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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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金融規制法成立の一方で、GSとSECが和解…景況感の悪化で長期金利が再び3%割れに
 おはようございます。
 
 米国市場では、前日のFRBの景況感下方修正以降、景気の先行きへの懸念が強まっていますが、この日もフィラデルフィア連銀景況指数(7月)、ニューヨーク州製造業景況指数(7月)が市場予想を大幅に下回ったことや、6月の卸売物価指数がマイナス幅を拡大するなど、市場の懸念を強める指標が続出。これを嫌気した売りが増加し、ニューヨークダウは一時120ドル以上下落する場面もありました。また、この日、金融規制改革法案が成立したことも金融株への重石になり、終日、安値圏での推移していましたが、引けにかけ、メキシコ湾油田の原油流出阻止に成功したと伝えられたBPが買われたことや、SEC(米証券取引委員会)が詐欺容疑で民事訴追していたGS(ゴールドマンザックス)証券と和解(和解金5億5000万ドル)した、と伝えられたことを好感。急速に値を戻しておわりました。結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は値を戻しきれずに小幅安で終わったものの、S&P500は前日比プラスで終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比5325万株増の11億1670万株。騰落状況は値上がり1459、値下がり1523でした。

 この日発表のニューヨーク州製造業景況指数(7月)は、5.08.前月の19.57から大きく落ち込みました。また、フィラデルフィア連銀製造業景況指数(同)も、前月の8.0から5.1へと落ち込んでおり、FRBの懸念を裏づける結果になっています。ともに、新規受注や出荷が大幅に落ち込んだほか、受注残も急減するなど先行きを懸念する状況も出ており、半年先を見る景況予想も大幅に落ち込んでいます。また、6月の卸売物価指数は0.5%の下落。市場予想の0.1%を大幅に下回り、3ヶ月連続の低下になりました。食品価格やガソリン価格の下落が大きく影響しましたが、変動が大きい食品やガソリン価格を除いたコアの指数は0.1%の上昇となっています。一方、6月の鉱工業生産指数が市場予想を上回る0.1%の増加になったことや、新規失業保険申請件数が市場予想の45万件を下回る42万9000件(前週比2万9000件の減少)になるなど、堅調な指標は無視された格好になっています。景況感の悪化や卸売物価指数のマイナス継続を受け、金利が軟化。2年債は過去最低水準に低下したほか、10年債も3%を割り込み、再び金利の低下色を強めています。

 この日の米国株は、景況感の悪化から公益株などディフェンシブ系の株がしっかり。景気との関連性が高い運輸株が売られました。ニューヨークダウは一時大幅に下落しましたが、下値から25日線が上昇してきていることや、長期の下値支持線である52週線が控えていることから押し目買い気運がでているところに、好材料がでて反転した…という所でしょう。ただ、昨日も指摘したようにこの日も200日線の回復ができずに終わっています。この高値付近には下落中の26週線があることや、高値を結ぶ上値抵抗線が集まっており、この抵抗帯を突破するには何らかのサプライズが必要なところ。当面、上昇中の52週線と下落中の26週線にはさまれ持合形成へ。

15日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0359ドル31セント -7ドル41セント(0.07%)

NASDAQ総合指数 2249.08ポイント -0.76ポイント (0.03%)

S&P500  1096.48ポイント +1.31ポイント (0.12%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9645円 -25円

          (円建て)  9625円 -45円

米国10年もの国債金利  2.9939% -0.0662%

WTI原油  76.62ドル -0.42ドル

GOLD  1208.3ドル +1.3ドル


米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、米国景況感の悪化、円の上昇を嫌気して、小幅安で帰ってきています。円相場は、対ドルが日米金利差縮小思惑から87円40銭台に上昇しての取引。対ユーロはユーロが買いなおされた動きを受け片足113円の取引になっています。今日は対ドルでの円高進行を嫌気し売り先行の相場になることが予想されます。特に、10年債金利が3%を割り込んだり、2年債金利が過去最低に落ち込むなど米国の金利低下を反映。債券先物買いの一方で、株先物売りが増加。これが裁定解消売りを誘発し下落幅を拡大する懸念があります。3連休控えであることも、利食い売りの増加につながります。グーグルの決算が市場予想を下回ったことからハイテク株も手がけにくく、今日は手詰まり感から方向感の無い展開になりそうです。裁定解消売りなどから大きく崩れなければ、超低位株を中心にした日計り商いも…。今日はGLOBEXの動きがカギ…。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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