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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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外部環境の悪化と週末のオプションSQにらみで全面安…でも、下げ幅は小幅という不思議
 7日水曜日の日経平均株価は、58円39銭安の9279円65銭、TOPIXは5.73ポイント安の841.51と、ともに反落して終わりました。出来高概算は16億6207万株。売買だいいんは1兆1298兆円と、不安定な外部環境を受け、薄商いが続いています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは92、RSIは26、25日線かい離は-4.2%でした。今日の終値現在の25日線は9690円でした。

★SQを巡っての先物・オプション筋の売買が交錯し膠着相場に
 3連休明けの米国株が小反発、懸念された中国株も中国農業銀行のIPO価格がほぼ決定したことで相場環境としては悪くは無かったのですが、為替市場で円がじり高になったことを嫌気。GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウが50ドル近い下落になったこともあり先物売が増加。日経平均は、終日、水面下での商いになりました。昨日の欧州市場では、スペイン国債60億ユーロ入札への応募が130億ユーロを超えるなど好調だったことから、安心感から株価が上昇したものの、今日になって、再び、同国国債が下落(金利は上昇)。ドイツ債との利回り格差が、危機が深まった先月15日(221bp)以来の220bpに拡大。再び、今月末の国債償還への懸念が強まったことから、ユーロが下落。リスク回避から再び円が買われたことから、株価の先行きを懸念した先物売が増加。このところ、売りがどんどんつみあがっている欧州系証券から3000枚を越える大口売りがでるなど、売り優勢の展開となり、下落幅は一時三桁を超える場面もありました。米国ISM非製造業景況指数が前月水準、市場予想ともに下回ったことも景気の先行きへの懸念を強め、ハイテク株や鉄鋼、海運株などの主力株が売られています。一方、電力株やNTT、薬品株などディフェンシブ系の銘柄は堅調に推移していました。

 基本的に現物市場は死に体の状態。恐らく、ユーロ売り、円買い、株先物売りなどの裁定取引が飛び交っているんでしょう。ユーロが再び軟化したことで、GLOBEXの米国株先物も下げ幅を拡大しています。やはり米国もドル安を歓迎しているような感じです。ただ、日本市場では、あさって9日にオプションのSQを控え、ストライク価格の9250円と9500円の間で、先物筋、オプション筋の思惑が対立。強気と弱気が打ち消しあって小動きに展開になっていました。しかし、日経平均株価は60円以下の下落といっても、値上がり数は296に対し値下がりは1273と、ほぼ全面安の状態。とても、小幅に下落した…という解説では実態は表わせていませんね。やはり、円高の進行が今の市場のネックになっていることは、はっきりしています。ドル、ユーロ間ではユーロ買いが強まっても、対円ではドル、ユーロとも上昇は鈍くなっており、どうも円の独歩高が進んでいる感じがします。昨日行われたスペイン国債の入札に中国が参加。全体の9%を落札した…ということですから、ユーロにとっては強気の材料。にもかかわらず、対円でユーロ高が進行しないのはおかしな動き。

★IMM通貨先物市場の円買いの急増と外資系証券の先物大量売り越しの関係は?
 先週末に発表されたシカゴIMM通貨先物市場の、円買いポジションは、わずか一週間で3倍近くに拡大するなど円高へのポジションが急増しています。もしこの動きと、外資系証券の一方的な売りポジションの積み上げが関連しているとすると、ちょっと嫌な感じになります。G8、G20首脳会議で「日本が(景気を気にせず)財政赤字の削減に取り組むように…」と言われたことは、裏を返せば、景気刺激のため通貨安政策を取るなと約束させられたようなもので、他の先進国が通貨安政策をとる時の受け皿になれといわれたようなもの、と懸念しましたが、投機筋もこのあたりを嗅ぎ取って円買い・株売りを仕掛けてきているのかもしれません。あまり、うがった考え方はしたくありませんが、対ドルで86円台の円高になっても、どこからもけん制する発言が出てこないのは、一体、どうしてなんでしょう。先物売の積み上がりと、円買いポジションの急増がどういう形で決着するのか、ちょっと注意してみておく必要がありそうです。

★昨年11月安値を切るか切らないかで、相場の景色は様変わり
 さて、あまり日経平均のことを解説しても、背後霊のことを説明する「拝み屋」サンみたいな感じであまりいい気はしませんが、昨日も書いたように、しっかりした終わり方をしています。今日も5日平均線を下回ったところから切り返しに入り、下落幅を縮小して終わっています。また、5日線は明日から上向きに転じてきますから、これが支えとなり、底固めの動きにはいるのかもしれません。まあ、これが成り立つかどうかは米国株と為替次第というところはありますが、ここで底固めに成功すれば、昨年11月安値を切っていませんので、上昇トレンドは持続。中期張りなら、第一弾の買いを考えてみるところかも知れません。まあ、今晩の米国株、特にNASDAQの動きをみて判断することにしましょう。

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米国株は、経済指標をめぐり乱高下…ユーロ買戻しの動きが米国主力株を刺激
 おはようございます。

 3連休明けの米国株は、海外株高を受けて急反発したものの、予想を下回る経済指標を嫌気して上げ幅を縮小。一時、週末比でマイナスに転じるなど乱高下した後、結局、主力3指数は小反発して終わりました。ニューヨークダウは8立会日ぶりの反発でした。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比2億1319万株増の13億1565万株。騰落状況は値上がり1488、値下がり1532と売り優勢で終わりました。
 この日は、アジア株が反発したほか、需給懸念から下げていた中国株が反発したことへの安心感に加え、欧州主要市場がいずれも2%を超える上げ幅になったことを好感し買戻しが先行。ニューヨークダウは一時、170ドル以上上昇。9860ドルに接近する場面がありました。ただ、ISM非製造業景況指数(6月)が、前月の55.4から53,8に低下。市場予想の55.0も下回ったことから、景気の先行きに対する警戒感を強めました。ほぼ、全項目にわたって前月を下回りましたが、前月、ほぼ2年半ぶりに判断の分かれ目になる50を上回った雇用が、49.7と、再び50を下回ったことへの失望感が大きかったようです。サービス業は雇用吸収力が大きいだけに、雇用回復への警戒を高めるものになりました。ヘルスケア関連や銀行株、メディア関連が上げた一方、不動産、自動車・同部品などが冴えない展開でした。

 この日は、米国株が急伸したことを受け、リスク許容度が高まり非鉄や原油などドル代替資産が上昇。これを受け欧州市場で鉱山株や銀行株が買われ欧州株を押し上げました。ただ、ISM非製造業景気指数の発表直後に大きく反応しなかった米国株も時間が経つにつれ売り物が増加し下落に転じています。原油価格なども一時の上昇から下落に転じており、欧州株の引け後に状況は一変。欧州株ははしごをはずされたような格好になってしまいました。ただ、チャートでみると、ニューヨークダウの高値となった9860ドル付近は、過去一年の間に何度も相場の屈折点になった急所でもあり、上値抵抗帯を形成していたところ(この状態は、昨晩の日本株で解説したのと同じ…)。結局、この急所が上回れなかったことで、一気に利食い売りや弱気筋の見切売りがでて下げたものと思われます。当面は、割安感からの押し目買いと戻り売りが狭い範囲で交錯し底がため。その後、決算発表の状況を見て、次のステップに移るというところでしょうか。連休明けのユーロ相場は1.26ドル台に上昇しており、買戻し気運が強まっています。ニューヨークダウなど主力株の上げ幅が上回っているのは何故か…考えて見ましょう。

6日の米国市場
ニューヨークダウ 9743ドル62セント +57ドル14セント (0.59%)

NASDAQ総合指数  2093.88ポイント +2.09ポイント (0.10%)

S&P500  1028.06ポイント  +5.48ポイント (0.54%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9340円  -40円

          (円建て)  9320円  -30円

10年もの国債金利 2.9320%  -0.0470%

WTI原油  71.98ドル  -0.16ドル

GOLD 1195.1ドル  -12.6ドル


 米国株は小反発。CME日経平均先物(円建て)は一時9505円まで上昇したものの、結局、大証先物終値を30円下回って帰ってきました。円相場は、日本に入り、対ドルが87円50銭台、対ユーロが110円50銭台の取引で、やや円高方向にあります。米国の景気の先行き懸念が円買いを進めているものと思われますが、ユーロ、ドルにくらべ、ユーロ・円の買戻しの動きが鈍く、円の先高感が依然強いようです。今日の日本株も昨日に続き、為替、GLOBEX、中国市場など外部環境にらみの展開が続きそうです。ユーロ相場の買戻しの動きが強まっていることから、先物筋も売り仕掛けがしづらい展開で、昨晩書いたように当面はそこがための動きになりそうです。指数が安定すれば中小型、新興市場の相場。クラウド、スマートグリッド、水関連…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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