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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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何も出なかったFRB議長証言への失望と再び波乱を強めるユーロ情勢を嫌気し反落
 おはようございます。

 為替市場が再び波乱含みになっています。昨日行われた議会証言で、バーナンキFRB議長が「米国の景気は異例に不透明な状態にある」と発言。長期にわたり低金利・低インフレが続くとしながらも、金融緩和を実施するなど具体的な対策に言及しなかったことから、市場に失望感が強まり株価が下落。安全指向が強まり、ドル・円への資金回帰が強まりました。また、欧州では、IMFとの緊急融資交渉を打ち切ったハンガリーが、今後、財政面の交渉はEU と行うなど、IMFとの関係の先行きに疑問を投げかけたほか、この日行われたポルトガルの短期国債入札が、目標額を消化したものの、金利が前回実施(4月)にくらべ、倍に上昇したほか、応札倍率が前回の2.8倍から1.3倍に急減するなど、総じて不調に終わったことも嫌気され、ユーロを売る動きが増加。また、ストレステストの結果発表が明日(23日)に迫るにつれ、期待感が剥げていることもユーロを弱くしています。昨日のニューヨーク為替市場では、ユーロは1ドル1.2753ドル台に軟化、一時の1.3ドル台から急速に値を崩しています。また対円でも110円80銭台に軟化。円は、対ドルでも買われ、86円台に上昇。再び、円の独歩高の様相を強めています。

 昨日の米国株は、前日まで続伸した流れを受け、好決算を発表したアップルなどが買われ、堅調にスタートしました。ただ、この日行われるバーナンキFRB議長の議会証言を見たいという空気が強く、前日引け付近で神経質な動きを続けていました。しかし、午後に入り議会証言の内容が伝わると、金融緩和期待が剥げただけでなく、景気の先行き懸念も増幅して売り急ぐ動きとなり下落。結局、主力3指数とも3日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比7512万株増の12億0019万株。騰落状況は、値上がり992、値下がり2018でした。

 この日は、スターバックスやイーベイ、コカコーラなど注目企業が決算を発表しましたが、いずれも市場予想を上回る好調なものでした。ただ、市場の関心はマクロの経済見通しに移っており、終日、バーナンキFRB議長の議会証言待ちのムードが強く、頭の重い展開でした。ニューヨークダウについては、昨日も先週末の長大陰線を上回ることが出直りの条件…としましたが、昨日の高値付近には下落ピッチを上げてきた13週移動平均線や52週線、少し上の1万380ドル付近には200日線も控えるなど、上値抵抗線が密集した格好になっており、テクニカル的にも動きづらいところ。以前から書いているように目先的には、2番底なのか逆三尊型なのか、底入れパターンを模索している段階。再びユーロが安くなり始めたのは、米国の輸出企業にとってはマイナスになる…。中国株の堅調振りが目立ってきましたが、出遅れていた先進国株のキャッチアップが終わり、再び新興国に資金が流れはじめたか…?インドネシア、バングラデッシュなど中国からの工場移転が始まった国の高値更新は要注意。

21日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0120ドル13セント -109ドル43セント (1.07%)

NASDAQ総合指数  2187.33ポイント -35.16ポイント (1.58%)

S&P500   1069.59ポイント -13.89ポイント (1.28%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9225円  -55円

          (円建て)  9200円  -80円

米国10年もの国債金利 2.8819%  -0.0754%

WTI原油  76.56ドル -1.02ドル

GOLD  1184.80ドル  -7.40ドル 


 米国株は反落。CME日経平均先物も9200円丁度と、大証先物終値を80円下まわって帰ってきました。円相場は、冒頭に説明しましたような状況から独歩高になり、国内に帰っても対ドルが86円80銭台、対ユーロも110円90銭台のい取引になっており、今日も先物の売りや輸出関連株の売りから冴えない相場になりそうです。昨晩も書きましたように、日銀に円高を阻止する考えは無いようですから、投機筋も安心して円買いを進められる状態になってしまいました。当面、株先物売りと円買いをセットにして日本売りを進める投機筋の出方によっては、一段安も考えられますが、まだ財務省による為替介入の可能性もあり、投機筋としても深追いはしにくいところ。下値については、裁定解消売りしだいのところがあり、読みづらいのですが、レポートでも書きましたように、9000円飛び台は政治にとっても防衛ラインになってくるのではないでしょうか。

 ただ、お隣の朝鮮半島情勢が以上に緊張してきましたが、民主党政権さんは有事に対する備えとか、最悪の事態が起きないように仲介の労をとるとか、また、もしもの時に国内でのテロ発生に対する備えとか、しっかりしているんでしょうか。大恐慌後には、通貨の切り下げ競争で、ナントカ国内経済を維持しようとしましたが、それでもうまくいかなかったときに、何が起きたか…。朝鮮半島、イラン…米国艦隊は続々と両地域に集結しているといいます。何時、何が起きても不思議では無い国際情勢。果たして、今の理想主義の民主党政権で対処できるのか…?

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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