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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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日銀さん、投機筋を助けるような動きをしてはいけませんね~…円高の進行が株価の腰を折った
 のどの調子が悪いので、病院にいったら、あさっての朝胃カメラを飲むことになりました。以前、ポリープが見つかって、ほうりっぱなしにしていましたが、もしかしたら、立派に成長しているかも…。楽しみなことです。

 さて、21日の日経平均株価は、21円63銭安の9278円83銭、TOPIXは2.91ポイント安の829.35と、ともに4日続落して終わりました。出来高は、インデックスがらみの動きでみずほファイナンシャルが売買されたことで20億2391万株に増加していますが、売買代金は前日に比べ5000億円以上減少してます。なにやっていることやら…。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは75、RSIは46、25日線かい離はマイナス3.6%でした。今日の終値での25日線は9624円と、前日から24円の低下。下落に弾みがついてきています。

 今日の朝も書きましたが、今日の相場は絶好の相場環境からスタートしたはずでした。確かに、先物の買戻しや円安を好感した輸出関連株の買いに上昇して始まりました。でも結局はそこまで…。「外部環境次第…」と書いたように、次第に円相場が上昇に向かうとともにじわじわと値を崩して行きました。直近のレポートでも為替市場で円買いポジションを持ちながら、株の先物売りを増やしている投機筋の話を書き、金融当局が明確な円高阻止の意思を表明しないかぎり日本の円独高が進み、同時に、株の独歩安も進むと警戒感を表明していました。実際、円買いを仕掛けている投機筋も、節値が近づいており、日本政府や金融当局から、何らかのサインが出てくるのでは…と、戦々恐々としている状態でした。

 特に、今晩はバーナンキFRB議長が議会証言で一段の金融緩和について言及するのでは…という、思惑からドル売り・円買いが進みやすく、もしかしたら、日銀からなにか…と思っていたら、山口日銀副総裁は「特定の為替水準を目標にして金融政策を実施することは無い…」と投機筋を元気付ける発言をし、さらに「為替のことをやるのは政府の仕事…」と切り捨ててくれました。まさに、投機筋にとっては勇気千倍の発言。おかげで、円は対ドルで86円80銭台に、対ユーロで111円50銭台に急伸しています。

 市場が円買い介入を懸念しているのに、それを言下に否定。私たちは関知しませんからどうぞ円買いを進めてください、といったようなものです。一方で、政府の方からは、対ドル、対ユーロで円高が続くのは好ましくない…という発言もありましたが、日銀から「どうぞ円を買ってください」とお墨付きをもらったんですから、政府の発言の効き目なんてあるわけはありません。この日銀の「ゴーイングマイウエー」の姿勢が、まさにバブルを導き、政策の失敗(意図的?)でバブル崩壊を深刻なものにし、リーマンショック後も国際協調体制に背を向け、表面上は緩和をするふりをしながら、通貨供給はしっかり絞っている…。今の日銀は一体どこの国のことを考えて政策を実行しているのでしょうか。どうせ、為替に関して日銀は何もしないから、今日の朝も「夏休み」と書いたのですが、評判が悪かったようです。相場が悪い時に自分の思いを曲げてまで相場に媚びるつもりはありませんから…。

 とにかく、今は、米国、日本の市場がどんな底入れパターンになるかを見極めるとき。実際、これまで昨年3月の底のときのように、サイコロ、騰落レシオ、RSI、25日線とのマイナスかい離が揃って底値ゾーン到達のサインを出したことはありません。だから、中途半端な強気しか出てこないのです。

 でも、今日の朝も書きましたように、米国企業の決算を見ると、以前から強気を通しているICT関連企業の決算は、どこも、売り上げ、利益とも市場予想を上回る数字を出しています。物色の流れは決まりつつあるのです。今後は日本国内を放れても、海外で成長株を買う覚悟が必要になるかもしれません。日本が、米国で生まれつつあるビジネスフォームを取り入れるのは、中国や韓国、台湾、シンガポールなど他のアジア諸国が取り入れて成長が進化した後になるんでしょう。
 
 最近の、日本株の低迷が暗示するものは、日本が大きな成長機会を失おうとしていることを投資家に知らせようとしているのかもしれません。一体、何がこの国の成長を阻害しているのでしょうか。今日の日銀の態度を見ていると、答えの一端が垣間見えたような感じがします。日本は、経済成長という大きな化け物と戦争するつもりになって、挙国一致内閣を作るくらいの覚悟を示さないと、海外投資家も日本を見直すことは無いでしょう。株式市場が泣いている…。

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企業業績への期待と失望が交錯するなか、政策期待で続伸
 おはようございます。

 昨日の米国株は、前日発表されたIBM、TIの決算が市場予想に届かなかったことを嫌気して、下落してスタート。また、6月の住宅着工件数が前月比5%減の54万9000戸となり、2ヶ月連続して減少したことから、景気の先行き懸念が増幅。ニューヨークダウは一時150ドル近く下落し、安値1万0007ドルと大台割れ寸前まで追い込まれました。ただ、この日発表予定のアップル決算への期待感や1万ドル大台接近にともなう値ごろ感から、投資家の押し目買い気運が高まっていたところに、今晩開催されるバーナンキFRB議長の議会証言で、一段の金融緩和策が発表されるとの噂が流れたほか、オバマ政権が推進する失業給付金延長法案が上院で進展したことなどを好感。引けにかけ上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億7092万株増の11億2506万株。騰落状況は値上がり2458、値下がり559と値上がり数が圧倒的に上回りました。

 この日は、投資家の企業業績への失望感と期待感が交錯したほか、景気の先行き懸念から政策当局への対策期待が強まるなど、投資家の心理を強く反映する相場展開になりました。ただ、住宅着工件数は減少したものの、先行きの指標となる着工許可件数が前月比で増加。これを映し住宅株が買われたほか、大幅な減益決算になったゴールマンザックスが利益が市場予想を上回った、として小幅に上昇して終わるなど、投資家の強気の姿勢が目立ちました。また、海外市場で銅など非鉄や原油が上昇したことを受け、素材や資源株が上昇したことも指数の押し上げに寄与しています。引け後に発表されたアップルの決算は、EPSが市場予想平均の3.10ドルを上回る3.51ドルに、売上高も予想の147億5000万ドルをい上回る157億ドルと、絶好調の内容となり、夜間取引でも急伸しています。

 米国株は、大台割れ寸前で踏みとどまり、結局、反発して終わりました。企業業績は順調に伸びているものの、売上高が市場予想に届かないものが多く、投資家の姿勢を慎重にさせているようです。ただ、昨日発表された決算でアップルやクラウドサービス関連のVMウエアなどICT関連企業の決算は、利益、売り上げとも市場予想を上回る実績を残しており、為替動向に左右されない内需をベースに成長している分野があることを改めて知らしめることになりました。ニューヨークダウはとりあえず、続伸して終わりましたが、チャート的には先週末に急落した時の、長大陰線を上回ってこれるかどうか…。このゾーンには上値抵抗線として意識してきた200日線が控えており、先行きに判断はこの陰線抜けてからに譲りたいと思います。一時下火になったかに見えるクラウドサービス関連ですが、VMウエアの決算を機に切り返しに入れるかどうか。米国市場でも注目されて来るはずです。

20日の米国市場
ニューヨークダウ  1万0229ドル96セント  +75ドル53セント(0.74%)

NASDAQ総合指数  222.49ポイント  +24.26ポイント (1.10%)

S&P500  1083.48ポイント  +12.23ポイント (1.14%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9400円 +100円

          (円建て)  9380円 +80円

米国10年もの国債金利 2.9320%  -0.072%

WTI原油 77ドル44セント  +0.90ドル

GOLD  1191.50ドル  +9.80ドル 


 米国株は続伸、CME日経平均先物も一時軟化(9160円)したものの、大証終値を上回って帰ってきました。円相場は対ドル、対ユーロで円高が一段と進展する場面がありましたが、米国株が下落から上昇に転じたことや、日銀の為替介入の噂が流れて売られ、やや軟化して帰ってきています。国内では、対ドルが87円20銭台、対ユーロが112円50銭台とやや円安に動いており、今日の相場環境としては「順」の風が吹きそうです。円高進行で売られた湯主株の買い戻しや昨日に続き、先物の買戻しから堅調な展開が予想されますが、今の相場に上値を買いあがる力は無く、高より後は小動きの展開となり、その後は、GLOBEXや中国市場など外部要因眺めの展開になりそうです。先週末から流れ出した日銀への為替介入や金融緩和の噂が本当かどうか、市場が円買いを強め、日銀や政府の出方を探る動きも近々出るかもしれません。米国市場の一段高など外部要因頼みの展開はまだ続く…。夏休み…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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