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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2010/10 | 11
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ドル反発を受け新興市場株は資金流出におびえ下落…日本は、しっかりの動き
 週明け18日の日経平均株価は1円76銭安の9498円49銭と小反落しましたが、TOPIXは4.14ポイント高の830.52と反発して終わりました。出来高概算は14億7510万株、売買代金は1兆33億円とかろうじて一兆円の大台を維持しています。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは96、RSIは46、25日線かい離はプラス0.2%でした。今日の終値での25日線は9476円と、上昇トレンドを維持しています。テクニカル的には何とか25日線の上昇力に支えてもらっている、という感じですね。

 さて、週末の米国株はニューヨークダウが32ドル近く下落する一方、NASDAQ総合指数が33ポイント上昇するというちぐはぐな動きになりました。NASDAQ総合指数との関連性が高いとして、CME日経平均先物は小幅に上昇して終わっていましたが、週明けの日本株は、米国の動きを受け小反発してスタートしています。今日は、円の先高観を映しTOPIX型の内需型銘柄を中心に買われ、薬品や食品、電気・ガスなどが値上がり上位になりましたが、一方、米国NASDAQ市場の上げを映し、ネット関連などその他サービス業や輸送用機器、精密など輸出関連もしっかりした動きになるなど、焦点の定まらない相場付きでした。

 週末のバーナンキFRB議長の演説で金融緩和の具体策が出なかったことから、為替市場でドル売りを、一旦、手仕舞う動きが増加。ユーロが急落したことを受け、円が上昇。一時、81円10銭付近まで行くと、いつものように欧州筋から日経平均先物に仕掛け的な売りが入り(今日は1350枚の売り)、結局、日経平均はマイナスで終わっています。ただ、騰落状況を見ると、値上がりは1059、値下がりは451と、値上がり数が圧倒的に多く、指数が示すような弱い相場ではなかったことが分かります。まあ、以前から書いていますように、日経平均はしばらくは上昇中の13週線と下落中の26週線にはさまれたレンジ相場の動き…。中国上海市場は同様なパターンから、9週間レンジ相場を続け10週目でレンジ相場を離れてきました。日経平均はまだ、6週目に入ったばかり、まだ、日柄が足りないようですね。

 先週も、バーナンキ演説を受けFRBがインフレ指向を強めていることが透けて見えましたが、債券市場が早速反応し金利が上昇しています。週明けの為替市場では、バーナンキ議長の演説で何も出なかったことから、過熱感の出ていたドル売りポジションを解消する動きでドルが上昇した…とされていますが、市場は、米国の金利上昇を見こしてドルを再評価した…ということはないのでしょうか。ドルがユーロに対して上昇したことで、GLOBEX米国株先物でニューヨークダウは、一時、90ドル近く下落しています。これまでは「ドル安は株高…」としましたが、裏返せば「ドル高は株安…」。今日の夜間取引の動きはこれを地でいく動きになっています。ドル高が一時的なものか、単にテクニカルな買戻しなのかは、まだ判然としませんが、その鍵を握るのが米国債の動き…。先物市場では米国10年債価格はやや上昇(金利は低下)しているようですが、今晩の市場でどう動いてくるかが注目されます。

 今日の中国や韓国、台湾など新興国の株価は、ほぼ、全面安の動きですが、ドル高になると国内に流入していた新が、流出に転じるのではないかと懸念したからだと思われます。どうやら、市場は米国の金利情勢に神経質になってきたようですね。FRBは5000億ドルから1兆ドル規模の国債買い入れを行うと市場は見ているようですが、もしFRBがインフレターゲットを持ち出したら、債券市場はただではすまないのではないでしょうか。GLOBEXのニューヨークダウ安は、ドルの上昇で最近上げていた国際商品価格の下落を予想。資源・エネルギー株が売られることを先行して織り込んでいるかも知れません。まあ、今晩の債券市場の動きと、ドルの反応を見てみましょう。

 ただ、以前から、操作性が高い日経平均はあてにならない…と書いてきましたが、今日は、81円割れ近くに円が上昇しても値上がり数は1000を超えており、指数と相場の実態のかい離が大きくなっています。内需株とハイテク株が混在して買われるというややこしいうごきですが、米国の足元では、クラウドコンピューティングサービスなどウェブ関連が切り返しに入っており、日本の関連企業が安値に放置されていることから、海外から見直し買いが入っているようです。日銀がまだ逃げを打ちながらも政策転換をしたこと、政府も景気対策に重い腰を挙げたことから、海外投資家も日本株の見直し買いを始めたようです。直近レポートでもテクニカル面で現れた数年ぶりの変化を紹介し、転機が近いことを案内しています。

 ここからは、週の移動平均線を重視し、戻り売りと順張りの」区別をして相場に臨むことが大事です。とにかく、今晩の米国債券市場の動きが注目されます。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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