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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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とりあえず連休中の悪材料は織り込んだが、業績発表が怖くて売り込みはできず…
今日は、たいしたこともかけませんので、思いつくままに書いてみました。馬鹿みたいな話が多いので、読み飛ばしてくれても結構です。

 20日火曜日の日経平均株価は、107円90銭安の9300円46銭、TOPIXは8.32ポイント安の832.26と、ともに3日続落して終わりました。出来高概算は17億8870万株、売買代金は1兆1405億円でした。増資新株の発行が迫っているみずほファイナンシャルの商いが、多く、出来高は増加しましたが、これを除くと実商いは15億割れ…相変わらずの薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは77、RSIは42、25日線かい離はマイナス3.6%でした。今日の終値での25日移動平均線は9648円。前週末比23円の下落となり、下げピッチに弾みがついてきました。昨日が休みで、週末の米国株の急落、円の86円台への上昇を織り込まなければいけませんから、アジア市場で唯一下落した、としても仕方が無いところでしょうか。

 今日は、週末の米国株が急落、CME日経平均先物は9200円台、対ドルの円相場は86円台、GLOBEX市場の米国株先物はIBM、TIの決算が市場見通しに届かなかったことを嫌気して二桁の下落…と相場の外部環境は最悪の状況でスタートしました。先物は売り先行でスタートし、現先のサヤが逆転して裁定解消売りが続発。日経平均も一時は150円以上下落する場面がありました。先物市場の買い手口に久々に国内大手証券の買いがありましたが、裁定と現物を売って裁定取引の解消をしたんでしょう。しっかり、国内株の下落に貢献しておられますね。また、今日は、徹底的に日本株を弱気している欧州系の証券会社が2000枚近い買いをいれていましたが、今日のように、相場が一方的な流れになるときは、一旦は益出しするというセオリーどおりの行動をしているんでしょう。まあ、まだ売り玉は1万枚くらいはありますから、円高とダブルで儲けようということでしょう。

 これだけ悪材料が揃っているのに、よくこの程度の下げで済んだ…ということでしょう。誰が流したのか知れませんが、昨日の欧米市場で「円が85円台に入ったら、日銀が一段の金融緩和に踏み切る…」という、ありがたい話が流れていましたので、投機筋としては、円を買い上げにくかった、という事情もあったようです。ただ、G20後のレポートでも書きましたように、日本は、財政赤字半減の期間を免除されるかわりに、円高を容認させられたのではないか、ということです。米国の景況感が大きく落ち込みましたが、主要な原因はユーロ安による輸出受注の減少。輸出回復→製造業のてこ入れのためには通貨安が必要。欧州も財政問題を解決するには、輸出国が外貨を稼ぎ、それを問題国の融資に廻すことが必要。だったら、とりあえず、毒にも薬にもならない存在の日本に泣いてもらって、通貨高を引き受けてもらおう…ということではないでしょうか。

 実際、FRBは、景況感が悪化しているので、一段の金融緩和が必要と発言。間髪をいれず、日銀が日本のGDO成長率の上方修正を発表。一気に円高・ドル安が進むようなお膳立てをいしています。その後は、88円台に入っても、87円台に入っても、そして危機ゾーンの86円台に入っても、政府筋から何の発言も出ていません。FRBと日銀のタイミングを計ったような発言など不自然なことばかりです。シカゴIMM通貨先物市場の円買い・ドル売りポジションもG8、G20 が開催される前に、一気に円買い越し額が2万4000枚も膨らんでいます。このときに、何かあったんでしょうね。もし、日本が円高を容認させられているとしたら…。

 いろいろ流れている話を聞くと、鳩山首相も米国関係者から辞任するように要請され辞めたということのようですが、その際、小沢幹事長も道連れにしろとの要請があった、とも聞いています。菅首相も就任前に米国での面接が済んでいた、という噂も出ています。以前、クリントン国務長官が小沢氏に会いにきたことがありましたが、これも面接だったようで、危険分子との印象を持たれ、最近の検察審査会問題につながった…との話もでています。どれも、日本の独立性を傷つけるような話ばかりですが、案外、当たらずとも遠からずということなのかも知れません。日本の新の政府は米軍横田基地のなかにある…という噂もあるようです。この国の戦後はまだ終わっていないんですね。そろそろ、真の独立を考えるときが来た様に思うのですが、果たして、今の政治家に、命をかけて(まさに命を賭して)この国の独立を図れる人材がいるのかどうか…。

 また、話が横道にそれましたが、米国の基本的な考え方は、日本は米国と戦争をした国…。そして、対日戦争でもっとも多くの米国民を失った危険極まりない国。独立して再武装し、米国に歯向かうようなことをさせてはいけない国なのです。徳川幕府が、参勤交代や城普請で財力を削ぎ、徳川幕府に抵抗できないようにしたのと同様の政策を取っている、という見方もできます。この考え方に立てば、日本国内に駐留している米軍は、日本が米国に反抗できないように圧力をかけているという見方もできます。つまり、日本はあらゆる面で、米国を上回ってはならないということになります。バブル崩壊が何故起こったか、トヨタの欠陥車問題が何故発生したか…よく考えてみる必要がありそうです。

 そうなると、市場が懸念しているように、円が上昇しても政府の方から、なんのアクションもでないことになりますが果たしてどうか…。まあ、これだけいじめられ続けても、経常収支の」黒字を維持し続けている、日本はやはり英米にとっては「分けの分からない国」ということになり、無理難題を吹っかけてくるのでしょう。まあ、最近人気の龍馬伝では無いですが、日本が薩摩か長州になって思い切って反旗を翻してみてはいかがでしょうか、いっかいの浪士の集団が幕府の要人である井伊大老を桜田門外で暗殺したことを機に、「な~んだ。俺たちにもできるんだ」という権威を軽んずる意識が芽生え、明治維新につながっていった例もあります。

 また馬鹿なことを書いてしまいました。今の相場は、円高がどうなるか。これから始まる決算発表がどうなるか。また欧州のストレステストの中味は…など結果待ちの状態。米国の下落にしても、IBMの決算もTIの決算も市場が先走って予想した数字にとどかなかっただけで、増収増益基調は維持しています。前の安値を売り込むような悲惨な数字では無いんですね。それ以上に、ユーロ危機によるユーロ安で米国の輸出がダメージを受けようとするときに強気の予想をするアナリストの方に問題があるような気がします。すでに、1ユーロ1.18台魔で下落したユーロは、1.30台まで上昇。米国企業の輸出環境は大幅に改善されてきています。アルゴリズム取引などわけの分からないコンピューター取引に依存し、人間の感性なんか無視された非人間的な相場になっていますが、米国株が下げそうで下げない背景には、為替の転換があるのかもしれません。

 とにかく、まずは米国株、次は米国の金利上昇を受けた円安でうるおう日本の輸出株という順番。これから始まる日本の決算が怖くて一段の売り込みもできないのが今の相場の実態…。待つも相場で目先は夏休みでも…いいか。

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反発はしたものの、企業決算への過剰な期待感が裏目に…
 おはようございます。朝からセミの鳴き声がかまびすしくなっています。今日もまた、暑い一日になりそうです。

 ユーロ下落に歯止めがかかるとともに、色んな弱材料が増えてきました。ハンガリーとIMFの2000億ドルの融資交渉が、緊縮財政への一段の踏み込みをめぐって意見が対立。交渉が17日に中断したと伝えられ、ユーロが一時売られていました。IMF関係者は「いつでも交渉再開の用意がある…」としており、交渉自体がなくなったわけでは無いのですが…。また、ドイツ銀行ヒポレアルがストレステストに不合格になるとの噂があったほか、ムーディーズがアイルランドの2段階格下げを行うなど、なんだか急にあわただしくなってきました。フランスの財務相が、ユーロ高を懸念するような発言を行うなど、景気刺激策として有効なユーロ安を逃してたまるか…という感じなのでしょうか。これだけ悪材料が出ても、崩れなくなってきましたが、投機筋というパイロット役がいなくなれば、こういう流れになるんでしょう。大成功の投機筋はどこへいったんでしょうか。次に、流動性が大きいところは円なのですが…。こちらは売りではなく買いのようですが…。

 週明けの米国株は、先週末急落して終わった事から、今週の企業決算への期待感などからハイテク株を中心に押し目買いが入り、小幅反発してスタートしました。ただ、この日発表された住宅建設業者信頼感指数(7月)が2ヶ月連続して低下。1年3ヶ月ぶりの水準に低下したことを嫌気。売り物が増加し、一時、ニューヨークダウは前週末比でマイナスに転じる場面がありました。しかし、インテルの過去最高決算による急反発のイメージが根強く、この日引け後に決算が発表されるIBMやTI(テキサスインスツルメント)に買い物が入りじり高。中東から大型の受注があったボーイングが買われるなどし、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末(オプションなどのSQがあった)にくらべ、5億3631万株減の9億54414万株と再び薄商い状態に回帰。騰落状況は値上がり1956.値下がり1025と、値上がり数が上回りました。

 引け後に発表されたIBMの決算は、EPSが市場予想の2.58ドルを上回る2.61ドル。売上高も前期比2%増の237億ドルと好調な内容でした。ただ、売上高が市場予想の241億7433万ドルに届かなかったことから、夜間取引で急落。TIの決算も売上高が市場予想に届かず、同様に急落。GLOBEXでは、ニューヨークダウは50ドルを越える下落になっています。

 この日は、反発して終わりましたが、今週発表される一連の住宅関連指標への警戒感が根強いほか、先週発表の小売売上高の減少を引きずり、小売関連株が売られるなど景気の先行きへの弱気の見方が増えています。そのため上値を追ってまで買おうとする投資家は少なく、すでに下落に転じた25日線に接近するとともに頭を押さえられ伸び悩んでいます。昨日の、IBMやTI決算への過剰な期待感がマイナスに出たことから、企業業績への過剰な期待感を修正する動きが出ることも予想され、当面は、冴えない展開になるのかもしれません。ただ、ドル相場の軟化で、製造業の復調が予想されることから下値は限定的になりそうです。当面、米国内のICT関連企業の決算内容が注目されます。

19日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0154ドル43セント +56ドル53セント(0.56%)

NASDAQ総合指数  2198.23ポイント  +19.18ポイント (0.88%)

S&P500  1071.25ポイント +6.37ポイント (0.60%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9290円 -110円

          (円建て)  9270円 -130円

米国10年もの国債金利  2.9640%  +0.025%

WTI原油  76.54ドル  -0.53ドル

GOLD  1181.9ドル -6.3ドル


 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値比130円安で帰ってきましたが、週末の終値比では30円高。円相場は、週末の米国株安、昨日の冴えない住宅関連指標を受け、86円80銭台、対ユーロは欧州情勢の緊迫化から112円30銭台とともに円高での取引になっています。さらに、IBM、TIへの決算の失望感(決して悪いものでは無いが…)からGLOBEX米国株先物が下落していることもあり、今日の相場環境はかなり悪い条件でのスタートになります。CTAなど円買いと株先物売りをセットにした投機筋の存在もあり、今日は売り攻勢が強まりそう。海外市場で、円相場が85円台に入ると、日銀が一段の緩和に踏みきるとの噂が流れましたが、今日は円が移行性が強まるなか、日銀の姿勢を試す動きも出るかもしれません。これから、決算発表を控え、一段と売り込むにはリスクがありますが、裁定取引とリンクした指数採用銘柄に関しては話は別。今日も、先物と現物のサヤを見ながら神経質な相場が予想されます。そろそろ、政治の出番だと思うのですが、情け無い顔をして「小沢さんに会いたい…」と、ラブコールを送る首相では…。平成維新は、一体、何時起きる?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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