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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2010/10 | 11
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指数的には小動きだが、相場の中味は急激に変化し始めた…
 19日火曜日の日経平均株価は、40円96銭高の9539円45銭と反発、TOPIXは3.21ポイント高の833.73と続伸して終わりました。出来高概算は16億2803万株、売買代金は1兆1144億円と前日比では増加しているものの、エネルギー不足の商状が続いています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは93、RSIは51、25日線かい離は0.5%でした。今日の終値での25日線は9494円と上昇トレンドは継続中。

★売り崩せなくなってきた日本株。需給面の最悪期は通過?
 今日は、米国株高やCME日経平均先物が堅調に帰ってきたものの、海外市場で再びドル安が進行。また、昨日ニューヨーク市場の引け後に発表されたアップルとIBMの決算が予想を上回る良好なものだったものの、すでに織り込み済みとして夜間取引市場で急落したことを嫌気し、小安く始まりました。ただ、GLOBEX米国株先物市場でNASDAQ100が40ポイント近く下落するなど、今晩の米国株の状況が懸念されたものの、総じて堅調を持続したことから、先物市場で買戻しが入るなどし、日経平均は小幅に反発して終わりました。このところ、日本株の売り崩しを継続していた欧州系投機筋は、この日1300枚近くを買い戻しており、売り崩しに対して日本株が抵抗力をつけていることが分かります。この日は、33業種中23業種が上昇。米国の動きを受けて銀行株が買われたほか陸運や電気ガスなど内需系が上位にきていました。また、円相場の安定を受け、電気や機械なども上位にくるなど、内需外需が混在する展開になっています。

 日経平均は、以前から書いていますように、13週線(上昇)と26週線(下落)の間に挟まれ小動きに終始しています。先物筋も、最近の相場の底堅さから積極的に仕掛ける動きは乏しく、先物市場の出来高は減少傾向にあります。すでに先週末にTOPIXの4月高値期日を通過したほか、海外ヘッジファンドの解約45日前ルールの期限も通過。売り圧迫が薄れつつあることが相場の底堅さにつながっているようです。今週末のG20蔵相中央銀行総裁会議を控えてのことか、海外から通貨安定の要望が強まっているほか、米国のドル安への批判も強まっており、為替相場全般も方向感を見失った状態になりつつあります。

★為替市場ではドル安を是正するような材料が出始める
 今日も、英国の経済紙が「海外からの資金還流に対する免税をオバマ政権に要望した…」(政権は拒否)とドル高につながる材料がでたほか、ガイトナー財務長官が「米国はドル安を指向していない」と発言。ドルが買われる場面もありました。週末のG20 を意識したリップサービスの側面もありますが、来週以降、また財政資金調達がありますから、これを円滑に進めるための発言と見れないこともありません。まあ、ドル安にして輸出景気を煽りたいものの、ドル安が行き過ぎて財政資金調達に支障をきたして(前週実施した660億ドルの国債入札は不調に終わった)は、何にもならないということでしょう。ちょっとさじ加減が難しくなってきたようですね。このあたりが円高が進みそうで進まない原因ではないでしょうか。

★米国債券市場は戸惑いの段階に
 米国の債券市場も、先週の国債入札結果やバーナンキFRB議長の調整インフレ示唆などを受け、気迷い感を強めています。昨日は、鉱工業生産指数(9月)が一年三ヶ月ぶりにマイナスになったことから、追加緩和必至として、債券が買われ金利が低下。これがドル安につながったのですが、債券市場の一方的な緩和期待に、インフレ懸念が水を差し始めたことから、気迷い感を強め始めたことは確かでしょう。これから、11月はじめのFOMCにかけ、理事の講演や発言が報じられてきますが、その中から市場が何を嗅ぎ分けるか…。バーナンキ議長としては、債券市場から株式市場への資金を誘導し企業の投資やM&A を活発化させ、あわよくば資産効果により個人消費まで刺激したいと思っているかもしれません。ただ、この場合、金利が上昇しますので、はたしてこれまでどおりドル安が続くかは疑問ですが…。

★長期の目標は目標…短期的には相場の息継ぎが必要に
 米国の市場に大きな変化の兆しが出てきたことは確かだと思われます。多くのアナリストが予想するように、米国ダメ経済はいずれ65円とか50円をつけに行くんでしょう。ただ、ユーロ危機によるドル上昇が一服した4月からすでにドル安傾向は半年を経過。そろそろ、相場にも息継ぎが必要なところにきていることも確かでしょう。市場が反対方向に向くのなら、今までの市場環境が逆風になっていた日本市場には「順風」が吹くことになります。裁定取引や投機筋という背後霊がついた指数にこだわる人には分からないでしょうが、これまでもたもたしていた主力株の中にも、最後の頭押さえラインだった52週線を上回り押し目買いに入ってきたものが増えています。商社、不動産、建機、機械などのほか、13週、26週、52週とも上向きに転じ、上昇トレンドに復帰している個別銘柄もじょじょに数を増しています。すでに、日本市場内でも変化が始まっていることを認識すべきでしょう。ファンダメンタルとは関係無しに動く指数を見ていたら相場の実態は分かりません。

★上海市場は3000ポイントの大台乗せえ終了
 まだ、流れの変化始まったばかりで、また、元の流れに押し戻されるリスクもないではありませんが、そろそろ、日本株に期待感を持っても良いと思いますよ。先日から、日本と同じダメ市場と見られていた上海市場は今日は3000ポイントの大台に乗せて終わってきました。中国の内需銘柄を狙って見ると面白いですよと先日書きましたが、やはり早かったですね。まあ、一度、上海総合指数の週足チャートと日経平均の週足チャートを比較してみてください。あとは、日柄だけだということが良く分かりますよ。

 まあ、焦らず構えてみていきましよう。ここからは週足移動平均線を重視。方向感や目標値をしっかり把握して相場に望むことが大事です。これまで、相場観がまったく通用しなかった株式レポートの注目株もようやく成果が上がるようになってきました。もしかしたら、エスカレーターが動きはじめたのかも…。

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景気指標の悪化で金融緩和期待拡大し株価は上昇。4月高値に接近…
 おはようございます。

 昨日の米国株は、9月鉱工業生産指数が1年3ヶ月振りに前月比マイナスになったことから、様子見気分を強め、前週末水準でスタートしました。ただ、景気指標の悪化はFRBの量的金融緩和規模の拡大につながるとして押し目買いが増加。また、前週売られた債券の買戻しが増加し長期金利が低下したことを受け、ドルが軟化。ドルインデックスが下落したことから、買い安心感が広がり上げ幅を拡大しています。さらに、この日は大手銀行シティが決算を発表。不良債券の引当金の減少から3四半期連続の黒字を計上。市場予想を上回ったことも好感され、このところ不正差し押さえ問題で売られていた金融株先般の見直し買いにつながりました。引け後に決算発表を予定しているアップルへの期待感もあり引けにかけ上げ幅を拡大。結局、ニューヨークダウは反発、NASDAQ総合指数、S&P500はともに続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比4億2093万株減の9億9506万株、騰落状況は値上がり1995、値下がり1021。

 引け後に発表されたアップルの第4四半期決算は、売上高203億4000万ドル(市場予想189億3000万ドル)、EPS4.64ドル(同4.08ドル)と売り上げ、利益とも市場予想を上回りました。ただ、鳴り物入りで発売された「i Pad」の売り上げ台数が市場予想の470万台を大幅に下回る419万台だったことや、粗利益率が市場予想の38.1%を下、回る36.9%に終わったことに失望する動きもあります。また、同様に引け後に発表されたIBMの第3四半期決算は、売上高243億ドル(市場予想241億ドル)になったほか、純利益は36億ドル(EPS2.82ドル)となり、市場予想のEPS2.75ドルを上回りました。通期見通しのEPSは従来の11.25ドルから11.40ドルに引き上げています。

 ニューヨークダウは、金融緩和期待や好調な企業決算から反発。引け値ベースで最近の高値を更新。また一歩4月高値に近づいてきました。相変わらず、金融緩和期待が市場を支配していますが、債券市場では、FRBの調整インフレ指向と追加緩和期待がせめぎあう動きが始まっています。当面は、金融緩和期待と好調な企業決算が4月高値更新のエネルギーになりそうですが、11月の2日、3日のFOMCでの国債買い入れ額によっては材料で尽くし感がでることも懸念されます。とにかく、これまで、金利低下一辺倒できた債券市場に、インフレという金利上昇要因がインプットされたことは、今後流れを買える大きな要因になりそうです。

米国市場動向
ニューヨークダウ  1万1143ドル69セント +80ドル91セント(0.73%)

NASDAQ総合指数 2480.66ポイント +11.89ポイント (0.48%)

S&P500  1184.71ポイント +8.52ポイント (0.72%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9545円 +55円

         (円建て) 9530円  +40円

米国10年もの国債金利 2.515%  -0.052%

WTI原油  83.01ドル +1.83ドル

GOLD 1370.4ドル +0.1ドル


米国株は上昇。CME日経平均先物も小幅上昇して帰ってきました。為替市場では、昨日海外市場でドルが買われたものの、米国市場に帰り、株価の上昇、金利の低下を受けドルは他の通貨に対し、やや軟化して終わっています。ただ、対円では81円20銭台で膠着した動きになっています。昨日急落したユーロの対円相場は113円20銭台に戻しています。今日の日本株は円高懸念がのこるものの、海外要因から総じて堅調に推移しそうです。評価は分かれるものの、アップル、IBMの決算が市場予想を上回り、米国ハイテク市場が堅調に推移していることを確認。このところ続いているウェブ関連の見直し買いが今日も続きそうです。ただ、昨日も書きましたように、後場に入ってからの海外からの「円買い・株先物売り」の売り仕掛け(規模は縮小)が続いていることから、指数的には波乱があるかも知れません。昨日のドル高で売られた商社、海運、資源の見直し買いがはいるか?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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