相場は反落。アルコアなどの決算を好感して上げていたGLOBEX米国株先物も安くなると上げ幅を圧縮、結局、小幅続落して終わっています。

 この日は、ユーロ相場が乱高下。朝方は、株価の上昇を映し、リスク懸念が後退。ユーロも買われ一時、112円台に戻していました。ただ、ユーロを売る動きは根強く次第に111円台前半まで売られていきましたが、安値場面で、米国格付け会社ムーディーズがポルトガルの格付けの2段階引き下げを発表。ユーロ相場が不自然に軟調になった原因が分かりました。また、この日、一貫して、日本株売りを続ける外資系証券が再び1600枚を越える売りを出し、相場を壊してきましたが、案の定、あとになって、ポルトガルの格下げという悪材料が出てきました。どこから、どういう風に情報が入っているのか知りませんが、米国の期待を裏切る雇用統計の発表の時といい、今回といい、あまりにタイミングが合いすぎているという気がします。以前から、シカゴIMM通貨先物市場で急増する円買いポジションと、一方で、日経平均先物の売り残を積み上げる外資系証券(投機筋?)…。同じ資金だったら、売り仕掛けが入っていることになりますが果たしてどうか。民主党の参院選敗退から、格付け会社は早速、日本国債の格付けを引き下げる可能性があると公表。衆院選で負けたわけでもないのに、そんなことを言う必要があるのか。最近のユーロ危機の時もそうですが、なんだか投機筋のポジションに沿った言動が多いと思うのは、被害者意識からでしょうか。

 まあ、グチはこの辺までにしておいて、日経平均は上昇中の5日移動平均線と横ばい状態になった25日線にはさまれてこう着状態になっています。上値に抵抗線が山積みになっていますし、国内要因からは買い材料がなく、どうしても外部材料頼みの展開になってしまいます。ポルトガルの格下げの可能性は以前から指摘されていましたので、市場は狼狽するような気配はありませんが、まだ、通貨先物市場には、10万枚近いユーロ売りポジションが残ったままになっていますから、投機筋が動き出さないとも限りません。EUには7500億ユーロの安定化基金が準備されていますから、当面、加盟国がデフォールトに陥る心配は無いのですが、格付け会社が発言をするたびに市場が動揺し、投機筋を利するよな動きが続いています。トリシェECB総裁が言うように、何らかの措置を考える時期に来ているような感じがします。いまのところ、ユーロは再び110円台に入ってきていますから、明日までこの相場が続けば、相場への影響は避けられず、ユーロの持ち直しとともに株価も持ち直していた輸出関連が再び売られないとも限りません。

 注目のインテルの決算発表は引け後、ということですから、今晩の米国株はユーロの下落を織り込むことになります。このところ書いていますように、ドル安=米国株高と言う図式になっているだけに、ユーロ安が一段と進行しないことを願うばかりです。もっとも、ユーロ・ドル相場は、5月中旬の戻り高値を上回ったばかりで、一旦は、ユーロ安の方向に振れるところでもあります。恐らく深押しすることはなく、また、ユーロが買いなおされる局面へと戻って行くんでしょう。今日の朝も書いたように、電子部品や自動車部品などパーツメーカー、設備投資の拡大を見越した半導体製造装置や素材なども押し目買いで報われそう。いずれにしても、日本株は米国株次第…。今日の朝も書いたように、米国株も上げ幅がだんだん縮小する艦橋型の天井形成になりかかっており、夜離れ高が必要な時期にきています。今晩以降の米国株に期待しましょう。

 ※今日は工事業者が入っていますので、落ち着いて情勢分析ができませんでした。何度も出入りしていますので、文章や内容がバラバラになっているかもしれません。分かりにくければご容赦。今日の朝書いた内容が当面の流れを的確に予想していますので、そちらを参考にしてください。

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決算発表待ちで小動きの展開…皮切りのアルコア、CSXは予想を上回る好調なスタート
 おはようございます。
 欧州情勢は23日のストレステストの結果待ちで小動きに推移しました。政権交代で「EU金融安定化ファンド」の承認が遅れているスロバキアについて、ECB関係者が月内にも承認が得られと楽観的な見通しを発表したことから安心感が出ています。ただ、ストレステストの審査手法に関する不透明感が強く、厳格に実施されることでクリアでいない銀行も出てくるのでは…との懸念も強く、先週末に比べユーロ・ドル相場はやや軟化し、1.25ドル台に押し戻されています。

 週明けの米国株は、この日のアルコアから始まる第2・四半期決算の内容を見たいということから模様眺めの強い展開になりました。中国の輸入統計(6月)で、原油の」輸入量が過去最高水準に膨らみ、一時、原油価格を押し上げたものの、鉄鉱石や銅鉱石など金属資源の輸入が減少したことから、資源価格が低下。これを受け、資源株が売られ、ニューヨークダウは、一時、50ドル以上下落する場面もありました。ただ、この日はジョンソンアンドジョンソンの医療機器メーカの買収、保険販売エーオンによる人材サービス会社の買収、化粧品大手エイボンプロダクトの買収などM&A案件が多く発表されたことから、関連株に人気が集まり下落幅を圧縮。引けにかけては決算発表への期待が強まり買い物が増加。結局、主力3指数とも4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2711万株減の8億5488万株と薄商い状態。騰落状況は値上がり1072、値下がり1896と売り越し基調。

 この日、引け後に発表されたアルコアの決算は、4-6月期の売上高は52億ドル、調整後EPS(一株当たり利益)は0.13ドルとなりました。それぞれ市場予想の50.5億ドル、0.12ドルを上回りました。また、鉄道大手CSXもこの日発表を行いましたが、売上高は26.6億ドル、調整後EPS1.07ドルとなり、それぞれ市場予想の26.3億ドル、0.97ドルをわずかに上回っています。 ニューヨークダウは薄商いのなか5立会日連続の上昇になりました。ただ、先ごろも指摘しましたように陽線幅はじょじょに短くなり、「艦橋型」の天井構成パターンが出始めています。すでに25日株価移動平均線が上昇に転じているほか、対応点の状況からみて上昇角度を上げくるため下値からの上昇圧力は高まってきますが、上値については52週線で伸び悩む動きになっていることが陽線幅の縮小になっているようです。

昨日発表されたアルコア、CSXの決算はいずれも市場予想を上回るものとなり時間外取引でも上昇しているようですが、焦点は今晩発表予定のインテルの決算。ユーロ安の影響がなく増収増益を達成。粗利益率も改善すれば相場全体の上げのきっかけになるかもしれません。再び、陽線幅を拡大できるかどうか、または2番底確認にいくのか…正念場に来ています。

米国市場動向
ニューヨークダウ 1万0216ドル27セント +18ドル24セント(0.18%) 

NASDSAQ総合指数 2198.38ポイント +1.91ポイント (0.09%)

S&P500 1078.75ポイント +0.79ポイント (0.07%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9600円 +50円

          (円建て) 9580円 +30円

米国10年もの国債金利 3.06%  +0.01%

WTI原油  74.95ドル -1.14ドル

GOLD  1198.7ドル  -11.1ドル


 米国株は5日続伸。CME日経平均先物も大証終値を30円上回り9580円で帰ってきました。参院選での民主党敗退については、市場でほぼ織り込んだようですが、格付け会社に日本格付け引き下げの理由にしようという動きもあり、警戒が必要。当面、堅調な動きが予想されるものの、先物筋を中心に日本売りを強める動きもあり、昨日のように先物売り、裁定解消売りをセットに下ぶれする動きもあるかもしれません。GLOBEX市場の米国株動向(引け後のアルコア、CSX決算を受け堅調?)、為替の動きをみながら先物リードの展開が続きそうです。今日の新聞でも、カスタムICの不足から自動車部品供給が間に合わず生産休止に追い込まれる動きが出てきましたが、リーマンショックによる需要収縮に対処するため実施した生産設備の縮小がいよいよ需給面に影響を与え始めました。世界の景気が順調に回復軌道にのり需要が回復している証拠で、今後他の分野でも同様の動きが出てきそうです。いよいよ、設備投資の拡大期に入ってくるのでしょうか。だとしたら、日本の時代の到来…ですが。素直に、半導体製造装置やカスタム半導体メーカーに注目か。また、マイクロソフトが、クラウド分野進出で、ヒューレッドパッカード、デル、イーベイと大連携を発表しましたが、日本では富士通と提携。このところ、クラウド関連のニュースが増加しているものの相場の反応は今ひとつ。本命の富士通の動きに注目。

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政権与党、参院選に大敗。株価の反応は微震程度…政界再編の糸口になってくれれば良いが
週明け12日の日経平均株価は、37円21銭安の9585円32銭、TOPIXは3.51ポイント安の857.70とともに3立会い日ぶりに反落して終わりました。参院選民主大敗の材料を推し量れないまま見送り気分の強い展開となり出来高は15億9507万株、売買代金は1兆335億円と、薄商いになりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは98、RSIは30、25日線かい離はマイナス1.20%でした。今日の終値での25日線は9663円。週末に比べ1円上昇しています。

 先週末のCME日経平均先物は、9615円と、大証終値を35円上回って終わっていました。主要なアジア株も台湾を除き上昇していましたので、やはり、今日の日本株の下落の要因は政権与党民主党の参院選敗北が影響した…ということでしょうか。もっとも、場中には上昇する場面もありましたから、選挙結果による今後の政権運営への懸念やGLOBEX市場で米国株先物が50ドル以上下落するなど、今晩の米国株の動きを心配した先物売が増加。現物とのサヤが逆転する場面も見られましたから裁定解消売りの影響もあったようです。対ドルでの円安が進み一時89円台に入る場面もありましたから、海運株や電気製品などが買われましたが、値上がり上位を見ても、これといった物色の柱はなく、個別の材料株が散発的に買われた…という感じでした・

 米国では、今晩のアルミ大手アルコアを皮切りに、明日がインテル、あさってからは大手銀行が次々と決算を発表。週末には、グーグルやGEが、週明けにはIBM、テキサス・インスツルメントと主要企業が第二四半期の決算数字を発表してきます。特に、第二四半期は、ユーロ危機が本格化し、ドルが強含み、輸出競争力が落ち込んだ時期と重なるだけに、輸出型の企業の決算内容が注目されます。このことは直近のレポートでも詳しく解説していますが、以前から、最近の米国の景気指標の落ち込みは輸出の頭打ちから生産活動が停滞していることによる…と見てきましたが、果たして、この予想が正しかったどうか?今回の決算で証明されるものと思います。

 ただ、一時、1ユーロ1.18ドル台まで落ち込んだユーロは、先週末には1.27ドル台まで反発。レポートでも指摘しましたように、米国株はユーロ・ドル相場が、上昇転換の急所を抜けたところから、4連騰しており、市場が懸念していたのは輸出の足を引っ張るドル高だったことが分かります。これも、すでに是正の方向へ動いており、米国株はドル安傾向とともに出直り色を強めてきそうです。これから発表される企業決算は、一番経営環境が厳しいときのものですから、減額修正など株価の足を引っ張る可能性もあります。ただ、事前に減額修正をディスクローズする動きはないようですから、市場がショックを受けるような修正は無いのかもしれません。ただ、ユーロ安の修正が進み、経営環境は好転しているだけに、4~6月期の悪い数字を見て買いに来る投資家も増えてくるのかも知れませんね。

 また、このところ中国上海市場の動きがしっかりしてきました。以前から、今年2月以降、4月にかけて上海株は調整気味に推移しましたが、この間、米国株や日本株など先進国の株式は、中国株を上回る上げになりました。このことについては、株価面で出遅れていた先進国株式が新興国株式にキャッチアップする動きと見られ、次に動き出せば新興国市場の上げ率が上回るかも知れない…としました。中国も米国と同様、ユーロ安で景気が影響を受けていますから、通貨情勢が転換したことは、今後、経済にプラスに作用してくるのではないでしょうか。これから、賃金が強烈に上昇し購買力が上昇してきますから、中国の食品や消耗品関連にくわえ、日本から中国に進出した花王や資生堂、マンダムなどのブランドメーカーも注目されてくるかもしれません。選挙のドサクサであまり大きく取り上げられませんでしたが、中国では追加的な景気対策として、西部開発に原発や鉄道、電力供給ネットワークの建設など23項目、6822億元のプロジェクトを発表しています。今後、このあたりも買いの材料として浮上してくるのかもしれません。

 まあ、つい先々週まで株価底割れの恐怖にさいなまれていたわけですから、すぐに強気に転換するのは無理な話…。弱気の材料を探しながら気迷った挙句、弱気の材料がなくなったらいつものように買いにでて、ちょんまげをつかむ…。だから、相場は面白い。まあ、米国の決算発表に注目してみましょう。

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決算への警戒感を強めるが、グーグルの中国復帰を好感し上げ幅を取り戻して終了
おはようございます。

 昨日の欧州株は、EU域内銀行のストレステスト結果をめぐる懸念が後退したことや、世界景気拡大持続期待の高まりから資源価格が上昇したことを受け、銀行株や資源株が買われ続伸して終了。米国株もこの流れを引き継ぎ、続伸してスタートしました。ドルがユーロに対して軟化したことを受け、キャタピラーやGE、デュポンなど主力輸出株が堅調になったほか、アナリストが業績予想を上方修正したアルミ大手アルコア(来週月曜日に決算発表予定)が上昇。ただ、5月の卸売り在庫・売上高が発表され、売上高が市場の増加予想に反し減少に転じたことや、在庫が予想を上回る増加になったことを嫌気し、上げ幅を縮小する場面もありました。全般的に来週から発表される決算発表を見たいというムードが強く、ほぼ前日引け値水準をはさんだところで動いていました。しかし、検索大手グーグルに対し中国政府が登録免許を更新することが決まったと伝わったことを機に、再び上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億8443万株。騰落状況は値上がり2383、値下がり627と、買いが上回りました。

 この日は、ゴールドマンザックスがカード大手VISAを買い推奨リストに加えたことから上昇。これに刺激されAMEXなど他のカード株も上げていました。また、グーグルの中国での免許更新を受け、他のハイテク株も上げに転じていましたが、オッペンハイマー証券がパソコン市場の鈍化予想から半導体大手AMDの投資判断を引き下げたことから、マイクロソフトやヒューレッドパッカードなどパソコン関連株が伸び悩んでいました。

 ニューヨークダウは今週順調にもどし、前週つけた陰線とほぼ同じ長さの陽線で終わってきました。ただ、昨日の終値付近には過去下値を支えてきた52週線が控えており、昨日もこれを意識して伸び悩んで終わっています。ただ、昨日も書きましたように25日移動平均線が上昇に転換。昨日も25日線に振れたところから反発に転じるなど、25日線を下値支持として意識する動きも出ています。一応、底値を確認するような動きになりましたが、強気と弱気との綱引きで力関係が均衡。次の動きを待つような状態になっています。25日線の支持力が勝つか、52週線が上値を圧迫するか…。

 鍵は来週から始まる決算発表の結果が握っています。昨晩も書きましたように、第2四半期はユーロ危機で、米国の輸出がダメージを受けた可能性があります。この影響が景気指標の低下になって現れたものと思われますが、企業業績にどの程度影響を及ぼしたか…。いまのところ、企業側から業績を下方修正するようなアクションは少ないようです。来週火曜日に発表を控えるインテルの決算が指標になるかもしれません。

9日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0198ドル03セント  +59ドル4セント(0.58%)

NASDAQ総合指数  2196.45ポイント +21.05ポイント (0.97%)

S&P500   1077.93ポイント  +7.68ポイント (0.72%)

CME日経平均先物 (ドル建て)9640円 +60円

          (円建て) 9615円 +35円

米国10年もの国債金利  3.06%  +0.036%

WTI原油  76.09ドル  +0.65ドル

GOLD  1209.80ドル  +13.70ドル


 来週の日本株は、明日の参院選の投票結果が読みきれないところはありますが、米国株の4日続伸、CME日経平均先物の9615円終わりから、堅調な動きが予想されるものの、週末のSQ清算値9636円23銭をめぐり、先物筋の攻防が強まり、9600円から上では頭の重い展開が予想されます。米国企業の決算を受け、GLOBEX市場の影響が強まりそうです。詳しくは直近レポートで…。

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SQも終わり、悪抜けで続伸…しかし、業績、為替への懸念は強く上値の先物売は強烈
 奈良の財界関係の人と話し込んで、書き込みが遅れました。いまさらの感じがしますが、簡単に書いております。

 週末9日の日経平均株価は49円58銭高の9585円32銭、TOPIXは0.19ポイント高の861.21と、ともに小幅続伸して終わりました。今日はオプションSQでしたが、出来高は16億6579万株(内SQ分1億2600万株)、売買代金は1兆2910億円(同987億円)と、SQ分を加えてもほぼ前日並みという薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは92、RSIは29、25日線かい離はマイナス0.8%でした。今日の終値での25日線は9662円となっており、来週は25日線の下落圧力に直面することになります。日経平均の週足サイコロは5勝7敗、週のRSIは28となりました。

 今日の日本株は、米国株の大幅続伸、CME日経平均先物の9600円台乗せ、円相場は対ドルが88円台乗せ、対ユーロが112円台乗せ…と抜群の相場環境からのスタートになりました。おかげでオプションSQの清算値は9636円23銭と高めに決定。GLOBEX米国株先物が小安く推移したことから、先物筋の売り圧迫が強く、結局、清算値を一度もクリアすることなく終了してしまいました。このところの株安や円高で先物の売りポジションが増加している投機筋も多く、9600円越えでは売り指値が厚く這わされてており、それを見た弱気筋が下値で先物を売り、現物とのサヤが逆転。裁定解消売りがでて値を崩し、日経平均は一時マイナス圏に沈む場面もありました。

 ただ、昨日までTOPIXが戻し、NT倍率が縮小していたことから、TOPIX売り・日経平均先物買いの裁定ポジションが組まれたほか、TOPIX売りのヘッジとしてTOPIX型のバスケット買い(裁定買い)が入った事も主力株の堅調な動きにつながりました。 円安を反映して、輸出ハイテク株が堅調に推移しましたが、日曜日に参院選の投開票があるほか、週明けから米国企業の決算発表が本格化してくることから、高値追いができず、終日小動きに推移。終日値幅は94円にとどまっていました。

 為替市場では、ユーロの買戻しの動きが強まっています。昨日のニューヨーク市場では、1ユーロ1.2713ドルまで買いなおされていましたが、今日の日本では、1.2723ドルとさらに高値を更新してきました。直近のレポートでも、ユーロ・ドル相場はユーロ高方向に向かっているほか、週内に、急所を上回ればこれまでの相場の基調に転換が生じる…とし、強気方針で買いの準備をするようにとしました。対ドルでのユーロ買いの勢いが強い米国株式市場は、戻りの勢いも強く、3本新値が陽転するなどいち早く買いサインを出しています。ただ、対円でも買戻しは進んでいるものの、中国市場のリスクを抱え込んでいる分だけ、リスク回避姿勢が強く、反発力も減少。まだ、三本新値が陽転するなど明確な買いサインを出すにはいたっていません。ただ、日経平均は下げ止まるべくして下げ止まっている(次回レポートで図示する予定)ほか、先週の週足陰線との関係で孕み線をつけ底打ちを暗示する動きも出ています。ただ、上値については13週線が結構な勢いで落ちてきており、この圧力を交わせられるかが焦点になりそうです。

 当面は、どうしても米国企業決算が焦点になりますが、特に、13日に予定されるインテルの決算は日経平均との相関性も高く注目を集めそうです。4~6月の第二四半期は、ユーロ危機によりドル高が進んだ時期に当たっており、輸出企業にとっては逆風が吹いた時期。恐らく、輸出企業を中心に下方修正を迫られるところも出えてきそうですが、今のところ決算発表を前にした下方修正のディスクローズも少ないようで、案外、市場が織り込んだ以上の決算にならないものとも限りません。まあ、来週は、米国企業の決算発表を受けた米国株式市場の動向を見ながら先物に引っ張りまわされる構図には変わりは無いものと思われます。

 当面は、主力株優位の展開が予想されますが、移動平均の状況をみながら戻りの目処を算定して買いに出る逆向かいの相場には違いはありません。中小型成長株や米国で始まったICT革命に関連する銘柄の押し目狙いがベスト…か。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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