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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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上げても窓だらけ、下げても窓だらけ…朝一の商いで一日が終わり?という日本株
今日は書きたい放題書いています。参考にならないと思いますので読み流した方が良いかもしれません。

7月1日木曜日の日経平均株価は、191円04銭安の9191円60銭、TOPIXは13.03ポイント安の828.39と、ともに続落して終わりました。出来高概算は17億6171万株、売買代金は1兆2167億円と相変わらず低調な商いが続いています。また、日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは91、RSIは35、25日線かい離はマイナス5.8%でした。今日の終値での25日線は9760円でした。サイコロと25日線かい離は底値ゾーンに入ってきましたが、まだ騰落レシオやRSIのモメンタム系指標の調整が遅れています。まあ、好材料は関係なし。デリバティブで売り叩くための悪材料(好材料も悪意に解釈し話を流す…)さえあったら良いという感じでしょうか。昨日も書きましたが、デリバティブをやっている投資家が何人いるか知れませんが、ごく少ない一部の人の動きで株価が形成されるという状況が続いています。好悪材料や将来展望を織り込めなくなった市場は機能を喪失したのと同じですね。

 今日の日本株は、海外での日経平均先物が売られて帰ってきたため、日本での先物がGLOBEXの終値にサヤ寄せする格好で売り先行のスタート。今日も窓を開けてはじまり、「四空」になりました。上げも、下げも窓を開けてスタートする日本株は、いまや完全に自立性を失い、前日の米国株次第の動きになっています。今日も日銀短観が発表され景況感は改善されいるのに、ほとんど反応なし。それどころか、中国の製造業購買担当者指数(PMI指数)が発表され、前月の53.9から52.1に減速したとなると、今度は世界景気の減速だ、日本の景気も影響を受ける、として、債券先物買い・株先物売りを仕掛け、さらにリスク資産の下落は円買いだとして、3つをセットにして売り仕掛けしてきます。

 まあ、今日の朝も書いたように動いた…という感じですね。今日も、国内大手証券の先物買いがまとまって入っていたので、かなり裁定解消売りがでていたはずです。今日も新安値銘柄数は276に達していましたが、この中には日経平均採用銘柄が多く含まれています。それだけ、裁定解消売りが日経平均の下落に影響していた、ということなんでしょう。今日は、昨年3月の底打ちから、4月の戻り高値までの半値押し(9200円)を達成したなどと下値予想が盛んになっていますが、日本固有の材料で動いていない株の予想を立てて、意味があるのでしょうか。寄り付きは、前日の米国株とCME日経平均先物の終値次第。立会時間中は、為替や中国市場、GLOBEX米国株先物の動きを見ながら先物売買を繰り返し、現物市場は閑古鳥がないている。たまに(または意図的に)先物と現物のサヤが逆転すると、裁定解消売りが出てくるが、投資家はデリバティブの影響に嫌気がさして、注文を出していないので、解消売りの玉が意外な安値まで落ちてしまうというケースも出てきました新安値に日経平均採用銘柄が多いのも、こういう理由によるんでしょう。

 とにかく、市場が、ファンダメンタルではなく、デリバティブ業者の思惑だけで動いている現状では、下値目処を算出しても無意味。一昨年の急落場面では3兆円あった裁定買い残が2600億円台になって底が入っています。現物市場は閑古鳥がなきそうなのに、先物市場は日ごとに出来高が増加。まさに尻尾が本体を振り回すような異常な事態になってきました。そのうち、裁定解消売りを出しても思った値段で売れずに、現物株の損失が拡大し、損をしないはずの裁定取引で損失を計上するような事態も出てくるんでしょう。まあ、まとまった裁定買い残がある間は、チャート的な下値目処の算定が無意味なことは一昨年暮れで証明ずみ。現在は、景況感が改善し、まともな投資家が市場に回帰。そして板が厚くなって解消売りを吸収できるのを待つしかないということでしょう。

 ただ、日本の日銀短観に続いた、中国、インド、フランスなどのPMIはいずれも前月水準を下回り、景況が悪化していることを示しています。でも、5月から6月にかけては、EUの通貨危機から世界の景気が終わりになるような状況でしたからどの国だって在庫減らしや生産、設備投資の抑制などに取り組むでしょうから、少々落ち込むのは自然の成り行き。むしろ、悪い悪いと言われながら中国は判断の分かれ目になる50を16ヶ月連続で上回っていますし、インドも15ヶ月連続。どちらに目を向けるかで景況感はがらりと変わってきます。今晩は米国のISM製業景況指数が発表されます。これが50を割り込めばただでは済みませんが、50を上回っていれば、失望することは無いものと思われます。とにかく、日本株の場合は需給悪と為替の円高放置が問題。どの国も、意図的な通貨安政策をとっていますが、この場合でも、受け皿になってババをつかむ国が必要。今のところ、スイスと日本がババをつかむ役割をおおせつかっているようですが、スイスはすでに抵抗を始めています。ドイツや、お隣の韓国は通貨安のおかげで景況感も改善。株式市場も堅調を維持しています。

 答えが分かっているのに、日本は何故何もしないのでしょうか。世界的な公約で、日本は通貨介入をせずに円高を維持。ひたすら米国に資金を流し続ける…という崇高で犠牲的な行為をするように義務付けられているのでしょうか。最近、日本国内に駐留している米軍は、日本が2度と米国に歯向かわないようにするために駐留しているのではないかと、ひねくれた考え方をするようになってきました。日経平均先物とTOPIX型に先物の売買代金を合わせたら、恐らく現物市場を上回ってしまっていると思いますが、そろそろ、倍率を下げて現物市場とのバランス取ることを考えた方が良いのと違いますか…。今の日本の株式市場の状況は、集合住宅の中の一部屋に柄の悪い人が入り込み、暴れまわるものだから、まともな住人が一人去り、二人去りして、住人がどんどん減っているようなもの。ナントカしてもらいたいと、公のところに相談しても、報復されるのが怖いといって、何もしてくれない状態ににています。まあ、落ちるところまで落ちれば、分かるでしょう。それにしても、今、日本の会社を買収して企業の財産を叩き売ったら、投資金額の倍や3倍にはなる会社がごろごろしています。せいぜい、解体屋に」狙われて根こそぎ持っていかれないように注意したいものですね。

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またまた出てきた絶妙のタイミングでのスペイン格下げ…まさに貧乏神状態の格付け会社
 おはようございます。

 昨日の欧州情勢は、懸念されたECBへの域内銀行の返済リスク懸念が後退し、落ち着きを取り戻しました。ただ、有力格付け会社ムーディーズがスペインの1~2段階格下げの可能性を示唆。米国株が引けにかけ急落するきっかけになりました。今晩、ECBが1年前に実施した4420億ユーロのオペの返済期日を迎えますが、返済資金不足に対応してECBは3ヶ月ものオペによる資金供給を実施しています。ただ、応札金額は1320億ユーロしかなく、事前予想の2500~3000億ユーロを下回り、デフォルト懸念は大きく後退しています。しかし、安心させてはならじ…と、スペインの1~2段階格下げを実施するとムーディーズが発表。今月末に控えた国債償還(162億ユーロ)の返済リスクが原因ではなく、経済成長見通しの悪化が理由といいます。(そんなもん、すぺいんだけに限ったことじゃないだろ!また、何で今のタイミングなんだ…相変わらず変!)今晩の欧州市場への悪影響が懸念されます。

 昨日の米国株は、ECBへの返済問題が一段落したことで、落ち着いた始まりとなりました。この日は、シカゴ購買部協会景気指数(6月)が、9ヶ月連続して判断の分かれ目になる50を上回ったことを好感。また、給与計算サービスADP社の全米雇用指数で民間部門の雇用者数が予想の6万人増を下回る1万3000人にとどまったものの、前月の数字が5万7000人増に上方修正されたことも手伝い前日引け値付近で堅調な動きを繰り返していました。債務削減への取り組みを発表したフォードが買われたほか、業界の明るい見通しをもとに航空機関連などが上げましたが、引け近くになり、スペイン格下げの話が伝わると、一気に売りが加速。結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億7310万株減の14億3049万株。騰落状況は値上がり1108、値下がり1907でした。

 この日は、月末と四半期末が重なり売り物が出やすい状況でしたが、EU情勢の落ち着きから模様眺めが続いていました。経済指標も好悪材料が打ち消しあう状態で、終日膠着していましたが、引け近くのスペイン格下げの話が、様子見していた投資家の売りを促した面もあります。以前から書いているように、下げの要因がファンドの決算にともなう需給要因なのか、景気の二番底を織り込む基調転換にともなうものなのか…の判断がつけにくい状態。中間決算が明ける7月以降の展開をみて判断したいと思いますが、今年1月の高値を6月に抜けなかったことで、天井形成の可能性が強まっており、今年2月安値や5月安値を大きく切り込むようなら立ち直りに時間がかかることも考えられます。株式レポートでも書きましたように、今週の動きは後半相場にとって大きな意味を持ってきそうです。

30日の米国市場
ニューヨークダウ 9774ドル02セント -96ドル28セント (0.98%)

NASDAQ総合指数 2109.24ポイント -25.94ポイント (1.21%)

S&P500  1030.71ポイント -10.53ポイント (1.01%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9245円 -115円

         (円建て)  9200円 -160円

米国10年もの国債金利  2.9510%  -0.01600%

WTI原油 75.63ドル -0.31ドル

GOLD 1245.9ドル +3.5ドル 


 米国株は続落、CME日経平均先物は続落し、9200円まで下落しています。円相場は対ドルが88円40銭台で推移しているものの、対ユーロは108円をはさんだ取引になっており、スペイン格下げ問題が今日の相場に影響。先物売の要因になりそうです。今日も先物売が優勢になり、下落してのスタートになりそうですが、このところ日経平均と比べたTOPIXの割安感が目立ち始めており、外資系証券のなかには、TOPIX買い・日経平均売りの裁定ポジションを組むところが増加。日経平均先物への売り圧力が増しています。また、米国債金利の低下が続いていることも債券先物買い・株先物売のポジションを増加させますので、注意したいところです。裁定買い残は1兆6000億円を上回っていますので、裁定解消売りが増加すれば、2兆円を超える信用取引の投げを誘発することも考えられます。そろそろ、日本株下落の要因になっている為替面へのてこ入れが必要な時期にきていると思われますが、政策当局からは何のアクションもありません。昨日は、中小企業の従業員からみたら腹が立つどころか、憎悪の感情さえ抱きたくなるようなボーナスの支給が公務員に行われましたが、だったら少しくらい仕事をしろ…と言いたくなります。日本って段々変になっていく。世界は自分の国だけが生き残っていこうとエゴイスティックな経済に移行しているのに、このまま日本がされるがままになっていたら、結局、最後の「ババ」をつかまされてしまうことになる。
 まあ、最後の辛抱のしどころと考えて耐えることにしましょう。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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