大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2010/10 | 11
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FOMC開催を控え、こう着状態…値上がり数は多く、相場の基調は強い
 おはようございます。

 昨日の米国株は、第3四半期実質GDP成長率が予想の範囲におさまったことで、景気の弱さが確認された…として、週明けに開催されるFOMCの地位か緩和期待が増幅。長期金利が低下したことからドル安が進んだことも支えとなり堅調に推移しました。一時、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値が下方修正されたことを嫌気し、下落に転じる場面もありました。ただ、FOMCの結果をみたいというムードは強く、ニューヨークダウは、ほぼ終日前日引け値をはさんだ小動き展開。終日値幅は56ドルにとどまっています。全般的に高安まちまちの動きとなり、ニューヨークダウは小幅に反発、NASDAQ総合指数は続伸、S&P500は反落しています。エネルギー、製紙、アルミ、職業訓練などが上昇、保険や石炭、医療関連などが下落。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2547万株増の10億3446万株。騰落状況は値上がり1744、値下がり1175と値上がり数が大幅に上回りました。

 この日発表された第3四半期実質GDP速報値は2.0%の増加。前四半期の1.7%から増加し5期連続してプラス成長を続けてます。市場予想と同じ。個人消費支出が前期の2.2%増から2.6%増に伸びたほか、企業の在庫変動が、前回の680億ドルから1150億ドルに拡大した事が貢献したようです。このうち、非農業の在庫が610億ドルから1090億ドルに拡大したことが影響しましたが、ドル安による輸出増加を思惑して在庫を積み増したことが窺えますが、10月以降、在庫の消化が進むかどうかが焦点になってきそうです。民間設備投資や民間住宅投資は前期から減少しており、全体的に弱さが目立つ内容になっています。

 この日は、前日51%の増益を発表したマイクロソフトが買われたものの、横への広がりはなくインテルなど他のハイテク株は低調な動きでした。オンライン求人求職サービスのモンスターワールドワイドは市場予想を上回る決算で上昇。ソーラーパネル大手のファーストソーラーは決算が市場予想を上回ったものの、製品価格の下落が予想されるとして、証券会社が投資判断の格下げをおこなったことから下落するなど、個別の動きでも神経質な相場つきでした。

 ニューヨークダウは小動きに終始。1万1000ドル~1万1200ドルの間の狭いレンジ内の動きは、すでに14立会い日続いています。4月高値を目前にした需給の壁とFOMCの緩和額をめぐる強弱感の対立が膠着状態を強めさせているようですが、このところ「丸天井型」を形成しつつあることは注意が必要。ただ、米国でもロボット売買が市場をかく乱しており、FOMCの結果を受けた債券市場や為替の動き次第では、相場が一方向に急変する可能性がないとはいえません。以前から書いているように、6月、8月の各高値を結んだ下値支持線を下回らない限り強気相場が続いているとみておいていいでしょう。ただ、新規買いは慎重にしたいところ。

29日の米国市場動向
ニューヨークダウ 1万1118ドル49セント  +4ドル54セント(0.04%)

NASDAQ総合指数 2507.41ポイント +0.04ポイント (0.00)

S&P500  1183.26ポイント -0.52ポイント (0.04)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9185円 -5円

         (円建て)  9170円 -20円

米国10年物国債金利 2.603%  -0.064%

WTI原油 81.43ドル -0.75ドル

GOLD 1358.8ドル  +16.3ドル
 

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、円高を嫌気し、大証先物終値にくらべ20円安の9170円で帰ってきました。円相場は、FOMCによる変動に備えた円買いが増加。80円40銭台の終値になっています。週明けの日本株については、CME日経平均先物安(CME安値9145円)にくわえ、円高の進行懸念から冴えない展開が予想されます。週末の商いで、欧州系3社で日経平均型で8000枚弱を売り越し、TOPIX型ではやや買戻しが増加したものの、3社ベースでは約2600枚の売り越しになっており、日本時間2日夜から開催されるFOMCを控え手控え気分がつよまる月曜日、火曜日は先物筋に振り回される展開になりそうです。週末から裁定解消売りの影響も強まっており、下値の目処がたてにくいのも懸念材料。ただ、個別の企業決算は堅調に推移しており、為替に影響されない高シェアをもつ企業や海外生産体制を強化している企業については見直し会も増加しそうです。また国内でも、米国と同様にWEB関連の好調が続いており、ネット関連の水準訂正も期待されそうです。裁定取引や先物という背後霊がついているとした指数はどんどん実態とかい離しており、指標性をなくしつつあります。背後霊はまさに日本経済にとっての悪霊になってきました。証券優遇税制を云々する前に、先物取引の改善をするなど、まずは悪魔祓いを優先すべきでは…。

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先物筋に振り回された問答無用の売り相場だったが、TOPIXは反対の動きが…
 週末29日の日経平均株価は163円58銭安の9302円45銭と続落、TOPIXは3.42ポイント安の810.91と5日続落して終わりました。出来高概算は21億5116万株、売買代金は1兆4862億円でした。出来高は増えていますね。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは74、RSIは30、25日線かい離はマイナス2.8%でした。テクニカル的にはもう一息…。今日の終値での25日線は9464円。前日からは14円の低下。下落圧力は確実に増しています。

 まあ、やってくれましたね~。証券関係者も今日の下落を不思議がっていました。昨日のCMEの安値が9320円ですから、その辺を切ることはないだろうと思っていましたら、寄付きからまとまった先物売りが出され、最初から値を崩して始まっています。今晩に米国のGDP統計、週明けにはFOMCを控えており、国内投資家もヘッジ売りを出さざるを得なかった…ということもあったんでしょう。おかげで、三本新値も陰転し、建て直しに時間が必要になってしまいました。引け後の先物の手口を見ると、例の欧州投機筋が窓口にしている欧州系証券から2300枚を超える売り玉が出ていましたし、NやBなど欧州系証券の売り手口が目立ちました。一方、国内証券からは、大手Nの買い手口が目立っており、裁定解消売りがまとまって出たことが現物株の下落幅を大きくしたことが分かります。

 一方、現物市場の方は、投資家は先物筋やロボット売買に振り回されて市場から逃避。ちょっとした悪材料がでても、大型株さえ下落幅が拡大するようになっています。こと、需給関係からみても新興国並の相場になってきました。そんな暴落もしていのに、新安値は400近くになっています。PERやPBRなどファンダメンタルは通用しない…。好材料が出ても先物筋の都合で売られる…。国内証券会社も鞘取りの裁定取引ばかり…。国内投資家が嫌になるのも無理はありませんね。何より、国が株式市場に関心を示さないばかりか、沈滞の渕に追いこまれているのに平気で証券優遇税制の話を持ち出す…。これだけ株式市場を無視するとは、将来的に証券市場を廃止して、社会主義国に変身でもしようとでもしているのではないかと疑いたくもなります。まあ、ひどい政権を国民は選択したものです。

 現物資金の数十分の1の資金で勝負できる先物市場に投資家の目が向いてしまい、証券市場の本来の機能である資金調達を実施しようとしたら、売り叩かれて、本来予定していた資金が調達できないという事態も生じています。ファイナンスを発表したら空売りをかけられて下落。値決め時期になると、発行価格を低くするためにまた売り叩く。その後、新株発行に応募して、手に入った株券で、売り玉を返済する…まあ、まともではないですね。証券市場の本来の機能は、確実に機能停止状態になっています。本来、現物市場の補完市場である先物市場が現物市場を振り回し、機能停止状態だけでなく、まともな長期投資家の市場からの逃避を招いています。まあ、これも相場…ということですが、尻尾が身体を振り回し続けたら最後にどうなるものか、世界でも例のない出来事がみれるんじゃないでしょうか。大いに期待しています。

 また、今日の円高の原因になったIMFのG20向けのレポートにしても異常です。これだけ世界が為替にたして神経質になっている時に、「ドルはまだ下落しても良い…」と書き、終いには「日本の為替介入が為替市場での緊張状態を生んだ…」ときました。暗に日本に為替介入をするな、と恫喝しているようなものです。こんなのをみたら、投機筋は日本叩きにお墨付きをもらったようなもの…。今日の朝の書きこみで予想したように、やはり投機筋は一斉「円買い・株先物売り」の攻勢をかけてきました。なんだか、今、世界中がおかしくなっているような感じがします。もともと、IMFは米国のドル本位制をサポートするためにできた国際機関。それが今日みたいなことをするというのは、基軸通貨国のエゴを露骨にむき出しにしてきたとしか思えません。もしかしたら、来週のFOMCも市場の予想を裏切るような露骨な緩和があるかもしれません。米国自信に余裕がなくなり、他国への影響にも構っていられなくなってきたのではないでしょうか。一般に、言われ始めたように、日本自身が円高とうまく付き合って行く方策を真剣に考える時期がきたんでしょう。でも、今の政治家さんたちではね~。「神様は日本に創意工夫に満ちた経済力を与えたが、政治に関しては最低の物しか与えなかった…」といわれますが、まさに今の事態がそれ…。なんとかならないんでしょうか。

 まあ、あまりグチっぽいことを書いても仕方ありませんが、いま世界で、通貨戦争が始まっているという意識だけは政治家と日銀の皆さんにも持っていてもらいたいものです。日銀は5兆円のファンドを作ったとして鼻高々ですが、たかが5兆円増やしても、米国の一ヶ月の資金供給額は1000億ドル(8兆円)。その後もどんどん通貨供給を」増やしていきますから、通貨市場での円ドルの需給バランスはドルの供給超過という構造は拡大するばかりです。日本が何もしなければ、ドル安がすすむことは、中学生でも需要供給曲線で勉強したはず。日銀が世界中から馬鹿にされているのが分かりますね。

 日経平均は、結局、ずるずるで終わりましたが、TOPIXは安値803ポイントから切り替えして、810ポイントで終わっています。恐らく先物で買戻しが入ったんでしょう。今日、電力や銀行など大型株の商いが増加しましたが、TOPIX先物の売り崩しにともなって、売っていた大型株を買い戻したのではないでしょうか。日経平均型は、まだ、ドル安が続くとして、そのままにしておいたのかもしれません。まあ、週明けどう動くかが注目されます。

 日経平均については、25日線、13週線、75日線とこれまで下値を支えていたラインが全て下向きに転じ、目先は戻り売りになってしまいました。ただ、テクニカルでみると、短期指標は買い場に近づいていますし、日経平均週足のサイコロも4勝8敗と買いゾーンに近づいています。さらに、このところ、海外投資家の買いも増加傾向にありますので、注意したほうがよさそうです。米国が野放図に通貨供給を増やせば、いずれ市場はインフレを意識。金利が上昇し、財政負担を増やしていきます。まあ、債券市場が答えを出してくれるでしょう。13週線は切ったものの、以前から(会員様には)指摘してしてきた、強力な下支持線は切り込んでいませんので、引き続き強気方針は維持します。なにより、これまでファンダメンタルとテクニカルを合せて注目したレポート銘柄は散散でしたが、最近号になって値上がりするものが増加。理屈が通用するようになってきました。まあ、来月の相場は指数とは関係無しに、期待できると考えておいてよさそうです。

 とにかく、米国の方向性が決まらないと、ここで四の五の言っても仕方がない。果報は寝て待て…か?

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FOMC待ちで膠着相場…金利低下によるドル安再燃が市場を下支え
 おはようございます。

 昨日の米国株は、欧州株式が堅調に推移したことや、新規失業保険申請件数が予想を大幅に下回ったことを好感し、高寄りしてスタートしました。また、債券市場で7年債入札が堅調だったことを受け、債券価格が上昇。金利が低下しドルが軟化したことも買い安心感を誘い、一時、ニューヨークダウは50ドル以上上げる場面もありました。ただ、週明けに開催されるFOMCへの警戒感は強く、高値圏では利食い売りも増加。一時、70ドル以上下落する局面もありましたが、追加緩和期待は根強く押し目買いから引けにかけ下落幅を圧縮しています。結局、ニューヨークダウは小幅続落していますが、NASDAQ総合指数、S&P500は高く終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1242万株減の10億900万株。騰落状況は値上がり1498、値下がり1442とほぼ拮抗状態。一方、指数が高かったNASDAQ市場は、値上がり1088、値下がり1504と値下がり数が上回っていました。

 この日は、6日連続安となった債券市場で、財政資金調達が終わったことから買戻しが入り、長期金利が低下。これを受けドル安が再燃したことが買い安心感を誘いました。また、IMFが来月開催されるG20 サミットへ向けたレポートで「ドルには下落余地がある…」と掲載したほか、「日本の円買い介入が、為替市場での緊張感をもたらした…」と、日本を批判する内容に言及したことも、ドル売り・円買いを加速。円は一時、80円86銭まで上昇しています。ドルは他の通貨に対しても下落が進み、ドルインデックスは0.86ポイント低下し、77.29に下落。国際商品価格を上昇させ、株式市場の下値を支えました。またこの日は、モトローラやイーストマンコダック、オフィス用品販売のオフィスマックス、カジノ運営のラスベガスサンズなど予想を上回る決算を発表した企業が上昇。一方、市場予想を上回る増収増益決算を発表しながら、来期見通しを引き下げたことからスリーエムが急落するなど、弱気のガイダンスを発表した企業の下落が目立ちます。また、引け後に決算を発表したマイクロソフトは売り上げ、利益とも市場予想を上回り、引け後の夜間取引で上昇しています。

 ニューヨークダウは、FOMCでの追加緩和の額をめぐって強弱感が対立。4月高値付近で膠着相場を強めています。市場は、月次ごとの1000億ドルの国債買い入れを織り込みつつありますが、一方で買い入れ総額が1兆ドルに達するとかそれ以上になるとかいう数字が一人歩きしています。FOMC後については、織り込み済みになって下落するのか、サプライズが出て急伸するのか、市場の反応は読みづらくなっていますが、今のところ、6月高値、8月高値を結ぶ下値抵抗ライン上で動いており、弱気する必要はないようです。当面、このラインを切るかどうかで、相場の強弱の判断をすればいいのではないでしょうか。昨日は、債券価格が上昇をしましたが、市場がインフレを嗅ぎつけたことは確か…。今後も債券市場の動きが全てのカギを握ってきます。

28日の米国市場動向
ニューヨークダウ 1万1113ドル95セント -12ドル33セント (0.11%)

NASDAQ総合指数 2507.37ポイント +4.11ポイント (0.16%)

S&P500  1183.78ポイント +1.43ポイント (0.11%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9355円 -15円

        (円建て) 9340円  -30円

米国年もの国債金利  2.6677%  -0.6622%

WTI原油 82.18ドル +0.24ドル

GOLD 1342.5ドル +19.9ドル


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は円高を嫌気し、9340円に下落して帰ってきました。円相場は、米国金利の低下や、IMFレポートを嫌気し、海外市場で81円をはさんだ終わりになっています。一方、好調な経済指標を背景にユーロがドルに対して買われた流れを受け、ユーロ相場は112円79銭に軟化。円を支点にしたドルとユーロのシーソー相場が続いています。国内に入ってからは対ドルが81円をはさんだもみあい、対ユーロは112円80銭台の取引になっていますが、日本の円介入を批判するIMFのレポートは投機筋に絶好の円買い・株先物売の口実を与えたと思われ、今日は、投機筋の攻勢から一波乱あるかもしれません。また、昨日の新安値をみても内需系の株が多くなっていますが、海外では円高がダメージを与えるのは、海外安値品の流入でマーケットシェアを奪われるない内需株という論調が多くなっているのも影響しているのかも知れません。投機筋としても、週明けの状況は読みきれず、ポジション解消するなら今日と週明けしかありませんが、果たしてどうか…。

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日銀の次回日程変更を思惑して反発も、円高進行で帳消しに
 28日木曜日の日経平均株価は、21円安の9366円03銭と反落、TOPIXは3.43ポイント安の814.33と4日続落して終わりました。出来高概算は20億4606万株、売買代金は1兆4678億円と、増加しています。また、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは4勝8敗)、騰落レシオは74、RSIは32、25日線かい離はマイナス1.2%でした。今日の終値での25日線は9478円。前日から10円の下落ととなり、下げピッチがやや早まってきました。モメンタム系の指標からは、もう少しというところ…。

★円高進み、先物の売り攻勢で反落
 今日の日本株は、米国株が下落したことや、CME日経平均先物が軟調に推移したことから、先物売りが先行してスタートしました。円相場が81円台後半で推移したことから、前日好決算を発表したファナックやキヤノンなど輸出株が堅調に推移しましたが、GLOBEX米国株先物が高くなったことを受け、為替相場でドルが軟化。円がじり高になったことを嫌気し、日経平均株価は前日引け値付近で小安く推移。後場に入り、日銀が来月の政策委員会の開催日程をFOMC後の4,5日に変更したことから、何らかの政策対応があるのでは…との観測から、先物買いが先行し、一時、プラス圏に浮上する場面のありました。ただ、円がじり高するに連れ、先物市場に買いポジションを解消する動きがでたほか、欧州市場が動き出す時間帯の海外からの売りもあり、先物主導で下落。裁定解消売りも手伝い、結局、下落して終わっています。

★指数は横バイでも新安値は300超え
 市場は、相変わらず為替への感応度を強めています。FOMCの結果を見ないと動けない…という状況ですが、その間隙を狙って、投機筋の日本売りが続いています。日経平均型については、売りポジションと同値付近で現在は鳴りを潜めていますが、TOPIX型については、昨日も1000枚近く売り越しており、相変わらず日本売りを続けています。日経平均については、輸出企業の決算好調から高止まりしているものの、今日の新安値銘柄は317と昨日の100台から一気に300台に増加してきました。指数の動きをよそに、全体的には「下に~、下に」の大名行列相場が続いているのです。安値300台というのは、ちょっとした下落相場でないと出てくる数字ではありません。内容的にはかなり悪い状態です。雑株や材料株が動いた4月高値相場では、かなり個人が買い下がりましたから、その信用整理が予想以上に長引いているのかも知れません。全体的には、しっかり見えている相場も、単純平均でみると、次々に安値更新。次のふし値は昨年3月の安値までないという状態になっています。

★単純平均は、昨年3月安値に接近中
 全体のムードは非常に悪く、市場関係者にも、どこかで急落しないと底が入らない…という弱気の意見が増えていますが、指数を変えてみると、急落したのと同じような状態になっていることは見逃してはいけません。新安値の数を見ても、そろそろ、変化点が近いとみておいていいのではないでしょうか。日経平均が急落して、男性的な底入れをする…とは、ちょっと考えにくいと思われます。まあ、今晩の米国市場で債券市場がどう動くか…が焦点。昨日の5年債入札も冴えない結果で終わり、長期金利の押し上げにつながりました。今晩の10年債はモット不人気になることが予想されますので、長期金利がもう一段上昇してもドル安が続くものかどうか…。

★米国債が下落してもドル安が続くのか…
 昨日で米国債の下落は6日連続と、過去2年で最長の下落になりました。30年債もインフレを意識して金利上昇が始まっています。債券市場ではカリスマと言われたビルグロス氏も「30年続いた債券の優位は終わったかも知れない…」と発言。今後、債券を持つリスクは急速に高まってきます。この状態は、日本でも同じ。国内では、日本経済ダメコールで、地銀などは株式を売って債券を買っていますから、保有リスクは増加していきます。いずれ、先を争って債券市場から抜け出す動きが始まるかもしれません。そのときの受け皿は何になるか…。いま考えるべきは、この一点につきるのではないでしようか。

★明日の引け値で13週線回復を期待
 まあ、先物と裁定取引に引っ掻き回されて指標性を失った日経平均の話などしても無意味ですが、今のところは、75日線と13週線を意識して何とか下げ止まってる…という感じです。日銀が、時価の金融政策決定会合に新たな対策の可能性を先延ばししたことで、当面は膠着状態にならざるを得ないということですが、すでに13週線は下落に転じており、明日の終値で頑張ってもらわないと、25日線、75日線、13週線という3本の移動平均線の下落圧力で押しつぶされる可能性も出てきます。まあ、相場の基調転換の可能性が下値を支えるとは思いますが、明日の引け値が注目されます。とにかく、大量の売りポジションを持っている欧州投機筋の出方次第…。売りコストを下回ってくると売り叩きに出てくる可能性もあり、判断がつけづらくなっています。たかが、投機筋に一国の経済が左右されるとは、情けないlことこの上ありません。先物の導入とともに、日本経済の低迷が始まった、という事実を政治家サン達も勉強してみては?

 当面、ずるずると下げている雑株の下落がどこで止まるか…。ここからは、単純平均にも注目を…。

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FRBの追加金融緩和への「期待」と「懐疑」が対立し、値動きの荒い展開に…。
 おはようございます。昨晩は体調不良から書き込みを休ませていただきました。ご容赦。

 昨日の米国株は、この日発表された9月の耐久財受注の内容が悪かったことや、経済紙による「FRBの追加緩和額が市場予想を下回る…」との観測記事を受け、利食い売りが増加。軟調なスタートになりました。また、5年国債入札結果が思わしくなかったことから、債券市場で金利が上昇。これを受けドル高が進んだことから、資源株が売られるなどし、ニューヨークダウは、一時、143ドル安し安値1万1020ドルまで売られる局面がありました。ただ、安値圏では、耐久財受注の悪化は、追加金融緩和の増額につながるとの観測から押し目買いも増加。引けにかけ下落幅を縮小しました。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落して終わったものの、ハイテク株の好決算が相次ぎ、NASDAQ総合指数は続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比5862万株増の10億2141万株。騰落状況は、値上がり1026、値下がり1924でした。続伸して終わったNASDAQ市場ですが、騰落状況は値上がり994、値下がり1626と値下がり数が大幅に上回っていました。

 この日は、ドル高の影響で資源価格が軟化。また原油の在庫が予想に反し増加したことを嫌気、原油価格が下落したことからシェブロンやエクソンが下落。アルコアやマクドナルドなど景気敏感株も冴えない動きでした。一方、バンクオブアメリカやアメリカンエクスプレスなどこのところ軟調だった金融関連株に押し目買いが入り堅調に推移しました。また、この日は通信機材用半導体大手ブロードコムの決算が市場予想を上回ったことやインターネットデータセンターのエクイシスの来年度売り上げが市場予想を上回るなどWEB関連の上げが目立つなど、フィラデルフィア半導体株指数が全般安に逆行して上昇したこともあり、NASDAQ総合指数の上昇につながりました。

 この日10年もの国債金利は、前日比0.8415上げ2.7289%に上昇。上昇は6日連続で過去2年で最長の連続上昇でした。また、これを受け、ドルはほぼ全ての主要通貨に対して上昇。ドルインデックスは前日比0.40ポイント上昇し78.11まで上げてきました。現状は、ポジション調整のドル買戻しの域を出ていないと思われますが、今後の債券市場の動きによっては、市場に溜ったドル売りポジションの巻き戻しから予想外の高値が出ることもあるかも知れません。

 ニューヨークダウは、4月高値を目前に足踏み状態が続いています。7月につけた安値で上昇トレンドが一旦途切れたことが、投資家心理に影響を与えているようです。当面、強弱感の対立から、6月高値、8月高値を結ぶ下値抵抗線上でのもみ合いを続けそうですが、このラインを下回ると、13週線くらいまで調整するリスクもあります。ここまでの上昇を支えてきた、追加緩和期待の剥落、ドル安の修正という相場の基調に変化が出ていることは懸念材料。いまは、この動きが本格的な基調転換につながるかどうかを見極めるところ…。

27日の米国市場動向
ニューヨークダウ 1万1126ドル28セント -43ドル18セント(0.39%)

NASDAQ総合指数 2503.26ポイント +5.97ポイント (0.24%)

S&P500 1182.45ポイント -3.19ポイント (0.27%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9420円 +10円

         (円建て) 9400円 -10円

米国10年もの国債金利 2.7289%  +0.0841%

WTI原油 81.97ドル -0.58ドル ←一時80ドル台まで下落

GOLD 1322.6ドル -16.0ドル


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、方向感を見失い横ばいで帰ってきました。円相場は、ニューヨーク市場で一時82円近くまで下落しましたが、81円70銭台終了。ただ、相変わらず円支点のドル、ユーロのシーソー相場が続き、ユーロの対ドルでの下落を受け、対円のユーロ相場は112円20銭台に下落しています。国内に帰ってからは対ドルが81円70銭台の取引になっていますが、対ユーロは112円50銭台にやや軟化しています。今日の日本株は、昨日に続き膠着感を強めた展開になりそうです。昨日は、CMEの先物高を受け、先物買い先行でスタートしたものの、上値が重たかったことや、後場に入ってのルーティン業務になった欧州からの先物売りをうけ、引けにかけ上げ幅を縮小して終わっています。今日も先物主導の展開に変化はないものの、米国と同様に相場の基調が転換しつつあることは日本でも同じ…。いずれ、先物筋もまとまった売りポジションに関し、何らかの結論を出さざるを得なくなります。今日の日銀政策会議で何らかの結論が出るか(変化はFOMC後の来月中旬に開催される会合に先延ばしされる…との観測も)どうかがポイントになりそうです。今日も、決算発表を見ながらの個別物色か?日銀のサプライズに期待。

27日の日本株テクニカル指標
日経平均サイコロ:5勝7敗  騰落レシオ:75 RSI:33 

25日線かい離:マイナス1.06%  25日線:9488円 下落持続中

と騰落レシオ、RSIのモメンタム系の低下が顕著に。あと一息のところまできた。


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追加量的緩和期待が上げを支えたが、市場は環境の変化を察知し新たな動きに移行を始めた?
 おはようございます。

 昨日の米国株は、将来のインフレを意識した債券価格の下落(金利上昇)を受けドルが上昇。輸出株が売られたほか、製薬大手のブリストルマイヤーズや半導体大手テキサスインスツルメントが弱気の売上高見通しを発表したことも嫌気され、下落してのスタートになりました。この日発表された9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が2ヶ月連続して下落。住宅価格の下落が全米に広がっていることも嫌気され下落幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、1万1100ドル大を割り込む水準まで売り込まれました。しかし、続いて発表された有力調査会社コンファレンスボードの消費者信頼感指数(10月)が、予想を上回る上昇となり、2ヶ月ぶりに改善したことを好感。好決算を発表した自動車大手フォードや100億ドルの自社株買いを公表したIBMなどの上昇が後押しとなり、指数も急速に下落幅を縮小。その後は、前日引け値付近でのもみ合い商状になりましたが、結局、主力3指数とも小幅に続伸(横ばい)で終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比4240万株減の9億6280万株、騰落状況は値上がり1360、値下がり1614と値下がり数が上回りました。

 米国株は、相変わらず11月2日、3日開催のFOMC(公開市場委員会)での追加緩和枠拡大期待が根強くありますが、一方で、債券市場ではFRBの調整インフレへの思惑を嗅ぎつけ長期金利が上昇に向かい始めています。指標となる10年もの国債金利はこの日も0.076%上げ、2.643%に上昇していました。G20の結果を受け、ドル安を促す大量資金供給はやりづらくなるのでは…との観測から、債券からの資金逃避を進めておこうという動きが強まってきたようです。これを受け、日米の金利差拡大からドルを買い戻そうという動きも散見され、昨日のニューヨーク市場で、円は一時81円66銭まで売られるなど、一方的なドル安に対する市場の警戒感も出始めているように思われます。昨日は、「日本の円高対策は効果が乏しい」とする経済レポートを受け、円が上昇。一方で、「行き過ぎた円高に対して断固阻止する…」という野田財務大臣の発言を受け、ドルが買い戻されるなど、神経質な動きで上下しましたが、日米金利差拡大というファンダメンタルの変化が進んでおり、市場としても米国の金利動向に神経質にならざるを得ないということでしょう。変化は着実に進んでいるようです。

 ニューヨークダウは、この日も好調な企業決算とFRBの追加緩和期待に支えられ、上げ基調を持続しました。4月のザラ場高値(1万1308ドル)に接近しており、強弱感が対立。好悪材料への反応が強まってきているように思われます。特に、ドル相場への反応が強まっていますが、昨日もドルインデックスは77.67と前日から0.57ポイントも上昇。この日の米国株の伸びを抑えています。このところ、恐怖指数(VIX指数)も下値圏から上昇する兆しを見せていることもあり、今後の為替情勢次第では、一波乱あるかも知れません。以前から、新値更新後の調整可能性に触れてきましたが、ここは様子見が無難か…?

26日の米国市場動向
ニューヨークダウ 1万1169ドル46セント +5ドル41セント(0.05%)

NASDAQ総合指数  2497.29ポイント +6.44ポイント (0.26%)

S&P500 1185.64ポイント +0.02% (0.00%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9455円 +95円

         (円建て) 9430円 +70円

米国10年もの国債金利 2.643% +0.076%

WTI原油 82.47ドル -0.05%

GOLD 1340.0ドル +1.1ドル


 米国株は横ばいだったものの、円の軟化を好感し、CME日経平均先物は、70円高し9400円台を回復して帰ってきました。円相場については、前段で説明しましたように、海外で対ドルでの円売りが進み、ニューヨーク外為市場では対ドルは81円50銭台の終わりになっています。まだ、ドル安観測が強く、国内に帰ってからは対ドルが81円40銭台、対ユーロは112円80銭をはさんだ展開と、やや円高方向にあります。今日の日本株は、円安を好感し買い先行で始まりそうです。明日からの日銀政策決定会合、週明けの米国中間選挙、FOMCと重要イベントを控え動きづらいものの、輸出関連株中心に堅調な展開が予想されます。ここにきて、市場外部要因に変化の兆しが出て、日本株に有利に作用しそうになってきましたので、日本株の」売りポジションを持っている投資家にはリスクが高まってきました。買い戻しに動くようなことになれば、裁定買いを誘発し、予想外の高値が出る可能性も…。好決算の期待できる電子部品、自動車部品、WEB関連に注目…。

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今日も先物主導で小動きに…現物市場は円高の影におびえて閑散状態
26日火曜日の日経平均株価は、23円78銭安9277円38銭、TOPIXは3.29ポイント安の817.94と、ともに小幅続落して終わりました。出来高概算は15億4000万株、売買代金は814億円と、出来高はやや増加したものの、薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは80、RSIは43、25日線かい離は、マイナス1.3%でした。今日の終値での25日線は9497円。前日から5円下落しており、25日線の下方圧力が増加しています。

 今日の日本株は海外株高を背景にしっかりに始まったものの、円相場が80円台の円高水準で推移したことから手控え気分が強まり、前日引け値付近で推移しました。後場に入り、アップルによるソニーのゲーム部門買収の噂が海外ネットで流されたことから、ソニーが急伸するとともに、先物市場にも買いが入り、一時、日経平均は50円以上上昇しました。ただ、引けにかけては話の信憑性に疑問がでて、ポジション解消の先物売が増加。好例の欧州からの先物売り(?)も加わり、先物が下落。これによる裁定解消売りもでたことから、現物市場も影響を受け、軟調な終わりとなりました。今日の動きを見ると、常識的に考えてもおかしい話に敢て買いで対処するなど、相場全般には売り飽き気分が強くなっているようです。

 今日は、ドル下落を受けた資源高から、石油・石炭製品、鉱業などが値上がり上位にくるなど、7業種が上昇。しかし、大半の26業種が値下がりしていました。指数的には小動きに推移しているものの、今日も新安値銘柄数が170をこえるなど、信用の見切売りや先安を見越したキャッシュポジションの上げが増えているようです。現物市場の参加者が減少していることから、ますます、先物の影響が強まっており、先物の動きとつながった裁定取引だけが現物市場を動かしているかのようです。まだ、市場のムードは弱気の段階で、買いのサインである「総弱気」までにはいたっていませんが、機関投資家などの動きをみていると敢て買わない理由を探しているような感じをうけますので、きっかけ次第では、流れが変わる段階にきているのではないでしょうか。

 今週は米国債の動向が注目されるとしましたが、昨日は、5年ものインフレ連動債100億ドルの入札がありました。落札金利はなんとマイナス…。金利を支払って買っても、5年後にはインフレが起き、今以上の金利がついているとの読みがあるのでしょう。市場は、FRBのリフレ政策を読みきったようです。今晩は2年債の入札が始まりますが、ドルの先安感がある時に海外投資家が目減り覚悟で米国債を買うかどうか…。結果によっては、一段と債券利回りが上昇。日米金利差の拡大を受け、ドル高に転換しないとも限りません。昨日も書きましたように、為替の先物市場やオプション市場には短期投資家のドル売りポジションが積み上がっており、皆がドル高転換のリスクにさらされています。市場のセンチメントとしては、流れが変わりやすいところにあることはたしか…。次回、FOMCでインフレターゲット的な政策が打ち出されたら債券市場は一気に金利上昇のリスクにさらされることになります。また、これに先立って行われる日銀の政策委員会だって、FRBが5000億ドル(40兆円)以上の追加的な緩和が予想されているときに、たかが5兆円では円高もデフレも止めることはできず、さらに踏み込むことも考えられないではありません。

 いま、円は81円台に下落して取引されていますが、スエーデンが利上げを実施したことや、ドイツの消費者信頼感指数が2年半振りの高水準になったことからユーロが対ドルで上昇。これに引っ張られる格好で円が下落しているようです。以前から書いているように、ドルとユーロは円を支点にして動いており、どちらかが動いても円自体の振幅は小さくなっており、やはり、日本から材料がでて、投機筋のもつ円買いポジションを投げさせることが必要です。その意味では28日の日銀政策委員会は注目されるかも知れません。

 とにかく、流れが変わる時期は近いように思います。やはり流れは、米国のウエブ業界の変革関連と新興国の社会インフラ整備関連…。特にハイテク業界では、パソコンがスマートホンや携帯端末に置き換わり、携帯性を高めるための薄型化は記憶装置のフロッピーディスクドライブからフラッシュメモリーへの転換を促し始めています。また、企業のコスト削減の動きはクラウドコンピューティングサービスの利用を促すなど、新たな動きが始まっています。また、中国の人件費の高騰は、製造工場へのロボット導入など新たな生産設備の導入も促してきます。今回の決算発表をみても、資本財の輸出企業は円高にもかかわらず増益決算を計上しています。
 
 新興国の社会インフラ整備は、中国の先進国の資本と技術を導入するという成長モデルを模倣しており、日本からの資本財輸出はそう簡単に落ち込むものではないものとおもわれます。ちょっと、日本の投資家自体が日本経済の強さを見くびっているのではないでしょうか。そろそろ、強気になる準備をしておいた方がよさそうです。来年の7赤金星はハイテク株が人気化するみたいですよ。今週の米国債入札、週末の日銀政策決定会合、来月はじめのFOMC…どこかで、これまでの見通しと違う動きがでたら、流れが一気に変わる可能性も…。相場は民が一方向にポジションを傾けたときが転換点になりやすいことは確か。

 目先は、鳴りを潜めている欧州投機筋の動向がポイント。昨日も小口ながらTOPIX型先物を売り越していました。

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ドル安持続を好感して急伸するも、ドルの下落幅縮小でニューヨークダウは安値圏で引け
 おはようございます。

 G20会合を受けた昨日の米国株は、荒れ模様の展開になりました。G20 で為替安定の具体策で合意が見られなかったことから、先週に続きドルが売られたことを好感。原油など国際商品が上昇したことを受け資源・エネルギー株が上昇し、高寄りしてスタートしました。また、この日発表された中古住宅販売(9月)が市場予想を大幅に上回ったこともあり、ほぼ全面高症状となって、ニューヨークダウは、一時、高値1万1247ドルと先週つけた戻り高値を更新する場面もありました。ただ、今晩からはじまる国債入札を懸念し10年債金利が上昇するとともに、ドルが下落幅を縮小。指数も上げ幅を圧縮していきました。結局、主力3指数とも高く終わったものの、ニューヨークダウはこの日の安値圏で終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2億3304万株増の10億520万株。騰落状況は値上がり1793、値下がり1181でした。

 この日は、資源価格の上昇を映し、アルミ大手アルコアなど素材株や資源関連株が上昇。自動車や同部品株も堅調に推移しました。個別ではゴールドマンザックスが推奨株リストに加えたシティグループが高かったほか、赤字から黒字決算に移行した文具大手オフィスデポが上昇。また、投資ファンドの買収観測が高まった光ファイバーメーカーコムスコープやデジタル処理機器メーカーのアプライドシグナルテクノロジーが身売りの準備を進めているとして上昇するなど、引き続きM&A人気が続いています。一方、FRBのバーナンキ議長が、住宅差し押さえでの手続き不備に関して、調査し報告する…としたことから、シティを除く主力行や各種金融が下落しています。

 ニューヨークダウは、ドル安が持続したことを好感し、先週木曜日につけたザラ場の戻り高値を更新。強気相場が続いています。ただ、4月26日につけたザラ場の戻り高値1万1308ドルに接近したことから高値警戒感も強まっています。それだけ、悪材料に敏感になりますが、この日は、今晩から始まる国債入札を意識して10年債金利が上昇。これを受け、一時、76.71ポイントまで低下していたドルインデックスが、77.14まで下落幅を圧縮したことから、株価の上げ幅も縮小しています。今晩の入札は2年債でFRBの国債買取対象になることから、応札は順調に行くものと思われますが、ドル安観測が強い中海外からの応札状況がどうなるか焦点になります。FOMCでの追加金融緩和の買取方法やインフレターゲットの導入など債券市場に影響を与える事象も多く、金利上昇が為替に与える影響も考慮しなくてはいけない段階に入ってきたように思われます。

25日の米国市場動向
ニューヨークダウ 1万1164ドル05セント +31.49ドル (0.28%)

NASDAQ総合指数 2490.85ポイント  +11.46ポイント (0.46%)

S&P500  1185.62ポイント +2.54ポイント (0.21%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9400円 -30円

        (円建て) 9385円 -45円

米国10年もの国債金利  2.567% +0.006%


WTI原油 82.37ドル  +0.65ドル

GOLD 1340.6ドル +15.5ドル 


 米国株は上伸したものの、CME日経平均先物は米株高にもかかわらず、小幅に軟化して帰ってきました。円相場は、欧州市場で円買いが進んだものの、米国に入り、中古住宅販売の好調や国債金利(10年債)の上昇からドルが買いなおされ、対ドルが80円80銭台に軟化したものの、対ユーロがドルユーロも関係で112円54銭に上昇。相変わらず、円をはさんだシーソーゲームが続いています。国内に入ってからは対ドルが80円80銭をはさんだ動き、対ユーロが112円60銭台と海外の流れを受けた始まりになっています。今日の日本株は、引き続き円相場を気にした展開になりそうです。昨日のCME市場では米国株が急伸したにもかかわらず、安値9325円まで売り込まれていることも懸念材料。前場中は、金や原油など国際商品価格の上昇を受け、商社や海運、資源などが堅調に推移しそうですが、後場に入っての欧州からの円買い・株先物売りが警戒されます。大量の売りポジションを持っている投機筋はこのところ動いていないようですが、売りコストを下回ってくると再び売り攻勢をかける懸念もあります。依然、裁定買い残が高水準にあるだけに、この投機筋の動きが懸念されます。しかし、何か好材料がでてくると、一斉に踏み上げるだけに、流れが急変する可能性も捨て切れません。当面、業績発表を受けた個別株の日計り商いでつなぐしかないか…。

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G20会合後の方向性を探る展開…ドル安持続でアジア市場に資金還流
週明け25日の日経平均株価は、25円55銭安の9401円16銭、TOPIXは3.65ポイント安の821.23と、ともに反落して終わりました。出来高概算は14億330万株、売買代金は1兆67億円と薄商い状態でした。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは79、RSIは50、25日線かい離はマイナス1.0%でした。今日の終値での日経平均25日移動平均線は9502円。前週末の9507円から低下し、いよいよ25日線は下降に転じてしまいました。

 週明けの日本株は、G20財務省・中央銀行総裁会議の結果を受けたドル相場の動きに関心が集中。模様眺め気分の強い始まりになりました。週末のCME日経平均先物高を受け、先物市場は小高く始まったものの、高値にはまとまった先物の売りが控えていたことから、警戒感を強め、小動きの展開。前場の先物出来高は1万9000枚弱にとどまる閑散商いになりました。ただ、後場に入り、為替市場でドルがじりじりと上昇し、81円割れからさらに円高が進行するとともに、輸出株や大型株が売られ、引けにかけ値を消し、結局、小幅に反落して終わっています。
 
 アジア株は日本を除きほぼ全面高になりましたが、週末のG20 を控え、ドル高に転換した時に備えたポジションが組まれていましたが、週を明けてもドル安傾向が修正されなかったことから、為替市場でポジションを閉じる動きやストップロスのアジア通貨買いが増加。円も同様な動きとなり、一気に円高が進行したものと思われます。また、日本株については、いまやルーティン業務となったように、欧州市場の開く時間(2時ごろ)から円買い・株先物売りが入り、引けにかけ急速に値を消したようです。ドル安方向が確認されたことから、海外で原油価格や金価格が反発。リスク指向の増加からアジア株に資金が流入し、上昇したものと思われます。ただ、GLOBEX市場では、米国株がドル安を好感。ダウが90ドル以上上昇。NASDAQ100、S&P500とも大幅に上昇していたことから、日本株の下落幅も限定的になったようです。

 さて、先週も懸念しましたが、今日から25日線が下向きに転じてしまいました。対応点の状況からみてしばらく下落が続きますから、目先的に25日線が頭押さえとなり、ますます動きづらい展開になりそうです。また、当面の下値抵抗線となってきた13週線も横ばいに転じており、対応点の状況からみて、今週の株価の状況によっては下落に転じる可能性もあります。25日線と13週線がともに下落に転じた場合、下方圧力はその分強まってきますから、警戒が必要です。下値支持線については、まだ下方に強力なラインありますので(会員の方は、レポートの日経平均チャートを参照ください)、下値は限定されますが、立ち直りには時間が必要になってきます。

 ただ、今日の動きは、G20 会合に向けて作られたヘッジ用ポジションの反対売買の影響が強いと思われ、正確な方向性を示しているとは思えません。先週から書いているように、今週実施される1090億ドルの国債入札(25日・5年インフレ連動債100億ドル、26日・2年債350億ドル、27日・5年債350億ドル、28日・7年債290億ドル)の消化動向、FRBの量的緩和第二弾の手法に市場がどのように反応してくるかで、為替の方向性が変化する可能性があることです。G20会合では、米国のドルのバラ撒きが通貨波乱の元凶として、修正を迫る動きもあったといい、米国としても野放図な緩和はできにくくなったのではないでしょうか。長期的な観点からみて、ドル安方向に動いていくことに異論はありませんが、IMM塚先物市場やオプション市場ではドル売り一辺倒になっており、相場としてみた場合に、今の流れが持続するとは考えにくいところです。今週28日には、日銀政策委員会を控えていますが、リスク資産の購入という、ルビコン川を渡ってしまった日銀が、何らかの動きを示してくることも予想されます。 とりあえず、流れの変化を意識しておくことも大事ではないでしょうか。

 今日も2時過ぎから、欧州からの売り攻勢がありましたが、今日のところは、特定の欧州系証券を通して日本売りをしている投機筋の動きはなかったようです。恐らく、日経平均型で1万枚近く、TOPIX型でも同様の枚数の売りポジションを持っていると思われ、一段と下落するとさらに売り乗せしてくる可能性があります。ただ、ドルが反転すると逆に買い戻しにでて相場が急伸することも予想されます。今の9400円の水準というのは、投機筋の売りコスト付近だと思われ、外部環境次第で、どちらにも動けるところ…。それだけに、米国の国債消化とFRBの手法への過剰期待の行方が注目されます。今のところ、テクニカル面で日本株が立ち直るには、「サプライズ」以外にはありません。

 それにしても、国会の泥仕合はいつまで続くんでしょうか。国家が沈没しかかっているのに、大臣の個人攻撃ばかりやったって何の意味もありません。ただ、スキャンダル探しばっかりやっているマスコミを喜ばせるだけってことが分からないのでしょうか。マスコミも、もう少し国民のやる気を起こさせるような記事を書いたらどうかと思うんですが…。もっとも明るい記事を持っていったら、没にされますが…。

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G20の行方注視で市場はこう着状態…
 おはようございます。昨晩は、また術後のダンピング症状が出てしまい、書き込みができずに失礼しました。

 さて、昨日の米国株は、G20財務省・中央銀行総裁会議の行方を見守りたいとの空気が強く、終日小動きに推移しました。ニューヨークダウの終日値幅は、わずか50ドルにとどまるという閑散振り…。この日は他に主要な経済指標の発表も無く、もっぱら企業決算発表に応じて動く個別色の強い展開。前日引け後に市場予想を上回る好決算を発表したアマゾンドットコムが買われたほか、石油開発のシュルンベルジェが第3四半期の利益が倍増したことを手がかりに買われていました。一方、冴えない業績見通しを発表したアメリカンエクスプレスや9月月間の新規顧客受注が市場予想を下回ったベライゾンコミュニケーションズが売られています。
 業種別では旅行、ホテル、レストランなど観光関連や石油開発機器・サービス関連が注目されました。一方、ドルがやや値を戻したことから、ボーイングやキャタピラー、スリーエムなど輸出比率の高い企業の株価が冴えなかったようです。結局、ドルの上昇や軟調な資源価格の影響が大きかったニューヨークダウは反落、アマゾンやネット検索のバイドゥなど好決算銘柄の上昇が寄与したNASDAQ総合指数は続伸するなど高安まちまちの展開になりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億8202万株減の7億7215万株。騰落状況は、値上がり1758、値下がり1172と、値上がり数が上回っています。

 ニューヨークダウは、引け値ベースの高値は更新したものの、ザラ場ベースの高値(4月26日・1万1308ドル)更新へ向け、持ち合い相場を続けています。1万1000ドルに乗せてからの持合は8立会日になっており、来週は上下どちらかへの変化がありそうです。G20財務省・中央銀行総裁会議では、経常収支の赤字・黒字幅をGDP比で一定の水準に抑えるなど、通貨安定へ向けての交渉が行われていますが、新興国と先進国との利害関係の対立は大きく、合意を得るのは困難と思われます。週明けは、FOMCの量的金融緩和の手法に関心が集まってきそうです。市場が織り込んでいる5000億ドル~1兆ドルの国債買い入れ枠の拡大に対し、月次別に小刻みに買い取る案が浮上しており、FRBの手法をめぐり思惑を呼びそうです。また、財政資金調達への懸念から、国債金利が上昇しており、ドル安の流れにも変化の兆しが出ていることも注目点。バーナンキ議長が目論む、債券から株式への資金移動がスムーズに始まるかどうか。強弱材料が対立しているだけに、方向感が決まれば一気に動く可能性もある…。

22日の米国市場動向
ニューヨークダウ 11132ドル56セント -14ドル01セント (0.13%)

NASDAQ総合指数 2479.39ポイント +19.30ポイント (0.80%)

S&P500 1183.08ポイント +2.82ポイント (0.24%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9465円 +35円

        (円建て) 9445円 +15円

米国10年もの国債金利  2.561% +0.019%

WTI原油  81.69ドル +1.13ドル

GOLD 1325.10ドル -0.5ドル


 米国株は高安まちまち。CME日経平均も大証先物終値をわずかに15円上回ってかえってきました。CMEでの終日値幅も9370円~9455円と小幅にとどまっており、模様眺めの強い展開でした。海外円相場もは、ポジション調整的なドル買いがあり81円35銭~45銭と、やや軟化。対ユーロも113円50銭から~60銭に小幅に軟化したものの、市場ではG20後は再びドル売り基調が強まる…との見方が増えています。週明けの相場は、引き続き為替動向次第の展開は変わりませんが、このところ注目している欧州投機筋の買戻しの手口は週末に出ておらず、以前、懸念要因としてあります。円高の進行具合では再び先物の売り攻勢を強めることもあるかも知れません。
 ただ、以前から予想していますように、先週の日経平均は予想通り13週線と26週線のレンジ内に収まって終わりました。一時、下落への転換が懸念された13週線は週末の上げで、何とか前週比横ばいで終わり、下値支持力を維持しています。来週は、26週線の下落圧力が増してきますから、この圧力にどれだけ抵抗できるかが焦点に。来週から決算発表が本格化してきますが、通期見通しの上積みで予想PERが低下してくれば強力な下支え要因になりそう。FRBの緩和手法に対する思惑もドル買い要因…。なんとか13週線は維持できる気がするのですが。
結局、決算にらみの個別物色相場に。

22日の日本株
日経平均株価 9426円71銭 +50円23銭

TOPIX  824.88ポイント +4.48ポイント

出来高:14億9384万株  売買代金:1兆217億円

日経平均サイコロ:5勝7敗  騰落レシオ:85  RSI:50

25日線かい離:-0.9% 25日線:9507円 (上昇基調維持)
 

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好決算、好景気指標を映し、半年ぶりの高値更新。その後は「ドル高」を嫌気して上げ幅を圧縮
 おはようございます。

 昨日の米国株は、好調な企業決算や予想を上回る景気指標の発表を受け、続伸してスタート。一時、ニューヨークダウは、4月26日の(引け値ベースの)高値1万1205ドルを上回る1万1213ドルをつけています。ただ、堅調な経済指標をや株高を受け、為替市場でドルを見直す動きが強まり、ドルが上昇(ドルインデックス=0.29ポイント上昇)。これを受け、原油や銅、金など国際商品価格が下落。米国景気にとってもマイナスとして、利食い売りが増加。ニューヨークダウは前日比40ドル以上下落する局面もありました。引けにかけ追加的な金融緩和を意識した買いが入り値を戻したもののこの日の上昇分を取り戻すにはいたりませんでしたが、主力3指数とも続伸して取引を終えています。ニューヨーク市場の出来高は前日比4875万株減の10億5418万株。騰落状況は、値上がり1450、値下がり1507と値下がり数が上回りました。
 
 この日発表されたコンファレンスボード景気先行指数(9月)は前月比0.3%の上昇。市場予想通りの結果でしたが、3ヶ月連続して上昇を維持しました。また、同日発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(10月)はプラス1.0%と、3ヶ月ぶりに上昇に転じました。前月はマイナス0.7%。新規受注が前月のマイナス8からマイナス0.7に、出荷指数が同マイナス7.1からプラス1.4にそれぞれ改善したほか、在庫は同マイナス16.7からマイナス18.6に減少。将来的な在庫積み増しに期待を持たせました。6ヶ月先の見通しについても、前月の26.7から41.0に強気が増加しています。さらに、新規失業保険週間申請件数(~16日)も前週比2万3000件減の45万2000件と、市場予想の45万5000件を下回りました。4週移動は4250件減の45万8000件、受給者総数(~9日)は同9000件減の449万1000件といずれも改善傾向を示しました。

 この日ニューヨークダウは約半年振りに引け値ベースの高値をザラ場で上回りました。残念ながら引け値ベースでの更新はなりませんでしたが、高値更新後に上げ幅を縮小したことを見ても、一応、目先的な目標達成感が出たようです。4月のザラ場高値は26日の1万1308ドルですから、名実とも新値を更新しさらに上値を狙うには、この高値を上回る必要があります。当面は、好調な決算とドル安が上げの原動力になりそうですが、一方で、債券価格が下落(金利は上昇)しており、ドル安にも不透明感が漂っています。流れが変化下としても、ドル安効果は来年春くらいまでは続きそうですから、景況感の改善から債券→株式への流れができるかもしれません。4月高値を上回り一段高を目指すには、債券市場からの資金移動による流動性の供給が課題になりそうです。来週の国債入札の成否が注目されます。

21日の米国市場
ニューヨークダウ 1万1146ドル57セント プラス38ドル60セント (0.35%)

NASDAQ総合指数 2459.67ポイント +2.28ポイント(0.09%)

S&P500 1180.26ポイント +2.09ポイント (0.80%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9410円 +40円

         (円建て) 9395円  +25円

米国10年もの国債金利  2.542% +0.058% ←ドル高の要因?

WTI原油 80.70ドル -1.84ドル

GOLD  1326.11ドル  -18.1ドル 


 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証比25円高で帰ってきました。海外円相場は、ドルが上昇したものの、ドル、ユーロが円を支点にして動いているため、81円20銭台で高止まり、対ユーロも113円10銭台で小動きに終わっています。国内に帰ってからは対ドルが81円30銭台とやや円安方行に振れているものの、対ユーロは113円10銭台と小動きに始まっています。日本株については国内投資家は総見送りの状態に加え、重要イベントを控え今日は見送り気分に拍車がかかりそうです。その分、先物の影響が強まりそうですが、当面、欧州系証券が持つ日経平均型とTOPIX型の大量売り越しの行方が注目されます。G20については、大きな変化はなさそうですが、来週からの米国債入札の結果次第では金利上昇からドル高方向に振れる可能性もあり、週内にポジション解消に動く可能性もあります。昨日のCME日経平均先物は9330円まで売られており、当面このあたりを目処に売り崩しの動きが出るかもしれません。しかし、見切りの買い戻しに動けば14日の相場の再来になります。とにかく、今日はこの投機筋の出方が全て…か?決算発表にらみの個別物色相場。

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新安値272…指数とは程遠い内容の悪い相場。一般株は「大名行列」
 21日木曜日の日経平均株価は、5円12銭安の9376円48銭、TOPIXは3.29ポイント安の820.40と、ともに続落して終わりました。出来高概算は17億7758万株、売買代金は1兆2449億円と前日比では減少しています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは81、RSIは50、25日線かい離はマイナス1.3%でした。騰落レシオの低下が順調です。また今日の終値での25日線は9502円。前日からの上昇幅はわずかに2円となり、上昇トレンドに黄色信号が点ってきました。

 今日は、米国株が上昇。CME日経平均先物も100円近い上げで帰ってきたものの、朝方からドル買いが強まり81円割れになったことから、先物売りが強まり、日経平均先物は海外市場を下回って始まりました。前場半ばに、米国ガイトナー長官が「円やユーロに対するドル安は十分」との発言があったとして、先物に買戻しが入り、一時、プラス圏に浮上する場面もありました。ただ、円相場が高値圏で張り付いたことから買いあがる勢いはなく、模様眺め気分に小安く終わりました。今日も一日先物に振り回される展開でしたが、ガイトナー財務長官の発言で買戻しが入ったり、円が高値圏で張り付いたり、小口の売りに軟化したりで、大きな動きは無かったものの、先物売買が活発に行われたようです。昨日に続き、裁定取引比率の高い国内大手証券や外資系証券の手口が売り買いとも多く出ており、裁定取引の買いや解消売りが多発したことをうかがわせます。G20蔵相・中央銀行総裁会議を控え、模様眺め気分は強いのですが、円高にもかかわらずハイテク株に値持ちのいいものが増えており、海外からの実需買いが入っている事を思わせます。

 一方、今日の東証一部の新安値は272に達しており、4月ごろに高値をつけた材料株相場の信用整理や内需株を中心にした持ち合い解消売りなどが増加。指数が示す以上に相場の中味が悪くなっているようです。明日が決算発表の前半のピークになりますので、業績の下方修正で売られる前に売却しておこうという動きもあるようです。今日の日経平均は5円安ですが、値上がり数は1000銘柄を超えており、指数が示すほどしっかりした相場ではなかったようです。最近の決算発表を見ても、内需系企業に業績の下方修正が多く、このあたりが手持ち株の見切売りを誘っているようです。とにかく、配当利回りが4%や5%を超えても、PBRが0.2倍台と実態価値の5分の1で買えるにもかかわらず、買い板が入らないため、小口の売りでだらだらと値を下げる状態が続いています。一方で、ファンダメンタルとは関係無しに、サヤやチャートだけで売買される先物が幅を効かしている…。本来、現物市場の補完市場である先物市場が、暴れすぎて、現物市場が疲弊していく…。政府も本気で景気対策を考えるなら株価の上昇策を真剣に考えるべきだと思うんですが。バーナンキFRB議長も、債券市場から株式市場への資金誘導を考え、景気対策の一助にしようという動きが感じられます。

 学生運動上がりでマルクス理論の信奉者が多い、今の民主党政権では、株式投資なんてブルジョワの遊びくらいにしか考えていない節が見られます。為替だって、所詮、金持ちの金儲けの場としか見ていないのではないでしぃうか。(なにか知りませんが)彼らの高邁な理想からいえば、投機の場なんてものはどうでもいいんでしょう。その無関心が、世界の金融f業界の無法者を日本に集める結果になってしまいました。幸いにも、今日は、昨日先物を8000枚も売った投機筋が動かなかったために、大きな変動が無かったんでしょう。この筋は昨日TOPIX型の先物にも4000枚を超える売り物を出しています。持ち高から考えても、また売り仕掛けをして来ることは確か…。現物市場を真剣に立て直さない限り、何時までもファンダメンタルとは関係のない売買に支配され、世界の株価の成長にも取り残されていくことになります。

 まあ、今日はあまり書くことも無かったので、日ごろのうらみつらみを書いて見ました。今週も残すところは明日一日ですが、前にも書きましたように25日線は頭打ち寸前の状況。このままいけば、26週線より前に、25日線が上値抵抗線に変化する可能性も出てきました。また、下値抵抗線として期待している13週移動平均線も昨日の下げで下降に転換しています。今日も引け値は13週線(昨日9379円)を下回っており、明日も安いようだと、再び、13週線、26週線、52週線が揃い踏みで下降することになります。明日は、ポジションを来週に持ち越したくない欧州筋も仕掛けして来るでしょうから、一荒れ繰るかも知れません。新安値の状況からみて、変化は近そうなきがします。「満月」が23日土曜日になりますので、変化日は明日か、月曜日…。

 G20を控えて、各国からいろんな発言が飛び出していますが、今日のガイトナー長官の発言も、来週からの財政愛金調達を意識したリップサービスであることは市場も見透かしており、効果も30分持ちませんでした。G20会合だって、欧米は経常収支の黒字国に対し通貨高を容認させる方向に導きたいのは確か…。欧米の勝手を許すほど今の新興国は甘くありません。結局、また日本が貧乏くじを引かされて、ババをつかむことになるんでしょうか。そう考えると、欧州系の投機筋が本気で先物を売っている背景が読めるような気がします。今こそ、強い政治のリーダーシップが望まれるのでしょうが、今の体たらくでは…。まあ、明日の相場を待ちましょう。

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量的緩和拡大観測とドル安が株価の反発に寄与…期待の行き過ぎへの警戒も怠り無く
 おはようございます。

 昨日の米国株は、中国の金利引き上げへの反応が行きすぎだったとの観測や、この日発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)の内容が冴えなかったことから、量的緩和の追加額が増加する…との思惑が台頭。反発してスタートしました。また、為替市場で。ドイツのメルケル首相が財政再建に着手すると発表したことからユーロが上昇(ドル安)したことに加え、追加金融緩和観測も加わりドルが全面安。これを好感して国際商品価格が上昇しこれを手がかりに資源エネルギー関連が上昇したことも指数の押し上げにつながりました。ほぼ、終日上げ基調をたどり、ニューヨークダウは一時170ドル以上上昇。前日の下落分を埋める場面もありました。引けにかけて上げ幅を圧縮したものの、主力3指数とも反発して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億6703万減の11億292万株。騰落状況は値上がり2283、値下がり716でした。

 この日は、前日引け後に発表されたヤフーの決算が市場予想を上回ったことから業績感応を強めた相場になりました。市場予想を上回る決算を発表したボーイングやデルタ航空が急伸したほか、ブラジルの製薬会社の買収計画を発表した製薬大手ファイザーが買われるなどM&A関連も根強い人気を保っています。一方、冴えない決算だったモルガンスタンレーやウェルズファーゴ、証券会社が格上げしたバンクオブアメリカなど金融株の動きがさえませんでした。

 ニューヨークダウは、ドル安や量的緩和策の追加思惑から反発しました。昨日も書きましたように、6月高値、8月高値を結ぶ下値抵抗ラインの強さを改めて確認させる動きになりました。当面、このラインの下値抵抗を試しながら、4月高値に挑戦することになりそうです。昨日の上げについては、コンサルタント会社M社が、FRBは半年で5000億ドルの買い入れを行う予定だが、一段の増額余地がある…としたレポートが刺激材料になっています。ただ、市場で言われていた1兆ドルや1兆5000億ドルという極端な数字とは大きくかい離しており、実際に発表された数字によっては失望感が出ることも計算に入れておく必要がありそうです。まあ、とりあえず、続落しないでよかった…というところでしょうか。

20日の米国市場
ニューヨークダウ 1万1107ドル97セント +129ドル35セント (1.18%)

NASDAQ総合指数 2457.39ポイント +20.44ポイント (0.84%)

S&P500  1178.17ポイント +12.27ポイント (1.05%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9490円 +110円

        (円建て) 9475円  +95円

米国0年もの国債金利  2.484% +0.003%

WTI原油 81.93ドル +2.28ドル

GOLD  1346.6ドル +8.2ドル


 米国株は反発。CME日経平均先物は95円高し9475円で帰ってきました。円相場は、ニューヨーク市場で一時80円84銭まで上げたあと、81円10銭台の終わり、対ユーロはユーロが強含んだことで113円台に軟化して帰ってきました。国内では対ユーーロ相場は変らないものの、対ドルでは円買いが進み81円をはさんだ円高水準で推移しています。今日の相場は、米国株高やCME先物高を受け堅調にスタートしそうですが、為替相場によっては、再び波乱色を強めてきそうです。G20蔵相・中央銀行総裁会議を控え市場介入できないことを見越し、短期筋が仕掛けに動いており、今日もこの動向が注目されます。市場全般は円高への抵抗力を強めているものの、昨日も書いたように、欧州投機筋が一日で先物8000枚を売り越すなど尋常で無い動きをしていることが、指数の不安要因になりそうです。ただ、13週線を下値にした底堅さに変化は無いものと思われ、指数銘柄以外は堅調に推移しそうです。不動産、資源、米国ハイテク人気を踏まえたウエブ関連など売られすぎた銘柄への買戻しの動きと、昨日増額修正を発表しながら買われなかったグループへの見直し買い。とにかく、昨日の欧州筋が売り乗せしてくるか、それとも踏んでくるか…それによっては指数は上下に波乱することも…。

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日本株は投機筋の売り崩し再開で下落幅を拡大
 20日水曜日の日経平均株価は、157円85銭安の9381円60銭、TOPIXは10.04ポイント安の823.69と。ともに急反落して終わりました。出来高概算は18億7876万株、売買代金は1兆3732億円と、ともに前日比で増加しています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは84、RSIは43、25日線かい離はマイナス1.25%でした。良い感じの数字の低下です。今日の終値での25日線は9500円。前日からの上昇幅は6円にとどまっており、頭打ち感を強めています。

★再び動き始めた欧州投機筋の売り叩き
 今日は、中国の突然の利上げショックという所でしょうか。相場全般が弱気に傾きやすいところに、米国の証券化バブルの後遺症が急に噴出し、市場の警戒感を強めてます。また、今晩、フランスで年金改革法案の採決が行われますが、もし否決される(可能性は少ないが…)ようなら、ユーロ売りの材料となり、円の一段高が予想されるなど、円買いにつながりやすい状況を投機筋に逆手に取られたようです。昨日のCME日経平均先物の安値は9420円ですから、大体このあたりで寄り付くものと見ていました。予想通り、9410円で寄り付いたまではいいのですが、そこから先物の売り叩きの動きが強まり、一気に9310円まで売り込まれています。どうせ、例の欧州投機筋だと思っていましたら、引け後の手口では、なんと8090枚という怒涛の売り…。先週14日に7630枚を買い戻し手仕舞いしたと思ったんですが、また、元の売りポジションに戻ってしまいました。徹底的に日本株を売るつもりのようです。

★裁定解消売りも下落幅を拡大
 一方、今日は裁定取引で上位にランクされる外資系証券や国内大手証券の先物買い手口が目立ちましたが、国内最大手の証券会社の先物買いは3300枚というまとまったもの。外資系証券の売り崩しにより、現物と先物のサヤが逆転。「先物を買い戻し・現物を売る」裁定解消売りが活発にでたことが、日経平均の下落幅を拡大させてしまいました。まさに、今の日本株はこの外資系証券会社(商品投資顧問)一社に引っ掻き回されている、という感じです。

★少ない資金で指数を動かせる…こんなおいしい市場はどこにもない
 以前から書いているように、倍率25倍という日経平均のレバレッジは問題がある上に、日経平均採用銘柄の値嵩株を操作すればどうにでも動かせるという指数そのものを先物取引の対象にしたことに問題があるとしましたが、今日の外資系証券の売買分でもわずか30億そこそこの担保があれば800億もの取引ができ、先物を動かせた、ということです。このことに何の疑問もはさまないのはおかしなことです。海外の株価が上昇しても日本株が上昇しなかった背景に、少ない資金で海外ではできないきわどい商いが出きるというお手軽さがあるようです。彼らが撤退して先物の手数料が減るのを怖がってやりたい放題やらせているようですが、日本経済全体のためにもそろそろ何らかの対策を講じるところにきているような気がするんですが…。なんだか、今の日本株(指数)はファンダメンタルとは無縁のところで動いているような感じですね…。

 まあ、これ以上書けば、また繰言になりますので書きませんが、何時までも、たった一社に引き釣り廻されている株式市場が、今の日本経済の迷走振りを現している…といえば、そうなんでしょうが。ますます、日経平均の経済指標としての信頼性が薄れていきますね。

★13週線が下値目処の方針は変わらず
 さて、朝も書きましたように、当面の下値目処は13週移動平均線のある9390円どころとしましたが、今日は、25日線も13週線も下回って終わってきました。13週線を下回ったのはわずか10円ですから、週末の段階で13週線を維持して終わっていれば問題はありません。週末のところでどうなっているかが当面の注目点です。今日は中国の利上げにびっくりして、中国関連株や資源関連が売られましたが、今日の朝も書きましたように、今回の利上げは物価上昇率に比べ低すぎる預金金利を調整した…という側面が強いものと思われます。

★中国は景気に悪影響を与える引き締めはできない
 懸念される住宅バブルの崩壊については、3件目の取得は禁止、2件目については頭金50%など投機的な行為を制限するなど窓口規制で対応しています。ただ、中国本土で人口200万人を超える都市が90を超えるなど都市化が進み、住宅の実需は多く、需要が喪失して崩壊した日本型のバブル崩壊にはならないものと思います。次期5ヵ年計画でも都市化の進展を進める方針ですから、景気に悪影響を与える金融政策で価格を押さえ込むのではなく、別の方法で押さえ込み、国民の住宅需要を満足させる方向に動いていくのではないでしょうか。その意味でも、金利上昇は物価を後追いするものとなり、景気に悪影響を与えるほどの引き締めはないと考えていいでしょう。まあ、あと1回や2回位の上げで景気が腰折れすることはないのではないでしょうか。

★怖いのは米国の不正差し押さえ問題…間違えれば、日本の過払い問題と同じに
 それよりも、問題は、米国の銀行問題です。相変わらず、不正差し押さえ問題がくすぶったままですし、昨日は、バンクオブアメリカの子会社カントリーワイドファイナンシャルが、住宅ローン担保証券(RMBS)販売で適正は説明が行われ無かったとして、裁判沙汰になっていること、同じく、ニューヨーク連銀がバンクオブアメリカに証券買取を請求しているなど、証券化バブル崩壊の後遺症が噴出しています。特に、住宅の不正差し押さえ問題は、住宅ローンの証券化で所有権や処分権が細切れにされ、どこにし所属しているかわからない状態になっているのに、勝手に差し押さえして処分した分けですから、もし、これが不正とみなされたら、過去にさかのぼって責任が追求されることになり、金融機関の経営は足元から揺らぐのではないか…といわれています。

 11月2日、3日に開催されるFOMCに向け、市場は追加の緩和額とインフレターゲットに関心を持ち、FRB理事の講演に注目していますが、このなかで、アクシデントの発生による不測の政策対応を気にする理事がありましたが、この不正差し押さえ問題が念頭にあることは容易に推測できます。景気の足腰がしっかりしているにもかかわらず、次回の緩和額が1兆ドルを超えるという観測が出ているのは、この問題で銀行融資が滞り景気に悪影響が及ぶのを避けたいという狙いがあるといます。問題の大きさとしては、中国の利上げ以上のインパクトがありそうです。

 まあ、杞憂で済むことを期待します。とにかく、中国の利上げ問題は短期間で織り込むものと考えています。すでに、海外ではドル安野の流れに戻りつつあり、GLOBEX市場でも米国株は小幅に反発を始めています。日本株には欧州系投機筋と裁定取引という背後霊がついていますから、判断は困難。当面は今晩の米国株と為替次第ということでしょうか。当面は昨日までに上げていた銘柄の押し目買いか…。

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中国の意表を作り上げに市場は動揺。米国株も急反落…ファンダメンタルの変化につながるかの見極めが大事
 おはようございます。

 昨日の海外市場は、中国人民銀行の突然の利上げ発表に動揺しました。内容は貸出金利を従来の5.31%から5.56%へ、預金金利を2.25%から2.5%へ、それぞれ引き上げるというもの。金利引き上げは3年ぶりのこと。中国の預金金利については、以前から物価上昇率を下回っており、物価上昇の一因とされ、引き上げが予想されていました。ただ、銀行への窓口規制や預金準備率の強化により不動産価格が小康状態にあったことから、市場は引き上げリスクを忘れたような状態になっていました。その分市場が受けたショックが大きかった…ということでしょうか。ただ、まだ消費者物価の上昇率(3.5%、次回は4%?)からみて、預金金利は低く、追加的な利上げの可能性も否定できません。ドル安の進行は、さまざまな形で世界の金融市場に影響を与え始めました。22日から韓国で開催されるG20蔵相・中央銀行総裁会議の注目度が俄然高まってきました。

 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアップル、IBMの決算内容に対する失望感から夜間取引で両社株が売られた流れを引継ぎ軟調にスタートしました。また、中国人民銀行が突然利上げに踏み切ったことを嫌気。中国の景気減速懸念から景気敏感株が売られています。株価の急落を受け、投資家がリスク回避の動きにはしり、他通貨を売ってドルや債券を買う動きが増加。一方でドル代替資産として買われていた原油や金など国際商品の価格が急落しています。これを受けた資源・エネルギー株の下落も足を引っ張りました。さらに、昨日、シティグループの好決算を手がかりに買われた金融株が、バンクオブアメリカがRMBS(住宅ローン担保証券)の不正販売で訴訟のリスクにさらされていることやニューヨーク連銀から金融商品の買い取り請求を受けているとの報道から、売られたことも指数の押し下げに寄与。ほぼ全面安商状で、ニューヨークダウの下落幅は230ドル近く下落。1万900ドル割れ近くまで売られています。引けにかけやや値を戻したものの下落幅は埋めきれず、結局、主力3指数とも急反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億7689万株増の12億7195万株。騰落状況は、値上がり520、値下がり2484でした。

 この日の為替市場も大荒れの展開。リスク回避姿勢の高まりや予想外の住宅着工件数の増加からドルが急伸。対円相場は一時ストップ高の81円93銭まで上昇。その後、中国の利上げやバンクオブアメリカのトラブルを映しドルは81円40銭台に売られたたあと、81円50銭台で終わるという荒い動きになりました。一方、対ユーロ相場もリスク回避の動きやフランスの年金改革反対デモを嫌気し、ユーロが下落。前日の1.3885ドルから1.3715に下落。これを受け、ユーロの対円相場も下落し1ユーロ111円80銭台に下落しています。この日のドルインデックスは78.24で前日比1.30ポイント(1.69%)上昇しています。

 ニューヨークダウは、突然の中国の利上げに下落しましたが、以前から、RSIの加熱や25日線とのかい離状況から見て、いずれ調整は必至と見ていました(新値更新後の可能性が強い…)から、意外性はありません。昨日の安値は、以前から抵抗線として指摘してきた6月高値、8月高値を結ぶライン上で終わっており、当面、上昇トレンドが変わったものとは見ていません。ただ、今回は相場の基調を支えてきたファンダメンタルの変化につながる可能性もあり、新たな流れに移行するための中間反落を形成することも想定しておく必要があります。当面の注目点は、下値支持線をキープできるかどうか…。切れば中間反落の可能性も。

米国市場動向
ニューヨークダウ 1万978ドル62セント -165ドル07セント(1.48%)

NASDAQ総合指数 2436.95ポイント -43.71ポイント (1.76%)

S&P500 1165.90ポイント -18.81ポイント (1.59%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9495円 -35円

        (円建て) 9480円 -50円

米国10年もの国債金利  2.481% -0,034%

WTI原油 79.29ドル -3.59ドル

GOLD 1335.8ドル -36.1ドル


 米国株は急反落。CME日経平均先物は50円安と大証終値比小幅な下落で帰ってきました。国内の円相場は海外の流れを受け、対ドルは81円50銭台と軟化しているものの、対ユーロは111円90銭台に上昇しています。今日の相場は中国の意表を突く利上げや米国株の下落を織り込む必要があり、反落は避けられないものと思われます。ただ、昨日のCME日経平均先物の安値は9420円にとどまっており、今日の安値もこのあたりにとどまるのでしょうか。先物売りが先行することから、裁定解消売りも懸念されますが当面は相場の落ち着きどころを見極めるところでしょう。当面の下値目処は13週線付近と見ておけばいいのではないでしょうか。先行グループが週足移動平均線とのかい離修正する局面を狙いたい。

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指数的には小動きだが、相場の中味は急激に変化し始めた…
 19日火曜日の日経平均株価は、40円96銭高の9539円45銭と反発、TOPIXは3.21ポイント高の833.73と続伸して終わりました。出来高概算は16億2803万株、売買代金は1兆1144億円と前日比では増加しているものの、エネルギー不足の商状が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは93、RSIは51、25日線かい離は0.5%でした。今日の終値での25日線は9494円と上昇トレンドは継続中。

★売り崩せなくなってきた日本株。需給面の最悪期は通過?
 今日は、米国株高やCME日経平均先物が堅調に帰ってきたものの、海外市場で再びドル安が進行。また、昨日ニューヨーク市場の引け後に発表されたアップルとIBMの決算が予想を上回る良好なものだったものの、すでに織り込み済みとして夜間取引市場で急落したことを嫌気し、小安く始まりました。ただ、GLOBEX米国株先物市場でNASDAQ100が40ポイント近く下落するなど、今晩の米国株の状況が懸念されたものの、総じて堅調を持続したことから、先物市場で買戻しが入るなどし、日経平均は小幅に反発して終わりました。このところ、日本株の売り崩しを継続していた欧州系投機筋は、この日1300枚近くを買い戻しており、売り崩しに対して日本株が抵抗力をつけていることが分かります。この日は、33業種中23業種が上昇。米国の動きを受けて銀行株が買われたほか陸運や電気ガスなど内需系が上位にきていました。また、円相場の安定を受け、電気や機械なども上位にくるなど、内需外需が混在する展開になっています。

 日経平均は、以前から書いていますように、13週線(上昇)と26週線(下落)の間に挟まれ小動きに終始しています。先物筋も、最近の相場の底堅さから積極的に仕掛ける動きは乏しく、先物市場の出来高は減少傾向にあります。すでに先週末にTOPIXの4月高値期日を通過したほか、海外ヘッジファンドの解約45日前ルールの期限も通過。売り圧迫が薄れつつあることが相場の底堅さにつながっているようです。今週末のG20蔵相中央銀行総裁会議を控えてのことか、海外から通貨安定の要望が強まっているほか、米国のドル安への批判も強まっており、為替相場全般も方向感を見失った状態になりつつあります。

★為替市場ではドル安を是正するような材料が出始める
 今日も、英国の経済紙が「海外からの資金還流に対する免税をオバマ政権に要望した…」(政権は拒否)とドル高につながる材料がでたほか、ガイトナー財務長官が「米国はドル安を指向していない」と発言。ドルが買われる場面もありました。週末のG20 を意識したリップサービスの側面もありますが、来週以降、また財政資金調達がありますから、これを円滑に進めるための発言と見れないこともありません。まあ、ドル安にして輸出景気を煽りたいものの、ドル安が行き過ぎて財政資金調達に支障をきたして(前週実施した660億ドルの国債入札は不調に終わった)は、何にもならないということでしょう。ちょっとさじ加減が難しくなってきたようですね。このあたりが円高が進みそうで進まない原因ではないでしょうか。

★米国債券市場は戸惑いの段階に
 米国の債券市場も、先週の国債入札結果やバーナンキFRB議長の調整インフレ示唆などを受け、気迷い感を強めています。昨日は、鉱工業生産指数(9月)が一年三ヶ月ぶりにマイナスになったことから、追加緩和必至として、債券が買われ金利が低下。これがドル安につながったのですが、債券市場の一方的な緩和期待に、インフレ懸念が水を差し始めたことから、気迷い感を強め始めたことは確かでしょう。これから、11月はじめのFOMCにかけ、理事の講演や発言が報じられてきますが、その中から市場が何を嗅ぎ分けるか…。バーナンキ議長としては、債券市場から株式市場への資金を誘導し企業の投資やM&A を活発化させ、あわよくば資産効果により個人消費まで刺激したいと思っているかもしれません。ただ、この場合、金利が上昇しますので、はたしてこれまでどおりドル安が続くかは疑問ですが…。

★長期の目標は目標…短期的には相場の息継ぎが必要に
 米国の市場に大きな変化の兆しが出てきたことは確かだと思われます。多くのアナリストが予想するように、米国ダメ経済はいずれ65円とか50円をつけに行くんでしょう。ただ、ユーロ危機によるドル上昇が一服した4月からすでにドル安傾向は半年を経過。そろそろ、相場にも息継ぎが必要なところにきていることも確かでしょう。市場が反対方向に向くのなら、今までの市場環境が逆風になっていた日本市場には「順風」が吹くことになります。裁定取引や投機筋という背後霊がついた指数にこだわる人には分からないでしょうが、これまでもたもたしていた主力株の中にも、最後の頭押さえラインだった52週線を上回り押し目買いに入ってきたものが増えています。商社、不動産、建機、機械などのほか、13週、26週、52週とも上向きに転じ、上昇トレンドに復帰している個別銘柄もじょじょに数を増しています。すでに、日本市場内でも変化が始まっていることを認識すべきでしょう。ファンダメンタルとは関係無しに動く指数を見ていたら相場の実態は分かりません。

★上海市場は3000ポイントの大台乗せえ終了
 まだ、流れの変化始まったばかりで、また、元の流れに押し戻されるリスクもないではありませんが、そろそろ、日本株に期待感を持っても良いと思いますよ。先日から、日本と同じダメ市場と見られていた上海市場は今日は3000ポイントの大台に乗せて終わってきました。中国の内需銘柄を狙って見ると面白いですよと先日書きましたが、やはり早かったですね。まあ、一度、上海総合指数の週足チャートと日経平均の週足チャートを比較してみてください。あとは、日柄だけだということが良く分かりますよ。

 まあ、焦らず構えてみていきましよう。ここからは週足移動平均線を重視。方向感や目標値をしっかり把握して相場に望むことが大事です。これまで、相場観がまったく通用しなかった株式レポートの注目株もようやく成果が上がるようになってきました。もしかしたら、エスカレーターが動きはじめたのかも…。

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景気指標の悪化で金融緩和期待拡大し株価は上昇。4月高値に接近…
 おはようございます。

 昨日の米国株は、9月鉱工業生産指数が1年3ヶ月振りに前月比マイナスになったことから、様子見気分を強め、前週末水準でスタートしました。ただ、景気指標の悪化はFRBの量的金融緩和規模の拡大につながるとして押し目買いが増加。また、前週売られた債券の買戻しが増加し長期金利が低下したことを受け、ドルが軟化。ドルインデックスが下落したことから、買い安心感が広がり上げ幅を拡大しています。さらに、この日は大手銀行シティが決算を発表。不良債券の引当金の減少から3四半期連続の黒字を計上。市場予想を上回ったことも好感され、このところ不正差し押さえ問題で売られていた金融株先般の見直し買いにつながりました。引け後に決算発表を予定しているアップルへの期待感もあり引けにかけ上げ幅を拡大。結局、ニューヨークダウは反発、NASDAQ総合指数、S&P500はともに続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比4億2093万株減の9億9506万株、騰落状況は値上がり1995、値下がり1021。

 引け後に発表されたアップルの第4四半期決算は、売上高203億4000万ドル(市場予想189億3000万ドル)、EPS4.64ドル(同4.08ドル)と売り上げ、利益とも市場予想を上回りました。ただ、鳴り物入りで発売された「i Pad」の売り上げ台数が市場予想の470万台を大幅に下回る419万台だったことや、粗利益率が市場予想の38.1%を下、回る36.9%に終わったことに失望する動きもあります。また、同様に引け後に発表されたIBMの第3四半期決算は、売上高243億ドル(市場予想241億ドル)になったほか、純利益は36億ドル(EPS2.82ドル)となり、市場予想のEPS2.75ドルを上回りました。通期見通しのEPSは従来の11.25ドルから11.40ドルに引き上げています。

 ニューヨークダウは、金融緩和期待や好調な企業決算から反発。引け値ベースで最近の高値を更新。また一歩4月高値に近づいてきました。相変わらず、金融緩和期待が市場を支配していますが、債券市場では、FRBの調整インフレ指向と追加緩和期待がせめぎあう動きが始まっています。当面は、金融緩和期待と好調な企業決算が4月高値更新のエネルギーになりそうですが、11月の2日、3日のFOMCでの国債買い入れ額によっては材料で尽くし感がでることも懸念されます。とにかく、これまで、金利低下一辺倒できた債券市場に、インフレという金利上昇要因がインプットされたことは、今後流れを買える大きな要因になりそうです。

米国市場動向
ニューヨークダウ  1万1143ドル69セント +80ドル91セント(0.73%)

NASDAQ総合指数 2480.66ポイント +11.89ポイント (0.48%)

S&P500  1184.71ポイント +8.52ポイント (0.72%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9545円 +55円

         (円建て) 9530円  +40円

米国10年もの国債金利 2.515%  -0.052%

WTI原油  83.01ドル +1.83ドル

GOLD 1370.4ドル +0.1ドル


米国株は上昇。CME日経平均先物も小幅上昇して帰ってきました。為替市場では、昨日海外市場でドルが買われたものの、米国市場に帰り、株価の上昇、金利の低下を受けドルは他の通貨に対し、やや軟化して終わっています。ただ、対円では81円20銭台で膠着した動きになっています。昨日急落したユーロの対円相場は113円20銭台に戻しています。今日の日本株は円高懸念がのこるものの、海外要因から総じて堅調に推移しそうです。評価は分かれるものの、アップル、IBMの決算が市場予想を上回り、米国ハイテク市場が堅調に推移していることを確認。このところ続いているウェブ関連の見直し買いが今日も続きそうです。ただ、昨日も書きましたように、後場に入ってからの海外からの「円買い・株先物売り」の売り仕掛け(規模は縮小)が続いていることから、指数的には波乱があるかも知れません。昨日のドル高で売られた商社、海運、資源の見直し買いがはいるか?

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ドル反発を受け新興市場株は資金流出におびえ下落…日本は、しっかりの動き
 週明け18日の日経平均株価は1円76銭安の9498円49銭と小反落しましたが、TOPIXは4.14ポイント高の830.52と反発して終わりました。出来高概算は14億7510万株、売買代金は1兆33億円とかろうじて一兆円の大台を維持しています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは96、RSIは46、25日線かい離はプラス0.2%でした。今日の終値での25日線は9476円と、上昇トレンドを維持しています。テクニカル的には何とか25日線の上昇力に支えてもらっている、という感じですね。

 さて、週末の米国株はニューヨークダウが32ドル近く下落する一方、NASDAQ総合指数が33ポイント上昇するというちぐはぐな動きになりました。NASDAQ総合指数との関連性が高いとして、CME日経平均先物は小幅に上昇して終わっていましたが、週明けの日本株は、米国の動きを受け小反発してスタートしています。今日は、円の先高観を映しTOPIX型の内需型銘柄を中心に買われ、薬品や食品、電気・ガスなどが値上がり上位になりましたが、一方、米国NASDAQ市場の上げを映し、ネット関連などその他サービス業や輸送用機器、精密など輸出関連もしっかりした動きになるなど、焦点の定まらない相場付きでした。

 週末のバーナンキFRB議長の演説で金融緩和の具体策が出なかったことから、為替市場でドル売りを、一旦、手仕舞う動きが増加。ユーロが急落したことを受け、円が上昇。一時、81円10銭付近まで行くと、いつものように欧州筋から日経平均先物に仕掛け的な売りが入り(今日は1350枚の売り)、結局、日経平均はマイナスで終わっています。ただ、騰落状況を見ると、値上がりは1059、値下がりは451と、値上がり数が圧倒的に多く、指数が示すような弱い相場ではなかったことが分かります。まあ、以前から書いていますように、日経平均はしばらくは上昇中の13週線と下落中の26週線にはさまれたレンジ相場の動き…。中国上海市場は同様なパターンから、9週間レンジ相場を続け10週目でレンジ相場を離れてきました。日経平均はまだ、6週目に入ったばかり、まだ、日柄が足りないようですね。

 先週も、バーナンキ演説を受けFRBがインフレ指向を強めていることが透けて見えましたが、債券市場が早速反応し金利が上昇しています。週明けの為替市場では、バーナンキ議長の演説で何も出なかったことから、過熱感の出ていたドル売りポジションを解消する動きでドルが上昇した…とされていますが、市場は、米国の金利上昇を見こしてドルを再評価した…ということはないのでしょうか。ドルがユーロに対して上昇したことで、GLOBEX米国株先物でニューヨークダウは、一時、90ドル近く下落しています。これまでは「ドル安は株高…」としましたが、裏返せば「ドル高は株安…」。今日の夜間取引の動きはこれを地でいく動きになっています。ドル高が一時的なものか、単にテクニカルな買戻しなのかは、まだ判然としませんが、その鍵を握るのが米国債の動き…。先物市場では米国10年債価格はやや上昇(金利は低下)しているようですが、今晩の市場でどう動いてくるかが注目されます。

 今日の中国や韓国、台湾など新興国の株価は、ほぼ、全面安の動きですが、ドル高になると国内に流入していた新が、流出に転じるのではないかと懸念したからだと思われます。どうやら、市場は米国の金利情勢に神経質になってきたようですね。FRBは5000億ドルから1兆ドル規模の国債買い入れを行うと市場は見ているようですが、もしFRBがインフレターゲットを持ち出したら、債券市場はただではすまないのではないでしょうか。GLOBEXのニューヨークダウ安は、ドルの上昇で最近上げていた国際商品価格の下落を予想。資源・エネルギー株が売られることを先行して織り込んでいるかも知れません。まあ、今晩の債券市場の動きと、ドルの反応を見てみましょう。

 ただ、以前から、操作性が高い日経平均はあてにならない…と書いてきましたが、今日は、81円割れ近くに円が上昇しても値上がり数は1000を超えており、指数と相場の実態のかい離が大きくなっています。内需株とハイテク株が混在して買われるというややこしいうごきですが、米国の足元では、クラウドコンピューティングサービスなどウェブ関連が切り返しに入っており、日本の関連企業が安値に放置されていることから、海外から見直し買いが入っているようです。日銀がまだ逃げを打ちながらも政策転換をしたこと、政府も景気対策に重い腰を挙げたことから、海外投資家も日本株の見直し買いを始めたようです。直近レポートでもテクニカル面で現れた数年ぶりの変化を紹介し、転機が近いことを案内しています。

 ここからは、週の移動平均線を重視し、戻り売りと順張りの」区別をして相場に臨むことが大事です。とにかく、今晩の米国債券市場の動きが注目されます。

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銀行株下落でニューヨークダウは続落、好決算を受けNASDAQは上伸…債券下落は続く
 おはようございます。

 昨日は寄り付き前に実施されたバーナンキFRB議長の演説が、ほぼ市場予想通りだったものの、資産の買取額や対象など具体策には触れなかったことから、消化不足の内容になりました。ただ、FRB内部でデフレ阻止のため2%程度のインフレ率は必要との合意ができつつある…と、示唆。具体的なインフレターゲットは示さなかったものの、市場はFRBがインフレ志向を強めたとして、債券金利が上昇(価格は低下)しています。今月7日に追加金融緩和を期待して2.38%台まで低下していた10年債金利は、2.567%へと短期間に0,2%近く上昇。債券を持つリスクが一気に高まってきました。また、ドルインデックスも金利上昇から76.96と前日から0.39ポイント上昇。市場は投資環境の変化を読みはじめたようです。

 昨日の米国株は、FRB議長の演説で追加金融緩和の方向性が示されたことに加え、9月小売売上高が3ヶ月連続して上昇。市場予想を上回ったことや10月のニューヨーク州製造業景況指数が急伸したことを好感。反発してスタートしました。前日発表された検索大手グーグルの予想を上回る決算に刺激され、これから決算を発表するマイクロソフトやアップル、ヒューレッドパッカード、アップルなどハイテク株が急伸、ニューヨークダウは、一時、45ドル高する場面がありました。ただ、ミシガン大消費者信頼感指数(10月)が前月水準、市場予想とも下回ったことやGEの決算が市場予想を下回ったこと、住宅差し押さえに関する不正で銀行株や各種金融株の下落幅が拡大したこと、ドル高を嫌気してボーイングなど輸出企業が冴えなかったことからニューヨークダウは下げに転換。一時、1万1100ドル割れ寸前までありました。その後は、底バイの動きが続き、結局、ニューヨークダウは続落して終わりました。ハイテク株人気に支えられたNASDAQ総合指数は、アップルが最高値を更新するなど終日堅調な動きが続き、結局、反発して終わっています。ニューヨーク市場の出来高はSQの関係もあり前日比3億183万株増の14億1599万株。騰落状況は、値上がり1188、値下がり1796でした。

 この日発表された10月ニューヨーク州製造業景況指数は15.73。前月の4.14から急伸するとともに、市場予想の+8.0も上回っています。半年先の景況感は前月の31.4から40.0に上昇したほか、新規受注4.33→12.90、出荷-0.27→19.39、雇用14.93→21.67と改善が目立ったほか、在庫が前月の+1.49から-11.67に減少。今後在庫積み増しによる生産刺激効果も期待できます。

 ニューヨークダウは、シティやJPモルガンなど銀行株の下落に足を引っ張られ下落しましたが、ハイテク株に支えられ、5日移動平均線を維持して終わりました。4月26日の引け値11205ドルに接近しており、戻り売りなどから頭の重い展開が続いています。この間、出遅れていたNASDAQ市場がキャッチアップする動きを強めていますが、8月高値からの下落幅の倍返しポイントである2500ポイントや4月高値が接近していることも今後は警戒材料になりそうです。銀行の不正差し押さえ問題は、証券化による権利関係の錯綜で解決は難しいと見られ、政策対応を間違えると景気の足を引っ張ることにもなりかねません。注意して事態の推移を見ていく必要がありそうです。来週は、アップルやIBMなど主力企業の決算が発表になりますが、来期見通しに関してどういう数字を出してくるかが焦点になりそう。テクニカルな上値圧迫を、企業業績で突破できるか…債券市場の金利上昇が来週も続くか…それを受けたドル安の行くへは…など、来週の注目点は多い。

15日の米国市場動向
ニューヨークダウ 11062ドル78セント -31ドル79セント(0.29%)

NASDAQ総合指数 2468.77ポイント +33.39ポイント(1.37%)

S&P500  1176.19ポイント +2.38ポイント (0.20%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9570円 +70円

         (円建て)  9560円  +40円

米国10年もの国債金利 2.457% +0.059%

WTI原油  81.47ドル  -1.22ドル

GOLD  1369.8ドル  -7.8ドル


 米国株は銀行株急落の影響を受けたニューヨークダウが下落。一方、ハイテク株上昇でNASDAQ市場反発というちぐはぐな動きでした。CME日経平均先物は、連動性が高いNASDAQ市場の上昇を受け、しっかりに帰ってきています。円相場は海外で再び80円80銭台まで買われましたが、金利上昇を受けドルが買いなおされたことから81円40銭台と横ばい、対ユーロはドル・ユーロ取引の影響を受け113円70銭台に上昇して終わっています。
 週明けから日本でも決算発表が本格化しますが、予想を下回る企業は徹底的に売り叩かれるなど出入りの激しい相場になりそうです。米国ハイテク株人気を受けて日経平均は堅調に推移しそうですが、指数的には13週線と26週線にはさまれた狭いレンジの展開になりそうです。米国で債券市場の変化が顕著になりつつありますが、金利上昇が本格化すれば、日本の債券市場にも波及。資金運用難で債権投資を増やしている金融機関にとっては大きなダメージにもなりかねません。このところ海外投資家の銀行売りが目立つ背景に、債券投資評価損の拡大があったら…過剰流動性は否応無しに資産価格の引き上げに向かっていくのでしょうか。米国の金利が上がっても円高は続くのでしょうか…。対岸の火事の火の粉は否応無しに日本にも降りかかってきます。

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TOPIXに売り圧力…全般は今晩のバーナンキ演説待ち
 15日金曜日の日経平均株価は、83円26銭安の9500円25銭、TOPIXは10.67ポイント安の826.38と、ともに反落して終わりました。出来高概算は8億9230万株、売買代金は1兆2784億円と前日比で減少して終わっています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは88、RSIは50、25日線かい離はプラス0.45%でした。今日の終値での25日線は9457円と、依然、上昇を続けています。

 今日の相場は、昨日の買戻し主体から、個別株を売る展開に変化しました。寄り付き段階では、米国景気指標の悪化や円高を受け売り先行でスタート。途中、中国上海市場が不動産価格の上昇を映し、6ヶ月ぶりの高値になったことを好感。値を戻す局面もありましたが、いつもどおり後場になると海外から「円買い・株先物売り」の仕掛けが入り、市場は軟化。裁定解消売りも加わり、日経平均は一時25日線付近まで売られています。ただ、依然として介入警戒感が強いことから、大きく売り込むことはできず、結局、日経平均はかろうじて9500円台を維持して終わっています。昨日と異なり値上がり銘柄数は239、値下がり数は1350と全面安の展開でした。

 先日、欧州投機筋は日経平均先物は手仕舞いしたものの、TOPIX型先物の売りは残してあり、TOPIXに下落圧力をかけてくるのでは…としました。今日は、米国で銀行株や各種金融機関が軟調だったことを受け、国内の関連株にも売り圧力がかかり軟調にスタート。午後になると、大阪府の金融特区構想が受け入れられなかったという、とってつけたような材料を持ちだし消費者ローン関連や銀行・証券株に売り攻勢。明らかにTOPIXの押し下げを狙ったような動きをしていました。昨日、日経平均型に大量の買戻し(?)を入れた欧州系証券も、この日は1300枚程度の売りをしていましたが、売り崩すような動きはなく、もっぱらTOPIXの売りに集中していたようです。それにしても、特に悪材料もないのに、ストップ安するところまで、売り崩すとは…。恐らく、外資系の動きに国内の目先筋がちょうちんをつけているものと思われます。まあ、手を変え、品を変えご苦労なことです…。おかげで、国内の裁定業者は解消売りで儲けさせてもらって万々歳というところですか…。

 ただ、あれだけ過剰流動性をはやして上げていた米国株も昨日からぴたりと動きを止めています。今日のGLOBEX米国株先物もダウは11030ドルから11079ドルの狭い範囲の動きに終始しており、今晩のバーナンキ議長の演説待ちというムードが強まっています。日本時間の9時過ぎからはじまるようですが、内容によっては米国株が大きくぶれる可能性もあり、誰も手が出せないというところでしょうか。また、タイミングが良いのか悪いのか、今晩がオプションのSQに当たっていることも気になります。

 このところ書いていますように、12日から3日間にわたって行われた660億ドルの財政資金調達は、応札倍率や間接入札比率(海外投資家や外国政府の購入状況)は、過去の平均値を大幅に下回り、不調に終わっています。明らかにドル安のマイナス面の影響が出始めています。実際、政府の資金調達難航を予想。10年債金利は2.506%と前日から0.077%も上昇(価格は下落)しています。昨日、ロンドンなどで80円80銭台に買い進まれた円が、ニューヨークに移って81円台に押し返されたのも、金利上昇が影響しています。すでに市場は米国の金利上昇を織り込み始めたのかも知れません。米国では銀行や金融関連会社の不正な住宅差し押さえが、やはり、大問題になってきました。このままでは住宅、不動産、銀行などの経営の根幹を揺るがしかねない状況になる可能性もあり、FRBも潤沢な資金供給を続けざるを得ないものとおもわれます。市場は明らかにこれまでと異なる領域に入ろうとしています。新しい相場環境が、果たして、日本株にとってプラスかマイナスか、今晩の演説を良く聞いてみたいと思います。
 
 さて、その米国株ですが、、ニューヨークダウの25日線かい離は2.8%弱と余裕含みですが、RSIは昨日71%に乗せてきました。4月高値時は75%台まで行きましたが、通常の中間調整では70%割れのところが屈折点になっていました。まあ、警戒ラインには入っているということで、あまり新規に買いたてるようなことはしないほうが良いかもしれません。それより、先日から13週線と26週線とのサンドイッチから抜け出し、新たな上昇相場にはいってきた上海市場が面白い…としましたが、今日も高値を更新しています。内需型への切り替えを先取りしようというもののようですが、保険や食品などの投資妙味のあるものも多く、ストレートに中国株狙いもいいのかもしれません。

 日本株については、以前から書いているように、当面は上昇中の13週線と下落中の26週線にはさまれた狭いレンジの相場になりそうです。市場は勝手に為替介入の水準を決めてびくびくしているようですが、効果的な介入は相場が一方向に傾いたときでないと効果はありません。IMMの円買い水準は積み上がっており、もし本気で押し上げ介入すれば枯れ木に火がついたような円安になるかもしれません。投機筋もそれが怖いから、介入の影におびえながら円を買っています。まあ、彼らが調子に乗って円買いにきたときが絶好のタイミングということでしょう。
まあ、全て、今晩のFRB議長の演説の内容次第…ということですが、それに関係無しに債券市場が軟化して金利が上昇し始めたら、全ての前提条件が変わってくる…。ちょっとくらい待っても、相場は逃げはしません。

 それにしても、ストップ安まで叩きうるとは、ちょっとやりすぎでは…。

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銀行の不正差し押さえで下値波乱も金融緩和期待で戻す…長期金利の上昇に警戒
 おはようございます。

 昨日の米国株は、新規失業保険や貿易収支の赤字幅拡大など冴えない景気指標を受け、模様眺めに始まりました。その後、銀行による不正な住宅差し押さえに対し、集団訴訟が増加。将来の業績への負担になるとして銀行株や金融関連株が急落したことを嫌気。このところの上げに対する利益確定の売りも増加。ニューヨークダウは、一時、70ドル近く下落しています。ただ、金融緩和期待が根強いほか、この日もドルインデックスが0.54ポイント下落するなどドル安が進行したことを好感。押し目買いが入り引けにかけ下落幅を圧縮。結局、主力3指数とも小幅な下落で踏みとどまって終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億5516万株減の11億1416万株。騰落状況は、値上がり1203、値下がり1773でした。

 この日は、自動車・同部品や電気・通信サービスなどが上昇した反面、不正差し押さえ懸念から銀行や各種金融が冴えませんでした。個別では、検索サービス大手ヤフーに対し、複数からなるプライベートエクイティファンドグループや同業のAOLが買収を計画している、として急伸。「iPAD」発売を発表したベライゾンコミュニケーションが上昇。ストレージメーカーのEMCに対しソフトメーカー、オラクルが買収を計画しているとの報道から同社株が上昇するなど、M&A関連が根強い人気を続けています。この日、引け後に発表されたグーグルの第三四半期決算は売上高は72億9000万ドル(市場予想52億7000万ドル)、EPS6.72ドル(同6.69ドル)といずれも、市場予想を上回り、引け後の夜間取引で上昇しています。

 ニューヨークダウは、4月高値を目前にして足踏みの動きに入っています。ドル安や金融緩和期待が背景にあります。ただ、この日行われた30年債入札の結果は、応札倍率、間接入札比率とも過去10回の平均を下回る不人気ぶり。10年債金利は2.5%台に上昇してきました。これを受け、ニューヨーク外為市場ではドルを買い戻す動きが強まり、ドルの下落ピッチが弱まっています。明らかにドル安が財政資金調達に悪影響を及ぼしたことが分かります。今後も金利上昇が続けば、為替市場への影響も避けられなくなるものと思われます。今晩行われるバーナンキ議長の演説でインフレを容認する政策に踏み込むかどうか…が注目されます。いずれにしても、4月高値更新後、上げは一服すると考えていますので、新規の買いは慎重にしたいところ。

米国市場動向
ニューヨークダウ 11094ドル57セント -1ドル51セント(0.01%)

NASDAQ総合指数 2435.38ポイント -5.85ポイント(0.24%)

S&P500 1173.81ポイント -4.29ポイント (0.36%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9585円 +15円

         (円建て)  9565円 -5円

米国10年もの国債金利 2.508% +0.077%

WTI原油 82.69ドル -0.32ドル

GOLD  1377.6ドル +7.1ドル 


 米国株は小幅反落。CME日経平均は、ほぼ、大証先物終値と同水準で帰ってきました。円相場はアジア通貨が一斉に買われるなかで円買いも進行。一時80円82銭を付け、過去最高値の79円75銭まで後1円までの水準に迫りました。ただ、取引がニューヨークに移るとともに、長期金利の上昇を受けドルを買いなおす動きが強まり、円は81円台を回復。81円40銭台、対ユーロは114円70銭台で取引を終えています。国内に帰ってからは、対ドルが81円50銭台、対ユーロは114円60銭台の取引となっており、対ドル相場が円安気味に推移していることはプラスに作用しそうです。昨日は、FRB議長演説などビッグイベントを控え、投機筋のポジション巻き戻しから上昇して終わりましたが、今日も同様な展開が予想されるものの、週末控えであることや、FRB議長演説を見極めたいということから模様眺め気分が強まりそうです。また、下落中の26週線に接近するなどテクニカルな要因も頭お押さえそう。当面、都市鉱山関連や海運、商社のほか、開催中の「全人代」を思惑した中国関連株が個別に賑いそうです。またストレートに長期出直り相場にに入ってきた中国株を狙うのもあり…か?

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ビッグイベントを前にしたポジション調整の買戻しで急伸
 13日木曜日の日経平均株価は、180円51銭高の9583円51銭と続伸、TOPIXは14.30ポイント高の836.95と反発して終わりました。出来高概算は21億7563万株、売買代金は1兆5332億円と、ともに前日よりボリュームアップしています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは90、RSIは50、25日線かい離はプラス1.5%でした。今日の終値での日経平均25日線は9446円。依然、上昇基調を維持しています。

★イベントが集中する15日を前にポジション調整が増加
 15日という大きな節目を控え、投機筋のポジション調整の動きが目立っています。明日から、「中国全人代」が開催され、2012年から始まる次期5カ年計画の概要が決まりますし、中国共産党の次期指導体制の概要も見えてきます。ただ、投機筋が怖がっているのは、明日行われるバーナンキ議長の金融政策に関する講演。追加的な金融緩和の方向は見えていますが、今回注目されるのはデフレ転落を防ぐため、「インフレターゲット」を導入するのではないか…ということ。これが採用されれば、これまでデフレを前提に買われていた債券市場にとっては冷や水をかけられるようなもの…。債券価格が下落(金利は上昇)しはじめるため、金利差拡大からドルが買われる可能性も出てきます。これまで、前提にしていたものが崩れてしまうことにもなりかねません。また、15日は、以前から書いてきている11月決算のヘッジファンド解約45日前ルールの期限日。米国の金融規制改革でヘッジファンドへの締め付けが強化されており、解約が増加する可能性もないとはいえません。ヘッジファンドとしても、一旦は、ポジションを手仕舞わざるを得ないところでしょう。

★商いの主体は買い戻し?
 今日の相場は、中国の新5カ年計画への期待感や、ヘッジファンドのポジション調整という要因を抱えてスタートしました。米国株が予想以上に堅調を持続。4月高値に接近してきたことから、当面、日本株も堅調に推移する可能性が大きいとして、このところまとまった先物売りを行っていた欧州系の証券会社が買戻しを入れていました。先物市場では断続的に買いが入り、これが裁定買いを誘発して日経平均の上げ幅拡大につながったようです。今日の同証券の買いは7630枚に達し、先物出来高の11%をしめており、単に買い戻すだけでなく新規に買い立てた可能性もありそうです。このほか、円高が進行し1ドル80円台に突っ込みそうなのに輸出関連株が軒並み上昇。このところ売り込まれていた野村証券や都銀株まで広範に買い戻されています。やはり、投機筋も流れの変化を読み始めたようです。

★バーナンキ議長の演説が潮目を変える…
 さらに、明日15日は4月15日に高値をつけたTOPIXの信用絶対期日にもなります。すでに信用整理はかなり進んでいるものと思われますが、期日の通過で3月、4月の材料株相場で活躍した目先筋の動きも期待できますので、週明けからの流れはかなり変わったものになる可能性がありそうです。とにかく、当面は、明日の米国FRBのバーナンキ議長の金融政策に関する演説…が全て。このところ書いていますように、現在、実施されている660億ドルの財政資金調達は3年債、10年債とも不調に終わりました。米国以外の投資家にとっては、ドル安がさらに進み、為替差損をこうむるような米国債を何故買わなければならないの…ということでしょう。海外投資家が米国債を敬遠し始めると、政府は財政調達に支障をきたし、長期金利は上昇。財政負担も増加してきます。これは、バーナンキ議長がインフレターゲットを導入しても同じ結果になってきます。債券市場は、将来のインフレを織り込みに罹りますから、債券売りが増加。どのみち、金利は上昇することになります。

 また、米国の金利上昇はドルとリンクする国の金利にも波及しますから、足腰の弱い新興国にもダメージを与えてきます。このように副作用の大きい「インフレターゲット」という毒薬を果たして使うのかどうか…。考えようによっては、デフレの入り口に差し掛かり日本型の不況に陥る可能性もあることから、毒薬を使わざるを得なくなった、とみることもできます。日米とも債券市場には巨額の資金が釘付けにされていますから、これが解き放たれたときに何が起きるのか…?大きな潮目の変化がきたようです。

★世界の株高に取り残された中国株が動き始めた…次は日本かな
 会員の方にはレポートやメールを通し、10月に大きな潮目の変化が来るとご案内してきましたが、どうやらその可能性が強まってきたようです。昨日も書いたように、10週間にわたって底バイを続けてきた中国・上海市場が上昇に転じ、長期上昇パターンを示しています。欧米株や他の新興市場株に出遅れていた分を取り戻すような勢いです。海外から流入した資金が株価を押し上げ始めたとみてもいいでしょう。まだどうなるか分かりませんが、実際に米国がインフレターゲットを導入すれば、今度はキャリートレードの対象が円に変わり、円安方向に動き始める可能性もあります。明日が注目されます。

★次は26週線と52週線の下落圧力との勝負
 さて、目先的な日本株の動きですが、昨日の相場で13週移動平均線の下値支持力の強さが確認され、今日の反発につながった、と考えています。ただ、下落中の26週線(9670円台)に株価が接近。目先的にこの下落圧力を受けることになります。一時的に26週線を上回っても、その上に52週線が控えており。再度、26週線に引き込まれる可能性もあります。現在、円相場は80円台に入ってきていますので、明日は、また新しい売りポジションが形成されることも予想されます。今日発表された先週8日現在の裁定買い残は2600億円も増加。1兆5654億円に増加していますので、解消売りにともなう売り圧迫も強まってきます。当面、指数への逆風は続きそうです。結局、各論へと物色の流れは移って行きそうです。

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中国の輸入増を好感し、続伸…市場はFRBのインフレ志向を察知?
 おはようございます。
 
 昨日の米国株は、中国の輸入が大幅に増加し、過去最高になったことを好感。世界景気の拡大にプラスになるとし、アジアや欧州株が上昇した流れを受け、続伸してスタートしました。また、インテルや鉄道大手CSX、この日発表されたJPモルガンなどの決算がいずれも市場予想を上回ったことから企業業績への期待感が強待ったことも上げ幅の拡大につながりました。さらに、株価上昇を受けたリスク指向の高まりからドルが下落。国際商品価格が上昇したことも資源・エネルギー株買いにつながるなど、この日は景気敏感株を中心に買われニューヨークダウは一時137ドル高の1万1155ドルまで上昇。引けにかけてはやや軟化したものの、主要3指数は続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比3億4716万株増の12億6933万株。騰落状況は、値上がり2289、値下がり712でした。

 この日のドルインデックスは77.07。前日比で0.30ポイント下落。これを受け企業業績へのドル安の貢献を期待し、ボーイングやキャタピラー、ユナイテッドテクノロジーズなど輸出比率の高い銘柄が上昇。ドル安に加え、国際エネルギー機関(IEA)が今年の原油需要を増額修正したことから原油価格も上昇、銅や銀など他の国際商品にも波及しエネルギー株や鉱山株を押し上げています。一方、ハイテク株ではアップルが業績への期待感から300ドルの大台を始めて超えてきたものの、半導体や製造装置関連が軟調に推移するなどハイテク株の代表指数であるフィラデルフィア半導体株指数がほぼ横ばいにとどまっています。以前から、ハイテク株とインフレ率は逆相関で動くと書いてきましたが、今後もこのような状態が続けば、市場は明確にインフレを織り込む動きに変化してきます。債券市場は、これまでにない危機にさらされようとしているのではないでしょうか。

 昨日実施された10年債入札は、応札倍率が2.99倍。前回の3.21倍や過去10回平均の3.11倍を下回りました。また、海外投資家の応札状況をみる間接入札比率は41.5%と、これも前回の54.7%を下回り、期間の長めのものまで不人気になってきました。ドル安の影響は明らかに国債入札にも及んできたようです。これを受け、一時、債券価格は下落(金利は上昇)しましたが、FRBが320億ドル規模の国債買い入れを発表したことから金利は下落して終わりましたが、基調変化の兆候は確実に強まっているようです。また、ドルインデックスを見ると、過去5年の安値を結ぶ抵抗線に近づいており、一旦は下げ止まる動きもでてくるのではないでしょうか。

 ニューヨークダウはこの日も上昇。4月26日の戻り高値11205ドル(ザラ場高値は1万1308ドル)に接近しています。25日線とのかい離が3%付近に収まっていること、4月高値時のRSIが75.8%だったことに比べ、まだ余力を残していることから見て4月高値更新の可能性は強まっていますが、高値更新後は一旦調整に向かう可能性が強く深追いは避けたいところです。金価格の上昇、穀物価格の上昇など市場はインフレヘッジの色彩を強めつつあります。FRBはデフレになるくらいなら、インフレを選択する方向へとシフトしつつあり、インフレターゲットを導入する可能性も強まってきました。新値更新後の物色対象は大きく変わってくるかも知れません。

13日の米国市場
ニューヨークダウ 1万1096ドル08セント +75ドル68セント (0.69%)

NASDAQ総合指数  2441.23ポイント  +23.31ポイント (0.96%)

S&P500  1178.10ポイント  +8.33ポイント (0.71%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9525円 +115円

         (円建て) 9500円 +90円

米国10年もの国債金利  2.429%  -0.004%

WTI原油  83.25ドル +1.58%

GOLD  1373.6ドル +26.3ドル ←過去最高値
 

 米国株は続伸。CME日経平均先物も9500円台を回復して帰ってきています。円相場は、海外でドルが下落したものの、ユーロが買われた流れを受け81円90銭台に軟化。81円75銭付近で取引を終了。対ユーロも114円30銭台で終わっています。国内に帰ってからも、ほぼ同水準で推移しており、今日の相場環境は比較的良好に推移しそうです。このところ、後場に入り欧州から売り崩す動きが続いていますが、昨晩も書きましたように先物9380円の壁は予想外に固く、今後は売り仕掛けも個別の銘柄に移るのかもしれません。ドルインデックスの節値接近など、さまざまな市場で屈折点が近づいており、ここまで売られてきた日本株にも見直し買いの時期が近づいているように思われます。米国株の上昇についても、明日のSQに向けた要因も絡んでいそうで、週明けはこれまでとは異なった動きに入るかもしれません。当面、インフレ関連に的を絞ってみるのもいいかもしれません。引き続き商社、海運、都市鉱山関連、鉱山開発機器、穀物増産を展望した農機、肥料なども面白いかも知れません。

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今日も後場登場の幽霊にやられたが、下値の固さを確認
 13日水曜日の日経平均株価は、14円87銭高の9403円51銭と小反発したものの、TOPIXは1.95ポイント安の822.65と続落して終わっています。出来高概算は18億9023万株、売買代金は1兆3388億円と、ともに低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは93、RSIは42、25日線かい離はマイナス0.3%でした。騰落レシオ、RSIとモメンタム系指数の低下が順調に進んでいます。今日の終値での25日線は9435円。前日の9424円から上げており、上昇傾向を維持しています。

★相場環境は良し…
 今日は、こじっかりの米国株、CME日経平均も小幅高で帰ってきました。また、米国市場の引け後に発表された半導体大手インテルの決算は、第三四半期実績、来期見通しとも市場予想を上回っています。さらに、今日発表された8月の機械受注統計で設備投資の先行指数になる船舶を除く民需の受注額は事前予想の3%増を大幅に上回る10%の増加になるなど、相場環としては良好な部類。これを映し前日下落した分の買戻しなどが入り堅調なスタートになりました。ハイテク株や予想を上回る機械受注を移し、設備投資関連が買われるなどし、日経平均は、一時、9500円台を回復する場面もありました。

★今日も登場した2時ごろの幽霊
 ただ、いつものように午後に入り欧州市場が開くころになると、円買い・株先物売りの仕掛けが入り、相場は崩れ始め、値を消して行きました。今日の反発を期待して、前場中に買ったところも、投機筋の売り仕掛けをみて買いポジションを解消。結局、本日の上げ分をほとんど消してしまう動きになりました。今日の朝も書きましたように、日本国内の投資家に買い向かう姿勢がまったくありませんから、まさに、投機筋の思うとおり…。今日は、新株発行懸念が強い銀行株や金融株、電力株、不動産株など大型物を売り崩し、TOPIXに下落圧力をかけに来ていましたが、昨日も書いた欧州系の証券会社は、昨日、日経平均の先物のほか、TOPIXの先物も大量に売っており、目先、攻撃の矛先を内需型に転じてきた可能性もあります。まさに、やりたい放題です。国内の投資家の投資意欲がこれほど削がれていなければ、投機筋の動きは十分跳ね返せるのですが、証券関係者やマスコミから連日弱気の話を流されたら、とてもじゃないですがファイティングポーズなど取れませんね。

★米国3年債入札は絶不調、今晩の10年債入札も不調だったら…
 今日の朝も書きましたが、昨日行われた米国の3年債入札は散散な結果でした。ドルの先安感があるのに、目減りすることが分かっていて、米国債なんか買えるか…という気分が出てきたのかも知れません。昨日、FOMC議事録で緩和の方向がはっきりしたにもかかわらず、米国債が売られた意味を考えてみる必要がありそうです。今晩は、10年債の入札がありますが、FRBの米国債購入対象にもなっていますので、もしかしたら、海外の投資家は10年債を買いに来るのかもしれません。でも、蓋をあけてみて、これもダメだったら…。今晩の10年債入札の間接入札比率が注目されます。これがだめだったら、明らかにドル安が財政資金調達の障害になりはじめたことになり、米国自体がドル安是正を考えなくてはならなくなります。FOMC議事録でFRBはインフレを容認するような姿勢を明白にしており、債券を逃げ場にすることもできなくなるかも知れません。流れが変わる時期は確実に近づいているのではないでしょうか。

★今日も破れなかった先物9380円の壁
 さて、日本株については、以前から書いているように、上昇中の13週線と下降中の26週線にはさまれた動きに入っています。今日の動きは13週線の下値抵抗を試すような動きでしたが、このところ日経平均先物の下値は9380円どころに集中しており、ここから下を売り崩すことは投機筋にも難しくなっています。今日の先物の安値も9390円と、やはり9380円付近を境に反転し9410円で終わっています。投機筋が売りの対象をTOPIXに変えたのも案外このあたりに関係があるのかもしれません。結局、日経平均は13週線と26週線にはさまれた狭いレンジの相場に追い込まれていきそうです。

★日本と並んで成績不振だった上海総合指数が13週線と26週線のレンジ相場を脱出
 このところ、日本と並んで成績不振と見られてきた上海総合指数は今日、5ヶ月ぶりの高値に出てきていますが、こちらのほうも、高値にでてくるまで約10週間、13週線と26週線の狭いレンジの動きを続け、先週やっと26週線を抜いて持ち合い離れになってきたんです。日本も、同じような流れをたどるものと思われますが、下に下がらないと分かったら個人がでてきて各論相場が展開されることになります。上海市場でも、長期の持合の間に数倍になった内需株が数多くでています。

 ここからは、場のムードに押し流されて、本質を見失わないようにすることが大事です。日銀も物価上昇率1%を明示しましたし、米国もインフレを容認する方針を示しました。どうやら、先進国は協調してインフレ指向を強めてデフレを克服する道を選んだのかもしれません。もしかしたら、債券の時代は終わった…?背後霊に取り付かれた指数なんか重視するのはやめて、当分は、森より木をみる姿勢が望まれます。

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FOMC議事録が救世主となり続伸…3年債入札は最近にない低調ぶり
 おはようございます。

 昨日の米国株は、波乱含みの展開で終わりました。欧州など海外株安や、この日引け後に発表される半導体大手インテルの決算への警戒感が強く、軟調なスタートになりました。また、中国が主力行に対し預金準備率の引き上げを実施したことも嫌気。一時、ニューヨークダウは前日比100ドル近く下落する場面がありました。ただ、この日発表されるFOMC(米公開市場委員会)議事録での追加緩和言及への期待感から押し目買いが増加。公表された議事録で「近いうちに追加的な金融緩和を実施する用意がある…」と示されたことから、引けにかけ上昇。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比9616万株増の9億2217万株。騰落状況は、値上がり1659、値下がり1293でした。

 この日発表された半導体大手インテルの第3・四半期決算は、売上高が111億ドル(市場予想は109億9000万ドル)、EPS0.52ドル(同0.50ドル)と、ともに市場予想を上回りました。また、市場が注目する第4・四半期の売り上げ予想は114億ドル±4億ドルとなり、市場予想の113億2000万ドルを上回りました。半導体大手サムスンの冴えない見通しから警戒感が強まっていただけに、ちょっとしたサプライズになったようです。また、アップルの株価見通しが引き上げらたこともハイテク株人気を刺激しています。さらに、この日は、フランスの化粧品大ロレアルが化粧品製造販売のエイボンプロダクトの買収を計画、また製薬大手ファイザーが同業のキング・ファーマシューティカルを36億ドルで買収するなど、大型のM&Aが伝えられたことも買い気を刺激しました。

 ニューヨークダウは、この日も上昇し、4月高値に着実に接近しています。金融緩和期待だけが株価水準を押し上げている感じですが、ロイター調査では市場による緩和予測は1兆ドル~1兆5000億ドルへと拡大傾向にあり、市場の期待感が先走りすぎているとの見方も増えています。11月に決算を控えているヘッジファンドが買い煽っている。といわれますが、最近の為替、株式とも振幅が小さくなってきており、市場の強気予想とは別にポジションの解消が進んでいる可能性もないとはいえません。あまりにも、市場の方向感が一致しすぎている感じもします。流れが変わる時期は案外早いのではないでしょうか。昨日行われた米国3年債320億ドルの入札は、応札倍率2,95倍(平均3.12倍)、海外投資家などの応札状況をみる間接入札比率は29%(過去平均47.5%)と、いずれも低調な結果になりました。FRBによる長めの国債買い入れがありますから、投資家が長期債にシフトした、という見方もありますが、今晩実施される10年債、明日実施される30年債入札も冴えなかった場合、ドル安に対するFRBの見方が変化してくる可能性もあります。RSIなどテクニカル指標は過去相場が転換した70%以上の水準には余裕がありますので、目先的に協調相場が展開されそうですが、4月高値更新後には警戒が必要…。今晩の10年債入札の内容に注目。

12日の米国市場
ニューヨークダウ 1万1020ドル40セント +10ドル06セント (0.09%)

NASDAQ総合指数  2417.92ポイント +15.59ポイント (0.65%)

S&P500  1169.77ポイント +4.45ポイント (0.38%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9475円 +75円

         (円建て) 9440円  +40円

米国10年もの国債  2.433%  +0.041% ←緩和期待にもかかわらず上昇

WTI原油 81.70ドル -0.51ドル

GOLD 1351.0ドル -3.4ドル


 米国株は大幅下落後、FOMC議事録を続伸して終了。CME日経平均先物も小幅高し、9440円で帰ってきました。円相場は、海外株安やFOMC議事録を受け円買いが増加。海外市場で1ドル81円66銭まで上昇。ほぼ、同水準で終わっています。円は、対ユーロでも買われ、1ユーロ113円80銭と前日水準にくらべ30銭以上の円高になっています。日本に帰ってからは、対ドルが81円80銭台、対ユーロが113円80銭と海外の流れを引き継いだ動きになっています。今日の日本市場は昨日と同様に堅調なスタートが予想されるものの、円が買われやすい地合に変化はなく、投機筋による円買い・株先物売りの仕掛けが入り安くなっています。昨日は、日経平均採用のファーストリテーリングの減益決算が投機筋の先物売り仕掛けのきっかけになりましたが、今日の同社株の動きが注目されます。今週末の45日ルールの期限を控え、ポジション解消の動きも強まると思われますが、昨日から、国内投資家と見られる持ち株の処分売りも散見され、注意が必要です。インテルの好調な決算を受け、昨日売られた半導体株の見直し買いもありそうですが、相場の持続性は円の動向次第…。市場が期待する為替介入も現在のようなじり高では介入効果も上がりづらく、一気に円高が進む局面でないと効果は上げられないものと思われます。しばらくは、投機筋の思惑次第という情けない相場が続きそうです。指数が安定すれば、小型成長株や期日明けの材料株の上げが期待できるのですが…。操作自在の日経平均先物ってなんとかなりませんかね~。

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先物売りと裁定解消売りに値を崩した日本株…米国株の下落を先行織り込み?
 12日火曜日の日経平均株価は、200円24銭安の9388円64銭、TOPIXは14.84ポイント安の824.60と、ともに大幅続落して終わりました。出来高概算は18億9360万株、売買代金は1兆4457億円と前週に比べボリュームダウンしています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは97、RSIは40、25日線かい離はマイナス0.4%でした。今日の騰落状況が値上がり79、値下がり1540と全面安だったことで、指数の低下が一気に進みました。

★介入を見越したポジションの解消が先物売を誘発…
 さて、米国の雇用統計は冴えない結果でしたが、日本市場が3連休の間にニューヨークダウは1100ドル台を回復。4月高値に王手をかけて終わっています。雇用統計の内容が悪かったことで、「もうこれは、追加的な金融緩和は間違いない。それも、緩和額が大幅に増えるかも…」なんて、勝手に観測して買いあがっています。市場では、あらたな緩和段階に入るとして、5000億ドルや1兆ドルの国債買い入れなんて予想も飛び出してきました。ちょっと先走り過ぎの感じがしないでもありません。今日の朝もニューヨークダウは5月初旬につけた長大陰線の寄り付き付近まで来ており、ここが強弱の対立感が強まるところとしましたが、立会い時間中のGLOBEX市場でニューヨークダウは70ドルを超える下落。おまけに、G7も終わったし、82円を割りこむと、介入があると見た筋が、事前に円売り・ドル買いのポジションを取ったものの、82円を割れても介入が無かったことからポジションを解消。円を買い戻したことから、円高が進行しました。

★再び懸念される裁定解消の動き
 おまけに、朝から減益予想を発表した日経平均採用銘柄のファーストリテーリングが急落。日経平均の足を引っ張っていました。まさに、以前から日本株の売り仕掛けをしている欧州の投機筋にとっては、絶好の売り叩きのタイミング。早速、円買い・株先物売りの裁定を組んで売り叩きにきています。今日だけでも3900枚近くをうり、先週末からの累計は1万枚近くに達しています。この売りをきっかけに、先物と現物のサヤが逆転。裁定解消売りがまとまってでたことも全体の下落幅の拡大につながりました。先物の手口をみると、裁定取引の買い残高が多い、国内大手証券の買い手口が目立ちました、裁定解消(先物買戻し・現物売り)が下落幅の拡大に影響したことがわかります。どうも、最近、欧州市場のオープンが近くなると、市場が荒れるようになってきたみたいですね。再び、ヘッジファンドや商品投資顧問に振り回されだしたみたいです。

★売り叩きも今週がピーク?
 今週末が、ヘッジファンドの解約45日前ルールの期限になりますから、波乱含みになるのもし方が無いところでしょう。以前から、単純平均型で値嵩株の影響が大きい日経平均先物は操作性が強いので先物取引には適さない…と書いてきましたが、また、同じ繰り返しになってきたようです。まだ、裁定買い残は1兆4000億円近くありますから、破壊力は十分。朝からファーストリテーリングが売られていましたので、投機筋が売り仕掛けに動かなければいいが…と思い、朝の書き込みでも、外部環境によっては波乱することもあるかもしれないとしましたが、心配していたようになってしまいました。

 おかげで、日経平均の引け値は25日線を下回って終わってきました。ただ、依然、上昇基調は維持したままですから、このままずるずると値を下げることは考えにくいところでしょう。25日線と同様に上昇中の13週線が9380円付近にあり、今日の引け値も13週線に支えられた格好で終わっています。とりあえず、抵抗するところですが、なにしろ相手は値嵩株さえいじればどうにでも操作できる日経平均先物とファンダメンタルとは関係のない現物と先物とのサヤだけが目当ての裁定取り引き…。果たしてどうなることやら。最大の景気対策は日経平均先物を止めるか、倍率を下げて使いにくくすることだと思うんですが…。

★米国で証券化バブル崩壊の後遺症が発症?
 今日の下落の一因に、GLOBEXの米国株安が影響していますが、米国では新たな懸念要因として、金融機関による不正な担保住宅の処分問題が浮上。現在、主要な銀行の住宅差し押さえが事実上ストップされています。証券化により担保の処分権や所有権が切り分けられているにもかかわらず、銀行が所有権や処分権を持っているように振る舞い、違法に処分した疑いが強まっています。今日は、債権回収会社が同様な処分をしたとして、全米40州の司法長官が調査に乗り出すと伝えられたことが嫌気されているようです。証券化バブル崩壊の後遺症がこんなところにもでてきました。市場の反応はまだ鈍いようですが、問題が拡大すればこれまで処分された不動産について、いちいち、権利の特定をしなければならず銀行と住宅市場にとんでもない状況を引き起こす可能性があります。まだ、影響について把握し切れませんが、次回、FOMCで5000億ドルや1兆ドルというとんでもない規模の緩和の話がでているのも、元をたどれば、このあたりの予防的な措置を講じようというところに落ち着くのかも知れません。

 GLOBEXでの米国株先物の下落の原因がなんだかは分かりませんが、日本株が今晩の米国株の下げを先行して織り込んだ…としたら、明日はそれほどでもないのかもしれません。とにかく、欧米の投機筋の方々に、これ以上いじめないように、菅総理頭を下げてきてくださいよ。

★当面の注目点は米国の国債消化状況
 さて、日本と同様に新興国も通貨高に頭を悩めていますが、ブラジルに続き、タイが海外からの国債購入に課税する方針を決定しました。昨日、中国が主力行に対する預金準備率を引き上げたのも外資の流入対策があるといいます。世界中がドル安に頭を悩ませています。今日は小幅にドルが戻したようですが、今晩から始まる660億ドルの国債入札に備えた動きかもしれません。今のように急ピッチでドル安が進み、海外の米国債購入者が損失をこうむる中、果たして入札が順調にすすむものかどうか。もし海外からの応札状況が冴えなかったら、天に向かって吐いた唾が自分の顔にかかるという事態にもなりかねません。財政資金調達が円滑に行くかどうかは、米国にって死命を制する問題。状況によっては、通貨改革の時期が早まる可能性もあります。日本にとってはありがたいと思うかもしれませんが、しわ寄せは新興国を含む貿易黒字国全体に及ぶ可能性もあります。何も言わない日本に中国への見せしめのため、厳しい切り上げが要求される可能性すらあります。

 なんだか、色んな意味で大きな分岐点に近づいているような感じがします。否応無しに、米国は緩和を進めねばなりませんし、日本だって、逃げ道を残した日銀の金融緩和策も修正を迫られ、こちらも否応無しに緩和の拡大に追い込まれていく…。先行きに待っているのは、デフレ…?、インフレ…?、それともスタグフレーション…?

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債券・為替市場が休日で小動きの展開…FOMC議事録への期待感で底堅い動き
 おはようございます。日曜日の書き込みは、レポート作成のため時間が取れずできませんでした。ご容赦!

 週明けの米国株は、コロンブスデーの祝日で、債券と外為市場が休場。手がかり材料難から小動きの展開になりました。前週末の冴えない雇用統計結果を受け、FRBの金融緩和期待が引き続き市場を支え、堅調なスタートになりました。ただ、手がかり材料がないままに、終日、小動きに推移。前週末の引け値をはさみ、方向感のない動きを繰り返し、ニューヨークダウの終日値幅は、わずか53ドルにとどっています。ロンドン為替市場で、対ドルでユーロを利食いする動きが強まり、ドルが上昇すると資源株などが売られ下落幅を拡大する場面はありましたが、今晩発表されるFOMC議事録への期待感などから、再び上昇。結局、主力3指数ともほぼ横ばいで終わりました。
ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億5807万株。騰落状況は、値上がり1636、値下がり1319と、底堅い展開でした。

 この日は、最近、ハイテク株軟調の要因だったクラウドサービス関連のデータストレージ業界への懸念が、売り上げが拡大方向にあるとの見方で払拭され、関連株や半導体株などを物色。ハイテク株の指標であるフィラデルフィア半導体株指数も上昇して終わっています。アップル、インテル、グーグルなど主力ハイテク株が上昇したほか、この日、ウィンドウズのスマートホンOSを搭載した新型高機能携帯を発売したマイクロソフトも堅調に推移しました。また、自動車・同部品も堅調に推移しています。ただ、ドルが堅調だったことからGE、キャタピラー、スリーエムなど輸出企業が軟調だったほか、一部銀行株も売られていました。

 ニューヨークダウは、4月高値1万1205ドル更新へ向けて順調な歩みを続けています。このところ、足踏み的な動きもでていますが、5月第一週に寄り付き1万1009ドルからつけた630ドルの週足長大陰線の寄り付き付近まで戻してきたことから、テクニカルな強弱感の対立がでているためと思われます。ただ、この日も新高値が280銘柄でるなど、相場の基調の強さは相変わらず…。銀行の担保不動産処分に関する書類不備の問題から、住宅問題に懸念が生じており、次回FOMC(11月2日、3日)では、追加的な量的緩和幅が拡大するとの思惑も強まっています。長大陰線を抜け出すまでは安心はできませんが、とりあえず4月高値更新に期待したいところです。

11日の米国市場
ニューヨークダウ 1万1010ドル11セント +3ドル63セント(0.03%)

NASDAQ総合指数  2402.43ポイント +0.42ポイント (0.02%)

S&P500  1165.31ポイント +0.16ポイント (0.01%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9655円 +75円

         (円建て)  9625円 +45円

米国10年もの国債金利  休場

WTI原油  82.21ドル -0.45ドル

GOLD  1354.1ドル +8.8ドル


 米国株は小動き。CME日経平均先物も週末の大証終値比45円高で帰ってきました。円相場は、休みの間にシドニー市場で1ドル81円30銭台に上昇したものの、ロンドン市場でユーロが軟化した影響で、82円台に戻して終了。日本に帰ってからも82円付近での商いになっており、とりあえず小康状態を保っています。今日の日本株は堅調に推移する動きが予想されますが、昨日、中国が主要行に対し、預金準備率を引き上げる措置を実施しており、今日の上海市場の反応次第では波乱含みの展開もあるかもしれません。今週は、来週から本格化する決算発表を控えての端境期的な週になりますので、指数的には小動きの展開の中、信用期日が明けた材料株や業績増額修正期待株が各論的に買われることになりそうです。今日も、上海市場、GLOBEX米国株先物、為替市場など外部要因にらみの展開に…。

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雇用統計受けニューヨークダウは1万1000ドル大台回復…高まる通貨調整気運に注意
 おはようございます。

 注目の米国雇用統計(9月)は、非農業部門の雇用者数が9万5000人の減少となり、市場予想の5000人減を下回り4ヶ月連続で減少しました。政府部門が、国勢調査終了にともない7万7000人を解雇したほか、財源不足から公務員数の削減を実施。全体で15万9000人増加したことが、予想との誤差を生んだようです。また、民間部門については6万4000人の増加となり、市場予想の7万5000人や前月の9万3000人増を下回ったものの、増勢は維持していました。失業率は9.6%と前月から横ばいとなりましたが、市場予想の9.7%は下回っています。全体的には米国の雇用情勢の悪化を示す内容となったことから、ドルがほぼ全面安になったほか、金や原油など国際商品が一斉に上昇。市場は米国の追加緩和を織り込む動きになりました。

 この日の米国株は、雇用統計数字悪化という材料を消化するため、前日引け値付近をはさんだ神経質な動きでスタートしました。ただ、為替市場でドル安が進み、金や原油など国際商品が急反発するとともに、株式市場でも追加緩和期待が強まり、資源株や素材株が買われ反発に転換。ドル安の進行を好感したキャタピラーやボーイング、プロクター&ギャンブルなど輸出関連株、このところ調整気味だったアップルやグーグルなどハイテク株にも買いが拡大。ニューヨークダウは一気に1万1000ドルの大台を回復し、一時、高値1万1032ドルとほぼ5ヶ月ぶりの水準に上昇しています。大台回復後は売り買いが交錯し膠着感を強めたものの、結局、主力3指数とも反発して取引を終了しています。ただ、ニューヨーク市場の出来高は前日比2973万株増の9億4610万株と少なく、高値警戒感も強くなっているようです。騰落状況は、値上がり2253、値下がり756でした。

 この日は、雇用統計の結果を受けて、ドルが全面安。対円相場は81円72銭をつける場面もありました(引けにかけては、週明けの介入警戒などから82円をはさんだ動きに軟化)。対ユーロでも、1.40ドル台に下落しましたが、EUのユンケル議長が、最近のユーロ高に強い懸念を表明したことからドルが買いなおされ、1.3928ドルと、ほぼ前日引け値付近で終わっています。ただ、円買い意欲は強く、対ユーロでも114円15セント高値圏で終わり、円の独歩高が目立ちました。また、ドル下落は国際商品にも波及。金価格が終値(1347ドル90セント)で過去最高値を更新したほか、原油がバレル83ドル付近に上昇。銅も10ドル近く上げるなど穀物を含めた国際商品が騰勢を強めています。

 ただ、ドル安は新興国や、日、欧の不満を確実に強めつつあり、大幅な通貨調整の要望が強まってきました。特に、欧米からの中国に対する元切り上げの要望が強まっていますが、中国はプラザ合意後、強制的になされた円高のあと日本経済がたどった道を研究しており、大幅な切り上げにはどこまでも抵抗すると思われます。結果、貿易収支の黒字国をターゲットにした広範な通貨調整が実施される可能性もあり、日本を含めたアジア諸国への風当たりが強まるかもしれません。近々、プラザ合意に近い国際協調体制(?)の再構築が行われる可能性を意識しておく必要がありそうです。このところ書いていますように、ドル安は米国にとっても両刃の剣。行き過ぎれば財政資金調達に支障をきたしてきます。週明けから財政資金調達(12日・3年債320億ドル、13日・10年債210億ドル、14日・30年債130億ドル)がありますが、このドル安下で海外からの応札がどうなるのか…など内容的なものが注目されます。

 ニューヨークダウは、下値支持線での底固めを終わり、予想通り4月高値挑戦へむけ動き始めてきました。高値更新後は、再度一服するものと思われますが、中間選挙での共和党勝利後は企業よりの政策が強まりそうなことから、さらに過剰流動性相場を強めることになりそうです。当面は、4月高値更新後に次の展開を考えればいいでしょう。

8日の米国市場
ニューヨークダウ 1万1005ドル48セント +57ドル90セント(0.53%)

NASDAQ総合指数  2401.91ポイント +18.24ポイント (0.77%)

S&P500 1165.15ポイント +7.09ポイント (0.61%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9645円 +65円

          (円建て) 9615円 +35円

米国10年もの国債金利 2.392% +0.069% ← ちょっと変わってきた…?

WTI原油 82.84ドル +0.99ドル

GOLD 1347.9ドル +10.3ドル 


※ 日本株については明日にでも書きます。これから、また食事と格闘です。
 

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3連休前、雇用統計発表では動くに動けず…引け間際に欧州筋の売り崩し?
 8日金曜日の日経平均株価は、95円93銭安の9588円88銭と続落、TOPIXは6.62ポイント安の839.44と反落して終わりました。出来高概算は19億7217万株と前日を下回ったものの、売買代金は1兆5079億円と前日水準を上回っています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは110、RSIは53、25日線かい離は+1.9%でした。まあ、巡航速度圏内というところでしょう。今日の終値での25日線は9411円。依然、上昇傾向継続中。

 今日は、米国株が高安まちまち、円相場は高止まりですが介入警戒から小動き、3連休控え…ということで、小動きの展開になりました。海外安から先物売りが入り、軟化して始まりましたが、その後は小動きに推移。欧州市場が開く2時半過ぎに、欧州投機筋の売り仕掛けが入り引けにかけ軟化したものの、日経平均の終日値幅は87円にとどまっていました。今日は、オプションがらみのSQでしたが、清算値は9692円となりました。普通なら、この清算値をめぐり、強気筋と弱気筋の攻防があるんですが、今晩、米国雇用統計の発表というビッグイベントを控えていることから、無理な仕掛けが無かったことが、原因でしょうか。ただ、引けにかけ、日本株を一貫して弱気している欧州投機筋の売りが入ったことに加え、3連休を前にしたポジション調整の売りがかさみ、日経平均は安値引けしています。この投機筋は、雇用統計の発表前になると、弱気のポジションを採ってきますが、昨日と今日だけで5500枚を超える売り物を出しているのが気になります。今晩、何も無ければいいのですが…。

 今日の相場を業種別に見ると、値上がりは鉱業、証券、倉庫・運輸、その他金融の4業種のみ。円高を嫌気した精密や電気機器、機械など輸出株や昨日まで日銀の政策変更を織り込み上げていた不動産株など29業種が下落しています。まあ、3連休の間に何がおこるか分かりませんから、とりあえず利食えるものは利食っておこうということのようです。今週は、日銀のゼロ金利回帰というサプライズがあったものの、米国の追加的な量的緩和の実施への期待感が上回り、ドル安が進行。その思惑に一応の区切りをつけるのが、今晩の雇用統計になります。ISM製造業・非製造業景況指数はともに米国の景気が底堅いことを示していますが、雇用統計の先行指標になるADP全米雇用統計では民間雇用者数は減少。一方、昨晩発表された新規失業保険申請件数は予想を上回る減少…と正反対の結果がでています。ここで、今晩の雇用統計で民間部門の雇用者数が増加すれば、追加緩和はやりにくくなり、また、来月2日、3日のFOMCまで引っ張り廻されることにもなりかねません。

 ただ、最近のドル安で反動として通貨が上昇する新興国やEUなどでは、悲鳴に近い状況になり、必死になって自国通貨売りを進め、景気の腰を折らないようにしており、国際協調による通貨の安定への要望が高まっています。また、欧州も再びソブリンリスク問題が再燃してきましたが、どうも自作自演の匂いがしないでもありません。ユーロ安が6月に反転してからすでに4ヶ月を経過。特に、9月に入ってからのドルに対するユーロ高のピッチは早まっています。ユーロ安を受け、7月ごろまでは欧州の輸出企業はわが世の春を謳歌していましたが、最近のユーロ高でユーロ安効果もすっかり剥げ、今日発表されたドイツの貿易収支(8月)は輸入が0.8%増、輸出が0.4%減となり、貿易黒字は前月の126億ユーロから、117億ユーロに減少しています。明らかに、ユーロ安効果に依存した好景気は曲がり角を迎えたようです。

 もともと、今回のユーロ危機は、貿易黒字で稼ぐ国が問題国を支援していくことで合意し、市場がこれを好感したことから、落ち着きを取り戻したのですが、肝心の支援国の外貨収入の状況が悪化することは、支援体制が揺らぐことにもなりかねません。いずれ、ユーロが再び売られる時期が来るように思われれます。まあ、どっちにしても、円、ユーロ、ドルの関係は坂道を転がり落ちているなかで、どこが遅いか、早いかの関係だけ…。流れが変わる時期は早いような気がします。

 さて、今晩の雇用統計がどうなるかなど、インサイダーでもない限り分かりません。ただ、テクニカルでは、このところ26週線の下落圧力に注意するように書いてきました。昨日は、26週線まで、後40円まで接近。円高の有無にかかわらず、高値警戒がでてくるところでした。その点から見ると、今日の調整は自然の流れ、と見ることもできます。日経平均の週足を見ると、このところ、上昇中の13週線と下落中の26週線にはさまれた、狭いレンジ内の動きになっています。26週線の対応点は、まだ、4月高値付近にありますから、下降トレンドはよほど大きく上昇しない限りしばらく続くことになります。この場合、もし26週線を上回っても引きずり戻される可能性がたかまりますから、来週はこのあたりに注意する必要がありそうです。ただ、今回の日銀のゼロ金利回帰とそれに続く政策変更は、06年以前の資産価格上昇への回帰も意味しますから、不動産など資産価格の上げに関連する業界は息の長い相場になるかもしれません。膠着感を強めそうな指数は無視して、各論で望むところでしょう。すでに、4月高値の銘柄に期日迎えの動きが出はじめており、環境関連などが復調してくる可能性もあります。

 年末近くになって、やっと八白土星の関連業種の不動産が動き始めてきましたが、来年(7赤金星)の銀行やハイテクにつなげられるか…やっと面白くなってきたようです。

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雇用統計の発表を控え、各市場でポジション調整の動きが強まり、ニューヨークダウは小反落
おはようございます。
 
 昨日の米国株は、ECB(欧州中央銀行)やBOE(英イングランド銀行)が政策金利を据え置いたことからドル安が進んだことを好感。また、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことから、高よりしてスタート。ニューヨークダウは高値1万998ドルと1万1000ドル大台に大手をかけるところまで上昇しました。その後、今晩の雇用統計発表を懸念した利食い売りが増加。また、ユーロに対して安値を更新していたドルが買い戻され反発したことから、このところ堅調だった国際商品が軒並み軟化。これを受け資源・エネルギー関連株が売られ、ニューヨークダウは、一時、1万900ドルの大台を割り込むなど、雇用統計の発表を控え神経質な動きを繰り返した後、結局、ニューヨークダウとS&P500は下落。一方、アパレルなど小売業の販売好調や前日下落したハイテク株の見直し買いから、NASDAQ総合指数は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比6382万株減の9億1541万株。騰落状況は、値上がり1357、値下がり1596でした。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数(~2日)は44万5000件。前週に比べ1万1000件の減少。市場予想の45万1000件を下回りました。前週は45万3000件から45万6000件に上方修正されています。また、トレンドを見る4週移動平均は前週から3000件減の45万5750件。一週遅れの受給者総数(9月25日)は446万200件で、前週から4万8000人の減少でした。また、この日決算発表のトップを切って引け後に発表されたアルミ大手アルコアの決算(7~9月)は、売上高が52億900万ドル(市場予想49億600万ドル)、調整後EPS9セント(同5セント)と、ともに市場予想を大きく上回りました。

 この日は、米国雇用統計発表を控え、為替、国際商品、株式などの各市場でポジション調整の動きが強まりました。前日発表のADP全米雇用報告と昨日発表の新規失業保険申請件数の内容が異なることから、リスク回避の動きが強まったようです。ただ、ニューヨークダウの終日値幅は106ドルにとどまっており底堅い動きだったことが分かります。昨日も、これまでの上値抵抗線を上回ったことから、当面は、下値支持線に変化したこのラインの信頼性を確認する動きになるとしましたが、昨日の動きもこのライン上で下げ止まる動きをしていました。当面は、今晩の雇用統計次第…。投機筋にとっても来週が山場になるので、現在と同じような相場状況が来週も続くか…。

7日の米国市場
ニューヨークダウ  1万948ドル58セント -19ドル07セント (0.17%)

NASDAQ総合指数 2382.67ポイント +3.01ポイント (0.13%)

S&P500 1158.06ポイント -1.91ポイント (0.16%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9680円 -10円

         (円建て)  9655円 -35円

米国10年もの国債金利 2.3851% -0.0071%

WTI原油  81.45ドル -1.78ドル

GOLD 1335.0ドル -12.7ドル


 米国株は雇用統計発表を控え、高安まちまち。CME日経平均先物は円高の進行を映し、小幅に軟化して帰ってきました。円相場は、海外で、ユーロ、ドル相場が高値更新後軟化するなど波乱含みの展開のなか、両通貨に対し円高が進行。一時対ドルで82円11銭と1995年4月25日以来の高値をつけたあと、やや下落したものの82円37銭付近、対ユーロでも114円70銭台での終値になっています。国内に帰ってからは、対ドルが82円38銭付近、対ユーロが114円70銭台の取引で始まっており、ほぼ海外市場の流れを引き継ぐ格好になっています。
 今日は、オプションに関するSQ応答日になりますが、今晩の米国雇用統計の発表を控え、神経質な展開になりそうです。円高の進行を嫌気し、輸出関連が弱含みそうなうえ、国際商品の軟化から資源関連も軟調に推移。当面、SQ清算値をめぐり強弱感が対立する流れになりそうです。ただ、個別の材料株は堅調に推移しそうで、消費者ローン関連、資産価格の上昇思惑などから不動産関連(ともに、直近レポートで注目済み)も注目されそうです。指数的にも、円高に対する「耐性」ができてきており、大きな崩れはなさそうで、各論相場の色彩を強めていきそうです。


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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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