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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2010/10 | 11
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今日も先物主導で小動きに…現物市場は円高の影におびえて閑散状態
26日火曜日の日経平均株価は、23円78銭安9277円38銭、TOPIXは3.29ポイント安の817.94と、ともに小幅続落して終わりました。出来高概算は15億4000万株、売買代金は814億円と、出来高はやや増加したものの、薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは80、RSIは43、25日線かい離は、マイナス1.3%でした。今日の終値での25日線は9497円。前日から5円下落しており、25日線の下方圧力が増加しています。

 今日の日本株は海外株高を背景にしっかりに始まったものの、円相場が80円台の円高水準で推移したことから手控え気分が強まり、前日引け値付近で推移しました。後場に入り、アップルによるソニーのゲーム部門買収の噂が海外ネットで流されたことから、ソニーが急伸するとともに、先物市場にも買いが入り、一時、日経平均は50円以上上昇しました。ただ、引けにかけては話の信憑性に疑問がでて、ポジション解消の先物売が増加。好例の欧州からの先物売り(?)も加わり、先物が下落。これによる裁定解消売りもでたことから、現物市場も影響を受け、軟調な終わりとなりました。今日の動きを見ると、常識的に考えてもおかしい話に敢て買いで対処するなど、相場全般には売り飽き気分が強くなっているようです。

 今日は、ドル下落を受けた資源高から、石油・石炭製品、鉱業などが値上がり上位にくるなど、7業種が上昇。しかし、大半の26業種が値下がりしていました。指数的には小動きに推移しているものの、今日も新安値銘柄数が170をこえるなど、信用の見切売りや先安を見越したキャッシュポジションの上げが増えているようです。現物市場の参加者が減少していることから、ますます、先物の影響が強まっており、先物の動きとつながった裁定取引だけが現物市場を動かしているかのようです。まだ、市場のムードは弱気の段階で、買いのサインである「総弱気」までにはいたっていませんが、機関投資家などの動きをみていると敢て買わない理由を探しているような感じをうけますので、きっかけ次第では、流れが変わる段階にきているのではないでしょうか。

 今週は米国債の動向が注目されるとしましたが、昨日は、5年ものインフレ連動債100億ドルの入札がありました。落札金利はなんとマイナス…。金利を支払って買っても、5年後にはインフレが起き、今以上の金利がついているとの読みがあるのでしょう。市場は、FRBのリフレ政策を読みきったようです。今晩は2年債の入札が始まりますが、ドルの先安感がある時に海外投資家が目減り覚悟で米国債を買うかどうか…。結果によっては、一段と債券利回りが上昇。日米金利差の拡大を受け、ドル高に転換しないとも限りません。昨日も書きましたように、為替の先物市場やオプション市場には短期投資家のドル売りポジションが積み上がっており、皆がドル高転換のリスクにさらされています。市場のセンチメントとしては、流れが変わりやすいところにあることはたしか…。次回、FOMCでインフレターゲット的な政策が打ち出されたら債券市場は一気に金利上昇のリスクにさらされることになります。また、これに先立って行われる日銀の政策委員会だって、FRBが5000億ドル(40兆円)以上の追加的な緩和が予想されているときに、たかが5兆円では円高もデフレも止めることはできず、さらに踏み込むことも考えられないではありません。

 いま、円は81円台に下落して取引されていますが、スエーデンが利上げを実施したことや、ドイツの消費者信頼感指数が2年半振りの高水準になったことからユーロが対ドルで上昇。これに引っ張られる格好で円が下落しているようです。以前から書いているように、ドルとユーロは円を支点にして動いており、どちらかが動いても円自体の振幅は小さくなっており、やはり、日本から材料がでて、投機筋のもつ円買いポジションを投げさせることが必要です。その意味では28日の日銀政策委員会は注目されるかも知れません。

 とにかく、流れが変わる時期は近いように思います。やはり流れは、米国のウエブ業界の変革関連と新興国の社会インフラ整備関連…。特にハイテク業界では、パソコンがスマートホンや携帯端末に置き換わり、携帯性を高めるための薄型化は記憶装置のフロッピーディスクドライブからフラッシュメモリーへの転換を促し始めています。また、企業のコスト削減の動きはクラウドコンピューティングサービスの利用を促すなど、新たな動きが始まっています。また、中国の人件費の高騰は、製造工場へのロボット導入など新たな生産設備の導入も促してきます。今回の決算発表をみても、資本財の輸出企業は円高にもかかわらず増益決算を計上しています。
 
 新興国の社会インフラ整備は、中国の先進国の資本と技術を導入するという成長モデルを模倣しており、日本からの資本財輸出はそう簡単に落ち込むものではないものとおもわれます。ちょっと、日本の投資家自体が日本経済の強さを見くびっているのではないでしょうか。そろそろ、強気になる準備をしておいた方がよさそうです。来年の7赤金星はハイテク株が人気化するみたいですよ。今週の米国債入札、週末の日銀政策決定会合、来月はじめのFOMC…どこかで、これまでの見通しと違う動きがでたら、流れが一気に変わる可能性も…。相場は民が一方向にポジションを傾けたときが転換点になりやすいことは確か。

 目先は、鳴りを潜めている欧州投機筋の動向がポイント。昨日も小口ながらTOPIX型先物を売り越していました。

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ドル安持続を好感して急伸するも、ドルの下落幅縮小でニューヨークダウは安値圏で引け
 おはようございます。

 G20会合を受けた昨日の米国株は、荒れ模様の展開になりました。G20 で為替安定の具体策で合意が見られなかったことから、先週に続きドルが売られたことを好感。原油など国際商品が上昇したことを受け資源・エネルギー株が上昇し、高寄りしてスタートしました。また、この日発表された中古住宅販売(9月)が市場予想を大幅に上回ったこともあり、ほぼ全面高症状となって、ニューヨークダウは、一時、高値1万1247ドルと先週つけた戻り高値を更新する場面もありました。ただ、今晩からはじまる国債入札を懸念し10年債金利が上昇するとともに、ドルが下落幅を縮小。指数も上げ幅を圧縮していきました。結局、主力3指数とも高く終わったものの、ニューヨークダウはこの日の安値圏で終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2億3304万株増の10億520万株。騰落状況は値上がり1793、値下がり1181でした。

 この日は、資源価格の上昇を映し、アルミ大手アルコアなど素材株や資源関連株が上昇。自動車や同部品株も堅調に推移しました。個別ではゴールドマンザックスが推奨株リストに加えたシティグループが高かったほか、赤字から黒字決算に移行した文具大手オフィスデポが上昇。また、投資ファンドの買収観測が高まった光ファイバーメーカーコムスコープやデジタル処理機器メーカーのアプライドシグナルテクノロジーが身売りの準備を進めているとして上昇するなど、引き続きM&A人気が続いています。一方、FRBのバーナンキ議長が、住宅差し押さえでの手続き不備に関して、調査し報告する…としたことから、シティを除く主力行や各種金融が下落しています。

 ニューヨークダウは、ドル安が持続したことを好感し、先週木曜日につけたザラ場の戻り高値を更新。強気相場が続いています。ただ、4月26日につけたザラ場の戻り高値1万1308ドルに接近したことから高値警戒感も強まっています。それだけ、悪材料に敏感になりますが、この日は、今晩から始まる国債入札を意識して10年債金利が上昇。これを受け、一時、76.71ポイントまで低下していたドルインデックスが、77.14まで下落幅を圧縮したことから、株価の上げ幅も縮小しています。今晩の入札は2年債でFRBの国債買取対象になることから、応札は順調に行くものと思われますが、ドル安観測が強い中海外からの応札状況がどうなるか焦点になります。FOMCでの追加金融緩和の買取方法やインフレターゲットの導入など債券市場に影響を与える事象も多く、金利上昇が為替に与える影響も考慮しなくてはいけない段階に入ってきたように思われます。

25日の米国市場動向
ニューヨークダウ 1万1164ドル05セント +31.49ドル (0.28%)

NASDAQ総合指数 2490.85ポイント  +11.46ポイント (0.46%)

S&P500  1185.62ポイント +2.54ポイント (0.21%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9400円 -30円

        (円建て) 9385円 -45円

米国10年もの国債金利  2.567% +0.006%


WTI原油 82.37ドル  +0.65ドル

GOLD 1340.6ドル +15.5ドル 


 米国株は上伸したものの、CME日経平均先物は米株高にもかかわらず、小幅に軟化して帰ってきました。円相場は、欧州市場で円買いが進んだものの、米国に入り、中古住宅販売の好調や国債金利(10年債)の上昇からドルが買いなおされ、対ドルが80円80銭台に軟化したものの、対ユーロがドルユーロも関係で112円54銭に上昇。相変わらず、円をはさんだシーソーゲームが続いています。国内に入ってからは対ドルが80円80銭をはさんだ動き、対ユーロが112円60銭台と海外の流れを受けた始まりになっています。今日の日本株は、引き続き円相場を気にした展開になりそうです。昨日のCME市場では米国株が急伸したにもかかわらず、安値9325円まで売り込まれていることも懸念材料。前場中は、金や原油など国際商品価格の上昇を受け、商社や海運、資源などが堅調に推移しそうですが、後場に入っての欧州からの円買い・株先物売りが警戒されます。大量の売りポジションを持っている投機筋はこのところ動いていないようですが、売りコストを下回ってくると再び売り攻勢をかける懸念もあります。依然、裁定買い残が高水準にあるだけに、この投機筋の動きが懸念されます。しかし、何か好材料がでてくると、一斉に踏み上げるだけに、流れが急変する可能性も捨て切れません。当面、業績発表を受けた個別株の日計り商いでつなぐしかないか…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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