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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2010/10 | 11
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今日も後場登場の幽霊にやられたが、下値の固さを確認
 13日水曜日の日経平均株価は、14円87銭高の9403円51銭と小反発したものの、TOPIXは1.95ポイント安の822.65と続落して終わっています。出来高概算は18億9023万株、売買代金は1兆3388億円と、ともに低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは93、RSIは42、25日線かい離はマイナス0.3%でした。騰落レシオ、RSIとモメンタム系指数の低下が順調に進んでいます。今日の終値での25日線は9435円。前日の9424円から上げており、上昇傾向を維持しています。

★相場環境は良し…
 今日は、こじっかりの米国株、CME日経平均も小幅高で帰ってきました。また、米国市場の引け後に発表された半導体大手インテルの決算は、第三四半期実績、来期見通しとも市場予想を上回っています。さらに、今日発表された8月の機械受注統計で設備投資の先行指数になる船舶を除く民需の受注額は事前予想の3%増を大幅に上回る10%の増加になるなど、相場環としては良好な部類。これを映し前日下落した分の買戻しなどが入り堅調なスタートになりました。ハイテク株や予想を上回る機械受注を移し、設備投資関連が買われるなどし、日経平均は、一時、9500円台を回復する場面もありました。

★今日も登場した2時ごろの幽霊
 ただ、いつものように午後に入り欧州市場が開くころになると、円買い・株先物売りの仕掛けが入り、相場は崩れ始め、値を消して行きました。今日の反発を期待して、前場中に買ったところも、投機筋の売り仕掛けをみて買いポジションを解消。結局、本日の上げ分をほとんど消してしまう動きになりました。今日の朝も書きましたように、日本国内の投資家に買い向かう姿勢がまったくありませんから、まさに、投機筋の思うとおり…。今日は、新株発行懸念が強い銀行株や金融株、電力株、不動産株など大型物を売り崩し、TOPIXに下落圧力をかけに来ていましたが、昨日も書いた欧州系の証券会社は、昨日、日経平均の先物のほか、TOPIXの先物も大量に売っており、目先、攻撃の矛先を内需型に転じてきた可能性もあります。まさに、やりたい放題です。国内の投資家の投資意欲がこれほど削がれていなければ、投機筋の動きは十分跳ね返せるのですが、証券関係者やマスコミから連日弱気の話を流されたら、とてもじゃないですがファイティングポーズなど取れませんね。

★米国3年債入札は絶不調、今晩の10年債入札も不調だったら…
 今日の朝も書きましたが、昨日行われた米国の3年債入札は散散な結果でした。ドルの先安感があるのに、目減りすることが分かっていて、米国債なんか買えるか…という気分が出てきたのかも知れません。昨日、FOMC議事録で緩和の方向がはっきりしたにもかかわらず、米国債が売られた意味を考えてみる必要がありそうです。今晩は、10年債の入札がありますが、FRBの米国債購入対象にもなっていますので、もしかしたら、海外の投資家は10年債を買いに来るのかもしれません。でも、蓋をあけてみて、これもダメだったら…。今晩の10年債入札の間接入札比率が注目されます。これがだめだったら、明らかにドル安が財政資金調達の障害になりはじめたことになり、米国自体がドル安是正を考えなくてはならなくなります。FOMC議事録でFRBはインフレを容認するような姿勢を明白にしており、債券を逃げ場にすることもできなくなるかも知れません。流れが変わる時期は確実に近づいているのではないでしょうか。

★今日も破れなかった先物9380円の壁
 さて、日本株については、以前から書いているように、上昇中の13週線と下降中の26週線にはさまれた動きに入っています。今日の動きは13週線の下値抵抗を試すような動きでしたが、このところ日経平均先物の下値は9380円どころに集中しており、ここから下を売り崩すことは投機筋にも難しくなっています。今日の先物の安値も9390円と、やはり9380円付近を境に反転し9410円で終わっています。投機筋が売りの対象をTOPIXに変えたのも案外このあたりに関係があるのかもしれません。結局、日経平均は13週線と26週線にはさまれた狭いレンジの相場に追い込まれていきそうです。

★日本と並んで成績不振だった上海総合指数が13週線と26週線のレンジ相場を脱出
 このところ、日本と並んで成績不振と見られてきた上海総合指数は今日、5ヶ月ぶりの高値に出てきていますが、こちらのほうも、高値にでてくるまで約10週間、13週線と26週線の狭いレンジの動きを続け、先週やっと26週線を抜いて持ち合い離れになってきたんです。日本も、同じような流れをたどるものと思われますが、下に下がらないと分かったら個人がでてきて各論相場が展開されることになります。上海市場でも、長期の持合の間に数倍になった内需株が数多くでています。

 ここからは、場のムードに押し流されて、本質を見失わないようにすることが大事です。日銀も物価上昇率1%を明示しましたし、米国もインフレを容認する方針を示しました。どうやら、先進国は協調してインフレ指向を強めてデフレを克服する道を選んだのかもしれません。もしかしたら、債券の時代は終わった…?背後霊に取り付かれた指数なんか重視するのはやめて、当分は、森より木をみる姿勢が望まれます。

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FOMC議事録が救世主となり続伸…3年債入札は最近にない低調ぶり
 おはようございます。

 昨日の米国株は、波乱含みの展開で終わりました。欧州など海外株安や、この日引け後に発表される半導体大手インテルの決算への警戒感が強く、軟調なスタートになりました。また、中国が主力行に対し預金準備率の引き上げを実施したことも嫌気。一時、ニューヨークダウは前日比100ドル近く下落する場面がありました。ただ、この日発表されるFOMC(米公開市場委員会)議事録での追加緩和言及への期待感から押し目買いが増加。公表された議事録で「近いうちに追加的な金融緩和を実施する用意がある…」と示されたことから、引けにかけ上昇。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比9616万株増の9億2217万株。騰落状況は、値上がり1659、値下がり1293でした。

 この日発表された半導体大手インテルの第3・四半期決算は、売上高が111億ドル(市場予想は109億9000万ドル)、EPS0.52ドル(同0.50ドル)と、ともに市場予想を上回りました。また、市場が注目する第4・四半期の売り上げ予想は114億ドル±4億ドルとなり、市場予想の113億2000万ドルを上回りました。半導体大手サムスンの冴えない見通しから警戒感が強まっていただけに、ちょっとしたサプライズになったようです。また、アップルの株価見通しが引き上げらたこともハイテク株人気を刺激しています。さらに、この日は、フランスの化粧品大ロレアルが化粧品製造販売のエイボンプロダクトの買収を計画、また製薬大手ファイザーが同業のキング・ファーマシューティカルを36億ドルで買収するなど、大型のM&Aが伝えられたことも買い気を刺激しました。

 ニューヨークダウは、この日も上昇し、4月高値に着実に接近しています。金融緩和期待だけが株価水準を押し上げている感じですが、ロイター調査では市場による緩和予測は1兆ドル~1兆5000億ドルへと拡大傾向にあり、市場の期待感が先走りすぎているとの見方も増えています。11月に決算を控えているヘッジファンドが買い煽っている。といわれますが、最近の為替、株式とも振幅が小さくなってきており、市場の強気予想とは別にポジションの解消が進んでいる可能性もないとはいえません。あまりにも、市場の方向感が一致しすぎている感じもします。流れが変わる時期は案外早いのではないでしょうか。昨日行われた米国3年債320億ドルの入札は、応札倍率2,95倍(平均3.12倍)、海外投資家などの応札状況をみる間接入札比率は29%(過去平均47.5%)と、いずれも低調な結果になりました。FRBによる長めの国債買い入れがありますから、投資家が長期債にシフトした、という見方もありますが、今晩実施される10年債、明日実施される30年債入札も冴えなかった場合、ドル安に対するFRBの見方が変化してくる可能性もあります。RSIなどテクニカル指標は過去相場が転換した70%以上の水準には余裕がありますので、目先的に協調相場が展開されそうですが、4月高値更新後には警戒が必要…。今晩の10年債入札の内容に注目。

12日の米国市場
ニューヨークダウ 1万1020ドル40セント +10ドル06セント (0.09%)

NASDAQ総合指数  2417.92ポイント +15.59ポイント (0.65%)

S&P500  1169.77ポイント +4.45ポイント (0.38%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9475円 +75円

         (円建て) 9440円  +40円

米国10年もの国債  2.433%  +0.041% ←緩和期待にもかかわらず上昇

WTI原油 81.70ドル -0.51ドル

GOLD 1351.0ドル -3.4ドル


 米国株は大幅下落後、FOMC議事録を続伸して終了。CME日経平均先物も小幅高し、9440円で帰ってきました。円相場は、海外株安やFOMC議事録を受け円買いが増加。海外市場で1ドル81円66銭まで上昇。ほぼ、同水準で終わっています。円は、対ユーロでも買われ、1ユーロ113円80銭と前日水準にくらべ30銭以上の円高になっています。日本に帰ってからは、対ドルが81円80銭台、対ユーロが113円80銭と海外の流れを引き継いだ動きになっています。今日の日本市場は昨日と同様に堅調なスタートが予想されるものの、円が買われやすい地合に変化はなく、投機筋による円買い・株先物売りの仕掛けが入り安くなっています。昨日は、日経平均採用のファーストリテーリングの減益決算が投機筋の先物売り仕掛けのきっかけになりましたが、今日の同社株の動きが注目されます。今週末の45日ルールの期限を控え、ポジション解消の動きも強まると思われますが、昨日から、国内投資家と見られる持ち株の処分売りも散見され、注意が必要です。インテルの好調な決算を受け、昨日売られた半導体株の見直し買いもありそうですが、相場の持続性は円の動向次第…。市場が期待する為替介入も現在のようなじり高では介入効果も上がりづらく、一気に円高が進む局面でないと効果は上げられないものと思われます。しばらくは、投機筋の思惑次第という情けない相場が続きそうです。指数が安定すれば、小型成長株や期日明けの材料株の上げが期待できるのですが…。操作自在の日経平均先物ってなんとかなりませんかね~。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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