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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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ユーロ反転、債券反転、金価格急落、日足は下ヒゲ…売り方も買い方も今晩の雇用統計が怖い
 おはようございます。

 昨日のユーロ情勢は、懸念された1年ものオペのECB(欧州中央銀行)への返済期限が無事通過したことや、懸念されていたスペインの35億ユーロの5年もの国債入札が無難に消化されたことから、ユーロを買い戻す動きが強まりました。さらに、米国の経済指標がいずれもさえないものだったことや、株価の下落を受け、主要通貨に対しドルが売られたことが、ユーロ買いに拍車をかけ、1ユーロ1.2540台まで上昇。6月中旬の戻り高値を抜き、目先強気相場入りしたことを暗示しています。ただ、円に対しては、反発力が弱くなっています。

 昨日の米国株は、欧州金融情勢の落ち着きをみて、前日終値付近での堅調なスタートとなりましたが、この日発表された新規失業保険申請件数が予想外に増加したことや、中古住宅販売保留指数が統計開始来の落ち込みを記録したことから、下落幅を拡大。続いて発表されたISM製造業景況指数(6月)が前月水準を下回るとともに市場予想にも届かなかったことを嫌気。ニューヨークダウは、一時、152ドル安し9620ドルまで下落する場面がありました。ただ、独立記念日を含めて3連休いりすることや、今晩発表される雇用統計の事前予想が11万人減と弱気なものになっているため、悪材料出尽くし感から相場が反転する可能性もあるとして、買戻しが増加。このところ売られすぎになっているとして、値ごろ感から押し目買いを入れる向きも増加。結局、主力3指数とも続落したものの、下落幅を圧縮して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は1億6605万株減の15億9654万株。騰落状況は、値上がり1202、値下がり1839でした。

 この日の米国株は、発表された経済指標を個別に織り込む動きを強めたものの、欧州金融情勢の落ち着きからユーロが反発したことや、ドルが主要通貨に対し下落したことから、キャタピラーやマイクロソフトなど輸出関連企業が買われたほか、ハイテク株も買い直され、フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)はプラスで終わっています。また、ISM製造業景況指数が2ヶ月連続して下落したものの、11ヶ月連続して判断の分かれ目になる50を上回っていたことから景気の足腰は意外と強いという判断も働き、ウォルマートやウォルトディズニーなど景気敏感株も買われていました。景況感については、輸送株指数が大幅に上昇したことをみても意外としっかりしていることを感じさせます。

 やはり、7月に入り、ユーロ・ドル相場が反転。ユーロ相場は、6月中旬の1.24ドル台を抜き1.25ドル台に上昇してきました。まだ、5月中旬の戻り高値を抜かないと基調転換にはなりませんが、とりあえず、6月の戻り高値を抜いたことで、心理的な変化が出るものと思われます。米国株の調整は、ユーロ安による輸出競争力の減退を懸念した部分があるだけに、為替面での基調転換が起きるかどうかは重要な注目点。また、ここまで雇用統計での非農業部門の雇用者数11万人減と弱気の数字を織り込んできたことも、弱気筋にとってはリスク要因。昨日は、買戻しが優勢となり、下値から110ドルのしたヒゲを残して終わったことも注目点。一昨日段階で、ニューヨークダウのRSIは32%台に低下。最近の安値水準の30%に近づいていたことや、25日線とのマイナス乖離が3.7%に達していたことも売られすぎの状態を示していました。今晩の雇用統計は、弱気予想だったため例月以上に注目されるものになりそうです。

1日の米国市場
ニューヨークダウ 9732ドル53セント -41ドル49セント (0.42%)

NASDAQ総合指数 2101.36ポイント -7.88ポイント (0.37%)

S&P500  1027.37ポイント -3.34%(0.32%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9215円 +35円

           (円建て) 9190円 +10円

米国10年もの国債金利 2.9542% -0.0195% ←一時2.88%まで低下

WTI原油  72.95ドル -2.68ドル

GOLD  1206.7ドル -39.2ドル 


 米国株は続落したものの、CME日経平均先物はユーロ相場の反転を好感し、小幅ながら大証先物終値を上回って帰ってきました。昨日の海外の状況を見ると、ユーロが反転、リスク代替資産の金価格が急落、債券市場では2.88%まで金利が低下した後、一転、上昇して終わるなど、基調転換を暗示する動きが出ています。米国市場が三連休控えであることや、予想外の雇用統計数字への懸念が弱き筋のポジションを手仕舞わせているものとおもわれますが、この動きが来週にかけての流れの変化につながっていくか、重要な局面に来た感じがします。今日は、日本株を弱気し売りポジションを持っている投資家にとっても、リスクが高まります。米国債券市場の動きも、今日は債券先物売りにつながり、一方で、株先物買いと言う格好になりますから、先物の買戻しを中心に意外高する可能性もあります。とにかく、今晩の米国市場は見もの…。ただ、動きにながされてちょろちょろと出て行くのは避けたい。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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