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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2010/07 | 08
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一時はGDP数字に失望したが、過去の数字より現況を重視して押し目買い
 おはようございます。
 
 昨日の米国株は、第二四半期GDP速報値が予想値(2.5%増)を下回る2.4%増になったことから、景気の減速感が支配的になり売りが先行。急落してのスタートになりました。また、ミシガン大消費者信頼感指数確報値(7月)が予想を下回ったことが売りを加速。ニューヨークダウは一時120ドル以上下落。前日の安値1万387ドルを下回る1万347ドルまで売られていました。ただ、景気の減速感が出たといっても、プラス成長が4四半期連続していることや、この日も好調な企業決算の発表が続いていること。同日発表されたシカゴ購買部協会景況指数(PMI)が予想を大幅に上回っていたことから、景気敏感株を中心に買い戻す動きが強まり、引けにかけ上昇。ニューヨークダウは小幅続落となったものの、NASDAQ総合指数とS&P500は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比498万株減の11億7605万株。騰落状況は、値上がり1759、値下がり1243と、値上がり数が上回りました。

 注目の第二・四半期GDP速報値は2.4%の増加となりました。統計手法の改定から、前四半期の数値が3.7%増に上方修正されたことから、減速感が目立つ結果になりました。ただ、4四半期連続で増加傾向を続けていることや、企業の設備投資が大幅な伸びを示したことや、4~6月のドル高環境にもかかわらず、輸出が二桁の伸びを示したことが注目されます。また、輸入の伸びが29%近くになるなどドル上昇の影響がでたほか、個人消費の伸びが1.6%増にとどまるなど、雇用不安の影響が指摘されていました。ただ、4~6月はユーロ危機の影響が大きく、この間、株価が調整。これによる逆資産効果の可能性も考えられます。7月にはいり、為替、株式市場の状況は大きく変化しており、第二四半期の数字を額面どおり受け取るのは問題が残りそうです(あまりに、単純すぎるでしょうが…)。この日発表された7月のシカゴPMI指数で、新規受注が前月の59.1から64.6に急増。生産も64.2から65.0へとわずかに改善するなど、調査項目に改善するものが多くありました。

 この日は、ボーイングやアルコア、キャタピラーなど景気敏感株を中心に買われ、値を戻しました。ニューヨークダウは安値1万347ドルまで売り込まれましたが、このポイントは、以前から、下値の目処としてきた7月中旬の戻り高値がある1万400ドル付近に対応したもの。この付近には、200日線や26週株価移動平均線などチャート上の節値が集中していることも、押し目買い気運を強めさせたようです。残念ながら、今週の動きで、6月の戻り高値を更新し、上昇トレンド入りを確認することはできませんでした。当面は、200日線に支えられながら、高値持合を続け、25日線の接近を待って再度6月のザラ場高値(1万627ドル)更新に挑戦することになるのでしょうか。市場は、強気と弱気が拮抗してきています。ここは目先ではなく、米国経済に関する大勢観を持って相場観を組み立てることが大事です。

30日の米国市場
ニューヨークダウ  1万465ドル94セント  -1ドル22セント(0.01%

NASDAQ総合指数  2254.70ポイント  +3.01ポイント(0.13%)

S&P500   1101.60ポイント +0.07ポイント (0.01%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9550円  +20円

          (円建て)   9535円  +5円

米国10年もの国債金利  2.9070%  -0.0920%

WTI原油  78.95ドル  +0.59ドル

GOLD  1181.70ドル  +3ドル

 
 米国株はほぼ横ばい。CME日経平均も大証先物終値とほぼ変わらずで帰ってきました。ニューヨーク外為相場では、円が一時ドバイショック時以来の85円台に上昇しています。終値は86円台半ばで終わっていますが、週明けの日本市場では、投機筋が円買い、株売りを仕掛けてくる可能性が強い上、米国債金利が大幅に低下していることから、債券先物買い・株先物売りの裁定取引も活発化しそうで、週末に続き、主力株への売り圧力が強まりそうです。来週以降、米国でFRBが長期国債の買い入れを再開するなど、量的金融緩和の一段の拡大思惑が強まりドル売り傾向が強まりそうですが、日銀の出方が注目されます。昨年11月のドバイショック時と同様に量的緩和を拡大するか、それとも円高を放置するか…来週は為替をめぐって相場は波乱しそうです。米国が緩和に踏み切れば、日銀が仕方無しに追随するということになりそうですが…。政府はこの大変な時に何をやっているんでしょうね~。日銀が何もやる気がないだけに、何とかしてもらわないと。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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