大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2010/09 | 10
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -



欧州からの悪材料と期待はずれのポジション解消が下落幅を拡大
 30日木曜日の日経平均株価は190円03銭安の9369円36銭、TOPIXは17.46ポイント安の829.51と、ともに反落して終わりました。出来高概算は20億7369万株、売買代金は1兆4271億円と、やや商いは増加していますが、投げ商いも結構あったような感じです。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは116、RSIは63、25日線かい離はプラス1.1%でした。今日の終値での25日線は9266円。前日から15円の上昇。株価と25日線の幅はわずかに100円になってきましたが、果たして維持できるものかどうか…。

 今日は9月中間決算期末。為替に方にも、株価の方にもドレッシング的な商いが入るものと期待されましたが、終わってみると日経平均株価は190円安…。来月早々に開催される日銀政策決定会合で何らかの追加緩和策が実施されるものとの期待感が市場の支えになってきました。今日発表された8月の鉱工業生産指数が前月比-0.3%となり、4ヶ月連続してマイナスになったことから何らかのテコ入れが行われるとの期待感が高まったものの市場は無反応。むしろ、このところ小康状態を保っていた欧州金融情勢が再び荒れ始め、アイルランドが国有化したアングロ・アイリッシュ銀行の救済に巨額(340億ユーロ)の資金が必要になると、アイルランド中央銀行が資産。これを嫌気し欧米で銀行株が軟化した流れが日本にも波及。大手銀行株が新安値をつけています。さらに、格付け会社ムーディーズがスペインの一段階格下げを実施したことから、ユーロが下落。円が上昇したことから、今日の荒れ模様の像場がスタートしています。

 まず、今日のドレッシング買いを期待して先物買いをしていた筋が、外部環境の悪化を見てポジションを手仕舞い。また、為替への介入を期待して円の売りもちをしていた筋が、円を買い戻すとともに、株の先物を売るという動きがあり、先物への売り圧力が一気に高まりました。それをみて、いつも日本株を売り叩くことに執念を燃やしている外資系証券がまとまった売りを出して、先物の下落に拍車がかかると、現物と先物のサヤが逆転。裁定解消売りがでて現物の下落幅を拡大するという悪循環になってしまいました。今日の朝の書き込みでも、裁定買い残の増加を懸念したばかりですが、欧州の波乱という外部環境悪にうまく乗じられたという感じでしょうか。結局、政府は、国会での尖閣諸島での領海侵犯事件の質疑に終われ、為替どころではなかった…というところ。これで、先月15日の介入は、果たしてどこまで本気やら…と市場筋が判断。11月に決算を控えたヘッジファンドの連中も仕掛けやすくなったということでしょう。

 為替市場でユーロ・ドル相場は5ヶ月ぶりにユーロ高になってきました。今年4月から始まったユーロ危機のスタート時点まで戻ったことになります。欧州の主要輸出企業はユーロ安を追い風に業績が急伸。景気も好調を持続してきましたが、6月以降のドル安誘導でこのところ景況感は頭打ちに転換。うがった見方かも知れませんが、再びユーロ安への誘導が始まったのかも知れません。ドル安でもユーロ安で下落が始まるととばっちりを食うのは日本の円。今日も円高は一段と進み、83円10銭台の取引になってきました。市場は明らかに日本政府と日銀の本気度を試しています。15日に市場介入したときに、中途半端に終わらず、投機筋を追い上げる徹底介入をしておけば、介入を怖がって円の買い仕掛けはしにくくなったのですが、尖閣問題での弱腰外交をみて、投機筋も介入で受けた損を取り返す動きに出てくる可能性があります。中途半端な介入のコストは帰って高くつくことになるんではないでしょうか。ちょっと心配です。

 さて、今日の下落で上昇中の25日線とのかい離が100円に縮まってきました。ただ、当面の下値支持線と見ていた上昇転換していた13週線(昨日9387円)を本日下回ってきました。明日の相場で回復してくれないと、ちょっとややこしくなってきそうです。日経平均については、以前から、高値、安値が切り下がる下降トレンドにあることは指摘してきました。一瞬でも7月14日高値9807円を抜いていれば、これほど心配はしなかったのですが、ここにきて、円高が進み始めたことで、ドル建てで値上がりした日本株を海外投資家が売ってくる可能性が出てきたこと、さらに、外資系証券の売り攻勢が再び強まり、裁定解消売りが出やすくなったことなどを考えると下値調べがあるかもしれません。会員の皆様には、直近号で上昇バンドの下限ラインを示しており、下値もそのあたりまでと考えています。ただ、今日の相場でも値上がり銘柄は好業績や材料含みの小型株で、当面、指数売買の売りや海外投資家の売りを浴びる可能性がある主力株は敬遠されてくると思われます。

 今日の朝も、クラウドコンピューティングサービスなど新しいネットサービスや技術に注目するように書きましたが、今日もネットワンがピンづいてきました。このネットワン、入院前のレポートでも注目するように書きましたが、結果的にほぼ底値圏での注目になりました。クラウドコンピューティングサービスは、日本でも知らないうちに個人も利用するようになっており、関連株はどこかで爆発高してくるはずです。日本経済の生きる道は「成長」を追求するしかありませんが、旧態依然とした大型企業では、成長をリードすることはできません。やはり、中小型株の中から、次世代の宝物を拾い出すことが肝要ではないでしょうか。

 どうもまだ、体調が優れませんので、取りとめのないことを書いてしまいました。以前から、10月の安値が後半相場の「買い場」と考え、レポートでも書いてきましたが、果たして予想通りになるかどうか?まあ、仙谷官房長官がいみじくも口を滑らした82円台攻防ラインが果たして実行されるかどうか…。明日の株価はそれ次第。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
欧州信用不安の再燃を懸念し下落したが、ニューヨーク、NASDAQとも値上がり数が上回り底堅い動き
 おはようございます。昨日は、体調が優れず書き込みができずに失礼しました。まだ、無理をすると良くないようです。まあ、ぼちぼちやることにします。

 さて、昨日の米国株は、主要な経済指標の発表もないなか、久しぶりに欧州情勢を懸念し、波乱しました。昨日は、スペインやアイルランドで政府の緊縮財政に反対するストライキが続発。同時にスペイン国債の格下げやアイルランド銀行への救済懸念から、信用不安が高まり欧州株が軟調に推移したことを嫌気し、反落してのスタートになりました。 その後、ガソリン在庫が市場予想を大幅に下回ったことから資源株が買われたほか、この日も金価格が史上最高値を更新したことから鉱山株を物色。また、欧州との金利差拡大思惑からドルが軟化したことを受け、業績の増額修正期待から輸出株も買われるなどし、ニューヨークダウは、一時、前日終値を上回りプラス圏に浮上する局面もありました。ただ、上値の重さや主要な経済指標の発表を控え、利食いを優先する動きも強く引けにかけ下落。結局、主要3指数とも小幅反落して終わりました。
 ニューヨーク市場の出来高は前日比1745万株減の10億924万株。騰落状況は、値上がり1680、値下がり1317でした。

 この日は、欧州信用不安の再燃懸念を映し、金融株が軟調。主要銀行株やカード会社などが値を下げました。また、金融不安の延長から不動産株が売られたほか、景気の先行きを懸念し自動車や部品株も軟調に推移していました。一方、国際商品価格の上昇を映し資源株が買われたほか、商業サービスや用品関連が堅調に推移。ハイテク株もヒューレッドパッカードが決算説明会で強気の見通しを発表したことから買われるなどし、堅調さを持続。ハイテク株の代表指数であるフィラデルフィア半導体株指数は、この日もプラスで終わっています。

 ニューヨークダウは、銀行株下落の影響を受け下落したものの、先高期待は強く値上がり銘柄数は値下がり数を上回っています。また、NASDAQ市場も同様で、値上がり数は1378、値下がり数は1215と値上がり数が上回っていました。この日もドルインデックスは0.24ポイント下落。輸出株の堅調さを支えています。基調はかなり強いと思われます。ただ、このところ指摘しています、6月高値、8月高値を結ぶ上値抵抗ラインをこの日も抜けず、引けにかけて下落するなど、だんだん上値のくどさが目立ってきました。これから発表される経済指標のないようイカンでは株価のブレが大きくなる可能性も強まっています。今年7月末から8月初旬にかけてのパターンと相似形を示していることも注目点。この時は雇用統計の発表が転機になりましたが、今回はどうか…。

29日の米国市場
ニューヨークダウ 1万835ドル28セント -22ドル86セント(0.21%)

NASDAQ総合指数 2376.56ポイント -3.03ポイント (0.13%)

S&P500  1144.73ポイント  -2.97ポイント (0.26%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9560円 変わらず

         (円建て)  9530円 -30円

米国10年もの国債金利  2.501%  +0.032%

WTI原油  77.86ドル  +1.68ドル

GOLD  1310.3ドル  +2.0ドル


 米国株は小幅反落。CME日経平均先物も小幅反落で帰ってきました。円相場の海外市場での動きは、対ドルが一時、日銀の金融緩和期待から83円90銭台の円安に振れたものの、FRBへの緩和期待も根強く、83円60銭台の終わり。対ユーロは、日銀への緩和期待から円安が進行し、114円10銭台の終わりになっています。国内に帰ってからは対ドルが83円70銭台、対ユーロが114円台の取り引きになっており、このままなら為替から足を引っ張られることはなさそうです。今日は、9月中間期末にあたり、持ち株の評価上げを狙ったドレッシングの動きが強まりそうです。昨日は、日銀短観が弱かったにもかかわらず上昇して終わっており、すでにドレッシング的な動きが始まっていますが、先物の売買を見ると外資系証券や国内大手証券で裁定取引に大きなシェアを持つ証券会社の買いも多く
裁定取引の影響が大きかったことを感じさせます。裁定買い残は再び1兆5000億円の大台に迫っており、今後の外部環境次第では売り圧迫が強まる可能性もあります。以前から書いているように、ここでは指数と関係がなく海外投資家の影響がすくない小型株中心の売買が適当かと思われます。
 昨日の日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは121、RSIは62、25日線乖離は+3.3%ですが、騰落レシオが警戒ゾーンの120%を突破。買い利率も目先の警戒ライン3%を超えています。まあ、指数はしばらく13週線と26週線にはさまれた狭いゾーンの動きになりそうです。クラウドコンピューティングサービスは、ソフト供給、ゲームなどの世界で確実に広がり始めています。商売相手は企業だけではありませんよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

追加的な金融緩和を期待した過剰流動性相場で反発…ドル安は諸刃の刃を懸念
 おはようございます。

 昨日の米国株は、9月コンファレンスボード(CB)消費者信頼感指数や同リッチモンド連銀製造業指数がともに悪化したことから、続落してスタートしました。利食い売りがかさみ下落幅を拡大。ニューヨークダウは一時130ドル下落する局面もありました。ただ、前日、ウォールストリートジャーナル紙が、FRBの小額な国債の機動的な買い入れによる追加的な金融緩和の可能性について報じたのに続き、有力な経済情報誌メドレーリポートも11月2-3日のFOMCでの追加金融緩和観測を示唆したことから、買い気が戻り、下落幅を圧縮。この日も新たなM&A案件が伝えられたことや四半期末に向けてのドレッシング的な商いもあり、引けにかけ上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は1億737万株増の10億2668万株。騰落状況は値上がり2114、値下がり870でした。

 この日は、金融緩和期待が市場を支え、ドルは下落。10年債金利も大幅に低下。昨日は8月31日の2.477%を下回る2.469%に低下。リーマンショック時の金利水準にまた一歩近づいてきました。これを受け、金価格が過去最高値を更新し1オンス1308.90ドルと初めて1300ドルの大台を超えて終わっています。このほか、銅、銀など他の国際商品価格も急伸し始めており、ドル安の質が変化しようとしていることには注意が必要です。
 またこの日は、インターネットサービスのAOLがメディア会社を、製薬会社ファーマスーティカルズもジェネリック薬製造会社をそれぞれ買収する計画を発表。市場の強気を刺激していました。債券金利との比較感から高安定配当の電力、通信が引き続き物色されたほか、食品、生活必需品、アパレル、耐久消費財、素材などが買われる一方、不良資産の拡大や政府への支援要請が伝えられたJPモルガンを中心に金融株が軟調。テクノロジー関連も軟調に推移しました。

 ニューヨークダウは、一時24日につけた戻り高値を更新する場面がありましたが、引け値では同日の終値を更新することはできませんでした。高値になると急速に伸び悩む動きになりますが、やはり、以前から指摘している6月高値と8月高値を結ぶ上値抵抗ラインを市場は強く意識しているようです。8月高値時も同様なパターンから7立会日連続で持ち合ったものの、結局、抵抗線を上抜けず、その後、下落に転じています。強い金融緩和期待にくわえ、この日もドルインデックスが0.42ポイント下落。輸出株の増額修正期待が背景になり相場を下支えしていますが、国際商品の値上がりピッチは確実に早まっており、ドルの下落が悪い下落に転化する可能性がないではありません。あまり株価が伸び悩むようだと、警戒が必要になるかも知れません(ハイテク株はインフレに弱い)。当面、この上値抵抗ライン抜けを注目するところでしょう。

28日の米国市場
ニューヨークダウ 1万858ドル14セント +46ドル10セント(0.43%)

NASDAQ総合指数  2379.59ポイント +9.82ポイント (0.41%)

S&P500  1147.70ポイント  +5.54ポイント (0.49%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9515円 +25円

          (円建て)  9485円 -5円

米国10年もの国債金利 2.469%  -0.062%

WTI原油  76.18ドル -0.062%

GOLD  1308.30ドル  +9.7ドル


 米国株は反発。CME日経平均株価は小幅反落して帰ってきています。円相場は、海外でドル安が進行。ニューヨーク外為市場で対ドルが83円68銭まで円高が進行。引けにかけては介入警戒感もあり83円90銭台に軟化して終了。対ユーロはドル安の影響をうけ114円02銭に軟化して終わっています。ただ、国内に帰ってからは対ドルが83円80銭台、対ユーロが113円80銭台と海外に比べ円高がやや進行しています。外部環境からは、やや弱含みの展開が予想されますが、今日の焦点は寄り付き前に発表される9月の日銀短観。事前予想は強気のものが多いようですが、焦点は輸出企業の採算レートがどの程度下げっているかなど、内容を吟味する動きになりそうです。ただ、このところ、じりじりと円の水準がきりあがっており、15日の電撃的な介入効果が薄らいでいることは懸念要因。期末接近でドレッシング的な商いから底堅い動きは予想されるものの、為替が相場の頭を押さえる構図には変化はないものと思われます。世界中のエコのミストから政策運営の稚拙さを指摘されている日銀がどの時点で政策変更に着手するか…当面は、これがかぎになりそうです、それまでは、昨日も書いたように好業績中小型株優先の相場付き…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

配当もらったら用済みの相場…資金は債券市場に還流へ
 今日から午後の部を再開いたします。体力的なものは、まだ追いついていませんが、以前から書いてきたように、この10月が今年後半戦の鍵を握ると考えていますので、ぼちぼちと書き始めます。

 さて実質下半期入りした28日の日経平均株価は、107円38銭安の9495円76銭、TOPIXは6.65ポイント安の842.65と、ともに反落して終わりました。出来高概算は13億6764万株、売買代金は9908億円と1兆円を割り込む閑散商いになりました。今日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは111、RSIは57、25日線かい離はプラス2.8%でした。今日現在の25日線は9233円と前日から13円の上昇。

 実質下半期入りした今日の相場ですが、昨日の権利・配当取りに絡む買いの処分売りがでたほか、円相場が堅調に推移したことから全般に冴えない動きになりました。明日の日銀短観発表(今日の朝の書き込みは日付が間違っていました。ご容赦)を前に見送り気分の強い展開でしたが、GLOBEX米国株先物市場でニューヨークダウがが一時50ドル以上下落したことや、他のアジア市場が軟調に推移したことから弱気が台頭。先物市場にまとまった売りが出され、裁定解消売りが出たこと(国内大手証券の先物買い手口から…)から日経平均は軟化。引けにかけ下落幅を拡大して終わっています。

 また、この日は、米国債券市場が急伸(金利は低下)したことや日銀の追加的な金融緩和を期待した債券買いが増加。10年債金利は、前日比0.035%低下し0.960%と、再び1%を大きく割り込んできました。今日は、債券先物も8月31日以来の143円05銭の上昇。これにともなう「債券先物買い・株先物売り」のロング・ショートポジションも組まれ、株の下落につながったようです。ただ、重要な経済指標の発表を控え売り仕掛けを行うような動きもなく、日経平均の終日値幅が82円にとどまったように、全般的には膠着感を強めた展開だったように思われます。

 金価格の上昇を手がかりに都市鉱山関連の松田産業が買われたほか、東邦チタニゥム、大阪チタニウムなど金属関連もしっかり。日銀の追加的な金融緩和を期待して不動産株も買われるなど、配当落ち分の63円を除いても、しっかりした相場だったことが分かります。

 さて、海外株が下落トレンドを脱し、軒並み4月の戻り高値に迫る中、日本株はいまだに高値と安値が切り下がる下降トレンド内を動いています。当面、7月14日につけた戻り高値9807円(ザラ場ベース)更新が、上昇トレンド転換のポイントになりますが、依然、26週線と52週線がともに下落トレンドにあり戻りの頭を圧迫。特に、26週線が9818円どころにあることから、7月14日高値の更新を難しくしています。ただ、以前から、今週は13週線の動きが焦点になる…としましたが、昨日の13週線の位置は9391円と前週末の9360円から上昇に転換してきました。今後、上昇に転じる予想で、このラインが下値支持線となり、指数的には底堅い動きが予想されます。ただ、下落中の26週、52週線があることから、当面、狭いレンジの動きになりそうです。26週、52週線の改善を待つと日柄が必要になりますので、そろそろ、日銀がやけくその通貨供給量の増加に乗り出すか、菅政権がウルトラCの景気対策を打ち出してくれるか…など、「ビッグサプライズ」が飛び出し、株価が急騰。日柄を短縮してくれることを期待したいところですが、期待するほうが無理でしょうかね~。

 まあ、このブログでも米国のハイテク株やインドネシアやバングラディッシュなどの新興国株を買うか、好業績の中小型株でも買っといたほうが良いとし、指数を云々しても仕方がないと書いてきましたが、やはり、海外株は堅調に推移していますし、小型好業績株もいまだに右肩上がりを続けているものが増えています。株式レポートでも小型株を優先して注目し、日本調剤やシミック、アンリツなどが上昇していますが、大型物はいずれも冴えない結果に終わっています。もしビッグサプライズが出なければ、主力株の調整期間は益々長くなることも予想され。今後、小型材料株が見直されてくることになりそうです。特に、来月中旬は、11月末に決算を控えるヘッジファンドの解約45日ルールの該当日に当たってくるため、インデックス銘柄には風当たりが強まるかもしれません。主力株についてはあまり期待しないほうがいいのかもしれませんね。

 とにかく、今日の朝も書きましたが米国では「ウィンテル」がともに沈み、アップルやクラウドコンピューティングサービスのアカマイなどが過去最高値にあるなど地すべり的な変化がおき始めています。日本では、まだこの評価は定まっていませんが、いずれ、日本でも関連株が賑ってくるはず…。ここは、成長性に重点をおいてじっくり銘柄を攻めるところ。米国中間選挙の2ヶ月前とその後の半年は株価が高いというアノマリーがあるといいますが、今回は果たしてどうか…。主力株は日経平均が7月14日高値を上回ってから考えたらいいのでは?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

テクニカルな抵抗線で押さえこまれた米国株…ドル高も嫌気
 おはようございます。入院のごたごたで中断しておりました午後の書き込みを今日から再開いたします。よかったら、覗いてみてください。

 さて、昨日の米国株は、最近の相場が急ピッチ過ぎるとの見方から利食い売りが優勢となり反落してのスタートになりました。この日発表された8月シカゴ連銀全米活動指数の改定値が下方修正、9月ダラス連銀製造業活動指数が前月のマイナス13.5から同17.3に悪化したことも警戒感を強める材料になったようです。ただ、この日もM&A関連の材料が続出。小売大手ウォルマートが南アフリカの流通大手マスマートを、サウス・ウエスト航空が同業のエアトランを、英国日用品大手ユニリーバがヘアケア商品大手アルバート・カルパーをそれぞれ買収することを手がかりにM&A関連に人気が波及。一時、ニューヨークダウは先週末比プラス圏に浮上する場面もありました。ただ、格付け会社がアイルランド債券の格下げを実施したことを嫌気。引けにかけ売りが優勢となり、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比1億4823万株減の9億1926万株と低水準の商いが継続。騰落状況は値上がり1280、値下がり1706でした。

 この日は、M&A関連が人気化したほか、投資雑誌バロンズが買い推奨した家電大手ベストバイなどが個別にしっかりに推移したものの、シティやJPモルガンチェース、バンクオブアメリカなど金融株の不振が目立っています。また、以前から「ドル安は株高…」としてきましたが、この日ドルインデックスは0.03ポイント上昇。これを映しボーイング、GE、キャタピラーなど主力輸出企業が下落していました。また、追加的な金融緩和観測が強く、この日も債券が人気化。10年もの国債金利は前週末比0.0754%低下し2.5314%で終わっています。

 先週末の書き込みでニューヨークダウは6月、8月の各高値を結ぶ上値抵抗ラインに到達。今週は一気に上抜いてさらに上昇するか、この抵抗ラインで抑えこまれるか…の見極めが焦点、としました。昨日は終日このライン付近で推移。突破する勢いがないと見た目先筋が利食い売りを優先したものと思われます。期末にかけ堅調に推移するものと思われますが、10月に入ると、解約に関する45日ルールなどからヘッジファンドの決算対策売りも予想されることから、早期にこの抵抗ラインの突破が望まれます。直近のレポートでも振れましたが、半導体大手インテルとパソコンの世界を席巻したマイクロソフトの株価が右肩下がりになるなど、ハイテクの世界でも地すべり的な変化が起きていることには注意しなければいけません。

27日の米国株 
ニューヨークダウ 1万812ドル04セント -46ドル22セント (0.44%)

NASDAQ総合指数 2369.77ポイント -11.45ポイント (0.48%)

S&P500  1142.16ポイント  -6.51ポイント (0.57%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9555円 +15円

          (円建て)  9510円 -30円

米国10年もの国債金利  2.5214% -0.0754%

WTI原油  76.52ドル +0.03ドル

GOLD 1298.6ドル +0.5ドル ←銀価格が過去30年来の高値に上昇


 米国株は反落。CME日経平均先物もやや軟化して帰ってきました。円相場は海外でやや円高になった流れを受け、国内では対ドルが84円20銭台、対ユーロが113円20銭台とやや円高気味の取引になっています。今日の、日本株は昨日が月内最終受け渡しで配当・権利取りの動きから堅調に推移したものの、海外株安や昨日買われた反動から弱含みの動きが予想されます。ただ、中間期末を控え期末の評価上げを狙ったドレッシングの動きに堅調に推移することが予想され、全般には小動きに推移しそうです。10月1日8時50分に発表される日銀短観の内容と企業の輸出採算レートなどを見極めたいとのムードが強まり手控えの動きになりそうです。当面、小型好業績株を中心にした流れが続きそうです。米国株の動きを反映し、国内クラウドコンピューターサービス関連の見直しが始まるか…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株はドルの安値更新を好感して急反発しもどり高値更新。
 おはようございます。

 昨日の米国株は、IFOドイツ業況指数の予想外の上昇を受け欧州株が反発したことや、8月の耐久財受注がコア部分で予想を上回る増加をしめしたことなどを好感。反発してのスタートになりました。特に、IFO業況指数の上昇を受けユーロが買われドルが下落したことを好感。GE、ボーイング、キャタピラーなど輸出関連株が買われたほか、ヒューレッド・パッカードが業績増額修正、スポーツ用品大手ナイキが6-8月期決算でEPSが予想を上回ったこと、住宅大手KBホームの決算で赤字幅が縮小したことなどから買われるなど、景気敏感株が幅広く物色され、米国株はほぼ終日上昇。結局、主力3指数は急反発し、ニューヨークダウは今月21日につけた戻り高値1万833ドルを大幅に上回り、4ヶ月ぶりの高値で終わってきました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億1955万株増の10億6748万株。騰落状況は、値上がり2510、値下がり540と値上がり数が大幅に上回りました。

 この日発表された8月耐久財受注は1.3%の減少。市場予想の1.0%減を上回りました。ただ、変動が大きい輸送機器を除くコアの指数は2.0%増。市場予想の1.0%増を大幅に上回り、米国景気の底堅さを示す内容となりました。また、設備投資の先行きを示す航空機を除く非国防資本財受注は、前月大きく落ち込んだ反動から4.1%の増加に点いています。

 ニューヨークダウは昨日も書きましたように、8月初旬に形成したテーブルをポイントに急反発に転じました。ただ、耐久財受注の内容だけで上昇したにしては上昇幅が大きすぎる感じがします。上昇株の内容を見ると輸出関連や輸出比率の大きいハイテク株の上げが目立ちますが、この日主要通貨に対するドルインデックスが今年2月初旬以来のドル安水準に低下したことを好感したものと思われます。一方、IFOドイツ業況指数の上昇を映し、ユーロは上昇。欧州株が上げ幅を圧縮したことと好対照を成しています。ドル安の流れは6月初旬以来4ヶ月近く続いていますが、一方で金価格が過去最高値を更新したほか、小麦やコーンなど穀物価格、アルミや銅など非鉄市況の上昇も目立ってきました。ドル安が輸出に貢献するという前向きな見方から、何時、ドル危機につながるのか…。米国も危ない橋を渡っていることに変わりはありません。実物資産の見直しが始まっていることには注意が必要です。(まだ先の話とは思いますが…)
 とりあえず、ニューヨークダウは6月高値、8月高値を結ぶ抵抗ラインをわずかに上回ってきました。明確に上抜けし、5月の戻り高値を更新できるかどうか。来週のポイントになりそうです。

24日の米国市場
ニューヨークダウ 1万860ドル28セント +197ドル84セント (1.86%)

NASDAQ総合指数  2381.22ポイント +54.14ポイント (2.33%)

S&P500  1148.67ポイント +23.84ポイント (2.12%)

CME日経平均先物 (ドル建て)  9545円 +145円

          (円建て)  9500  +100円

米国10年もの国債金利 2.6068% +0.0567% ←今後の動きに注意

WTI原油  76.49ドル +1.31ドル

GOLD  1298.10ドル +1.8ドル ←一時、史上最高値1301.60ドル
 

 米国株は大幅反発。CME日経平均先物は、9500円台を回復して帰ってきました。円相場は対ユーロがドイツ景気指標の好調からユーロが買われ、1ユーロ113円50銭台に軟化したものの、対ドルではドルが主要通貨に対して売られた流れを受け、84円10銭台に上昇して終わっています。昨日は、為替市場で円安介入があったようですが、円安が持続しなかったことや対中関係の悪化などを嫌気。先物中心に売られ続落して終わっています。週明けは、CME先物高や領海侵犯の中国船船長が超法規的措置で釈放されたことなどから、堅調に始まりそうですが、円高懸念がぬぐえないことから上げ幅も限定的なものになりそうです。また、日本が再び超法規的措置で政治的な解決を図ったことに、アジア諸国諸国の失望感は大きく、今後、日本の政治的な信頼感に大きな傷を残すことになりそうです。世界は、すでにパワーゲーム段階に入っており、現内閣の事なかれ主義ではとても対処できない状態になっています。今回の解決の仕方には、圧倒的な国民の不満が残っており、政権の基盤を揺るがすことにもなりかねません。政局不安が高まり、益々、海外投資家の足が遠のくことになりそうです。今の日本を立て直す政治家はいないのでしょうか…。まあ、こんな気持ちになっていることが、最悪局面なのかも知れませんが…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は過熱感の解消相場…欧州景気にはドル安の影響も?
 おはようございます。

 昨日の米国株は、欧州の景気指標の悪化や予想を上回る新規失業保険申請件数の増加を嫌気し、軟調なスタートになりました。中古住宅販売や景気先行指数が予想を上回る数字を出し、一時、前日比プラス圏に浮上する場面はあったものの、大手銀行による「ブッシュ減税が延長されない場合、来年前半の経済成長はほとんど打ち消される…」との見通しが示されると、再び景気先行き懸念が台頭。引けにかけ値を崩して終わっています。不動産、銀行、保険など金融緩和期待で買われた業種が軟調に推移する一方、ハイテク株が堅調に推移。テキサスインスツルメント、AMDなどが買われ、全般が軟調に推移するなか、ハイテク株の指標であるフィラデルフィア半導体株指数はプラスで終わっています。
 ただ、全般的には利食い売りが先行。結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比539万株減の9億4794万株。騰落状況は、値上がり899、値下がり2103と値下がり数が大幅に上回っています。

 この日発表された新規失業保険申請件数(~18日)は、46万5000件。市場予想の45万件を上回り、前週比で1万2000件増加しました。トレンドをみる4週移動平均は前週比3250件減の46万3250件。11日現在の受給者総数は前週比4万8000件減の448万9000件と、トレンド的には減少傾向が続いています。
 また同日発表の9月ユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.8。市場予想の55.7、前月水準の56.2をともに下回りました。このうち、ドイツのPMIが前月の58.4から54.8に、フランスが同59.5から58.5にそれぞれ低下していますが、最近のドル下落にともなうユーロ高が景況感の悪化につながっている可能性があります。

 ニューヨークダウは想定どおり、短期の調整パターンに入ってきました。26週移動平均線付近を下値目処と考えていますが、目先、9月初旬の1万640ドル~690ドルの持ち合い局面という下値抵抗ゾーンに差し掛かっており、反応が注目されます。ただ、依然テクニカル面の過熱指数は残ったままですので、よほど大きなサプライズでも無いかぎり、このポイントから反発はしにくいのでは無いでしょうか。当面、過熱感の解消待ちというところでしょうか…。

23日の米国市場
ニューヨークダウ  1万662ドル42セント -76ドル89セント (0.72%)

NASDAQ総合指数 2327.08ポイント -7.47ポイント (0.32%)

S&P500  1124.83ポイント  -9.45ポイント (0.83%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9410円 -110円

         (円建て)  9365円  -155円

米国10年もの国債金利 2.5511% -0.0036%

WTI原油  75.18ドル  +0.48ドル

GOLD   1296.3ドル +3.6ドル ←過去最高値


 米国株は続落。CME日経平均先物も一昨日の大証先物終値を155円下回り9300円台で帰ってきました。円相場は、米国の景況感の悪化や株安を受け、ニューヨーク外為市場で一時84円26銭まで買われたあと、介入警戒感からやや下落し、84円30銭台、対ユーロもユーロ圏PMI指数の低下を受け、円が買われ112円10銭台に上昇しています。国内に入ってからは対ドルが84円50銭付近、対ユーロが112円50銭付近とともに海外市場より下落して始まってます。今日は、飛び石連休のはざ間にあたり、手控え気分が強まりそうですが、海外先物安から先物リードで軟調な展開が予想されます。尖閣諸島での中国漁船との衝突問題が通関手続きの意図的な遅延やレアアースの輸出停止など経済問題へと波及しつつあることも懸念材料。目先的に、手詰まり感が強まるなか、先物や裁定解消売りの影響が強まる恐れもあります。中国のこれ以上のごり押しに対しては、対岸の火事では済まされない利害関係国も多く、批判が強まりそうで、中国としても落としどころが難しくなりそうです。今回の問題の処理については、東南アジア諸国の関心も高く、処理の仕方によっては日本の評価を上げる大きなチャンスにもなりそうです。安易な解決だけはしないでほしいところです。目先は様子見…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は予想通りの調整…ファンダメンタルの悪化ではなくテクニカルな調整?
おはようございます。今日は早朝からの雷雨で停電が続き、書き込みが遅れました。

 さて、一昨日のFOMC声明文の影響が尾を引き、ドルが売られ、金や債券が買われるなど、投資資金が安全資産を求めて右往左往しています。ただ、金にしても債券にしても、単純に逃避先として選択されているものの、一歩間違えば過大なリスクを背負う水準にあり、何かあると流れが大きく変わる可能性を秘めています。先進国であふれ出した資金が次にどこへ向かうのか…金融市場は「きっかけ」待ちの状態にあるといえそうです。

 昨日の米国株は、FOMC声明文を受け、追加的な緩和期待から高く始まりました。一時、前日に続き1万800ドルの大台を回復する動きもありましたが、この日発表された住宅価格指数(7月)が2ヶ月連続して下落したことを嫌気したことや緩和期待はあらかた織り込まれていた、として利食い売りが増加。ドル安回避として金や債券に乗り換える動きも強まり、引けにかけ値を消し、結局、主力3指数とも下落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比9437万株減の9億5306万株。騰落状況は、値上がり1126、値下がり1873と値下がり数が上回っています。

 この日は主要な経済指標の発表も無く、前日のFOMC声明文の内容を改めて織り込む動きとなりました。追加緩和の可能性は、景況感の引き下げにつながるとして、景気敏感株を中心に利食いが増加。また、前日引け後に発表されたパソコンソフト大手、アドビシステムズの弱気の業績見通しを受け、同社株が15%急落したことをうけ、マイクロソフトなど前日までに買われたハイテク株も売られました。また、ドイツ銀行が、ゴールドマンザックスとモルガンスタンレーの業績見通しを引き下げたことも金融株全般の足を引っ張りました。一方、金価格がこの日も市場最高値を更新。1オンス1300ドルに近づいた事を受け、フリーポートマクモランやアルコアなど素材、資源株が上昇しています。

 この日の米国株は前日の書き込みでも指摘しましたように、調整含みで終わりました。景況感の悪化を指摘する向きもありますが、ここは、モメンタム指数の加熱やチャート的な抵抗線への接近などテクニカルな要因に基づく調整と見たほうがよさそうです。調整幅については昨日の書き込みどおり、26週移動平均線程度と思われます。また、昨日の為替市場でドルは1ユーロ1.34ドル台へと5ヶ月ぶりの水準に軟化しており、今後、ハイテク株や輸出株に関し業績増額修正が期待されることも押し目を限定的なものにしてきそうです。目先は指数の加熱解消待ちというところでしょうか。

23日の米国市場
ニューヨークダウ  1万739ドル31セント -21ドル72セント(0.20%)

NASDAQ総合指数  2334.55ポイント -14.80ポイント (0.63%)

S&P500  1134.28ポイント -5.50ポイント (0.48%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9475円  -45円

         (円建て) 9430円  -90円

米国10年もの国債金利  2.5547%  -0.0216%

WTI原油  74.71ドル  -0.26ドル

GOLD  1292.10ドル  +17.80ドル
 

 米国株は下落。CME日経平均先物は、大証先物比90円安の9430円で帰ってきました。円相場は、FOMC声明文での追加緩和観測を受けドルが売られた流れを受け、ニューヨーク外為市場で1ドル84円27銭まであった後、介入警戒感からやや値を戻し84円40銭台の終わりになっています。また、ユーロ相場についてはドルが5ヶ月ぶり安値に売り込まれた流れを受け、113円20銭台とやや円安に振れています。今日は「秋分の日」で市場は休みになりますが、今晩の為替や米国市場に大きな変化が無い場合、明日の相場環境には逆風になりそうです。ただ、日銀が銀行への問い合わせを実施しているほか、菅首相が「一段の円安を期待する」発言を行っていることから、さらに円高が進む懸念は少なく、株価の調整も小幅なものにとどまりそうです。ドル建て日経平均が強含みに推移。強気パターン入りしていることを評価する向きもありますが、やはり問題は国内投資家の動向。当面、7月14日高値9807円抜けを達成してからがポイントに。業績増額修正が期待できる米国と異なり、日本企業には減額修正懸念が付きまとうのが難点。昨日の日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは113、RSIは73、25日線かい離はプラス4%…。

 また、雷雨がひどくなってきました。停電する前に書き込みを終わります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

材料出尽くしで高安まちまちの展開…テクニカル要因での調整で問題なし
 おはようございます。 昨晩は、まだ体調が回復せず書き込みができませんでした。しばらくは、体調次第となりますので、ご迷惑をおかけしますが、良かったら覗いてみてください。

 さて、昨日の米国株は、FOMC(公開市場委員会)の結果待ちのムードが強く、前日引け値付近での始まりとなりました。8月の住宅着工件数が市場予想を上回り、住宅関連が買われる場面がありましたが、結果発表までは前日引け値をはさみ小動きの展開を続けていました。発表近くに、景気の下方修正が行われるのでは…との観測が出て、一時40ドル近く下落する局面がありましたが、開催後に発表された声明文で、「必要に応じ追加緩和を行う用意がある…」と示されたことを好感。ニューヨークダウはこの日の安値1万717ドルから1万833ドルまで一気に116ドルの棒上げを演じました。ただ、テクニカルな過熱感が目立っていたことや、声明文の内容は事前に織り込んでいたことから材料出尽くし感が台頭。引けにかけて利食い売りが増加し上昇幅を圧縮。結局、ニューヨークダウは小幅続伸(5立会日連続)したものの、NASDAQ総合指数とS&P500は小幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比9259万株増の10億4736万株。騰落状況は、値上がり1063、値下がり1900と、下落銘柄の方が多くなっています。

 この日発表されたFOMC声明文で、FRBは、景況感に関して「生産や雇用回復のベースが鈍化している…」と前回声明文の判断を継続し、現行の金融政策を継続することを示しています。また、インフレに関しては「雇用や物価の安定を最大限にする上で、適正と考えている水準を下回っている」とし、デフレの懸念を示唆しています。全般的に前回の内容を踏襲する内容になったものの、企業の設備投資に関し、「勢いが鈍化した…」と下方修正したことが目立っています。同声明文の発表を受け、金利の先高感は一掃され、金利先物市場では来年11月くらい前は利上げは無いと予想。債券市場では、10年債金利が前日の2.7%台から2.5%台に急低下。為替市場でも主要通貨に対しドルが下落。今日の日本株への影響が懸念されます。

 この日は、追加緩和を事前に織り込んでいた…とし、不動産や金融株が売られる一方、運輸、ヘルスケア機器・サービスが上昇。個別ではキャタピラーが大幅高しダウの水準を引き上げました。また、インテルやアップルなどハイテク株も堅調に推移していました。

 昨日の米国株は材料で尽くし感から引けにかけ値を崩して終わりましたが、昨日も指摘しましたように、ニューヨークダウは、RSIが68%、25日線かい離が4.7%台に拡大するなどテクニカル面での過熱感が目立っていました。また、前日段階でボリンジャーバンドの+2σの抵抗線に達していたほか、この日は6月、8月の各高値を結ぶ上値抵抗ラインに達していたことも、利食い売りを増やすきっかけになったようです。8月高値を抜いたことで、ここでの一服は当然の動き…。昨日も書いたように、当面は26週線までの小幅調整があるかもしれません。当面、一段高には先ほど指摘した6月、8月高値を結んだ抵抗ライン抜けがポイント。

 21日の米国市場
ニューヨークダウ 1万761ドル03セント +7ドル41セント高(0.07%)

NASDAQ総合指数 2349.35ポイント -6.48ポイント (0.28%)

S&P500  1139.78ポイント -2.92ポイント (0.26%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9575円 +45円

          (円建て)  9525円 -5円

米国10年もの国債金利 2.5763% -0.1282%

WTI原油  73.52ドル -1.34ドル

GOLD  1274,30ドル -6.50ドル →時間外取引で1290.4ドルの最高値更新


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物も小動きの展開。円相場は、FOMCの声明文を受けドルが軟化。海外市場で一時対ドル相場が84円台をつけています。国内に帰ってからは対ドルが85円10銭台、対ユーロが112円80銭台の取引になっていますが、今日は、久しぶりに対ドルでの円高が市場を圧迫しそうです。
 昨日の先物手口で、日本株売り仕掛けをしている欧州筋が再びまとまった売り手口を見せていたほか、国内大手証券の売り手口も目立ちましたが、こちらは「先物売り、現物買い」の裁定取引によるものと見られ、今日の為替動向次第では裁定解消売りが市場圧迫要因になる可能性も…。「債券先物買い・株先物売り」の仕掛けも今日の懸念材料。
 日本株については、依然、高値安値が切り下がる下降トレンドを抜けきっておらず、当面は、小幅な値幅取りを前提にした回転商い徹するしかなさそうです。ちなみに、昨日段階での日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは113、RSIは77、25日線乖離は+4.5%…。あまり強気できる数字でもないように思いますが…。そういえば明日は秋分の日で休日。おまけに満月で相場の変化日にも当たっていますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ニューヨーク株4日続伸…昨日のハイライトはNASDAQの6月高値更新!
 おはようございます。

 3週間ぶりの復活です。胃を3分の2もなくしてしまいました。現在、リハビリ中ですが、毎日食事と格闘しています。まだ、毎日の更新には不安はありますが、株式レポートも再開しましたので、今日からブログも始めたいと思います。手術前に多くの暖かい励ましのメールをいただきありがとうございました。

 さて、「ドル安は米国株高…」のセオリーどおりに米国株の堅調振りが目立ってきました。昨日の、米国株は21日に開催されるFOMC(公開市場委員会)で、一段の金融緩和が期待できるとして買いが先行。最近の相場の強さに刺激された買戻しも増加。ニューヨークダウは4日続伸して始まりました。追加的な金融緩和を期待し、不動産株やAMEXに代表される各種金融株が買われたほか、この日も、IBMとデータベース分析システムのテネッツアが買収で合意したと伝えられ、M&A人気が再燃。買いはアップルやデル、グーグルなどハイテク関連にも波及。ほぼ終日上げ歩調となり、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高はクアドルプル・ウイッチング(オプション・先物などの清算日)があった先週末に比べ、9億187万株減の9億5477万株と引き続き低調な商い。騰落状況は、値上がり2478、値下がり553でした。

 この日は、米国の景気状況を判定する全米経済研究所(NBER)が、リーマンショックに端を発する景気後退が2007年12月からはじまり、2009年6月まで18ヶ月間続き、その後、回復過程に入った…と景気の底打ち宣言を行っています。戦後最長の景気後退だったことが判明しました。市場もこれを好感し、アパレルなど消費関連が買われたものの、同宣言はあくまでも象徴的なものに過ぎず、このことが、今後も景気回復が持続する根拠にはならないとして、市場の反応は限定的なものになりました。

 この日、ニューヨークダウは高値1万774ドルをつけ、8月のいザラ場戻り高値1万755ドル(8月9日)を抜いてきました。一段と強気相場に入ったことになりますが、新値更新後は一服するのがこれまでのパターン。テクニカル面でもサイコロは10勝2敗、RSIは警戒ラインの70%に接近。25日線かい離も4%に達しています。FOMCへの期待感が先行しすぎているところもあり、目先は警戒が必要かもしれません。ただ、日本と異なり13週、26週、52週の中期線はいずれも上向きに転じているほか、一年先の業績見通しを基準にしたPERは12倍台と現在の14倍台を」下回り利益成長が見込めることから押し目は限定的。先週突破した26週線程度までしか無いかもしれません。
 
 それよりも昨日の動きで注目されるのはNASDAQ総合指数の動き。8月の戻り高値を昨日更新し、8月末にかけての調整が2番底だったことが確定しました。また、上昇トレンド入りを確認する6月高値をこの日更新。ニューヨークダウに約1ヶ月遅れて上昇トレンドへの復帰を確認しています。株式レポートでも、米国NASDAQ市場の動きが注目される…としてきましたが、クラウドコンピューティングサービスなど通信分野の成長が加速。成長機会を求めて大手企業による関連企業の囲い込みが始まっています。この動きは、今後、軍需産業へも広がりを見せるなど、ハイテク企業の再編につながる可能性も秘めています。インフレ懸念が後退したこともハイテク株にはプラス。今後、NASDAQ総合指数の指標性が高まりそうです。

GOLD  1280.80ドル +3.3ドル ←過去最高値
  
20日の米国市場
ニューヨークダウ  1万753ドル62セント +145ドル77セント(1.37%)

NASDAQ総合指数  2355.83ポイント +40.22ポイント (1.94%)

S&P500  1142.71ポイント +17.12ポイント (1.52%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9715円 +145円

          (円建て) 9675円 +105円

米国10年もの国債金利  2.7045% -0.0382%

WTI原油  74.86ドル +1.20ドル

GOLD 1280.80ドル +3.3ドル



 米国株は4立会い日続伸、CME日経平均も週末の大証先物終値を105円上回って帰ってきました。円相場は、米国株上昇によるリスク指向の復活から、円を売る動きも強まり、海外でやや円安気味に推移。国内に入っても対ドルが85円70銭台、対ユーロが片足112円台に乗せる動きとなっており、相場環境から足を引っ張る材料はなくしっかりの展開が予想されます。対中関係の悪化が気になるところで、投機筋が売り仕掛けを試みることも予想されますが、全般的に輸出ハイテク株を中心に回転商いが強まりそうです。安定状態を取り戻したバルチック海運指数を移した海運株、金価格の最高値更新を受けた産金株、都市鉱山関連にも注目。また、中間配当取りを狙った買いも活発化しそうです。米国株の動きが焦点になりますので、GLOBEX米国株先物の動きを見ながらの展開に…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ