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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2010/12 | 01
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「掉尾の一振」の14連勝へ向け驀進中…ところで、まな板の上の魚は大鯛それともイワシ?
 おつかれさまでした。

 27日月曜日の日本株動向
 日経平均株価:1万355円99銭 +76円80銭   日経平均先物:1万350円

 TOPIX:904.68ポイント +3.02ポイント  騰落状況:値上がり808、値下がり672

 出来高概算:12億5619万株  売買代金:8320億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:129   RSI;62

 25日線かい離: +1.6%   日経平均25日線:1万193円(前週末比14円上昇)  
 

★上海の高よりに安心
 今日の日本株は、休日前の海外市場で円が高くなったことや、中国人民銀行がクリスマスプレゼントで利上げを実施したことの影響を見極めたいとのムードが強かったものの、寄付き前に海外投資家から1000万株を超える買いが入った事を好感。高よりしてスタートしました。来年の海外の景況見通しを踏まえ、輸出関連株などに幅広く買いものが入ったほか、増配を発表したキャノンなど個別の材料株や割安株を買う動きも広がり日経平均は終日1万300円大台での推移となりました。また、利上げの影響が懸念された中国・上海市場が高く始まった事も安心感を誘つていたようです。証券会社などでは、過去13年にわたり、大納会のある最終週の勝率が100%を超えていることを訴え個人投資家を市場に呼び戻そうとしているようですが、出来高や、売買代金に見られるように盛り上がりを欠いており、「掉尾の一振」も大きな魚ではなく、小あじかいわしの一振になりそうな予感もします。それにしても、まだ、メジャーSQの長大陰線を抜けられないか。

★外人買いはドレッシングの意味合いもありか
 本日は、このところ海外企業との事業再編が目立つハイテク株に人気が集まり、東芝や日立などが大商いになりました。輸出企業を中心に買われ、全33業種中、値下がり(横ばいも含む)したのは、不動産や空運など5業種のみという強さでした。ただ、先週の休み前に、ユーロ問題国への格下げ懸念や米国投資家のポジション調整から、円高が進んでおり、今日の海外からの買いや、場中に入ったTOPIX30への買いは、期末の評価上げを狙ったドレッシングが含まれていることも頭に入れておいた方がよさそうです。まあ、頑張って14年連続プラスに挑戦してみてください。さて、問題は中国の利上げですが、GLOBEXの米国株は終日マイナス圏で推移していたようです。今週から、総額990億ドルの財政資金調達があり、これを懸念し、休み前の10年もの国債金利が跳ね上がっており、入札を懸念した動きもあるようです。

★織り込み済みだったとは、いかなかった中国の利上げ
 ただ、中国の利上げについては、翌日物金利が週初めの2.103%から、週末には4.218%と短期簡に倍に跳ね上がっていましたから、利上げが近いことはほぼ予想されていました。株式レポートでも年内に0.25%の利上げはある…と、以前から予想していましたので。今回の措置そのものには意外性はありません。恐らく、当の上海市場も同じように受け取って、買いが先行したんでしょう。

 ただ、終わって見れば、上海市場は1.8%を越える下落となり、節値の2800ポイントも割り込んでしまいました。昨日、発行したレポートで懸念したとおおりになってしまいました。今回の消費者物価(CPI)上昇の主因は食料価格の11%台の上昇。一番国民の不満が溜りやすい項目ですから、政府は食料の増産を進めるとともに、食品会社などへ価格の抑制を要請。原材料価格と販売価格が逆ザヤになり製造を減らす企業も増えているといいます。また、悪いことに、来年2月3日から中国の正月「春節」が始まります。そのときまでに食料価格が沈静化しなければ、1月中に複数回の利上げが実施されても不思議ではありません。昨日の、レポートで懸念したのは、果たしてそこまで市場は織り込んでいるのか…ということです。前回の引き締めでは9回連続で行われたといいますが、今回は、中国経済が一段と拡大のスピードを上げており、借入金を増やして事業の拡大を図ったり、値上がりを見越して不動産の買いだめを実施しているところも多く、引き締め期間が長引くと、破たんする企業もでてきません。政府の目線は、国民生活の安定による社会不安の増加を防ぐことにあり、今回は、オーバーキル(引き締め過ぎ)寸前まで行くかも知れません。成長企業の特徴で、借入金過多で財務体質の弱い企業も多く、中国株投資に当たっては財務体質の調査が重要になりそうです。まあ、考えすぎであることを期待しておき増しよう。

★米国も気になるのは金利
 また、金利面では米国も同様…。休日前の10年もの国債金利は3.4%近くまで跳ね上がっています。本来なら、対円でドル高が進んだはずですが、休日前のポジション調整で大口のドルロング(買い)ポジションの手仕舞いがあり、円高で終わっています。この、金利上昇の原因が、今晩から始まる2年・5年・7年の総額990億ドルの入札。このところ、入札倍率が低下したり、海外の政府や投資家の取得状況を示す間接比率は低下気味にあり、結果によっては、金利が一段と上昇する原因になるかもしれません。このあたりも気になるところです。まあ、「掉尾の一振」もいいですが、海外の方に目配りしなければならないことはたくさんありますので、気をつけてください。そのうち「株を枕に年越しを…」なんてい始めるでしょうが、高みに上り詰めてはしごをはずされた株を枕に年を越しても、ちっとも気持ちは良くないはずです。

★株を枕に年を越せるものはたくさんある
 さて、11月21日号のレポートから注目を始めた三菱ケミカルホールディングスですが、今日は、同じくイーグル工業と並んで新高値を更新してきました。470円台からですから、そろそろ100近く抜いてきます。今期予想EPS56円に比べた割安感もありましたが、いち早く、三菱レーヨンや三菱樹脂を完全子会社化。事業の再編を行い高採算部門に選択と集中を実施。最近では、「リチウムイオン電池の電解質から正極、負極の供給などの供給によりシェア20%を獲得する」と日経で伝えられています。ただ、選択と集中の結果が出てくるのは、これからが本番。来期の予想EPSは77円に拡大する見通しで、三菱電機や東芝が、選択と集中をいち早く実施して高収益企業に代わったのと同じ道を歩んでいます。原油価格の高騰など不安材料はありますが、高付加価値素材の供給メーカーとして価格支配力を持てば問題なし。まだ、まだ評価不足。相場のスタートが昨年11月というのも魅力ですね。新聞は、日本は「ダメだダメだ」、今日に至っては「韓国を見習え…」と書いていますが、ウォン安に頼り、海外では、コンプライアンスを無視した事業展開も多いといいます。世界の国が、今、モンゴルに注目して進出しているといいますが、韓国と、中国が変なビジネス作法(敢て書きませんが)を植えつけて、ビジネスがやりにくくなっているという話も聞きます。

 製品の欠品率が低く、納期を確実に守る…という日本流のビジネスモデルが見直されているとも言います。何故、日本のパーツへの依存が高いか…?日本人はもう少し自分の国の力を見直して見る必要があるのではないでしょうか。少なくともどこかの国々に比べると、コンプライアンスの輸出だけは負けないと思いますが…。

 まだまだ、レポート銘柄は上昇中ですが、関心はもう来年のこと…会員の方には、昨日レポート配信時の案内文に、来年一年間の月別高安予想を書いてきましたので、再度見直しておいてください。市場の予想とは、ずいぶん違う結果になっています。ただ、心配なのは、九星でも十干十二支でも、わけの分からないことをやっていると「死人が出る」と物騒な卦がでているようですが…。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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