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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2010/10 | 11
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円高進行と介入警戒で小動きの展開
 7日木曜日の日経平均株価は、6円62銭安の9691円43銭と3日ぶりに反落したものの、TOPIXは1.56ポイント高の846.66と3日続伸して終わりました。出来高概算は、21億9181万株、売買代金は1兆4225億円と、ともに前日比で急減しています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは102、RSIは64、25日線かい離は3.7%と、相場的には一番おいしいところに来ています。また、今日の終値での日経平均25日線は9350円…と、上昇傾向継続中。

★売り買いとも手控えられ小動きの展開
 今日は、米国株が高安まちまちとなったものの、円相場が82円台に円高が進行して帰ってきたことを嫌気。売り先行でスタートしました。円がじわじわ水準を切り上げたものの、介入を警戒して、積極的に売り崩そうという動きは無く、全般的に小動きの展開になりました。一時、明日のオプションSQを控え、売りポジションの踏み上げを狙った先物買いから、9月21日につけた直近高値を上回る場面がありました。ただ、海外でスイスフランが対ドルでの高値を更新するなど、ドルを売り込む動きが強まるとともに、先物にも売り仕掛けが入り始め、昨日、まとまった買戻しを入れた欧州投機筋(商品投資顧問?)が、再び、まとまった売りを入れるなど、先物売りが強まり、日経平均は小幅に反落して終わっています。日経平均の終日値幅は、67円にとどまっており、先物市場の売り崩しに現物市場が抵抗したことが分かります。日経平均はマイナスで終わったものの、騰落状況は値上がり980、値下がり520と、値上がり数が大幅に上回っており、全般が底堅く推移したことが分かります。

★指数の動きをよそに政策関連や売り込み株は堅調
 業種別の騰落状況を見ても、全33業種中、鉱業や海運など国際商品市況に関連した業界、前日に続き日銀の政策変更を受けた不動産などが買われたほか、このところ売り込まれてきた小売や証券、銀行など20業種が上昇。米国のハイテク株の格下げや円高の進行を嫌気し、輸送用機器や電気機器、機械など13業種が売られました。個別にも、政府のエコ住宅補助に関連した三晃金属が値を飛ばすなど、個別の材料株を物色しようという動きも強まっています。個人投資家の買い意欲はじょじょに強まってきたようですが、このところ書いていますように、日銀の大幅な政策変更というサプライズがあったにもかかわらず、投機筋の売りポジションの解消は少しずつしか進んでいないように思われます。

★円高進行で日本株の売りポジションを崩していない投機筋の巻き返しを懸念
 もともと、円高進行によって日本経済が弱含む…というのが売りの根拠でしたので、実際に円高が進行している以上、ポジションの解消はできないというのが本音でしょう。実際、シカゴIMM通貨先物市場のドル売りポジションは、対ユーロで3万枚の増加。対円でも5000枚増加するなど、投機筋がドル売りの手を緩める気配はありません。今日、株式市場の引け後に、円高が進行し82円20銭台をつけたのも、明日からのG7会合を控え介入はないとして、円買いを進めたののでしょう。直近号の、レポートでも、今回のヘッジファンドの攻勢は、運用成果が上がっていないだけに、レバレッジを通常以上にかけており、間単には引き下がらない…と書いてきましたが、どうやら心配していた状況になってきました。

★輸出刺激と財政資金調達の微妙なバランス上にあるドル安
 今日は、外資系証券の1ドル80円説のレポートがでたことが、円買いの要因になっていたようですが、基本はドルの全面安。あまりのドル安に、EUや韓国など輸出に活路を見出そうとしている国が、国際的な通貨調整を主張し始めました。また、ガイトナー米国財務長官も、通貨切り下げ競争に警鐘を鳴らし始めています。米国のドル安政策が、輸出刺激と財政資金調達リスクの間で微妙なバランスを取りながら行われていることは確か。もし、行き過ぎたドル安で、国債消化ができなくなれば、金利が上昇に向かい、景気対策どころではなくなってきます。今日のGLOBEX市場の動きを見る限り、今日のドル全面安に対し、株価の反応は無いようですが、昨日から、インフレに弱いNASDAQ市場がニューヨークダウと異なる動きをしたことには注意が必要です。

 日銀の金融政策の変更については、すでに解説していますが、欧米に続き、日本が通貨供給の増加に参加。中国も輪転機を廻しまくって通貨供給を増やしているのに、日欧米から新たな資金が流入してくる…。世界的な過剰流動性相場が再スタートしそうな感じです。しつこい不動産株やリートの上昇がその走りを思わせます。

★次の関門26週線に近づいた日経平均…下値圧力に勝てるか
 さて、先行きの話はさておいて、日経平均はとりあえず直近高値(9月21日9707円)を抜いてきました以前から書いてきた下降相場最後の戻り高値9807円抜けはまだおあずけ状態ですが、とりあえず第一関門は今日通過したといえます。ただ、当面の上値圧迫線としてきた日経平均の26週移動平均線は9752円に接近。いよいよ大きな関門に直面することになります。下値については、25日線(9350円)13週線(9384円)が上向きに転じて下値を支えていますので、心配はありませんが、当面、狭いレンジの動きに移行するかもしれません。

 あまり指数を見すぎるとつい弱気になってしまいますが、今日の相場を見ても、好取組銘柄や材料株は個別にしっかりした動きをしています。米国でハイテク株への弱気が増えていることは気になりますが、当面、個別の材料株は上値慕いの動きを強めることになりそうです。ヘッジファンドや商品投資顧問の連中が日本株の売りポジションを生かし、さらに攻めに転じてくるか…。45日ルールの期日になる来週末まで、まだ気を緩めることはできないようです。

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資源、素材価格の上昇に支えられニューヨークダウは続伸…NASDAQは格下げ続き反落
 おはようございます。昨日は、食後に、また、ダンピング症状がでてしまい、書き込みができませんでした。一日に6回も食べていると、何かの拍子でおかしくなるようです。会員の方からも親切なアドバイスをいただきますが、何しろ人生始まって以来、初めてのことですから、つい、矩を超えてしまうことがあるようです。今しばらくは、御容赦いただきますように…。

 さて、昨日の米国株は、前日急伸した地合を受け、高寄りしてスタート。ただ、高値警戒感から前日引け値付近でもみ合ううち、週末発表の雇用統計の先行指標となる給与計算サービスADPの全米雇用報告(9月)が発表され、民間企業の雇用者数が市場の増加予想に反し、減少になったことが伝わると、売り物が増加。IMF(国際通貨基金)が、米国の成長率予想を従来の3.3%増から2.6%に大幅下方修正したことも嫌気され、ニューヨークダウは、一時、前日引け値付近まで売られる局面もありました。ただ、この日も金や銅、原油などが上昇したこともあり、素材や資源株が買われたほか、最近のドル安による輸出株の業績増額修正期待も強く、引けにかけ値を戻し、ニューヨークダウは小幅続伸して終わりました。
 ただ、NADSDAQ市場は、最近人気化していたクラウドコンピューティングサービスやデータストレージ関連への投資判断の引き下げがありハイテク株全般が下落したことから、反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億5877万株。騰落状況は、値上がり1399、値下がり1574と、指数の動きとは別に値下がり数が上回っています。

 この日発表されたADP全米雇用報告で民間企業の雇用者数は3万9000人の減少。市場予想の2万4000人増を大幅に下回り、明日夜発表される雇用統計への懸念を強めました。ただ、8月の数字は1万人の減少から、1万人の増加に上方修正されています。これにより、市場は、追加緩和期待が益々高まったものとして、底堅い動きになっています。

 この日は、最近人気化したハイテク関連株が売られたことから、NASDAQが下落しています。一方、ECB(欧州中央銀行)やFRBの市場への資金供給に加え、日銀も通貨供給贈に踏み切ったことから、世界的に過剰流動性相場期待が強まり、国際商品価格が上昇を始めており、一部には、インフレの芽が出はじめた…と見る向きも増えています。以前から、書いているようにインフレの先行指標である国際商品価格の上昇とハイテク株は逆相関で動くアノマリーがありますので、昨日の動きには注意が必要です。昨日の一部ハイテク株の投資判断下げについては、アジア市場の成長鈍化や米国内のストレージ需要の減少など特殊要因が作用していますが、ハイテク株が国際商品の上昇を嫌気しはじめた、とすれば、基調転換にもつながりかねません。また、ガイトナー財務長官やEU首脳から、最近の露骨な通貨切り下げ競争を懸念。国際会議での通貨調整の必要を唱え始めました。極端なドル安は、米国への資金流入を阻害し、財政資金の調達にも支障をきたす一方、ユーロ高のEUは、折角立ち直り始めた景気の腰を折りかねないという状況も生まれ始めています。週末の雇用統計とともに、G7会合にも注目しなければならなくなっています。

 ニューヨークダウは、昨日も指摘しましたように、小幅続伸して終わりました。昨日の安値は今年5月の高値を意識していますし、6月高値、8月高値を結んだ抵抗線(上値抵抗から、下値支持線に変化…)の支持力を試すような動きになっており、当面、このラインを中心にもみ合い、支持力の強さが確認されれば、改めて、4月高値に挑戦する動きになりそうです。目先的にニューヨークダウ優位の展開になるかもしれません。

7日の米国市場
ニューヨークダウ 1万967ドル65セント +22ドル93セント(0.21%)

NASDAQ総合指数  2380.66ポイント -19.17ポイント(0.80%)

S&P500  1159.97ポイント -0.78ポイント (0.07%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9705円 +5円

         (円建て)  9670円 -30円

米国10年もの国債金利 2.3982%  -0.08%

WTI原油  83.26ドル +0.44ドル

GOLD 1349.6ドル +9.3ドル


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、円高を嫌気し、小幅安で帰ってきています。円相場は海外で欧州のソブリンリスク問題(アイルランドの格下げなど)とADP雇用統計の悪化などから、ユーロとドルが綱引きとなり、この影響で円相場は82円75銭まで上昇した後、介入警戒から83円10銭台に軟化したものの、結局、82円90銭の終わり。対ユーロは114円67銭まで上昇後、115円64銭に軟化して終わるなど、波乱含みの相場になりました。国内に帰ってからは、対ドルが82円90銭台、対ユーロが115円50銭台の取引になっています。昨日までに日経平均は300円今日の反発になりましたが終日の値幅を見ると、円相場が高値圏で推移していることから、売りポジションをを一気に手仕舞う動きはなく、売り方も気迷い感を強めているように感じられます。今日は、円相場が82円台での取引になっていることや、米国のハイテク株が総じて売られたことから、軟調な展開が予想されます。米国で債券が急進していることも、投機筋が債券先物買い・株先物売りの仕掛けをしやすくなっています。ただ、国際商品の上昇が顕著になってきただけに、昨日に続き、金関連、資源関連、海運株(円高はマイナスだが…)、資産価格上昇期待の不動産などが注目されます。当面のポイントは9752円付近にある日経平均26週線の下落圧力をどの程度しのげるか…。引き続き、個別色の強い展開に…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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