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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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こう着状態続き小反落…投機筋も売り崩しができなくなってきた?
 27日火曜日の日経平均株価は、6円81銭安の9496円85銭と反落して終わったものの、TOPIXは0.24ポイント高の846.12と小幅ながら続伸して終わりました。BIS規制の緩和で銀行株が買われたこともあり、出来高は17億4190万株、売買代金は1兆817億円とともに、前日比で増加して終わりました。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは73、RSIは55、25日線かい離はマイナス0.2%でした。今日の終値での25日線は9518円昨日からの下落幅は30円となり下落の勢いが増しています。今日、日経平均の終日値幅はわずか54円でしたが、見送り気分が強く、25日線を上値抵抗として先物筋の圧迫が続いています。

 米国株は続伸。特にニューヨークダウは(引け値ベースですが)6月の戻り高値を抜き、とりあえず4月から続いた下落相場に歯止めがかかった格好になっています。朝も書きましたように、今晩、ザラ場高値の1万628ドルを抜いてくると、上昇トレンドに転換したとして買い気が増してくることが期待されます。本来なら、日本でも、モット好感して買い気が戻ってもいいのですが、投資家心理というよりも、国民の心理そのものが萎縮してしまっています。このところ、日本に帰ってくるまでは、円相場は、海外で円安気味に推移していますが、国内に来ると円高になってしまいます。証券関係者やマスコミなどから円高必至の観測が流されますから、輸出業者が手持ちのドルを売りにくるようで、どうしても円高気味に推移してしまいます。また、欧州のCTA(商品投資顧問)が「円買い・株先物売り」という日本売りのポジションを抱えたままで、どうしても相場を売り崩すために、円買いを仕掛けてくることも原因のようです。今、市場は欧州に移っていますが、円相場は対ドルが87円台半ば、対ユーロも113円台半ばに軟化しています。やはり、投資家は円の先高感を払拭しないと、動けないようですね。

 ただ、海外市場が出直り色を強めてきたことや、ドル相場が軟化しリスク指向が戻ってきたことから、本来なら安全資産として買われた円はもっと売られてもいいはず…。それが売られないということは、以前懸念した、G20会合での日本の「円高容認説」がもしかしたら、本当のものかもしれないということ。レポートでも書きましたように、日銀は、不自然なときに日本のGDP成長率の上方修正を行い。ほぼ、同時に米国FRBが景気の下方修正と一段の金融緩和の可能性を表明。円相場は86円台に上昇してきました。当然、日銀への風当たりは強くなりますが、山口副総裁は、「為替の水準を意識して金融政策を実施しているのではない…。為替政策は政府の役目だ」とはき捨てています。FRBバーナンキ議長の発言は、景気の足腰がしっかりしていないのに、財政再建に着手したEUに対する警告の意味もあるものと思われますが、実際、金融緩和措置を実施し、円相場が85円を突破しても日銀が動かなければ、やはり、財政赤字半減の期限を日本だけ特別扱いする見返りに、円高を容認させられた可能性が強まってきます。

 結構、いい業績が発表されているにもかかわらず、買いが戻ってこないことや、本来なら、リスク指向の回帰から売られてもいい円が高値圏にあること、常識的に考えるなら、海外市場で株高が始まり、円にも下落のリスクが高まっているのに、一向に、日本売りのポジションを解消してこない投機筋の動きを考えると、何か大きな力が作用しているとしか考えられません。政府はまったくあてにならないし、日銀は、旧態依然とした経済理論にこだわっているほか、大株主のどこやらの国の意向を受けて、国民経済の利益になることと反対のことをやっている…とにかく、この国は何かが変。どんな馬鹿な人間も20年間自分らのやり方を踏襲してきて事態が改善しなければ、間違ってているかも知れないとして、やり方を変えるのが普通。事態をどんどん悪化させてもやり方を買えないということは、何か大きな力がかかっていて変えられないのか、日銀の伝統を守るためなら国民生活がどうなっても構わない…という官僚的な発想で政策運営をしているのか。そろそろ、日本という国のことを考えて見たらどう…?。とにかく、この相場の無気力ぶりは異常。もしかしたら、市場が日銀や政府が正しい政策を取りえないことを感じていのかも知れませんね。

 ただ、市場はもっと冷徹なもの。海外が上がり、日本だけが低迷していたら、裁定が働き必ず日本株の割安修正が行われます。とにかく、今の日本経済が自らの意思をもって動け無い以上、指標となるのは米国株。その米国株も、本格的な上昇期に入るかどうかの正念場に来ています。もし今晩、ザラ場の戻り高値を抜けば、一気に流れは好転してくるかもしれません。実際、先週末にはそれを促す動きがありました。その意味では、日本売りのポジションをもっている投機筋も大きなリスクにさらされていることになります。もし米国株が1万1000ドルを回復するようなことになれば、ほうっておいても日本株も上昇しますから、どこかの時点では投機筋も売りポジションの解消を行わねばなりません。日銀だって、飛ぶ鳥を落とす勢いのみんなの党が、あまりの日銀の政策のひどさに日銀法の改正問題を持ち出してきており、米国で一段の金融緩和が行われるなら、何らかのアクションを起こさざるを得ない状況に追い込まれています。

 とにかく、色んな状況は大きく変化して来ています。前の状況のもとに出来上がった状態は否応無しに、新しい状況に応じて変化させられます。まあ、少しでも早く強気になっておくことでしょう。レポートでも詳しく説明していますが米国でも大きな資金が動き出してくるかもしれません。資本財供給国「日本」の存在はこれから評価されることになります。ニューヨークダウは昨日まで3日続伸となりましたが、冴えなかったGLOBEX市場も日本市場が終わるとともに、上昇に転じてきています。4日続伸し、6月のザラ場高値を抜けるかどうか…。今日の米国株の注目ポイントはこの一点…。

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米国株、3日続伸し6月高値抜け(引け値ベース)で底打ち確認…リスク指向が復活
 おはようございます。
 
 欧州のストレステストの結果については賛否両論があるようですが、市場は素直に結果を受け入れ、売られすぎのユーロの買い戻しに動いています。また、ドイツのIFO業況指数が東西ドイツ統合後最大の伸びをしめしたほか、個別企業も輸出企業を中心に業績を増額修正するなど、ユーロの下落がEUの輸出を刺激。景況感の改善につながったことを評価し、ファンダメンタル面からユーロを見直す動きも始まっています。昨日のニューヨーク外為市場では、ユーロは再び対ドルで1.303ドルの高値をつけ、1.2990ドルで終了しました。また、対円でもストレステスト結果をめぐって一時112円20銭台まで売り込まれる場面があったものの、米国株高を受け、再び買いなおされ、113円30銭台で終了するなどあらっぽい動きになっていました。

 昨日の米国株は、二日続伸した後を受け慎重姿勢が目立つものの、この日発表された新築住宅販売件数(6月)が市場予想を上回る前月比23.5%の増加(5月の数字が大幅に下方修正されたことによる反動?水準自体は過去2番目の低水準)になったことや、輸送大手フェデックスが業績見通しを上方修正したことを好感。特に、景気の体温計とも言われる荷動きの状況を反映するフェデックスの業績が増額修正されたことは、市場が予想するほど景気が冷え込んでいない兆し…との判断から買い物が増加。6月高値の関門を突破したことで引けにかけ、一段と買い物が増加。結局、主力3指数とも3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は1億3157万株減の10億1799万株。騰落状況は、値上がり2442、値下がり579でした。

 この日は、新築住宅販売件数が予想外に増加したことを好感。DRホートンやトールブラザーズなど住宅関連が買われたほか不動産、銀行も物色されました。また、フェデックスの業績見通しの増額修正を好感し、運輸関連株も買われるなど、食品や生活必需品などディフェンシブ系を除く、景気敏感株を中心に買われています。

 昨日のニューヨークダウは、6月18日の引け値ベース節値1万450ドルを上回り、上昇に弾みがついてきました。引け値ベースではとりあえず4月から続いた下落相場に歯止めがかかったことになりますが、ザラ場ベースの節値は6月21日の1万627ドル。これを上回ると、文字通り底打ちを確認することになります。当面の焦点は、この高値の更新がなるかどうかですが、ユーロが安定を取り戻したことや米株高で再びドルが売られリスク指向が復活しようとしていることは注目点。リスク回避商品の代表だった米国債金利は、2点底を確認。昨日も再び35台に乗せるなど、保有リスクが高まってきました。ここから資金は非鉄や新興国、高金利通貨などリスク商品に回帰する可能性も出てきます。これに、直近レポートで指摘した変化が増幅されれば、米国株の一段高が期待できるかもしれません。一足早いサマーラリーなんてことも…。

26日の米国市場
ニューヨークダウ 1万0525ドル43セント +100ドル81セント(0.97%)

NASDAQ総合指数  2296.43ポイント +26.96ポイント (1.19%)

S&P500  1115.01ポイント +12.35ポイント (1.12%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9555円  +65円

          (円建て)  9535円  +45円

米国10年もの国債金利 2.99%  変わらず 一時3.03%

WTI原油  78.98ドル 変わらず

GOLD  1183.1ドル  -5.9ドル 


 米国株は3日続伸、CME日経平均も一時9425円まで売られたものの、引けでは9535円と、大証先物終値を上回って帰ってきました。円相場は、国内に帰り対ドルが87円を挟んだ動き、対ユーロは113円をはさんだ動きで、海外市場に比べ円高に振れやすい水準で推移しています。相場環境としては、海外株高と円相場の安定が支えとなり堅調な動きが予想されますが、企業決算の発表を控え、個人投資家の動きが鈍る中、頭の重い展開になるか…。日本株を弱気する欧州CTA筋は円買い・株先物売りのポジションを崩しておらず、円買い仕掛けに動く可能性もあります。ただ、ユーロの安定、米株高でリスク志向が強まっており、安全通貨としての円も売られやすい展開で、投機筋にとっては逆風。買い戻せば日経平均も上昇に転するかも…。いずれにしても、指数は無視。輸出ハイテク株、設備投資関連株、海運、資源などが注目段階に。新興国株式も要注目。指数にこだわっては相場の姿が見えなくなりますよ。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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