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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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円高進行と介入警戒で小動きの展開
 7日木曜日の日経平均株価は、6円62銭安の9691円43銭と3日ぶりに反落したものの、TOPIXは1.56ポイント高の846.66と3日続伸して終わりました。出来高概算は、21億9181万株、売買代金は1兆4225億円と、ともに前日比で急減しています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは102、RSIは64、25日線かい離は3.7%と、相場的には一番おいしいところに来ています。また、今日の終値での日経平均25日線は9350円…と、上昇傾向継続中。

★売り買いとも手控えられ小動きの展開
 今日は、米国株が高安まちまちとなったものの、円相場が82円台に円高が進行して帰ってきたことを嫌気。売り先行でスタートしました。円がじわじわ水準を切り上げたものの、介入を警戒して、積極的に売り崩そうという動きは無く、全般的に小動きの展開になりました。一時、明日のオプションSQを控え、売りポジションの踏み上げを狙った先物買いから、9月21日につけた直近高値を上回る場面がありました。ただ、海外でスイスフランが対ドルでの高値を更新するなど、ドルを売り込む動きが強まるとともに、先物にも売り仕掛けが入り始め、昨日、まとまった買戻しを入れた欧州投機筋(商品投資顧問?)が、再び、まとまった売りを入れるなど、先物売りが強まり、日経平均は小幅に反落して終わっています。日経平均の終日値幅は、67円にとどまっており、先物市場の売り崩しに現物市場が抵抗したことが分かります。日経平均はマイナスで終わったものの、騰落状況は値上がり980、値下がり520と、値上がり数が大幅に上回っており、全般が底堅く推移したことが分かります。

★指数の動きをよそに政策関連や売り込み株は堅調
 業種別の騰落状況を見ても、全33業種中、鉱業や海運など国際商品市況に関連した業界、前日に続き日銀の政策変更を受けた不動産などが買われたほか、このところ売り込まれてきた小売や証券、銀行など20業種が上昇。米国のハイテク株の格下げや円高の進行を嫌気し、輸送用機器や電気機器、機械など13業種が売られました。個別にも、政府のエコ住宅補助に関連した三晃金属が値を飛ばすなど、個別の材料株を物色しようという動きも強まっています。個人投資家の買い意欲はじょじょに強まってきたようですが、このところ書いていますように、日銀の大幅な政策変更というサプライズがあったにもかかわらず、投機筋の売りポジションの解消は少しずつしか進んでいないように思われます。

★円高進行で日本株の売りポジションを崩していない投機筋の巻き返しを懸念
 もともと、円高進行によって日本経済が弱含む…というのが売りの根拠でしたので、実際に円高が進行している以上、ポジションの解消はできないというのが本音でしょう。実際、シカゴIMM通貨先物市場のドル売りポジションは、対ユーロで3万枚の増加。対円でも5000枚増加するなど、投機筋がドル売りの手を緩める気配はありません。今日、株式市場の引け後に、円高が進行し82円20銭台をつけたのも、明日からのG7会合を控え介入はないとして、円買いを進めたののでしょう。直近号の、レポートでも、今回のヘッジファンドの攻勢は、運用成果が上がっていないだけに、レバレッジを通常以上にかけており、間単には引き下がらない…と書いてきましたが、どうやら心配していた状況になってきました。

★輸出刺激と財政資金調達の微妙なバランス上にあるドル安
 今日は、外資系証券の1ドル80円説のレポートがでたことが、円買いの要因になっていたようですが、基本はドルの全面安。あまりのドル安に、EUや韓国など輸出に活路を見出そうとしている国が、国際的な通貨調整を主張し始めました。また、ガイトナー米国財務長官も、通貨切り下げ競争に警鐘を鳴らし始めています。米国のドル安政策が、輸出刺激と財政資金調達リスクの間で微妙なバランスを取りながら行われていることは確か。もし、行き過ぎたドル安で、国債消化ができなくなれば、金利が上昇に向かい、景気対策どころではなくなってきます。今日のGLOBEX市場の動きを見る限り、今日のドル全面安に対し、株価の反応は無いようですが、昨日から、インフレに弱いNASDAQ市場がニューヨークダウと異なる動きをしたことには注意が必要です。

 日銀の金融政策の変更については、すでに解説していますが、欧米に続き、日本が通貨供給の増加に参加。中国も輪転機を廻しまくって通貨供給を増やしているのに、日欧米から新たな資金が流入してくる…。世界的な過剰流動性相場が再スタートしそうな感じです。しつこい不動産株やリートの上昇がその走りを思わせます。

★次の関門26週線に近づいた日経平均…下値圧力に勝てるか
 さて、先行きの話はさておいて、日経平均はとりあえず直近高値(9月21日9707円)を抜いてきました以前から書いてきた下降相場最後の戻り高値9807円抜けはまだおあずけ状態ですが、とりあえず第一関門は今日通過したといえます。ただ、当面の上値圧迫線としてきた日経平均の26週移動平均線は9752円に接近。いよいよ大きな関門に直面することになります。下値については、25日線(9350円)13週線(9384円)が上向きに転じて下値を支えていますので、心配はありませんが、当面、狭いレンジの動きに移行するかもしれません。

 あまり指数を見すぎるとつい弱気になってしまいますが、今日の相場を見ても、好取組銘柄や材料株は個別にしっかりした動きをしています。米国でハイテク株への弱気が増えていることは気になりますが、当面、個別の材料株は上値慕いの動きを強めることになりそうです。ヘッジファンドや商品投資顧問の連中が日本株の売りポジションを生かし、さらに攻めに転じてくるか…。45日ルールの期日になる来週末まで、まだ気を緩めることはできないようです。

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資源、素材価格の上昇に支えられニューヨークダウは続伸…NASDAQは格下げ続き反落
 おはようございます。昨日は、食後に、また、ダンピング症状がでてしまい、書き込みができませんでした。一日に6回も食べていると、何かの拍子でおかしくなるようです。会員の方からも親切なアドバイスをいただきますが、何しろ人生始まって以来、初めてのことですから、つい、矩を超えてしまうことがあるようです。今しばらくは、御容赦いただきますように…。

 さて、昨日の米国株は、前日急伸した地合を受け、高寄りしてスタート。ただ、高値警戒感から前日引け値付近でもみ合ううち、週末発表の雇用統計の先行指標となる給与計算サービスADPの全米雇用報告(9月)が発表され、民間企業の雇用者数が市場の増加予想に反し、減少になったことが伝わると、売り物が増加。IMF(国際通貨基金)が、米国の成長率予想を従来の3.3%増から2.6%に大幅下方修正したことも嫌気され、ニューヨークダウは、一時、前日引け値付近まで売られる局面もありました。ただ、この日も金や銅、原油などが上昇したこともあり、素材や資源株が買われたほか、最近のドル安による輸出株の業績増額修正期待も強く、引けにかけ値を戻し、ニューヨークダウは小幅続伸して終わりました。
 ただ、NADSDAQ市場は、最近人気化していたクラウドコンピューティングサービスやデータストレージ関連への投資判断の引き下げがありハイテク株全般が下落したことから、反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億5877万株。騰落状況は、値上がり1399、値下がり1574と、指数の動きとは別に値下がり数が上回っています。

 この日発表されたADP全米雇用報告で民間企業の雇用者数は3万9000人の減少。市場予想の2万4000人増を大幅に下回り、明日夜発表される雇用統計への懸念を強めました。ただ、8月の数字は1万人の減少から、1万人の増加に上方修正されています。これにより、市場は、追加緩和期待が益々高まったものとして、底堅い動きになっています。

 この日は、最近人気化したハイテク関連株が売られたことから、NASDAQが下落しています。一方、ECB(欧州中央銀行)やFRBの市場への資金供給に加え、日銀も通貨供給贈に踏み切ったことから、世界的に過剰流動性相場期待が強まり、国際商品価格が上昇を始めており、一部には、インフレの芽が出はじめた…と見る向きも増えています。以前から、書いているようにインフレの先行指標である国際商品価格の上昇とハイテク株は逆相関で動くアノマリーがありますので、昨日の動きには注意が必要です。昨日の一部ハイテク株の投資判断下げについては、アジア市場の成長鈍化や米国内のストレージ需要の減少など特殊要因が作用していますが、ハイテク株が国際商品の上昇を嫌気しはじめた、とすれば、基調転換にもつながりかねません。また、ガイトナー財務長官やEU首脳から、最近の露骨な通貨切り下げ競争を懸念。国際会議での通貨調整の必要を唱え始めました。極端なドル安は、米国への資金流入を阻害し、財政資金の調達にも支障をきたす一方、ユーロ高のEUは、折角立ち直り始めた景気の腰を折りかねないという状況も生まれ始めています。週末の雇用統計とともに、G7会合にも注目しなければならなくなっています。

 ニューヨークダウは、昨日も指摘しましたように、小幅続伸して終わりました。昨日の安値は今年5月の高値を意識していますし、6月高値、8月高値を結んだ抵抗線(上値抵抗から、下値支持線に変化…)の支持力を試すような動きになっており、当面、このラインを中心にもみ合い、支持力の強さが確認されれば、改めて、4月高値に挑戦する動きになりそうです。目先的にニューヨークダウ優位の展開になるかもしれません。

7日の米国市場
ニューヨークダウ 1万967ドル65セント +22ドル93セント(0.21%)

NASDAQ総合指数  2380.66ポイント -19.17ポイント(0.80%)

S&P500  1159.97ポイント -0.78ポイント (0.07%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9705円 +5円

         (円建て)  9670円 -30円

米国10年もの国債金利 2.3982%  -0.08%

WTI原油  83.26ドル +0.44ドル

GOLD 1349.6ドル +9.3ドル


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、円高を嫌気し、小幅安で帰ってきています。円相場は海外で欧州のソブリンリスク問題(アイルランドの格下げなど)とADP雇用統計の悪化などから、ユーロとドルが綱引きとなり、この影響で円相場は82円75銭まで上昇した後、介入警戒から83円10銭台に軟化したものの、結局、82円90銭の終わり。対ユーロは114円67銭まで上昇後、115円64銭に軟化して終わるなど、波乱含みの相場になりました。国内に帰ってからは、対ドルが82円90銭台、対ユーロが115円50銭台の取引になっています。昨日までに日経平均は300円今日の反発になりましたが終日の値幅を見ると、円相場が高値圏で推移していることから、売りポジションをを一気に手仕舞う動きはなく、売り方も気迷い感を強めているように感じられます。今日は、円相場が82円台での取引になっていることや、米国のハイテク株が総じて売られたことから、軟調な展開が予想されます。米国で債券が急進していることも、投機筋が債券先物買い・株先物売りの仕掛けをしやすくなっています。ただ、国際商品の上昇が顕著になってきただけに、昨日に続き、金関連、資源関連、海運株(円高はマイナスだが…)、資産価格上昇期待の不動産などが注目されます。当面のポイントは9752円付近にある日経平均26週線の下落圧力をどの程度しのげるか…。引き続き、個別色の強い展開に…。

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日銀の政策変更が、FRBの追加金融緩和への角度を高めた…世界は2006年以前に回帰へ
 おはようございます。

 日銀の包括的金融政策の変更は、むしろ、日本より海外で高い評価を受けたようです。もともと、今回の金融危機は、2006年3月、米国が住宅バブルを押さえ込むため、金融引き締め転換しているときに、世界の中央銀行の反対を押し切って同年6月にゼロ金利政策を解消。続いて量的緩和措置を取りやめるなど、矢継ぎ早の引き締め措置を実施。円キャリートレードで海外に流出していた資金が日本に還流。世界中の流動性が吸収された結果、円建てで住宅を購入していた東欧諸国の住宅ローン破たんを増加させ、米国ではFRBの想定以上に急速な住宅価格の下落を招くという後遺症を残しています。今回、日銀がゼロ金利に復帰、さらに通貨供給を増やす策にでたことは、2006年以前の世界への回帰を想起させることになり、資産価格の回復にとっては非常に大きなエポックになりそうです。日銀が強引な引き締め策に転換する前の1月に日本株は高値をつけており、時間軸を無視すれば日本株にもプラスに作用してくることになりそうです。

 昨日の米国株は、日銀のゼロ金利回帰を好感。これを受け、FRBによる追加緩和期待が強まった、として、大幅に反発してスタート。この日発表されたISM非製造業業況指数(9月)が市場予想を上回ったことから、景気の先行きに期待した買いも増加。また、景況感の改善や株高を受けリスク指向が増大。ドルを売ってリスク資産を買う動きも強まり、金や原油など国債商品価格も上昇。これを受け資源エネルギー株も上げるなど、金融株からハイテク株までほぼ全面高となり、結局、主力3指数とも大幅反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億9518万株増の12億3800万株。騰落状況は、値上がり2448、値下がり561とほぼ全面高商状でした。

 この日発表されたISM非製造業業況指数(9月)は、53.2。市場予想の52.0や前月の51.5をともに上回っています。項目別に見ると、ビジネス活動指数が前月の54.4から52.8に低下。受注残が50.5から48.0に低下するなど弱さが目立つ指数もありますが、雇用が52.4から54.9に、新規受注が52.4から54.9に拡大する一方、在庫が53.5から47.0に低下し、強弱の分かれ目である50を切ったことが目立ちました。また、輸出が前月の46.5から58.0に急拡大していることも今回の特徴です。一昨日発表された製造業新規受注でも、産業機械やハイテク機器など輸出商品の受注増が目立ちましたが、非製造業でも輸出が再び50を上回り急拡大するなど、ドル安効果が産業界に広がっテいることが分かります。

 ニューヨークダウは、ほぼ全面高で急伸。上げ幅の大きさが目立ちますが、日銀の政策変更によりFRBの追加金融緩和の確率が増加したこと、それを受け、ドルインデックスが0.64ポイント(0.81%)も下落したことを好感したようです。この日の上げで、ここまで指摘してきた6月高値、8月高値を結ぶ上値抵抗ラインを突破。ニューヨークダウは新たな上昇局面へと入ってきました。上値抵抗線が下値支持線に転換することになりますが、当面、一旦上昇後、改めて、この下値支持力を試す動きがでてくるかもしれません。金融バブル崩壊の引き金を引いた日銀が政策を元に戻したことで、世界的な資産価格の回復が始まるかもしれません。

5日の米国市場
ニューヨークダウ 1万944ドル72セント +193ドル45セント(1.50%)

NASDAQ総合指数 2399.83ポイント +55.31ポイント (2.36%)

S&P500 1160.75ポイント +23.72ポイント(2.09%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9625円 +105円

         (円建て) 9600円  +80円

米国10年もの国債金利 2.472% -0.007%

WT原油  82.54ドル  +1.35%

GOLD 1341.5ドル +23.5ドル


 米国株は大幅反発。CME日経平均先物は、円が強含んだものの、9600円台を回復して帰ってきました。円相場は、ニューヨーク外為市場で、日銀のゼロ金利回帰を手がかりに一旦は84円近くまで買われたものの、その後は、材料出尽くし感やFRBの追加緩和期待からドルが軟化。円は83円19銭。円・ユーロは115円10銭台で終わっています。国内に帰ってからは、対ドルが83円20銭台、対ユーロが115円15銭付近での取り引きで、海外市場を引き継いだ動きが強まっています。昨日は、予想外の日銀の政策変更から市場は消化難に終わり、上げ幅も限定的なものになりましたが、前段に書きましたように、ゼロ金利回帰、量的緩和増加…という2006年以前の政策の復帰は資産価格の回復につながるものとして、今後、不動産価格や株式など資産価格の上昇を促してきます。長い間、PBRは割りやのままに放置されてきましたが、もしかしたら、PBRの再評価が始まるのかも知れません。まずは、無借金、低PBR銘柄から水準訂正が始まるか…?

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予想を上回る政策を打ち出したが、「検討」ばかり。決定はゼロ金利への回帰だけ
5日火曜日の日経平均株価は、137円70銭高の9518円76銭、TOPIXは9.90ポイント高の832.64と、ともに反発して終わりました。出来高概算は24億5509万株、売買代金は1兆5740億円とともに増加しています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは106、RSIは58、25日線かい離は2.0%に拡大しています。今日の終値での25日線は9328円と、上昇傾向が続いています。

★日銀、ゼロ金利への回帰を決定
 注目の日銀金融政策会合の結果が発表されました。無担保コールレートを0%から0.1%に誘導する、とし、実質ゼロ金利への回帰を決めました。そのほか、国債やコマーシャルペーパーなどの買取用に新たに約5兆円規模の基金を設立することを検討。また買取資産を、資産担保コマーシャルペーパーや社債、ETF、不動産リートなどに拡大することを検討するなど、市場予想を上回る政策変更を行うことを決めました。これを受け、円相場は一時83円98銭まで下落、株価も輸出株や金融株などこところ売られてきたところに買戻しが入り、日経平均はほぼ高値付近で終わっています。ただ、引け後の取引で円相場は83円20銭台に水準を切り上げており、円高懸念は去ったわけではないようです。

★「今後、これをやるかもしれないよ」とは言ったが、実行するのはゼロ金利のみ
 今日発表された内容は、いずれも市場の予想を上回る内容でしたが、正式に実施されるのは、コールレートのゼロ金利への誘導のみ…。あとは、いずれも検討課題として提示されたに過ぎず、市場としては、実際に実施されるのか、また、資産の買い取り対象はどこまでに及ぶのか…などを見極めないと動けないということでしょう。折角、インパクトのある政策を出したものの、米国では、バーナンキFRB議長が追加緩和に前向きの発言をし、欧州では格付け会社ムーディーズがアイルランドの格下げに言及するなどし、短時間で効果がそがれた格好になっています。まあ、日銀としても、ここで全てのカードを切ってしまうと、次の対処ができなくなってしまいますから、11月に実施されるFOMC後を展望し、カードを残しておこうということなんでしょう。

★バランスシート状でリスクを抱え込むことをきめたことは大きな変化
 まあ、良く考えてみると、今日の発表で決まったことはゼロ金利への回帰だけ…ということですから、投機筋がさらに円買い姿勢を強めるのも仕方がないところでしょう。ただ、今日発表された政策が実際に実行に移されたら、市場にはプラスに作用してくることには違いはありません。今日は、日銀がバランスシート状でリスクを背負い込むことを覚悟したということでいいのではないでしょうか。また、米国と並ぶゼロ金利になることで、円キャリートレードが復活する期待がでてきたこともプラスの材料。ただ、これは、いずれも短期的に効果が上がるものではなく、目先的に一時円高が進むこともあるかもしれません。効果が薄い市場介入よりも、今回の方策を確実に実行。実質的な通貨供給量を増やすことで円安に導く方が、持続性があるような気がするんですが…。

★とりあえず、25日線と13週線で下げ止まったが…
 とにかく、今日は日銀の変身にびっくりした買戻しが先行。反発して終わりました。今日現在の25日線が9328円ですから、結果的に、25日線に触れたところから反発したことになります。また、上昇傾向にあった13週線は昨日の下落で下落に転じていましたが、今日の上げで再び上昇に転じており、結果的に、25日線、13週線という2本の支持線に支えられたという格好になりました。ただ、為替市場では円が下げ渋っているほか、前場中に新安値銘柄数が283銘柄に達するなど、まだ、完全に弱気相場を抜け出した分けでもありません。特に、あと200円ほど上には26週線が結構な勢いで下落してきており、この下落圧力をど、のようにしのぐかもかも課題になってきます。26週線の対応点は4月高値のピークを越えたあたりで、今後、下落ピッチは緩んできますが、まだしばらくは下落傾向が続きます。今日、勢い良く戻せ無かったのも、26週線をクリアする自信が市場にはなかったからではないでしょうか。 当面、13週線と26週線との間の狭いレンジの動きから、次の展開を模索する動きになりそうです。

 とにかく、26週線の改善には、サプライズ材料が飛び出し、一気に、対応点の付近まで株価が上昇すること。一気に1500円ほど上げねばなりませんが、現状でそれほどサプライズなビッグ材料があるんでしうょうか。もしそれが無いとすれば、日柄にかけるしかなくなってきます。その前に、まず、7月14日の戻り高値9807円を上回り、上昇転換を確認する方が先…。日銀の政策転換で日本株を売りにくくなったのは確かですが、起死回生の決算対策で日本株に売りポジションを持っている海外投機筋が果たして即効性がない今回の日銀の措置をどう見るか。短期的な変化がないとしたら、再び円買い、株売りを仕掛けないでもありません。今日の動きを見ても、とても全てのポジションを解消したとは思えません。今晩の米国ISM非製造業景況指数、新規失業保険申請件数、ADP全米雇用統計、週末の雇用統計と米国では重要な経済指標の発表が続きます。もし悪ければ、FRBが前倒しで、追加緩和を実施しないとも限りません。まだ、しばらくは、為替を見ながらのうっとうしい相場が続くかもしれません。結局、米国株次第…ということか。

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ドル高は株安…で米国株は沈む。鯨幕相場の行くへは?
 おはようございます。

 昨日の米国株は、前週末の堅調な地合を引継ぎ小高くスタートしたものの、欧州でアイルランドのGDP成長率見通しが大幅下方修正されたほか、ポルトガル政府の緊縮財政に野党が反対姿勢を持続。国民の反対デモも実施されるなど、ソブリンリスクが再燃。これを懸念し利食い売りが増加しました。また、ユーロが売られた反動でドルが上昇したことを受け、ドル代替資産として買われてきた国際商品が下落。原油価格も下落したことから資源株が売られるなどし、下落幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、120ドル近く下落する局面もありました。また、今週からの本格的な決算発表を控え、市場が業績への感応度を強めているときに、主要企業への投資判断が行われたことも利食い売りを促すことになりました。ただ、大きく下げた後は、週末の雇用統計発表を見たいとのムードから手控え気分が強まり、底バイの動きとなり、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億3979万株減の9億4282万株。騰落状況は値上がり821、値下がり2160でした。

 この日は、中古住宅販売保留指数(8月)が市場予想を上回ったほか、製造業新規受注(同)が前月水準を下回ったものの、特殊要因を除くコアの指数が前月から好転するなど、堅調な経済指標が発表されたものの市場の反応は今ひとつ。むしろ、大手証券ゴールドマンザックスがマイクロソフトの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたことや、キャタピラーやアルコアなど主要企業に投資判断の引き下げが相次いだことが市場のムードを冷やしました。また、米国司法省がクレジットカード大手3社を独占禁止法違反の疑いで提訴したことも足を引っ張っています。一方、投資ファンドが家庭用品会社や運輸会社への買収提案を行うなど、M$Aの動きも根強くあり市場の底堅さを支えていました。

 この日のドルインデックスは0.38ポイント上昇し78.46。「ドル高は株安」のセオリーどおり軟調な展開になりました。以前から、6月高値、8月高値を結ぶ上値抵抗線の圧迫力の強さを指摘してきましたが、10立会日かかっても突破できなかったことから、一旦、引く動きになっています。下値目処などは今週のレポートに示していますので、会員の皆様は再度確認しておいてください。先行きが懸念されますが、米国がドル安の恩恵を受けるのは9月以降のドル安ですから、業績に反映されるのは、次の四半期決算から…。8月製造業新規受注を見ても産業機械が前月比8.8%増、コンピューター電子機器が同3.7%増になるなど主要輸出産業の受注好調が始まっています。7~9月決算で多少のブレがあっても、次の四半期への期待感から底堅い動きが続くのではないでしょうか。アナリストが弱気になっているのが、相場の先行きにとってはプラス…かな?このところ、上げと下げが日替わりで繰り返す「鯨幕相場」が続いていますが、順番どおりなら今晩は陽線ということになりますが、果たしてどうか。

4日の米国市場
ニューヨークダウ 1万751ドル27セント -78ドル41セント (0.72%)

NASDAQ総合指数 2344.52ポイント -26.23ポイント (1.11%)

S&P500  1137.03ポイント  -9.21ポイント (0.80%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9350円 変わらず

         (円建て)  9325円 -25円

米国10年もの国債金利 2.4794%  -0.0339%

WTI原油  81.45ドル -0.13ドル

GOLD  1316.0ドル -1.8ドル


 米国株は反落。CME日経平均は小幅反落して帰ってきましたが、日銀の政策変更を期待してか、この日は高値9575円から、安値9260円まで300円幅振れるという変動の大きい相場になっています。円相場については、日米の追加的な金融緩和思惑から、膠着感を強め83円30銭台、対ユーロはソブリンリスク再燃懸念からユーロが売られ、円は114円前半の終わり。国内に帰ってからは、対ドルが83円50銭台、対ユーロが114円20銭台と、今日の日銀政策決定会合を意識した動きが始まっています。今日は、日銀の政策決定会合の終了待ちで膠着感を強めた展開になりそうです。市場の見方はこれまでの緩和方式を拡大する程度で大きな変更はないだろうということのようですが、米国の追加緩和の可能性がある以上、サプライズをともなうもので無ければ意味は無く、再びゼロ金利に戻したり、買い取り範囲を拡大するなどの踏み込んだ変更がないとも限りません。発表まで、変なポジションを作るのは止めた方がよさそうです。指数売買とは関係のない内容の良い小型株をシコシコと買うことでしょう。

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欧州市場のスタートとともに売り叩きが始まる…もったいぶる日銀に抵抗
 週明け4日の日経平均株価は23円17銭安の9381円06銭、TOPIXは7.23ポイント安の822.74と、ともに反落して終わりました。出来高概算は20億3104万株。と売買代金は1兆2353億円と、3日連続の20億株超えとなっています。また日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは108、RSIは56、25日線かい離はプラス0.8%。まだまだ…という感じですね。今日の終値での日経平均の25日線は9307円と上昇基調は維持したままです。

★欧州が開いたとたんに売り叩きが始まる
 さて、今日から明日まで、日銀政策決定会合が開催されています。今回は日銀も性根を入れて緩和策に取り組んでくれるだろうとの淡い期待を抱いて、朝から先物買いが先行。一時、日経平均は100円近く上げ、9500円台を回復する動きもありました。円相場が、緩和期待から83円台後半まで下落したことを好感したようです。ただ、これはあくまでも指数だけのこと。今日の引け値でtOPIXの下落率が日経平均を大きく上回っているように、銀行株や証券株、電力株など時価総額の大きな銘柄が軒並み売られ、伸安値に落ち込む銘柄が急増しています。金融緩和への期待感からなんとか後場まで持っていた日経平均でしたが、何時もどおり欧州市場が開くころになると、売り崩しの動きが始まり、日経平均も急速に値を消し、結局、反落して終わっています。

★全体はすでに大名行列が始まっている
 日銀の方から何のサインも出なかったことから、欧州筋のヘッジファンドあたりから、円買い・株先物売りの仕掛けが入ったことが、裁定解消売りも巻き込んで下落につながったようです。日経平均の下落幅はわずか23円安ですが、騰落状況を見ると、値上がり数293に対し、値下がり数は1262…。ほぼ全面安に近い状況になっています。さらに、今日の東証1部の新安値銘柄数は186。週末の121からまた増加しました。日経平均はしっかりしているように見えても、すでに全体では「大名行列(下に~、下に~」が始まっているようです。
 テクニカル面で見ると、上昇中の25日線にあと0.8%まで接近。かい離修正の末期に差し掛かり、今後の反応が注目されます。また、以前から指摘してきた13週移動平均線が上昇に転換。下値支持力を強めていますが、今日もなんとかこのラインを維持して終わっています。モメンタム系の指標は、まだ整理未了感を示していますが、上昇中の25日線、13週線という下値支持線への接近で、ここからでてくる材料次第では方向転換しやすくなっていることは注意が必要です。

★しばらくはヘッジファンドのやりたい放題か?
 それにしても、今日のみずほファイナンシャルグループの出来高は4億株台。新安値まで売り込まれていますが、BIS規制の自己資本比率を満足するために増資をやる可能性があるというのが、売りの材料のようですが、先週も東京電力や相鉄ホールディングスなど増資を発表した銘柄には売りが殺到し、急落する動きが強まっています。明らかに、異常な動きです。為替市場でも、IMM通貨先物市場でユーロの買い越しポジションがわずか一週間で
3万枚も増加するなど、このところ、多くの市場で投機的なポジションの増加が見られます。どうやら、ヘッジファンドが、11月の決算へ向け最後の仕掛けに動いているようです。今期のヘッジファンドの運用成績はトントンからややマイナスといいますが、このまま決算期末になると成績不振から解約を迫られるところも多くあるといい、解約に備えたキャッシュ作りや保身を目的にしたファンドマネージャーが通常よりもレバレッジをかけて仕掛けに動いているといいます。

 いつも、11月決算の45日前には市場は波乱しますが、日本の場合は円高というアキレス腱を抱えており、短期的な売り仕掛けで成果を上げるには絶好の市場。最近の個別銘柄の売り叩きの裏には、この種の資金がかなり入っていると見たほうがよさそうです。米国株も、頭打ち感を強めているだけに、もし下落に転じるようなことがあると、先物への本格的な売り仕掛けとなり、これが裁定解消売りを誘発。下落幅を拡大することにもなりかねません。今日、GLOBEX市場で米国株先物(ミニダウ)は、一時、75ドルも下落する局面がありましたが、為替市場では、ユーロが下落しており115円から113円に上昇。ドルも上昇していますから、ドル安を手がかりに買ってきた米国株の動きが気になるところです。とにかく、今の日本株は、指数に表れているよりも実態はかなり悪い(特に内需株中心に)という事は自覚しておいたほうがいいでしょう。

★弱くなればなるほど、変化の時期が近づく
 ただ、レポート直近号でも詳しく書いていますように、テクニカル面から見ても今月は今年後半から来年はじめにかけての重要な相場の分岐点になる可能性が強まっています。何がきっかけになるかは分かりませんが(日銀がやけくそでゼロ金利に復帰するか、国債の買い入れを急増させるかなど…)、ここでの取りこぼしがないようにしたいものです。まあ、ヘッジファンドの連中がぐうの音もでないほど、いじめてくれるでしょう。その尻馬に乗って、国内から空売りする連中が増えてきたら底打ちは近い…。

 ただ、指数や全般に関係なく、限られた成長性の高い銘柄には、資金が集中し上げが続く(旭ダイヤモンドなどのように…)。日銀さんも、過去の日銀の教条(先例)主義を捨てて、本当に国民のためになる政策をしてほしいものです。政治家が当てにならないだけに、気の毒なような気もしますが…。

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米国株は資源株の上昇に支えられ反発…金に比べ割安な原油の巻き返しが始まるか?
 おはようございます。相変わらず、体調が良かったり、悪かったりの日が続いています。昨日は医者に注意されていたダンピング症がでて寝込んでしまい書き込みができませんでした。自己管理の失敗です。もっと自分に厳しきしなくては…。

 さて、昨日の米国株は、8月の個人消費支出やミシガン大消費者信頼感指数(9月)確報値が市場予想を上回ったことから反発してスタートしました。その後、市場が注目していたISM製造業景況指数(9月)が前月水準を下回ったものの、ほぼ市場予想どりだった事から、金融緩和期待が強まり買いが増加。ニューヨークダウは、一時、前日比80ドル近く上昇する局面がありました。ただ、ISM製造業景況指数の内訳で、新規受注が4ヶ月連続して低下したり、雇用が前月から低下するなど、景気の先行きへの懸念を示す指標も多く利食い売りも増加。上げ幅を圧縮し、一時、前日比でマイナスに落ち込む局面も…。ただ、原油価格が82ドル台に上昇したことから資源株中心に買われ、引けにかけ値をもどすなど神経質な動きを繰り返した後、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億3902万株減の10億8260万株。騰落状況は値上がり2032、値下がり923でした。

 この日発表されたISM製造業景況指数(9月)は54.4.前月の56.3から低下したものの、市場予想の54.5は維持しました。項目別に見ると、在庫が前月の51.4から55.6に、価格が61.5から70.5に、それぞれ上昇。一方、新規受注53.1→51.1、生産が59.9→56.5、雇用60.4→56.5、製品納入56.6→52.3など、主要な項目は、いずれも前月水準を下回っています。特に、受注残は前月の51.5から46.5に低下。判断の分かれ目になる50を下回っており、製造業が既存受注を食いつぶしている構図が浮かび上がってきます。

 この日は、原油価格の上伸を映し、シュルンベルジェやオキシデンタル・ペトロリアム、エクソンなど資源・エネルギー株が上昇。指数の押し上げに寄与しました。昨日もヘッジファンドの期末の運用成果上げを狙った一発勝負の動きが焦点になるとしましたが、最近の原油価格の動きには注意が必要。もともと、金価格は原油価格の10倍というアノマリーがありましたが、これから算出した原油価格は130ドル…。現在の原油価格は金との比較感で割安感が出ており、投機筋にとっても仕掛けやすいかもしれません。ただ、原油価格の上昇、ドル安はインフレ懸念の台頭につながり、その反動でハイテク株が動きづらくなる、ということにも注意が必要。

 ニューヨークダウは、反発して終わったものの、今週は、結局、上値抵抗線を上回れずに終わってしまいました。来週は、第二の関門である雇用統計の発表を週末に控えていますが、果たして、8月相場のように雇用統計への失望感から下値探りの展開になるか、それとも、一気に抵抗線を突破して大台更新へ向かうか…。大きな分岐点になりそうです。原油価格が一段高し、ドル安が続けば、ニューヨークダウだけが上げる…ということも想定されます。


1日の米国市場
ニューヨークダウ 1万829ドル68セント +41ドル53セント (0.39%)

NASDAQ総合指数 2370.76ポイント  +2.13ポイント (0.09%)

S&P500 1145.24ポイント +5.04ポイント (0.43%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9470円 +80円

         (円建て) 9435円 +45円

米国10年もの国債金利 2.513%  +0,001%

WTI原油  81.72ドル +1.75ドル

GOLD  1319.7ドル +10.1ドル


 米国株は反発、CME日経平均先物も45円高し9435円で帰ってきています。円相場は、ニューヨーク外為市場で、冴えない景気指標を受けた追加的な金融緩和期待からドル安が進展。円相場は83円17銭と小幅に上昇。対ユーロでは、対ユーロでのドル安が進んだことを受け、114円70銭台に軟化しています。昨日の、日本株は前日下落した反動で先物を買い戻す動きがつよまったほか、債券市場が軟化したことを受け株の先物買いが増加。裁定買いが活発化して日経平均の上げ幅は100円を超える局面もありました。ただ、後場になり円高懸念が強まるとともに、株先物に仕掛けてきな売りがでて、これが裁定解消売りを誘発し日経平均が下落するなど、先物リードで不安定な相場付きになっていました。結局、日経平均は34円高の小幅高で終わり、なんとか13週線を維持して終わりましたが、来週も、円相場、米国雇用統計の発表待ちで先物リードの神経質な展開が続きそうです。以前から、書いているように、7月17日高値9807円を抜くまでは、各論重視で…。日本でもクラウドコンピューティングサービスが本格化してきそうです。また、予想通り、投機筋の原油への仕掛けがあるなら、商社、資源も注目されてきそう。
 そろそろ、政府や金融当局に仕事をしてもらわないと、日本の閉塞感はますます強まりそうです。
1日の日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは118、RSIは62、25日線乖離は+1.1%。来週の焦点は上昇中の25日線(9288円)が反発の契機になるかどうか…?

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1万1000ドル大台に手がかかったものの、結局、抵抗線に押さえ込まれて終わったニューヨークダウ
 おはようございます。

 昨日の米国株は、欧州情勢に対する不安はあるものの、予想を上回る景気指標に支えられ急反発してスタート。ニューヨークダウは一時高値1万943ドルと5月以来の1万900ドルの大台乗せを達成。1万1000ドル大台回復を視野に捉えました。ただ、この日が四半期末に当たっていたことや、9月相場の上げ過ぎから10月相場への警戒感も高まりポジション調整の売りが増加。引けにかけ上げ幅を圧縮。結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億7727万株増の12億8651万株。騰落状況は値上がり1511、値下がり1455でした。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数(~25日)は、45万3000件。前週に比べ1万6000件の減少。市場予想の46万件を下回りました。トレンドを見る4週移動平均は45万8000件で前週比6250件の減少。19日現在の需給者総数は前週比8万3000件減の445万7000件と順調に減少しています。また、同日発表のシカゴ購買部協会の9月景気指数は60.4。市場予想の55.9、前月の56.7をともに上回りました。雇用が54.2から53.4に減少したものの、新規受注が前月の55.0から61.4に、生産が57.6から64.3に増加したことなどを市場は評価したようです。また、同日の4-6月期GDP確定値も改定値の1.6%を上回る1.7%増に上方修正されています。4四半期連続のプラス成長。個人消費支出が改定値の2%増から2.2%増に上方修正されたことや、在庫変動が改定値の632億ドルから688億ドルに上方修正されたことなどが数値の押し上げに寄与しました。ただ、在庫増の影響を除いた数値は改定値の1.0%増から0.9%増に下方修正されており、内容的には喜べるものではなかったようです。

 この日は、原油価格が一時5月中旬以来の80ドル台乗せを達成したことから、資源株が堅調に推移しました。また、米空軍からの大型受注があったボーイングが買われたほか、アップルからの新型「iPhone」など向けの半導体受注があったとされるクアルコム、公的資金返済に目処をつけたAIGが買われるなど個別材料株に加え、ヘルスケア機器・サービスなどが上昇。一方で、前日に続き家庭用品、パーソナル用品、テクノロジー・ハード機器などが利食い売りに下落しています。

 ニューヨークダウは、1万900ドル台のせを達成したものの、5月の戻り高値を上回ったことからセオリー通りの利食い売りとなりました。ただ、残念なことに、最大の課題である6月高値と8月高値を結ぶ上値抵抗線を上回って終わることができず、引き続き上値抵抗線の圧迫を受けたままの状態で終わっています。更なる、上値を追うにはこの抵抗線抜けがポイントになりますが、すでにこのラインを手前にしたもみ合いも5立会日に達しており、そろそろくどさが目立ってくるころです。当面、ISM製造業景況指数、雇用統計などの重要指標の発表でこのライン突破が実現するか、それとも押さえ込まれて下値模索に入るか…が注目されます。

30日の米国市場
ニューヨークダウ 1万788ドル05セント -47ドル23セント(0.44%)

NASDAQ総合指数 2368.62ポイント -7.94ポイント (0.33%)

S&P500  1141.20ポイント -3.53ポイント (0.31%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9445円 +85円

          (円建て)  9405円 +45円

米国10年もの国債金利 3.5116% +0.0107%

WTI原油  79.97ドル +2.11ドル

GOLD 1309.6ドル  -0.7ドル


 米国株は続落。CME日経平均は小幅なプラスとなり9400円台を回復して帰ってきました。円相場は、海外市場が、ドルが金融緩和期待と好調な経済指標のはざ間で膠着感を強めたことから、対ドルで83円40銭台後半、対ユーロは113円80銭台と昨日の日本市場に比べ小幅な円安に振れていました。国内に帰ってからは対ドルが83円50銭台、対ユーロが113円60銭台の取引になっていますが、下半期入りで企業の円買い需要が後退することから、市場のセンチメントがどう変化してくるかが注目されます。昨日から、商品投機筋の売り攻勢が再開されたほか、裁定解消売りの懸念もあり、今日の為替動向が鍵をにぎってきそうです。また、このところ11月に決算を控えるヘッジファンドの動向を警戒していますが、どこも運用成績は良くないといwれるなか、レバレッジをかけた一発勝負に出てくるところも増えそうです。世界の景気と結びついた銅が堅調相場になりながら、動きがなかった原油が昨日80ドルの大台を回復してきましたが、彼らの新たな仕掛けが始まってきたのかも知れません。その中に、日本株の売り崩しが入っていないことを願うばかりです。引き続き、小型株。レポート直近号で注目した7000番台の銘柄。本日増額修正の話がでてきましたが、果たして株価の反応は…?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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