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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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ユーロの買戻しとこれを好感したGLOBEX米国株の反発が上昇を支持…陽線包み足の行くへは?
 6日火曜日の日経平均株価は、71円26銭高の9338円04銭、TOPIXは10.35ポイント高の847.24と、ともに3日続伸して終わりました。出来高概算は18億6256万株、売買代金は1兆1732億円と、記録的な薄商いになった昨日から、ボリュームアップして終わりました。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは92、RSIは25、25日線かい離はマイナス3.8%でした。今日の終値での25日線は9703円でした。

 今日の日本株は、前日の米国市場が休場で手がかり材料がないまま、為替市場で円高が進展。先物売りから軟調にスタートしました。また、中国に関して、元IMF理事の著名大学教授が「不動産市場の崩壊が金融システムに影響をもたらす…」と発言したことが報道されたことや、第三四半期にも新たな不動産規制措置が実施されるという噂が流れたことから、円高が進行。日経平均が9100円の大台を割り込むとヘッジの先物売りも増加。日経平均は昨年11月以来の9000円飛び台に下落しました。ただ、後場に入ると、上海市場が堅調に推移していたことや、GLOBEX市場で米国株先物が40ドル上昇する場面があったことから、押し目買いが増加。また、TOPIX型に公的年金と見られる買いが入ったことから、一段高の動きとなり、結局、3日続伸して終わりました。

★弱いながらも底固めの動きに移るか?
 直近のレポートでは、日経平均の日足が弱いながらも下値支持線をい意識していることや、ユーロ相場が目先の急所を上回ったことで、基調転換が起きたかも知れない…と書きましたが、どうやら目先的に、下げ止まる動きが出てきたようです。現在、GLOBEXで米国株先物(ダウ30種)は50ドルを超える上げになっていますが、
ユーロ・ドルのレートが欧州市場の終値1.2535ドル付近を上回り、1.2586に上昇。対円でも、1ユーロ110円50銭台になるなど、買戻しが進んできたことを好感しているようです。このことについては、昨日、米国株の最近の製造業関係の指標の悪化は、ユーロ安により輸出が食われたことが影響しており、ユーロ安が修正されれば市場はこれを好感して戻しにかかると、かきましたが、やはり、GLOBEXの動きをみるかぎりは株価は織り込み済みと判断しているようです。

★上値の壁突破は米国株次第
 今日の日経平均は、3日分の足を包み込むような強力な底入れ線をつけ、かつ、これまでどうしても抜け切れなかった5日移動平均線を上回って終わっています。当面、外部環境を無視すれば、25日線へのリバウンドに向かうことになりそうですが、25日線の下落ピッチ(下落圧力)はかなり急で、これを突き抜けるには相当なエネルギーを必要とします。また、目先的な下値ゾーンと見てきた9400円付近(計算上のポイントは9395円)が上値抵抗ゾーンに変化していることも圧迫材料になりそうです。今晩の米国株次第では、抵抗帯突破の期待もありますが、対ドルで買戻しが進むユーロも、対円での上昇ピッチは今ひとつ。また、円・ドル間はほとんど小動きになっており、円高懸念はまだ払拭されていない感じがします。最近出された、ドイツの自動車輸出は、大幅な伸びになり、通貨安が輸出の追い風になっていることが証明された格好ですが、円安誘導は、G8会合で封殺された格好になっており、日本としても苦しいところです。

 米国は、当面の懸念材料だったユーロ安が取り払われようとしていることから、これを好感して、リバウンド相場に向かい、決算発表で適正な株価水準を探ることになりそうです。ただ日本株については、円高懸念が付きまといますから、当面は「二点底」になるのか「逆三尊底」になるのか分かりませんが、下値固めに移行すののではないでしょうか。

★中国の(日米の失敗を踏まえた)大いなる実験に注目
 中国に関しても、このところ弱気の意見が増えてきました。ただ、中国は日本や米国のバブル崩壊過程の研究を実に緻密にやっています。不動産価格の下落を見込み不良債権の増加に備え銀行の自己資本の充実を図り金融システムの安定化に備えています。また、不動産バブルの抑制に関して、これまで貸出債権の証券化を通して、これを外部に販売。融資枠を空けることで新たな融資をおこなうなど、レバレッジをかけた融資拡大を図ってきましたが、最近、この手法への規制を強化。バブル抑制への強い姿勢を見せています。ただ、住宅販売戸数が頭うちになり、いずれ価格が下落してくることが分かっていたのに、引き締めを強化。住宅バブル崩壊の引き金を引いたFRBの失敗を熟知。すでに住宅販売数量が頭打ちになっていることから、市場が心配するような利上げは実施してきません。大いなる実験という側面はありますが、果たしてバブルの崩壊をコントロールできるものかどうか…。中国の動きは変な色眼鏡をかけずに、政策を見守りたいと思います。恐らく、中国はもうコントロールできないというところまで、利上げはしないのかもしれません(消費者物価抑制は別ですが…)

 とにかく、今は通貨の安い国が近隣窮乏化策で評価される時勢…。「イラ菅」が日本経済のために、約束もかなぐり捨てて、円安誘導に走れるか…。ほっとけば、ババをつかまされ続けて、どこまでも円高圧力をかけられる…。これも敗戦国の悲哀か…?米国株の立ち直りに期待しましょう。

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米国市場の休日で欧州株は小動き…スペイン資金調達への懸念が強く、ユーロは弱含み
 おはようございます。

 昨日の米国市場は、独立記念日の振り替えで休場。欧州市場は、前週の米国雇用統計数字の悪化を嫌気。中国の景気指標の頭打ち感もあり、主力市場は小幅安で終わりました。ただ、全般的に方向感のない展開で、ロンドン市場の出来高は通常ベースの4割程度にとどまっています。

 英国FTSE100指数は14.56ポイント(0.3%)安の4823.53ポイント。米中景況感の悪化から、鉱山株が下落。EU銀行のストレステスト結果への懸念から、銀行株も売られました。欧州市場もほぼ同様な動き。ドイツDAX指数は、17.95ポイント(0.31%)安の5816.2ポイント、フランスCAC40指数は15.91ポイント(0.48%)安の3332.46ポイントと欧州の主要市場はいずれも小幅に下落して終わっています。

 この日は、米国市場が休日で手がかり材料難から、他の金融市場も小動きに推移しました。先週、ニューヨーク市場でリスク懸念の後退から急落した金価格は、この日のロンドン市場で小動きに推移。価格は1ドル上昇の1オンス1208ドルで終わっています。また、為替市場も小動きに推移したものの、ユーロへの懸念は強く、1ユーロは1.2525~1.2535と前週末からやや下落。対円でも1ユーロ109円85~95銭と、再び110円を割り込んで売られています。全般に小動きだったものの、この日発表されたユーロ圏のサービス業PMI指数が前月水準を下回ったことから、景気の先行き懸念が強まりました。また、スペインが、先週、新たな国債発行計画を発表しましたが、調達への懸念から国債が売られ、金利は10bp上昇し4.64%に。一方、リスク回避姿勢の高まりからドイツ国債を買う動きが強まり、ドイツ国債金利は4bp低下し、2.543%になっており、両国債の利回り格差が拡大。スペインの債務弁済への懸念が続いています。

 ただ、全般的に商いは薄く、方向感の無い展開。今日の米国市場の再開待ちというムードが強くなっていました。

今日の日本株は、米国市場が休場のため手がかり材料難から小動きの展開になることが予想されます。ただ、欧州市場で、為替がやや円高で推移。日本市場に移っても、対ドルが87円50銭台、対ユーロは109円60銭台といずれも円高気味に推移。GLOBEX夜間取引の米国株先物も、下落しており、先物の売り仕掛けが活発化する可能性もあります。GLOBEX市場の日経平均先物(円建て)は9210円台と昨日の大証先物終値(9260円)を下回って推移しているほか、昨日輸出株が買い戻されたこともあり、今日の為替次第では先物売り、裁定解消売りを心配する必要があるかもしれません。今日の日本株も、ISM非製造業景気指数の発表を控えた米国株の再待ち…というところ。企業の取り組み姿勢が強まってきたスマートグリッド、クラウド関連に注目。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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